JPH07156581A - Icカード用リードフレーム及びicカード用電子部品搭載装置 - Google Patents

Icカード用リードフレーム及びicカード用電子部品搭載装置

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JPH07156581A
JPH07156581A JP5340180A JP34018093A JPH07156581A JP H07156581 A JPH07156581 A JP H07156581A JP 5340180 A JP5340180 A JP 5340180A JP 34018093 A JP34018093 A JP 34018093A JP H07156581 A JPH07156581 A JP H07156581A
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JP
Japan
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lead
chip mounting
card
groove
portions
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JP5340180A
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Inventor
Yoshihide Suzuki
芳英 鈴木
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Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

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  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡便な追加工を施すことにより、読み取りリ
ード等との接触領域等への封止材の流れ込み・付着を有
効に防止できるICカード用リードフレーム及びこれを
用いたICカード用電子装置を提供する。 【構成】 表面側にICチップが搭載されるダイパット
部を有するチップ搭載側部1と、少なくとも2つ以上の
リード部21、22等と、を備え、チップ搭載側部1及
び各リード部21等、並びに該各リード部21、22等
同士が所定の隙間部311、321等により区画された
導電パターンを1つ以上配置してなるICカード用リー
ドフレームであって、チップ搭載側部1の裏面側には、
少なくとも各隙間部311、321等に接する外周線寄
りに溝部が形成され、各リード部21等の裏面側には、
少なくとも各隙間部311、321等に接する外周線寄
りに溝部が形成されている。また、これを用いた電子部
品搭載装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICカード用リードフ
レーム及びこれを用いたICカード用電子部品搭載装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカード用リードフレーム(以下、
「リードフレーム」)として、例えば、図1〜3に示す
様に、ダイパット部11及びこれと一体のダイパット補
助部(以下、「補助部」という。)12からなるチップ
搭載側部1と、リード部21〜27と、を所定の隙間部
311、321〜328を挟み配置した導電パターンP
を、多数連続配置したものが従来より用いられている。
この様なリードフレームFは、常法に従って、各導電パ
ターンPの表面側に、チップマウント、ワイヤーボン
ド、モールド加工等を施した後に、各導電パターンP毎
に分割して、ICカード用電子部品搭載装置(以下、
「電子部品搭載装置」という。)に加工されることが多
い。また、上記チップ搭載側部1や上記各リード部21
〜24の各裏面の中心側の領域(例えば、図4の一点鎖
線に囲まれた各領域112、212、222、232、
242、252、262及び272)は、この様な電子
部品搭載装置がICカードに組み込まれた後に、読み取
り機(例えば、読み取りリード)と接触する領域(以
下、「使用領域」という。)となる。
【0003】ところが、この様に各導電パターンPを構
成するチップ搭載側部1及び各リード部21〜27の間
に隙間部311、321等が存在する場合には、上記モ
ールド工程で用いられる封止材7が、図9に示す様に同
隙間部311等より各パターンPの裏面側に回り込むこ
とが多い。そして、この封止材7が、上記使用領域11
2、242等に到達して付着すれば、同領域112等へ
の上記リードの接触が実質上困難になる。また、上記チ
ップ搭載側部1及び各リード部21〜27の裏面側に、
