JPH0715688A - 音声信号処理回路 - Google Patents
音声信号処理回路Info
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- JPH0715688A JPH0715688A JP5158212A JP15821293A JPH0715688A JP H0715688 A JPH0715688 A JP H0715688A JP 5158212 A JP5158212 A JP 5158212A JP 15821293 A JP15821293 A JP 15821293A JP H0715688 A JPH0715688 A JP H0715688A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 二ケ国語又はモノラル放送受信時の音像定位
を図る。 【構成】 制御回路50は、音声多重復調回路1から、ス
テレオ放送識別信号が入力されたとき、スイッチ回路40
をONし、第1乃至第4のスピーカ30乃至33を駆動して
サラウンド再生とする。ステレオ放送以外の識別信号に
より、制御回路50は、スイッチ回路40をOFFにし、第
1と第2のスピーカ30,31のみを駆動する。
を図る。 【構成】 制御回路50は、音声多重復調回路1から、ス
テレオ放送識別信号が入力されたとき、スイッチ回路40
をONし、第1乃至第4のスピーカ30乃至33を駆動して
サラウンド再生とする。ステレオ放送以外の識別信号に
より、制御回路50は、スイッチ回路40をOFFにし、第
1と第2のスピーカ30,31のみを駆動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サラウンド再生の機能
を有する音声信号処理回路に関する。
を有する音声信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の音声信号処理回路と、図3に基づ
いて説明する。音声復調回路101 は、入力の中間周波数
の音声信号110 を 4.5MHz でFM復調し、主音声又はL
+Rの音声信号111 を抽出し、副チャンネル復調回路10
2 ,制御チャンネル回路103 及び切り換え回路104 に供
給する。副チャンネル復調回路102 は、音声信号111 の
中の副チャンネルを復調し、副音声又はL−Rの音声信
号112 を抽出して、信号切り換え回路104 に供給する。
制御チャンネル回路103 は、音声信号111 より、現在受
信している信号が、モノラル放送,ステレオ放送又は二
ケ国語放送であるかを判別し、その判別信号113 を信号
切り換え回路104 の制御端子に入力する。信号切力換え
回路104 は、判別信号113 がモノラル放送受信を示す信
号のとき、両出力端子に主音声(L+R)の信号114 ,
115 を出力する。また、判別信号113 がステレオ放送受
信を示す信号のとき、Lの音声信号114 とRの音声信号
115を出力する。更に、判別信号113 が、二ケ国語放送
受信を示す信号のとき、日本語の音声信号114 と外国語
の音声信号115 を出力する。尚、図示しないマイコンか
らの制御信号116 を受けて、信号切り換え回路104 は、
ステレオ放送受信時でも2出力ともモノラルの音声信号
にしたり、二ケ国語放送受信時でも2出力とも一方の言
語にすることが可能である。以上、点線で囲まれた回路
で音声多重復調回路100 を構成する。
いて説明する。音声復調回路101 は、入力の中間周波数
の音声信号110 を 4.5MHz でFM復調し、主音声又はL
+Rの音声信号111 を抽出し、副チャンネル復調回路10
2 ,制御チャンネル回路103 及び切り換え回路104 に供
給する。副チャンネル復調回路102 は、音声信号111 の
中の副チャンネルを復調し、副音声又はL−Rの音声信
号112 を抽出して、信号切り換え回路104 に供給する。
制御チャンネル回路103 は、音声信号111 より、現在受
信している信号が、モノラル放送,ステレオ放送又は二
ケ国語放送であるかを判別し、その判別信号113 を信号
切り換え回路104 の制御端子に入力する。信号切力換え
