JPH07158376A - クローラドリルの穿孔制御装置 - Google Patents

クローラドリルの穿孔制御装置

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JPH07158376A
JPH07158376A JP30928693A JP30928693A JPH07158376A JP H07158376 A JPH07158376 A JP H07158376A JP 30928693 A JP30928693 A JP 30928693A JP 30928693 A JP30928693 A JP 30928693A JP H07158376 A JPH07158376 A JP H07158376A
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JP
Japan
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control
traveling
drilling
lever
control signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP30928693A
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English (en)
Inventor
Takashi Odagiri
高 小田切
Kenichi Shimoura
賢一 霜浦
Takaaki Hashi
孝明 橋
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TOKYO RIYUUKI SEIZO KK
Nabco Ltd
Original Assignee
TOKYO RIYUUKI SEIZO KK
Nabco Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 穿孔装置及び走行装置の異なる2種の制御を
行うに際して、レバー等の入力手段の個数を削減すると
共に、制御手段の個数をも削減して、上記両者の制御を
行うのに必要な制御機器の共通化を図る 【構成】 走行装置14と穿孔装置17とを有するクローラ
ドリル1において、レバー10の操作方向及び操作量を検
出する検出手段11,12,13と、この検出手段の検出結果に
基づいて比例制御に必要な第1制御信号A1を送出する制
御手段21とを有し、この制御手段21を、上記レバー10の
操作方向に応じて所定の周期で所定量ずつ初期値を変更
してその変更後の初期値を第2制御信号A2として送出す
るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クローラドリルの穿孔
制御装置に係り、詳しくは、穿孔装置の制御を行うに際
して、走行装置の制御を行うための制御手段及び入力手
段を有効利用するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、穿孔機構付走行車の
一種であるクローラドリル1は、車両2の左右両側方に
正逆駆動可能なクローラ3,4を配設し、該車両2の前
方に起倒可能に連結したブーム5の先端部分に穿孔機構
6を取り付けたものである。この穿孔機構6は、ベルト
7の駆動により軸方向移動可能とされたロッド8と、該
ロッド8の先端に取り付けられたビット9とを有し、穿
孔作業時には上記ロッド8を略垂直方向に起立させた状
態で、上記ロッド8を下方に送りながらビット9に打撃
力及び回転力を付与することにより、岩盤等に孔を掘削
するようにしたものである。
【0003】この種のクローラドリルの走行を制御する
ための具体例として、実開昭62-105519 号公報によれ
ば、単一の走行用レバーにグリップを設け、該レバーを
中立位置から前後傾倒可能に且つ軸心回りに左右回転可
能とし、該レバーの前後傾倒を検出して左右のクローラ
を正逆駆動させるための信号を出力する前後傾倒検出器
と、該レバーの中立或いは傾倒状態での軸心回りの左右
回転を検出して左右のクローラを正逆駆動させるための
信号を出力する左右回転検出器とを備えた構成が開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示の装置は、レバー操作に伴う各検出器からの出
力信号を走行装置の制御にのみ使用しており、上記例示
