JPH07160155A - 帯電ローラの再生方法 - Google Patents
帯電ローラの再生方法Info
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- JPH07160155A JPH07160155A JP5310069A JP31006993A JPH07160155A JP H07160155 A JPH07160155 A JP H07160155A JP 5310069 A JP5310069 A JP 5310069A JP 31006993 A JP31006993 A JP 31006993A JP H07160155 A JPH07160155 A JP H07160155A
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- charging roller
- charging
- roller
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- electrostatic charging
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯電ローラによるオゾンの発生の問題を解決
する。帯電ローラの実質的耐久性を改善する。 【構成】 芯金上にエピクロルヒドリンゴム弾性層と非
接着樹脂の表面層を設けた帯電ローラを長期間使用する
ために、画像形成枚数が所定値になったら、帯電ローラ
を装置本体から回収し、その表面層を研磨し、表面層を
塗り替えた後、再生使用する。又は、帯電ローラを装置
本体から回収し、その表面層を清掃した後、装置本体に
再装着して使用する。又は、帯電ローラを装置本体から
回収し、その表面層を清掃した後、潤滑油添加剤を塗布
し装置本体に再装着する。
する。帯電ローラの実質的耐久性を改善する。 【構成】 芯金上にエピクロルヒドリンゴム弾性層と非
接着樹脂の表面層を設けた帯電ローラを長期間使用する
ために、画像形成枚数が所定値になったら、帯電ローラ
を装置本体から回収し、その表面層を研磨し、表面層を
塗り替えた後、再生使用する。又は、帯電ローラを装置
本体から回収し、その表面層を清掃した後、装置本体に
再装着して使用する。又は、帯電ローラを装置本体から
回収し、その表面層を清掃した後、潤滑油添加剤を塗布
し装置本体に再装着する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置の帯電プ
ロセスで使用される帯電ローラの再生方法に関する。
ロセスで使用される帯電ローラの再生方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、電子写真方式の画像形成装置に
おいて、感光体表面を一様に全面帯電するための帯電手
段としては、コロナ放電が広く利用されている。コロナ
放電方式は、感光体をある一定の電圧に、均一に帯電す
る手段としては有効であるが、高圧電源を必要とし、放
電に伴いオゾンが発生する。大量のオゾン発生は環境に
悪影響を及ぼすばかりでなく、オゾンによって帯電部
材,感光体などが劣化するという問題を伴う。そこで、
帯電ローラを感光体ドラムに接触させて、従動回転させ
ながら該帯電ローラに電圧を印加し、感光体表面を帯電
させる接触ローラ帯電方式が提案され、実用化されてい
る。
おいて、感光体表面を一様に全面帯電するための帯電手
段としては、コロナ放電が広く利用されている。コロナ
放電方式は、感光体をある一定の電圧に、均一に帯電す
る手段としては有効であるが、高圧電源を必要とし、放
電に伴いオゾンが発生する。大量のオゾン発生は環境に
悪影響を及ぼすばかりでなく、オゾンによって帯電部
材,感光体などが劣化するという問題を伴う。そこで、
帯電ローラを感光体ドラムに接触させて、従動回転させ
ながら該帯電ローラに電圧を印加し、感光体表面を帯電
させる接触ローラ帯電方式が提案され、実用化されてい
る。
【0003】この方式は電源の低電圧化とオゾンの発生
が少ないという利点を有しているが、帯電の均一性に関
してはコロナ放電方式と比較してかなり劣るのが現状で
ある。この帯電の均一性を改善するために、特開昭63
