JPH07162927A - 選択呼出受信機 - Google Patents
選択呼出受信機Info
- Publication number
- JPH07162927A JPH07162927A JP5304290A JP30429093A JPH07162927A JP H07162927 A JPH07162927 A JP H07162927A JP 5304290 A JP5304290 A JP 5304290A JP 30429093 A JP30429093 A JP 30429093A JP H07162927 A JPH07162927 A JP H07162927A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- message
- receiving
- signal
- selective call
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 選択呼出受信機の回路を少ない集積回路で構
成し、無電源状態で記憶回路に保持されるデータの書き
込み・読み出しを可能として、選択呼出受信機の小型化
とコストダウンを可能にする。。 【構成】 選択呼出信号を受信し、使用者にメッセージ
を表示する選択呼出受信機において、受信回路、復号回
路、制御回路、記憶回路、表示回路、スイッチ回路を具
備する。 【効果】 記憶回路にワンタイムＰＲＯＭを用いて、更
に他の回路と共に１チップの集積回路とすることで、選
択呼出受信機の小型化とコストダウンが可能になる。
成し、無電源状態で記憶回路に保持されるデータの書き
込み・読み出しを可能として、選択呼出受信機の小型化
とコストダウンを可能にする。。 【構成】 選択呼出信号を受信し、使用者にメッセージ
を表示する選択呼出受信機において、受信回路、復号回
路、制御回路、記憶回路、表示回路、スイッチ回路を具
備する。 【効果】 記憶回路にワンタイムＰＲＯＭを用いて、更
に他の回路と共に１チップの集積回路とすることで、選
択呼出受信機の小型化とコストダウンが可能になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は選択呼出受信機のＩＣ構
成方法及び記憶回路のデータ管理方式に関する。
成方法及び記憶回路のデータ管理方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の選択呼出受信機における回路構成
を図２の従来例に示す。１１は送信機より送信された電
波信号を受信するためのアンテナである。アンテナで受
信された信号は１２の受信回路を経て１３の復号回路で
デジタル信号に変換される。このデジタル信号は１４の
制御回路においてメッセージとして認識され１５の液晶
表示装置によるメッセージの表示や１７の報知装置であ
るブザーによる報音で使用者にメッセージが着信したこ
とを知らせる。また、１８の電池が消耗した時あるいは
電池の交換時における無電源状態で個体識別番号などの
データを保持する回路が１６の記憶回路である。記憶回
路に保持されたメッセージを液晶表示装置に表示した
り、制御回路の動作状態を切り替えるには１９のスイッ
チ回路を用いる。受信回路、復号回路、制御回路、記憶
回路は、通常各々別々のＩＣを用いて構成され、記憶回
路にはＥＥＰＲＯＭが用いられる。
を図２の従来例に示す。１１は送信機より送信された電
波信号を受信するためのアンテナである。アンテナで受
信された信号は１２の受信回路を経て１３の復号回路で
デジタル信号に変換される。このデジタル信号は１４の
制御回路においてメッセージとして認識され１５の液晶
表示装置によるメッセージの表示や１７の報知装置であ
るブザーによる報音で使用者にメッセージが着信したこ
とを知らせる。また、１８の電池が消耗した時あるいは
電池の交換時における無電源状態で個体識別番号などの
データを保持する回路が１６の記憶回路である。記憶回
路に保持されたメッセージを液晶表示装置に表示した
り、制御回路の動作状態を切り替えるには１９のスイッ
チ回路を用いる。受信回路、復号回路、制御回路、記憶
回路は、通常各々別々のＩＣを用いて構成され、記憶回
路にはＥＥＰＲＯＭが用いられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の選択呼出受信機
においては電池消耗時または電池交換時に個別識別番号
や受信メッセージを記憶させておくために用いる記憶回
路としてＥＥＰＲＯＭを使用していた。このＥＥＰＲＯ
