JPH07162511A - ネットワーク監視システム - Google Patents

ネットワーク監視システム

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JPH07162511A
JPH07162511A JP5310090A JP31009093A JPH07162511A JP H07162511 A JPH07162511 A JP H07162511A JP 5310090 A JP5310090 A JP 5310090A JP 31009093 A JP31009093 A JP 31009093A JP H07162511 A JPH07162511 A JP H07162511A
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光夫 佐藤
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Masaki Nishizawa
政樹 西澤
Satoshi Oshima
郷司 大島
Shigeo Suzuki
重雄 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信システムの各信号回線上の各インタフェ
ース点の通信状態を簡単に一箇所で遠隔収集する。 【構成】 通信ネットワーク1の各信号回線2bのS/
T点.R点及びDDX−P点の通信状態を検出して検出
結果をモニタ情報及びログ情報として記憶する複数の端
末側監視装置12.13と、通信ネットワーク1におけ
る交換機17内のV点の通信状態を検出して検出結果を
モニタ情報及びログ情報として記憶する交換機側監視装
置15と、通信ネットワーク1の信号回線に接続され、
各監視装置12,13,15へ送信要求を送出して各監
視装置12,13,15に記憶されたモニタ情報及びロ
グ情報を収集する遠隔制御装置16とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はISDNやパケット通信
網等の通信ネットワークの各信号回線の通信状態を監視
するネットワーク監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ISDN(サービス総合デジタル網)や
パケット通信網等は多数かつ多重のデータを高速でかつ
能率よく伝送する通信システムである。図11はこのよ
うな通信システムの概略構成を示すブロック図である。
【0003】多数のISDN交換機やこれら相互間を接
続する多数の信号回線等で構成された通信ネットワーク
1内の一つのISDN交換機に接続されたISDN信号
回線2aはユーザ宅内に配設されたDSU(回線終端装
置)3aに接続されている。このDSU3aに対して信
号回線を介して例えばG4ファクシミリ等のTE1 (I
SDN標準端末)4が接続されている。
【0004】他のISDN信号回線2bは同じくユーザ
宅内に配設されたDSU3b及びTA(端末アダプタ装
置)5を介してパーソナルコンピュータ等のTE2 (I
SDN非標準端末)6に接続されている。
【0005】さらに、通信ネットワーク1内のISDN
交換機に接続されたパケット信号回線7はDCE(デー
タ回線終端装置)8を介してDTE(パケット端末)9
に接続されていてる。また、場合によっては、前記IS
DN交換機にアナログの電話回線11を介して通常の電
話端末10が接続されている。
【0006】このような構成の通信システムにおいて、
ISDN交換機と各DSU3aとの間のインタフェース
は[2B+D]の基本インタフェース、又は、例えば
[23B+D]や[24B]等の一次群速度インタフェ
ースで構成されている。
【0007】また、DSU3aとTE1 4との間、及び
DSU3bとTA5との間のインタフェース、すなわ
ち、S/T点のインタフェースは基本インタフェース又
は一次群速度インタフェースで構成されている。
【0008】さらにTA5とTE2 6との間のインタフ
ェース、すなわちR点のインタフェースは例えばRS−
232C(V.24/V.28)等のシリアルインタフ
ェースである。また、DCE8とDTE9との間のイン
タフェース、すなわち、DDX−P点のインタフェース
は、V.24/V.28, X.21/V.11,V.
