JPH07160933A - 電池式自動販売機 - Google Patents
電池式自動販売機Info
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- JPH07160933A JPH07160933A JP5311703A JP31170393A JPH07160933A JP H07160933 A JPH07160933 A JP H07160933A JP 5311703 A JP5311703 A JP 5311703A JP 31170393 A JP31170393 A JP 31170393A JP H07160933 A JPH07160933 A JP H07160933A
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- JP
- Japan
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- product
- battery
- merchandise
- vending machine
- time
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電池式自動販売機において、コストアップを
招来することなく、商品搬出用のモータ起動時に電圧レ
ベルが大幅に低下するのを有効に防止し、販売制御の誤
動作発生等を確実に回避できるようにする。 【構成】 販売可能表示ランプ６、商品選択ボタン８、
商品搬出回路２４を備えるとともに、商品選択ボタン８
の操作に応答して起動される内部タイマ２８と、商品選
択ボタン８の操作に応答してこれにより選択された商品
に該当する販売可能表示ランプ６のみを点灯する一方、
内部タイマ２８のタイムアップに応じて商品搬出回路２
４を起動する制御手段２６とを設け、商品選択ボタン８
が操作されて商品が選択された後、電池電圧の回復を待
ってから搬出動作が開始されるようにした。
招来することなく、商品搬出用のモータ起動時に電圧レ
ベルが大幅に低下するのを有効に防止し、販売制御の誤
動作発生等を確実に回避できるようにする。 【構成】 販売可能表示ランプ６、商品選択ボタン８、
商品搬出回路２４を備えるとともに、商品選択ボタン８
の操作に応答して起動される内部タイマ２８と、商品選
択ボタン８の操作に応答してこれにより選択された商品
に該当する販売可能表示ランプ６のみを点灯する一方、
内部タイマ２８のタイムアップに応じて商品搬出回路２
４を起動する制御手段２６とを設け、商品選択ボタン８
が操作されて商品が選択された後、電池電圧の回復を待
ってから搬出動作が開始されるようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリ、乾電池等の
電池を電源とした電池式自動販売機に関する。
電池を電源とした電池式自動販売機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電池式の自動販売機は、図６のフ
ローチャートに示すように、硬貨の投入により電源スイ
ッチが機械的にオンされると(ステップ１)、マイコン等
の制御手段に通電されてこの制御手段が立ち上がるとと
もに、各商品ごとに配置された販売可能表示用の表示ラ
ンプが一斉に同時点灯される(ステップ２)。
ローチャートに示すように、硬貨の投入により電源スイ
ッチが機械的にオンされると(ステップ１)、マイコン等
の制御手段に通電されてこの制御手段が立ち上がるとと
もに、各商品ごとに配置された販売可能表示用の表示ラ
ンプが一斉に同時点灯される(ステップ２)。
【０００３】そして、商品購入者が、各商品ごとに配置
された商品選択ボタンの一つを操作してある商品を選択
すると(ステップ３)、制御手段は、その操作された商品
選択ボタンに対応する表示ランプだけを残して他の表示
ランプを全て消灯するとともに(ステップ４)、モータや
搬出機構等からなる商品搬出手段を起動する(ステップ
５)。これにより、所望の商品が外部に搬出される。商
品搬出後は、電源スイッチがオフされて初期状態に戻る
(ステップ６)。
された商品選択ボタンの一つを操作してある商品を選択