のクローラドリルにおいては、ロッド8及びビット9に
対して送りと回転と打撃との3種の動作を制御する必要
があるが、これらの動作を制御するには上記走行装置の
制御とは別個に入力手段や検出器等を備えねばならず、
操縦室におけるレバーの本数が増加して室内が乱雑にな
ったり或いは検出器やその出力信号に基づく制御手段の
個数が増加する等の不具合を招くことになる。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、穿孔装置及び走行装置の異なる2種の制御を行
うに際して、レバー等の入力手段の個数を削減すると共
に、制御手段の個数をも削減して、上記両者の制御を行
うのに必要な制御機器の共通化を図ることを技術的課題
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクローラド
リルの穿孔制御装置は、上記技術的課題を達成するた
め、以下に示すように構成したことを特徴とする。
【0007】即ち、第1の手段は、走行装置と穿孔装置
とを有するクローラドリルにおいて、入力手段の操作方
向及び操作量を検出する検出手段と、この検出手段の検
出結果に基づいて比例制御に必要な第1制御信号を送出
する制御手段とを有し、この制御手段は、上記入力手段
の操作方向に応じて所定の周期で所定量ずつ初期値を変
更してその変更後の初期値を第2制御信号として送出す
るように構成したものである。
【0008】また、第2の手段は、上記第1の手段にお
いて、入力手段の操作方向を3つのモードとし、この3
つのモードのうちの2つのモードに基づいて制御手段か
ら走行装置に対して第1制御信号を送出するように構成
すると共に、上記3つのモードに基づいて制御手段から
穿孔装置に対して第2制御信号を送出するように構成
し、且つ、この2種の構成を切換可能としたものであ
る。
【0009】更に、第3の手段は、上記第1又は第2の
手段において、穿孔作業の終了を示す信号に基づいて、
変更された初期値をメモリーに記憶させるようにしたも
のである。
【0010】
【作用】上記第1の手段によると、検出手段によって検
出された入力手段の操作方向及び操作量に基づいて、制
御手段が比例制御に必要な第1制御信号を送出するの
で、制御対象が比例制御を要するものに適用できること
に加えて、上記検出手段によって検出された入力手段の
操作方向に基づいて、制御手段が所定の周期で所定量ず
つ初期値を変更してその変更後の初期値を第2制御信号
として送出するので、例えば、入力手段を一方側に向か
って操作した場合には初期値を所定量ずつ増加させ、他
方側に向かって操作した場合には初期値を所定量ずつ減
少させるといった制御が行われる。そして、操作後に入
力手段を中立状態とすれば、変更後の初期値が継続して
第2制御信号として送出され、この後再び入力手段を操
作すれば、上記変更後の初期値から所定量ずつの増減が
開始することになる。
【0011】上記第2の手段によると、入力手段の3つ
のモードのうちの2つのモードに基づいて制御手段から
走行装置に対して第1制御信号が送出され、この第1制
御信号によって走行装置の速度等が比例制御される。具
体的には例えば、入力手段の一方のモードにおける操作
方向及び操作量の大小に比例して走行速度の加減速が行
われ、他方のモードにおける操作方向及び操作量の大小
に比例して走行方向の転向が行われる。更に、切り換え
を行うことにより、上記3つのモードに基づいて制御手
段から穿孔装置に対して第2制御信号が送出され、この
第2制御信号によって穿孔装置の3つの動作である送り
と回転と打撃との緻密な制御が行われる。具体的には例
えば、入力手段の第1番目のモードに基づいて送り速度
が、第2番目のモードに基づいて回転数が、第3番目の
モードに基づいて打撃数が、それぞれ制御される。
【0012】上記第3の手段によると、穿孔作業の終了
を示す信号に基づいて、変更された初期値がメモリーに
記憶されることになるので、穿孔作業の終了後に再び同
様の穿孔作業を開始する場合には、上記メモリーに記憶
されている初期値を読み出してこの初期値に対して所定
量ずつの増減が行われることになるので、前回の作業時
における送り、回転、打撃の状態を維持して制御を開始
できることになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るクローラドリルの穿孔制
