JPH07156113A - 単板切断機における切屑の細分化排出方法およびその装置 - Google Patents
単板切断機における切屑の細分化排出方法およびその装置Info
- Publication number
- JPH07156113A JPH07156113A JP32996293A JP32996293A JPH07156113A JP H07156113 A JPH07156113 A JP H07156113A JP 32996293 A JP32996293 A JP 32996293A JP 32996293 A JP32996293 A JP 32996293A JP H07156113 A JPH07156113 A JP H07156113A
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- JP
- Japan
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- veneer
- cutting
- chips
- circuit
- pieces
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- Pending
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 有寸単板の生産工程における生産性の格段の
向上を図ること。 【構成】 ベニヤ単板２の前後の不規則端縁部分の切屑
５ａ，５ｂを、有寸切断の過程で所定長さ（Ｌ）以内の
寸法に繰返し細かく分断してから屑コンベヤ１５上に落
下排出するようにしたこと。
向上を図ること。 【構成】 ベニヤ単板２の前後の不規則端縁部分の切屑
５ａ，５ｂを、有寸切断の過程で所定長さ（Ｌ）以内の
寸法に繰返し細かく分断してから屑コンベヤ１５上に落
下排出するようにしたこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は合板製造において取扱わ
れるベニヤ単板の前後の不規則端縁部分を切屑として切
断分離する単板切断機における切屑の細分化排出方法お
よびその装置に関するものである。
れるベニヤ単板の前後の不規則端縁部分を切屑として切
断分離する単板切断機における切屑の細分化排出方法お
よびその装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ベニヤレース等により切削されたベニヤ
単板の前後の不規則端縁部分を含む形状や厚薄を、コン
ベヤ上に一列状に配設された多数の光電スイッチ、リミ
ットスイッチ等の単板検知器により切断分離すべき個所
を検知してベニヤクリッパーにより有寸単板に切断し、
前後の切屑をベニヤデバイダーにより分離して直下の屑
コンベヤ上に落下排出させる有寸単板生産用の単板切断
機は従来から周知である。
単板の前後の不規則端縁部分を含む形状や厚薄を、コン
ベヤ上に一列状に配設された多数の光電スイッチ、リミ
ットスイッチ等の単板検知器により切断分離すべき個所
を検知してベニヤクリッパーにより有寸単板に切断し、
前後の切屑をベニヤデバイダーにより分離して直下の屑
コンベヤ上に落下排出させる有寸単板生産用の単板切断
機は従来から周知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した有寸単板生産
用の単板切断機は、コンベヤ上に一列状に配設された多
数の光電スイッチ、リミットスイッチ等の単板検知器が
ベニヤ単板の不規則端縁部分を含む形状や厚薄を検知し
てその全部がＯＮになった時に前縁切断信号がベニヤク
リッパーに向けて発信され、またその一つでもＯＦＦに
なった時に後縁切断信号が前記ベニヤクリッパーに向け
て発信されるので、図４に例示するようにその切断分離
される前縁部の切屑（Ａ）や後縁部の切屑（Ｂ）の形状
は、その不規則端縁部分の形状が原木の形状等によって