すると(ステップ３)、制御手段は、その操作された商品
選択ボタンに対応する表示ランプだけを残して他の表示
ランプを全て消灯するとともに(ステップ４)、モータや
搬出機構等からなる商品搬出手段を起動する(ステップ
５)。これにより、所望の商品が外部に搬出される。商
品搬出後は、電源スイッチがオフされて初期状態に戻る
(ステップ６)。
【０００４】ところで、図６に示すフローチャートの動
作に伴い、電池の電圧は、図４の破線で示すように時間
的に変化する。すなわち、時刻t1で硬貨投入によって制
御手段に通電されるとともに、全ての表示ランプが同時
点灯されることにより電圧が低下する。そして、時刻t2
では、商品選択ボタンが操作されると、選択された商品
に該当する表示ランプのみが点灯することになるが、こ
の商品選択ボタンの操作に応じて商品搬出手段のモータ
も同時に起動されるために大きな電流が流れ、電圧が大
幅に低下する。そして、モータが動き始めると、駆動電
流が徐々に小さくなるため、これに応じて電圧も次第に
上昇してくる。
作に伴い、電池の電圧は、図４の破線で示すように時間
的に変化する。すなわち、時刻t1で硬貨投入によって制
御手段に通電されるとともに、全ての表示ランプが同時
点灯されることにより電圧が低下する。そして、時刻t2
では、商品選択ボタンが操作されると、選択された商品
に該当する表示ランプのみが点灯することになるが、こ
の商品選択ボタンの操作に応じて商品搬出手段のモータ
も同時に起動されるために大きな電流が流れ、電圧が大
幅に低下する。そして、モータが動き始めると、駆動電
流が徐々に小さくなるため、これに応じて電圧も次第に
上昇してくる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来で
は、硬貨投入による制御手段への通電と全ての販売可能
表示手段が点灯されている状態から、商品選択ボタンが
操作されると(図４の時刻t2)直ちに商品搬出手段が起動
されるので、その際に電圧が大きく低下し、その結果、
制御手段が誤動作を起こす等の不都合を生じる。
は、硬貨投入による制御手段への通電と全ての販売可能
表示手段が点灯されている状態から、商品選択ボタンが
操作されると(図４の時刻t2)直ちに商品搬出手段が起動
されるので、その際に電圧が大きく低下し、その結果、
制御手段が誤動作を起こす等の不都合を生じる。
【０００６】このような不都合を回避するめ、従来技術
では、電源ラインに充電回路や逆流阻止回路を設けて商
品搬出時に電圧が一時的に大きく低下するのを防ぐよう
にしたものも提案されている(たとえば、実開平２−１
３００８０号公報参照)。
では、電源ラインに充電回路や逆流阻止回路を設けて商
品搬出時に電圧が一時的に大きく低下するのを防ぐよう
にしたものも提案されている(たとえば、実開平２−１
３００８０号公報参照)。
【０００７】しかしながら、従来技術のように、商品搬
出手段の起動時の電圧の大幅な低下を防止するために、
充電回路や逆流阻止回路等の回路部品を別途付加するの
は、余分なコストアップを招来し好ましくない。
出手段の起動時の電圧の大幅な低下を防止するために、
充電回路や逆流阻止回路等の回路部品を別途付加するの
は、余分なコストアップを招来し好ましくない。
【０００８】本発明は、コストアップを招来することな
く、商品搬出手段の起動時に電圧レベルが大幅に低下す
るのを有効に防止し、制御手段の誤動作発生等を確実に
回避できるようにすることを課題とする。
く、商品搬出手段の起動時に電圧レベルが大幅に低下す
るのを有効に防止し、制御手段の誤動作発生等を確実に
回避できるようにすることを課題とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、バッテリ等の電池を電源とするものであ
って、商品が販売可能な場合に各商品に対応して点灯表
示される販売可能表示手段と、この販売可能表示手段ご
とに対応して配置されていて商品を選択する際に操作さ
れる商品選択手段と、この商品選択手段で選択された商
品を外部に搬出する商品搬出手段とを備えてなる電池式
自動販売機において、次の構成を採る。
解決するため、バッテリ等の電池を電源とするものであ