回路104 は、判別信号113 がモノラル放送受信を示す信
号のとき、両出力端子に主音声(L+R)の信号114 ,
115 を出力する。また、判別信号113 がステレオ放送受
信を示す信号のとき、Lの音声信号114 とRの音声信号
115を出力する。更に、判別信号113 が、二ケ国語放送
受信を示す信号のとき、日本語の音声信号114 と外国語
の音声信号115 を出力する。尚、図示しないマイコンか
らの制御信号116 を受けて、信号切り換え回路104 は、
ステレオ放送受信時でも2出力ともモノラルの音声信号
にしたり、二ケ国語放送受信時でも2出力とも一方の言
語にすることが可能である。以上、点線で囲まれた回路
で音声多重復調回路100 を構成する。
【0003】増幅回路200 は、音量,音質制御信号を受
けて、音声信号114 及び115 を増幅し、増幅された第1
の音声信号201 を第1のスピーカ(L)301 に、増幅さ
れた第2の音声信号202 を第2のスピーカ(R)302 に
供給する。更に第1の音声信号201 は、スイッチ回路40
0 の一方の入力端子401 に供給される。第2の音声信号
202 は、スイッチ回路400 の他方の入力端子402 に供給
される。スイッチ回路400 の一方の出力端子403 は、第
3のスピーカ(L′)303 に接続されている。スイッチ
回路400 の他方の出力端子404 は、第4のスピーカ
(R′)304 に接続されている。第3及び第4のスピー
カ303 及び304 を設けているのは、サラウンド再生を可
能にするためである。
けて、音声信号114 及び115 を増幅し、増幅された第1
の音声信号201 を第1のスピーカ(L)301 に、増幅さ
れた第2の音声信号202 を第2のスピーカ(R)302 に
供給する。更に第1の音声信号201 は、スイッチ回路40
0 の一方の入力端子401 に供給される。第2の音声信号
202 は、スイッチ回路400 の他方の入力端子402 に供給
される。スイッチ回路400 の一方の出力端子403 は、第
3のスピーカ(L′)303 に接続されている。スイッチ
回路400 の他方の出力端子404 は、第4のスピーカ
(R′)304 に接続されている。第3及び第4のスピー
カ303 及び304 を設けているのは、サラウンド再生を可
能にするためである。
【0004】スイッチ回路400 のON又はOFFを制御
するためにトランジスタQ100 が設けられており、この
トランジスタQ100 のコレクタがスイッチ回路400 に接
続されている。サラウンド再生を希望する場合、トラン
ジスタQ100 のベースに負のスピーカ切換制御電圧400
を供給してトランジスタQ100 をOFFし、これにより
スイッチ回路400 をONさせる。スイッチ回路400 のO
Nに伴ない、第1の入力端子401 と第1の出力端子403
を接続し、第2の入力端子402 と第2の出力端子404 を
接続する。サラウンド再生を希望しない場合は、トラン
ジスタQ100 のベースに正の制御電圧400 を供給して、
トランジスタQ100 をONし、これによりスイッチ回路
400 をOFFする。スイッチ回路400 のOFFに伴な
い、第1の入力端子401 と第1の出力端子403 を非接続
にし、第2の入力端子402 と第2の出力端子404 を非接
続とする。
するためにトランジスタQ100 が設けられており、この
トランジスタQ100 のコレクタがスイッチ回路400 に接
続されている。サラウンド再生を希望する場合、トラン
ジスタQ100 のベースに負のスピーカ切換制御電圧400
を供給してトランジスタQ100 をOFFし、これにより
スイッチ回路400 をONさせる。スイッチ回路400 のO
Nに伴ない、第1の入力端子401 と第1の出力端子403
を接続し、第2の入力端子402 と第2の出力端子404 を
接続する。サラウンド再生を希望しない場合は、トラン
ジスタQ100 のベースに正の制御電圧400 を供給して、
トランジスタQ100 をONし、これによりスイッチ回路
400 をOFFする。スイッチ回路400 のOFFに伴な
い、第1の入力端子401 と第1の出力端子403 を非接続
にし、第2の入力端子402 と第2の出力端子404 を非接