−149668号公報の「接触帯電方法」では、直流電
圧印加時の帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧をも
つ交流電圧を重畳させることにより、帯電の均一性を改
善することを提案している。しかしながら、この「接触
帯電方法」にあっては、高圧の交流電圧を重畳させるた
め、DC電源とは別にAC電源が必要となり、装置自体
のコストアップを招来する。更に、AC電流を多量に消
費するため、多量のオゾンが発生し、その結果、帯電部
材や感光体の劣化を招き、公害問題の可能性もある。
が少ないという利点を有しているが、帯電の均一性に関
してはコロナ放電方式と比較してかなり劣るのが現状で
ある。この帯電の均一性を改善するために、特開昭63
−149668号公報の「接触帯電方法」では、直流電
圧印加時の帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧をも
つ交流電圧を重畳させることにより、帯電の均一性を改
善することを提案している。しかしながら、この「接触
帯電方法」にあっては、高圧の交流電圧を重畳させるた
め、DC電源とは別にAC電源が必要となり、装置自体
のコストアップを招来する。更に、AC電流を多量に消
費するため、多量のオゾンが発生し、その結果、帯電部
材や感光体の劣化を招き、公害問題の可能性もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、従来の
帯電ローラがDC電圧印加のみでは、なぜ帯電ムラが発
生してしまうのかを具体的に検討した結果、弾性層が合
成ゴムとカーボンの分散であることに起因していること
を見出した。即ち、従来の帯電ローラの帯電ムラは、カ
ーボン/合成ゴム弾性層の電気的不均一性によるもので
あり、これを中抵抗の特性をもつエピクロルヒドリンゴ
ムに置換えることによりこの帯電ムラは解消した。更に
DC電圧印加のみの場合、ローラ層の耐電圧が問題とな
るが、弾性層にエピクロルヒドリンゴムを使用すること
により、従来のカーボン/合成ゴム弾性層に比して耐電
圧性が著しく向上した。またエピクロルヒドリンゴムは
ゴム硬度が40(JIS A)と比較的高く、弾性歪変
形も少ないため機械的強度も強く、帯電ローラとしての
耐久性が向上する。
帯電ローラがDC電圧印加のみでは、なぜ帯電ムラが発
生してしまうのかを具体的に検討した結果、弾性層が合
成ゴムとカーボンの分散であることに起因していること
を見出した。即ち、従来の帯電ローラの帯電ムラは、カ
ーボン/合成ゴム弾性層の電気的不均一性によるもので
あり、これを中抵抗の特性をもつエピクロルヒドリンゴ
ムに置換えることによりこの帯電ムラは解消した。更に
DC電圧印加のみの場合、ローラ層の耐電圧が問題とな
るが、弾性層にエピクロルヒドリンゴムを使用すること
により、従来のカーボン/合成ゴム弾性層に比して耐電
圧性が著しく向上した。またエピクロルヒドリンゴムは
ゴム硬度が40(JIS A)と比較的高く、弾性歪変
形も少ないため機械的強度も強く、帯電ローラとしての
耐久性が向上する。
【0005】ところで、従来のカーボン/合成ゴム弾性
層では、カーボンの添加量によって、見かけの電気抵抗
を調整することはできるが、適度な導電性(中抵抗)と
耐電圧性を両立させることが、極めて難しかった。しか
も、弾性層をミクロ的にみると、カーボンの部分と合成
ゴムの部分で電気抵抗が大きく異なるため、帯電の均一
性及び耐電圧性が悪い。しかし、カーボンなどの導電性
粒子の含有によらずに、ゴム自身が中抵抗(107 〜1
010 Ω・cm)のエピクロルヒドリンゴムを帯電ロー
ラ弾性層に使用することにより、帯電ローラの電気的特
性を原因とする問題は全て解決する。
層では、カーボンの添加量によって、見かけの電気抵抗
を調整することはできるが、適度な導電性(中抵抗)と
耐電圧性を両立させることが、極めて難しかった。しか
も、弾性層をミクロ的にみると、カーボンの部分と合成
ゴムの部分で電気抵抗が大きく異なるため、帯電の均一
性及び耐電圧性が悪い。しかし、カーボンなどの導電性
粒子の含有によらずに、ゴム自身が中抵抗(107 〜1
010 Ω・cm)のエピクロルヒドリンゴムを帯電ロー
ラ弾性層に使用することにより、帯電ローラの電気的特
