JPH07162801A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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Publication number
JPH07162801A
JPH07162801A JP30910293A JP30910293A JPH07162801A JP H07162801 A JPH07162801 A JP H07162801A JP 30910293 A JP30910293 A JP 30910293A JP 30910293 A JP30910293 A JP 30910293A JP H07162801 A JPH07162801 A JP H07162801A
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JP
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circuit
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important data
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data
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Application number
JP30910293A
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English (en)
Inventor
Mutsuyuki Okayama
睦之 岡山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像を構成する時の重要データに対して、よ
り強力な誤り訂正符号化を行い、さらに、高速再生時に
は、重要データのみの再生も可能となる。 【構成】 ディジタル圧縮されたデータを2次元的に配
列し、その垂直方向に誤り訂正符号化を行う第3の誤り
訂正符号化回路1と、第3の誤り訂正符号化回路1から
の出力より、重要データ及びその第3符号のチェックパ
リティを抽出する重要データ分離回路3と、重要データ
分離回路3からの出力に対して、その水平方向に誤り訂
正符号化を行う第1の誤り訂正符号化回路2と、第1の
誤り訂正符号化回路2からの出力データと重要データ分
離回路3からの非重要データとを結合させる結合回路4
と、結合回路4からの出力に対して、水平方向に誤り訂
正符号化を行う第2の誤り訂正符号化回路5とを有する
構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誤り訂正符号を用いて映
像信号を処理する映像信号処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】理解を容易にするために、本明細書で
は、映像信号記録再生装置について、述べる。近年、デ
ィジイタル技術が進歩し、映像信号のディジタル記録技
術の実用化が進んでいる。以下に図面を参照しながら従
来の技術について、述べる。
【0003】図7は、ディジタルVTRにおける代表的
な映像信号処理部のブロック図である。図7において、
101はA/D変換器、103は誤り訂正符号符号化回
路、104は変調回路、105は記録アンプ、106は
ヘッド、107は記録媒体、108はヘッド、109は
再生アンプ、110は復調回路、111は誤り訂正符号
復号回路、113はD/A変換器である。また、図8は
誤り訂正符号の構成図である。
【0004】以下、図7及び図8を用いて、従来のディ
ジタルVTRの映像信号処理部の動作について簡単に説
明する。映像信号はA/D変換器101により、ディジ
タル信号化される。A/D変換器101によりディジタ
ル信号化された映像信号は、誤り訂正符号符号化回路1
03により、誤り訂正用のパリティシンボルが付加され
る。このときの符号化法は、リードソロモン2重積符号
化であり、図8に示すようにパリティシンボルが付加さ
れる。誤り訂正符号符号化回路103からの出力データ
は変調回路104により、記録に適した符号に変換さ
れ、引続き、記録アンプ105により、記録に適した電
流に変換され、ヘッド106より、記録媒体107に記
録される。
【0005】再生時には、ヘッド108により、記録媒
体107から、信号を取り出し、再正アンプ109で再
生信号を増幅し、復調回路110に伝送する。復調回路
110では、再生信号より、ディジタルデータを復元
し、誤り訂正符号復号回路111にディジタルデータを
伝送する。誤り訂正符号復号回路111では、送られて
きたデータに対して誤り訂正を行い、D/A変換回路1
03に伝送する。D/A変換回路103では、ディジタ