大きく曲がっていたり、厚薄部分が長く続いていると、
そのまま全域が一枚状に連った長さ（Ｌａ）や長さ（Ｌ
ｂ）の長大な形状の切屑となって切断分離されることに
なり、直下の屑コンベヤ上にこれをそのまま落下させて
排出する際に通路の側方等にその長大な切屑が引掛かっ
て次々に落下する切屑のため付近一帯を詰まらせて排出
不能にする不測の事態を頻発する惧れが多分にあったも
のであることから、常時作業員による詰りの監視作業や
長大な切屑の手作業による分断作業を必要とし、そのた
めに全体の作業能率をも著しく低下させる原因ともなっ
ていたものである。
用の単板切断機は、コンベヤ上に一列状に配設された多
数の光電スイッチ、リミットスイッチ等の単板検知器が
ベニヤ単板の不規則端縁部分を含む形状や厚薄を検知し
てその全部がＯＮになった時に前縁切断信号がベニヤク
リッパーに向けて発信され、またその一つでもＯＦＦに
なった時に後縁切断信号が前記ベニヤクリッパーに向け
て発信されるので、図４に例示するようにその切断分離
される前縁部の切屑（Ａ）や後縁部の切屑（Ｂ）の形状
は、その不規則端縁部分の形状が原木の形状等によって
大きく曲がっていたり、厚薄部分が長く続いていると、
そのまま全域が一枚状に連った長さ（Ｌａ）や長さ（Ｌ
ｂ）の長大な形状の切屑となって切断分離されることに
なり、直下の屑コンベヤ上にこれをそのまま落下させて
排出する際に通路の側方等にその長大な切屑が引掛かっ
て次々に落下する切屑のため付近一帯を詰まらせて排出
不能にする不測の事態を頻発する惧れが多分にあったも
のであることから、常時作業員による詰りの監視作業や
長大な切屑の手作業による分断作業を必要とし、そのた
めに全体の作業能率をも著しく低下させる原因ともなっ
ていたものである。
【０００４】よって本発明は、上記従来の切屑の切断排
出方式を根本的に改めて、屑コンベヤによる切屑の排出
作業に障害とならない程度の所定長さ（Ｌ）以内の寸法
に不規則端縁部分の切屑を、有寸切断の過程で繰返し細
かく分断してから落下排出させることによって、有寸単
板の生産工程における生産性の格段の向上を図ることを
目的としたものである。
出方式を根本的に改めて、屑コンベヤによる切屑の排出
作業に障害とならない程度の所定長さ（Ｌ）以内の寸法
に不規則端縁部分の切屑を、有寸切断の過程で繰返し細
かく分断してから落下排出させることによって、有寸単
板の生産工程における生産性の格段の向上を図ることを
目的としたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の方法発明は、ベニヤ単板の前後の不規則端縁部
分の切屑を、有寸切断の過程で所定長さ（Ｌ）以内の寸
法に繰返し細かく分断してから屑コンベヤ上に落下排出
するようにしたことと、その装置発明は、搬入コンベヤ
上に架設したベニヤ単板の形状や厚薄を検知する単板検
知器と、該単板検知器に接続した有寸単板の切断回路お
よび前記ベニヤ単板の長さ検知回路ならびに切屑の繰返
し分断回路と、前記有寸単板の切断回路および前記ベニ
ヤ単板の長さ検知回路ならびに前記切屑の繰返し分断回
路のそれぞれをベニヤクリッパーの作動回路に接続した
ことからなる単板切断機における切屑の細分化排出方法
およびその装置である。
本発明の方法発明は、ベニヤ単板の前後の不規則端縁部
分の切屑を、有寸切断の過程で所定長さ（Ｌ）以内の寸
法に繰返し細かく分断してから屑コンベヤ上に落下排出
するようにしたことと、その装置発明は、搬入コンベヤ
上に架設したベニヤ単板の形状や厚薄を検知する単板検
知器と、該単板検知器に接続した有寸単板の切断回路お
よび前記ベニヤ単板の長さ検知回路ならびに切屑の繰返
し分断回路と、前記有寸単板の切断回路および前記ベニ
ヤ単板の長さ検知回路ならびに前記切屑の繰返し分断回
路のそれぞれをベニヤクリッパーの作動回路に接続した
ことからなる単板切断機における切屑の細分化排出方法
およびその装置である。