35等のインタフェースである。
【0009】このようにそれぞれ異なる点において、そ
れぞれ個別のインタフェース構成を有した通信システム
を新規に構築した場合や定期的な点検保守時に、各IS
DN信号回線2a,2bやパケット信号回線7におい
て、ケーブルの切断故障や,コネクタの接触不良,ま
た、交換機とDSUやDCEとの間の接続異常等のハー
ド的障害を検出する。また、ハード的障害のみならず、
伝送エラー等のソフト的障害も早期に発見して修理を実
施する必要がある。
【0010】さらに、伝送エラー等の回線品質は長期間
に亘って測定を行って統計的に評価する必要がある。従
来、このような試験を実施する場合には各信号回線にお
ける上述したS/T点.R点,DDX−P点等の各イン
タフェース点に信号測定装置を接続して、各点の通信状
態をブラウン管等によってモニタ表示して、その信号波
形又はデジタル値を分析して異常位置を推定していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ユーザ宅内に
おける各インタフェース点に上述した各信号測定装置を
設置して、技術者が常駐して信号波形又は測定されたデ
ジタル値を観察する手法においては、各信号測定装置の
ユーザ宅内への搬入,搬出作業が煩雑になるのみなら
ず、技術者がその都度ユーザ宅に赴く必要があり、技術
者に対する作業負担が大幅に増大する。
【0012】また、常時発生している異常現象に対して
は、その異常現象を信号波形等で簡単に特定でき、異常
原因の究明も比較的短時間で実施できる。しかし、単発
的に発生する異常現象は、たとえこの通信システムを熟
知した技術者であったとしても簡単に再現できなく、異
常現象の特定及び異常原因究明に多大の時間と労力が必
要であった。
【0013】また、異常原因を究明する場合には、例え
ば一つの端末から発した同一通信呼に対して通信回線上
の各点における通信状態を比較対照して異常発生位置を
特定する必要がある。しかし、各インタフェース点にお
ける通信状態をそれぞれ個別の信号測定装置で測定した
としても、各信号測定装置で測定された多くの信号波形
又はデータ値が各信号測定装置相互間でどのように対応
するのかの対応付け作業が煩雑であり、異常原因究明に
要する時間がさらに増大する。
【0014】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、信号回線上の各インタフェース点及び交換機内
のV点に配設された監視装置を外部の遠隔制御装置で遠
隔操作することによって、ユーザ宅内に配設する監視装
置を小型化でき、ユーザ宅に技術者が常駐することな
く、信号回線上の各点の通信情報を遠隔制御装置で自動
的に収集でき、各信号回線の信号品質及び異常発生時の
原因究明を短時間で実施できるネットワーク監視システ
ムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明のネットワーク監視システムにおいては、通信
ネットワークの各信号回線のS/T点,R点及びDDX
−P点の通信状態を検出して検出結果をモニタ情報及び
ログ情報として記憶する複数の端末側監視装置と、通信
ネットワークにおける交換機内のV点の通信状態を検出
して検出結果をモニタ情報及びログ情報として記憶する
交換機側監視装置と、通信ネットワークの信号回線に接
続され、各監視装置へ送信要求を送出して各監視装置に
記憶されたモニタ情報及びログ情報を収集する遠隔制御
装置とを備えている。
【0016】また、他の発明においては、各遠隔制御装
置に対して、収集した同一通信呼に対する各監視装置の
モニタ情報を比較照合することにより通信ネッワーク上
の通信異常位置を判断する異常解析手段を付加してい
る。
【0017】
【作用】このように構成されたネットワーク監視システ
ムにおいては、通信ネットワークの各ユーザ宅内の信号
回線のS/T点,R点及びDDX−P点に端末側監視装
置を接続し、通信ネットワークの交換機内のV点に交換
機側監視装置を接続する。そして、例えば電話会社の管
理センター内に引込まれた通信回線に遠隔制御装置を接
続する。
