JP2792893B2 - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JP2792893B2
JP2792893B2 JP1071401A JP7140189A JP2792893B2 JP 2792893 B2 JP2792893 B2 JP 2792893B2 JP 1071401 A JP1071401 A JP 1071401A JP 7140189 A JP7140189 A JP 7140189A JP 2792893 B2 JP2792893 B2 JP 2792893B2
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由浩 中村
昭夫 森地
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は室外ユニットと室内ユニットから構成される
空気調和機を複数台備える空気装置において、各空気調
和機の使用量(使用度合)を積算して記録するものに関
する。
(ロ)従来の技術 従来、例えば特開昭63−140241号公報に記載された空
調装置では、ファンコイルユニットの入口管と出口管と
の温度差を求め、この温度差に対応するデータとファン
コイルユニットの運転時間、主に送風機の運転時間の積
算値に対応するデータとの和から使用量を求めるもので
あった。このような従来技術を用いることによって、複
数のファンコイルユニット毎の使用量が積算され熱源の
運転費用を公平に分担できるように成るものであった。
また、ファンコイルユニットの冷暖房能力は、送風機の
送風量に関係する点を考慮し、特公昭60−1540号公報に
示されるようなものもあった。この公報に記載されたも
のは冷暖房機(ファンコイルユニット)の運転時の能力
(送風機の送風量)を抵抗値に置換して冷暖房機の能力
に応じた使用量を積算するものであった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 このような従来の技術を用いた空調装置では、いずれ
も積算された使用量の誤差が大きいという問題点があっ
た。まず、ファンコイルユニットの入口管と出口管との
温度差を用いるものでは、ファンコイルユニットを流れ
る温水の流量を考慮する必要があり、送風機の送風量を
機械的に抵抗値に置き換えたものでは、実際の送風量と
の差(エアフィルタの目詰り状態や設置状態によって差
が出る)を考慮しなければならないものであった。
また、従来の技術に示されているように熱源機を共通
にした場合にはファンコイルユニットの運転に注目すれ
ばよいが、夫々の個別の冷凍サイクルを有する空気調和
機の使用量を積算する場合には、例えば空気調和機の能
力が1馬力程度の一般家庭向けでは個別の電力消費量を
計ればよいが、能力が数馬力〜数十馬力程度の業務用
(パッケージエアコンなど)では三相200〔V〕電源を
用いている点や室外ユニットが屋上など室内ユニットと
ある程度離れて設置される点などを考慮すると電力計が
複数必要になり、空気調和機の設置台数の増加に連れて
電力計の検針労力が増加する問題点があった。
このような問題点に鑑み、本発明は空調装置の使用量
の積算精度を上げ、特に業務用の分離型空気調和機に容
易に対応できる空調装置を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、互いに信号線で接続された室外ユニットと
室内ユニットとから構成され、室内ユニットが設定され
た設定温度と室温とを比べて室外ユニットの運転をON/O
FF制御して空調運転を成す空気調和機を複数台備える空
調装置において、各室内ユニットと信号線で接続される
積算装置を設け、各室内ユニットは対応する室外ユニッ
トに運転のON信号を送信している時間が所定の時間に達
するごとに積算装置に信号を出力し、この信号の出力回
数を室内ユニット毎に積算装置にてカウントすることを
特徴とする。
また、室内ユニットが室外ユニットの運転のON/OFFに
連動して前記送風機の運転をON/OFF制御する空調装置に
おいては、各室内ユニットの送風機の運転時間が所定の
時間に達するごとに積算装置に信号を出力し、この信号
の出力回数を室内ユニット毎に積算装置にてカウントす
る。。
さらに、積算装置は室内ユニット毎のカウント値とそ
れに対応する室外ユニットの能力値との積を記録する。
また、各室外ユニットはその圧縮機の電流値を積分し
その積分値が所定値に達するごとに積算装置に信号を出
力し、この信号の出力回数を室外ユニット毎に積算装置
にてカウントすることを特徴とする。
(ホ)作用 積算装置は、室外ユニットまたは送風機の運転時間が
所定の時間に達するごとに出力される信号を室内ユニッ
ト毎または室外ユニット毎にカウントするので、このカ