Ｍは制御回路を構成するＩＣとは半導体製造工程が異な
るため、制御回路とは独立したＩＣで構成する必要があ
った。従って、ＥＥＰＲＯＭの記憶容量が少量であって
も制御回路とは独立の構成とするために製造単価の低
減、選択呼出受信機の小型化の妨げになるという問題点
を有していた。そこで本発明は、このような問題点を解
決するためにＥＥＰＲＯＭよりも半導体製造工程の簡単
なワンタイムＰＲＯＭを代わりに用いて、制御回路と記
憶回路を１つのＩＣで構成するもので、その目的とする
ところは選択呼出受信機の小型化及びコストダウンをは
かることにある。
においては電池消耗時または電池交換時に個別識別番号
や受信メッセージを記憶させておくために用いる記憶回
路としてＥＥＰＲＯＭを使用していた。このＥＥＰＲＯ
Ｍは制御回路を構成するＩＣとは半導体製造工程が異な
るため、制御回路とは独立したＩＣで構成する必要があ
った。従って、ＥＥＰＲＯＭの記憶容量が少量であって
も制御回路とは独立の構成とするために製造単価の低
減、選択呼出受信機の小型化の妨げになるという問題点
を有していた。そこで本発明は、このような問題点を解
決するためにＥＥＰＲＯＭよりも半導体製造工程の簡単
なワンタイムＰＲＯＭを代わりに用いて、制御回路と記
憶回路を１つのＩＣで構成するもので、その目的とする
ところは選択呼出受信機の小型化及びコストダウンをは
かることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】ａ）選択呼出信号を受信
し、使用者にメッセージを表示する選択呼出受信機にお
いて ｂ）送信機より送信された電波信号を受信するための受
信回路 ｃ）前記受信回路からの信号をデジタル信号に復号する
ための復号回路 ｄ）前記受信回路及び復号回路を制御するための制御回
路 ｅ）メッセージ信号及び個体識別番号を保持するため記
憶回路 ｆ）メッセージ信号を表示するための表示回路 ｇ）前記表示回路の表示や前記制御回路の動作状態を切
り替えるためのスイッチ回路を具備し、前記記憶回路と
制御回路を１つの集積回路で構成したことを特徴とし、
さらに ａ）選択呼出信号を受信し、使用者にメッセージを表示
する選択呼出受信機において ｂ）送信機より送信された電波信号を受信するための受
信回路 ｃ）前記受信回路からの信号をデジタル信号に復号する
ための復号回路 ｄ）前記受信回路及び復号回路を制御するための制御回
路 ｅ）メッセージ信号及び個体識別番号を保持するため記
憶回路 ｆ）メッセージ信号を表示するための表示回路 ｇ）前記表示回路の表示や前記制御回路の動作状態を切
り替えるためのスイッチ回路を具備し、前記記憶回路を
同一のエリアに１回のみ書き込み可能としたワンタイム
ＰＲＯＭで構成したことを特徴とする。
し、使用者にメッセージを表示する選択呼出受信機にお
いて ｂ）送信機より送信された電波信号を受信するための受
信回路 ｃ）前記受信回路からの信号をデジタル信号に復号する
ための復号回路 ｄ）前記受信回路及び復号回路を制御するための制御回
路 ｅ）メッセージ信号及び個体識別番号を保持するため記
憶回路 ｆ）メッセージ信号を表示するための表示回路 ｇ）前記表示回路の表示や前記制御回路の動作状態を切
り替えるためのスイッチ回路を具備し、前記記憶回路と
制御回路を１つの集積回路で構成したことを特徴とし、
さらに ａ）選択呼出信号を受信し、使用者にメッセージを表示
する選択呼出受信機において ｂ）送信機より送信された電波信号を受信するための受
信回路 ｃ）前記受信回路からの信号をデジタル信号に復号する
ための復号回路 ｄ）前記受信回路及び復号回路を制御するための制御回
路 ｅ）メッセージ信号及び個体識別番号を保持するため記
憶回路 ｆ）メッセージ信号を表示するための表示回路 ｇ）前記表示回路の表示や前記制御回路の動作状態を切
り替えるためのスイッチ回路を具備し、前記記憶回路を
同一のエリアに１回のみ書き込み可能としたワンタイム
ＰＲＯＭで構成したことを特徴とする。
【０００５】
【実施例】図１に本発明の選択呼出受信機の構成図を示
す。１は送信機より送信された電波信号を受信するため
のアンテナである。１のアンテナで受信された信号は２
の受信回路を通して３の復号回路であるデコーダでデジ
タル信号に変換される。このデジタル信号は４の制御回
路であるＣＰＵでメッセージとして認識され、５の表示
回路である液晶表示装置（ＬＣＤ）で表示されるととも
に７の報知手段であるブザーによって使用者にメッセー
ジが着信したことを知らせる。また６の記憶回路である