【0018】なお、通信ネットワークの交換機内のV点
とは、交換機内のインタフェース用信号装置と加入者線
端局装置との間のインタフェース点を示し、ユーザ宅内
に導入された信号回線を流れる交換機内の出力点と見做
すことが可能である。
【0019】そして、各監視装置はS/T点,R点及び
V点の通信状態を検出してモニタ情報及びログ情報とし
て記憶保持する。各監視装置に記憶保持されたモニタ情
報及びログ情報は遠隔制御装置からの送信要求に応じ
て、自動的に遠隔制御装置へ送信される。
【0020】よって、ユーザ宅内に配設する監視装置に
おいて検出した信号状態の波形やデータ値等を観察して
解析する必要がないので、装置自体を小型軽量に構成で
きる。また、ユーザ宅へ技術者が赴く必要がない。
【0021】また、別の発明においては、各遠隔制御装
置は、各監視装置からモニタ情報及びログ情報を収集す
るのみならず、収集した同一通信呼に対する各監視装置
のモニタ情報を比較照合することにより通信ネッワーク
上の通信異常位置を判断する機能が付加されている。
【0022】すなわち、例えば、一つの端末から発せら
れた通信呼は通信ネットワークの交換機を経由して通信
先の端末に接続された信号回線を介してユーザ宅内へ伝
送されるが、その伝送経路に存在するV点.S/T点,
R点の通信状態をモニタすることによって、通信異常が
生じた場合にには、その異常発生位置を遠隔制御装置側
で判断できる。
【0023】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は実施例のネットワーク監視システムが組込ま
れた通信システムを示すブロック図である。図11に示
す通信システムと同一部分には同一符号が付してある。
したがって、重複する部分の詳細説明は省略されてい
る。
【0024】この実施例ネットワーク監視システムにお
いては、ISDN信号回線2bを介し通信ネットワーク
1内のISDN交換機に接続されたDSU(回線終端装
置)3bとTA(端末アダプタ装置)5との間のS/T
点と、TA5とTE2 (ISDN非標準端末)6との間
のR点とに端末側監視装置12が接続されている。
【0025】また、パケット信号回線7におけるDCE
(データ回線終端装置)8とDTE(パケット端末)9
との間のDDX−P点に別の端末側監視装置13が接続
されている。この端末側監視装置13はDSU3c及び
ISDN信号回線2cを介して通信ネットワーク1内の
ISDN交換機に接続されている。さらに、端末側監視
装置13はモデム14a及び電話回線11aを介して通
信ネットワーク1内のISDN交換機に接続されてい
る。
【0026】また、通信ネットワーク1内のISDN交
換機内のV点には交換機側監視装置15が接続されてい
る。この交換機側監視装置15はDSU3d及びISD
N信号回線2dを介して通信ネットワーク1内のISD
N交換機に接続されている。さらに、交換機側監視装置
15はモデム14b及び電話回線11bを介して通信ネ
ットワーク1内のISDN交換機に接続されている。
【0027】さらに、通信ネットワーク1のISDN交
換機に接続された他のISDN信号回線2eにはDSU
3eを介して遠隔制御装置16が接続されている。ま
た、この遠隔制御装置16はモデム14c及び電話回線
11cを介して通信ネットワーク1内のISDN交換機
に接続されている。なお、この遠隔制御装置16は例え
ば電話会社の管理センター内に配設されている。
【0028】図2は通信ネットワーク1内の1つのIS
DN交換機17における前述した交換機側監視装置15
が接続されるV点位置を示す図である。分配段通話路装
置18に対して、外部のISDN信号回線2に接続され
た加入者系モジュール19と、外部の一般の電話回線1
1に接続された集線装置20とが接続されている。ま
た、加入者系モジュール19内においては、通話路装置
21に、送信すべき情報を規定の伝送フォーマットに組
込む基本インタフェース用信号装置22aと一次群速度
インタフェース用信号装置22bとが接続されている。
基本インタフェース用信号装置22a及び一次群速度イ
ンタフェース用信号装置22bから出力された信号はそ
