JPH07157606A - 軟質ポリプロピレンの製造方法 - Google Patents
軟質ポリプロピレンの製造方法Info
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- JPH07157606A JPH07157606A JP30781793A JP30781793A JPH07157606A JP H07157606 A JPH07157606 A JP H07157606A JP 30781793 A JP30781793 A JP 30781793A JP 30781793 A JP30781793 A JP 30781793A JP H07157606 A JPH07157606 A JP H07157606A
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Abstract
好なシートまたはフィルムに好適に成形して使用できる
軟質ポリプロピレンを得る。 【構成】重量平均分子量が100万以上、好ましくは、
120〜500万、室温p−キシレン可溶分が5〜30
wt%、好ましくは7〜25wt%のポリプロピレンを
有機過酸化物の存在下に溶融混練を行う。
Description
撃性、耐熱性に優れ、且つシート・フィルムに成形した
場合にもベタツキの少ない軟質ポリプロピレンの製造方
法に関する。
ロピレンは、優れた成形性、剛性及び耐熱性を有するこ
とから工業部品、シート・フィルム等に広く利用されて
いる。しかしながら、剛性、耐熱性に優れる結晶性の高
いポリプロピレンは、耐衝撃性、透明性に劣るという欠
点があった。これらを改良する手段も広く知られてい
る。例えば、耐衝撃性を付与するために、プロピレンと
他のα−オレフィン、例えば、エチレン、1−ブテン等
とランダム共重合させる方法、またはプロピレンの単独
重合の後にプロピレンとエチレンを共重合させブロック
共重合体とする方法が知られている。しかしながら、ラ
ンダム共重合体とした場合には、耐衝撃性、透明性は改
良されるものの融点が著しく低下するために耐熱性が損
なわれる欠点があった。一方、ブロック共重合体とした
場合には、耐衝撃性、耐熱性には優れるが、透明性が著
しく低下するという欠点があった。他方、ポリプロピレ
ンの立体規則性を低下させることで上記課題を解決しよ
うとする試みもすでに提案されている。例えば、特開昭
59−122506号公報には、分子量分布が広く、且
つ低立体規則性を有するポリプロピレンが開示されてい
るが、本発明者が追試を行なった結果、シート・フィル
ムに成形した場合のベタツキ性は未だ満足のいくもので
はなかった。
性、耐衝撃性、耐熱性及びベタツキ性を満足するポリプ
ロピレンは未だ得られておらず、その開発が望まれてい
た。
解決すべく鋭意検討を行った結果、特定の分子量及び立
体規則性を有するポリプロピレンを有機過酸化物の存在
下に溶融混練を行うことで本発明の目的が達成されるこ
とを見いだし本発明を完成した。
万以上、室温p−キシレン可溶分が5〜30wt%のポ
リプロピレンを有機過酸化物の存在下に溶融混練を行う
ことを特徴とする軟質ポリプロピレンの製造方法であ
る。
知のものを何ら制限なく用い得るが、プロピレンの単独
重合体またはプロピレンと5モル%までの他のα−オレ
フィンとのランダム共重合体が本発明の目的のために好
適に使用される。他のα−オレフィンとしては、エチレ
ン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オ
クテン、3−メチル−1−ブテン、4−メチル−1−ペ
ンテン等を挙げることができる。
ルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によ
り測定された重量平均分子量が100万以上である必要
がある。重量平均分子量が100万未満の場合には、有
機過酸化物との溶融混練により得られたポリプロピレン
の透明性が劣るばかりかシート・フィルム等に成形した
場合のベタツキ、ブロッキング等の品質が損なわれるた
めに好ましくない。さらに好ましい範囲は、120万〜
500万、特に150万〜300万であることがより好
ましい。
の室温p−キシレン可溶分は、5〜30wt%である必
要がある。室温p−キシレン可溶分が5wt%未満の場
合、有機過酸化物との溶融混練で得られた軟質ポリプロ
ピレンが透明性、耐衝撃性に劣るために好ましくない。
また30wt%を越える場合にはポリプロピレンの製造
工程において重合して得られる重合パウダーの流動性が
著しく低下し、有機過酸化物との溶融混練が困難となる
ために好ましくない。得られる軟質ポリプロピレンの透
明性、耐衝撃性および重合パウダーの流動性を良好とす
るためには、室温p−キシレン可溶分は7〜25wt%
であることが好ましい。
量平均分子量が大きいために、室温p−キシレン可溶分
が比較的高いにもかかわらず、重合パウダーの嵩比重が
高く、一般に0.30〜0.50g/cc、さらに0.
