JPH07159835A - 振動検出手段を備えたカメラ - Google Patents
振動検出手段を備えたカメラInfo
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- JPH07159835A JPH07159835A JP34158593A JP34158593A JPH07159835A JP H07159835 A JPH07159835 A JP H07159835A JP 34158593 A JP34158593 A JP 34158593A JP 34158593 A JP34158593 A JP 34158593A JP H07159835 A JPH07159835 A JP H07159835A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手振れ以外の振動ノイズを除去し、振動検出
手段の検出精度を向上させることを可能とする。 【構成】 カメラの振動を検出する手振れ検出センサ1
2と、超音波モータ6,7とを含むカメラにおいて、超
音波モータ6,7から手振れ検出センサ12に至る超音
波振動伝播経路の途中に、超音波モータ6,7から発生
する振動を減衰させる緩衝部材101を設けた。
手段の検出精度を向上させることを可能とする。 【構成】 カメラの振動を検出する手振れ検出センサ1
2と、超音波モータ6,7とを含むカメラにおいて、超
音波モータ6,7から手振れ検出センサ12に至る超音
波振動伝播経路の途中に、超音波モータ6,7から発生
する振動を減衰させる緩衝部材101を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手振れ振動などを検出
する振動検出手段を備えたカメラに関するものである。
する振動検出手段を備えたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、振動検出手段を備えたカメラの
従来例を示す断面図である。このカメラのレンズ鏡筒
は、光学系L1,L2,L3を備え、AFユニット
(A),USM(超音波モータ)ユニット(B),防振
ユニット(C),センサユニット(D)等を含んで構成
されている。
従来例を示す断面図である。このカメラのレンズ鏡筒
は、光学系L1,L2,L3を備え、AFユニット
(A),USM(超音波モータ)ユニット(B),防振
ユニット(C),センサユニット(D)等を含んで構成
されている。
【0003】AFユニット(A)は、固定筒1と、固定
筒1の外周側に設けられたカムリング2と、固定筒1の
内周側に設けられ光学系L2を保持するレンズバレル3
と、レンズバレル3に植設され、カムリング2に係合す
るピン4と等を含み、カムリング2が回転することによ
り、ピン4、レンズバレル3を介して、光学系L2が光
軸方向に移動して、焦点調節をする。
筒1の外周側に設けられたカムリング2と、固定筒1の
内周側に設けられ光学系L2を保持するレンズバレル3
と、レンズバレル3に植設され、カムリング2に係合す
るピン4と等を含み、カムリング2が回転することによ
り、ピン4、レンズバレル3を介して、光学系L2が光
軸方向に移動して、焦点調節をする。
【0004】USMユニット(B)は、圧電体の励振に
より、弾性体の表面に進行性振動波を発生するステータ
6と、ステータ6に加圧接触して回転するロータ7等を
含み、ロータ7がカムリング2と連結されており、ロー
タ7の回転によりカムリング2が回転する。
より、弾性体の表面に進行性振動波を発生するステータ
6と、ステータ6に加圧接触して回転するロータ7等を
含み、ロータ7がカムリング2と連結されており、ロー
タ7の回転によりカムリング2が回転する。
【0005】防振ユニット(C)は、固定筒8と、固定
筒8に対して光軸と垂直方向に移動可能に設けられた防
振光学系L3を保持するレンズ保持部材9と、レンズ保
持部材9をリードネジ等の動力伝達系を介して駆動する
モータ10等を含み、モータ10の回転により、レンズ
保持部材9を介して、防振光学系L3を光軸に対して垂
直方向に駆動して手振れを補正する。
筒8に対して光軸と垂直方向に移動可能に設けられた防
振光学系L3を保持するレンズ保持部材9と、レンズ保
持部材9をリードネジ等の動力伝達系を介して駆動する
モータ10等を含み、モータ10の回転により、レンズ
保持部材9を介して、防振光学系L3を光軸に対して垂
直方向に駆動して手振れを補正する。
【0006】センサユニット(D)は、固定筒11と、
固定筒11に一体的に設けられた手振れ検出センサ12
等を含み、カメラに加わる振動を検出する。
固定筒11に一体的に設けられた手振れ検出センサ12
