JPH07158220A - 複合雨樋及びその製造方法 - Google Patents

複合雨樋及びその製造方法

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JPH07158220A
JPH07158220A JP5311873A JP31187393A JPH07158220A JP H07158220 A JPH07158220 A JP H07158220A JP 5311873 A JP5311873 A JP 5311873A JP 31187393 A JP31187393 A JP 31187393A JP H07158220 A JPH07158220 A JP H07158220A
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JP
Japan
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long
rain gutter
reinforcing
ear
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JP5311873A
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English (en)
Inventor
Takahiro Konishi
隆弘 小西
Toshiyuki Suzuki
俊之 鈴木
Masayoshi Yamagami
正義 山上
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】熱に対する耐変形性に優れた複合雨樋及びその
製造方法を提供する。 【構成】長繊維と合成樹脂からなる長尺補強芯材1の外
周面に熱可塑性樹脂からなる被覆層2が設けられた壁部
材よりなる。樋本体の両上縁部に長手方向に沿って耳部
を設けた複合雨樋である。長尺補強芯材1に長手方向に
沿って中空部を有しないように渦巻き状に丸めた耳部補
強部12を設ける。耳部補強部12を複合雨樋の少なく
とも一方の耳部内に長手方向に沿って配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱に対する耐変形性に
優れた複合雨樋及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂製雨樋としては、硬質塩
化ビニル樹脂製のものが一般的である。ところが、この
硬質塩化ビニル樹脂製雨樋は、硬質塩化ビニル樹脂の軟
化温度が低いため、太陽熱による軟化や積雪荷重のため
に、開口部が広がる方向に変形し易く、又、線膨張係数
が大きく熱伸縮が大きいために、吊り具等により建物に
取り付けると、四季の温度変化や昼夜の温度差により熱
伸縮して湾曲、蛇行といった変形が生じたり、吊り具等
から抜けたりするという問題点があった。
【0003】そこで、この問題点を解決するため、例え
ば、特開平4─37521号公報に記載の如く、補強繊
維材に合成樹脂を含浸してなる帯状の長尺補強芯材から
なり、耳部芯材をループ型の筒状に形成し、その終縁部
を折り曲げて本体部芯材に近接もしくは接触させたもの
の内外両面に、熱可塑性樹脂が押出被覆された積層成形
品が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものは、耳部芯材をループ型の筒状に形成す
るためには、金属製コア等に補強芯材を巻き付かせるよ
うにしておいてから金型内に導き、熱可塑性樹脂を被覆
するのが一般的方法である。しかし、この方法では、金
型内で補強芯材上に熱可塑性樹脂を被覆する際、補強芯
材が樹脂温で軟化し、ループ型の筒状にした部分が樹脂
圧により金属製コアに押しつぶされた状態でこすられる
ため、破壊し易く連続形成が困難である。又、金型内の
熱圧着だけでは長尺補強芯材同士のつき合わせ部が融着
せず、目的とする耳部強度の発現ができない。このた
め、内吊り形状の雨樋の場合は、開口部が広がる方向に
変形し易く、吊り具から抜け易いという問題が残ってい
る。