多量の封止材7が広範囲に渡って付着すれば、リードフ
レームの外観を著しく損ね商品価値の低下を招くことに
なる。この為、この様なリードフレームFでは、図10
に示す様に、その裏面側に所定の粘着テープ8等を貼り
合わせて、上記封止材7の回り込みを防ぐことが、従来
より行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合には、ICカード(上記電子部品搭載装置)の製造工
程に、上記テープ8の貼付工程(モールド加工の前)と
剥離工程(モールド加工の後)が付加されることにな
る。特に、これらの工程は、リードフレームFを構成す
る各導電パターンPを固定した状態(各導電パターンP
が曲がったり、各隙間部311等の間隔が変化したり、
チップ搭載側部1、各リード部24等の相対的な移動を
伴わない状態)で行うことが必要となるため、慎重に行
わざるをえないし、慎重に行ったとしても、この「固定
した状態」を完全に確保することは困難である。そし
て、これらの工程の自動化が困難であるため、ICカー
ドの製造コスト高と製造効率の低下の原因になってい
る。また、この様なテープ8には、上記モールド工程で
用いる封止材(封止樹脂等)7を熱硬化させる段階で、
容易に変形しない程度の耐熱性が要求されると共に、上
記「各導電パターンPを固定した状態」を確保せんとす
れば、適度な接着力が要求されるが、これらの条件を満
たすテープ8は、一般に高価である。
【0005】更に、上記剥離工程の後に、リードフレー
ムFの裏面側にテープ8の粘着剤の樹脂が残ることも多
く、上記使用領域112等への上記リードの接触を困難
にしたり、外観を損ない商品価値の低下を招いたり、同
粘着剤を剥離するための新たな工程が必要となる。以上
の様に、ICカード(上記電子部品搭載装置)の製造コ
スト高騰等を伴わずに、上記各使用領域への封止材の付
着を確実に防止できるリードフレーム(若しくはリード
フレームにモールド加工等を行う手法)は未だ提案され
ていないのが実情である。
【0006】本発明は、上記観点に鑑みてなされたもの
であり、簡便な追加工を施すことにより、上記使用領域
等への封止材の流れ込み・付着を有効に防止できるIC
カード用リードフレーム及びこれを用いたICカード用
電子部品搭載装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本第1発明のリードフレ
ームは、表面側にICチップが搭載されるダイパット部
を有するチップ搭載側部と、少なくとも2つ以上のリー
ド部と、を備え、該チップ搭載側部及び該各リード部、
並びに該各リード部同士が、所定の隙間部により区画さ
れた導電パターンを1つ以上配置してなるICカード用
リードフレームであって、上記チップ搭載側部の裏面側
には、該チップ搭載側部の少なくとも上記各隙間に接す
る外周線寄りに溝部が形成され、上記各リード部の裏面
側には、該各リード部の少なくとも上記各隙間部に接す
る外周線寄りに溝部が形成されていることを特徴とす
る。
【0008】上記リードフレームの材質は、本発明の目
的を達成できる限り特に問わないが、各導電パターンを
構成するダイパット部及び各リード部の間に隙間部が存
在する状態で、同フレーム全体に十分な剛性を確保する
ために、42アロイ等の剛性の高い材質とすることが好
ましい。また、上記の如く、各溝部の形成位置を定める
のは、上記各使用領域を封止材により保護をすると共
に、多量の封止材が上記各導電パターンの裏面の広範囲
の部分に付着して、リードフレームの外観を著しく損な
うことを防ぐためである。従って、本第2発明で示した
チップ搭載側部及び各リード部の各外周線より0.5m
m以内の様に、各外周線に近接する溝部を形成すること
が、この目的をより確実に達成するうえで好ましい。
尚、これらの溝部の深さ、全長、配置場所等は使用する
封止材の使用量、特性(粘度)等をも考慮して定めるの
が好ましい。
【0009】また、上記「少なくとも上記各隙間に接す
る外周線寄り」に形成するとは、各外周線寄りに閉じた
経路を描きながら上記使用領域を完全に包囲する溝部の
他に、同使用領域を包囲する各外周線寄りの部分のうち
で、上記封止材の流れ込もうとする側のみに形成した場
合も含む意である。例えば、チップ搭載側部の裏面側の
溝部では、図4に示す様に、使用領域全体を略包囲する
溝部112の他に、図5に示す様に、隙間部323及び
324に接する外周寄りのみに形成した溝部121aも
含む意である。尚、上記封止材の到達する範囲が、各導
電パターンの中心側に限られる場合(例えば、図3にお
ける一点鎖線円Kで囲まれる部分に限られる場合)に
は、同範囲内の各外周線寄りの部分(例えば、一点鎖線
円Kで囲まれる部分)のみに溝部を形成することもでき
る。
