JPH07158523A - エアクリーナのエアダクト構造 - Google Patents

エアクリーナのエアダクト構造

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JPH07158523A
JPH07158523A JP5308867A JP30886793A JPH07158523A JP H07158523 A JPH07158523 A JP H07158523A JP 5308867 A JP5308867 A JP 5308867A JP 30886793 A JP30886793 A JP 30886793A JP H07158523 A JPH07158523 A JP H07158523A
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Japan
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air duct
air
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outside air
introduction port
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Koji Suzuki
浩司 鈴木
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スポーツ車とそれ以外の一般車とで共用で
き、しかも一般車の場合にはレゾネータ効果も期待でき
るエアクリーナのエアダクト構造を提供する。 【構成】 エアクリーナ4に、先端の第1外気導入口を
エンジンルームの前部に位置させた第1エアダクトと、
先端の第2外気導入口15aをエンジンルームの側壁3
に形成した開口16に臨ませた第2エアダクト15とを
形成すると共に、該第2エアダクト15の第2外気導入
口15aに着脱自在な蓋体18を設け、該第2エアダク
ト15が蓋体18取付け時にはレゾネータとして使用可
能であり且つ蓋体18取外し時には外気導入用として使
用可能なものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエアクリーナのエアダ
クト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンに空気を送るための装置である
エアクリーナには、外気を導入するためのエアダクトが
形成されており、このエアダクトの先端の外気導入口は
エンジンルーム前部の上方位置、具体的には、ラジエー
タコアサポートとエンジンフードとの隙間部分に配され
ている。エアダクトの外気導入口をこのような上方位置
に配しているのは、外気導入口に水が侵入するのを防止
するためである(類似技術として、実開昭62−110
023号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエアダクト構造にあっては、エアダクトの外
気導入口をラジエータコアサポートとエンジンフードと
の狭い隙間部分に配しているため、大量の空気を導入し
てエンジンの高出力を発揮しようとするスポーツ車には
不向きである。従って、スポーツ車の場合は、大量の空
気が導入できるように、前記とは別の位置に大径のエア
ダクトを形成している。このようにスポーツ車とそれ以
外の一般車とでは、異なったエアダクト構造を必要とす
るが、スポーツ車と一般車とで異なった構造を採用する
ことは、部品点数の増加を招き、部品管理及び製造工数
の面で不利となる。
【0004】一方で、エアクリーナのエアダクトにはレ
ゾネータと称される消音用の空洞が形成される。このレ
ゾネータはエアダクトが空気を導入する際の吸気音を低
減させるためのものであり、このレゾネータの採用は、
走りを追求するスポーツ車よりも、居住性(静粛性)を
追求する一般車の方で求められる傾向がある。
【0005】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、スポーツ車とそれ以外の一般車
とで共用でき、しかも一般車の場合にはレゾネータ効果
も期待できるエアクリーナのエアダクト構造を提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエアクリ
ーナのエアダクト構造は、上記の目的を達成するため
に、エアクリーナに、先端の第1外気導入口をエンジン
ルームの前部に位置させた第1エアダクトと、先端の第
2外気導入口をエンジンルームの側壁に形成した開口に
臨ませた第2エアダクトとを形成すると共に、該第2エ
アダクトの第2外気導入口に着脱自在な蓋体を設け、該
第2エアダクトが蓋体取付け時にはレゾネータとして使
用可能であり且つ蓋体取外し時には外気導入用として使
用可能なものである。
【0007】
【作用】第2エアダクトを蓋体により塞げば、第1エア
ダクトにより従来通りの外気導入が行えると共に、閉塞
した第2エアダクトがレゾネータとなり、第1エアダク
トにおける吸気音の低減を図ることができる。また、第
2エアダクトの蓋体を取外せば、第1エアダクトと第2
エアダクトの両方から大量の外気を導入できるようにな
るため、エンジンの高出力が要求されるスポーツ車に好
適である。このように、同一のエアダクト構造でスポー
ツ車とそれ以外の一般車の両方に対応できるため、部品
点数の低減を図ることができ、部品管理及び製造工数の
面で大変有利となる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図面に基づ
いて説明する。図1〜図4はこの発明の第1実施例を示
す図である。1はエンジンルームで、その中央にはエン
ジン2が設置され、その左右両側には「側壁」としての
フードリッジパネル3が備えられている。このフードリ
ッジパネル3は途中に水平な棚部3aを有し、左側の棚
部3a上にエアクリーナ4を支持している。このエアク
リーナ4は、2つのケース5、6を合わせたボックス形
状を呈しており、このケース5、6の境界部分にフィル
タエレメント7が内蔵させれている。内側のケース5と
エンジン2とは外気供給用のダクト8にて連結されてお
り、フィルタエレメント7により清浄化された外気をエ
ンジン2に供給できるようになっている。
【0009】そして、外側のケース6の上面には第1導
入口9が形成され、この第1導入口9に第1エアダクト
10が接続されている、この第1エアダクト10の先端
の第1外気導入口10aは、エンジンルーム1の前部上
方まで延びて、ラジエータコアサポート11とエンジン
フード12の隙間部分に位置している。また、この第1
エアダクト10の外気導入口10aの上部にはエンジン