【0005】本発明は、上記の如き従来の問題点を解消
し、開口部が拡開せず吊り具等から脱落することがな
く、且つ、吊り具等間での湾曲や蛇行がなくて、熱に対
する耐変形性に優れた複合雨樋及びその製造方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
発明は、長繊維と合成樹脂からなる長尺補強芯材の外周
面に熱可塑性樹脂からなる被覆層が設けられた壁部材よ
りなり、樋本体の両上縁部に長手方向に沿って耳部が設
けられた複合雨樋であって、長尺補強芯材に長手方向に
沿って中空部を有しないように渦巻き状に丸められた耳
部補強部が設けられ、その耳部補強部が複合雨樋の少な
くとも一方の耳部内に長手方向に沿って配設されている
複合雨樋である。
【0007】本発明において、長尺補強芯材は、長繊維
と合成樹脂からなる。長尺補強芯材中の長繊維として
は、例えば、ガラス繊維、カーボン繊維、アラミド繊
維、炭素繊維、セラミック繊維等からなるロービング、
不織布、織布、ネット等が使用され、その中ではガラス
ロービングが好適に使用される。これらは、単独で使用
してもよいし、又、2種以上併用してもよい。
【0008】長繊維は、その長さは連続的なものに限定
されることなく、10mm以上のもので配向性があれば
適宜使用することができる。長繊維の直径は5〜100
μmが好ましい。長繊維の直径が、5μmより細いと、
粉体状の熱可塑性樹脂を付着・侵入させて成形する際に
必要とするテンションに耐えることができず、逆に、1
00μmより太いと、粉体状の熱可塑性樹脂をフィラメ
ント間に均一に付着・侵入させることが困難となり、幅
方向に均一な強度を持つ長尺補強芯材が得られ難い傾向
がある。
【0009】長尺補強芯材中の合成樹脂としては、例え
ば、硬質塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の熱可塑性樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬
化性樹脂が用いられる。これらの合成樹脂は単独で使用
してもよいし、又、2種以上混合して使用してもよい。
【0010】長繊維と合成樹脂より、連続的に長尺補強
芯材を得ようとする場合には、長尺補強芯材中の合成樹
脂としては熱可塑性樹脂粉体を用いるのが好適である。
この場合、槽内にて長繊維に付着・侵入させる熱可塑性
樹脂粉体は、その粒径(平均)が10〜1000μmの
ものが好ましい。
【0011】長尺補強芯材中の長繊維の含有率は、最終
成形品の材料構造、肉厚、更には目的とする物性(剛
性、線膨張整数等)により適宜決定されるが、10〜8
0重量%が好ましい。含有率が10重量%未満である
と、長尺補強芯材の補強効果が発現し難く、逆に、80
重量%を越えると、長尺補強芯材の製造工程の面から熱
可塑性樹脂粉体の流動性が悪くなるため、長繊維のフィ
ラメント間に熱可塑性樹脂粉体が均一に付着・侵入する
ことが難しくなる傾向がある。
【0012】長尺補強芯材を得る方法としては、上記の
長繊維に、上記の熱可塑性樹脂粉体又はそのエマルジョ
ンや熱硬化性樹脂を付着・侵入させ、それを熱ロール成
形、圧縮成形する方法が挙げられる。
【0013】長尺補強芯材の外周面上に被覆される熱可
塑性樹脂としては、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ
エチレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート
樹脂、アクリロニトリル─ブタジエン─スチレン共重合
体、ポリフェニレンサルファイド等のエンジニアリング
プラスチック等が用いられる。これらの熱可塑性樹脂は
単独で使用してもよいし、又、2種以上混合して使用し
てもよい。熱可塑性樹脂中には、長さ5mm以下のガラ
ス繊維等の短繊維が混合されてもよいし、必要に応じ
て、安定剤や滑剤等の添加剤が配合されてもよい。
【0014】長尺補強芯材に設けられる耳部補強部にお
ける、中空部を有しないように渦巻き状に丸められる巻
回数は、複合雨樋の耳部の形状、大きさ、長尺補強芯材