性を原因とする問題は全て解決する。
【0006】上記のように電気的機械的特性が優れ、D
C電圧印加のみで均一帯電が可能な帯電ローラである
が、これにも、使用する複写機によっては、帯電器とし
ての耐久性がよくないという問題がある。それは高速複
写機に使用した場合であり、感光体のクリーニングが不
完全な場合である。即ち、感光体のクリーニング工程を
終了しても、なお感光体上に少量のトナーが存在する場
合、それは感光体に接触して従動回転している帯電ロー
ラに転移し、その部分の帯電性能を低下させるからであ
る。
C電圧印加のみで均一帯電が可能な帯電ローラである
が、これにも、使用する複写機によっては、帯電器とし
ての耐久性がよくないという問題がある。それは高速複
写機に使用した場合であり、感光体のクリーニングが不
完全な場合である。即ち、感光体のクリーニング工程を
終了しても、なお感光体上に少量のトナーが存在する場
合、それは感光体に接触して従動回転している帯電ロー
ラに転移し、その部分の帯電性能を低下させるからであ
る。
【0007】例えば、特開平3−101768号や特開
平3−130787号で開示されているように、帯電ロ
ーラのクリーニング装置も種々検討されているが、ひと
たび、ローラ表面に付着したトナーなどの異物を自動的
に除去することは、実際は極めて困難である。しかし、
高耐久性の帯電ローラがその表面の汚れのみで帯電機能
を失うことは問題である。
平3−130787号で開示されているように、帯電ロ
ーラのクリーニング装置も種々検討されているが、ひと
たび、ローラ表面に付着したトナーなどの異物を自動的
に除去することは、実際は極めて困難である。しかし、
高耐久性の帯電ローラがその表面の汚れのみで帯電機能
を失うことは問題である。
【0008】従って本発明は、帯電ローラの実質的耐久
性の向上を課題とする。
性の向上を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明では、芯金周面上に、ゴム硬度40
(JIS A)以上で、電気抵抗が107 〜1010 Ω・
cmの特性を有するエピクロルヒドリンゴム弾性層と、
前記エピクロルヒドリンゴム弾性層の周面上に非接着樹
脂を主体とする表面層とを設けた帯電ローラの再生方法
において、前記帯電ローラが所定枚の画像形成に使用さ
れたことを検出した後、前記帯電ローラを装置本体から
回収し、前記表面層を研磨し、表面層を塗り替えた後、
該帯電ローラを再び使用する。
め、請求項1の発明では、芯金周面上に、ゴム硬度40
(JIS A)以上で、電気抵抗が107 〜1010 Ω・
cmの特性を有するエピクロルヒドリンゴム弾性層と、
前記エピクロルヒドリンゴム弾性層の周面上に非接着樹
脂を主体とする表面層とを設けた帯電ローラの再生方法
において、前記帯電ローラが所定枚の画像形成に使用さ
れたことを検出した後、前記帯電ローラを装置本体から
回収し、前記表面層を研磨し、表面層を塗り替えた後、
該帯電ローラを再び使用する。
【0010】また、請求項2の発明では、芯金周面上
に、ゴム高度40(JIS A)以上で、電気抵抗が1
07 〜1010 Ω・cmの特性を有するエピクロルヒド
リンゴム弾性層と、前記エピクロルヒドリンゴム弾性層
の周面上に非接着樹脂を主体とする表面層とを設けた帯
電ローラの再生方法において、前記帯電ローラが所定枚
の画像形成に使用されたことを検出した後、前記帯電ロ
ーラを装置本体から回収し、前記表面層を清掃した後、
装置本体に再装着して使用する。
に、ゴム高度40(JIS A)以上で、電気抵抗が1
07 〜1010 Ω・cmの特性を有するエピクロルヒド
リンゴム弾性層と、前記エピクロルヒドリンゴム弾性層
の周面上に非接着樹脂を主体とする表面層とを設けた帯
電ローラの再生方法において、前記帯電ローラが所定枚
の画像形成に使用されたことを検出した後、前記帯電ロ
ーラを装置本体から回収し、前記表面層を清掃した後、
装置本体に再装着して使用する。
【0011】また、請求項3の発明では、芯金周面上
に、ゴム高度40(JIS A)以上で、電気抵抗が1
07 〜1010 Ω・cmの特性を有するエピクロルヒド
リンゴム弾性層と、前記エピクロルヒドリンゴム弾性層
の周面上に非接着樹脂を主体とする表面層とを設けた帯
