JPH07158928A - 遊技場における空調制御方法およびその装置 - Google Patents

遊技場における空調制御方法およびその装置

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JPH07158928A
JPH07158928A JP5305509A JP30550993A JPH07158928A JP H07158928 A JPH07158928 A JP H07158928A JP 5305509 A JP5305509 A JP 5305509A JP 30550993 A JP30550993 A JP 30550993A JP H07158928 A JPH07158928 A JP H07158928A
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泰志 川田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技場における空調制御を入場者数に応じて
迅速に行なうとともに緻密な制御によりエネルギーの節
約を図る。 【構成】 遊技場において、遊技機1から稼働台情報収
集手段4に集計される稼働台情報をその時点における入
場客数とみなし、その稼働台数にもとづいて計算される
熱負荷を空調制御の一要素とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技場の空調制御方
法およびその装置に係り、とくに熱負荷変動の大きいパ
チンコ店において、パチンコ台の稼働台数との関係で遊
技場の空調を制御する方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に遊技場には遊技機たとえばパチン
コ台が約300台設置されており、これを使用する人数
は、曜日や時間帯によって変化が大きく、ひいては遊技
場全体での熱負荷変動が大きい。
【0003】一般的に遊技場の空調機器はヒートポンプ
式であり、かつその空調機器は比例制御され、±0.5
℃程度の制御が可能である。一方300人の熱負荷は、
1人当り100Wの発熱量すなわち86kcalとして
86×300=25,800kcalで約10馬力の空
調機器1台分の負荷になり、客数によりこれだけの熱負
荷変動となる。この変動に対し、空調機器の制御は、室
温センサの検出のみで制御している。このため空調機器
はある遅れ時間をもって運転される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は、上述の
ように、空調機器の運転を室温センサの変化のみで制御
しており、このため客の出入りの激しい遊技場等の熱負
荷の変化に対し、空調機器はある遅れ時間をもって運転
され、したがって快適性の高い運転が望めないという問
題点がある。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、請求項1の発明は遊技場
における空調制御を入場者数に応じて迅速に行なうとと
もに緻密な制御によりエネルギーの節約を図る制御方法
を提供することを目的とするものである。
【0006】請求項2の発明は、遊技場における空調制
御を入場者数に応じて迅速に行なうとともに緻密な制御
によりエネルギーの節約を図る制御装置を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る遊
技場における空調制御方法は、遊技場において、遊技機
の稼働台情報収集手段に集計される稼働台情報をその時
点における入場客数とみなし、その稼働台数にもとづい
て計算される熱負荷を空調制御の一要素とする方法であ
る。
【0008】請求項2の発明に係る遊技場における空調
制御装置は、遊技機と、この遊技機の稼働台情報を収集
する稼働台情報収集手段、およびこの稼働台情報収集手
段に集計される稼働台数にもとづいて熱負荷を演算し、
空調手段を制御する演算手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明にかかる遊技場における空調制
御方法は、遊技機の稼働台情報収集手段に集計される稼
働台情報からその遊技機の稼働台数をその時点における
入場客数とみなし、その稼働台数にもとづいて熱負荷が
計算され、この熱負荷を空調制御の一要素とする。
【0010】請求項2の発明に係る遊技場における空調
制御装置は、遊技機の稼働台情報収集手段に集計される
稼働台数にもとづいてこの稼働台数に対応する入場者数
の熱負荷を演算し、この演算値にもとづいて空調手段を
制御する。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例をパチンコ台やス
ロットマシンの遊技場に適用した場合について説明す
る。図1はこの発明に係る遊技場における空調制御方法
のフローチャート、図2はこの発明に係る遊技場におけ
る空調制御装置の構成図である。図2において、1は遊
技機で、たとえば複数のパチンコ台やスロットマシン1
a、1b、1cにより構成される。2は遊技機1の出玉
数や補給玉数を計数する計数手段、3はこの計数手段2
に接続された補給コンピュータで、計数手段2の出力を
もとに遊技機1用の玉数を演算制御する。またこの補給
コンピュータ3は遊技機1の稼働台情報を収集する稼働
台情報収集手段4および演算手段5を内蔵している。6
は補給コンピュータ3に接続された空調制御手段で、た
とえば空調制御器により構成される。7はこの空調制御
手段6に接続された空調手段で必要に応じて複数の空調
機器7a、7bから構成される。なお、稼働台情報収集
手段4および演算手段5は空調制御手段6に内蔵させて
もよく、また補給コンピュータ3と空調制御手段6は必
要に応じて一体化しても差し支えない。
【0012】次に、図2の構成において、遊技場の空調
制御のルーチンについて図1を参照して説明する。 (ステップ1)遊技機1が稼働すると、計数手段2によ
り遊技機1の出玉数または補給数もしくは差玉が計数さ
れる。またこの情報は遊技機1の使用台数として補給用
コンピュータ3の稼働台情報収集手段4に出力される。
稼働台情報収集手段4は計数手段2からの信号により、
遊技機1に客がついているかどうか判別する。そして演
算手段5は計数手段2の情報を集合し、遊技場内の人数
を計数する。この計数した人数を基に、場内熱負荷の変
動分を計算する。演算手段5は稼働台情報収集手段4の
出力をもとに遊技機1の使用台数が増加したか、減少し
たかを判断する。 (ステップ2)そして使用台数が増加した場合には演算
手段5は稼働台情報収集手段4の出力すなわち稼働台数
を入場者数と見做し、増加した人数分の熱負荷を演算す
る。たとえば1人当り100Wの発熱量すなわち86k
calとして86×増加人数Nとして必要な熱量Kuを
算出し、この値Kuをこれまでの空調制御における熱負
荷Bに加算する。すなわちKu=B+86Nとなる。 (ステップ3)逆にステップ1において、使用台数が減
少した場合には、演算手段5は減少した人数分の熱負荷
を演算する。たとえば1人当り100Wの発熱量すなわ
ち86kcalとして86×増加人数Nとして必要な熱
量Kdを算出し、この値Kdをこれまでの空調制御にお
ける熱負荷Bから減算する。すなわちKd=B−86N
となる。 (ステップ4)この値すなわちKdあるいはKuは補給
用コンピュータ3から空調手段7に伝達され、これによ
って空調手段7が制御される。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、遊技場において、遊技機の稼働台情報収集手段に
集計される稼働台情報をその時点における入場客数とみ
なし、その稼働台数にもとづいて計算される熱負荷を空
調制御の一要素としているので、その時点での遊技場内
人数の把握がきわめて正確となり、これにより熱負荷の
変化量が迅速に計算でき、すなわちこの熱負荷変動によ
る遊技場内の温度が変化する以前に空調手段制御するこ
とができ、したがって温度変動の少ない、かつ高い快適
度の制御が可能となり、しかもエネルギーの節約を図る
ことができるという効果がある。
【0014】請求項2の発明に係る遊技場における空調
制御装置は、遊技機と、この遊技機の稼働台情報を収集
する稼働台情報収集手段、およびこの稼働台情報収集手
段に集計される稼働台数にもとづいて熱負荷を演算し、
空調機器を制御する演算手段とを備えているので、その
時点での遊技場内人数の把握がきわめて正確となり、こ
れにより熱負荷の変化量が迅速に計算でき、すなわちこ
の熱負荷変動による遊技場内の温度が変化する以前に空
調手段制御することができ、したがって温度変動の少な
い、かつ高い快適度の制御が可能となり、しかもエネル
ギーの節約を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る遊技場における空調制御方法の
フローチャートである。
【図2】この発明に係る遊技場における空調制御装置の
構成図である。
【符号の説明】
1 遊技機 2 計数手段 4 稼働台情報収集手段 5 演算手段 6 空調制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場において、遊技機の稼働台情報収
    集手段に集計される稼働台情報をその時点における入場
    客数とみなし、その稼働台数にもとづいて計算される熱
    負荷を空調制御の一要素とする遊技場における空調制御
    方法。
  2. 【請求項2】 遊技機と、この遊技機の稼働台情報を収
    集する稼働台情報収集手段、およびこの稼働台情報収集
    手段に集計される稼働台数にもとづいて熱負荷を演算
    し、この熱負荷を空調制御手段に出力する演算手段とを
    備えた遊技場における空調制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010261617A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Mitsubishi Electric Corp 空気調和システム
WO2017183136A1 (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 三菱電機株式会社 空気調和機

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JP2010261617A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Mitsubishi Electric Corp 空気調和システム
WO2017183136A1 (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 三菱電機株式会社 空気調和機
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