JPH0715653A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0715653A
JPH0715653A JP5153607A JP15360793A JPH0715653A JP H0715653 A JPH0715653 A JP H0715653A JP 5153607 A JP5153607 A JP 5153607A JP 15360793 A JP15360793 A JP 15360793A JP H0715653 A JPH0715653 A JP H0715653A
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Hitoshi Hashimoto
仁史 橋本
Takashi Shoji
隆 庄司
Akio Terane
明夫 寺根
Hideaki Yoshida
英明 吉田
Kazuya Kobayashi
一也 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ユーザが極端な露出条件で撮像を行ったとして
も、撮影条件設定用の画像データとして最適なデータを
得ることが可能であり、更に、画質の劣化も少ない撮像
が可能なカメラを提供する。 【構成】非破壊読み出し型固体撮像素子CMD2の光電
変換出力を第1のタイミングで読み出した出力に基づく
撮影条件設定用の情報を得るメモリ6と、同撮像素子C
MD2の光電変換出力を上記第1のタイミングとは異な
る第2のタイミングで読み出した出力に基づいて被記録
画像情報を得るメモリ5と、上記タイミングをコントロ
ールするメモリコントローラ8を備えたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ、詳しくは、画
像情報に基づいて、撮影条件を設定するカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオムービーや電子スチルカメ
ラ等の1つの撮影条件である撮影レンズの合焦位置の検
出処理としては、撮像信号の高域成分を用いて画面のコ
ントラストが最大となるようにフォーカシングレンズを
駆動制御して合焦点を得る、所謂、山登りAF(オート
フォーカス)が主流であった。また、ユーザは被写体を
画面の中央に位置させて撮影するのが通常のやりかたで
ある。このことに着目して、画面中央にAFエリアを設
け、そのエリア内の映像信号を用い、上記山登りAF処
理を行うようなカメラが従来から存在していた。
【0003】これらのカメラでは、撮像素子としてCC
Dを用いているので、CCDの構造上、記録用画像とA
F評価値用画像を読み出すタイミングが同じにする必要
があった。従って、記録用とAF評価値用の両撮像画面
の露光時間が同一であった。また、1フィールド毎に上
記AF用画像が1種類の露光条件のもとでのみ読み出さ
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、逆光の被写
体の撮影等でユーザが極端な露出条件で撮影する場合、
AFエリア内が画像全体に比較して極端に暗いときや明
るいときには、全体の撮像画面で設定された露光条件
が、当該AFエリアに対しては必ずしも良好な露光条件
とはならず、コントラスト情報等のAF評価値を得るた
めの最適な画像データを取り込むことができない場合も
あった。更に、1フィールド期間内で露光条件の異なる
AF用画像データを得ることができないなどの不具合が
あった。
【0005】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、ユーザが極端な露光条件で撮像を
行ったとしても、撮影条件設定用の画像データとして最
適なデータを得ることができ、更に、画質の劣化もない
撮影が可能なカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラは、当該
非破壊読み出し型固体撮像素子の光電変換出力を第1の
タイミングで読み出した出力に基づく撮影条件設定用の
情報を得るための第1の手段と、同撮像素子の光電変換
出力を上記第1のタイミングとは異なる第2のタイミン
グで読み出した出力に基づいて被記録画像情報を得る第
2の手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】固体撮像素子の光電変換出力から第1のタイミ
ングで読み出した出力に基づき撮影条件設定を行う。ま
た、第2のタイミングで読み出した出力に基づいて被記
録画像情報を得る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は、本発明の第1実施例を示すカメラのブロッ
ク構成図である。本実施例のカメラは、フォーカシング
レンズ1を駆動することによって自動的に合焦を行うこ
との可能なカメラであるが、その合焦駆動は、後述する
図7の撮像画面GKの中央部に設けられたAFエリアGA
