JPH0715783Y2 - ブルドーザにおける機械駆動と油圧駆動の切換え装置 - Google Patents

ブルドーザにおける機械駆動と油圧駆動の切換え装置

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JPH0715783Y2
JPH0715783Y2 JP18121387U JP18121387U JPH0715783Y2 JP H0715783 Y2 JPH0715783 Y2 JP H0715783Y2 JP 18121387 U JP18121387 U JP 18121387U JP 18121387 U JP18121387 U JP 18121387U JP H0715783 Y2 JPH0715783 Y2 JP H0715783Y2
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JP
Japan
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hydraulic
drive
bulldozer
transmission
traveling
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JP18121387U
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JPH0185112U (ja
Inventor
昭 中島
清一 藍沢
Original Assignee
小松造機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブルドーザにおける機械駆動と油圧駆動の切換
え装置に関する。
〔従来の技術及び問題点〕
ブルドーザにストーンクラッシャなどのアタッチメント
を装着して作業を行うとき、通常のブルドーザ車速では
早過ぎるため、作業機の速度を落とすことなしに、つま
りエンジン回転数を落とすことなしに超低速走行が可能
であることが必要になっている。
そのため通常の機械駆動の他に油圧駆動を併用し超低速
走行を可能にしたブルドーザが考えられるが、その場
合、通常のブルドーザとしての機械駆動トランスミッシ
ョン作動時と油圧駆動トランスミッション作動時とはそ
れぞれ独立した別系統でなければならず、そのため一つ
のトランスミッションに両方の動力を同時に入力するこ
とを避けるようにしなければならない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は従来もっているトランスミッションを流用し、
通常のブルドーザの機械駆動と油圧駆動の切換えを容易
に制御すると同時に動力の同時入力を防止することを目
的とする。
〔実施例〕
以下本考案によるブルドーザにおける機械駆動と油圧駆
動の切換え装置の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図には本考案によるブルドーザにおける機械駆動と
油圧駆動の切換え装置が示され、第2図には機械駆動、
即ち通常ブルドーザ作業時の動力伝達の状態が示され、
第3図には油圧駆動、即ちクラッシャ作業時の動力伝達
の状態が示され、第4図にはエンジンPTOからの油圧ポ
ンプ駆動装置が示されている。
先ず通常のブルドーザ作業時における機械駆動の場合
は、第2図に示されるように、エンジン1で発生する動
力は主クラッチ2を通りプロペラシャフトを介しトラン
スミッション3に入力され、横軸4→ファイナルドライ
ブ5→スプロケット(図示せず)へと伝達される。
次にクラッシャ作業時における油圧駆動の場合は、最初
に第4図に示されるようにエンジン1で発生する動力は
フライホィールハウジング6内のエンジンPTOよりプロ
ペラシャフト7を介してリヤPTO8に入力され、続いてリ
ヤPTO8に装着された油圧走行ポンプ9より第3図に示す
油圧走行モータ10へ伝達される。
油圧走行モータ10の出口には油圧走行クラッチ11を介し
てトランスミッションPTOシャフト12が取付けられてお
り、これによってブルドーザのトランスミッション3へ
動力を逆入力させ、以降は第2図による機械駆動と同様
に、トランスミッション3→横軸4→ファイナルドライ
ブ5→スプロケット(図示せず)へと動力伝達される。
次に上述の機械駆動と油圧駆動を切換えるための切換え
装置について説明する。
切換え装置は、第1図に示されるように、バッテリ21
と、主クラッチレバー22のON操作時に開放され主クラッ
チレバー22のOFF操作時に接続されるセーフティスイッ
チ23と、油圧駆動させるときに油圧走行モータ10とトラ