電ローラの再生方法において、前記帯電ローラが所定枚
の画像形成に使用されたことを検出した後、前記帯電ロ
ーラを装置本体から回収し、前記表面層を清掃した後、
潤滑油添加剤を塗布し、装置本体に再装着する。
に、ゴム高度40(JIS A)以上で、電気抵抗が1
07 〜1010 Ω・cmの特性を有するエピクロルヒド
リンゴム弾性層と、前記エピクロルヒドリンゴム弾性層
の周面上に非接着樹脂を主体とする表面層とを設けた帯
電ローラの再生方法において、前記帯電ローラが所定枚
の画像形成に使用されたことを検出した後、前記帯電ロ
ーラを装置本体から回収し、前記表面層を清掃した後、
潤滑油添加剤を塗布し、装置本体に再装着する。
【0012】
【作用】本発明では、帯電ローラがSus芯金とエピク
ロルヒドリンゴム層で構成されるので、表面の汚れによ
って帯電性能が低下し、そのままでは使用不可能になる
が、上記のように比較的簡単な表面加工をすることで再
生が可能である。
ロルヒドリンゴム層で構成されるので、表面の汚れによ
って帯電性能が低下し、そのままでは使用不可能になる
が、上記のように比較的簡単な表面加工をすることで再
生が可能である。
【0013】再生利用をすることにより、電気的機械的
特性が優れ、DC電圧印加のみで均一帯電が可能な帯電
ローラを実用化しうる。従って、オゾンの発生を大幅に
低減しうる。
特性が優れ、DC電圧印加のみで均一帯電が可能な帯電
ローラを実用化しうる。従って、オゾンの発生を大幅に
低減しうる。
【0014】
【実施例1】6φのSUS芯金の外周に、ローラ外径が
約16φとなるようにエピクロルヒドリンゴム弾性層を
成型し、機械研磨によって層厚3mm,十点表面平均粗
さRzが6μmとなるように研磨した。この帯電ローラ
Aの電気抵抗は、3×108Ω・cm,ゴム硬度は40
(JIS A)であった。この弾性層の周面上に、図1に
示すように、厚さ5μmのナイロン樹脂からなる表面層
を形成した。
約16φとなるようにエピクロルヒドリンゴム弾性層を
成型し、機械研磨によって層厚3mm,十点表面平均粗
さRzが6μmとなるように研磨した。この帯電ローラ
Aの電気抵抗は、3×108Ω・cm,ゴム硬度は40
(JIS A)であった。この弾性層の周面上に、図1に
示すように、厚さ5μmのナイロン樹脂からなる表面層
を形成した。
【0015】図2に示す実験機により、帯電ローラAの
帯電特性及び帯電性能の耐久試験を行なった。試験の条
件としては、OPC感光体ドラム(OPC膜厚28μ
m)は線速v=120mm/secで回動するものとし、そ
れに接触して従動回転する帯電ローラAに、直流電圧V
aを印加し、クエンチング光(QL)を受けた感光体表
面を帯電ローラAで帯電させ、OPC感光体ドラムの帯
電電位Vsを帯電ロ−ラAの下流に配置した表面電位計
によって測定した。
帯電特性及び帯電性能の耐久試験を行なった。試験の条
件としては、OPC感光体ドラム(OPC膜厚28μ
m)は線速v=120mm/secで回動するものとし、そ
れに接触して従動回転する帯電ローラAに、直流電圧V
aを印加し、クエンチング光(QL)を受けた感光体表
面を帯電ローラAで帯電させ、OPC感光体ドラムの帯
電電位Vsを帯電ロ−ラAの下流に配置した表面電位計
によって測定した。
【0016】またこの例では、OPC感光体ドラムの1
回転毎に出力されるパルス信号をカウンタで計数し、該
カウンタでOPC感光体ドラムの累積回転数を計数し、
該カウンタが出力する計数値をA4サイズの転写紙を使
用する時の転写紙枚数に換算した値を、予めプリセット
した値と比較し、両者が一致した時に、OPC感光体ド
ラムを停止するとともに、終了の表示がされるように構
成した実験機を用いた。即ち、OPC感光体ドラムの回
転数から耐久試験の時間を検出している。
回転毎に出力されるパルス信号をカウンタで計数し、該
カウンタでOPC感光体ドラムの累積回転数を計数し、
該カウンタが出力する計数値をA4サイズの転写紙を使
用する時の転写紙枚数に換算した値を、予めプリセット
した値と比較し、両者が一致した時に、OPC感光体ド
ラムを停止するとともに、終了の表示がされるように構
成した実験機を用いた。即ち、OPC感光体ドラムの回
転数から耐久試験の時間を検出している。
【0017】帯電ローラAの帯電特性は、Va=−1.