F上の画像データにより検出されるAF評価値、例え
ば、コントラスト情報に基づいて制御されるものとす
る。
【0009】本実施例のカメラにおいては、上記図1に
示すように、フォーカシングレンズ1を介して取り込ま
れた被写体光は、後述するMOS FETに類似した固
体撮像素子であるCMD(CHARGE MODULATION DEVICE)の
結像面上に被写体像として結像する。そこで、電気信号
に変換されて、撮像処理回路3にて増幅とサンプリング
処理が施され、撮像信号としてA/D変換回路4に入力
される。そのA/D変換出力は、後述する読み出し制御
回路12の指示により、メモリコントローラ8でコント
ロールされて、前記図7の撮像画面GK 上の被記録用画
像データを得るための第2の手段であって、該画像デー
タを記憶する第2メモリ5と、同じく前記図7のAFエ
リアGAF上の画像データに基づく撮影条件設定用の情報
を得るための第1の手段であって、該画像データを記憶
する第1メモリ6とにそれぞれ書き込まれる。そして、
上記第2メモリ5に書き込まれた画像データは、記録系
(図示せず)に出力されるが、同時に、D/A変換回路
7でアナログデータに変換されてEVF系(電子ビュー
ファインダ系、図示せず)にも出力される。
【0010】上記第1,2メモリ6,5の画像データ
は、それぞれ撮影条件設定用の情報を得るための第1の
手段であるAFエリア露出制御回路10と、被記録用画
像情報を得るための第2の手段である記録用画像露出制
御回路11とに入力される。そして、上記記録用画像露
出制御回路11は、上記第2メモリ5に書き込まれた画
像データに基づいて、次フィールドでの撮像画面GK の
記録用画像データを読み出す最適露光条件を求め、読み
出し制御回路12を介して前記CMD2の画像データの
読み出しを実行する。また、AFエリア露出制御回路1
0は、上記第1メモリ6に取り込まれたAF用画像デー
タにより、次フィールドのAFエリアGAFのAF用画像
データを読み出す最適露光条件を求め、同様に読み出し
制御回路12を介して前記CMD2の画像データの読み
出しを実行する。上記AF制御回路9は、第1メモリ6
の出力データに基づき、フォーカシングモータ13を介
してフォーカシングレンズ1を該合焦位置まで駆動す
る。
【0011】次に、上記CMD2の構造等について図2
〜図5により説明する。図2,3はCMD2の拡大平面
図と断面図であって、このCMDの構造は、MOS型F
ETと類似している。そして、ゲートはドーナツ型のP
OLY−Si、ソースはその内側のn+ 拡散層で、ま
た、ドレインは外側のn+ 拡散層で形成されている。そ
して、ゲートがドレインに囲まれているため、電気的、
および、光学的分離領域が不必要であること、また、1
つのトランジスタで形成される1CMD素子で1画素が
構成されることにより、多画素化と高密度化に適してい
る。
【0012】上記CMDの受光動作は、ソースを接地側
に、ドレインを正バイアスにし、基板を負バイアスに設
定し、ゲートを負バイアスにして光を照射すると、光生
成正孔がゲート電極下のSi−SiO2 界面に反転層電
極として蓄積される。この正孔蓄積により電子に対する
ソース,ドレイン間の電位障壁が下がり、入射光量に応
じたソース電流が流れ、外部へ信号電流として出力され
る。このように、上記CMDは、光生成電荷を直接出力
しないので、画素内にアナログメモリ機能を備えている
といえる。
【0013】次に、上記CMDを実際のイメ−ジャとし
て使用したときの画素信号の読み出し動作について説明
する。受光部にアレイ状に並べられたCMDのゲート、
および、ソースは、1画素に着目すれば、図4に示すよ
うに垂直走査信号ラインと、水平走査信号ラインが水平
選択MOSトランジスタを介してそれぞれ接続されてい
る。また、CMDに対しては、図5に示すように垂直,
水平走査回路が共通に接続されている。
【0014】そして、画素データの読み出しは、まず、
垂直走査回路からの読み出しパルスにより、行を共通と
するCMDを読み出し状態にする。次に、水平走査パル
スにより水平選択MOSトランジスタを順次オン状態に
することによって、各々の画素の信号電流を読み出す。
また、読み出し後、垂直走査回路からリセットパルスを
印加することにより、各画素の蓄積電荷をリセットす
る。そして、リセットしなければ、同一画素信号を何回
でもアクセスして読み出すこと、即ち、非破壊読み出し
が可能である。更に、水平,垂直走査回路の構成により
画面上の任意の部分の画素データの部分読み出しが可能
であることから、リセット後の該読み出しタイミングを
コントロールすることによって、各指定撮像エリアの露
光条件を変化させることができる。
【0015】次に、以上のように構成された本実施例の
カメラにおける画像データ読み出し動作について、図6
のタイムチャ−トと図7の撮像画面を示す図等を用いて
説明する。前述したように本装置においては、図7の撮
像画面GK の中央部にAFエリアGAFが設定されてい
る。