ル画像データをアナログ画像データに変換する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様な従来の構成では、画面を構成する時に重要なデータ
とそれ以外のデータ(以下非重要データとする)の誤り
訂正能力が同一であるので、データの重要度に応じた誤
り訂正能力となっておらず、非常に効率の悪いものであ
る。特に、DCT圧縮方式方式及びインターフレーム圧
縮方式等、圧縮されたデータの重要性が均一でない場合
には、圧縮を行わない場合と主観的に同一の画質を得よ
うとするならば、著しく冗長度のある誤り訂正符号を用
いなければならない。著しく冗長度のある誤り訂正符号
を用いれば、記録すべきデータの大増加を伴い、記録で
きる画像データを著しく減少させてしまうという欠点を
有していた。
【0007】本発明はかかる点に鑑み、画像を構成する
時の重要データに対して、より強力な誤り訂正符号化を
行い、さらに、高速再生時には、重要データのみの再生
も可能となる映像信号処理装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達す
るため、入力された映像信号に対して、画像を構成する
時の重要データに対して、画像を構成する時の重要デー
タでないデータに比べて、より強力な誤り訂正能力を有
するように誤り訂正符号化を行う誤り訂正符号化回路を
備えた構成である。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成によって、重要データと
非重要データで異なる誤り訂正能力を与えるので、デー
タの重要性に整合した効率のよい誤り訂正符号を生成す
ることができる。また、特殊再生時には、重要データの
みで復号が可能になるため、画面表示が可能となるデー
タが増加する。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例の映像信号処理装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の
第1の実施例におけるディジタル映像信号処理装置の構
成を示すブロック図である。また、図2は本発明の第1
の実施例における誤り訂正符号の構成図である。
【0011】図1において、1は第3の誤り訂正符号化
回路、2は第1の誤り訂正符号化回路、3は重要データ
分離回路、4は結合回路、5は第2の誤り訂正符号化回
路、6は変換回路、7はヘッド、8は記録媒体、9はヘ
ッド、10は復元回路、11は第2の誤り訂正符号復号
回路、12は符号化重要データ分離回路、13は結合回
路、14は第1の誤り訂正符号復号回路、15は第3の
誤り訂正符号復号回路である。
【0012】以上のように構成された本実施例の動作に
ついて、以下図1および図2を用いて説明する。なお、
本実施例において、シンボルはガロア体の1つの元を意
味する。また、使用ガロア体は話を簡単にするためにG
F(28 )を用いるが、これ以外でもよい。
【0013】まず、ディジタル圧縮された画像データが
第3の誤り訂正符号化回路1に入力される。ここでは、
ディジタル圧縮方式として、離散コサイン変換により変
換を行い、ヘッダデータとDC成分は重要データ、AC
成分は非重要データとする。第3の誤り訂正符号化回路
1では、入力されたデータに対して、2次元的に配列を
行い、そのデータを情報記号として、その垂直方向に誤
り訂正符号の符号化を行う。第3の誤り訂正符号化回路
1で符号化されたデータは、重要データ分離回路3に伝
送される。
【0014】重要データ分離回路3では、重要データと
第3の誤り訂正符号化回路1で生成された検査記号のう
ち重要データにより生成された検査記号(両者を含め
て、第3符号重要データとする)を抽出し、第1の誤り
訂正符号化回路2に伝送する。また、非重要データと第
3の誤り訂正符号化回路1で生成された検査記号のうち
非重要データにより生成された検査記号(両者を含め
て、第3符号非重要データとする)を結合回路4に伝送
する。第1の誤り訂正符号化回路2では、入力されたデ
ータを情報記号として、誤り訂正符号化を行う。また、
符号化法はリードソロモン符号でよい。第1の誤り訂正
符号化回路2で符号化されたデータは結合回路4に伝送
される。
【0015】結合回路4では、第1の誤り訂正符号化回
路2からのデータを第3符号非重要データに挿入して、
第2の誤り訂正符号化回路5に伝送する。第2の誤り訂
正符号化回路5では、入力データを情報記号として、誤
り訂正符号化を行い、変換回路6に伝送する。これらの
誤り訂正符号化の過程を図2を用いてさらに詳しく説明
する。
【0016】第3の誤り訂正符号化回路1では、入力さ
れた重要データ及び非重要データに対して、図2のよう
に2次元的にk1行、k2列の配列を行い、入力された
データを情報記号として、その垂直方向に誤り訂正符号
の符号化を行う。すなわち、k1個の情報シンボルに対
して符号化を行い、符号長がn1の符号語をk2個生成
する。このときの符号化は一般にリードソロモン符号が
よく知られており、その生成多項式g1(x)は(数
1)で表される。
【0017】
【数1】
【0018】また、リードソロモン符号の具体的は符号
化法は今井著「符号理論」電子情報通信学会偏1993年出
版等に詳しく記載されているので、ここでは、割愛す
る。重要データ分離回路3では第3符号化重要データを
抽出し、第1の誤り訂正符号化回路2に伝送する。この
とき、第1の誤り訂正符号化回路2に伝送されたデータ
はn1行i2列のn1×i2個のシンボルとする。ま
た、第3符号化非重要データを結合回路4に伝送する。
第1の誤り訂正符号化回路2では、入力されたデータを
情報記号として、誤り訂正符号化を行う。このときの誤
り訂正能力をtiとする。また、符号化法はリードソロ
モン符号でよい。リードソロモン符号であれば、符号化
時の符号長をin2とすれば、in2,i2,tiの間
に(数2)が成立する。また、生成多項式gi(x)は
(数3)で表せる。
【0019】
【数2】
【0020】
【数3】
【0021】第1の誤り訂正符号化回路2で符号化され
たn1×in2個のデータは結合回路4に伝送される。
結合回路4では、重要データ分離回路3からのデータを
第1の誤り訂正符号化回路2からのデータに挿入し、第
2の誤り訂正符号化回路5に伝送する。第2の誤り訂正
符号化回路5では、n1×(in2+(k2−i2))
個の入力信号を情報記号として、水平方向に誤り訂正符
号化を行う。
【0022】このとき、符号長はn2であり、情報記号
数は(in2+(k2−i2))の符号語がn1本生成
されることになる。また、このときの誤り訂正能力をt
2とすると、リードソロモン符号であれば(数4)が成
立する。また、生成多項式g2(x)は(数5)とな
る。
【0023】
【数4】
【0024】
【数5】
【0025】なお、tiとt2の関係は任意でよいが、
(数6)でもよい。
【0026】
【数6】
【0027】また、従来の構造に比べて、第1符号パリ
ティを増加させることになるが、増加させないことも可
能である。具体的には、従来のパリティを8シンボルと
すると(数6)を考慮して、y=4,r=2とすること
が可能である。
【0028】変換回路6においては、記録に適した変調
が施され、さらに、記録に最適な電流に変換されてヘッ
ド7に信号が供給される。ここで、記録に適した変調と
は、例えば、8-10変換等のことであり、これらの変調符
号については江藤他「ディジタルビデオ記録技術」日刊
工業新聞社 1990年8月等に詳しく掲載されている
ので、ここでは、割愛する。ヘッド7より、記録媒体8
に信号が記録される。
【0029】次に再生時について、説明する。ヘッド9
により、記録媒体8から信号が再生され、復元回路10
に伝送される。復元回路10では再生信号が増幅され、
積分検出などの検出法を用いて、ディジタル信号が再生
され、第2の誤り訂正符号復号回路11に伝送される。
【0030】なお、積分検出以外の検出法、例えば、パ
ーシャルレスポンス等を用いても構わないことは言うま
でもない。また、これらの検出法は前記した「ディジタ
ルビデオ記録技術」に詳しく掲載されているので、ここ
では、割愛する。
【0031】第2の誤り訂正符号復号回路12では、第
2符号の誤り訂正符号が復号され、符号化重要データ分
離回路12に伝送される。すなわち、図2において、第
2符号パリティを用いて、水平方向に誤りを訂正する。
そして、符号化重要データ分離回路12では、図2に示
したn1×in2個の重要データ及びその第3符号パリ
ティ及び第1符号パリティを第1の誤り訂正符号復号回
路14に伝送し、他のデータを結合回路13に伝送す
る。第1の誤り訂正符号復号回路14では図2におい
て、第1符号パリティを用いて、水平方向に誤りを訂正
し、n1×i2個のデータにして、結合回路13に伝送
する。
【0032】結合回路13では、第1の誤り訂正符号復
号回路14からのデータを符号化重要データ分離回路1
2に挿入して、n1×k2個のデータを生成し、第3の
誤り訂正符号復号回路15に伝送する。第3の誤り訂正
符号復号回路15では、図2において、第3符号パリテ
ィを用いて、垂直方向に誤りを訂正する。第2の誤り訂
正符号復号回路11及び第1の誤り訂正符号復号回路1
4及び第3の誤り訂正符号復号回路15において、復号
法はピーターソンの復号法でもよいし、ユークリッド復
号法等でよい。これらの復号法は前述した「符号理論」
に詳しく掲載されているので、ここでは、割愛する。
【0033】なお、本実施例では、離散コサイン変換に
より得られるデータのうち、DC成分は重要データ、A
C成分は非重要データとしたが、重要データとして、圧
縮を行わない場合の上位ビットしてもよいことは言うま
でもない。
【0034】なお、本実施例では、離散コサイン変換に
より得られるデータのうち、DC成分は重要データ、A
C成分は非重要データとしたが、重要データとして、ヘ
ッダデータとフレーム内符号化(イントラフレーム)を
行ったデータとし、非重要データとして、予測符号化フ
レームまたは双方向予測符号化フレームのデータとして
もよいことは言うまでもない。
【0035】また、本実施例では、第2符号符号化の符
号構成を図2に示すものとしたが、図3に示すように、
第1符号パリティを除いて符号化を行ってもよいことは
言うまでもない。
【0036】また、図4に示したように、第3の誤り訂
正符号化回路1が第2の誤り訂正符号化回路5のあとに
してもよい。このようにすることで、第1の誤り訂正符
号化回路2及び結合回路4のメモリー容量を小さくする
ことができる場合がある。ただし、このようにすること
ができるのは、第3符号と第2符号が同一体上で構成さ
れている、いわゆる積符号でなければならない。
【0037】また、本実施例において、重要データはひ
とつのグループとして、第1の誤り訂正符号化回路で符
号化を行ったが、重要データに対して、重み付けを行
い、その重み付けに応じて、複数のグループに分割し
て、第1の訂正符号化回路でグループ毎に符号化を行っ
てもよい。このようにすれば、特殊再生時に、獲得でき
るデータ数を増加させることができるという利点を有す
ることができる。
【0038】次に本発明の第2の実施例について、図5
及び図6を用いて、説明する。図5は誤り訂正符号の構
成図であり、図6は第2の実施例における映像信号処理
装置のブロック図である。
【0039】図6において、16は第0符号符号化回
路、17は第0符号復号回路、1は第3の誤り訂正符号
化回路、2は第1の誤り訂正符号化回路、3は重要デー
タ分離回路、4は結合回路、5は第2の誤り訂正符号化
回路、6は変換回路、7はヘッド、8は記録媒体、9は
ヘッド、10は復元回路、11は第2の誤り訂正符号復
号回路、12は符号化重要データ分離回路、13は結合
回路、14は第1の誤り訂正符号復号回路、15は第3
の誤り訂正符号復号回路である。第1の実施例と異なる
ところは、第0符号符号化回路16及び第0符号復号回
路17を備えたことである。
【0040】以上のように構成された本実施例につい
て、以下図5及び図6を用いて、その動作を説明する。
尚、本実施例において、シンボルはガロア体の1つの元
を意味する。また、使用ガロア体は話を簡単にするため
にGF(28 )を用いるが、これ以外でもよい。
【0041】ディジタル圧縮されたデータが重要データ
分離回路3に入力されると、重要データ分離回路3はk
2行×i2列の2次元配列の重要データを第0符号符号
化回路16に伝送し、他のデータを結合回路4に伝送す
る。第0符号符号化回路16では、k2行をk0行毎に
分割する。このとき、k2とk0には(数7)が成り立
つようにk0を決める。
【0042】
【数7】
【0043】そして、k0を情報記号として、符号長n
0の誤り訂正符号の符号化を行い、第1の誤り訂正符号
化回路2に伝送する。このとき、符号化法は前述したリ
ードソロモン符号で、生成多項式g0(x)は(数8)
のようになる。
【0044】
【数8】
【0045】第1の誤り訂正符号化回路2では、m×n
0行i2列の情報記号に対して、第1の実施例と同様の
誤り訂正符号化を行い、結合回路4に伝送する。ここよ
り、第1の誤り訂正符号復号回路14までの動作は第1
の実施例と同様であるので、割愛する。
【0046】第1の誤り訂正符号復号回路14からの出
力は、図5に示す重要データを第0符号パリティであ
り、第0符号復号回路17に伝送される。第0符号復号
回路17では第0符号パリティを用いて復号を行い、結
合回路13に伝送される。結合回路13以降の動作は第
1の実施例と同様であるので、ここでは、割愛する。
【0047】なお、このとき、第1の誤り訂正符号復号
回路の復号情報を用いてイレージャ訂正を行ってもよ
い。イレージャ訂正を行う場合には、第1の誤り訂正符
号復号回路14において、誤り検出用フラグを各シンボ
ル毎の生成し、その情報を第0符号復号回路17に伝送
する必要がある。また、第0符号復号回路17でのイレ
ージャ訂正の手法は前述の「符号理論」に詳しい説明が
掲載されているので、ここでは、割愛する。
【0048】以上のように第2の実施例の様にすること
で、重要データに対してより強力誤り訂正能力が得られ
る。
【0049】なお、本実施例では、離散コサイン変換に
より得られるデータのうち、DC成分は重要データ、A
C成分は非重要データとしたが、重要データとして、圧
縮を行わない場合の上位ビットしてもよいことは言うま
でもない。
【0050】また、本実施例では、離散コサイン変換に
より得られるデータのうち、DC成分は重要データ、A
C成分は非重要データとしたが、重要データとして、ヘ
ッダデータとフレーム内符号化(イントラフレーム)を
行ったデータとし、非重要データとして、予測符号化フ
レームまたは双方向予測符号化フレームのデータとして
もよいことは言うまでもない。