5KVに対して、Vs=−800〜−820V、帯電の
均一性は良好であった。帯電性能の耐久性は、OPC感
光体ドラムの帯電,光除電の繰り返しをA4、30k枚
相当分行ない、その前後の帯電電位Vsの変化を評価し
た。耐久試験(30k枚)後の帯電特性は、Va=−
1.5kvに対し、Vs=−780V〜−810Vで、
試験前と大差なかった。即ち、帯電ローラAの帯電性能
の耐久性は、30k枚以上であった。
5KVに対して、Vs=−800〜−820V、帯電の
均一性は良好であった。帯電性能の耐久性は、OPC感
光体ドラムの帯電,光除電の繰り返しをA4、30k枚
相当分行ない、その前後の帯電電位Vsの変化を評価し
た。耐久試験(30k枚)後の帯電特性は、Va=−
1.5kvに対し、Vs=−780V〜−810Vで、
試験前と大差なかった。即ち、帯電ローラAの帯電性能
の耐久性は、30k枚以上であった。
【0018】次に、図3に示すような既存のレーザプリ
ンタに、図1の帯電ローラAを搭載した。40φのOP
C(膜厚28μm)ドラム周辺には、ローラ帯電,レー
ザ光書込み,現像,ローラ転写,クリーニング,クエン
チング(QL)の各工程がある。この例では、従来より
レーザプリンタに備わっているコピ−枚数カウンタの数
値を参照して、耐久試験の累積枚数を検知した。ドラム
線速は60mm/secであった。初期から5k枚まで
は、ローラ表面の汚れも少なく地汚れのない鮮明な直線
が得られたが、15k枚時点で非画像部にうっすらした
縦すじ状地汚れが2本発生した。20k枚時点では、か
なりはっきりした黒すじとなり、うっすらした帯状地汚
れもみられたので、レーザプリンタの使用を中止し、帯
電ローラAを装置からとり外したところ、帯電ローラA
の表面は全体にトナーで汚れており、すじ状にトナーが
固着していた。即ち、ローラ表面にトナーが付着した部
分は帯電性能が低下するので、その部分の画像上に地汚
れが生じる。
ンタに、図1の帯電ローラAを搭載した。40φのOP
C(膜厚28μm)ドラム周辺には、ローラ帯電,レー
ザ光書込み,現像,ローラ転写,クリーニング,クエン
チング(QL)の各工程がある。この例では、従来より
レーザプリンタに備わっているコピ−枚数カウンタの数
値を参照して、耐久試験の累積枚数を検知した。ドラム
線速は60mm/secであった。初期から5k枚まで
は、ローラ表面の汚れも少なく地汚れのない鮮明な直線
が得られたが、15k枚時点で非画像部にうっすらした
縦すじ状地汚れが2本発生した。20k枚時点では、か
なりはっきりした黒すじとなり、うっすらした帯状地汚
れもみられたので、レーザプリンタの使用を中止し、帯
電ローラAを装置からとり外したところ、帯電ローラA
の表面は全体にトナーで汚れており、すじ状にトナーが
固着していた。即ち、ローラ表面にトナーが付着した部
分は帯電性能が低下するので、その部分の画像上に地汚
れが生じる。
【0019】そこで、この帯電ロ−ラAを再生使用する
ためには、ローラ表面に固着したトナーなどの異物を除
去し、ローラの帯電性能を回復させる必要があるが、最
適な方法は、ローラ表面を研磨して表面層のみ新しくす
ることであった。即ち、20k枚使用済の帯電ローラA
の表面を、厚さ方向に0.1〜0.2mm研磨し、十点
表面平均粗さRzが4〜8μmとなるようにした後、そ
の上に再度表面層を形成しなおすことにより、帯電ロー
ラAは完全に元の特性に復帰した。
ためには、ローラ表面に固着したトナーなどの異物を除
去し、ローラの帯電性能を回復させる必要があるが、最
適な方法は、ローラ表面を研磨して表面層のみ新しくす
ることであった。即ち、20k枚使用済の帯電ローラA
の表面を、厚さ方向に0.1〜0.2mm研磨し、十点
表面平均粗さRzが4〜8μmとなるようにした後、そ
の上に再度表面層を形成しなおすことにより、帯電ロー
ラAは完全に元の特性に復帰した。
【0020】電気抵抗107 〜1010 Ω・cm,ゴム
硬度40(JIS A)以上は、エピクロルヒドリンゴ
ム固有の特性で、非常に安定している。ただ帯電ローラ
として使用した場合、付着トナーによるローラ表面の変
質が帯電ローラとしての寿命を短くしている。エピクロ
ルヒドリンゴムは研磨加工に適したゴム硬度を有してい
るため、変質した表面部分のみを研磨して表面層を塗り
替えれば、数回は再生利用が可能である。ローラ表面平
均粗さRzは3〜10μmとかなり広い範囲で帯電性能
が変わらない。Rzを3μm以下にすることは、研磨加
工がコスト高となること、また10μm以上はローラ表
面が汚れやすくなり、いずれも好ましくない。ただ、エ
ピクロルヒドリンゴムは中抵抗であるため、カーボン分
散の導電性ゴムローラの場合のように、10μm以上の
凸部が存在しても、その部分で通電破壊を起すようなこ
とはない。また、鉄に化学メッキした芯金は、長期間の
使用に対して、サビが発生するのでよくない。多少コス
トを高となっても、再生利用で長期間使用するために
は、SUS製芯金とすることが望ましい。
硬度40(JIS A)以上は、エピクロルヒドリンゴ
ム固有の特性で、非常に安定している。ただ帯電ローラ
として使用した場合、付着トナーによるローラ表面の変
質が帯電ローラとしての寿命を短くしている。エピクロ
ルヒドリンゴムは研磨加工に適したゴム硬度を有してい
るため、変質した表面部分のみを研磨して表面層を塗り
替えれば、数回は再生利用が可能である。ローラ表面平
均粗さRzは3〜10μmとかなり広い範囲で帯電性能
が変わらない。Rzを3μm以下にすることは、研磨加
工がコスト高となること、また10μm以上はローラ表
面が汚れやすくなり、いずれも好ましくない。ただ、エ
ピクロルヒドリンゴムは中抵抗であるため、カーボン分
散の導電性ゴムローラの場合のように、10μm以上の
凸部が存在しても、その部分で通電破壊を起すようなこ
とはない。また、鉄に化学メッキした芯金は、長期間の
使用に対して、サビが発生するのでよくない。多少コス
トを高となっても、再生利用で長期間使用するために
は、SUS製芯金とすることが望ましい。
【0021】
【実施例2】8φのSUS芯金の外周に、ローラ外径が
約18φとなるようにエピクロルヒドリンゴム弾性層を
成型し、機械研磨によって層厚3mm、十点表面平均粗
さRzが7μmとなるように研磨した。この弾性層の電
気抵抗は3×108 Ωcm、ゴム硬度は40(JIS.