【0016】そして、上記CMD2では前述したように
非破壊読み出しが可能であって、しかも、撮像画面上の
任意の部分の画素データの部分読み出しが可能であるこ
とから、1フィールド期間内において、撮像画面GK 上
の記録用画像データとAFエリアGAF上の画像データと
を異なる露光条件、即ち、異なる露光時間のもとで読み
出すことができる。従って、撮像画面GK の露光条件に
よらず、AFエリアGAFの輝度に合致させた露光条件の
もとで、該AFエリアGAFのAF用画像データを読み出
すことができる。なお、CMD2のリセット後、直ちに
露光が開始されることから、上記露光時間は、リセット
後の読み出しタイミングによって決定されることにな
る。
【0017】そこで、本実施例のものでは、1フィール
ド前の撮像画面GK の記録用画像、および、AFエリア
GAFのAF用画像による測光データに基づいて、次フィ
ールドの撮像画面GK 、または、AFエリアGAFに対す
るそれぞれの露光条件、即ち、第2、または、第1のタ
イミングである露光時間を与える読み出しタイミングを
決定することになる。なお、上記撮像画面GK の記録用
画像データに対しては、様々な補正を加えた演算方法に
よるマルチエリア測光により明るさを求めて最適露光時
間が演算される。また、AFエリアGAFのAF用画像デ
ータに対しては、平均測光により明るさを求めて最適露
出時間を求める。
【0018】CMD2のリセットと読み出し処理として
は、上記撮像画面GK 上の記録用画像に対しては、図7
の水平走査ラインLK 単位でリセットされ、同時に、露
光が開始される。その後、上記指定された第2のタイミ
ングで記録用画像データの読み出しが実行される。その
とき、AFエリアGAFも含めた全撮像画面に対する記録
用画像データが読み出されることになる。一方、上記A
FエリアGAF上のAF用画像に対しては、リセットは上
撮像画面GKのリセット処理時間内で区別されることな
く、水平走査ライン単位で行われる。同様に上記リセッ
ト直後に露光が開始される。AF用画像データの読み出
しは、上述の前フィールドで検出されたAFエリアGAF
に対する適切な露光時間の経過後の第1のタイミングで
ある読み出しタイミングによりAFエリアGAFの左側か
ら画素単位で読み出される。
【0019】上記図6のタイムチャ−トは、上記各読み
出しタイミングを示すタイムチャ−トであるが、この場
合、AFエリアGAFの輝度が撮像画面GK の輝度に対し
て所定の範囲以上に明るい場合の例を示している。図6
に用いられている各タイミングを示す時間Tの内容を示
すと、 TV =垂直同期信号VD の周期 TR =CMD2のリセット時間(このリセットは、上記
時間TV の立ち上がりに同期して開始される) TK =撮像画面GK の記録用画像の最適露光時間(第2
のタイミング) T2 =撮像画面GK の記録用画像データ読み出し時間 TRA=上記リセット時間TR 中のAFエリアGAFがリセ
ットされる時間 T3 =記録用画像露光開始後、AFエリアGAFがリセッ
トが開始される時間 TAF=AFエリアGAFの最適露光時間 T1 =AFエリアGAFの読み出し時間 である。
【0020】AFエリアGAFの画像データの読み出し
は、第1のタイミングである読み出しタイミングで行わ
れるが、図6の場合、AFエリアが他のエリアである撮
像画面GK より明るいため、AFエリアGAFの画像デー
タの読み出しは、撮像画面GKの読み出しに先んじて、
読み出しタイミングの時間T3 +TAF経過後、開始され
る。また、AFエリアGAFの方が暗い場合は、露光時間
を多く必要とするため、図示しないが、撮像画面GK の
読み出しの後、AFエリアGAFの画像データの読み出し
が行われる。
【0021】なお、AFエリアGAFの明るさが撮像画面
GK に対して所定の範囲内で同等の明るさ(輝度情報)
であった場合、所定のタイミングで撮像画面GK の記録
用画像データを読み出し、該データの中からAF用画像
データを抽出することになる。上記各読み出し時間で読
み出された撮像用、または、AF用の画像データはそれ
ぞれ次フィールドの最適露光時間を求めるためのデータ
として用いられる。更に、撮像用画像データは、EVF
表示、または、画像記録のときには、D/A変換回路7
でアナログ信号に変換され、それぞれEVF系,記録系
に出力される。また、AF用の画像データは、AF制御
回路9に取り込まれ、合焦位置情報を抽出するための元
データとして用いられ、該情報に基づいて、フォーカシ
ングモータ13によりフォーカシングレンズ1が合焦駆
動される。
【0022】次に、上記CMD読み出し処理を図8,9
のフローチャートを用いて説明する。CMD2の画像デ
ータの読み出しが必要となった時点で垂直同期信号VD
に同期して、図8のサブルーチン「CMD読み出し制
御」がコールされる。そこでは、ステップS100にお
いて、CMD2のリセットが実行される。そして、ステ
ップS101において、本読み出し処理が1回目の処理
であるかどうかを判別する。1回目であった場合、前フ