【0010】本第3発明の電子部品搭載装置は、所定の
隙間部により区画され、表面側にICチップが搭載され
るダイパット部を有するチップ搭載側部と、2つ以上の
リード部と、を備え、該チップ搭載側部の裏面側には、
同チップ搭載側部の少なくとも上記各隙間に接する外周
線寄りに溝部が形成され、上記各リード部の裏面側に
は、該各リード部の少なくとも上記各隙間部に接する外
周線寄りに溝部が形成された導電パターンと、上記ダイ
パット部の表面側に搭載されるICチップと、該ICチ
ップと上記各リード部とを接続するボンディングワイヤ
ーと、を備えることを特徴とする。
【0011】
【作用】本第1及び2発明のリードフレームでは、導電
パターンを構成するチップ搭載側部及び各リード部の間
に隙間部が存在し、チップ搭載側部及び各リード部、並
びに各リード部同士が区画されている。一方、上記チッ
プ搭載側部及び各リード部の少なくとも上記隙間部に接
する各外周線よりに溝部が形成されている。
【0012】この為、モールド加工の際に封止材が、リ
ードフレームの表面側より、上記各隙間部を通って、同
フレームの裏面側に回り込んでも、この封止材は上記溝
部内に蓄えられ、上記チップ搭載側部及び各リード部の
各裏面の使用領域に到達することはない。従って、本リ
ードフレームでは、各導電パターンの裏面の使用領域
に、封止材が付着するのを確実に防止できる。また、各
導電パターンの裏面側において、この封止材が付着する
のが上記溝部及びその外側の狭い範囲であるためリード
フレームの外観を著しく損ねることもない。
【0013】また、上記各溝部は、従来のリードフレー
ムの製造工程に、同溝部を形成するための「所定の金型
による所謂、半打ち抜き」や「ハーフエッチング」等の
簡便な工程を付加すれば形成できると共に、上述した樹
脂テープ等を用いずそのままの状態で、モールド加工等
を行うことができる。従って、従来の様に、リードフレ
ーム(電子部品搭載装置、ICカード)の製造工程に、
製造効率の低下やコスト高を招く工程を付加する必要が
なく、また各導電パターンの曲り等の不具合を生ずる恐
れもない。
【0014】また、本第3発明の電子部品搭載装置は、
上記の様なリードフレームを用いて作製するものであ
る。従って、この装置は、性能が優れると共に、製造効
率が高く、更に、製造コストを低く抑えることができ
る。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。本実施例のリードフレーム(以下、「フレーム」と
いう。)Fは、42アロイ製の板状体(厚み;0.12
5mm)に、打ち抜き加工を施して(打ち抜き金型等を
用いる。)、所定のフレーム形状とした後、そこに形成
された各導電パターンの裏面側に、所定の金型を用いて
溝部を形成して(所謂、半打ち抜き加工による。)作製
したものである。
【0016】このフレームFは、図1に示す様に、長手
方向に伸びる一対の縦枠部A1 及びA2 と、短手方向に
所定の間隔をおいて配置される横枠部B1 、B2 、B3
等と、を備えている。そして、これの縦枠部A1 等と横
枠部B1 、B2 等により囲まれた領域C1 、C2 等に
は、それぞれ2つずつの導電パターンPが配置されてい
る。また、これらの導電パターンPは、図2に示す様
に、それらの外周部に形成された取付代d1 〜d15を介
して、上記縦枠部A1 等、上記横枠部B1 等、及び同一
の領域C1 等内に存在する他の導電パターンPと接続さ
れている。但し、この取付代d1 〜d15は、各導電パタ
ーンPへの実装工程(チップマウント、ワイヤーボン
ド、モールド等の各工程)が終了した後に、各導電パタ
ーンPより切除される部分である。
【0017】上記各縦枠部A1 及びA2 には、長手方向
に沿って、スプロケット孔S1 〜S4 が形成されてい
る。尚、これらのスプロケット孔S1 等は、上記実装工
程において、フレームFの連続搬送を容易ならしめるも
のである。この孔S1 等の形状、数等は特に問わず、ま
たフレームFを長尺状とせずに、且つ、上記実装を連続
搬送しながら行わない場合等には、これらの孔S1 等を
必ずしも設ける必要はない。
【0018】上記各導電パターンPは、図3に示す様
に、平面形状が略正方形のものであり、チップ搭載側部
1と、7つのリード部21〜27と、を備えている。こ
のチップ搭載側部1は、上記パターンPの略中心部に位
置し、平面形状が略円形のダイパット11と、これと一
体の補助部12と、により構成されている。また、上記
各リード部21〜27は、上記ICチップ搭載部11の
周囲に配置されている。更に、同図に示す様に、上記チ
ップ搭載側部1及び各リード部21〜27、並びに各リ
ード部同士21及び22等は、いずれも隙間部311、
321〜328により区画されている。尚、上記チップ
搭載側部1を上記ダイパット部11のみにより構成して