の肉厚等により適宜選択されるものであり、特に限定さ
れない。
【0015】中空部を有しないように渦巻き状に丸めら
れる耳部補強部は、複合雨樋の両耳部内に配設されても
よいし、又、一方の耳部内に配設されてもよい。
【0016】長尺補強芯材の表面に熱可塑性樹脂からな
る被覆層を設ける方法としては、押出成形法、射出成形
法、圧縮成形法等何でもよいが、雨樋が長尺体であるこ
とと長繊維を用いることから連続的に製造できる押出成
形法が好ましい。被覆層は1層だけ設けられてもよい
し、又、2層以上の複数層設けられてもよい。
【0017】本願の請求項2に記載の発明は、長繊維と
合成樹脂からなる長尺補強芯材の外周面に熱可塑性樹脂
からなる被覆層が設けられた壁部材よりなり、樋本体の
両上縁部に長手方向に沿って耳部が設けられた複合雨樋
であって、長尺補強芯材に長手方向に沿って棒状芯材が
装着された耳部補強部が設けられ、その耳部補強部が複
合雨樋の少なくとも一方の耳部内に長手方向に沿って配
設されている複合雨樋である。
【0018】長尺補強芯材には、長手方向に沿って棒状
芯材が装着された耳部補強部が設けられる。棒状芯材と
しては、例えば、補強繊維質基材が合成樹脂中に埋設さ
れたものや金属製のもの等が用いられる。
【0019】補強繊維質基材が合成樹脂中に埋設された
棒状芯材としては、例えば、クラフト紙、リンター紙、
板紙、和紙等の補強繊維質基材に、フェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂
の溶液型樹脂液もしくはエマルジョン型樹脂液、又は、
酢酸ビニル樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル樹脂等の
熱可塑性樹脂の溶液型、エマルジョン型の樹脂液をロー
ルコーター法等により転写し、これを基材の内部に含浸
させ、乾燥もしくは加熱によって、固化もしくは硬化さ
せたもの等が挙げられる。
【0020】又、補強繊維質基材としては、上述のガラ
ス繊維を代表例とする各種長繊維が使用可能である。
【0021】金属製の棒状芯材としては、例えば、鉄、
銅、アルミニウム、鋼からなるものが挙げられる。その
表面処理の有無等は特に限定されない。
【0022】棒状芯材の断面形状は、丸型、角型、瓢箪
型、星型等が適宜採用される。棒状芯材の長さは、連続
ものであることが望ましいが、製造工程上難しい場合に
は、一定長さのものを連続的に供給するようにしてもよ
い。
【0023】本願の請求項3に記載の発明は、長繊維と
合成樹脂よりなる長尺補強シートの、樋本体補強部の少
なくとも一方の上縁部に対応する部分に、長手方向に沿
って中空部を有しないように渦巻き状に丸めた耳部補強
部を設けて長尺補強芯材を得る工程、その長尺補強芯材
を押出機のクロスヘッド金型に導入し、その外周面に熱
可塑性樹脂を押出被覆して被覆層を設ける工程からなる
複合雨樋の製造方法である。
【0024】長尺補強芯材に長手方向に沿って中空部を
有しないように渦巻き状に丸めた耳部補強部を設けるに
は、例えば、先ず長尺補強シートを連続的に進行させ、
その長尺補強芯材の耳部補強部を設けるべき両側縁の上
面に、進行方向とは斜めに傾斜するゴムロール等を押し
当てて擦ることにより渦巻き状に丸める方法等が用いら
れる。
【0025】この場合の、ゴムロールの帯状の長尺補強
芯材の両側縁に進行方向に対する軸芯の傾斜角度は、1
5〜70°であるのが好ましい。ゴムロールの回転速度
は、ロール径、ライン速度及びロールの傾斜角度により
適宜選択されるが、その回転形式は駆動型であってもよ
いし連れ回り型であってもよい。
【0026】ゴムロールは複数対設けてもよく、両側で
設置する本数が異なっていてもよく、又、両側でその傾
斜角度が異なっていてもよい。ゴムロールの外径、傾斜
角度、本数等を変えることにより、渦巻きの重ね合わせ
数を変えることができる。
【0027】長尺補強芯材より樋本体補強部の両上縁部
に耳部補強部を設けるには、長尺補強芯材を適当な賦形
装置を通すことにより行う。
【0028】本願の請求項4に記載の発明は、長繊維と
合成樹脂よりなる長尺補強シートの、樋本体補強部の少