フード12との干渉をやわらげるためのクッション部材
13が取付けてある。
【0010】一方、該ケース6の側面には第2導入口1
4が形成されており、この第2導入口14に第2エアダ
クト15が外挿してある。この第2エアダクト15は円
筒形をしており、その先端の第2外気導入口15aはフ
ードリッジパネル3に形成された開口16から外側へ若
干突出している。この第2エアダクト15の周辺にはポ
リウレタンフォーム製のエプトシーラ17が設けられて
おり、該第2エアダクト15と開口16との間の密閉性
を確保している。そして、この第2外気導入口15aに
は、該第2外気導入口15a内に入り込んだ形状の蓋体
18が取付けられている。更に、第2導入口14の内側
には、第2エアダクト15の内部空間の入口を狭め、該
内部空間を空洞化してレゾネータ効果を高めるための空
洞形成部材19が嵌合されている。尚、図1中、20は
フロントフェンダパネルである。
【0011】次に、この実施例のエアダクト構造の使用
形態を説明する。一般車の場合は、第2エアダクト15
の第2外気導入口15aを蓋体18により塞ぎ、第1エ
アダクト10により外気の導入を行う。この時、第2外
気導入口15aが蓋体18により塞がれた状態となって
おり、且つ第1エアダクト10の外気導入経路に第2エ
アダクト15による空洞Rが形成されることになるた
め、この空洞Rがレゾネータとなって、第1エアダクト
10における吸気音の低減が図られる。
【0012】また、スポーツ車の場合は、第2エアダク
ト15から蓋体18と空洞形成部材19を取り外す。そ
うすると、第1エアダクト10と第2エアダクト15の
両方により大量の外気を導入できるため、エンジン2の
高出力が要求されるスポーツ車に好適となる。このよう
に、この実施例のエアダクト構造によれば、同一構造
で、スポーツ車とそれ以外の一般車の両方に対応できよ
うになる。
【0013】図5はこの発明の第2実施例を示す図であ
る。この実施例は、第2導入口21と空洞形成部材22
の対応面にネジ部21a、22aを形成し、空洞形成部
材22を第2導入口21に対してネジ式で取付けたもの
である。従って、取付時においては、空洞形成部材22
は第2導入口21内で安定し、また空洞形成部材22を
回転させれば容易に取外せる。
【0014】図6はこの発明の第3実施例を示す図であ
る。この実施例は、小径の筒状空洞形成部材23を第2
導入口24と一体に形成したものである。従って、スポ
ーツ車の場合は、この筒状空洞形成部材23を切り取っ
て使用する。
【0015】図7はこの発明の第4実施例を示す図であ
る。この実施例は、小径の筒状空洞形成部材25を第2
エアダクト26側に一体に形成したものである。従っ
て、この実施例の場合も、スポーツ車に使用する時は、
この筒状空洞形成部材26を切り取れば良い。
【0016】図8はこの発明の第5実施例を示す図であ
る。この実施例は、第2導入口27に取付けられる空洞
形成部材28がフランジ28a付きの形状をしており、
空洞R内へ入り込んでしまわないようにしてある。ま
た、蓋体29が外側に向いた断面ハット形状をしてお
り、そのフランジ部分がボルト30により開口16の周
縁に取付けられている。また、この蓋体29の内面とエ
プトシーラ17とが密着しており、該第2エアダクト1
5の第2外気導入口15aの密閉性が確保されている。
この実施例によれば、蓋体29がボルト30により開口
16に取付けられているため、取付状態が確実である。
また、ボルト16を外すことにより、蓋体29も容易に
取外すことができる。尚、この蓋体29を図中想像線
(二点鎖線)で示したような高い形状の蓋体31に変更
することにより空洞Rを拡大し、レゾネータ効果の向上
を図るようにしても良い。
【0017】
【発明の効果】この発明に係るエアクリーナのエアダク
ト構造は、以上説明してきた如き内容のものであって、
同一構造でスポーツ車とそれ以外の一般車の両方に対応
できるため、部品点数の低減を図ることができ、部品管
理及び製造工数の面で大変有利となり、しかも一般車の
場合にはレゾネータ効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係るエアクリーナのエ
アダクト構造を示すエンジンルームの平面図である。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図である。
【図3】エアダクトの一部を示す斜視図である。
【図4】図3中矢示SB−SB線に沿う断面図である。
【図5】この発明の第2実施例を示す第4図相当の断面
図である。
【図6】この発明の第3実施例を示す第4図相当の断面
図である。
【図7】この発明の第4実施例を示す第4図相当の断面
図である。
【図8】この発明の第5実施例を示す第4図相当の断面
図である。
【符号の説明】
1 エンジンルーム 3 フードリッジパネル(側壁) 4 エアクリーナ 10 第1エアダクト 10a 第1外気導入口 15 第2エアダクト 15a 第2外気導入口 16 開口 18 蓋体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアクリーナに、先端の第1外気導入口
    をエンジンルームの前部に位置させた第1エアダクト
    と、先端の第2外気導入口をエンジンルームの側壁に形
    成した開口に臨ませた第2エアダクトとを形成すると共
    に、 該第2エアダクトの第2外気導入口に着脱自在な蓋体を
    設け、該第2エアダクトが蓋体取付け時にはレゾネータ
    として使用可能であり且つ蓋体取外し時には外気導入用
    として使用可能なものであることを特徴とするエアクリ
    ーナのエアダクト構造。
JP30886793A 1993-12-09 1993-12-09 エアクリーナのエアダクト構造 Expired - Fee Related JP3345999B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015075085A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の吸気装置
JP2017056788A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 日立建機株式会社 転圧機械の吸気構造

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JP2015075085A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の吸気装置
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