もよい。
【0019】一方、各導電パターンPの裏面側には、図
4(同パターンPの裏面側を示す平面図)に示される溝
部(いずれも、深さ0.5mm、幅1mmである。)1
11、211、221、231、241、251、26
1及び271が形成されている。このうち、チップ搭載
側部1の溝部111は、同搭載側部1の外周線より約
0.5mm内側の位置に、同外周線と略相似形の経路を
描く様に形成されている。そして、この溝部111は、
図4に示す様に、同チップ搭載側部1の裏面側の使用領
域112を完全に包囲している。また、各リード部2
1、22等の溝部211、221等も、図4に示す様
に、同リード部21等の外周線より0.5mm内側の位
置に、同外周線と略相似形の経路を描く様に形成され、
各リード部21、22等の裏面側の使用領域212、2
22、232、242、252、262及び272を完
全に包囲している。
【0020】尚、図5に示す様に、各溝部121a、2
21a〜227aを、チップ搭載側部1及び各リード部
21〜27の全外縁部のうちで、上記隙間部311、3
21〜328に接する部分のみに沿って形成してもよ
い。更に、各溝部121aの形成される範囲を、各導電
パターンPの封止範囲内(上記封止材の到達する範囲
で、例えば、図3の一点鎖線Kで示される範囲内)に、
狭く限定することもできる。
【0021】次に、上記の様にして構成されるフレーム
Fに対して、以下の様にしてICチップ等の実装を施し
た。先ず、上記フレームFを図6に示す様なステージ
(主に、フレームFの固定を行う治具)6上に配置し
た。そして、常法に従って、同フレームFを構成する各
導電パターンPの表面側(ダイパット部11)に、IC
チップ4を搭載した後、同チップ4の上面に取着された
ボンディングパット(図示しない。)と、上記各リード
部24、27等の表面側と、を所定のボンディングワイ
ヤー54、57等により接続した。
【0022】次いで、所定の封止樹脂(例えば、エポキ
シ樹脂)により、各導電パターンPにモールド加工を施
した。そして、同樹脂の硬化を待って、同樹脂の各導電
パターンPの裏面側への「回り込みの状況」を調べた。
このとき、図7に示す様に、上記「回り込んだ封止樹
脂」は、各溝部111、241等内に蓄えられ、各使用
領域112、242等まで到達していなかった。この様
に、本フレームFでは、各使用領域112、242等が
的確に保護されていると共に、各導電パターンの裏面側
において、封止樹脂の付着する範囲が同溝部及びその外
側の部分に限られているため外観が良好である。また、
本フレームFでは、各溝部111、241等を上記金型
等により簡便に形成できる。これに加えて、モールド工
程に際し、各フレームFの裏面側に粘着テープ等を貼付
する必要がないため、フレームF及びICカード(電子
部品搭載装置)の製造効率の低下や製造コストの高騰等
を招かない。また、上記実装工程を行った後に、「導電
パターンPの曲り」等の不具合は発見されず、性能の良
い電子部品搭載装置を得ることができた。
【0023】更に、本実施例の変形例として、例えば、
図8に示す様な種々の断面形状の溝部111b、241
b等を有するフレームF1 等を挙げることができる。こ
れらの溝部111b等は、ハーフエッチングによる形成
が一層容易であると共に、より確実に上記「回り込んだ
封止樹脂」を捉えることができる。この様に、本発明で
は、溝部の断面形状等を諸般の事情(溝部の形成のし易
さ等)を考慮しつつ、適宜、選択することもできる。
【0024】尚、本発明においては、前記具体的実施例
に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の範
囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、
本実施例では、各溝部111、241等をリード部等の
外周線と略相似形の経路を描く様に形成したが、本発明
の目的を達成できる限りにおいて、同経路を種々選択す
ることができる。また、溝部111、241等の深さ、
幅等も本発明の目的を達成できる限り特に問わない。更
に、上記フレームの各導電パターンの形状、配置数等
は、特に問わない。
【0025】
【発明の効果】本発明のフレームでは、各導電パターン
の裏面に所定の溝部が形成されているため、同裏面に存
在する各使用領域を確実に保護することができる。ま
た、各導電パターンの裏面側に、多量の封止材が広範囲
に渡って付着して、フレームの外観を著しく損なうこと
もない。更に、この溝部の形成が簡便であると共に、こ
の様な溝部を有するフレームを用いれば、モールド加工
の際に、粘着テープ等を用いる必要がないため、フレー
ム及びICカードの製造効率を低下や製造コストの高騰
等を招かない。また、モールド加工を含む実装工程を行
った後も、「導電パターンPの曲り」等の不具合を生じ
させず、性能の良い電子部品搭載装置を得ることができ
る。更に、このフレームを用いた本発明の電子部品搭載
装置においても、製造効率の向上や製造コストの低廉化
等を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のICカード用リードフレームの一部
平面図である。
【図2】本実施例のICカード用リードフレームにおい
て、各導電パターンの配置状態を示す一部平面図であ
る。
【図3】本実施例のICカード用リードフレームにおい
て、各導電パターンの表面側を示す平面図である。
【図4】本実施例のICカード用リードフレームにおい
て、各導電パターンの裏面側を示す平面図である。
【図5】本実施例の変形例に係わるICカード用リード
フレームにおいて、各導電パターンの裏面側を示す平面
図である。
【図6】本実施例のICカード用リードフレームに、I
Cチップ及びボンディングワイヤーを実装した状態を示
す一部縦断面図である(図1のX─X矢視縦断面図に該
当する。)。
【図7】本実施例のICカード用リードフレームにおい
て、モールド工程を終えた状態を示す一部縦断面図であ
る。
【図8】本実施例の変形例に係わるICカード用リード
フレームの溝部の断面形状を説明するための一部縦断面
図である。
【図9】従来例のICカード用リードフレームにおい
て、モールド工程を終えた状態を示す一部縦断面図であ
る。
【図10】従来例のICカード用リードフレームの裏面
側に樹脂テープを貼付した状態を示す一部縦断面図であ
る(図1のX─X矢視縦断面図に該当する。)。
【符号の説明】
F;フレーム、P;導電パターン、1;チップ搭載側
部、11;ダイパット部、12;補助部、21〜27;
リード部、311、321〜327;隙間部、111、
211、221、231、241、251、261、2
71、121a;溝部、112、212、222、23
2、242、252、262、272、122a;使用
領域、7;封止材、8;樹脂テープ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 23/50 R

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面側にICチップが搭載されるダイパ
    ット部を有するチップ搭載側部と、少なくとも2つ以上
    のリード部と、を備え、該チップ搭載側部及び該各リー
    ド部、並びに該各リード部同士が、所定の隙間部により
    区画された導電パターンを1つ以上配置してなるICカ
    ード用リードフレームであって、 上記チップ搭載側部の裏面側には、該チップ搭載側部の
    少なくとも上記各隙間に接する外周線寄りに溝部が形成
    され、 上記各リード部の裏面側には、該各リード部の少なくと
    も上記各隙間部に接する外周線寄りに溝部が形成されて
    いることを特徴とするICカード用リードフレーム。
  2. 【請求項2】 上記チップ搭載側部の裏面側の溝部は、
    該チップ搭載側部のの外周線より0.5mm以内の位置
    に形成され、 上記各リード部の裏面側の各溝部は、該各リード部の外
    周線より0.5mm以内の位置に形成された請求項1記
    載のICカード用リードフレーム。
  3. 【請求項3】 所定の隙間部により区画され、表面側に
    ICチップが搭載されるダイパット部を有するチップ搭
    載側部と、2つ以上のリード部と、を備え、該チップ搭
    載側部の裏面側には、同チップ搭載側部の少なくとも上
    記各隙間に接する外周線寄りに溝部が形成され、上記各
    リード部の裏面側には、該各リード部の少なくとも上記
    各隙間部に接する外周線寄りに溝部が形成された導電パ
    ターンと、 上記ダイパット部の表面側に搭載されるICチップと、
    該ICチップと上記各リード部とを接続するボンディン
    グワイヤーと、を備えることを特徴とするICカード用
    電子部品搭載装置。
JP5340180A 1993-12-06 1993-12-06 Icカード用リードフレーム及びicカード用電子部品搭載装置 Pending JPH07156581A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105103315A (zh) * 2013-04-17 2015-11-25 奥斯兰姆奥普托半导体有限责任公司 光电子器件及其制造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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