35g/cc〜0.50g/ccを有する。
方法は特に限定されるものではないが、例えば次の方法
で製造することができる。
〔D〕 〔A〕チタン化合物 〔B〕一般式 R1 nAlX3-n(但し、R1は炭素数1〜
10の飽和炭化水素、Xはハロゲン原子、nは1〜3の
整数)で表される有機アルミニウム化合物 〔C〕一般式 R2 n/2Al(OR3)3-n/2(但し、
R2、R3は、異種または同種の炭素数1〜10の飽和炭
化水素、nは1〜4の整数)で表される有機アルコキシ
アルミニウム化合物 〔D〕電子供与体化合物 の存在下にプロピレンを重合し、重量平均分子量100
万以上とする方法である。
重合に使用されることが公知のチタン化合物が何ら制限
なく採用される。この触媒の製法は、公知の方法が何ら
制限なく採用される。例えば、特開昭56−15520
6号公報、同56−136806、同57−3410
3、同58−8706、同58−83006、同58−
138708、同58−183709、同59−206
408、同59−219311、同60−81208、
同60−81209、同60−186508、同60−
192708、同61−211309、同61−271
304、同62−15209、同62−11706、同
62−72702、同62−104810等に示されて
いる方法が採用される。具体的には、例えば、四塩化チ
タンを塩化マグネシウムのようなマグネシウム化合物と
共粉砕する方法、アルコール、エーテル、エステル、ケ
トン又はアルデヒド等の電子供与体化合物の存在下にハ
ロゲン化チタンとマグネシウム化合物とを共粉砕する方
法、又は溶媒中でハロゲン化チタン、マグネシウム化合
物及び電子供与体化合物を接触させる方法が挙げられ
る。
他に公知のα、β、γまたはδ−三塩化チタンも好適に
用いられる。これらのチタン化合物の調製方法は、例え
ば、特開昭47−34478号公報、同50−1265
90、同50−114394、同50−96888、同
50−123091、同50−74594、同50−1
04191、同50−98489、同51−13662
5、同52−30888、同52−35283等に示さ
れている方法が採用される。
レフィンの重合に使用されることが公知の化合物が何ら
制限なく採用される。例えば、トリメチルアルミニウ
ム、トリエチルアルミニウム、トリ−nプロピルアルミ
ニウム、トリ−nブチルアルミニウム、トリ−iブチル
アルミニウム、トリ−nヘキシルアルミニウム、トリ−
nオクチルアルミニウム、トリ−nデシルアルミニウム
等のトリアルキルアルミニウム類;ジエチルアルミニウ
ムモノクロライド、ジエチルアルミニウムブロマイド等
のジエチルアルミニウムモノハライド類;メチルアルミ
ニウムセスキクロライド、エチルアルミニウムセスキク
ロライド、エチルアルミニウムジクロライド等のアルキ
ルアルミニウムハライド類などが挙げられる。
〔C〕は、オレフィンの重合に使用されることが公知の
化合物が何ら制限なく採用される。例えばジメチルアル
ミニウムメトキシド、ジメチルアルミニウムエトキシ
ド、ジメチルアルミニウムイソプロポキシド、ジエチル
アルミニウムメトキシド、ジエチルアルミニウムエトキ
シド、ジエチルアルミニウムn−ブトキシド、メチルア
ルミニウムセスキメトキシド、メチルアルミニウムセス
キエトキシド、エチルアルミニウムセスキエトキシド、
エチルアルミニウムジエトキシド、ジイソブチルアルミ
ニウムエトキシド、エチルアルミニウムクロライドモノ
エトキシドなどが挙げられる。
レフィンの立体規則性改良に使用されることが公知の化
合物が何ら制限なく採用される。例えば、メタノール、
エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノー
ル、ヘキサノール、オクタノール、イソプロピルアルコ
ール、イソアミルアルコールなどのアルコール類;フェ
ノール、クレゾール、クミルフェノール、キシレノー