A)で前記帯電ローラAと同じであった。この弾性層の
周面上に、厚さ10μmのフッ素樹脂(6%のカーボン
を含む)からなる表面層を設けて帯電ローラBを構成し
た(図4)。
約18φとなるようにエピクロルヒドリンゴム弾性層を
成型し、機械研磨によって層厚3mm、十点表面平均粗
さRzが7μmとなるように研磨した。この弾性層の電
気抵抗は3×108 Ωcm、ゴム硬度は40(JIS.
A)で前記帯電ローラAと同じであった。この弾性層の
周面上に、厚さ10μmのフッ素樹脂(6%のカーボン
を含む)からなる表面層を設けて帯電ローラBを構成し
た(図4)。
【0022】帯電ローラBの帯電特性と帯電性能の耐久
試験を、実施例1と同様に図2に示す実験機で行なっ
た。まず、帯電特性はVa=−1.5KVに対して、帯
電電圧Vs=−780〜−800Vで帯電の均一性は良
好であった。帯電性能の耐久性(A4 50k枚相当分
の除電/帯電の繰り返し)でも、帯電特性が初期とほと
んど変らなかった。
試験を、実施例1と同様に図2に示す実験機で行なっ
た。まず、帯電特性はVa=−1.5KVに対して、帯
電電圧Vs=−780〜−800Vで帯電の均一性は良
好であった。帯電性能の耐久性(A4 50k枚相当分
の除電/帯電の繰り返し)でも、帯電特性が初期とほと
んど変らなかった。
【0023】次に帯電ローラBを、図5に(a)として
示す電子写真複写機に塔載した。この複写機では、80
φのOPC(膜厚30μm)ドラム周辺に、ローラ帯
電、像露光、現像、転写(図示せず)、クリーニング、
クニンチング(QL)工程があり、複写スピードは30
cpm(線速:180mm/sec)である。この例で
は、従来より複写機に設置されているコピ−枚数カウン
タの数値を参照して、耐久試験のコピ−枚数を検知し
た。初期から5K枚までは良好な画像が得られたが、1
0K枚時点で写真画像に白すじが発生した。帯電ローラ
表面にすじ状にトナーが付着していたが、布で容易にク
リーニング出来た。これは、帯電ローラAと異なり、フ
ッ素樹脂の表面層を有するためである。
示す電子写真複写機に塔載した。この複写機では、80
φのOPC(膜厚30μm)ドラム周辺に、ローラ帯
電、像露光、現像、転写(図示せず)、クリーニング、
クニンチング(QL)工程があり、複写スピードは30
cpm(線速:180mm/sec)である。この例で
は、従来より複写機に設置されているコピ−枚数カウン
タの数値を参照して、耐久試験のコピ−枚数を検知し
た。初期から5K枚までは良好な画像が得られたが、1
0K枚時点で写真画像に白すじが発生した。帯電ローラ
表面にすじ状にトナーが付着していたが、布で容易にク
リーニング出来た。これは、帯電ローラAと異なり、フ
ッ素樹脂の表面層を有するためである。
【0024】クリーニング済みのローラBを更に10K
枚使用した時点で、またすじ状の異常画像が発生したの
で、ローラを取り出してみると、ローラ表面にトナーが
固着していたので、これを除去した後、ローラ表面に一
様にステアリン酸亜鉛の塗膜を形成させておいた。この
処理を施こすことにより、更に10k枚以上コピーが可
能となった。
枚使用した時点で、またすじ状の異常画像が発生したの
で、ローラを取り出してみると、ローラ表面にトナーが
固着していたので、これを除去した後、ローラ表面に一
様にステアリン酸亜鉛の塗膜を形成させておいた。この
処理を施こすことにより、更に10k枚以上コピーが可
能となった。
【0025】帯電ローラBを、図5に(b)として示す
複写機に塔載した。(a)と異なる点は、帯電ローラの
クリーナ(ウレタンゴムブレード)が設置されているこ
とで、その外は全く同じである。初期から10K枚まで
の画像は極めて良好で、15K枚時点で、はじめて白す
じらしきものが発生したので、ローラ表面を清掃し、更
に10K枚使用したところで、ローラ表面を調べたとこ
ろ軽いトナー固着があったので、これを除去してステア
リン酸亜鉛を塗布したところ、更に10K枚以上使用で
きた。即ち、帯電ローラのクリーナが設置されている方
が、ローラの実質的耐久性は改善されることが判明し
た。
複写機に塔載した。(a)と異なる点は、帯電ローラの
クリーナ(ウレタンゴムブレード)が設置されているこ
とで、その外は全く同じである。初期から10K枚まで
の画像は極めて良好で、15K枚時点で、はじめて白す
じらしきものが発生したので、ローラ表面を清掃し、更
に10K枚使用したところで、ローラ表面を調べたとこ
ろ軽いトナー固着があったので、これを除去してステア
リン酸亜鉛を塗布したところ、更に10K枚以上使用で
きた。即ち、帯電ローラのクリーナが設置されている方
が、ローラの実質的耐久性は改善されることが判明し
た。
【0026】
【実施例3】帯電ローラBを図5に(a)として示す複
写機で30k枚使用した時点で、ローラ表面をみるとス
ジ状にトナーが固着しており、容易にクリーニングでき
ない状態であったので、ローラ表面を厚さ方向に0.2