れぞれI型加入者線端局装置23a及び一次群速度イン
タフェース用多重加入者線端局装置23bを介して各I
SDN信号回線2へ送出される。
【0029】そして、基本インタフェース用信号装置2
2aとI型加入者線端局装置23aとの間、及び、一次
群速度インタフェース用信号装置22bと一次群速度イ
ンタフェース用多重加入者線端局装置23bとの間にそ
れぞれV点が設定されており、交換機側監視装置15は
この各V点における信号状態を検出する。
【0030】図3はS/T点,R点,DDX−P点,V
点の各インタフェース点の信号状態を検出する端末側監
視装置12,13及び交換機側監視装置15の概略構成
を示すブロック図である。
【0031】各監視装置12,13,15は図3に示す
ように、全部の監視装置12,13,15に亘って同一
構成のS/T点の通信状態を検出する監視装置本体24
と、監視対象の各インタフェース点(R点,DDX−P
点,V点)によってそれぞれ異なる仕様を有するアダブ
タ装置25とで構成されている。なお、各アダブタ装置
25は監視装置本体24のアタプタ端子25aに対して
着脱自在に設けられている。
【0032】したがって、S/T点の通信状態を検出す
る場合は監視装置本体24のみを用いて端末側監視装置
12を構成し、S/T点及びR点の各通信状態を検出す
る場合は監視装置本体24とR点用のアダプタ装置25
を用いて端末側監視装置12を構成する。
【0033】さらに、DDX−P点の通信状態を検出す
る場合は監視装置本体24とDDX−P点用のアダプタ
装置25を用いて端末側監視装置12を構成する。さら
に、V点の通信状態を検出する場合は監視装置本体24
とV点用のアダプタ装置25を用いて交換機側監視装置
15を構成する。
【0034】R点及びDDX−P点のインタフェースは
RS−232CやV.35等の類似したシリアルインタ
フェースであるので、R点及びDDX−P点用の各アダ
プタ装置25は、信号レベル調整やインピータンス調整
等の簡単な回路で構成されている。したがって、DDX
−P点用のアダプタ装置25はDDX−P点の通信状態
をR点の通信状態と同等な情報として監視装置本体24
へ送出する。
【0035】また、V点のインタフェースは基本インタ
フェース又は一次群速度インタフェースであるので、T
点のインタフェースに近い。したがって、V点用のアダ
プタ装置25はV点の通信状態をT点の通信状態と同等
な情報に変換して監視装置本体24へ送出する。
【0036】監視装置本体24はマイクロコンピュータ
等の一種の情報処理装置で構成されている。そして、図
3に示すように、システムバス26に、制御部27,モ
ニタ部28,ログ情報検出部29,トリガ発生部30,
通信部31が接続されている。さらに、モニタ部28に
はモニタ情報ファイル32が接続され、ログ情報検出部
29にはログ情報ファイル33が接続されている。トリ
ガ発生回路30には操作部34が接続されている。な
お、モニタ情報ファイル32内には、S/T点モニタ情
報ファイルとR点モニタ情報ファイルとが形成されてい
る。
【0037】次に各部の動作を順番に説明する。モニタ
部28は、ISDN信号回線2のS/T点に接続される
信号接続端子35a,35bから入力されるS/T点の
通信状態を監視する。具体的には、 (a) ISDN信号のレイヤ1のプロトコル情報 (b) Dチャンネル上のレイヤ2,3のプロトコル情報 (c) Bチャンネル上のレイヤ2,3のプロトコル情報 を監視する。
【0038】そして、通信状態が変化すると、その変化
時刻と共にモニタ情報ファイル32内のS/T点モニタ
情報ファイルの各アドレスにS/T点モニタ情報として
時系列的に書込む。なお、S/T点モニタ情報ファイル
の最終アドレスまでモニタ情報が書込まれると、書込ア
ドレスが先頭アドレスに戻る。すなわち、このS/T点
モニタ情報ファイル内には常時最新の所定個数のモニタ
情報が発生時刻と共に記憶保持されている。
【0039】また、このモニタ部28は、アダプタ端子
25aに接続されたアダプタ装置25から入力された、
該当アダプタ装置25が接続された各インタフェース点
の通信状態のモニタ情報をモニタ情報ファイル32に時