ル、ナフトールなどのフェノール類;アセトン、メチル
エチルケトン、アセトフェノン、ベンゾフェノンなどの
ケトン類;アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、
ベンズアルデヒドなどのアルデヒド類;ギ酸メチル、酢
酸メチル、酢酸エチル、酢酸ビニル、プロピオン酸メチ
ル、プロピオン酸エチル、酪酸メチル、酪酸エチル、吉
草酸エチル、ステアリン酸エチル、アクリル酸エチル、
メタクリル酸メチル、安息香酸エチル、トルイル酸メチ
ル、アニス酸メチル、フタル酸エチル、炭酸メチル、ブ
チロラクトンなどの有機酸エステル類;ケイ酸エチル、
フェニルトリエトキシシランなどのケイ酸エステル類;
メチルエーテル、エチルエーテル、イソプピルエーテ
ル、イソアミルエーテル、テトラヒドロフラン、アニソ
ール、ジエチレングリコールジメチルエーテルなどのエ
ーテル類;酢酸アミド、安息香酸アミド、マレイン酸ア
ミドなどのアミド類等の含酸素電子供与体;メチルアミ
ン、エチルアミン、ピペリジン、ピリジン、アニリンな
どのアミン類;アセトニトリル、ベンゾニトリルなどの
ニトリル類;イソシアナート等の含窒素電子供与体;含
硫黄電子供与体;および含リン電子供与体などをあげる
ことができる。
における本重合に先立ち、同成分の存在下においてプロ
ピレンの予備重合を行なうことが、得られる重合パウダ
ー体の粒子性状を高流動性とすることができるために好
適である。
〔B〕、さらに必要に応じて〔C〕及び/または〔D〕
を使用することができる。これらの各成分の予備重合で
の使用量は、触媒の種類、重合の条件に応じて異なるた
め、これらの各条件に応じて最適の使用量を予め決定す
ればよい。一般的に好適に使用される範囲を例示すれば
下記の通りである。
用割合はチタン化合物〔A〕に対してAl/Ti(モル
比)で0.1〜100、好ましくは0.1〜20の範囲
が、また必要に応じて使用される有機アルコキシアルミ
ニウム化合物〔C〕は、チタン化合物〔A〕に対して、
〔C〕/Ti(モル比)で0.01〜100、好ましく
は0.1〜10の範囲が、また、電子供与体〔D〕の使
用割合はチタン化合物〔A〕に対して〔D〕/Ti(モ
ル比)で0.01〜100、好ましくは0.01〜10
の範囲がそれぞれ好適である。
する予備重合量は、予備重合条件等によって異なるが、
一般に0.1〜500g/g・Ti化合物、好ましくは
1〜100g/g・Ti化合物の範囲から選べば十分で
ある。また予備重合で使用するプロピレンはプロピレン
単独のモノマーを使用するのが得られる重合パウダーの
粒子性状の制御面で好適であるが、該重合パウダーの物
性に悪影響を及ぼさない範囲で、例えば5モル%以下の
他のα−オレフィン、例えば、エチレン、1−ブテン、
1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチルペンテン−1
等を混合することは許容されうる。また、各予備重合の
段階で水素を共存させることも可能である。
るのが好ましく、溶媒として、ヘキサン、ヘプタン、シ
クロキサン、ベンゼン、トルエンなどの飽和脂肪族炭化
水素若しくは芳香族炭化水素を単独で、又はこれらの混
合溶媒を用いることができる。
に0〜60℃の温度が好ましい。予備重合時間は、予備
重合温度及び予備重合での重合量に応じ適宜決定すれば
よく、予備重合における圧力は限定されるものではない
が、スラリー重合の場合は、一般に大気圧〜5kg/c
m2G程度である。該予備重合は、回分、半回分、連続
のいずれの方法で行ってもよい。
る。本重合で用いられる有機アルミニウム化合物〔B〕
の使用量は、チタン原子に対し、Al/Ti(モル比)
で1〜1000、2〜500であることが好ましい。ま
た、本重合で用いられる有機アルコキシアルミニウム化
合物〔C〕の使用量は、上記有機アルミニウム化合物
〔B〕1モルに対して、0.01〜10モル、更に0.