続とする。
【0005】尚、制御チャンネル回路103 は二ケ国語放
送受信を識別した場合には、発光ダイオードD100 にロ
ーレベルの電圧を供給して発光させる。ステレオ放送受
信を判別した場合には、発光ダイオードD200 にローレ
ベルの電圧を供給して発光させる。
送受信を識別した場合には、発光ダイオードD100 にロ
ーレベルの電圧を供給して発光させる。ステレオ放送受
信を判別した場合には、発光ダイオードD200 にローレ
ベルの電圧を供給して発光させる。
【0006】次に図4にTV受像機における4個のスピ
ーカの位置と音像の位置を示す。第1のスピーカ(L)
と第2のスピーカ(R)は、画面の両側部に配置されて
いる。そして、第3のスピーカ(L′)と第4のスピー
カ(R′)は、画面の上部に所定の間隔をおいて配置さ
れている。
ーカの位置と音像の位置を示す。第1のスピーカ(L)
と第2のスピーカ(R)は、画面の両側部に配置されて
いる。そして、第3のスピーカ(L′)と第4のスピー
カ(R′)は、画面の上部に所定の間隔をおいて配置さ
れている。
【0007】図5に、ステレオ放送受信モードにおける
サラウンド再生をOFF又はONしたときの4つのスピ
ーカによる音像変化を示す。また、二ケ国語又はモノラ
ル放送受信モードにおけるサラウンド再生をOFF又は
ONしたときの4つのスピーカによる音像変化を示す。
ここで問題になるのは、二ケ国語又はモノラル放送受信
モードにおいて、サラウンド再生をONしたとき、音像
はA点とA′点の範囲で変化するため、音像定位が不安
定となる。この為、聴取者は、ステレオ放送受信時にサ
ラウンド再生にしておいた場合、受信が二ケ国語放送又
はモノラル放送に変わったときにはサラウンド再生をO
FFにしなければならなかった。
サラウンド再生をOFF又はONしたときの4つのスピ
ーカによる音像変化を示す。また、二ケ国語又はモノラ
ル放送受信モードにおけるサラウンド再生をOFF又は
ONしたときの4つのスピーカによる音像変化を示す。
ここで問題になるのは、二ケ国語又はモノラル放送受信
モードにおいて、サラウンド再生をONしたとき、音像
はA点とA′点の範囲で変化するため、音像定位が不安
定となる。この為、聴取者は、ステレオ放送受信時にサ
ラウンド再生にしておいた場合、受信が二ケ国語放送又
はモノラル放送に変わったときにはサラウンド再生をO
FFにしなければならなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の音声信号処理回
路では、二ケ国語放送又はモノラル放送受信の場合は、
別途サラウンド再生をOFFにしなければならなかっ
た。
路では、二ケ国語放送又はモノラル放送受信の場合は、
別途サラウンド再生をOFFにしなければならなかっ
た。
【0009】本発明は、受信する放送モードに従い、自
動的にサラウンド再生をON又はOFFする音声信号処
理回路を提供することを目的とする。
動的にサラウンド再生をON又はOFFする音声信号処
理回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】中間周波数の音声信号が
入力され、それを復調して第1と第2の音声信号として
出力する音声多重復調回路と、この音声多重復調回路か
らの第1と第2の音声信号を増幅する増幅回路と、この
増幅回路からの第1の音声信号が供給される第1のスピ
ーカと、前記増幅回路からの第2の音声信号が供給され
る第2のスピーカと、前記増幅回路からの第1と第2の
音声信号が供給される第1と第2の入力端子を有し、こ
の第1と第2の入力端子に選択的に接続される第1と第
2の出力端子を有するスイッチ回路と、このスイッチ回
路の第1の出力端子に接続される第3のスピーカと、前
記スイッチ回路の第2の出力端子に接続される第4のス
ピーカと、前記音声多重復調回路よりステレオ放送か否
かの識別信号と所定のバイアスが供給され、ステレオ放
送の識別信号のときには、前記スイッチ回路の第1と第
2の入力端子を第1と第2の出力端子に接続し、ステレ
オ放送以外の識別信号のときには、前記スイッチ回路の
第1と第2の入力端子を第1と第2の出力端子に接続さ
せないように制御する制御回路を具備する。