なくとも一方の上縁部に対応する部分に、長手方向に沿
って棒状芯材を装着した耳部補強部を設けて長尺補強芯
材を得る工程、その長尺補強芯材を押出機のクロスヘッ
ド金型に導入し、その外周面に熱可塑性樹脂を押出被覆
して被覆層を設ける工程からなる複合雨樋の製造方法で
ある。
【0029】樋本体補強部の少なくとも一方の上縁部
に、長手方向に沿って棒状芯材を装着した耳部補強部を
設けるには、長尺補強芯材の耳部補強部を設ける両側縁
部に棒状芯材を置いて、その棒状芯材を中心にして長尺
補強芯材の少なくとも一方の側縁部を渦巻き状に丸める
か、又は長尺補強芯材の両側縁部に接着剤を介して棒状
芯材を固着するかした後に、樋本体補強部の少なくとも
一方の上縁部に長手方向に沿って耳部補強部を設けた形
状に賦形する方法、長尺補強芯材を賦形装置を通過させ
て少なくとも一方の側縁部に耳部補強部を設ける際に、
賦形装置に別途作製した棒状芯材を導入し、耳部補強部
に長尺補強芯材を装着する方法等が採用される。
【0030】以下、本発明を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の複合雨樋の一例を示す断面図である。
1は長尺補強芯材であって、長繊維と合成樹脂からな
り、樋本体補強部11の両上縁部に長手方向に沿って耳
部補強部12が設けられている。
【0031】樋本体補強部11は、縦断面形状が略コ字
状をなし上方に開口する長尺体であって、低壁部111
の両側縁より長手方向に沿って上方に向かうにつれて外
方にやや広がる側壁部112,112が立設されてい
る。
【0032】樋本体補強部11の両側壁部112,11
2の上縁部に、それぞれ、長手方向に沿って耳部補強部
12が設けられている。耳部補強部12は、長手方向に
沿って中空部を有しないように渦巻き状に丸められてい
る。
【0033】長尺補強芯材1の全表面には、熱可塑性樹
脂からなる被覆層2が設けら、それらの壁部材により樋
本体補強部11の両上縁部に長手方向に沿って中空部を
有しない耳部2′が設けられた複合雨樋とされている。
【0034】図2は、本発明の複合雨樋の別の例を示す
断面図である。3は長尺補強芯材であって、長繊維と合
成樹脂からなり、樋本体補強部31の両上縁部に長手方
向に沿って耳部補強部32が設けられている。
【0035】樋本体補強部31は、縦断面形状が略コ字
状をなし上方に開口する長尺体であって、低壁部311
の両側縁より長手方向に沿って上方に向かうにつれて外
方にやや広がる側壁部312,312が立設されてい
る。
【0036】樋本体補強部31の両側壁部312,31
2の上縁部に、それぞれ、長手方向に沿って棒状芯材3
21が装着された耳部補強部32が設けられている。
【0037】耳部補強部32は、図3(a)に示す如
く、長手方向に沿って丸められ角筒状とされたものの中
に断面形状が角形の棒状芯材321が装着されている。
尚、図3(b)に示す耳部補強部32′の如く、長手方
向に沿って丸められ丸筒状とされたものの中に断面形状
が丸形の棒状芯材321′が装着されていてもよい。
【0038】次に、本発明の複合雨樋の製造方法を図面
を参照して説明する。本発明の複合雨樋の製造方法の一
例を、図4及び図5を参照して説明する。
【0039】先ず、長尺補強芯材を得る工程について、
図4を参照して説明する。長繊維41を配列し、その長
繊維41を圧縮空気により吹き上げられて浮遊状態とさ
れた熱可塑性樹脂粉体42が充填され、バー431,4
31が備えられた流動槽43内を通過せしめて、熱可塑
性樹脂粉体42をモノフィラメント間に付着・侵入させ
て熱可塑性樹脂侵入長繊維44を作製する。
【0040】熱可塑性樹脂侵入長繊維44を一対の加熱
ロール45を通過させて熱可塑性樹脂を溶融し熱圧着し
て長尺補強シート46を得る。この長尺補強シート46
を、進行方向に対して軸芯が傾斜するゴムロール48を
所定の圧力にて帯状の長尺補強シート46の両側縁の上
面に押し付け、帯状の長尺補強シート46を進行方向に
移動させることにより、ゴムロール48を連れ回り回転
させるようにして擦り、上方に渦巻き状に丸め、送風機
49により下方から空気を当てて軟化状態の熱可塑性樹