ンスミッションPTOシャフト12の間に介設された油圧走
行クラッチ11を作動させるための走行クラッチ作動スイ
ッチ24及び走行クラッチ用電磁バルブ25とを含む電気回
路を有し、トランスミッションPTOシャフト12への動力
入力を走行クラッチ用電磁バルブ25により入れ切りでき
るようにしたものである。
上述の切換え装置の作用について次に述べる。
ブルドーザの機械駆動は主クラッチレバー22をON操作す
ることにより通常通り行われる。これに対して油圧駆動
は主クラッチレバー22をOFF操作したときにのみセーフ
ティスイッチ23がONとなるようになっているため、機械
駆動と油圧駆動の同時入力(二重噛合)が防止される。
次に走行クラッチ作動スイッチ24をONに入れると、油圧
駆動の油圧回路に設置された走行クラッチ用電磁バルブ
25が作動し、油圧走行モータ10からの動力をトランスミ
ッションPTOシャフト12へ伝達する。これにより動力
が、トランスミッション→横軸→ファイナルドライブ→
スプロケットへと伝達され、ブルドーザが走行するので
ある。
〔考案の効果〕
本考案によるブルドーザにおける機械駆動と油圧駆動の
切換え装置は、バッテリと、主クラッチレバーのON操作
時に開放され主クラッチレバーのOFF操作時に接続され
るセーフティスイッチと、油圧駆動させるときに前記油
圧走行モータと前記トランスミッションPTOシャフトの
間に介設された油圧走行クラッチを作動させるための走
行クラッチ作動スイッチ及び走行クラッチ用電磁バルブ
とを含む電気回路を有し、前記トランスミッションPTO
シャフトへの動力入力を前記走行クラッチ用電磁バルブ
により入れ切りできるようにしたので、主クラッチレバ
ーをOFF又はON操作することにより油圧駆動による超低
速走行と機械駆動による通常のブルドーザの車速との切
り換えが容易に行われ、又、機械駆動と油圧駆動の動力
の同時入力(二重噛合)をも防止することができ、この
ためブルドーザを一つの作業場所から次の作業場所にス
ムーズに速やかに移動でき、作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるブルドーザにおける機械駆動と油
圧駆動の切換え装置の実施例の線図的説明図、 第2図は機械駆動、即ち通常ブルドーザ作業時の動力伝
達の状態を示す線図的説明図、 第3図は油圧駆動、即ちクラッシャ作業時の動力伝達の
状態を示す線図的説明図、 第4図はエンジンPTOからの油圧ポンプ駆動装置を示
し、(A)は平面図、(B)は側面図である。 1…エンジン 2…主クラッチ 3…トランスミッション 4…横軸 5…ファイナルドライブ 6…フライホィールハウジング 7…プロペラシャフト 8…リヤPTO 9…油圧走行ポンプ 10…油圧走行モータ 11…油圧走行クラッチ 12…トランスミッションPTOシャフト 21…バッテリ 22…主クラッチレバー 23…セーフティスイッチ 24…走行クラッチ作動スイッチ 25…走行クラッチ用電磁バルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンから主クラッチ及びトランスミッ
    ションを介して動力を伝達する機械駆動とエンジンから
    油圧ポンプ、油圧走行モータ、トランスミッションPTO
    シャフト及びトランスミッションを介して動力を伝達す
    る油圧駆動とを併用するブルドーザにおいて、バッテリ
    と、主クラッチレバーのON操作時に開放され主クラッチ
    レバーのOFF操作時に接続されるセーフティスイッチ
    と、油圧駆動させるときに前記油圧走行モータと前記ト
    ランスミッションPTOシャフトの間に介設された油圧走
    行クラッチを作動させるための走行クラッチ作動スイッ
    チ及び走行クラッチ用電磁バルブとを含む電気回路を有
    し、前記トランスミッションPTOシャフトへの動力入力
    を前記走行クラッチ用電磁バルブにより入れ切りできる
    ようにしたことを特徴とするブルドーザにおける機械駆
    動と油圧駆動の切換え装置。
JP18121387U 1987-11-30 1987-11-30 ブルドーザにおける機械駆動と油圧駆動の切換え装置 Expired - Lifetime JPH0715783Y2 (ja)

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JPH0185112U JPH0185112U (ja) 1989-06-06
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