御装置の実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】本発明が適用されるクローラドリル1の外
観構造は、基本的には既述の図3に示すものと同様に、
車両2の左右両側に配設されたクローラ3,4や、穿孔
機構6の構成要素であるロッド8及びビット9等を有す
る。
【0015】そして、上記車両2の操縦室2a(図3参
照)には、図1に示すような1本のレバー10が、a−b
方向に前後傾倒自在に、c−d方向に軸心回りに左右回
転自在に、e−f方向に左右傾倒自在に保持されてお
り、該レバー10のa−b方向の回転変位、c−d方向の
回転変位、e−f方向の回転変位はそれぞれ、前後傾倒
検出手段11、左右回転検出手段12、左右傾倒検出手段13
により検出される。上記レバー10は、走行装置14の制御
と穿孔装置6の制御との2種の制御に使用されるもので
あり、この両者の制御の切り換えは、例えば同図に示す
レバー10の上端に設置された切換スイッチ10a により行
われる。尚、上記各検出手段11,12,13は、例えばポテン
シオメータにより構成される。
【0016】上記2個の検出手段11,12 からの出力信号
X1,X2 は、制御手段21を経由して、走行装置14における
走行指令装置15に対して送出され、この走行指令装置15
が走行用油圧回路16を制御することにより、上記クロー
ラドリル1の左右のクローラ3,4がそれぞれ正逆駆動
及び停止する構成である。
【0017】更に、上記3個の検出手段11,12,13からの
出力信号X1,X2,X3は、制御手段21を経由して、穿孔装置
17における微調整指令部18に対して送出され、この微調
整指令部18からの指令信号が、穿孔作業の基本的な自動
制御を行う穿孔指令装置19に送出され、この穿孔指令装
置19が穿孔用油圧回路20を制御することにより、クロー
ラドリル1の穿孔機構6におけるロッド8及びビット9
に対して、上下方向の送りと、打撃と、軸心回りの回転
との3種の動作の制御を行うものである。
【0018】尚、上記制御手段21、走行指令装置15、微
調整指令部18、及び穿孔指令装置19は、単一のマイクロ
コンピュータで構成することが可能である。
【0019】そして、上記切換スイッチ10a が一方のモ
ードつまり走行用モードにある場合において、レバー10
をa−b方向に傾動変位させた時には、その変位角度の
大小に応じた出力信号X1が、前後傾倒検出手段11から制
御手段21に対して送出され、これに伴って制御手段21か
ら上記変位角度の大きさに対応する第1制御信号A1が走
行装置14における走行指令装置15に送出され、この第1
制御信号A1に基づいて比例電磁弁や左右クローラ用の油
圧モータ等を有する走行用油圧回路16が、左右のクロー
ラ3,4 を上記変位角度の大きさに応じた速度で正逆駆動
させ、これによりクローラドリル1の前後進走行時にお
ける速度がレバー10の操作量に応じて比例制御される。
【0020】また、同様の走行用モードにおいて、レバ
ー10を中立位置又はa−b方向に傾動させた状態からc
−d方向に回動変位させた時には、a−b方向の変位角
度の大小に応じた出力信号X1に加えて、c−d方向の変
位角度の大小に応じた出力信号X2が左右回転検出手段12
から制御手段21に送出され、これに伴って左右のクロー
ラ3,4 の相互間の駆動速度又は駆動方向が異なることに
なり、クローラドリル1はレバー10の2種の方向への操
作量に応じた速度及び旋回半径で左又は右旋回走行を行
う。
【0021】これに対して、上記切換スイッチ10a が他
方のモードつまり穿孔用モードに切り換えられた場合に
おいて、レバー10をa−b方向に傾動変位させた場合に
は、前後傾倒検出手段11から制御手段21にその変位角度
に応じた出力信号X1が送出されるが、制御手段21からは
穿孔装置17における微調整指令部18に対して、中立位置
よりもa側への傾動かb側への傾動かに応じた第2制御
信号A2が送出され、これにより上記穿孔機構6に対する
送りの制御が行われる。
【0022】また、同様の穿孔モードにおいて、レバー
10をc−d方向に回動変位させた場合には、制御手段21
は、左右回転検出手段12からの出力信号X2を受けて、微
調整指令部18に対してc側への回動かd側への回動かに
応じた第2制御信号A2を送出することにより穿孔機構6
の回転の制御を行い、更にレバー10をe−f方向に傾動
変位させた場合には、制御手段21は、左右傾倒検出手段
13からの出力信号X3を受けて、微調整指令部18に対して