って、商品が販売可能な場合に各商品に対応して点灯表
示される販売可能表示手段と、この販売可能表示手段ご
とに対応して配置されていて商品を選択する際に操作さ
れる商品選択手段と、この商品選択手段で選択された商
品を外部に搬出する商品搬出手段とを備えてなる電池式
自動販売機において、次の構成を採る。
【００１０】すなわち、請求項１に記載の発明に係る電
池式自動販売機では、商品選択手段の操作に応答して起
動されるタイマ手段と、商品選択手段の操作に応答して
これにより選択された商品に該当する販売可能表示手段
のみを点灯する一方、前記タイマ手段のタイムアップに
応じて前記商品搬出手段を起動する制御手段とを含む。
池式自動販売機では、商品選択手段の操作に応答して起
動されるタイマ手段と、商品選択手段の操作に応答して
これにより選択された商品に該当する販売可能表示手段
のみを点灯する一方、前記タイマ手段のタイムアップに
応じて前記商品搬出手段を起動する制御手段とを含む。
【００１１】また、請求項２に記載の発明に係る自動販
売機では、請求項１に記載の制御手段に代えて、商品選
択手段の操作に応答して前記販売可能表示手段による表
示を全て消灯する一方、前記タイマ手段のタイムアップ
に応じて前記商品搬出手段を起動するとともに、前記商
品選択手段で選択された商品に該当する販売可能表示手
段のみを点灯する制御手段を備えている。
売機では、請求項１に記載の制御手段に代えて、商品選
択手段の操作に応答して前記販売可能表示手段による表
示を全て消灯する一方、前記タイマ手段のタイムアップ
に応じて前記商品搬出手段を起動するとともに、前記商
品選択手段で選択された商品に該当する販売可能表示手
段のみを点灯する制御手段を備えている。
【００１２】さらに、請求項３に記載の発明に係る自動
販売機では、タイマ手段は、その起動時からタイムアッ
プするまでの動作時間を一定のものとせずに、電源の電
圧レベルに応じて変化するように構成されている。
販売機では、タイマ手段は、その起動時からタイムアッ
プするまでの動作時間を一定のものとせずに、電源の電
圧レベルに応じて変化するように構成されている。
【００１３】
【作用】請求項１記載の発明に係る自動販売機では、商
品選択手段が操作されて一つの商品が選択されると、こ
の操作に応答して、タイマ手段が起動されると同時に制
御手段が選択された商品に該当する販売可能表示手段の
みを点灯する。そして、予め設定された時間が経過して
タイマ手段がタイムアップすると、制御手段がこれに応
じて商品搬出手段を起動する。この場合、タイマ手段が
起動されてからタイムアップするまでの間は、販売され
る商品に該当する販売可能表示手段のみが単独点灯され
て点灯個数が減らされており、しかも、商品搬出手段は
未だ起動されないので、電圧レベルが上昇する。そし
て、タイマ手段がタイムアップしてから商品搬出手段が
起動されるので、電圧の大幅な低下が抑えられる。
品選択手段が操作されて一つの商品が選択されると、こ
の操作に応答して、タイマ手段が起動されると同時に制
御手段が選択された商品に該当する販売可能表示手段の
みを点灯する。そして、予め設定された時間が経過して
タイマ手段がタイムアップすると、制御手段がこれに応
じて商品搬出手段を起動する。この場合、タイマ手段が
起動されてからタイムアップするまでの間は、販売され
る商品に該当する販売可能表示手段のみが単独点灯され
て点灯個数が減らされており、しかも、商品搬出手段は
未だ起動されないので、電圧レベルが上昇する。そし
て、タイマ手段がタイムアップしてから商品搬出手段が
起動されるので、電圧の大幅な低下が抑えられる。
【００１４】また、請求項２記載の発明に係る自動販売
機では、商品選択手段が操作されて一つの商品が選択さ
れると、この操作に応答して、タイマ手段が起動される
と同時に、制御手段が全ての販売可能表示手段を消灯す
る。したがって、タイマ手段がタイムアップするまでの
間は、全ての販売可能表示手段が消灯され、かつ、商品
搬出手段は未だ起動されないので、請求項１の発明の場
合よりも電圧が一層高いレベルまで復帰している。そし
て、タイマ手段がタイムアップしてから商品搬出手段が
起動されるので、商品搬出手段の起動直後の電圧低下が