1〜1.0モルが好ましい。さらにまた、電子供与体化
合物〔D〕は、有機アルミニウム化合物〔B〕1モルに
対して0.001〜10モル、更に0.01〜1モルの
範囲であることが好ましい。
添加順序は特に限定されるものではなく、また、各成分
が予め混合されたものを使用することもできる。
合が実施される。プロピレンの重合は、プロピレンと5
モル%までの許容され得るα−オレフィンの混合物を供
給して実施すればよい。該プロピレンの重合条件を例示
すると、重合温度は、重合パウダーの嵩比重を大きくす
るためになるべく低温で行うのが好ましく、例えば、8
0℃以下、さらに20〜70℃の範囲から採用すること
が好適である。また必要に応じて分子量調節剤として水
素を共存させることもできる。更にまた、重合はプロピ
レン自身を溶媒とするスラリー重合、気相重合、溶液重
合等のいずれの方法でもよい。プロセスの簡略性、更に
は、反応速度、また生成する重合パウダーの粒子性状を
勘案するとプロピレン自身を溶媒とするスラリー重合が
最も好ましい態様である。重合形式、回分式、半回分
式、連続式のいずれの方法でもよく、更に重合を条件の
異なる2段以上に分けて行なうこともできる。上記の本
重合により、重合パウダーを得ることができる。
た重合パウダーを直接有機過酸化物の存在下に溶融混練
する方法が好適である。溶媒混練習を行うにあたり、重
合体と有機過酸化物が混合されるが、その混合方法は特
に制限されない。例えば、ブレンダ、ミキサー等の混合
機を用いて機械的に混合する方法、有機過酸化物を適当
な溶剤に溶解させて共重合体に付着させ、該溶剤を乾燥
することによって混合する方法等がある。
度以上でかつ有機過酸化物の分解温度以上の温度が採用
される。しかし、あまり加熱温度が高いとポリマーの熱
劣化を招く。一般に該溶融温度は、170〜300℃、
特に180〜250℃の範囲内に設定することが好まし
い。
が一般に使用される。代表的な有機過酸化物としては、
メチルエチルパーオキサイド、メチルイソブチルパーオ
キサイド等のパーオキサイド;イソブチリルパーオキサ
イド、アセチルパーオキサイド等のジアシルパーオキサ
イド;ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイ
ド、その他のハイドロパーオキサイド;2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ−(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、
1,3−ビス−(t−ブチルパーオキシイソプロピル)
ベンゼン等のジアルキルパーオキサイド;1,1−ジ−
t−ブチルパーオキシ−シクロヘキサン、その他のパー
オキシケタール;t−ブチルパーオキシアセテート、t
−ブチルパーオキシベンゾエート等のアルキルパーエス
テル;t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネー
ト、その他のパーカーボネート等を挙げられる。前記有
機過酸化物の使用量は、得られる軟質ポリプロピレンの
メルトインデックスの設定値等によって異なり一概に決
定されないが、原料となるポリプロピレン100重量部
に対して0.001〜1.0重量部、好ましくは0.0
1〜0.5重量部が一般的である。
量平均分子量は、加工性及びベタツキ性を勘案すると一
般に10万〜70万であり、15万〜60万の範囲であ
ることが好ましい。上記重量平均分子量の範囲をメルト
フローレイトで表せば、概ね0.3〜100g/min
の範囲となる。
子量分布は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー
で測定された重量平均分子量(Mw)と数平均分子量
(Mn)の比(Mw/Mn)で4.0以下であることが
好ましく、透明性を勘案すると、3.5以下であること
がより好ましい。
温p−キシレン可溶分は、柔軟性の点で10〜40wt
%であることが好ましく、15〜30wt%であること
がより好ましい。更に本発明で製造する軟質ポリプロピ
レンは、室温p−キシレン可溶分の重量平均分子量(M
w1) と室温p−キシレン不溶分の重量平均分子量(M
w2)の比(Mw1/Mw2) が、0.30以上であるこ
とが好ましく0.35〜1.0であることがより好まし
い。また、Mw1 の値が、3万以上、好ましくは、5万
以上、更に好ましくは10万以上であることがシート・
フィルム等に成形した場合のベタツキ性の点でより好ま
しい態様となる。
点は、155〜165℃の範囲であることが好ましい。
は、本発明の効果が損なわれない範囲で各種の添加剤、
例えば、酸化防止剤、熱安定剤、光安定剤、滑剤、アン
チブロッキング剤、核剤、帯電防止剤等を添加すること
ができる。
ロピレンは、加工性、透明性、衝撃性、耐熱性及びベタ
ツキ性に優れることから、各種シート、フィルム、及び
工業部品等に好適に用いることができる。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
ない。
いて説明する。
ー)法により測定した。ウォーターズ社製GPC−15
0Cによりo−ジクロロベンゼンを溶媒として135℃
で行った。用いたカラムは東ソ−製TSK−gel G
MH6−HT、ゲルサイズ10〜15μである。較正曲
線は標準試料として、重量平均分子量が950、290
0、1万、5万、49.8万、270万、490万のポ
リスチレンを用いて作成した。 2)室温p−キシレン可溶分 ポリマー約1.0gをp−キシレン100ccに加え、
攪拌しながら130℃まで昇温し、更に30分間攪拌を