ィールドでの撮像画面の輝度情報が得られていないこと
から、標準値を露光時間として設定して読み出しを行う
ため、ステップS102にジャンプする。2回目以降で
あった場合、次フィールドでの露光条件が設定できてい
るので、接続部J1 を介して後述する図9のステップS
105以降の処理に進む。
【0023】上記ステップS102では、記録用画像の
露光時間TK として標準時間を設定する。ステップS1
03,104において、上記露光時間TK に対応したタ
イミングで記録用画像データの読み出しを実行する。そ
して、該記録用画像データのうちAFエリアGAFに対応
する部分の画像データをAF用画像データとして取り込
む。その後、ステップS116に進み、次フィールドで
の記録用画像のための露光時間TK を前記測光処理に基
づいて演算し、本ルーチンを終了する。通常は、この
後、引き続いてサブルーチン「CMD読み出し制御」サ
ブルーチンの処理を行う。その場合、ステップS101
の判別では、1回目の処理ではないので、前述のように
図9のステップS105以降に進む。
【0024】図9の上記ステップS105において、取
り込まれているAF用画像データからAFエリアGAFの
明るさが規定範囲内か、その範囲より明るいか、暗いか
を判別する。規定範囲内であればステップS106へ、
非常に明るい場合はステップS108へ、非常に暗い場
合はステップS112にそれぞれジャンプする。ステッ
プS106にジャンプした場合、既に求められている露
光時間TK に対応した読み出しタイミングにより記録用
画像データを読み出す。そして、ステップS107で該
記録用画像データからAF用画像データを取り出す。そ
の後、接続部J2 を介して図8の前記ステップS116
に進む。
【0025】ステップS108にジャンプした場合、A
FエリアGAFの最適露光時間TAFを算出する。ステップ
S109で、上記ステップS108で算出された露光時
間TAFによるAFエリアの読み出しタイミングが、既に
求められている前記露光時間TK による記録用画像読み
出しタイミングと時間的に異なるどうか、即ち、重なる
かどうかの判別をする。重なる場合は、前記ステップS
106にジャンプし、重ならない場合は、ステップS1
10に進む。なお、上記読み出しタイミングが重なるか
どうかは、前記図6のタイムチャ−トで説明した時間を
比較することによって判断し、次式を満足するようであ
れば、上記の重なる場合に相当する。 T3 +TAF+T1 ≧TK ステップS110に進んだ場合、まず、前記最適露光時
間TAFに対応したタイミングでAFエリアGAFのみの画
像データの読み出しを実行する。続いて、ステップS1
11で前記最適露光時間TK に対応したタイミングで撮
像画面の記録用画像データの読み出しを実行する。その
後、前記図8のステップS116に戻る。
【0026】一方、ステップS105の判別により、A
Fエリアが規定範囲より暗かった場合、ステップS11
2にジャンプするが、この場合もAFエリアの最適露光
時間TAFを算出する。そして、ステップS113で、上
記ステップS112で算出された露光時間TAFによるA
FエリアGAFの読み出しタイミングが、既に求められて
いる前記露光時間TK による記録用画像読み出しタイミ
ングと重なるかどうかの判別をする。重なる場合は、前
記ステップS106にジャンプし、重ならない場合は、
ステップS114に進む。なお、上記読み出しタイミン
グが重なるかどうかは、同様に前記図6で説明した時間
TAF,TK等をもとに比較することによって判断し、次
式を満足するようであれば、上記の重なる場合に相当す
る。 T3 +TAF≦TK +T2 ステップS114に進んだ場合、まず、前記最適露光時
間TK に対応したタイミングで撮像画面の記録用画像デ
ータの読み出しを実行する。続いて、ステップS115
に進み、前記最適露光時間TAFに対応したタイミングで
AFエリアGAFのみの画像データの読み出しを実行す
る。その後、前記図8のステップS116に戻る。
【0027】なお、前記図6のタイムチャ−トの例は、
そのAFエリアの輝度の状態から図9のフローチャート
上では、ステップS105の判別処理でステップS10
8にジャンプし、その後、ステップS109,110,
111に進むことになる。
【0028】以上のように上記ステップS107,11
0,115において読み出されたAFエリアGAFの画像
データは次フィールドのAFエリアGAFの最適露光時間
の演算に利用される。そして、フィールド毎により適切
な露光条件でのAF画像データが得られるようになり、
最終的には、最適の露光条件での該AF画像データに基
づいた合焦情報が得られ、精度の高いフォーカシングレ
ンズ1の合焦駆動がなされる。
【0029】以上、説明したように本実施例のカメラに
おいては、CMD2の画像データの読み出し処理におい
て、AFエリアGAFのみが非常に明るかったり、また
は、暗かったとしても、記録用画像データの読み込みタ
イミングとは異なるタイミングで画像データの読み込み
が行われるので、AFエリアGAFの輝度に合った露光条
件のもとでAF用画像データが読み込まれ、精度のよい
合焦評価値を得ることができる。
【0030】なお、上記カメラにおけるAF用画像デー
タの読み出し処理について、図9のフローチャート上、
AFエリアの輝度が変化したことによって、ステップS
105の判別で前フィールドまでステップS108、ま
たは、112に進んでいたものが、AFエリアの輝度が
変化したことによって、急にステップS106にジャン
プすることになった場合、取り込まれるAF用画像デー
タも急激に変化してしまい、正確なAF評価値が得られ
なくなってしまう危険性がある。
【0031】その対策の1つとしては、ファジー推論等
による信頼度係数を用いてフォーカス速度を制御する変
形例が提案できる。即ち、該変形例では上述のようにA
F評価値が大きく変化した場合、最初の数フィールドの
期間は、合焦駆動を禁止する方式とする。または、別の
変形例として上記の変化が生じた最初は信頼度を低くし
ておき、時間の経過とともにその信頼度を上げてゆく方
式としても良い。あるいは、上記変化前後の相関性によ
り信頼度を決めるなどの方式の変形例も提案できる。そ
して、記録用画像データとAF用画像データの読み出し
タイミングがかち合うような場合では、双方の画像デー
タに基づいてAF評価値を求めても良い。その他、上記
変化前後のAF評価値を計算で補正するようにしてもよ
い。
【0032】次に、上記第1実施例の変形例のカメラつ
いて説明する。本変形例のカメラは、前記図1の第1実
施例のものに対して、記録用画像メモリである第2メモ
リ5と、AF用画像メモリである第1メモリ6、更に、
メモリコントローラ8とEVF(電子ビューファイン
ダ)装置を不要とし、その代わり、図10のブロック構
成図に示すように光学ファインダ14を適用するもので
ある。なお、上記以外の装置の構成は前記図1のものと
同一とする。
【0033】本変形例のカメラにおいては、CMD2で
取り込まれた撮像画面GK の記録用画像データ、およ
び、AFエリアGAFのAF用画像データは共に、A/D
変換後、直接、被記録画像情報を得るための第2の手段
である記録用画像露出制御回路11、または、撮影条件
設定用の情報を得るための第1の手段であるAFエリア
露出制御回路10に取り込まれる。そして、前記第1実
施例の場合と同様に取り込まれた記録用画像データ、お
よび、AF用画像データに基づいた最適露光時間を演算
し、次フィールドの読み出しを実行する。
【0034】本変形例のものでは、上記メモリ5,6、
および、メモリコントローラを必要とせず、簡素化され
た構成の装置により、前記第1実施例のカメラと同様の
高精度のAF処理のために必要な良好なAFエリアの画
像データを得ることが可能となる。
【0035】次に、本発明の第2実施例を示すカメラに
ついて、図11〜図13を用いて説明する。本実施例の
カメラは、前記第1実施例のカメラに対して、撮像素子
としてCMD2を用いる等、図1に示すブロック構成は
同一とするが、図12に示すようにAFエリアが複数の
エリアで構成されている点が異なるものである。即ち、
記録画像用のための撮像画面GK の内部の左側にAFエ
リアGAFL 、中央にAFエリアGAFC ,右側にAFエリ
アGAFR の3つのAFエリアが設けられる。従って、第
1メモリ6には、AFエリアGAFL ,GAFC ,GAFR の
各AF用画像データが書き込まれるものとする。また、
AFエリア露出制御回路10は、上記各AF用画像デー
タに基づいて各最適露光時間を演算し、該AFエリアの
データの読み出しを制御する。また、AF制御回路9
は、上記各AF用画像データに基づいて、マルチエリア
に関するAF制御を行うことになる。
【0036】図11は、本実施例のカメラのCMD2の
リセット・読み出し処理のタイムチャ−トである。本図
における符号は、前記図6のタイムチャ−トで示したも
のと同一とする。但し、露光時間TAF1 ,TAF2 ,TAF
3 は、各対応AFエリアに対する最適露光時間を示すも
のとする。なお、各AFエリアのリセット時間は前述し
たように水平走査ライン単位で行われ、上記図11に示
すように3つのAFエリアのリセットはリセット時間T
3 にて同時に行われる。
【0037】該露光時間TAF1 ,TAF2 ,TAF3 は、3
つのAFエリア中で最も短い露光時間をTAF1 とし、中
間の露光時間をTAF2 とし、最も長い露光時間をTAF1
とする。そして、上記図11の例では、左側AFエリア
GAFL が撮像画面GK よりも明るく、中央AFエリアG
AFC が撮像画面GK の明るさに対して所定の範囲内にあ
る明るさを有し、更に、右側AFエリアGAFR が撮像画
面GK よりも暗い状態の場合を示している。従って、左
側AFエリアGAFL の露光時間は、上記時間TAF1 が対
応し、中央AFエリアGAFC の露光時間は、上記時間T
AF2 が対応し、右側AFエリアGAFR の露光時間は、上
記時間TAF3 が対応することになる。
【0038】そして、AFエリアGAFL のAF用画像デ
ータの読み出しは、撮像画面GK の記録用画像データ読
み出しよりも早い時間T3 +TAF1 に開始される。ま
た、AFエリアGAFR のAF用画像データの読み出し
は、撮像画面GK の読み出しより遅れて、時間T3 +T
AF3 に開始される。そして、AFエリアGAFC について
は、この例の場合、AF用画像データの最適な読み出し
時間が撮像画面GK の記録用画像データの読み出し時間
と重なってしまうので、上記AFエリアGAFC のAF用
画像データの読み出しは行わず、撮像画面GK の記録用
画像データからAF用画像データを取り込むことにな
る。
【0039】次に、上記CMD読み出し処理を図13の
フローチャートを用いて説明する。CMD2の画像デー
タの読み出しが必要となった時点で垂直同期信号VD に
同期して、上記図13の「CMD読み出し制御」サブル
ーチンがコールされるが、該図13のステップS201
〜S205、更に、ステップS209の処理は、前記図
8の第1実施例の処理と同一の処理であり、その説明は
省略する。但し、ステップS205におけるAF用画像
データの取り込み処理は、本実施例のものでは、前記3
つのAFエリアGAFL ,GAFC ,GAFR に対する画像デ
ータが取り込まれることになる。
【0040】読み出し処理が2回目になり、ステップS
101の判別によりステップS206に進んだ場合、取
り込まれている3つのAFエリアGAFL ,GAFC ,GAF
R の画像データからそれぞれの最適露光時間TAFを算出
する。ステップS207で上記最適露光時間TAFのうち
最も短い露光時間を与えるAFエリアに対して、その露
光時間を値TAF1 として登録する。更に、次に短い露光
時間を与えるAFエリアの露光時間として値TAF2 を登
録する。また、最も長い露光時間を与えるAFエリアの
露光時間として値TAF3 を登録する。
【0041】次に、ステップS208に進み、サブルー
チン「読み出し処理」を実行する。この処理は、上記ス
テップS207で設定された露光時間のうちもっとも短
い露光時間TAF1 から順次、それぞれ対応するAFエリ
アの露光と読み出しを実行する。なお、この処理におい
て、記録用画像データの読み出しタイミングと重なる露
光時間があった場合、重なったAFエリアの読み出し
は、敢えて行わず、記録用画像データから該当するAF
エリアのデータを取り込む。
【0042】また、3つのAFエリア同士で明るさが同
程度であった場合、AFエリアの読み出しタイミングが
重なる場合があるが、この場合、重なるエリアの露光時
間の平均値の露光時間でAF画像データを取り込むもの
とする。また、AFエリアが非常に明るい場合、読み出
しタイミングがリセットタイミングと重なることになる
が、これは許容される。しかし、AFエリアが非常に暗
く、読み出しタイミングが次フィールドのリセット時間
と重なることは禁止される。
【0043】以上説明したように本実施例のカメラにお
いては、複数のAFエリアに対してもそれぞれ適切な露
光時間を設定することができるので、上記複数のAFエ
リアに対する精度の高い合焦評価値を得ることが可能と
なる。
【0044】次に、図14,15を用いて、本発明の第
3実施例を示すカメラについて説明する。本実施例のカ
メラは、撮像素子の撮像データの読み出し方を工夫する
ことによって、AF用の情報サンプリングレートを実質
的に上げ、AFの高速化を計ったものである。
【0045】図14は、前記図1のブロック図に対応す
る本実施例のブロック図であり、図1のブロック図と同
じ部分には同じ符号を付している。但し、第1メモリ2
2,AFエリア露出制御回路20,記録用画像露出制御
回路21は、前記図1の第1メモリ6,記録用画像露出
制御回路11とほぼ同様の構成要素ではあるものの、本
実施例特有の動作を行なう部分を有している。また、ア
イリス(光学絞り)31,アイリスドライバ32は、本
実施例ではじめて付加されたもので、アイリス31はア
イリスドライバによりアクチュエータ(図示せず)を介
して駆動される。そして、アイリスドライバ32は上記
記録用画像露出制御手段21によって制御され、アイリ
ス31を所定の状態に設定する。
【0046】さて、この例ではAF用の画像データのサ
ンプリングレートを実質的に従来の2倍にしている。そ
のため、図15に示す様に1フィールド期間(以下、T
vと記す)に2回のAFエリア読み出し「甲」、「乙」
を等時間間隔で行なっている。また、以下に説明する第
1のケース(以下、ケース(1)と記載する)では、記
録用画像の露光時間、即ち、電荷蓄積時間を最も一般的
な1フィールド、例えば、NTSC方式では、1/60
secに設定するため、記録用画像の読み出しはリセッ
トと同時に行なっている。但し、各画素単位で見ると、
実際にはリセットの直前に行なっている。この時、図1
5を見れば判るように、AFエリアの読み出し「乙」に
ついては、記録用画像読み出しの一部と重なっている
が、これは記録用画像読み出し時に、AFエリアに対応
する所定のタイミングでは同一の読み出し信号を第2メ
モリ5と第1メモリ22にそれぞれ同時に取り込むこと
を示している。
【0047】以上のようなケース(1)の駆動を行なっ
ている時は、露光時間が固定されているので、本実施例
では露光量の調整は、アイリス31によって行ってい
る。即ち、第2メモリ5に一旦格納された記録用画像信
号は適時に各系に出力されるが、記録用画像露出制御手
段11は、その出力信号を検波し、信号レベルの適/過
大/過小に応じて、アイリス31の現状維持/絞り込み
/絞り開き制御を行う。これは周知のフィードバック式
オートアイリス制御を構成するものであり、記録用画像
は、常時、適正露光状態が保たれる。
【0048】一方、AFエリアの画像データについて
は、1フィールドに2回の読み出しデータが得られ、第
1メモリ22に各々格納されるが、読み出し「甲」は露
光時間Tv/2、読み出し「乙」は1×Tvとなってい
る。ここで、読み出し「甲」のデータ(以下、データ
(甲)と記載する)は、そのまま用いるが、読み出し
「乙」のデータ(以下、データ(乙)と記載する)につ
いては、そのままでは用いずに直前に取り込んだデータ
(甲)を差し引いた結果、これをデータ(丙)とし、こ
のデータを用いるようになっている。即ち、各画素デー
タに関して、データ(丙)=データ(乙)−データ
(甲)の演算を行った上で、AF用の画像データとして
は、順次、即ち、交互にデータ(甲)、データ「丙」を
利用する。但し、上記データ(甲)は、データ(乙)の
直前に読み出されたものを用いる。
【0049】この時、読み出し「甲」と乙は、同一のリ
セットタイミング、即ち、同一の露光開始タイミングを
有する露光時間1×Tvの画像であったが故にデータ
(甲)、データ(丙)の順次(交互)列は、等価的に
「露光タイミングがTv/2ずつずれた、等露光時間T
v/2を有する順次露光画像データ」を為している。即
ち、このAF用の画像データに関しては、等価的にフィ
ールドレートが2倍になっているので、AF情報のサン
プリングレートを2倍に上げて制御に利用できることに
なる。
【0050】具体的には、AF制御手段9は上記順次露
光画像データ(甲)、(丙)が毎回得られる毎にその内
容を解析する。例えば、前回に対してコントラスト値が
増減したか判断し、その結果に応じてモータ13に制御
信号を送りフォーカスレンズ1を駆動する。勿論、この
際のデータ解析及びレンズ駆動制御のアルゴリズム自体
は従来公知の技術が応用できる。
【0051】なお、上記例においてはAF用の露光時間
は前述の用にTv/2となり、記録用画像のそれの1/
2になっているため、若干、露光不足傾向になるが、通
常の被写体に対して、通常のS/N比を有する撮像シス
テムを用いてイメージャAFを行なう場合にはこの程度
の露光不足は実用上は問題にならないことを本発明者は
理論・実験の両面で確認している。勿論、AFエリアの
被写体の輝度が、画面全体のそれに対してより明るい場
合には、同一露光時間の場合に比してかえって好都合な
場合も有ることは言うまでもない。
【0052】次に、上記第3実施例のカメラに対する変
形例として、図15に示す回路用画像読み出しが第3の
ケース(以下、ケース(3)と記載する)の場合を説明
する。
【0053】ケース(3)におけるAFに関する処理
は、撮像素子駆動も含めて上記ケース(1)と全く同じ
であるが、記録用画像の読み出しタイミングが異なって
おり、AF用読み出し「甲」と重なっている。この時点
ではリセットからの時間がTv/2であるため、記録用
画像の相当露光時間がTv/2と前記ケース(1)の半
分になっている。言いかえればAF用の露光時間と同じ
である。この時もオーストアイリス動作は有効に働きつ
づけているので適正露光は維持される。従って、ケース
(1)に比してAFエリアの露光不足が生じないという
大きな利点を有している。
【0054】ところで、このケース(3)では記録用画
像の露光時間がケース(1)の1/2になっているため
低照度被写体撮像に関する感度という観点からはケース
(1)よりも不利であることは否めない。しかしながら
被写体輝度が明るい場合には、その問題は生じない。
【0055】また、ケース(3)ではAFエリア読み出
し「乙」において、適正露光の2倍の露光に対応する画
像データを処理することになるので撮像素子やメモリも
含めた信号処理系のダイナミックレンジがせまいとケー
ス(1)の場合に比して信号飽和による不具合が生じ易
くなるが、これは設計時に注意することで解決が図れ
る。
【0056】以上述べたように、本実施例、および、そ
の変形例のケース(1)、ケース(3)ものはともに極
めて有効な例であるが、ケース(1)と(3)ではそれ
ぞれ有利不利があるため、その中間的なものとして、第
2のケース(以下、ケース(2と記載する)を更なる変
形例として以下に説明する。この変形例は記録用画像露
出時間をケース(1)と(3)の中間の値に設定する例
である。図15に示すようにこの読み出しはAFエリア
読み出し「甲」、「乙」といずれも重ねることができな
いので、その露出時間を完全に任意にすることはできな
いが、例えば、0.7Tvに設定する。なお、上記の値
0.7は、2の平方根の逆数の近似値である。
【0057】この時、ケース(1)や(3)で述べた互
いの有利不利は、少しずつ緩和されることになる。具体
的には露光不足や過剰の程度は±0.5EV以内に収ま
っている。また、当然のことながら、システムのダイナ
ミックレンジやS/Nを考慮しつつ、その時の被写体の
情況、特に全体輝度とAFエリア輝度に応じて自動的に
ケース(1),(2),(3)を切り換え、最も性能上
有利な状態でAFを行うという構成にすれば、非常に望
ましいものとなる。
【0058】前記第3実施例、および、その変形例のカ
メラにおいて、AFサンプリングレートはフィールドレ
ートの2倍にする例を示したが、1フィールド間に信号
の読み出しを複数回行い、データ間の演算を行うことで
等価的に高いフィールドレートの画像データを得、これ
によってAF情報のサンプリングレートを上げるという
本例の有する基本思想は、任意のn倍サンプリングの場
合にも全く同様に拡張し応用可能であることが明らかで
ある。
【0059】なお、データ間の演算については上記説明
にあっては暗黙の仮定として画像データは入力に対して
リニアなものとして取り扱った。もし、γ(ガンマ)補
正などの非線形処理をほどこされたデータをとり扱う場
合には、デガンマ補正等の逆変換によって線形化してか
ら取り扱うか、または、それに等価な効果をもつ演算式
を導入して処理すれば良い。
【0060】また、本技術はAF以外の他の情報処理
系、例えば、AE(自動露光),AWB(オートホワイ
トバランス),AGC(自動ゲインコントロール),そ
の他にも適用可能なことは、関連分野の技術者であれば
容易に理解されるところである。
【0061】
【発明の効果】上述のように本発明のカメラは、非破壊
読み出し型固体撮像素子の光電変換出力から第1のタイ
ミングで読み出した出力に基づき撮影条件設定を行い、
上記第1のタイミングと異なる第2のタイミングで読み
出した出力に基づいて被記録画像情報を得るようにした
ので、ユーザが極端な露出条件で撮像を行ったとして
も、撮影条件設定用の画像データとして最適なデータを
得ることができ、更に、画質の劣化も少ない撮像が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すカメラのブロック構
成図。
【図2】上記図1のカメラに適用されるCMDの拡大平
面図。
【図3】上記図1のカメラに適用されるCMDの拡大断
面図。
【図4】上記図1のカメラに適用されるCMDの1画素
素子についての回路構成図。
【図5】上記図1のカメラに適用されるCMDの回路
図。
【図6】上記図1のカメラのCMD読み出し処理のタイ
ムチャ−ト。
【図7】上記図1のカメラの撮像画面を示す図。
【図8】上記図1のカメラのCMD読み出し制御のフロ
ーチャートの一部。
【図9】上記図1のカメラのCMD読み出し制御のフロ
ーチャートの一部。
【図10】上記第1実施例のカメラの変形例を示すカメ
ラのブロック構成図。
【図11】本発明の第2実施例のカメラのCMD読み出
し処理のタイムチャ−ト。
【図12】上記図11のカメラの撮像画面を示す図。
【図13】上記図11のカメラのCMD読み出し制御の
フローチャート。
【図14】本発明の第3実施例を示すカメラのブロック
構成図。
【図15】上記図14のカメラのCMD読み出し処理の
タイムチャ−ト。
【符号の説明】
5 …………………第2メモリ(第2の手段) 6,22 …………第1メモリ(第1の手段) 10,20…………AFエリア露出制御回路(第1の手
段) 11,21…………記録用画像露出制御回路(第2の手
段) T3 +TAF,T3 +TAF1,T3 +TAF3…………………
AF読み出しタイミング(第1のタイミング) TK …………………記録画像読み出しタイミング(第2
のタイミング)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 英明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小林 一也 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】当該非破壊読み出し型固体撮像素子の光電
    変換出力を第1のタイミングで読み出した出力に基づく
    撮影条件設定用の情報を得るための第1の手段と、 同撮像素子の光電変換出力を上記第1のタイミングとは
    異なる第2のタイミングで読み出した出力に基づいて被
    記録画像情報を得るための第2の手段と、 を備えたことを特徴とするカメラ。
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