入力され、それを復調して第1と第2の音声信号として
出力する音声多重復調回路と、この音声多重復調回路か
らの第1と第2の音声信号を増幅する増幅回路と、この
増幅回路からの第1の音声信号が供給される第1のスピ
ーカと、前記増幅回路からの第2の音声信号が供給され
る第2のスピーカと、前記増幅回路からの第1と第2の
音声信号が供給される第1と第2の入力端子を有し、こ
の第1と第2の入力端子に選択的に接続される第1と第
2の出力端子を有するスイッチ回路と、このスイッチ回
路の第1の出力端子に接続される第3のスピーカと、前
記スイッチ回路の第2の出力端子に接続される第4のス
ピーカと、前記音声多重復調回路よりステレオ放送か否
かの識別信号と所定のバイアスが供給され、ステレオ放
送の識別信号のときには、前記スイッチ回路の第1と第
2の入力端子を第1と第2の出力端子に接続し、ステレ
オ放送以外の識別信号のときには、前記スイッチ回路の
第1と第2の入力端子を第1と第2の出力端子に接続さ
せないように制御する制御回路を具備する。
【0011】
【作用】ステレオ放送を受信しているとき、前記制御手
段は、前記スイッチ回路をONにして、前記第1及び第
2のスピーカだけでなく前記第3及び第4のスピーカも
駆動し、サラウンド再生となる。
段は、前記スイッチ回路をONにして、前記第1及び第
2のスピーカだけでなく前記第3及び第4のスピーカも
駆動し、サラウンド再生となる。
【0012】二ケ国語放送又はモノラル放送を受信した
ときには、前記制御手段は、前記スイッチ回路をOFF
にし、前記第3及び第4のスピーカの駆動をやめ、前記
第1及び第2のスピーカのみを駆動する。これにより、
二ケ国語放送又はモノラル放送受信時に音像を定位す
る。
ときには、前記制御手段は、前記スイッチ回路をOFF
にし、前記第3及び第4のスピーカの駆動をやめ、前記
第1及び第2のスピーカのみを駆動する。これにより、
二ケ国語放送又はモノラル放送受信時に音像を定位す
る。
【0013】
【実施例】本発明の音声信号処理回路を、図1に基づい
て説明する。音声復調回路2は、入力中間周波数の音声
信号10を 4.5MHz でFM復調し、主音声又はL+Rの音
声信号11を抽出し、副チャンネル復調回路3,制御チャ
ンネル回路4及び信号切り換え回路5に供給する。副チ
ャンネル復調回路3は、音声信号11の中の副チャンネル
を復調し、副音声又はL−Rの音声信号12を抽出して、
信号切り換え回路5に供給する。制御チャンネル回路4
は、音声信号11より、現在受信している信号が、モノラ
ル放送,ステレオ放送又は二ケ国語放送であるかを判別
し、その判別信号13を信号切り換え回路5の制御端子に
入力する。信号切り換え回路5は、判別信号13がモノラ
ル放送受信を示す信号のとき、両出力端子に主音声(L
+R)の信号14,15を出力する。また、判別信号13がス
テレオ放送受信を示す信号のとき、Lの音声信号14をR
の音声信号15を出力する。更に、判別信号13が二ケ国語
放送受信を示す信号のとき、日本語の音声信号14と外国
語の音声信号15を出力する。尚、図示しないマイコンか
らの制御信号16を受けて、信号切り換え回路5は、ステ
レオ放送受信時でも2出力ともモノラルの音声信号にし
たり、二ケ国語放送受信時でも2出力とも一方の言語に
することが可能である。以上、点線で囲まれた回路で音
声多重復調回路100 を構成する。
て説明する。音声復調回路2は、入力中間周波数の音声
信号10を 4.5MHz でFM復調し、主音声又はL+Rの音
声信号11を抽出し、副チャンネル復調回路3,制御チャ
ンネル回路4及び信号切り換え回路5に供給する。副チ
ャンネル復調回路3は、音声信号11の中の副チャンネル
を復調し、副音声又はL−Rの音声信号12を抽出して、
信号切り換え回路5に供給する。制御チャンネル回路4
は、音声信号11より、現在受信している信号が、モノラ
ル放送,ステレオ放送又は二ケ国語放送であるかを判別
し、その判別信号13を信号切り換え回路5の制御端子に
入力する。信号切り換え回路5は、判別信号13がモノラ
ル放送受信を示す信号のとき、両出力端子に主音声(L
+R)の信号14,15を出力する。また、判別信号13がス
テレオ放送受信を示す信号のとき、Lの音声信号14をR