ウント値により各空気調和機の使用量が積算装置に記録
される。また、このカウント値と各室外ユニットの能力
値との積を記録すれば、空気調和機毎に重み付けされた
正確な使用量が記録される。さらに、圧縮機の電流値を
例えば過電流保護用に用いられる電流検出器を利用して
検出して、検出された電流値を積分しその積分値が所定
値に達するごとに積算装置に信号を出力し、この信号の
出力回数を室外ユニット毎に積算装置にてカウントする
ことで、各室外ユニットの使用電力が積算装置に記録さ
れる。
(ヘ)実施例 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器から構成される
冷凍サイクルを有する空気調和機を複数台設置した状態
の概略を示す説明図である。図中、1〜4は夫々圧縮機
を搭載した室外ユニットであり、夫々には室内ユニット
5〜8が接続されている。9は使用量の積算装置であ
り、室内ユニット5〜8とは信号線10を介して信号の送
受が行なえるように接続されている。第2図は室外ユニ
ット1、室内ユニット5の構成を示す概略図である。室
外ユニット1には制御用のマイコン(マイクロプロセッ
サ)11、圧縮機12、室外側の送風機13、冷房、暖房で冷
媒の流れを変える四方切換え弁14等を有し、これらの電
気要素はマイコン11によって運転が制御される。15は三
相200〔V〕の交流電源であり、主に圧縮機12の駆動用
の電源である。16は電流検出器であり、圧縮機12に流れ
る電流を検出するものである。この検出器16の検出した
電流値をマイコン11が入力して圧縮機12の過電流保護に
用いられる。17は定電圧回路であり、交流電源15から供
給される交電力を直流電力に変換するものである。18は
スイッチ回路であり、この室外ユニット1が搭載してい
る圧縮機12の能力(馬力数)をセットするものである。
このセット値はマイコン11に入力される。19はインター
フェース回路であり、マイコン11と信号線20との間の信
号の送受を行う。従って、マイコン11は室内ユニット5
からの信号を受けて各電気要素の運転を制御すると共
に、電流検出値やスイッチ回路18の設定状態等を信号線
20に出力する。室内ユニット5には制御用のマイコン
(マイクロプロセッサ)21、室内側の送風機22、室温検
出器23等を有している。また24は単相100〔V〕の交流
電源であり室内ユニットの駆動用電源である、25,26は
インターフェース回路であり、インターフェース回路25
はマイコン21と信号線を20との間の信号の送受を行い、
インターフェース回路26はマイコン21と信号線10との間
の信号の送受を行なうものである。尚、27はリモートコ
ントローラであり、室外ユニット1と室内ユニット5と
から成る空気調和機の運転を制御するためのものであ
る。すなわち、リモートコントローラ27には運転/停
止、風量選択、室温設定などを空気調和機に行なわさせ
るものである。
マイコン21は温度検出器23の検出した室温と室温設定
値とを比べて室外ユニット1へ信号線20を介して圧縮機
12を運転(ON)させる信号を送信する。例えば、冷房
運転時には、室温が室温設定値以上/以下でON/OFFさ
せ、暖房運転時には室温設定値以上/以下でOFF/ONさ
せ、能力可変の圧縮機を用いた冷暖房運転時には、最
適運転能力が圧縮機の最低運転能力以上/以下でON/OFF
させる。さらにこのマイコン21はこのON信号を室外ユニ
ットに送信している時間、すなわち圧縮機12が運転して
いる時間を計時し、この計時時間が60分になる毎にタイ
ムUP信号を信号線10を介して積算装置9に送信する。
尚、このタイムUP信号は室内側送風機22の運転時間(ON
時間)を計時してもよい。この時、送風機22は圧縮機12
のOFFに連動して常にOFFになるような制御仕様にする。
またファンコイルユニットでは単に送風機の運転時間を
計時すればよい。
さらに室外ユニット1の電流検出器16が検出した電流
値を積算(積分)し一定値(10KWに相当する値)に達す
る毎に前記タイムUP信号に相当する信号を積算装置9に
送信するようにすれば、電力計を別個に設けることなく
過電流保護用に用いる電流検出器を利用して電力測定が
行なえるものである。
積算装置9は夫々の室内ユニットから信号線10を介し
て送信されて来るタイムUP信号を個別にカウントし、カ
ウント結果を記録している。夫々の空気調和機の使用量
を求める際には、室内ユニット、例えば室内ユニット5
へ圧縮機12の能力のセット値(スイッチ回路18にセット
された値)を返信させる信号を送る。このセット値を受
信した後、この値と前記カウント値との積を求め使用量
とする。第3図はこの使用量を求める概略動作を示す説
明図である。
また、前記実施例ではセット値を積算装置9が室内ユ