mm位研磨し、表面層を完全に除去し、弾性層の十点表
面平均粗さRzを5〜9μmとした。その上に新しいフ
ッ素樹脂の表面層(10μm厚)を形成した。この処理
によって帯電ローラBは新品同様となり、帯電ローラと
しての再生利用が可能となった。同様にして、帯電ロー
ラBを図5に(b)として示す複写機で50k枚使用し
た後、ローラ表面を、厚さ方向に0.3mm研磨し、フ
ッ素樹脂からなる表面層を除去し、弾性層の十点表面平
均粗さRzを5〜10μmとし、その周面上に新しいフ
ッ素樹脂(6%のカーボンを含む)からなる厚さ10μ
mの表面層を形成した。これによって帯電ローラBは新
品同様となり、帯電ローラとしての実質的寿命を大巾に
のばすことが可能となった。
写機で30k枚使用した時点で、ローラ表面をみるとス
ジ状にトナーが固着しており、容易にクリーニングでき
ない状態であったので、ローラ表面を厚さ方向に0.2
mm位研磨し、表面層を完全に除去し、弾性層の十点表
面平均粗さRzを5〜9μmとした。その上に新しいフ
ッ素樹脂の表面層(10μm厚)を形成した。この処理
によって帯電ローラBは新品同様となり、帯電ローラと
しての再生利用が可能となった。同様にして、帯電ロー
ラBを図5に(b)として示す複写機で50k枚使用し
た後、ローラ表面を、厚さ方向に0.3mm研磨し、フ
ッ素樹脂からなる表面層を除去し、弾性層の十点表面平
均粗さRzを5〜10μmとし、その周面上に新しいフ
ッ素樹脂(6%のカーボンを含む)からなる厚さ10μ
mの表面層を形成した。これによって帯電ローラBは新
品同様となり、帯電ローラとしての実質的寿命を大巾に
のばすことが可能となった。
【0027】なお上記実施例では、レ−ザプリンタや複
写機で本発明を実施する場合に、コピ−枚数カウンタの
数値を試験者が度々参照して、予め定めた枚数に達した
か否かを判断しているが、実際に発明を実施する場合に
は、比較器によりコピ−枚数カウンタの数値を予めプリ
セットした値と比較して、前者が後者以上の値になった
ら、「帯電ロ−ラ劣化」を示す表示が出るように、装置
を構成するのが望ましい。
写機で本発明を実施する場合に、コピ−枚数カウンタの
数値を試験者が度々参照して、予め定めた枚数に達した
か否かを判断しているが、実際に発明を実施する場合に
は、比較器によりコピ−枚数カウンタの数値を予めプリ
セットした値と比較して、前者が後者以上の値になった
ら、「帯電ロ−ラ劣化」を示す表示が出るように、装置
を構成するのが望ましい。
【0028】
【発明の効果】弾性層に中抵抗のエピクロルヒドリンゴ
ムを使用することにより、AC電圧を重畳しなくとも均
一帯電が可能となり、電源コストの削減及びオゾンの問
題を解決しうる。帯電ロ−ラの実質的な寿命は、本発明
の再生方法を用いることにより、大幅に延ばすことがで
きる。
ムを使用することにより、AC電圧を重畳しなくとも均
一帯電が可能となり、電源コストの削減及びオゾンの問
題を解決しうる。帯電ロ−ラの実質的な寿命は、本発明
の再生方法を用いることにより、大幅に延ばすことがで
きる。
【0029】特に、Sus芯金とエピクロルヒドリンゴ
ム層からなる帯電ローラはシンプルな構成で表面加工の
みで再生利用が可能である。また、エピクロルヒドリン
弾性層上に非接着性樹脂のうすい表面層を設けるだけ
で、ローラのクリーニング性が向上し、帯電ローラの実
質的耐久性が向上する。
ム層からなる帯電ローラはシンプルな構成で表面加工の
みで再生利用が可能である。また、エピクロルヒドリン
弾性層上に非接着性樹脂のうすい表面層を設けるだけ
で、ローラのクリーニング性が向上し、帯電ローラの実
質的耐久性が向上する。
【図1】 帯電ロ−ラAの構成を示す正面図である。
【図2】 耐久試験で使用した実験機の主要部を示す正
面図である。
面図である。
【図3】 実施例で使用したレ−ザプリンタの主要部を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図4】 帯電ロ−ラBの構成を示す正面図である。
【図5】 実施例で使用した2種類の複写機の構成を示
す正面図である。
す正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 芯金周面上に、ゴム硬度40(JIS
A)以上で、電気抵抗が107 〜1010 Ω・cmの特
性を有するエピクロルヒドリンゴム弾性層と、前記エピ
クロルヒドリンゴム弾性層の周面上に非接着樹脂を主体
とする表面層とを設けた帯電ローラの再生方法におい
て、前記帯電ローラが所定枚の画像形成に使用されたこ
とを検出した後、前記帯電ローラを装置本体から回収
し、前記表面層を研磨し、表面層を塗り替えた後、再び
使用することを特徴とする帯電ローラの再生方法。 - 【請求項2】 芯金周面上に、ゴム高度40(JIS
A)以上で、電気抵抗が107 〜1010 Ω・cmの特
性を有するエピクロルヒドリンゴム弾性層と、前記エピ