【0051】さらに、本実施例において、重要データは
ひとつのグループとして、第1の誤り訂正符号化回路で
符号化を行ったが、重要データに対して、重み付けを行
い、その重み付けに応じて、複数のグループに分割し
て、第1の訂正符号化回路でグループ毎に符号化を行っ
てもよい。このようにすれば、特殊再生時に、獲得でき
るデータ数を増加させることができるという利点を有す
ることができる。
【0052】また、本実施例では、第1符号パリティを
除いて第2符号化を行ってもよいことは言うまでもな
い。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明は、入力された映像
信号に対して、画像を構成する時の重要データに対し
て、画像を構成する時の重要データでないデータに比べ
て、より強力な誤り訂正能力を有するように誤り訂正符
号化を行う誤り訂正符号化回路を備えたことにより、重
要データと非重要データで異なる誤り訂正能力を与える
ことができ、データの重要性に整合した効率のより誤り
訂正符号を生成することができる。また、特殊再生時に
は、重要データのみで復号が可能になるため画面表示が
可能となるデータが増加するという効果も有することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における映像信号処理装
置のブロック図
【図2】本発明の第1の実施例の誤り訂正符号の符号構
成図
【図3】本発明の第1の実施例の誤り訂正符号の他の符
号構成図
【図4】本発明の第1の実施例の他の映像信号処理装置
の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第2の実施例の誤り訂正符号の符号構
成図
【図6】本発明の第2の実施例の映像信号処理装置のブ
ロック図
【図7】従来の映像信号処理装置のブロック図
【図8】従来の誤り訂正符号の符号構成図
【符号の説明】
1 第3の誤り訂正符号化回路 2 第1の誤り訂正符号化回路 3 重要データ分離回路 4 結合回路 5 第2の誤り訂正符号符号化回路 6 変換回路 7 ヘッド 8 記録媒体 9 ヘッド 10 復元回路 11 第2の誤り訂正符号復号回路 12 符号化重要データ分離回路 13 結合回路 14 第1の誤り訂正符号復号回路 15 第3の誤り訂正符号復号回路 16 第0符号符号化回路 17 第0符号復号回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 574 B 9074−5D H04N 7/30

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された映像信号に対して、画像を構成
    する時の重要データに対して、画像を構成する時の重要
    データでないデータに比べて、より強力な誤り訂正能力
    を有するように誤り訂正符号化を行う第1の誤り訂正符
    号化回路を具備することを特徴とする映像信号処理装
    置。
  2. 【請求項2】重要データは、映像信号の上位ビットであ
    ることを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】重要データは、変換符号化における直流成
    分であることを特徴とする請求項1記載の映像信号処理
    装置。
  4. 【請求項4】重要データは、フレーム間圧縮方式におけ
    るフレーム内成分であることを特徴とする請求項1記載
    の映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】重要データは、ヘッダデータを含むデータ
    であることを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装
    置。
  6. 【請求項6】第1の誤り訂正符号化回路は、重要データ
    に対して、重み付けを行い、重み付けに応じた複数のグ
    ループに分割し、個々のグループ毎に誤り訂正符号化を
    行うことを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装
    置。
  7. 【請求項7】第1の誤り訂正符号化回路は、2次元的に
    配列を行い、その第1の方向及び第2の方向の両方に誤
    り訂正符号化を行うことを特徴とする請求項1または6
    記載の映像信号処理装置。
  8. 【請求項8】入力された映像信号に対して、画像を構成
    する時の重要データとそれ以外のデータ(以下非重要デ
    ータという)とを分離する重要データ分離回路と、前記
    重要データ分離回路からの出力である重要データに対し
    て、誤り訂正符号化を行う第1の誤り訂正符号化回路
    と、前記第1の誤り訂正符号化回路の出力と前記重要デ
    ータ分離回路からの出力である非重要データとを結合さ