一層抑えられる。
機では、商品選択手段が操作されて一つの商品が選択さ
れると、この操作に応答して、タイマ手段が起動される
と同時に、制御手段が全ての販売可能表示手段を消灯す
る。したがって、タイマ手段がタイムアップするまでの
間は、全ての販売可能表示手段が消灯され、かつ、商品
搬出手段は未だ起動されないので、請求項１の発明の場
合よりも電圧が一層高いレベルまで復帰している。そし
て、タイマ手段がタイムアップしてから商品搬出手段が
起動されるので、商品搬出手段の起動直後の電圧低下が
一層抑えられる。
【００１５】さらに、請求項３記載の発明に係る自動販
売機では、タイマ手段は、その起動時からタイムアップ
するまでの動作時間が電池の電圧レベルに応じて変化す
るため、電池が消耗して電圧の復帰に時間がかかる場合
でも、それに応じて動作時間を長くすることで、制御手
段の誤動作発生等を確実に防ぐごとができる。
売機では、タイマ手段は、その起動時からタイムアップ
するまでの動作時間が電池の電圧レベルに応じて変化す
るため、電池が消耗して電圧の復帰に時間がかかる場合
でも、それに応じて動作時間を長くすることで、制御手
段の誤動作発生等を確実に防ぐごとができる。
【００１６】
【実施例】図１は本発明の実施例に係る電池式自動販売
機の外観を示す正面図である。
機の外観を示す正面図である。
【００１７】同図において、符号１は電池式自動販売機
の全体を示し、２は商品、３は硬貨投入口、４は商品取
出口、６は商品２がストックされていて販売可能な場合
に点灯表示する販売可能表示手段としての販売可能表示
ランプ、８は商品２を選択する際に操作される商品選択
手段としての商品選択ボタンであり、販売可能表示ラン
プ６と商品選択ボタン８とは販売される各商品ごとに個
別に配置されている。
の全体を示し、２は商品、３は硬貨投入口、４は商品取
出口、６は商品２がストックされていて販売可能な場合
に点灯表示する販売可能表示手段としての販売可能表示
ランプ、８は商品２を選択する際に操作される商品選択
手段としての商品選択ボタンであり、販売可能表示ラン
プ６と商品選択ボタン８とは販売される各商品ごとに個
別に配置されている。
【００１８】図２は本発明の実施例に係る電池式自動販
売機の内部構成を示すブロック図である。
売機の内部構成を示すブロック図である。
【００１９】同図において、１０はこの自動販売機１の
動作電源となるバッテリや乾電池等の電池、１２は硬貨
投入に応じて機械的に操作される電源スイッチ、１４は
電源スイッチ１２の操作に応じてオン状態を保持するた
めの自己保持回路、１６は電源ラインである。そして、
この電源ライン１６には、各販売可能表示ランプ６、各
商品選択ボタン８、ＲＯＭ１８、ＲＡＭ２０、電圧検出
回路２２、商品搬出回路２４、およびＣＰＵ２６が接続
されている。
動作電源となるバッテリや乾電池等の電池、１２は硬貨
投入に応じて機械的に操作される電源スイッチ、１４は
電源スイッチ１２の操作に応じてオン状態を保持するた
めの自己保持回路、１６は電源ラインである。そして、
この電源ライン１６には、各販売可能表示ランプ６、各
商品選択ボタン８、ＲＯＭ１８、ＲＡＭ２０、電圧検出
回路２２、商品搬出回路２４、およびＣＰＵ２６が接続
されている。
【００２０】上記の電圧検出回路２２は、電池１０の電
圧レベルを検出するためのものであり、また、商品搬出
回路２４には、搬出駆動用のモータが接続され、このモ
ータには搬出機構(いずれも図示せず)が接続されて商品
搬出手段が構成されている。
圧レベルを検出するためのものであり、また、商品搬出
回路２４には、搬出駆動用のモータが接続され、このモ
ータには搬出機構(いずれも図示せず)が接続されて商品
搬出手段が構成されている。
【００２１】ＣＰＵ２６は、特許請求の範囲における制
御手段を構成するもので、内部タイマ２８を含み、この
内部タイマ２８は、その起動時からタイムアップするま
での動作時間が電圧検出回路２２で検出される電源１０
の電圧レベルに応じて変化するように構成されている。
御手段を構成するもので、内部タイマ２８を含み、この
内部タイマ２８は、その起動時からタイムアップするま
での動作時間が電圧検出回路２２で検出される電源１０