脂を冷却硬化して渦巻き間を固定する。この場合の、長
尺補強シート46の進行方向に対するゴムロール48の
軸芯の傾斜角度θ(図6に示す)は、15〜70°とさ
れている。
【0041】両側縁を長手方向に沿って渦巻き状に丸め
た帯状の長尺補強芯材50を賦形装置51を通過させ
て、樋本体補強部の両上縁部に長手方向に沿って中空部
を有しないように渦巻き状に丸められた耳部補強部が設
けられた形状に賦形して長尺補強芯材52を得る。
【0042】次に、賦形した長尺補強芯材52を用いて
複合雨樋を得る工程について、図5を参照して説明す
る。樋本体補強部の両上縁部に長手方向に沿って中空部
を有しないように渦巻き状に丸められた耳部補強部が設
けられた長尺補強芯材52をクロスヘッド金型53内に
導き、長尺補強芯材の外周面に押出機54より熱可塑性
樹脂を押出被覆して被覆層を形成する。
【0043】クロスヘッド金型53から導出した複合雨
樋の半製品をサイジング装置55内を通過させて、表面
仕上げ及び複合雨樋の形状出しを行った後、キャビラ式
やベルト式等の引取装置56にて引き取り、プレス式や
チップ式等の切断装置57に一定の長さに切断して、図
1に示す如き、樋本体の両上縁部に長手方向に沿って耳
部が設けられた雨樋1を得る。
【0044】尚、帯状の長尺補強芯材46は、別途作製
した巻物を用いて、これを巻き出すようにしてもよい。
【0045】次に、本発明の複合雨樋の製造方法の別の
例を、図7〜図9を参照して説明する。先ず、長尺補強
シートを得る工程について、図7を参照して説明する。
配列した長繊維61を、圧縮空気により吹き上げられて
浮遊状態とされた熱可塑性樹脂粉体62が充填された流
動槽63内を通過せしめて、熱可塑性樹脂粉体62を付
着・侵入させて熱可塑性樹脂侵入長繊維64を作製す
る。
【0046】熱可塑性樹脂侵入長繊維64を一対の加熱
ロール65を通過させて熱可塑性樹脂を溶融し熱圧着
し、冷却ロール66′を通過させて冷却後巻き取って長
尺補強シート66を得る。
【0047】次に、棒状芯材を得る工程について、図8
を参照して説明する。長繊維71を配列し、その長繊維
71を圧縮空気により吹き上げられて浮遊状態とされた
熱可塑性樹脂粉体72が充填された流動槽73内を通過
せしめて、熱可塑性樹脂粉体62を付着・侵入させて熱
可塑性樹脂侵入長繊維74を作製する。
【0048】熱可塑性樹脂侵入長繊維74を、中央部に
周方向に沿って凹溝751が設けられた一対の加熱ロー
ル75を通過させて熱可塑性樹脂を溶融し熱圧着し、こ
れを、中央部に周方向に沿って環状凹溝761が設けら
れた冷却ロール76を通過させて冷却後巻き取って棒状
芯材7を得る。
【0049】次に、この長尺補強シート66と棒状芯材
7を用いて複合雨樋を得る工程について、図9を参照し
て説明する。長尺補強シート66を巻き出して、フォー
ミング装置81に導入する。そして、フォーミング装置
81内にて、長尺補強シート66の両側縁部に長手方向
に沿って中空部を形成させる。この際、形成しつつある
中空部の直前の位置にて別途作製し一定長さに切断した
棒状芯材7を棒状芯材挿入装置82より挿入する。そし
て、長尺補強シートの両側縁に形成された中空部内を埋
めるように棒状芯材7を装着し、その先端縁を長尺補強
シートに重ね合わて熱融着して、図3(a)又は図3
(b)に示したものと同様の耳部補強部を設ける。
【0050】この両側縁に耳部補強部が設けられた長尺
補強シートを賦形装置83に導入して、樋本体補強部の
両上縁部に長手方向に沿って耳部補強部が設けられた形
状に賦形した長尺補強芯材84を作製する。引き続い
て、この賦形した長尺補強芯材84をクロスヘッド金型
85内に導き、長尺補強芯材84の外周面に押出機86
より熱可塑性樹脂を押出被覆して被覆層を形成する。
【0051】クロスヘッド金型85から導出した雨樋の
半製品をサイジング装置87内を通過させて、表面仕上
げ及び雨樋の形状出しを行った後、図示しない引取装置
にて引き取り、切断装置に一定の長さに切断して、図2
に示す如き、樋本体の両上縁部に長手方向に沿って棒状
芯材が挿着された耳部が設けられた複合雨樋3を得る。