の音声信号15を出力する。更に、判別信号13が二ケ国語
放送受信を示す信号のとき、日本語の音声信号14と外国
語の音声信号15を出力する。尚、図示しないマイコンか
らの制御信号16を受けて、信号切り換え回路5は、ステ
レオ放送受信時でも2出力ともモノラルの音声信号にし
たり、二ケ国語放送受信時でも2出力とも一方の言語に
することが可能である。以上、点線で囲まれた回路で音
声多重復調回路100 を構成する。
【0014】増幅回路20は、音量,音質制御信号を受け
て、音声信号14,15を増幅し、増幅された第1の音声信
号21を第1のスピーカ(L)30に、増幅された第2の音
声信号22を第2のスピーカ(R)31に供給する。更に第
1の音声信号21は、スイッチ回路40の一方の入力端子41
に供給される。第2の音声信号22は、スイッチ回路40の
他方の入力端子42に供給される。スイッチ回路40の一方
の出力端子43は、第3のスピーカ(L′)32に接続され
ている。スイッチ回路40の他方の出力端子44は、第4の
スピーカ(R′)33に接続されている。第3及び第4の
スピーカ32,33を設けているのはサラウンド再生を可能
にするためである。スイッチ回路40のON又はOFFの
動作は後述する制御回路50によって制御される。
て、音声信号14,15を増幅し、増幅された第1の音声信
号21を第1のスピーカ(L)30に、増幅された第2の音
声信号22を第2のスピーカ(R)31に供給する。更に第
1の音声信号21は、スイッチ回路40の一方の入力端子41
に供給される。第2の音声信号22は、スイッチ回路40の
他方の入力端子42に供給される。スイッチ回路40の一方
の出力端子43は、第3のスピーカ(L′)32に接続され
ている。スイッチ回路40の他方の出力端子44は、第4の
スピーカ(R′)33に接続されている。第3及び第4の
スピーカ32,33を設けているのはサラウンド再生を可能
にするためである。スイッチ回路40のON又はOFFの
動作は後述する制御回路50によって制御される。
【0015】次に制御回路50の構成と動作を説明する。
破線50で囲まれた部分が制御回路50を構成する。まず、
サラウンド再生をOFFする場合について説明する。図
示しないマイコンよりA制御端子51及びB制御端子52に
それぞれハイレベルの電圧を印加する。このとき、トラ
ンジスタQ2 及びトランジスタQ4 はONし、トランジ
スタQ3 はOFFする。トランジスタQ4 がONになる
ことにより、スイッチング回路40はOFFとする。これ
により、第1の入力端子41と第1の出力端子43は非接続
となり、第2の入力端子42と第2の出力端子44は非接続
となる。尚、制御チャンネル回路4は、ステレオ放送受
信時に、トランジスタQ1 にローレベルの電圧を供給
し、トランジスタQ1 をONする。これにより抵抗R3
及び発光ダイオードD2 に電流が流れ、発光ダイオード
が発光し、ステレオ放送受信であることを示す。
破線50で囲まれた部分が制御回路50を構成する。まず、
サラウンド再生をOFFする場合について説明する。図
示しないマイコンよりA制御端子51及びB制御端子52に
それぞれハイレベルの電圧を印加する。このとき、トラ
ンジスタQ2 及びトランジスタQ4 はONし、トランジ
スタQ3 はOFFする。トランジスタQ4 がONになる
ことにより、スイッチング回路40はOFFとする。これ
により、第1の入力端子41と第1の出力端子43は非接続
となり、第2の入力端子42と第2の出力端子44は非接続
となる。尚、制御チャンネル回路4は、ステレオ放送受
信時に、トランジスタQ1 にローレベルの電圧を供給
し、トランジスタQ1 をONする。これにより抵抗R3
及び発光ダイオードD2 に電流が流れ、発光ダイオード
が発光し、ステレオ放送受信であることを示す。
【0016】次に、サラウンド再生を強制的にONする
場合について説明する。マイコンよりB制御端子52にロ
ーレベルの電圧を供給する。このときA制御端子51に印
加される電圧は、ハイレベル又はローレベルのどちらで
もよい。B制御端子52に供給されるのはローレベルの電
圧であるため、トランジスタQ2 及びQ3 の動作にかか
わらず、OFFのままである。このとき、スイッチ回路