続け完全に溶解させ均一な溶液を調整した。その後室温
(23℃)まで放冷後、24時間、室温(23℃)で放
置した。析出したゲル状物はろ別し、p−キシレン溶液
を完全に濃縮することで可溶分量を求めた。
6714に準拠して行った。
0℃で10分間保持し、120℃まで降温し、同温度で
10分間等温結晶化を行い、50℃まで冷却した後、1
0℃/分で昇温させ測定した。
トを成膜し、3.0cm×3.0cmにカットしたもの
10枚を重ね、1kg荷重下に一週間放置した後の剥離
状態を下記の基準で判定した。
好である。
に剥離される。
困難である。
能である。
製オートクレーブ反応器を窒素ガスで十分に置換した
後、ヘプタン400mlを装入した。反応器内温度を2
0℃に保ち、ジエチレングリコールジメチルエーテル
0.18mmol、ヨウ化エチル22.7mmol、ジ
エチルアルミニウムクロライド18.5mmol、及び
三塩化チタン(丸紅ソルベイ化学社製「TOS−1
7」)22.7mmolを加えた後、プロピレンを三塩
化チタン1g当り3gとなる様に30分間連続的に反応
器に導入した。なお、この間の温度は20℃に保持し
た。プロピレンの供給を停止した後、反応器内を窒素ガ
スで十分に置換し、得られたチタン含有ポリプロピレン
を精製ヘプタンで4回洗浄した。分析の結果、三塩化チ
タン1g当り2.9gのプロピレンが重合された。
オートクレーブに液体プロピレンを1リットル、ジエチ
ルアルミニウムクロライド0.70mmol、エチルア
ルミニウムセスキエトキシド(Et1.5Al(oE
t)1.5)0.70mmol、メタクリル酸メチル
0.007mmolを加え、オートフレーグの内温を7
0℃に昇温した。チタン含有ポリプロピレンを三塩化チ
タンとして、0.087mmol加え70℃で3時間の
プロピレンの重合を行った。この間水素は用いなかっ
た。未反応モノマーをパージし、顆粒状の重合パウダー
77gを得た。得られた重合パウダーは、プロピレンオ
キサイド−H2O 混合溶液と接触させ、70℃で1時間
乾燥した。次に酸化防止剤、熱安定剤、塩素捕捉剤を添
加して、混合した後、更に有機化酸化物として、1,3
−ビス−(t−ブチルパーオキシイソプロピル)−ベン
ゼンを0.10wt%添加して、20mmφ押出機を用
いて250℃で押出してペレットを得た。結果を表1に
示した。
トキシドの添加量を0.21mmolとした以外は実施
例1と同様の操作を行った。結果を表1に示した。
を、0.0035mmol、0.014mmolとした
以外は、実施例1と同様の操作を行った。結果を表1に
示した。
0.30wt%とした以外は実施例1と同様の操作を行
った。結果を表1に示した。
トキシドを用いなかった以外は実施例1と同様の操作を
行った。結果を表1に示した。
を0.07mmolとした以外は実施例1と同様の操作
を行った。結果を表1に示した。
mol%となるようにオートクレーブに導入し重合を行
ない、有機過酸化物を用いなかった以外は実施例1と同
様の操作を行った。結果を表1に示した。
なかった以外は実施例1と同様の重合を実施した。得ら
れた重合パウダーは粒子間の互着が著しく、有機過酸化
物の存在下に造粒することが不可能であった。結果を表
1に示した。
mol%となるようにオートクレーブに導入した以外は
実施例1と同様の操作を行った。結果を表1に示した。
2mol%となるようにオートクレーブに導入した以外
は実施例1と同様の操作を行った。結果を表1に示し
た。
に、ジエチレングリコールジメチルエーテルを0.00
35mmolとした以外は実施例1と同様の操作を行っ
た。結果を表1に示した。
Claims (1)
- 【請求項1】重量平均分子量が100万以上、室温p−
キシレン可溶分が5〜30wt%のポリプロピレンを有
機過酸化物の存在下に溶融混練を行うことを特徴とする
軟質ポリプロピレンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30781793A JP3364894B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 軟質ポリプロピレンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30781793A JP3364894B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 軟質ポリプロピレンの製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07157606A true JPH07157606A (ja) | 1995-06-20 |
JP3364894B2 JP3364894B2 (ja) | 2003-01-08 |
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JP30781793A Expired - Fee Related JP3364894B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 軟質ポリプロピレンの製造方法 |
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1993
- 1993-12-08 JP JP30781793A patent/JP3364894B2/ja not_active Expired - Fee Related
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