【0052】
【作用】本願の請求項1に記載の複合雨樋は、長繊維と
合成樹脂からなる長尺補強芯材の外周面に熱可塑性樹脂
からなる被覆層が設けられた壁部材よりなり、樋本体の
両上縁部に長手方向に沿って耳部が設けられた複合雨樋
であって、長尺補強芯材に長手方向に沿って中空部を有
しないように渦巻き状に丸められた耳部補強部が設けら
れ、その耳部補強部が複合雨樋の少なくとも一方の耳部
内に長手方向に沿って配設されていることにより、耳強
度が長尺補強芯材の中空部を有しないように渦巻き状に
丸められ耳部補強部により強化されて飛躍的に向上し、
太陽熱による軟化や積雪荷重のために開口部が拡開して
吊り具から抜けて脱落するようなことがなく、線膨張係
数が低減化し、吊り具間で湾曲したり蛇行したりするよ
うなこともない。
【0053】本願の請求項2に記載の複合雨樋は、長繊
維と合成樹脂からなる長尺補強芯材の外周面に熱可塑性
樹脂からなる被覆層が設けられた壁部材よりなり、樋本
体の両上縁部に長手方向に沿って耳部が設けられた複合
雨樋であって、長尺補強芯材に長手方向に沿って棒状芯
材が装着された耳部補強部が設けられ、その耳部補強部
が複合雨樋の少なくとも一方の耳部内に長手方向に沿っ
て配設されていることにより、耳強度が長尺補強芯材の
棒状芯材が装着された耳部補強部により強化されて飛躍
的に向上し、太陽熱による軟化や積雪荷重のために開口
部が拡開して吊り具から抜けて脱落するようなことがな
く、線膨張係数が低減化し、吊り具間で湾曲したり蛇行
したりするようなこともない。
【0054】本願の請求項3に記載の複合雨樋の製造方
法は、長繊維と合成樹脂よりなる長尺補強シートの、樋
本体補強部の少なくとも一方の上縁部に対応する部分
に、長手方向に沿って中空部を有しないように渦巻き状
に丸めた耳部補強部を設けて長尺補強芯材を得る工程、
その長尺補強芯材を押出機のクロスヘッド金型に導入
し、その外周面に熱可塑性樹脂を押出被覆して被覆層を
設ける工程からなることにより、長尺補強芯材の外周面
に熱可塑性樹脂の被覆層を設ける際に、補強芯材の中空
部を有しないように渦巻き状に丸めた耳部補強部がつぶ
れることがなくて、補強芯材を破損することなく本願の
請求項1に記載の複合雨樋を安定して連続的に製造する
ことができる。
【0055】本願の請求項4に記載の複合雨樋の製造方
法は、長繊維と合成樹脂よりなる長尺補強シートの、樋
本体補強部の少なくとも一方の上縁部に対応する部分
に、長手方向に沿って棒状芯材を装着した耳部補強部を
設けて長尺補強芯材を得る工程、その長尺補強芯材を押
出機のクロスヘッド金型に導入し、その外周面に熱可塑
性樹脂を押出被覆して被覆層を設ける工程からなること
により、補強芯材の棒状芯材を装着した耳部補強部がつ
ぶれることがなくて、補強芯材を破損することなく本願
の請求項2に記載の複合雨樋を安定して連続的に製造す
ることができる。
【0056】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。実施例1 図4を参照して説明した製造方法により、図1に示す雨
樋の製造を行った。長尺補強芯材中に配設する長繊維と
して、ガラスロービング(日東紡績社製、商品名「44
00」)14本を用いた。
【0057】幅方向に等間隔で14本配列した長繊維4
1を、塩化ビニル樹脂粉体(信越化学社製、商品名「M
A─800S」)からなる熱可塑性樹脂粉体42が充填
され、圧縮空気により吹き上げられて浮遊状態になる流
動槽43内を通過せしめて熱可塑性樹脂粉体42を付着
・侵入させて熱可塑性樹脂侵入長繊維44を作製した。
【0058】この熱可塑性樹脂侵入長繊維44を200
℃に加熱した一対の加熱ロール45を通過させて熱圧着
して熱可塑性樹脂を溶融し、平均厚さ0.5mm、幅5
00mm、ガラス繊維含有量40重量%の長尺補強シー
ト46を得た。この長尺補強シート46を、架台47上
に設けられた、進行方向に対して軸芯が60°に傾斜す
るシリコンゴム製のゴムロール48を回転させながら、
2kg/cm2 の圧力にて長尺補強シート46の両側縁
の上面に押し付け、進行させることにより、ゴムロール