系列的に書込んでいく。
【0040】例えば、アダプタ装置25がR点用アダプ
タ装置の場合、すなわち、図1の端末側監視装置12で
ある場合、入力されたR点のモニタ情報をモニタ情報フ
ァイル32内のR点モニタ情報ファイルに上述した手順
と同様の手順で書込んでいく。
【0041】アダプタ装置25がDDX−P点用アダプ
タ装置の場合、すなわち、図1の端末側監視装置13で
ある場合、入力されたDDX−P点のモニタ情報をモニ
タ情報ファイル32内のR点モニタ情報ファイルに上述
した手順と同様の手順で書込んでいく。この場合、信号
接続端子35a,35bは開放されているので、モニタ
部28はS/T点の通信状態を監視しない。
【0042】アダプタ装置25がV点用アダプタ装置の
場合、すなわち、図1の交換機側監視装置15である場
合、入力されたV点のモニタ情報をモニタ情報ファイル
32内のS/T点モニタ情報ファイルに上述した手順と
同様の手順で書込んでいく。この場合、信号接続端子3
5a,35bは開放されているので、モニタ部28はS
/T点の通信状態を監視しない。
【0043】ログ情報検出部29は、モニタ部28で検
出されたレイヤ1,2のモニタ情報のうちの予め定めら
れたログ情報(事象発生情報)を検出してログ情報ファ
イル33にその事象の発生回数を登録する。
【0044】すなわち、ログ情報検出部29内には、図
4〜図7に示すように、それぞれのインタフェース点
(S/T点,R点)毎に、検出すべきログ情報がテーブ
ル形式で予め設定されている。
【0045】例えば、図4は、S/T点におけるレイヤ
1における検出すべきログ情報が設定されているログ情
報設定テーブル29aを示す。このログ情報設定テーブ
ル29a内には端末から網(ネットワーク)方向及び網
から端末方向における「ノーマル雑音検出],「INF
O同期外れ」……等の多数の異常発生検出項目が設定さ
れている。
【0046】また、図5のログ情報設定テーブル29b
内には、S/T点におけるレイヤ2のDチャンネルにお
ける検出すべきログ情報の各異常発生検出項目が設定さ
れている。同様に、図6の各ログ情報テーブル29c,
29d内には、それぞれS/T点におけるレイヤ2のB
1チャンネル及びB2チャンネルにおける検出すべきロ
グ情報の各異常発生検出項目が設定されている。
【0047】さらに、図7のログ情報設定テーブル29
e内には、R点における検出すべきログ情報の各異常発
生検出項目が設定されている。また、図示しないがR点
のログ情報として、Iフレームの情報部の長さを検出す
る項目が設定されている。
【0048】なお、DDX−P点のログ情報はR点のロ
グ情報に準じ、V点のログ情報はT点、すなわちS/T
点のログ情報に準ずる。ログ情報ファイル33内には図
8に示すように、S/T点ログ情報メモリ33aとR点
ログ情報メモリ33bとが形成されている。
【0049】S/T点ログ情報メモリ33a内には、レ
イヤ1及びレイヤ2毎に、かつログ情報の発生方向毎
に、該当するログ情報の発生回数をカウントする領域が
形成されている。したがって、短期間に繰返し同一異常
が発生した場合は、該当するログ情報の発生回数が飛躍
的に増大する。
【0050】R点ログ情報メモリ33b内には、R点に
おけるログ情報の発生方向毎に、該当するログ情報の発
生回数をカウントする領域が形成されている。さらに、
R点ログ情報メモリ33b内にはIフレームの情報部の
長さの頻度テーブル33cが形成されている。すなわ
ち、この頻度テーブル33cを見ることによって、Iフ
レームの情報部の長さの統計的なデータを得ることが可
能である。
【0051】前記ログ情報検出部29は図4〜図7の各
ログ情報設定テーブル29a〜29eに設定された各ロ
グ情報が生じたか否かをモニタ部28で検出されたモニ
タ情報から判断して、ログ情報が生じた場合は、そのロ
グ情報を図8に示す各ログ情報メモリ33a,33b及
び頻度テーブル33cの該当項目の発生回数を増額更新
する。
【0052】次に、トリガ発生部30について説明す
る。この「トリガ」とは各監視装置12.14.15か
ら遠隔制御装置16に対して、モニタ情報ファイル32