等を含み、カメラに加わる振動を検出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のカメラでは、AFユニット(A)の機械振動、USM
ユニット(B)からの超音波振動、防振ユニット(C)
のモータ10、又は、カメラボディ側のミラー駆動、フ
ィルム給送、シャッタ駆動などの振動により、センサユ
ニット(D)の手振れ検出センサ12が、手振れ以外の
振動ノイズを拾ってしまい、手振れ振動の検出精度が低
下する、という問題があった。
のカメラでは、AFユニット(A)の機械振動、USM
ユニット(B)からの超音波振動、防振ユニット(C)
のモータ10、又は、カメラボディ側のミラー駆動、フ
ィルム給送、シャッタ駆動などの振動により、センサユ
ニット(D)の手振れ検出センサ12が、手振れ以外の
振動ノイズを拾ってしまい、手振れ振動の検出精度が低
下する、という問題があった。
【0008】本発明の目的は、前述の課題を解決して、
手振れ以外の振動ノイズを除去し、振動検出手段の検出
精度を向上させることを可能とする振動検出手段を備え
たカメラを提供することである。
手振れ以外の振動ノイズを除去し、振動検出手段の検出
精度を向上させることを可能とする振動検出手段を備え
たカメラを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による振動検出手
段を備えたカメラの第1の解決手段は、カメラの振動を
検出する振動検出手段と、超音波モータと、を含む振動
検出手段を備えたカメラにおいて、前記超音波モータか
ら前記振動検出手段に至る超音波振動伝播経路の途中
に、前記超音波モータから発生する振動を減衰させる振
動減衰手段を設けたことを特徴とする。
段を備えたカメラの第1の解決手段は、カメラの振動を
検出する振動検出手段と、超音波モータと、を含む振動
検出手段を備えたカメラにおいて、前記超音波モータか
ら前記振動検出手段に至る超音波振動伝播経路の途中
に、前記超音波モータから発生する振動を減衰させる振
動減衰手段を設けたことを特徴とする。
【0010】第2の解決手段は、カメラの振動を検出す
る振動検出手段と、カメラ駆動手段と、を含む振動検出
手段を備えたカメラにおいて、前記カメラ駆動手段から
前記振動検出手段に至る機械振動伝播経路の途中に、前
記カメラ駆動手段から発生する振動を減衰させる振動減
衰手段を設けたことを特徴とする。
る振動検出手段と、カメラ駆動手段と、を含む振動検出
手段を備えたカメラにおいて、前記カメラ駆動手段から
前記振動検出手段に至る機械振動伝播経路の途中に、前
記カメラ駆動手段から発生する振動を減衰させる振動減
衰手段を設けたことを特徴とする。
【0011】第3の解決手段は、第2の解決手段の振動
検出手段を備えたカメラにおいて、前記カメラ駆動手段
は、フォーカスレンズ駆動手段、防振レンズ駆動手段、
ミラー駆動手段、フィルム給送手段、シャッタ駆動手段
のいずれか1つ又は2つ以上の組み合わせた手段であ
り、その駆動源は、DCモータ及び/又は超音波モータ
であることを特徴とする。
検出手段を備えたカメラにおいて、前記カメラ駆動手段
は、フォーカスレンズ駆動手段、防振レンズ駆動手段、
ミラー駆動手段、フィルム給送手段、シャッタ駆動手段
のいずれか1つ又は2つ以上の組み合わせた手段であ
り、その駆動源は、DCモータ及び/又は超音波モータ
であることを特徴とする。
【0012】第4の解決手段は、第1〜第3のいずれか
1つの解決手段の振動検出手段を備えたカメラにおい
て、前記振動減衰手段は、レンズ鏡筒を構成する第1及
び第2の固定筒の間であって、前記各固定筒の締結部に
設けられた緩衝部材であることを特徴とする。
1つの解決手段の振動検出手段を備えたカメラにおい
て、前記振動減衰手段は、レンズ鏡筒を構成する第1及
び第2の固定筒の間であって、前記各固定筒の締結部に
設けられた緩衝部材であることを特徴とする。
【0013】第5の解決手段は、第1〜第4のいずれか
1つの解決手段の振動検出手段を備えたカメラにおい
て、前記振動減衰手段は、カメラ機構を構成する第1及
び第2のユニットの間であって、前記各ユニットの締結
部に設けられた緩衝部材であることを特徴とする。
1つの解決手段の振動検出手段を備えたカメラにおい
て、前記振動減衰手段は、カメラ機構を構成する第1及
び第2のユニットの間であって、前記各ユニットの締結
部に設けられた緩衝部材であることを特徴とする。
【0014】第6の解決手段は、第1〜第5のいずれか
1つの解決手段の振動検出手段を備えたカメラにおい
て、前記振動減衰手段は、前記振動検出手段とその振動
検出手段を固定する固定部との間に設けられた緩衝部材
であることを特徴とする。
1つの解決手段の振動検出手段を備えたカメラにおい
て、前記振動減衰手段は、前記振動検出手段とその振動