クロルヒドリンゴム弾性層の周面上に非接着樹脂を主体
とする表面層とを設けた帯電ローラの再生方法におい
て、前記帯電ローラが所定枚の画像形成に使用されたこ
とを検出した後、前記帯電ローラを装置本体から回収
し、前記表面層を清掃した後、装置本体に再装着して使
用することを特徴とする帯電ローラの再生方法。 - 【請求項3】 芯金周面上に、ゴム高度40(JIS
A)以上で、電気抵抗が107 〜1010 Ω・cmの特
性を有するエピクロルヒドリンゴム弾性層と、前記エピ
クロルヒドリンゴム弾性層の周面上に非接着樹脂を主体
とする表面層とを設けた帯電ローラの再生方法におい
て、前記帯電ローラが所定枚の画像形成に使用されたこ
とを検出した後、前記帯電ローラを装置本体から回収
し、前記表面層を清掃した後、潤滑油添加剤を塗布し、
装置本体に再装着することを特徴とする帯電ローラの再
生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31006993A JP3308362B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 帯電ローラの再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31006993A JP3308362B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 帯電ローラの再生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07160155A true JPH07160155A (ja) | 1995-06-23 |
JP3308362B2 JP3308362B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=18000800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31006993A Expired - Fee Related JP3308362B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 帯電ローラの再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3308362B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0716354A2 (en) * | 1994-12-07 | 1996-06-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Reconditioning method for charging roller |
JP2011170039A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 再生ローラ、廃物ローラの再生方法、現像装置及び画像形成装置 |
CN111025868A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-04-17 | 珠海展望打印耗材有限公司 | 一种充电辊再生工艺 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP31006993A patent/JP3308362B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0716354A2 (en) * | 1994-12-07 | 1996-06-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Reconditioning method for charging roller |
EP0716354A3 (en) * | 1994-12-07 | 1997-07-09 | Canon Kk | Method of reconditioning a loading roller |
JP2011170039A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 再生ローラ、廃物ローラの再生方法、現像装置及び画像形成装置 |
CN111025868A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-04-17 | 珠海展望打印耗材有限公司 | 一种充电辊再生工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3308362B2 (ja) | 2002-07-29 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |