JPH07162440A - 無線データ通信システムにおける端末局管理方式 - Google Patents

無線データ通信システムにおける端末局管理方式

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JPH07162440A
JPH07162440A JP5341345A JP34134593A JPH07162440A JP H07162440 A JPH07162440 A JP H07162440A JP 5341345 A JP5341345 A JP 5341345A JP 34134593 A JP34134593 A JP 34134593A JP H07162440 A JPH07162440 A JP H07162440A
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JP
Japan
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terminal station
station
terminal
base station
host
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JP5341345A
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English (en)
Inventor
Makoto Mitsunari
誠 三成
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホストコンピュータと端末局との間で無線デ
ータ通信を行うアプリケーション・プログラムの作成を
簡便にするとともに、システム構成の変更に柔軟に対応
することが可能な無線データ通信システムにおける端末
局の管理方式を提供することを目的とする。 【構成】 端末局21を一意に識別するものとして端末
局名を使用し、アプリケーション・プログラム3の要求
により、ホスト局1と端末局21とを接続する際に、端
末局名に対応付けて記憶された情報に従って所定の端末
局21を選択し、ホスト局1と端末局21とを接続する
ようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータと
複数の端末局が、複数の基地局を介して無線で通信する
無線データ通信システムに係わり、特に、端末局の管理
方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ホストコンピュータと端末局
との間で無線データ通信を行う場合、図11に示すよう
に、ホストコンピュータに複数の基地局を接続すること
によって、ホストコンピュータと複数の端末局とが無線
でデータ通信できることが知られている。
【0003】複数の端末局を有するこのようなシステム
においては、個々の端末局を一意に識別できるように、
個々の端末局毎に異なる識別情報を割り当て、端末局内
の記憶装置(ROMやRAM等)に識別情報を保持する
ようになっており、ホストコンピュータが端末局と通信
を開始する際には、この識別情報によって所定の端末局
を選択することが行われている。
【0004】図11の従来例において、ホストコンピュ
ータ1は、基地局1から基地局3の各基地局を制御し
て、端末局1−1から端末局3−2の各端末局と通信す
る。ホストコンピュータ1の制御部2は、通信ポート1
から通信ポート3の各通信ポートの制御を行う。
【0005】アプリケーション・プログラム3は、通信
ポートと基地局とを介して、所定の端末局との間で通信
しながらデータ処理を行う。通信ポート4は、各々が基
地局1から基地局3と伝送路を介して接続されている。
【0006】基地局21は、各々が管理するエリアの端
末局と無線で通信する。端末局41は、個々の端末局が
識別情報を保持している。
【0007】つまり、この従来例では、図示のように、
端末局1−1が「0001」、端末局2−2が「010
9」というように、端末局毎に異なる識別情報が割り当
てられている。
【0008】従来のこのようなシステムにおいては、ホ
ストコンピュータ1と端末局との間で通信を行う接続手
順がアプリケーション・プログラム3の中に組み込まれ
て構成されていた。
【0009】例えば、端末局1−1との間で通信する場
合、アプリケーション・プログラム3の中で、まず基地
局1が接続された通信ポート1を初期化し、次に基地局
1との接続を確立し、その後、基地局1に識別情報「0
001」を有する端末局との接続を要求し、端末局1−
1との接続が成功したことを確認の後、端末局1−1と
の間で通信しながらデータ処理を行うようになってい
る。
【0010】そして、一連のデータ処理が端末局1−1
との間で終わると、今度は基地局1に端末局との接続解
除を要求し、次に基地局1と通信ポート1との接続も解
除し、最後に通信ポート1の後始末を行うようになって
いる。
【0011】なお、システム内の他の端末局についても
同様に、その接続手順がアプリケーション・プログラム
3の中に組み込まれて処理が行われるようになってい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ホストコンピュータと端末局との間で通信を
行う接続手順が、アプリケーション・プログラムの中に
組み込まれて構成されていたので、次のような問題点が
あった。
【0013】(1)ホストコンピュータと端末局との間
で無線データ通信を行うアプリケーション・プログラム
を作成する場合、アプリケーション・プログラマは、本
来の目的であるデータ処理以外に、通信ポートや基地局
の制御、端末局との接続等の制御を行う処理を作成しな
ければならず、プログラムを作成する負荷が大きくな
る。
【0014】(2)個々の端末局を一意に識別できるよ
うに、個々の端末局毎に割り当てられた識別情報は、一
般に機器毎に割り当てられた物理的な識別情報が使用さ
れ、アプリケーション・プログラムの中でそのまま使用
すると、アプリケーション・プログラムの読解性を悪く
するとともに、端末局を入れ替えた場合に、アプリケー
ション・プログラムを書き換えなければならない。
【0015】(3)通信ポートと基地局との対応、基地
局と端末局との対応が、アプリケーション・プログラム
の中に接続手順とともに組み込まれているので、システ
ムの構成を変更する場合、例えば端末局を移動したり、
あるいは、他の場所に同様のシステムを構築するような
場合に、アプリケーション・プログラムを書き換えなけ
ればならない。
【0016】本発明は、ホストコンピュータと端末局と
の間で無線データ通信を行うアプリケーション・プログ
ラムの作成を簡便にするとともに、システム構成の変更
に柔軟に対応することが可能な無線データ通信システム
における端末局の管理方式を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明では、端末局を一
意に識別するものとして端末局名を使用し、アプリケー
ション・プログラムの要求により、ホスト局と端末局と
を接続する際に、端末局名に対応付けて記憶された情報
に従って所定の端末局を選択し、ホスト局と端末局とを
接続するようにしたものである。
【0018】アプリケーション・プログラムからは、端
末局名を指定するだけで、ホスト局と端末局とが接続で
きるようになるので、アプリケーション・プログラムの
作成が容易になる。
【0019】また、基地局の制御や端末局の物理的な情
報等を、アプリケーション・プログラムと切り放すこと
ができるようになるので、システム構成の変更に柔軟に
対応することができる。
【0020】
【実施例】本発明の第1実施例は、ホスト局が、複数の
基地局と、各基地局を集中管理するホストコンピュータ
とで構成され、各々の基地局には、個々に異なった識別
情報を有する複数の端末局が無線で接続され、ホスト局
から能動的に端末局を呼び出してデータ通信を行う無線
データ通信システムとして構成される。
【0021】図1は、本発明の各実施例に共通の無線デ
ータ通信システムの構成を示すブロック図であり、図2
は、基地局と端末局の内部構成を示すブロック図であ
る。
【0022】ホストコンピュータ1は、基地局1から基
地局3の各基地局を制御して、端末局1−1から端末局
3−2の各端末局と通信する。ホストコンピュータ1の
制御部2は、通信ポート1から通信ポート3の各通信ポ
ートの制御を行う。
【0023】アプリケーション・プログラム3は、端末
局接続処理部5を介して所定の端末局との間で通信しな
がらデータ処理を行う。通信ポート4は、各々が基地局
1から基地局3と伝送路を介して接続されている。
【0024】端末局接続処理部5は、アプリケーション
・プログラム3の要求を受け、図3および図4に示すフ
ローチャートのように動作し、所定の端末局との接続処
理を行う。
【0025】端末局情報設定処理部6は、図5に示すフ
ローチャートのように動作し、端末局名と端末局固有の
識別情報との対応、端末局と基地局との対応、および、
基地局と通信ポートとの対応の設定処理を行う。
【0026】また、端末局情報更新処理部7は、この第
1実施例では使用しないので、後述する第2実施例にお
いて説明する。
【0027】端末局情報テーブル8は、端末局名と端末
局固有の識別情報との対応、端末局と基地局との対応に
関する情報が格納される。図8は、端末局情報テーブル
の構成を示している。
【0028】基地局情報テーブル9は、基地局と通信ポ
ートとの対応が格納される。図8(1)は、基地局情報
テーブル9の構成例を示す説明図である。
【0029】基地局21は、各々が管理するエリアの端
末局と無線で通信する。基地局21は、図2に示すよう
に構成されている。
【0030】図2において、制御部22は、基地局21
を制御するものであり、通信ポート23は、ホストコン
ピュータ1と通信するものである。送信部24は、無線
データを送信するものであり、受信部25は、無線デー
タを受信するものである。
【0031】一方、端末局41は、個々の端末局が識別
情報を保持している。本実施例では、図に示すように、
端末局1−1が「0001」、端末局2−2が「010
9」というように、端末局毎に異なる識別情報が割り当
てられている。
【0032】端末局41は、図2に示すように構成され
ている。図2において、識別情報42は、端末局毎に設
けられており、制御部43は、基地局41を制御するも
のである。送信部44は、無線データを送信するもので
あり、受信部45は、無線データを受信するものであ
る。
【0033】本実施例では、基地局1がエリアA、基地
局2がエリアB、基地局3がエリアCを管理している。
これらのエリアは、互いに干渉しないように、物理的に
分けられているか、または、エリア毎に無線周波数を違
えるかして、分けられているものとする。
【0034】次に、以上の構成からなる無線データ通信
システムにおける端末局の接続制御、およびそれに関連
した処理動作を説明する。
【0035】まず、端末局名と識別情報の対応、端末局
と基地局との対応等、制御情報の設定に関して説明す
る。
【0036】本実施例では、ホストコンピュータ1の所
定のキー操作によって、制御部2から端末局情報設定処
理部6が起動され、図9に示すような端末局情報設定画
面、および基地局情報設定画面を使用し、端末局名を端
末局固有の識別情報との対応、また端末局と基地局との
対応、さらに、基地局をホストコンピュータに備えられ
た何れの通信ポートと接続するかを、システム管理者に
よって設定可能な構成となっている。
【0037】端末局情報設定処理部6は、例えば図5の
ように動作し、S41で端末局情報設定画面を表示し、
S42で端末局名と端末局固有の識別情報との対応付
け、また端末局と基地局との対応付けを入力し、S43
でそれぞれの指定を端末局情報テーブル8に設定する。
【0038】さらに、S44で基地局情報設定画面を表
示し、S45で基地局をホストコンピュータに備えられ
た何れの通信ポートと接続するかを入力し、S46でそ
れぞれの指定を基地局情報テーブル9に設定する。
【0039】本実施例では、図1に示したシステムの環
境が、図8に示している端末局情報テーブルと基地局情
報テーブルに設定されている。また、図9に示す設定画
面にその内容が表示されている。
【0040】本実施例では、図示のように、端末局1−
1が「0001」の識別情報をもっているが、例えば、
端末局1−1が故障してしまい、代わりに識別情報「0
002」をもつ機器を端末局1−1として置き換える場
合、端末局情報設定画面で、端末局1−1の識別情報の
欄を「0002」にすることで、システム構成の再設定
が完了する。
【0041】次に、ホスト局と端末局との接続に関し
て、ここではアプリケーション・プログラム3の要求に
より「端末局1−1」と接続する例をとって説明する。
【0042】まず、端末局接続処理部5は、アプリケー
ション・プログラム3によって起動される。アプリケー
ション・プログラム3は、例えば図7に示すように動作
し、S61で「端末局1−1」との接続を端末局接続処
理部5に要求する。
【0043】端末局接続処理部5は、起動されると、接
続処理の場合には、図3に示すように動作する。
【0044】最初にS1で端末局名「端末局1−1」に
より端末局情報テーブルを検索し、識別情報「000
1」を得る。次に、S2において、端末局と接続する基
地局「基地局1」を得る。そして、S3で該当基地局の
通信ポート「通信ポート1」を得る。
【0045】S4において、S3で得た通信ポート「通
信ポート1」を初期化し、S5で「基地局1」との接続
を確立する。そして、基地局との接続が成功したか否か
をS6で判定し、失敗したのであれば、S10でアプリ
ケーション・プログラム3に「失敗」を通知する。ま
た、基地局との接続が成功すると、S7で「基地局1」
に識別情報「0001」を有する端末局との接続を要求
する。端末局との接続が成功したか否かをS8で判定
し、失敗したのであれば、S10でアプリケーション・
プログラム3に「失敗」を通知する。端末局との接続が
成功すると、S9でアプリケーション・プログラム3に
「成功」を通知する。
【0046】アプリケーション・プログラム3は、端末
局接続処理部5から制御が戻ると、S62で結果を判定
し、「失敗」であればS65でエラー処理を行う。ま
た、「端末局1−1」との接続が「成功」であれば、S
63で「端末局1−1」との間で通信しながらデータ処
理を行う。
【0047】そして、一連のデータ処理が「端末局1−
1」との間で終わると、今度は、S64で端末局接続処
理部5に「端末局1−1」との接続解除を要求する。
【0048】また、端末局接続処理部5は、起動される
と、接続解除の場合には、図4に示すように動作する。
【0049】まず、S21で端末局名「端末局1−1」
により端末局情報テーブルを検索し、識別情報「000
1」を得る。次に、S22において、端末局と接続する
基地局「基地局1」を得る。そして、S23で該当基地
局の通信ポート「通信ポート1」を得る。
【0050】その後、S24で「基地局1」に識別情報
「0001」を有する端末局との接続解除を要求する。
次に、S25で「基地局1」と「通信ポート1」との接
続も解除し、最後にS26で「通信ポート1」の後始末
を行った後、アプリケーション・プログラム3に制御を
返す。
【0051】ここでは、「端末局1−1」と接続する例
をとって説明したが、他の端末局との接続も全く同じ手
順である。
【0052】以上のように、この第1実施例によれば、
基地局の制御や端末局の物理的な情報等を、アプリケー
ション・プログラム3と切り離すことができたので、シ
ステムの構成を変更する場合、例えば端末局の入れ換え
や移動、あるいは、他の場所に同様のシステムを構築す
るような場合に、柔軟に対応でき、また、アプリケーシ
ョン・プログラム3からは、端末局名を指定するだけ
で、ホスト局と端末局とが接続できるようになるので、
アプリケーション・プログラム3を作成する負荷が小さ
くなるという効果がある。
【0053】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0054】本発明の第2実施例は、ホスト局が、複数
の基地局と、各基地局を集中管理するホストコンピュー
タとで構成され、各々の基地局には、個々に異なった識
別情報を有する複数の端末局が無線で接続され、ホスト
局から能動的に端末局を呼び出してデータ通信を行う無
線データ通信システムとして構成される。
【0055】この第2実施例は、第1実施例と異なる特
徴として、端末局情報設定処理時に、システムの管理者
の指示によって、ホスト局から端末局に実際に接続確認
することで、端末局と基地局との対応情報を自動更新す
るようにしたものである。
【0056】本実施例は、前述の第1実施例で図1から
図5、図7から図8までを用いて説明したものと同様な
構成を有している。ここでは重複する構成上の説明を省
略し、本実施例に特有な点について説明する。
【0057】図1において、端末局情報更新処理部7
が、この第2実施例の特徴となる部分である。これは、
図6に示すフローチャートのように動作し、端末局と基
地局との対応情報を、ホスト局から端末局に実際に接続
確認することで更新する。
【0058】本実施例においても、端末局名と識別情報
の対応、端末局と基地局との対応等、制御情報の設定に
関しては、端末局情報設定部6によって行われる。
【0059】端末局情報設定処理部6は、図5に示すよ
うに動作するが、第1実施例と異なり、S41で表示さ
れる端末局情報設定画面は図10のような画面となる。
この画面において、「接続確認を行って自動更新する」
を選択すると、端末局情報更新処理部7が起動される。
【0060】図6において、端末局情報更新処理部7
は、以下のように動作する。
【0061】まず、S81において、基地局が接続され
た全通信ポートを初期化し、S82において、全基地局
との接続を確立する。次に端末局情報テーブルを検索す
るためのカウンタ(N)をクリアし、S84で参照する
テーブル番号に繰り上げる。S85で(N)番目のテー
ブルの識別情報を得る。次に、基地局情報テーブルを検
索するためのカウンタ(M)をクリアし、S87で参照
するテーブル番号に繰り上げる。
【0062】そして、S88で(M)番目の基地局にS
85で取得した識別情報に一致する端末局との接続を要
求する。その後、S89で接続が成功したか否かを判定
し、成功していれば、S90で端末局との接続を解除
し、端末局情報テーブルの該当エントリに基地局の情報
を設定する。
【0063】また、S89で失敗であれば、S92で全
ての基地局を処理したか判定し、まだ処理していない基
地局があれば、S87から処理を繰り返す。そして、全
て基地局を処理したのであれば、端末局が見つからなか
ったということであるので、端末局情報テーブルの該当
エントリに、存在しなかった旨の情報を設定する。
【0064】端末情報テーブルに設定した後、S94で
全ての端末局について処理したか判定し、まだ処理して
いない端末局があれば、S84から処理を繰り返す。
【0065】また、全ての端末局を処理したのであれ
ば、S95で全ての基地局の接続を解除し、S95で全
通信ポートの後始末を行った後、端末局情報設定部6に
制御を戻す。
【0066】端末局情報設定部6は、更新された端末局
情報テーブルを基に再度端末局情報設定画面を表示し、
システム管理者に結果を知らせる。
【0067】本実施例では、図10(1)の設定画面
で、図1に示したシステム構成には無い端末局「端末局
3−3」がシステム管理者によって設定されたので、図
10(2)の結果の設定画面では「端末局3−3」のみ
が“存在せず”というステータスになっている。
【0068】なお、本実施例において、例えば「端末局
2−1」を基地局3が管理するエリアCに移した後で、
本自動更新処理を行うと、端末局情報テーブル内の「端
末局2−1」の基地局は「基地局3」になることは言う
までもない。
【0069】以上のように、この第2実施例によれば、
端末局と基地局との対応をシステム管理者が直接変更し
なくとも、簡単な操作で更新できるので、システムの構
成を変更する場合、例えば端末局の入れ換えや移動、あ
るいは、他の場所に同様にシステムを構築するような場
合に、柔軟に対応できるという効果がある。
【0070】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0071】この第3実施例は、ホスト局が、複数の基
地局と、各基地局を集中管理するホストコンピュータと
で構成され、各々の基地局には、個々に異なった識別情
報を有する複数の端末局が無線で接続され、ホスト局か
ら能動的に端末局を呼び出してデータ通信を行う無線デ
ータ通信システムとして構成される。
【0072】この第3実施例は、第1、第2実施例と異
なる特徴として、システムの起動時に、ホスト局から端
末局に実際に接続確認することで、端末局と基地局との
対応情報を自動更新するようにしたものである。
【0073】本実施例は、前述の第1実施例で図1から
図5、図7から図8までを用いて説明したものと同様な
構成を有している。ここでは重複する構成上の説明を省
略し、本実施例に特有な点について説明する。
【0074】図1において、端末局情報更新処理部7
が、この第2実施例の特徴とする部分である。これは、
図6に示すフローチャートのように動作し、端末局と基
地局との対応情報を、ホスト局から端末局に実際に接続
確認することで更新する。
【0075】本実施例が第2実施例と異なるのは、シス
テムの起動時に、システムの初期化処理の一環として、
端末局情報更新処理部7が処理されるよう構成したこと
である。なお、端末情報更新処理部7の処理動作は、第
2実施例で詳細に説明しているので、ここでは説明を省
略する。
【0076】以上のように、この第3実施例によれば、
端末局と基地局との対応を、システム管理者が直接変更
しなくとも、システム起動時に更新されるので、システ
ムの構成を変更する場合、例えば端末局の入れ換えや移
動、あるいは、他の場所に同様のシステムを構築するよ
うな場合に、柔軟に対応できるという効果がある。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基地局の制御や端末局の物理的な情報等をアプリケーシ
ョン・プログラムと切り離すことができ、また、アプリ
ケーション・プログラムからは、端末局名を指定するだ
けで、ホスト局と端末局とが接続できるようになるの
で、以下のような効果がある。
【0078】(1)ホストコンピュータと端末局との間
で無線データ通信を行うアプリケーション・プログラム
を作成する負荷が小さくなり、開発効率が向上する。
【0079】(2)システムの構成を変更する場合、例
えば端末局の入れ換えや移動、あるいは、他の場所に同
様のシステムを構築するような場合に、柔軟に対応で
き、システムの保守性や移植性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステム構成を示すブロック
図である。
【図2】上記実施例の基地局と端末局の内部構成を示す
ブロック図である。
【図3】上記実施例の端末局接続処理部の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】上記実施例の端末局接続処理部の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】上記実施例の端末局情報設定処理部の動作を示
すフローチャートである。
【図6】上記実施例の端末局情報更新処理部の動作を示
すフローチャートである。
【図7】上記実施例のアプリケーション・プログラムの
動作を示すフローチャートである。
【図8】上記実施例の端末局情報テーブルおよび基地局
情報テーブルの構成を示す説明図である。
【図9】本発明の第1実施例で使用する端末局情報設定
画面および基地局情報設定画面を示す説明図である。
【図10】本発明の第1実施例で使用する端末局情報設
定画面を示す説明図である。
【図11】従来のシステム構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、 3…制御部、 3…アプリケーション、 4…通信ポート、 5…端末局接続処理部、 6…端末局情報設定処理部、 7…端末局情報更新処理部、 8…端末局情報テーブル、 9…基地局情報テーブル、 21…基地局、 41…端末局、 42…識別情報。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト局が、複数の基地局と各基地局を
    集中管理するホストコンピュータとを有して構成され、
    各々の基地局には、個々に異なった識別情報を有する複
    数の端末局が無線で接続されて、ホスト局と端末局との
    間でデータ通信を行う無線データ通信システムにおい
    て、 ホスト局は、その管理する地域内で、個々の端末局を一
    意に識別する論理的な名前である端末局名を割り付け、
    この端末局名と端末局が固有に有する識別情報とを対応
    付けて記憶するとともに、個々の端末局を何れの基地局
    と接続するかを記憶する端末局情報記憶手段と、各々の
    基地局をホストコンピュータに備えられた何れの通信ポ
    ートと接続するかを記憶する基地局情報記憶手段とを備
    え、 ホスト局と端末局とを接続する際に、端末局を一意に識
    別するものとして前記端末局名を使用するとともに、端
    末局との接続に使用する基地局として、前記端末局情報
    記憶手段に端末局名と対応付けて記憶された基地局を採
    用し、さらにホストコンピュータと基地局との接続に使
    用する通信ポートとして、前記基地局情報記憶手段に記
    憶された通信ポートを採用し、前記端末局情報手段に記
    憶された識別情報に一致する識別情報を有する端末局
    と、ホスト局とを接続する端末局接続手段を備えたこと
    を特徴とする無線データ通信システムにおける端末局管
    理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 端末局名と識別情報との対応、端末局と基地局との対
    応、および、基地局と通信ポートとの対応を、システム
    管理者に設定させる端末局情報設定手段を備えたことを
    特徴とする無線データ通信システムにおける端末局管理
    方式。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 端末局と基地局との対応を、システム初期設定時に、ホ
    スト局から端末局に接続確認を行って更新する端末局情
    報更新手段を備えたことを特徴とする無線データ通信シ
    ステムにおける端末局管理方式。
JP5341345A 1993-12-10 1993-12-10 無線データ通信システムにおける端末局管理方式 Pending JPH07162440A (ja)

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JP5341345A JPH07162440A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 無線データ通信システムにおける端末局管理方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100390536B1 (ko) * 2001-06-20 2003-07-07 주식회사 오픈솔루션 근거리 무선 제어 시스템

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KR100390536B1 (ko) * 2001-06-20 2003-07-07 주식회사 오픈솔루션 근거리 무선 제어 시스템

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