ニットに要求するようにしているがこのセット値は積算
装置9に直接設定してもよい。また室内ユニットから送
信されるタイムUP信号をデータ形にし、このデータにセ
ット値を掛けた値を積算装置9に送信するようにしても
よい。この場合積算装置9は送信されて来る値を積算
し、記録すればよい。
また、この積算装置9は単体の装置として設け、夫々
の信号線を配線するのではなく、すでにある集中制御装
置(夫々の空気調和機のON/OFFやON/OFFのスケジュール
管理や個々の室温設定の機能などを有する)の一機能と
して組み込めば、配線の共通化が図れるものである。
(ト)発明の効果 本発明によれば、室外ユニットまたは室外ユニットの
運転時間が所定の時間に達するごとに出力される信号を
室内ユニット毎または室外ユニット毎に積算装置にてカ
ウントし、このカウント値を各空気調和機の使用量とし
て記録することができる。また、このカウント値と各室
外ユニットの能力値との積を記録すれば、空気調和機毎
に重み付けされた正確な使用量が記録されるので、室外
ユニットの能力の違いによる使用量の不公平を抑制でき
る。
さらに、圧縮機の電流値を過電流保護用に用いられる
電流検出器等を利用して検出して、検出された電流値を
積分しその積分値が所定値に達するごとに積算装置に信
号を出力し、この信号の出力回数を室外ユニット毎に積
算装置にてカウントすることで、各室外ユニットの使用
電力が積算装置に記録することができるので、電力計の
設置数を減らすことが可能となる。
また、積算装置は空気調和機からの分離が容易であ
り、空調装置の運転を制御する集中制御装置に組み込め
ば配線の共通化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は空気調和機を複数台設置した状態の概略を示す
説明図、第2図は空気調和機の概略を示す構成図、第3
図は概略動作を示す説明図である。 1〜4……室外ユニット、5〜8……室内ユニット、積
算装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07C 3/00 F24F 11/02 102

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに信号線で接続された室外ユニットと
    室内ユニットとから構成され、前記室内ユニットが設定
    された設定温度と室温とを比べて前記室外ユニットの運
    転をON/OFF制御して空調運転を成す空気調和機を複数台
    備える空調装置において、 前記各室内ユニットと信号線で接続される積算装置を設
    け、前記各室内ユニットは対応する前記室外ユニットに
    運転のON信号を送信している時間が所定の時間に達する
    ごとに前記積算装置に信号を出力し、この信号の出力回
    数を前記室内ユニット毎に前記積算装置にてカウントす
    ることを特徴とする空調装置。
  2. 【請求項2】互いに信号線で接続された室外ユニットと
    送風機を有する室内ユニットとから構成され、前記室内
    ユニットが設定された設定温度と室温とを比べて前記室
    外ユニットの運転をON/OFF制御すると共に前記室外ユニ
    ットの運転のON/OFFに連動して前記送風機の運転をON/O
    FF制御して空調運転を成す空気調和機を複数台備える空
    調装置において、 前記各室内ユニットと信号線で接続される積算装置を設
    け、前記各室内ユニットは前記送風機の運転時間が所定
    の時間に達するごとに前記積算装置に信号を出力し、こ
    の信号の出力回数を前記室内ユニット毎に前記積算装置
    にてカウントすることを特徴とする空調装置。
  3. 【請求項3】前記積算装置は前記室内ユニット毎のカウ
    ント値とそれに対応する前記室外ユニットの能力値との
    積を記録することを特徴とする請求項1または2に記載
    の空調装置。
  4. 【請求項4】互いに信号線で接続された、圧縮機を有す
    る室外ユニットと室内ユニットとから構成され、前記室
    内ユニットが設定された設定温度と室温とを比べて前記
    室外ユニットの運転をON/OFF制御して空調運転を成す空
    気調和機を複数台備える空調装置において、 前記各室内ユニットと信号線で接続される積算装置を設
    け、前記各室外ユニットはその圧縮機の電流値を積分し
    その積算値が所定値に達するごとに前記積算装置に信号
    を出力し、この信号の出力回数を前記室外ユニット毎に
    前記積算装置にてカウントすることを特徴とする空調装
    置。
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