48を回転させるようにして擦り、上方に丸め込み、送
風機49により空気をあてて冷却して塊状となし、外径
8mmの渦巻き状の耳部補強部(図1における12)を
形成し、樋本体補強部(図1における11)の両上縁部
に長手方向に沿って耳部補強部が設けられた長尺補強芯
材(図1における1)を得た。尚、このときの渦巻きの
巻回数は4回であった。
【0059】この長尺補強芯材をクロスヘッド金型53
に導いて、長尺補強芯材の表面に、塩化ビニル樹脂(徳
山積水社製、商品名「TS─800E」)とその他安定
剤、滑剤、充填剤等を適量配合した塩化ビニル樹脂配合
粉を189℃にて押し出して被覆層を設け、冷却装置5
2にて冷却して表面を仕上げ、引取装置53にて2m/
分の速度にて引き取って、樋本体の両上縁部に長手方向
に沿って耳部が設けられた厚さ1.5mmの複合雨樋1
を得た。24時間の連続運転を行ったが、長尺補強芯材
の破壊は生じなかった。
【0060】得られた複合雨樋を20cmの長さに切断
して試験片とし、これを上下垂直に引っ張ることができ
る治具を複合雨樋の耳部に装着して引張試験を行い最大
荷重で評価した。その結果、引張強度は50kgf/2
0mmであった。
【0061】実施例2 長尺補強シート66を図7に示すように予め作製してお
いてから、繰り出して、図4における長尺補強シート4
6として用いたこと以外は実施例1と同様にして複合雨
樋1を得た。24時間の連続運転を行ったが、長尺補強
芯材の破壊は発生しなかった。得られた複合雨樋につい
て実施例1と同様の引張試験を行った。その結果引張強
度は50kgf/20mmであった。
【0062】実施例3 図7〜図9を参照して説明した製造方法に準じて、複合
雨樋の製造を行った。ガラスロービング(日東紡社製、
商品名「#4400」61を幅方向に等間隔に14本配
列させ、粉体状の塩化ビニル樹脂(信越化学社製、商品
名「MA−800S」)62が流動している流動層63
に導入した。そして、フィラメント間に粉体状の塩化ビ
ニル樹脂を侵入させた後、表面温度200℃の加熱ロー
ル65を通過させて加熱圧着し、冷却ロール66を通過
させて冷却して、平均厚さ0.5mm、幅500mm、
ガラス繊維含有量40重量%の帯状の長尺補強シート6
6を得た。
【0063】更に、長尺補強シート66を20枚積層
し、プレス成形機により、190℃、100kgf/m
2 の条件にて板状に圧縮成形し、厚み8mmの複合板
を得て、これを切断機で切断することにより、直径8m
m、長さ200mmの断面形状丸型の棒状芯材7を得
た。棒状芯材7の繊維含有率は40重量%であった。
【0064】帯状の長尺補強シート66を引き出してフ
ォーミング装置81に導入し、その両側縁に中空部を形
成しつつその中空部内を埋めるように棒状芯材7を挿入
し、先端縁を長尺補強シート66に熱融着して耳部補強
部を設けた。
【0065】これを賦形装置83に導入して、樋本体補
強部の両上縁部に長手方向にそって耳部補強部が設けら
れた賦形した長尺補強芯材84を得た。賦形した補強芯
材84をクロスヘッド金型85内に導き、長尺補強芯材
85の外周面に押出機86より熱可塑性樹脂を押出被覆
して被覆層を形成し、冷却して引き取り切断して、図2
に示す如き、樋本体の両上縁部に耳部が設けられた複合
雨樋3を得た。24時間の連続運転を行ったが、長尺補
強芯材の破壊は発生しなかった。得られた複合雨樋につ
いて実施例1と同様の引張試験を行った。その結果引張
強度は55kgf/20mmであった。
【0066】比較例1 耳部補強部をループ型の筒状にしたこと以外は実施例1
と同様にして複合雨樋の製造を行ったところ、耳部補強
部がつぶれてしまった。又、連続運転を試みたが、2時
間運転したところで長尺補強芯材が破壊してしまった。
得られた複合雨樋について実施例1と同様の引張試験を
行った。その結果引張強度は25kgf/20mmであ
った。
【0067】
【発明の効果】本願の請求項1,2に記載の複合雨樋
は、それぞれ、上記の如き構成とされているので、太陽
熱による軟化や積雪荷重のために開口部が拡開して吊り
具から抜けて脱落するようなことがなく、線膨張係数が