40はONとする。そして第1の入力端子41と第1の出力
端子43を接続し、第2の入力端子42と第2の出力端子44
を接続する。これにより、第3及び第4のスピーカ32,
33も駆動して、サラウンド再生となる。尚、A制御端子
51に、ハイレベルの電圧が供給された場合、トランジス
タQ2 はON、トランジスタQ3 はOFFとなる。A制
御端子51に、ローレベルの電圧が供給された場合、トラ
ンジスタQ2 はOFFとなる。前述と同様、制御チャン
ネル回路4は、ステレオ放送受信に伴ないトランジスタ
Q1 のベースにローレベルの電圧を供給し、トランジス
タQ1 をONする。これにより、抵抗R3 及び発光ダイ
オードD2 に電流が流れ、発光ダイオードD2 が発光
し、ステレオ放送受信であることを示す。このとき、ト
ランジスタQ3 はONとなっている。
場合について説明する。マイコンよりB制御端子52にロ
ーレベルの電圧を供給する。このときA制御端子51に印
加される電圧は、ハイレベル又はローレベルのどちらで
もよい。B制御端子52に供給されるのはローレベルの電
圧であるため、トランジスタQ2 及びQ3 の動作にかか
わらず、OFFのままである。このとき、スイッチ回路
40はONとする。そして第1の入力端子41と第1の出力
端子43を接続し、第2の入力端子42と第2の出力端子44
を接続する。これにより、第3及び第4のスピーカ32,
33も駆動して、サラウンド再生となる。尚、A制御端子
51に、ハイレベルの電圧が供給された場合、トランジス
タQ2 はON、トランジスタQ3 はOFFとなる。A制
御端子51に、ローレベルの電圧が供給された場合、トラ
ンジスタQ2 はOFFとなる。前述と同様、制御チャン
ネル回路4は、ステレオ放送受信に伴ないトランジスタ
Q1 のベースにローレベルの電圧を供給し、トランジス
タQ1 をONする。これにより、抵抗R3 及び発光ダイ
オードD2 に電流が流れ、発光ダイオードD2 が発光
し、ステレオ放送受信であることを示す。このとき、ト
ランジスタQ3 はONとなっている。
【0017】次に、本題であるサラウンドを自動的に再
生又は非再生にする場合を説明する。まず、マイコンよ
りA制御端子51にローレベルの電圧、B制御端子52にハ
イレベルの電圧を供給する。これによりトランジスタQ
3 はOFFになる。制御チャンネル制御回路4は、ステ
レオ放送受信に伴ないトランジスタQ1 のベースにロー
レベルの電圧を供給し、トランジスタQ1 をONする。
これにより、抵抗R3及び発光ダイオードD2 に電流が
流れ、発光ダイオードD2 が発光して、ステレオ放送受
信であることを示す。このとき、トランジスタQ3 はO
Nとなっている。トランジスタQ3 がONになるときに
より、B制御端子52からの電流はトランジスタQ3 を流
れ、トランジスタQ4 をOFFする。トランジスタQ4
がOFFになることによって、スイッチング回路40はO
Nとなる。このとき第1の入力端子41と第1の出力端子
43を接続し、第2の入力端子42と第2の出力端子44を接
続する。それにより、第3及び第4のスピーカが駆動さ
れてサラウンド再生が可能になる。次に、ステレオ放送
受信以外の時には、トランジスタQ1 のベースにはロー
レベルの電圧が印加されないため、トランジスタQ1 は
OFFとなる。これにより、トランジスタQ3 もOFF
し、逆にトランジスタQ4 はONとなる。トランジスタ
Q2 は引き続き、OFFのままである。トランジスタQ
4 がONすることにより、スイッチ回路40はOFFとな
る。これにより、第1の入力端子41と第1の出力端子43
は非接続となり、第2の入力端子42と第2の出力端子44
は非接続となる。尚、制御チャンネル回路103 は、二ケ
国語放送受信に伴ない、発光ダイオードD1 にローレベ
ルの電圧を供給し、発光ダイオードD1 を発光させる。
生又は非再生にする場合を説明する。まず、マイコンよ
りA制御端子51にローレベルの電圧、B制御端子52にハ
イレベルの電圧を供給する。これによりトランジスタQ
3 はOFFになる。制御チャンネル制御回路4は、ステ
レオ放送受信に伴ないトランジスタQ1 のベースにロー
レベルの電圧を供給し、トランジスタQ1 をONする。