    せる結合回路とを具備することを特徴とする請求項1か
    ら7のいずれかに記載の映像信号処理装置。
  9. 【請求項9】第1の誤り訂正符号化回路の出力もしく
    は、請求項8記載の結合回路の出力に対して、誤り訂正
    符号化を行う第2の誤り訂正符号化回路を具備すること
    を特徴とする請求項1または8記載の映像信号処理装
    置。
  10. 【請求項10】第2の誤り訂正符号化回路として、2次
    元的に配列を行い、その第1の方向及び第2の方向の両
    方に誤り訂正符号化を行うことを特徴とする請求項9記
    載の映像信号処理装置。
  11. 【請求項11】第2の誤り訂正符号化回路は、重要デー
    タ及び非重要データのみに対して、誤り訂正符号化を行
    い、誤り訂正符号化回路により生成された検査記号に対
    しては誤り訂正符号化を行わないことを特徴とする請求
    項9または10記載の映像信号処理装置。
  12. 【請求項12】第2の誤り訂正符号化回路は、非重要デ
    ータのみに対して、誤り訂正符号化を行うことを特徴と
    する請求項9または10記載の映像信号記録処理装置。
  13. 【請求項13】第2の誤り訂正符号化回路は、重要デー
    タ及び非重要データ及び請求項1記載の誤り訂正符号化
    回路により生成された検査記号に対して誤り訂正符号化
    を行うことを特徴とする請求項9または10記載の映像
    信号処理装置。
  14. 【請求項14】第1の誤り訂正符号化回路及び第2の誤
    り訂正符号化回路において、前記第1の誤り訂正符号化
    回路により付加される訂正能力の方が前記第2の誤り訂
    正符号化回路ににより付加される訂正能力よりも大きい
    ことを特徴とする請求項9または10記載の映像信号処
    理装置。
  15. 【請求項15】入力された映像信号に対して、2次元的
    に配列し、その第1の方向に誤り訂正符号化を行う第3
    の誤り訂正符号化回路と、前記第3の誤り訂正符号化回
    路からの出力に対して、重要データ及びその検査記号
    (以後両者を含めて第3符号化重要データとする)と第
    3符号化重要データ以外のデータ(以後第3符号化非重
    要データとする)とを分離する重要データ分離回路と、
    前記重要データ分離回路からの出力である第3符号化重
    要データに対して、その第2の方向に誤り訂正符号化を
    行う第1の誤り訂正符号化回路と、前記第1の誤り訂正
    符号化回路からの出力と前記重要データ分離回路からの
    出力のうち、第3符号化非重要データとを結合させる結
    合回路と、前記結合回路からの出力に対して、第2の方
    向に誤り訂正符号化を行う第2の誤り訂正符号化回路
    と、前記第2の誤り訂正符号化回路の出力に対して、記
    録に適した波形に変換する変換回路と、前記変換回路か
    らの出力を記録媒体に記録するヘッドを具備することを
    特徴とする請求項9記載の映像信号処理装置。
  16. 【請求項16】請求項8で示した映像信号処理装置で処
    理を施された映像信号を入力信号として、第1の誤り訂
    正符号化回路で符号化された重要データ(以後符号化重
    要データとする)とそれ以外のデータとを分離する符号
    化重要データ分離回路と、前記符号化重要データ分離回
    路からの出力である符号化重要データに対して、誤り訂
    正符号の復号を行う第1の誤り訂正復号回路と、前記第
    1の誤り訂正復号回路の出力と符号化重要データ分離回
    路の出力のうち符号化重要データ以外のデータとを結合
    させる結合回路とを具備することを特徴とする映像信号
    処理装置。
  17. 【請求項17】記録媒体より信号を取り出すヘッドと、
    前記ヘッドからの出力より、ディジタル信号を再生する
    復元回路と、前記復元回路からの出力に対して、2次元
    的に配列し、誤り訂正符号を復号する第2の誤り訂正復
    号回路と、前記第2の誤り訂正復号回路からの出力より
    符号化重要データとそれ以外のデータとを分離する符号
    化重要データ分離回路と、前記符号化重要データ分離回
    路からの出力である符号化重要データに対して、誤り訂
    正符号の復号を行う誤り第1の訂正符号復号回路と、前
    記符号化重要データ分離回路からの出力のうち符号化重
    要データ以外のデータと前記第1の誤り訂正符号復号回
    路からの出力とを結合させる結合回路と、前記結合入回
    路の出力に対して、誤り訂正符号の復号を行う第3の誤
    り訂正符号復号回路とを具備することを特徴とする請求
    項16記載の映像信号処理装置。
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