低減化し、吊り具間で湾曲したり蛇行したりするような
こともない。
【0068】本願の請求項3,4に記載の複合雨樋の製
造方法は、それぞれ、上記の如き構成とされているの
で、補強芯材を破損することなく本願の請求項1,2に
記載の複合雨樋を安定して連続的に製造することができ
る。
【0069】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合雨樋の一例を示す断面図である。
【図2】(a)は本発明の複合雨樋の別の例を示す全体
断面図であり、(b)は左側の耳部のみの拡大断面図で
ある。
【図3】図3(a)及び図3(b)は、それぞれ、図2
に示す複合雨樋の耳部の例を示す断面図である。
【図4】本発明の複合雨樋の製造方法における一例の前
半の工程を説明する正面図である。
【図5】本発明の複合雨樋の製造方法における一例の後
半の工程を説明する正面図である。
【図6】図4におけるA部位の平面図である。
【図7】本発明の複合雨樋の製造方法における別の例の
長尺補強シートを得る工程を説明する正面図である。
【図8】本発明の複合雨樋の製造方法における別の例の
棒状芯材を得る工程を説明する正面図である。
【図9】本発明の複合雨樋の製造方法における別の例の
後半の工程を説明する正面図である。
【符号の説明】
1,3,52,84 長尺補強芯材 2 被覆層 7,321,321′ 棒状芯材 11,31 樋本体補強部 12,32,32′ 耳部補強部 42,62 熱可塑性樹脂粉体 43,63,73 流動槽 45,65 加熱ロール 46,66 長尺補強シート 48 ゴムロール 51,83 賦形装置 53,85 クロスヘッド金型 54,86 押出機 55,87 サイジング装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 309:08 B29L 31:10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長繊維と合成樹脂からなる長尺補強芯材
    の外周面に熱可塑性樹脂からなる被覆層が設けられた壁
    部材よりなり、樋本体の両上縁部に長手方向に沿って耳
    部が設けられた複合雨樋であって、長尺補強芯材に長手
    方向に沿って中空部を有しないように渦巻き状に丸めら
    れた耳部補強部が設けられ、その耳部補強部が複合雨樋
    の少なくとも一方の耳部内に長手方向に沿って配設され
    ていることを特徴とする複合雨樋。
  2. 【請求項2】 長繊維と合成樹脂からなる長尺補強芯材
    の外周面に熱可塑性樹脂からなる被覆層が設けられた壁
    部材よりなり、樋本体の両上縁部に長手方向に沿って耳
    部が設けられた複合雨樋であって、長尺補強芯材に長手
    方向に沿って棒状芯材が装着された耳部補強部が設けら
    れ、その耳部補強部が複合雨樋の少なくとも一方の耳部
    内に長手方向に沿って配設されていることを特徴とする
    複合雨樋。
  3. 【請求項3】 長繊維と合成樹脂よりなる長尺補強シー
    トの、樋本体補強部の少なくとも一方の上縁部に対応す
    る部分に、長手方向に沿って中空部を有しないように渦
    巻き状に丸めた耳部補強部を設けて長尺補強芯材を得る
    工程、その長尺補強芯材を押出機のクロスヘッド金型に
    導入し、その外周面に熱可塑性樹脂を押出被覆して被覆
    層を設ける工程からなることを特徴とする複合雨樋の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 長繊維と合成樹脂よりなる長尺補強シー
    トの、樋本体補強部の少なくとも一方の上縁部に対応す
    る部分に、長手方向に沿って棒状芯材を装着した耳部補
    強部を設けて長尺補強芯材を得る工程、その長尺補強芯
    材を押出機のクロスヘッド金型に導入し、その外周面に
    熱可塑性樹脂を押出被覆して被覆層を設ける工程からな
    ることを特徴とする複合雨樋の製造方法。
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