及びログ情報ファイル33に記録されたモニタ情報及び
ログ情報の送信要求を促すために送出する信号である。
【0053】そして、トリガ発生部30は、(a) 操作員
が重要な異常を発見して操作部34にてトリガ出力操作
を行ったとき、(b) 図示しない外部装置からトリガ端子
30aを介してトリガ指令が入力されたとき、(c) ログ
情報ファイル33の各ログ情報メモリ33a.33b内
の予め指定されたログ情報の発生回数が予め設定された
閥値を越えたとき、に通信部31を介して遠隔制御装置
16へトリガ信号を送出する。
【0054】通信部31は接続端子31aを介して外部
の電話回線11に接続されるとともに、ローカル処理用
端子31bに接続されている。さらに、この通信部31
は切換部36を介して、監視対象のISDN信号回線2
bの信号接続端子35a,35bに接続されている。さ
らに、通信部31は切換部36を介して、別のISDN
信号回線2c,2dを介して通信ネットワーク1内のI
SDN交換機17に接続されている。
【0055】そして、この通信部31は監視対象のIS
DN信号回線2b、又は専用のISDN信号回線2c,
2d,2e、又は電話回線11a,11b,11cを介
して遠隔制御装置16との間で各種の情報交換及びデー
タ転送を実行する。いずれの伝送経路を使用するかは操
作者が予め選択設定しておく。
【0056】前記制御部27は、接続されたアダプタ装
置25の種類を判定して、モニタ部28へ指示すると共
に、通信部31を介して受信した遠隔制御装置16から
の送信要求に応じて、モニタ情報ファイル32及びログ
情報ファイル33に記憶されたモニタ情報及びログ情報
を遠隔制御装置16へ送信する機能を有する。さらに、
制御部27は、遠隔制御装置16からモニタ停止指令が
入力されると、モニタ部28にモニタ停止指令を指示す
る。
【0057】図9は遠隔制御装置16の概略構成図であ
る。この遠隔制御装置16もパーソナルコンピュータ等
の一種の情報処理装置で構成されている。システムバス
40に、制御部41,通信部42,データ収集部43,
収集したデータをデータファイル44に書込む収集デー
タ書込部45,異常解析部46,収集条件設定部47,
プリンタやCRT表示装置等で構成された出力部48と
で構成されている。
【0058】通信部42は接続端子42aを介してIS
DN信号回線2eに接続され、かつ接続端子42bを介
して電話回線11cに接続されている。さらに、外部の
ホストコンピュータ等と接続可能なRS−232Cイン
タフェース規格を有した接続端子42cに接続されてい
る。
【0059】前記データファイル44内には、図10に
示すように、各監視装置12,13,15から送信され
たモニタ情報を記憶するモニタ情報収集ファイル44a
と、同じく各監視装置12,13,15から送信された
ログ情報を記憶するログ情報収集ファイル44bとが形
成されている。
【0060】前記収集条件設定部47は、例えば図示し
ないマンマシン装置から操作者によって指示された各監
視装置12,13,15に対するモニタ情報及びログ情
報の送信要求を送出するタイミングや,各監視装置1
2,13,15のモニタ情報ファイル32に蓄積された
情報のうちのどの程度の量の情報を送信するのか、ログ
情報ファイル33の各情報メモリ33a,33bのうち
のどのログ情報を送信するのか等の送信条件を設定して
記憶保持する。
【0061】なお、送信要求の送信タイミングとして、
例えば夜中24時等の1日の予め定められた時刻であ
る。また、各監視装置12,13,15から同時にモニ
タ情報及びログ情報を送信すると、信号回線上で競合す
るので、各監視装置12,13,15に送信する送信要
求の送信タイミングを一致しないように少しずつずらせ
ている。
【0062】そして、制御部41は通信部42を介して
例えば一つの監視装置12からトリガ信号を受領する
と、各監視装置12,15に対してインタフェース点の
通信状態のモニタ停止指令を送出し、同時に、各情報の
送信指令を送出する。
【0063】データ収集部43は監視装置12,15か
らISDN信号回線2b,2d,2eを介してモニタ情
報及びログ情報を収集する。収集データ書込部45はデ