ワンタイムＰＲＯＭには、メッセージが自分宛に来たも
のかどうかの識別をするために必要となる個体識別番号
と受信メッセージが保持され、これらのデータは８の電
池が消耗した時や電池交換時などの無電源状態において
も内容が消えることはない。この選択呼出受信機ではＣ
ＰＵとワンタイムＰＲＯＭは１チップのＩＣで構成され
る。また場合によってはこれらにデコーダも含まれる構
成となる。ワンタイムＰＲＯＭを用いて保持されるデー
タがどのように管理されるかを以下説明する。図３に本
発明で用いられるワンタイムＰＲＯＭのメモリ構成図を
示す。２０はデータの格納番地を示すアドレス、２１は
データエリア、２２は該当するアドレスにおいて既にデ
ータが書き込まているか否かを示すフラグエリアであ
る。ワンタイムＰＲＯＭにおいては同一エリアにおける
データの書き込みは１回のみであるため、別のデータを
保持する必要が生じた時は、常に新しいデータエリアに
データを書き込まなければならない。従って、内容を書
き換える必要の無いデータはアドレスをあらかじめ決め
ておく。図４にワンタイムＰＲＯＭにおいて、アドレス
０のデータエリアに個体識別番号、アドレス１とアドレ
ス２のデータエリアに受信メッセージが書き込まれてい
る場合を示す。アドレス０のデータは、内容を書き換え
ることの無いデータである。このとき各々のアドレスに
対応するフラグは書き込み可を０、書き込み不可を１と
してアドレス０とアドレス１、アドレス２が共に１、ア
ドレス３以降が０となっている。無電源状態の後に電源
が再投入された場合、ＣＰＵは自分の個体識別番号を確
認するためにあらかじめ個体識別番号保持用に設定され
たアドレス０のデータを読み出す。また、保持された受
信メッセージを読み出す場合はフラグの値を参照し、値
が１であるところのデータを読み出せばよい。図４では
アドレス０のデータは個体識別番号であるためアドレス
１とアドレス２のデータを読み出す。そして新たに受信
メッセージをワンタイムＰＲＯＭに書き込む場合は、フ
ラグの値が０になっているアドレス３を選択してそのデ
ータエリアにデータを、フラグエリアには１を書き込
む。尚、この例においては書き換える必要の無いデータ
を個体識別番号、書き換えるものを受信メッセージとし
たが、他のデータであっても良い。
す。１は送信機より送信された電波信号を受信するため
のアンテナである。１のアンテナで受信された信号は２
の受信回路を通して３の復号回路であるデコーダでデジ
タル信号に変換される。このデジタル信号は４の制御回
路であるＣＰＵでメッセージとして認識され、５の表示
回路である液晶表示装置（ＬＣＤ）で表示されるととも
に７の報知手段であるブザーによって使用者にメッセー
ジが着信したことを知らせる。また６の記憶回路である
ワンタイムＰＲＯＭには、メッセージが自分宛に来たも
のかどうかの識別をするために必要となる個体識別番号
と受信メッセージが保持され、これらのデータは８の電
池が消耗した時や電池交換時などの無電源状態において
も内容が消えることはない。この選択呼出受信機ではＣ
ＰＵとワンタイムＰＲＯＭは１チップのＩＣで構成され
る。また場合によってはこれらにデコーダも含まれる構
成となる。ワンタイムＰＲＯＭを用いて保持されるデー
タがどのように管理されるかを以下説明する。図３に本
発明で用いられるワンタイムＰＲＯＭのメモリ構成図を
示す。２０はデータの格納番地を示すアドレス、２１は
データエリア、２２は該当するアドレスにおいて既にデ
ータが書き込まているか否かを示すフラグエリアであ
る。ワンタイムＰＲＯＭにおいては同一エリアにおける
データの書き込みは１回のみであるため、別のデータを
保持する必要が生じた時は、常に新しいデータエリアに
データを書き込まなければならない。従って、内容を書
き換える必要の無いデータはアドレスをあらかじめ決め
ておく。図４にワンタイムＰＲＯＭにおいて、アドレス
０のデータエリアに個体識別番号、アドレス１とアドレ
ス２のデータエリアに受信メッセージが書き込まれてい
る場合を示す。アドレス０のデータは、内容を書き換え
ることの無いデータである。このとき各々のアドレスに
対応するフラグは書き込み可を０、書き込み不可を１と
してアドレス０とアドレス１、アドレス２が共に１、ア
ドレス３以降が０となっている。無電源状態の後に電源
が再投入された場合、ＣＰＵは自分の個体識別番号を確
認するためにあらかじめ個体識別番号保持用に設定され
たアドレス０のデータを読み出す。また、保持された受
信メッセージを読み出す場合はフラグの値を参照し、値
が１であるところのデータを読み出せばよい。図４では