これにより、抵抗R3及び発光ダイオードD2 に電流が
流れ、発光ダイオードD2 が発光して、ステレオ放送受
信であることを示す。このとき、トランジスタQ3 はO
Nとなっている。トランジスタQ3 がONになるときに
より、B制御端子52からの電流はトランジスタQ3 を流
れ、トランジスタQ4 をOFFする。トランジスタQ4
がOFFになることによって、スイッチング回路40はO
Nとなる。このとき第1の入力端子41と第1の出力端子
43を接続し、第2の入力端子42と第2の出力端子44を接
続する。それにより、第3及び第4のスピーカが駆動さ
れてサラウンド再生が可能になる。次に、ステレオ放送
受信以外の時には、トランジスタQ1 のベースにはロー
レベルの電圧が印加されないため、トランジスタQ1 は
OFFとなる。これにより、トランジスタQ3 もOFF
し、逆にトランジスタQ4 はONとなる。トランジスタ
Q2 は引き続き、OFFのままである。トランジスタQ
4 がONすることにより、スイッチ回路40はOFFとな
る。これにより、第1の入力端子41と第1の出力端子43
は非接続となり、第2の入力端子42と第2の出力端子44
は非接続となる。尚、制御チャンネル回路103 は、二ケ
国語放送受信に伴ない、発光ダイオードD1 にローレベ
ルの電圧を供給し、発光ダイオードD1 を発光させる。
【0018】以上、述べた様に、ステレオ放送受信の場
合には、音声多重復調回路1からローレベル電圧の識別
信号を受けて、制御回路50は、スイッチ回路40を自動的
にONする。ステレオ放送受信以外の場合には、音声多
重復調回路1からローレベル電圧の識別信号を受けず、
制御回路50は、スイッチ40を自動的にOFFする。図2
に、ステレオ放送受信モードにおけるサラウンド再生を
OFF,ON及び自動にしたときの4つのスピーカによ
る音像変化を示す。また、二ケ国語又はモノラル放送受
信モードにおけるサラウンド再生をOFF,ON及び自
動にしたときの4つのスピーカによる音像変化を示す。
サラウンド再生が自動の場合、二ケ国語又はモノラル放
送受信モードにおいて、サラウンド再生はOFFとな
る。これにより、音像はA点に定位し、従来の様な音像
定位が不安定となることはない。
合には、音声多重復調回路1からローレベル電圧の識別
信号を受けて、制御回路50は、スイッチ回路40を自動的
にONする。ステレオ放送受信以外の場合には、音声多
重復調回路1からローレベル電圧の識別信号を受けず、
制御回路50は、スイッチ40を自動的にOFFする。図2
に、ステレオ放送受信モードにおけるサラウンド再生を
OFF,ON及び自動にしたときの4つのスピーカによ
る音像変化を示す。また、二ケ国語又はモノラル放送受
信モードにおけるサラウンド再生をOFF,ON及び自
動にしたときの4つのスピーカによる音像変化を示す。
サラウンド再生が自動の場合、二ケ国語又はモノラル放
送受信モードにおいて、サラウンド再生はOFFとな
る。これにより、音像はA点に定位し、従来の様な音像
定位が不安定となることはない。
【0019】
【発明の効果】以上、本発明では、制御回路に、所定の
バイアスと音声多重復調回路からステレオ放送か否かの
識別信号が供給される。音声多重復調回路からステレオ
放送を示す識別信号が供給されたときに、制御回路はス
イッチ回路をONにし、4つのスピーカを駆動してサラ
ウンド再生とする。ステレオ放送でない識別信号が供給
されたときに、制御回路はスイッチ回路をOFFにし、
2つのスピーカしか駆動しない。この為、音像の定位が
安定する。
バイアスと音声多重復調回路からステレオ放送か否かの
識別信号が供給される。音声多重復調回路からステレオ
放送を示す識別信号が供給されたときに、制御回路はス
イッチ回路をONにし、4つのスピーカを駆動してサラ
ウンド再生とする。ステレオ放送でない識別信号が供給
されたときに、制御回路はスイッチ回路をOFFにし、
2つのスピーカしか駆動しない。この為、音像の定位が
安定する。
【図1】本発明の音声信号処理回路の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明の音声信号処理回路の音像変化を示す図
である。
である。