ータ収集部43で収集した各監視装置12,15のモニ
タ情報及びログ情報をデータファイル44のモニタ情報
収集ファイル44a及びログ情報収集ファイル44bに
書込む。
【0064】異常解析部46は、制御部41からの解析
要求に基づいて前記モニタ情報ファイル44aに書込ま
れた、同一通信呼に対する各監視装置12,15で検出
された各インタフェース点におけるモニタ情報から通信
ネッワーク上の通信異常位置を判断する。
【0065】すなわち、例えば、一つの端末から発せら
れた通信呼は通信ネットワーク1のISDN交換機17
及びISDN信号回線2bを経由して通信先の端末(T
E2)へ伝送されるが、その伝送経路に存在するV点,
S/T点,R点のプロトコル情報等の通信状態を示すモ
ニタ情報を比較対照することによって、通信異常が生じ
た位置を判断している。
【0066】出力部48は、データ収集部43で収集し
たモニタ情報をCRT表示装置に表示したり、プリンタ
で印字出力する。また、出力部46は異常解析部46で
解析された異常発生位置が判断できる異状モニタ情報を
表示したり、印字出力する。
【0067】さらに、この出力部4は、各インタフェー
ス点で得られたデジタル符号で示されたプロトコル情報
(モニタ情報)を操作者が理解できる言語に翻訳する機
能を有する。したがって、操作者は、CRT表示画面や
プリンタに出力されたモニタ情報や異常発生位置が判断
できる異状モニタ情報を即座に理解できる。
【0068】また、出力部48は制御部41の表示指令
に応じて、ログ情報収集ファイル44bに収集された各
インタフェース点における、各ログ情報項目毎の発生回
数または発生頻度を表又はグラフの形式で表示する。
【0069】このように構成されたネットワーク監視シ
ステムにおいては、ユーザ宅内の信号回線2b,7にお
けるS/T点.R点に端末側監視装置12を接続し、D
DX−P点に端末側監視装置13を接続する。そして、
通信ネットワーク1のISDN交換機17内のV点に交
換機側監視装置15を接続する。そして、各監視装置1
3,15と通信ネットワーク1とを専用のISDN信号
回線2c,2d又は電話回線11a,11bで接続す
る。そして、管理センターに遠隔制御装置16を設置す
る。
【0070】各監視装置12,13,15は各インタフ
ェース点の通信状態を検出して記憶保持するのみであ
り、表示装置や大掛かりな操作パネルやキーボードは不
要である。したがって、監視装置自体を小型軽量に製造
でき、かつ製造費を大幅に節減できる。よって、ユーザ
宅内にも簡単に取付けが可能である。
【0071】しかも、この各監視装置12,13,15
で検出されたモニタ情報及びログ情報は遠隔制御装置1
6からの送信要求に応じて、自動的に遠隔制御装置16
に送信される。また、異常が生じた場合は、特定のログ
情報の発生回数が急激に増加して閥値を越え、トリガ信
号が遠隔制御装置16へ自動的に送信される。したがっ
て、遠隔制御装置16を無人状態に放置できるので、人
件費を大幅に節減できる。
【0072】さらに、管理センターに常駐している技術
者は、各監視装置12,13,15で同時刻におけるモ
ニタ情報やログ情報を遠隔制御装置16で収集してCR
T表示装置等の出力部48で観察することが可能であ
る。よって、各ユーザ宅に赴かなくとも、通信システム
を構成する各点におけるプロトコル状態を把握でき。異
常発生時における原因究明が短時間で実施でき、早急な
対策を実施できる。また、エラー発生回数等の統計量で
評価する必要がある各通信回線の回線品質も簡単に評価
できる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明のネットワー
ク制御システムにおいては、信号回線上のS/T点,R
点及び交換機内のV点等の各インタフェース点に配設さ
れた監視装置を外部の遠隔制御装置で遠隔操作してい
る。したがって、ユーザ宅内に配設する監視装置を小型
化でき、ユーザ宅に技術者が常駐することなく、信号回
線上の各点の通信情報を遠隔制御装置で自動的に収集で
き、各信号回線の信号品質及び異常発生時の原因究明を