アドレス０のデータは個体識別番号であるためアドレス
１とアドレス２のデータを読み出す。そして新たに受信
メッセージをワンタイムＰＲＯＭに書き込む場合は、フ
ラグの値が０になっているアドレス３を選択してそのデ
ータエリアにデータを、フラグエリアには１を書き込
む。尚、この例においては書き換える必要の無いデータ
を個体識別番号、書き換えるものを受信メッセージとし
たが、他のデータであっても良い。
【０００６】
【発明の効果】以上説明した本発明の選択呼出受信機
は、記憶回路をワンタイムＰＲＯＭで構成しＣＰＵとと
もに１チップ化したので、装置の小型化とコストダウン
が可能である。
は、記憶回路をワンタイムＰＲＯＭで構成しＣＰＵとと
もに１チップ化したので、装置の小型化とコストダウン
が可能である。
【図１】本発明の選択呼出受信機の一実施例を示すブロ
ック図。
ック図。
【図２】従来例を示す説明図。
【図３】ワンタイムＰＲＯＭのメモリ構成図。
【図４】ワンタイムＰＲＯＭの動作を示す説明図。
１ アンテナ ２ 受信回路 ３ デコーダ ４ ＣＰＵ ５ ＬＣＤ ６ ワンタイムＰＲＯＭ ７ ブザー ８ 電池 ９ スイッチ １０ １チップ構成の集積回路 １１ アンテナ １２ 受信回路 １３ 復号回路 １４ 制御回路 １５ 液晶表示装置 １６ 記憶回路 １７ 報知装置 １８ 電池 １９ スイッチ回路 ２０ アドレス ２１ データエリア ２２ フラグエリア ２３ アドレス ２４ 個体識別番号 ２５ 受信メッセージ ２６ フラグ
Claims (2)
- 【請求項１】ａ）選択呼出信号を受信し、使用者にメッ
セージを表示する選択呼出受信機において ｂ）送信機より送信された電波信号を受信するための受
信回路 ｃ）前記受信回路からの信号をデジタル信号に復号する
ための復号回路 ｄ）前記受信回路及び復号回路を制御するための制御回
路 ｅ）メッセージ信号及び個体識別番号を保持するため記
憶回路 ｆ）メッセージ信号を表示するための表示回路 ｇ）前記表示回路の表示や前記制御回路の動作状態を切
り替えるためのスイッチ回路を具備し、前記記憶回路と
制御回路を１つの集積回路で構成したことを特徴とする
選択呼出受信機。 - 【請求項２】ａ）選択呼出信号を受信し、使用者にメッ
セージを表示する選択呼出受信機において ｂ）送信機より送信された電波信号を受信するための受
信回路 ｃ）前記受信回路からの信号をデジタル信号に復号する
ための復号回路 ｄ）前記受信回路及び復号回路を制御するための制御回
路 ｅ）メッセージ信号及び個体識別番号を保持するため記
憶回路 ｆ）メッセージ信号を表示するための表示回路 ｇ）前記表示回路の表示や前記制御回路の動作状態を切
り替えるためのスイッチ回路を具備し、前記記憶回路を
ワンタイムＰＲＯＭで構成したことを特徴とする選択呼
出受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5304290A JPH07162927A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 選択呼出受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5304290A JPH07162927A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 選択呼出受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07162927A true JPH07162927A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17931258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5304290A Pending JPH07162927A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 選択呼出受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07162927A (ja) |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP5304290A patent/JPH07162927A/ja active Pending
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