【図3】従来の音声信号処理回路の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図4】TV受像機におけるスピーカの位置と音像の位
置を示す図である。
置を示す図である。
【図5】従来の音声信号処理回路の音像変化を示す図で
ある。
ある。
1…音声多重復調回路、2…音声復調回路、3…副チャ
ンネル復調回路、4…制御チャンネル回路、5…信号切
り換え回路、20…増幅回路、30,31,32,33…スピー
カ、40…スイッチ回路、50…制御回路。
ンネル復調回路、4…制御チャンネル回路、5…信号切
り換え回路、20…増幅回路、30,31,32,33…スピー
カ、40…スイッチ回路、50…制御回路。
Claims (1)
- 【請求項1】 中間周波数の音声信号が入力され、それ
を復調して第1と第2の音声信号として出力する音声多
重復調回路と、この音声多重復調回路からの第1と第2
の音声信号を増幅する増幅回路と、この増幅回路からの
第1の音声信号が供給される第1のスピーカと、前記増
幅回路からの第2の音声信号が供給される第2のスピー
カと、前記増幅回路からの第1と第2の音声信号が供給
される第1と第2の入力端子を有し、この第1と第2の
入力端子に選択的に接続される第1と第2の出力端子を
有するスイッチ回路と、このスイッチ回路の第1の出力
端子に接続される第3のスピーカと、前記スイッチ回路
の第2の出力端子に接続される第4のスピーカと、前記
音声多重復調回路よりステレス放送か否かの識別信号と
所定のバイアスが供給され、ステレオ放送の識別信号の
ときには、前記スイッチ回路の第1と第2の入力端子を
第1と第2の出力端子に接続し、ステレオ放送以外の識
別信号のときには、前記スイッチ回路の第1と第2の入
力端子を第1と第2の出力端子に接続させないように制
御する制御回路を具備したことを特徴とする音声信号処
理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5158212A JPH0715688A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 音声信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5158212A JPH0715688A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 音声信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715688A true JPH0715688A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15666736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5158212A Pending JPH0715688A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 音声信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715688A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113825054A (zh) * | 2020-06-18 | 2021-12-21 | 李平 | 头戴式语音通话装置 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5158212A patent/JPH0715688A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113825054A (zh) * | 2020-06-18 | 2021-12-21 | 李平 | 头戴式语音通话装置 |
CN113825054B (zh) * | 2020-06-18 | 2024-01-12 | 李平 | 头戴式语音通话装置 |
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