e側への傾動かf側への傾動かに応じた第2制御信号A2
を送出することにより穿孔機構6の打撃の制御を行う。
【0023】そして、穿孔機構6に対して既に穿孔指令
装置19の動作により基本的な自動制御が行われている状
態で、以上のような穿孔モードの下でのレバー10操作が
行われることにより、微調整指令部18からの信号を加味
して穿孔指令装置19が穿孔用油圧回路20を制御すること
により、穿孔作業における送り、回転、打撃の微妙な調
整がなされる。
【0024】次に、上記実施例の主要な作用である制御
手段21の動作を、図2に示すフローチャートに従って説
明する。
【0025】先ず、フローチャートにおけるステップS
1で、切換スイッチ10a が穿孔モードにあるか否かを判
定し、この判定結果が穿孔モードにない場合には、ステ
ップS2を実行して、レバー10をa−b方向とc−d方
向との2種の方向に変位させることによる既述の走行制
御を行う。一方、上記の判定結果が穿孔モードにある場
合には、ステップS3を実行して、送り速度F、回転数
R、打撃数Pの初期値の設定を行う。
【0026】この後、ステップS4で、穿孔機構6の作
動を開始させる図外のメインレバーが操作されたか否か
を判定し、この判定結果がNOである場合には、ステッ
プS5に移行して穿孔機構6が不作動状態となるのに対
して、YESである場合には、ステップS6及びステッ
プS7で、上記レバー10がa−b方向における正方向
(a方向)又は負方向(b方向)に操作されたか否かを
判定する。これらの判定結果、いずれの方向にも操作さ
れていない場合には、何の処理も行うことなくステップ
S10に移行するのに対して、正方向に操作されている場
合には、ステップS8で、上記設定した送り速度Fに所
定量ΔFを加算してこの加算値を新たな送り速度Fと
し、また負方向に操作されている場合には、ステップS
9で、上記設定された送り速度Fから所定量ΔFを減算
してこの減算値を新たな送り速度Fとする。そして、ス
テップS10で、上記新たな送り速度Fに対応する信号
を、穿孔用油圧回路20における送り速度用電磁弁に対し
て送出させる。
【0027】次に、ステップS11及びステップS12で、
上記レバー10がc−d方向における正方向(c方向)又
は負方向(d方向)に操作されたか否かを判定し、これ
らの判定結果が、いずれにも操作されていない場合、正
方向に操作されている場合、負方向に操作されている場
合、の3パターンに応じてそれぞれ、ステップS15に即
座に移行するか、ステップS13において上記設定された
回転数Rに所定量ΔRを加算してこの加算値を新たな回
転数Rとするか、ステップS14において上記設定された
回転数Rから所定量ΔRを減算してこの減算値を新たな
回転数Rとするかが決まる。そして、ステップS15で、
新たな回転数Rに対応する信号が、穿孔用油圧回路20に
おける回転数用電磁弁に対して送出される。
【0028】同様にして、次のステップS16及びステッ
プS17で、上記レバー10がe−f方向における正方向
(e方向)又は負方向(f方向)に操作されたか否かを
判定し、これらの判定結果が、いずれにも操作されてい
ない場合、正方向に操作されている場合、負方向に操作
されている場合、の3パターンに応じてそれぞれ、ステ
ップS20に即座に移行するか、ステップS18において上
記設定された打撃数Pに所定量ΔPを加算してこの加算
値を新たな打撃数Pとするか、ステップS14において上
記設定された打撃数Pから所定量ΔPを減算してこの減
算値を新たな打撃数Pとするかが決まる。そして、ステ
ップS15で、新たな打撃数Pに対応する信号が、穿孔用
油圧回路20における打撃数用電磁弁に対して送出され
る。
【0029】以上のようにステップS4〜ステップS20
が実行されることにより、レバー10の操作量に関係なく
操作方向の違いのみによって、送り速度F、回転数R、
及び打撃数Pの初期値が所定量ずつ変更され、この変更
された初期値に応じてそれぞれの制御対象に対して積分
制御が行われると共に、上記ステップS6、S7又はス
テップS11、S12若しくはステップS16、S17におい
て、該当する方向のいずれにもレバー10が操作されてい
ない場合、換言すればレバー10が該当する方向において
中立位置に復帰された時には、初期値が変更されること
なくそれぞれの電磁弁に対して信号が送出されることに
なるので、レバー10の復帰直前の状態を維持できること
になる。