短時間で実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わるネットワーク監視
システムが組込まれた通信システムを示すブロック図。
【図2】 同通信システムのISDN交換機を示すブロ
ック図。
【図3】 実施例ネットワーク監視システムの監視装置
の概略構成を示すブロック図。
【図4】 同監視装置のログ情報検出部に記憶されたロ
グ情報設定テーブルを示す図。
【図5】 同じく同ログ情報検出部に記憶されたログ情
報設定テーブルを示す図。
【図6】 同じく同ログ情報検出部に記憶されたログ情
報設定テーブルを示す図。
【図7】 同じく同ログ情報検出部に記憶されたログ情
報設定テーブルを示す図。
【図8】 同監視装置のログ情報ファイルの記憶内容を
示す図。
【図9】 同実施例ネットワーク監視システムの遠隔制
御装置の概略構成を示すブロック図。
【図10】 同遠隔制御装置のデータファイルの記憶内
容を示す図。
【図11】 一般的な通信システムの構成を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
1…通信ネットワーク、2a〜2e…ISDN信号回
線、3a,3b,3c,3e…DSU、4…TE1 、5
…TA、6…TE2 、8…DCE、12,13…端末側
監視装置、15…交換機側監視装置、16…遠隔制御装
置、17…ISDN交換機、24…監視装置本体、25
…アダプタ装置、28…モニタ部、29…ログ情報検出
部、30…トリガ発生部、31…通信部、32…モニタ
情報ファイル、33…ログ情報ファイル、34…操作
部、43…データ収集部、44…データファイル、45
…収集テータ書込部、46…異常解析部、47…収集条
件設定部、48…出力部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/14 H04M 3/00 B 7406−5K H04Q 11/04 9076−5K H04Q 11/04 L (72)発明者 西澤 政樹 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内 (72)発明者 大島 郷司 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 鈴木 重雄 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークの各信号回線のS/T
    点,R点及びDDX−P点の通信状態を検出して検出結
    果をモニタ情報及びログ情報として記憶する複数の端末
    側監視装置(12,13) と、前記通信ネットワークにおける
    交換機内のV点の通信状態を検出して検出結果をモニタ
    情報及びログ情報として記憶する交換機側監視装置(15)
    と、前記通信ネットワークの信号回線に接続され、前記
    各監視装置へ送信要求を送出して各監視装置に記憶され
    たモニタ情報及びログ情報を収集する遠隔制御装置(16)
    とを備えたネットワーク監視システム。
  2. 【請求項2】 前記遠隔制御装置(16)は、前記収集した
    同一通信呼に対する各監視装置のモニタ情報を比較照合
    することにより前記通信ネッワーク上の通信異常位置を
    判断する異常解析手段(46)を有したことを特徴とする請
    求項1記載のネットワーク監視システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011223154A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Mitsubishi Electric Corp 通信診断装置および通信診断方法
JP2013172268A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Mitsubishi Electric Corp 表示装置、表示方法およびプログラム

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