検出手段を固定する固定部との間に設けられた緩衝部材
であることを特徴とする。
【0015】第7の解決手段は、第1〜第6のいずれか
1つの解決手段の振動検出手段を備えたカメラにおい
て、前記振動減衰手段は、前記超音波振動伝播経路の部
材の表面に一体的に設けられた緩衝部材であることを特
徴とする。第8の解決手段は、第1〜第7のいずれか1
つの解決手段の振動検出手段を備えたカメラにおいて、
前記振動減衰手段は、ダイカスト成形された固定部材で
あることを特徴とする。
1つの解決手段の振動検出手段を備えたカメラにおい
て、前記振動減衰手段は、前記超音波振動伝播経路の部
材の表面に一体的に設けられた緩衝部材であることを特
徴とする。第8の解決手段は、第1〜第7のいずれか1
つの解決手段の振動検出手段を備えたカメラにおいて、
前記振動減衰手段は、ダイカスト成形された固定部材で
あることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明によれば、振動発生源から振動検出手段
までの間の超音波振動伝播経路又は機械振動伝播経路に
振動減衰手段を設けたので、USMの超音波振動の遮
断、他の種類のモータも含めた駆動による機械振動の遮
断を可能にしている。このために、振動検出手段は、手
振れ以外の振動ノイズを減数させ、検出精度を向上させ
ることができる。
までの間の超音波振動伝播経路又は機械振動伝播経路に
振動減衰手段を設けたので、USMの超音波振動の遮
断、他の種類のモータも含めた駆動による機械振動の遮
断を可能にしている。このために、振動検出手段は、手
振れ以外の振動ノイズを減数させ、検出精度を向上させ
ることができる。
【0017】
(第1実施例)以下、図面等を参照して、実施例につい
て、さらに詳しくに説明する。図1は、本発明による振
動検出手段を備えたカメラの第1実施例を示す断面図で
ある。なお、以下に説明する各実施例では、前述した従
来例と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付し
て重複する説明を省略する。第1実施例では、USMユ
ニット(B)と、センサユニット(D)と一体的に設け
られた防振ユニット(C)の間の締結部分に、緩衝部材
101を挟み込んである。これにより、USMユニット
(B)から発生する超音波振動は、緩衝部材101によ
って遮断され、手振れ検出センサ12に伝播されない。
また、光学系L2が前後に移動することによる機械振動
も遮断される。
て、さらに詳しくに説明する。図1は、本発明による振
動検出手段を備えたカメラの第1実施例を示す断面図で
ある。なお、以下に説明する各実施例では、前述した従
来例と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付し
て重複する説明を省略する。第1実施例では、USMユ
ニット(B)と、センサユニット(D)と一体的に設け
られた防振ユニット(C)の間の締結部分に、緩衝部材
101を挟み込んである。これにより、USMユニット
(B)から発生する超音波振動は、緩衝部材101によ
って遮断され、手振れ検出センサ12に伝播されない。
また、光学系L2が前後に移動することによる機械振動
も遮断される。
【0018】(第2実施例)図2は、本発明による振動
検出手段を備えたカメラの第2実施例を示す断面図であ
る。第2実施例では、AF駆動用モータとして、DCモ
ータ14を用いた場合を示しており、この場合にも、モ
ータユニット(B’)と、センサユニット(D)と一体
的に設けられた防振ユニット(C)の間の締結部分に、
緩衝部材102を挟み込んである。AFカメラ又はパワ
ーズームカメラ等の場合には、モータの種類にかかわら
ず、レンズ駆動による振動が必ず発生するので、ノイズ
発生源と手振れ検出センサ12との間に、緩衝部材10
2を入れることにより、振動ノイズを遮断することがで
きる。
検出手段を備えたカメラの第2実施例を示す断面図であ
る。第2実施例では、AF駆動用モータとして、DCモ
ータ14を用いた場合を示しており、この場合にも、モ
ータユニット(B’)と、センサユニット(D)と一体
的に設けられた防振ユニット(C)の間の締結部分に、
緩衝部材102を挟み込んである。AFカメラ又はパワ
ーズームカメラ等の場合には、モータの種類にかかわら
ず、レンズ駆動による振動が必ず発生するので、ノイズ
発生源と手振れ検出センサ12との間に、緩衝部材10
2を入れることにより、振動ノイズを遮断することがで
きる。
【0019】(第3実施例)図3は、本発明による振動
検出手段を備えたカメラの第3実施例を示す断面図であ
る。第3実施例では、防振ユニット(C)と、センサユ
ニット(D)の間の締結部分に、緩衝部材103を挟み
込んである。なお、防振ユニット(C)のモータ10
は、DCモータを図示してあるが、マイクロ超音波モー
タであってもよい。
検出手段を備えたカメラの第3実施例を示す断面図であ
る。第3実施例では、防振ユニット(C)と、センサユ
ニット(D)の間の締結部分に、緩衝部材103を挟み
込んである。なお、防振ユニット(C)のモータ10
は、DCモータを図示してあるが、マイクロ超音波モー
タであってもよい。
【0020】(第4実施例)図4は、本発明による振動
検出手段を備えたカメラの第4実施例を示す断面図であ
る。第4実施例では、カメラボディ14内にマイクロU
SM15が設けられており、動力伝達系16を介して、
フィルム17を給送するカメラユニット(F)を備えて
おり、カメラボディ14と結合するマウント13を含む
結合ユニット(E)と、センサユニット(D)の間の締
結部分に緩衝部材104が挟み込んである。この緩衝部
材104によって、カメラボディ14側からの超音波又
は機械振動を遮断することができる。なお、カメラボデ
ィ14側には、前述したフィルム給送装置の他に、ミラ
ー駆動装置、シャッタ駆動装置などが設けられており、
それぞれDCモータやマイクロUSM等を駆動源として
駆動されているが、それらの超音波又は機械振動も同様
に遮断することができる。
検出手段を備えたカメラの第4実施例を示す断面図であ
る。第4実施例では、カメラボディ14内にマイクロU
SM15が設けられており、動力伝達系16を介して、
フィルム17を給送するカメラユニット(F)を備えて
おり、カメラボディ14と結合するマウント13を含む
結合ユニット(E)と、センサユニット(D)の間の締
結部分に緩衝部材104が挟み込んである。この緩衝部
材104によって、カメラボディ14側からの超音波又
は機械振動を遮断することができる。なお、カメラボデ
ィ14側には、前述したフィルム給送装置の他に、ミラ
ー駆動装置、シャッタ駆動装置などが設けられており、
それぞれDCモータやマイクロUSM等を駆動源として
駆動されているが、それらの超音波又は機械振動も同様
に遮断することができる。
【0021】(第5実施例)図5は、本発明による振動
検出手段を備えたカメラの第5実施例を示す断面図であ
る。第5実施例では、USMユニット(B)又は防振ユ
ニット(C)と、センサユニット(D)の間であって、
固定筒11の表面に緩衝部材105を貼付してある。こ
のようにして、緩衝部材105を設けることによって、
固定筒11の表面を伝播してくるUSMユニット(B)
からの表面波を遮断することができる。
検出手段を備えたカメラの第5実施例を示す断面図であ
る。第5実施例では、USMユニット(B)又は防振ユ
ニット(C)と、センサユニット(D)の間であって、
固定筒11の表面に緩衝部材105を貼付してある。こ
のようにして、緩衝部材105を設けることによって、
固定筒11の表面を伝播してくるUSMユニット(B)
からの表面波を遮断することができる。
【0022】(第6実施例)図6は、本発明による振動
検出手段を備えたカメラの第6実施例を示す断面図であ
る。第6実施例では、カメラボディ(不図示)と結合す
るマウント13を含む結合ユニットEと、センサユニッ
ト(D)の間であって、固定筒11の表面に緩衝部材1
06を貼付してある。
検出手段を備えたカメラの第6実施例を示す断面図であ
る。第6実施例では、カメラボディ(不図示)と結合す
るマウント13を含む結合ユニットEと、センサユニッ
ト(D)の間であって、固定筒11の表面に緩衝部材1
06を貼付してある。
【0023】(第7実施例)図7は、本発明による振動
検出手段を備えたカメラの第7実施例を示す断面図であ
る。第7の実施例では、センサユニット(D)の固定筒
11に、振れ振動センサ12を取り付ける場合に、固定
筒11と振れ振動センサ12の間に、緩衝部材107を
挟み込んである。
検出手段を備えたカメラの第7実施例を示す断面図であ
る。第7の実施例では、センサユニット(D)の固定筒
11に、振れ振動センサ12を取り付ける場合に、固定
筒11と振れ振動センサ12の間に、緩衝部材107を
挟み込んである。
【0024】(第8実施例)図8は、本発明による振動
検出手段を備えたカメラの第8実施例を示す断面図であ
る。第8実施例では、固定筒1と固定筒8との間の締結
部分に、緩衝部材201を挟み込んである。この緩衝部
材201は、2枚の金属材202a,202bの間に、
樹脂やゴム等の緩衝材203を挟んだ制振構造となって
いる。このとき、一方の固定筒1は、一方の金属材20
2aのみと接続し、他方の固定筒8は、他方の金属材2
02bのみと接続するようにして、緩衝材203によっ
て、固定筒1と固定筒8とを完全に分離するようにして
あるので、振動の遮断効果を上げることができる。
検出手段を備えたカメラの第8実施例を示す断面図であ
る。第8実施例では、固定筒1と固定筒8との間の締結
部分に、緩衝部材201を挟み込んである。この緩衝部
材201は、2枚の金属材202a,202bの間に、
樹脂やゴム等の緩衝材203を挟んだ制振構造となって
いる。このとき、一方の固定筒1は、一方の金属材20
2aのみと接続し、他方の固定筒8は、他方の金属材2
02bのみと接続するようにして、緩衝材203によっ
て、固定筒1と固定筒8とを完全に分離するようにして
あるので、振動の遮断効果を上げることができる。
【0025】以上説明した実施例に限定されず、種々の
変形や変更が可能であって、それらも本発明に含まれ
る。各実施例では、AFユニット(A),USMユニッ
ト(B),防振ユニット(C),センサユニット(D)
の順に並んでいる例で説明したが、これらの並びかたは
任意である。また、センサユニット(D)は、レンズ鏡
筒内にある例で説明したが、カメラボディ内にある場合
も同様に適用できる。
変形や変更が可能であって、それらも本発明に含まれ
る。各実施例では、AFユニット(A),USMユニッ
ト(B),防振ユニット(C),センサユニット(D)
の順に並んでいる例で説明したが、これらの並びかたは
任意である。また、センサユニット(D)は、レンズ鏡
筒内にある例で説明したが、カメラボディ内にある場合
も同様に適用できる。
【0026】各緩衝部材は、樹脂やゴム、制振鋼板、そ
の他にも振動しにくいダイカスト成形された低密度の金
属を用いることができる。また、固定筒1,8,11な
どをダイカスト成形することにより、それ自体で振動を
伝え難くすることも有効である。
の他にも振動しにくいダイカスト成形された低密度の金
属を用いることができる。また、固定筒1,8,11な
どをダイカスト成形することにより、それ自体で振動を
伝え難くすることも有効である。
【0027】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、振動発生源から振動検出手段までの間の超音波振
動伝播経路又は機械振動伝播経路に振動減衰手段を設け
たので、振動検出手段は、手振れ以外の振動ノイズを減
数させ、検出精度を向上させることができる、という効
果がある。
れば、振動発生源から振動検出手段までの間の超音波振
動伝播経路又は機械振動伝播経路に振動減衰手段を設け
たので、振動検出手段は、手振れ以外の振動ノイズを減
数させ、検出精度を向上させることができる、という効
果がある。
【図1】本発明の第1実施例の振動検出手段を備えたカ
メラを示す断面図である。
メラを示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の振動検出手段を備えたカ
メラを示す断面図である。
メラを示す断面図である。
【図3】本発明の第3実施例の振動検出手段を備えたカ
メラを示す断面図である。
メラを示す断面図である。
【図4】本発明の第4実施例の振動検出手段を備えたカ
メラを示す断面図である。
メラを示す断面図である。
【図5】本発明の第5実施例の振動検出手段を備えたカ
メラを示す断面図である。
メラを示す断面図である。
【図6】本発明の第6実施例の振動検出手段を備えたカ
メラを示す断面図である。
メラを示す断面図である。
【図7】本発明の第7実施例の振動検出手段を備えたカ
メラを示す断面図である。
メラを示す断面図である。
【図8】本発明の第8実施例の振動検出手段を備えたカ
メラを示す断面図である。
メラを示す断面図である。
【図9】振動検出手段を備えたカメラの従来例を示す断
面図である。
面図である。
(A) AFユニット 1 固定筒 2 カムリング 3 レンズバレル 4 ピン (B) USMユニット 6 ステータ 7 ロータ (C) 防振ユニット 8 固定筒 9 レンズ保持部材 10 モータ (D) センサユニット 11 固定筒 12 手振れ検出センサ (E) 連結ユニット 13 マウント (F) カメラユニット 14 カメラボディ 15 マイクロUSM 16 動力伝達系 17 フィルム 101〜109,201 緩衝部材
Claims (8)
- 【請求項1】 カメラの振動を検出する振動検出手段
と、 超音波モータと、 を含む振動検出手段を備えたカメラにおいて、 前記超音波モータから前記振動検出手段に至る超音波振
動伝播経路の途中に、前記超音波モータから発生する振
動を減衰させる振動減衰手段を設けたことを特徴とする
振動検出手段を備えたカメラ。 - 【請求項2】 カメラの振動を検出する振動検出手段
と、 カメラ駆動手段と、 を含む振動検出手段を備えたカメラにおいて、 前記カメラ駆動手段から前記振動検出手段に至る機械振
動伝播経路の途中に、前記カメラ駆動手段から発生する
振動を減衰させる振動減衰手段を設けたことを特徴とす
る振動検出手段を備えたカメラ。 - 【請求項3】 請求項2に記載の振動検出手段を備えた
カメラにおいて、 前記カメラ駆動手段は、フォーカスレンズ駆動手段、防
振レンズ駆動手段、ミラー駆動手段、フィルム給送手
段、シャッタ駆動手段のいずれか1つ又は2つ以上の組
み合わせた手段であり、その駆動源は、DCモータ及び
/又は超音波モータであることを特徴とする振動検出手
段を備えたカメラ。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記
載の振動検出手段を備えたカメラにおいて、 前記振動減衰手段は、レンズ鏡筒を構成する第1及び第
2の固定筒の間であって、前記各固定筒の締結部に設け
られた緩衝部材であることを特徴とする振動検出手段を
備えたカメラ。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記
載の振動検出手段を備えたカメラにおいて、 前記振動減衰手段は、カメラ機構を構成する第1及び第
2のユニットの間であって、前記各ユニットの締結部に
設けられた緩衝部材であることを特徴とする振動検出手
段を備えたカメラ。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記
載の振動検出手段を備えたカメラにおいて、 前記振動減衰手段は、前記振動検出手段とその振動検出
手段を固定する固定部との間に設けられた緩衝部材であ
ることを特徴とする振動検出手段を備えたカメラ。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記
載の振動検出手段を備えたカメラにおいて、 前記振動減衰手段は、前記超音波振動伝播経路の部材の
表面に一体的に設けられた緩衝部材であることを特徴と
する振動検出手段を備えたカメラ。 - 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記
載の振動検出手段を備えたカメラにおいて、 前記振動減衰手段は、ダイカスト成形された固定部材で
あることを特徴とする振動検出手段を備えたカメラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34158593A JPH07159835A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 振動検出手段を備えたカメラ |
EP94309165A EP0658796A1 (en) | 1993-12-10 | 1994-12-08 | Camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34158593A JPH07159835A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 振動検出手段を備えたカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07159835A true JPH07159835A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=18347220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34158593A Pending JPH07159835A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 振動検出手段を備えたカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07159835A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006078897A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Konica Minolta Photo Imaging Inc | 撮像装置 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP34158593A patent/JPH07159835A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006078897A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Konica Minolta Photo Imaging Inc | 撮像装置 |
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