【0030】更に、上記ステップS4でメインレバーが
操作されていない場合において、例えばメインレバーが
復帰した直後である場合つまり穿孔作業の終了時である
場合には、この穿孔作業の終了を示す信号が制御手段21
に入力された時点で、上記変更後の各初期値F,R,P
が制御手段21のメモリーに記憶される。従って、再び穿
孔作業を開始する場合には、このメモリーに記憶されて
いる各初期値を読み出して上記ステップS4〜ステップ
S20が実行されることになる。この場合、上記穿孔作業
の終了を示す信号としては、エンジンの停止信号を使用
することがより好ましい。
【0031】
【発明の効果】本発明に係るクローラドリルの穿孔制御
装置は、上述の通り構成されているので、以下に示す効
果を奏する。
【0032】請求項1に記載の発明によれば、制御手段
から送出された第1制御信号に基づいて走行装置の走行
速度及び走行方向の比例制御が行えることに加えて、上
記制御手段から送出された第2制御信号に基づいて穿孔
装置の送り、回転、打撃に対する積分制御が行えること
になり、而もこの積分制御により穿孔装置の緻密な制御
が可能になる。更に、制御手段の共通化が図られると共
に、入力手段を当初の状態に復帰させても復帰直前の状
態で穿孔装置が作動することになり、操作性の向上が図
られることになる。
【0033】請求項2に記載の発明によれば、単一の入
力手段を用いて、走行装置に対する比例制御と、穿孔装
置に対する積分制御との両者の制御を行うことが可能に
なり、操縦室内の操作用機器類の個数が削減されて、操
縦室における乱雑感が回避されることになる。
【0034】請求項3に記載の発明によれば、穿孔作業
の終了直前の送り、回転、打撃の状態が、次回の穿孔作
業の開始時に再現されることになり、復帰操作に要する
負担が軽減されと共に、制御の簡略化が図られることに
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す制御システム
図である。
【図2】上記実施例における制御手段の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明が適用されるクローラドリルの外観を示
す概略図である。
【符号の説明】
1 クローラドリル 10 入力手段 (レバー) 11 前後傾倒検出手段 12 左右回転検出手段 13 左右傾倒検出手段 14 走行装置 17 穿孔装置 21 制御手段 A1 第1制御信号 A2 第2制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋 孝明 大阪市東住吉区桑津5丁目20番27号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置と穿孔装置とを有するクローラ
    ドリルにおいて、入力手段の操作方向及び操作量を検出
    する検出手段と、この検出手段の検出結果に基づいて比
    例制御に必要な第1制御信号を送出する制御手段とを有
    し、この制御手段は、上記入力手段の操作方向に応じて
    所定の周期で所定量ずつ初期値を変更してその変更後の
    初期値を第2制御信号として送出するように構成されて
    いることを特徴とするクローラドリルの穿孔制御装置。
  2. 【請求項2】 入力手段の操作方向を3つのモードと
    し、この3つのモードのうちの2つのモードに基づいて
    制御手段から走行装置に対して第1制御信号を送出する
    ように構成すると共に、上記3つのモードに基づいて制
    御手段から穿孔装置に対して第2制御信号を送出するよ
    うに構成し、且つ、この2種の構成を切換可能としたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のクローラドリルの穿孔
    制御装置。
  3. 【請求項3】 穿孔作業の終了を示す信号に基づいて、
    変更された初期値をメモリーに記憶させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のクローラドリル
    の穿孔制御装置。
JP30928693A 1993-12-09 1993-12-09 クローラドリルの穿孔制御装置 Pending JPH07158376A (ja)

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