の電圧レベルに応じて変化するように構成されている。
【００２２】次に、上記構成の自動販売機１の動作につ
いて、図３に示すフローチャートを参照して説明する。
いて、図３に示すフローチャートを参照して説明する。
【００２３】硬貨が硬貨投入口３から投入されると、こ
れに伴い、電源スイッチ１２がオン操作され(ステップ
１)、この操作によって自己保持回路１４の接点がオン
し、電池１０の電力が電源ライン１６に供給されてＣＰ
Ｕ２６が立ち上げられるとともに、各商品２ごとに配置
された各販売可能表示ランプ６が一斉に同時点灯される
(ステップ２)。そして、ＣＰＵ２６は、電圧検出回路２
２で検出された電圧レベルを取り込んで、内部タイマ２
８の動作時間Ｔ0を決定する(ステップ３)。この動作時
間Ｔ0は、電圧の逆数にある一定の係数を乗算してもよ
いし、電圧のレベルを複数段に区分して、それぞれの段
階ごとに一定の時間を設定しておいても良い。
れに伴い、電源スイッチ１２がオン操作され(ステップ
１)、この操作によって自己保持回路１４の接点がオン
し、電池１０の電力が電源ライン１６に供給されてＣＰ
Ｕ２６が立ち上げられるとともに、各商品２ごとに配置
された各販売可能表示ランプ６が一斉に同時点灯される
(ステップ２)。そして、ＣＰＵ２６は、電圧検出回路２
２で検出された電圧レベルを取り込んで、内部タイマ２
８の動作時間Ｔ0を決定する(ステップ３)。この動作時
間Ｔ0は、電圧の逆数にある一定の係数を乗算してもよ
いし、電圧のレベルを複数段に区分して、それぞれの段
階ごとに一定の時間を設定しておいても良い。
【００２４】この状態で、次に、商品購入者が、各商品
２ごとに配置された商品選択ボタン８の一つを操作して
ある商品を選択すると(ステップ４)、ＣＰＵ２６は、こ
の操作に応答して、内部タイマ２８を起動する同時に、
商品選択ボタン８で選択された商品に該当する販売可能
表示ランプ６のみを点灯し、残りのランプ６は全て消灯
する(ステップ５)。
２ごとに配置された商品選択ボタン８の一つを操作して
ある商品を選択すると(ステップ４)、ＣＰＵ２６は、こ
の操作に応答して、内部タイマ２８を起動する同時に、
商品選択ボタン８で選択された商品に該当する販売可能
表示ランプ６のみを点灯し、残りのランプ６は全て消灯
する(ステップ５)。
【００２５】そして、内部タイマ２８が予め設定された
動作時間Ｔ0の経過後にタイムアップすると(ステップ
６)、ＣＰＵ２６は、このタイムアップ信号に応答して
商品搬出回路２４を起動する(ステップ７)。これによ
り、所望の商品が外部に搬出されるので、商品搬出後
は、ＣＰＵ２６が自己保持回路１４にリセット信号を出
力してその接点をオフにするため、電源ライン１６が遮
断されて初期状態に戻る(ステップ８)。
動作時間Ｔ0の経過後にタイムアップすると(ステップ
６)、ＣＰＵ２６は、このタイムアップ信号に応答して
商品搬出回路２４を起動する(ステップ７)。これによ
り、所望の商品が外部に搬出されるので、商品搬出後
は、ＣＰＵ２６が自己保持回路１４にリセット信号を出
力してその接点をオフにするため、電源ライン１６が遮
断されて初期状態に戻る(ステップ８)。
【００２６】ところで、図３に示すフローチャートの動
作に伴い、電池１０の電圧は、図４の実線で示すように
時間的に変化する。
作に伴い、電池１０の電圧は、図４の実線で示すように
時間的に変化する。
【００２７】すなわち、時刻t1で硬貨投入によってＣＰ
Ｕ２６に通電されるとともに、全ての販売可能表示ラン
プ６が同時点灯されることにより電圧が低下する。そし
て、時刻t2では、一つの商品選択ボタン８が操作される
ことにより、選択された商品に該当する一つの販売可能
表示ランプ６のみが点灯して点灯個数が減らされ、か
つ、内部タイマ２６は起動されてはいるが、未だタイム
アップしていないので、商品搬出回路２４に接続された
搬送駆動用の図示しないモータも停止状態にある。この
ため、電池１０に対する負荷が小さくなり、内部タイマ
２６が時刻t3でタイムアップするまでの期間Ｔ0中に電
圧レベルが上昇する。しかも、内部タイマの動作時間Ｔ
0(時刻t2〜t3の期間)は、電池１０の電圧レベルに応じ
て可変されるので、たとえば、電池１０が消耗して電圧
の復帰に時間がかかる場合には、それに応じて動作時間
Ｔ0が長く設定されるようになり、電圧レベルが復帰す
る割合を一定に維持することができる。そして、時刻t3
で内部タイマ２８がタイムアップしてから商品搬出回路
２４が起動されるので、そのモータ起動時の大幅な電圧
低下が抑えられる。このため、ＣＰＵ２６の誤動作発生
等を確実に防ぐごとができる。
Ｕ２６に通電されるとともに、全ての販売可能表示ラン
プ６が同時点灯されることにより電圧が低下する。そし
て、時刻t2では、一つの商品選択ボタン８が操作される
ことにより、選択された商品に該当する一つの販売可能
表示ランプ６のみが点灯して点灯個数が減らされ、か
つ、内部タイマ２６は起動されてはいるが、未だタイム
アップしていないので、商品搬出回路２４に接続された
搬送駆動用の図示しないモータも停止状態にある。この
ため、電池１０に対する負荷が小さくなり、内部タイマ
２６が時刻t3でタイムアップするまでの期間Ｔ0中に電
圧レベルが上昇する。しかも、内部タイマの動作時間Ｔ
0(時刻t2〜t3の期間)は、電池１０の電圧レベルに応じ
て可変されるので、たとえば、電池１０が消耗して電圧
の復帰に時間がかかる場合には、それに応じて動作時間
Ｔ0が長く設定されるようになり、電圧レベルが復帰す
る割合を一定に維持することができる。そして、時刻t3
で内部タイマ２８がタイムアップしてから商品搬出回路
２４が起動されるので、そのモータ起動時の大幅な電圧
低下が抑えられる。このため、ＣＰＵ２６の誤動作発生
等を確実に防ぐごとができる。
【００２８】上記のＣＰＵ２６は、図３に示す一連のシ
ーケンスを実行するようにしているが、これに代えて、
図５に示すシーケンスを実行させるように構成してもよ
い。
ーケンスを実行するようにしているが、これに代えて、
図５に示すシーケンスを実行させるように構成してもよ
い。
【００２９】すなわち、この実施例では、硬貨が硬貨投
入口３から投入されると、電池１０の電力が電源ライン
１６に供給されてＣＰＵ２６が立ち上げられるとともに
(ステップ１)、各販売可能表示ランプ６が一斉に同時点
灯される(ステップ２)。
入口３から投入されると、電池１０の電力が電源ライン
１６に供給されてＣＰＵ２６が立ち上げられるとともに
(ステップ１)、各販売可能表示ランプ６が一斉に同時点
灯される(ステップ２)。
【００３０】この状態で、次に、商品購入者が、商品選
択ボタン８の一つを操作してある商品を選択すると(ス
テップ３)、ＣＰＵ２６は、この操作に応じて内部タイ
マ２８を起動すると同時に、全ての販売可能表示ランプ
６を消灯する(ステップ４)。したがって、内部タイマ２
８がタイムアップするまでの期間Ｔ1は、全ての販売可
能表示ランプ６が消灯状態にあり、しかも商品搬出回路
２４は未だ起動されないので、図３のフローチャートの
動作の場合よりも電池電圧が一層高いレベルまで復帰す
ることになる。
択ボタン８の一つを操作してある商品を選択すると(ス
テップ３)、ＣＰＵ２６は、この操作に応じて内部タイ
マ２８を起動すると同時に、全ての販売可能表示ランプ
６を消灯する(ステップ４)。したがって、内部タイマ２
８がタイムアップするまでの期間Ｔ1は、全ての販売可
能表示ランプ６が消灯状態にあり、しかも商品搬出回路
２４は未だ起動されないので、図３のフローチャートの
動作の場合よりも電池電圧が一層高いレベルまで復帰す
ることになる。
【００３１】そして、内部タイマ２８が予め設定された
動作時間Ｔ1が経過した後にタイムアップすると(ステッ
プ５)、ＣＰＵ２６は、このタイムアップ信号に応答し
て商品搬出回路２４を起動して商品の搬出を行うととも
に、再度、内部タイマ２８を起動する(ステップ６)。そ
して、搬出駆動用のモータの起動による電池電圧の低下
がある程度回復した時間Ｔ2が経過すると、内部タイマ
２８がタイムアップするので(ステップ７)、その時に、
操作された商品選択ボタン８に対応する一つの販売可能
表示ランプ６を点灯する(ステップ８)。これは、商品購
入者に、この電池式自動販売機１が正常に販売動作をし
ていることを理解させるためである。そして、搬出動作
の終了すると(ステップ９)、電源ライン１６が遮断され
て初期状態に戻る(ステップ１０)。
動作時間Ｔ1が経過した後にタイムアップすると(ステッ
プ５)、ＣＰＵ２６は、このタイムアップ信号に応答し
て商品搬出回路２４を起動して商品の搬出を行うととも
に、再度、内部タイマ２８を起動する(ステップ６)。そ
して、搬出駆動用のモータの起動による電池電圧の低下
がある程度回復した時間Ｔ2が経過すると、内部タイマ
２８がタイムアップするので(ステップ７)、その時に、
操作された商品選択ボタン８に対応する一つの販売可能
表示ランプ６を点灯する(ステップ８)。これは、商品購
入者に、この電池式自動販売機１が正常に販売動作をし
ていることを理解させるためである。そして、搬出動作
の終了すると(ステップ９)、電源ライン１６が遮断され
て初期状態に戻る(ステップ１０)。
【００３２】
(１) 請求項１記載に係る発明においては、従来のよう
に、商品選択手段によって商品が選択された直後に搬出
動作を開始するのではなくて、電池電圧の回復を待って
から搬出動作が開始されるようにしているので、電池電
圧の大幅な低下が抑えられてマイコン等の制御手段の誤
動作発生が確実に回避される。しかも、別途回路部品を
追加することなく、内部タイマによって実現できるため
に、コストアップを招来することがない。
に、商品選択手段によって商品が選択された直後に搬出
動作を開始するのではなくて、電池電圧の回復を待って
から搬出動作が開始されるようにしているので、電池電
圧の大幅な低下が抑えられてマイコン等の制御手段の誤
動作発生が確実に回避される。しかも、別途回路部品を
追加することなく、内部タイマによって実現できるため
に、コストアップを招来することがない。
【００３３】(２) 請求項２記載に係る発明において
は、搬出動作が開始される前に販売可能表示手段を全て
消灯するために、搬出開始直前の電池電圧の回復をより
一層高くすることができる分だけ、搬出開始後の電池電
圧の低下を抑えることができる。
は、搬出動作が開始される前に販売可能表示手段を全て
消灯するために、搬出開始直前の電池電圧の回復をより
一層高くすることができる分だけ、搬出開始後の電池電
圧の低下を抑えることができる。
【００３４】(３) 請求項３記載に係る発明において
は、ある程度電池が消耗しても、それに応じてタイマ動
作時間を長くすることで電池電圧の回復が図れるため
に、正常に販売動作できる期間も長くなり、電池の交換
期間も長くできる。
は、ある程度電池が消耗しても、それに応じてタイマ動
作時間を長くすることで電池電圧の回復が図れるため
に、正常に販売動作できる期間も長くなり、電池の交換
期間も長くできる。
【図１】本発明の実施例に係る電池式自動販売機の外観
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図２】本発明の実施例に係る電池式自動販売機の内部
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図３】本発明の実施例に係る電池式自動販売機の動作
説明に供するフローチャートである。
説明に供するフローチャートである。
【図４】本発明の自動販売機の販売動作に伴う電圧レベ
ルの経時変化を従来例の場合と対比して示す説明図であ
る。
ルの経時変化を従来例の場合と対比して示す説明図であ
る。
【図５】図３とは異なるシーケンスを行う構成の制御手
段を採用した場合の動作説明に供するフローチャートで
ある。
段を採用した場合の動作説明に供するフローチャートで
ある。
【図６】従来の電池式自動販売機の動作説明に供するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
１…電池式自動販売機、２…商品、６…販売可能表示手
段(販売可能表示ランプ)、８…商品選択手段(商品選択
ボタン)、１０…電池、２４…商品搬出手段(商品搬出回
路)、２６…制御手段(ＣＰＵ)、２８…タイマ手段(内部
タイマ)。
段(販売可能表示ランプ)、８…商品選択手段(商品選択
ボタン)、１０…電池、２４…商品搬出手段(商品搬出回
路)、２６…制御手段(ＣＰＵ)、２８…タイマ手段(内部
タイマ)。
Claims (3)
- 【請求項１】 バッテリ等の電池を電源とするものであ
って、商品が販売可能な場合に各商品に対応して点灯表
示される販売可能表示手段と、この各販売可能表示手段
に対応して配置されていて商品を選択する際に操作され
る商品選択手段と、この商品選択手段で選択された商品
を外部に搬出する商品搬出手段とを備えてなる電池式自
動販売機において、 商品選択手段の操作に応答して起動されるタイマ手段
と、 商品選択手段の操作に応答してこれにより選択された商
品に該当する販売可能表示手段のみを点灯する一方、前
記タイマ手段のタイムアップに応じて前記商品搬出手段
を起動する制御手段と、 を含むことを特徴とする電池式自動販売機。 - 【請求項２】 前記制御手段に代えて、商品選択手段の
操作に応答して前記販売可能表示手段による表示を全て
消灯する一方、前記タイマ手段のタイムアップに応じて
前記商品搬出手段を起動するとともに、前記商品選択手
段で選択された商品に該当する販売可能表示手段のみを
点灯する制御手段を備えることを特徴とする請求項１記
載の電池式自動販売機。 - 【請求項３】 前記タイマ手段は、その起動時からタイ
ムアップするまでの動作時間が電源の電圧レベルに応じ
て変化するように構成されているものである請求項１ま
たは請求項２に記載の電池式自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5311703A JPH07160933A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 電池式自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5311703A JPH07160933A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 電池式自動販売機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07160933A true JPH07160933A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=18020456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5311703A Pending JPH07160933A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 電池式自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07160933A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1548659A1 (en) * | 2002-08-22 | 2005-06-29 | Japan Cash Machine Co., Ltd. | Sheet discriminating device |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP5311703A patent/JPH07160933A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1548659A1 (en) * | 2002-08-22 | 2005-06-29 | Japan Cash Machine Co., Ltd. | Sheet discriminating device |
| EP1548659A4 (en) * | 2002-08-22 | 2005-11-23 | Nippon Kinsen Kikai Kk | LOCATION DISCRIMINATION DEVICE |
| US7699152B2 (en) | 2002-08-22 | 2010-04-20 | Japan Cash Machine, Co., Ltd. | Device for discriminating valuable papers with low power consumption |
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