【０００６】
【作用】図１および図２は本発明の方法発明による切屑
の細分化排出方法を例示したものであって、搬入コンベ
ヤ上に一列状に配設された多数の光電スイッチ、リミッ
トスイッチ等の単板検知器１によりベニヤレース等によ
り切削されたベニヤ単板２の前後の不規則端縁部分を含
む形状や厚薄を検知してその切断分離すべき個所３ａ，
３ｂからベニヤクリッパー４により切屑５ａ，５ｂを分
離して有寸単板６を生産する有寸切断の過程に、併せて
前記ベニヤクリッパー４により前記切屑５ａ，５ｂを屑
コンベヤの排出作業を障害しない所定長さ（Ｌ）以内の
板巾に繰返し細分化してから落下排出するように構成し
たものである。
の細分化排出方法を例示したものであって、搬入コンベ
ヤ上に一列状に配設された多数の光電スイッチ、リミッ
トスイッチ等の単板検知器１によりベニヤレース等によ
り切削されたベニヤ単板２の前後の不規則端縁部分を含
む形状や厚薄を検知してその切断分離すべき個所３ａ，
３ｂからベニヤクリッパー４により切屑５ａ，５ｂを分
離して有寸単板６を生産する有寸切断の過程に、併せて
前記ベニヤクリッパー４により前記切屑５ａ，５ｂを屑
コンベヤの排出作業を障害しない所定長さ（Ｌ）以内の
板巾に繰返し細分化してから落下排出するように構成し
たものである。
【０００７】即ち本発明の方法発明は図示のように、不
規則端縁部分の切屑５ａ，５ｂを、屑コンベヤの排出作
業を障害しない程度の、所定長さ（Ｌ）以内の寸法に、
例えば２０ｃｍ以内の寸法に分断個所７ａ，７ｂから繰
返し分断して、細片８０，８１，８２，９０，９１，９
２にそれぞれの板巾を細分化してから屑コンベヤ上に落
下排出させるように構成した、単板切断機における切屑
の細分化排出方法である。
規則端縁部分の切屑５ａ，５ｂを、屑コンベヤの排出作
業を障害しない程度の、所定長さ（Ｌ）以内の寸法に、
例えば２０ｃｍ以内の寸法に分断個所７ａ，７ｂから繰
返し分断して、細片８０，８１，８２，９０，９１，９
２にそれぞれの板巾を細分化してから屑コンベヤ上に落
下排出させるように構成した、単板切断機における切屑
の細分化排出方法である。
【０００８】
【実施例】図３は本発明装置の実施の一例を示すもので
あって、搬入コンベヤ１０上に一列状に多数の光電スイ
ッチ、リミットスイッチ等の単板検知器１を架設して、
直下を搬送されて来るベニヤ単板２の前後の不規則端縁
部分を含む形状や厚薄の検知信号を、有寸単板６と切屑
５ａ，５ｂに切断分離する有寸単板６の切断回路１１
と、前記ベニヤ単板２の不規則端縁部分を含む形状や厚
薄の長さを前記搬入コンベヤ１０に軸装したパルス発信
器とサイクルカウンター等により計測して検知する長さ
検知回路１２と、前記切屑５ａ，５ｂを所定長さ（Ｌ）
以内の寸法に繰返し分断する、前記パルス発信器に関連
させたサイクルカウンター等を装備した切屑５ａ，５ｂ
の繰返し分断回路１３にそれぞれこれを伝え、また前記
有寸単板６の切断回路１１と前記ベニヤ単板２の長さ検
知回路１２と切屑５ａ，５ｂの繰返し分断回路１３とを
ベニヤクリッパー４の作動回路１４にそれぞれ接続する
と共に、前記有寸単板６の切断回路１１を前記切屑５
ａ，５ｂを直下の屑コンベヤ１５上に落下排出させるた
め搬出コンベヤ１６の先端部に装着したベニヤデバイダ
ー１７の作動回路１８にこれを接続して、前記搬入コン
ベヤ１０上を搬送されて来るベニヤ単板２を有寸単板６
に切断する過程で前後の切屑５ａ，５ｂを所定長さ
（Ｌ）以内の寸法に繰返し分断して、細分化された切屑
５ａ，５ｂにその形状を変えてから屑コンベヤ１５上に
落下排出させるように構成した、単板切断機における切
屑の細分化排出装置である。
あって、搬入コンベヤ１０上に一列状に多数の光電スイ
ッチ、リミットスイッチ等の単板検知器１を架設して、
直下を搬送されて来るベニヤ単板２の前後の不規則端縁
部分を含む形状や厚薄の検知信号を、有寸単板６と切屑
５ａ，５ｂに切断分離する有寸単板６の切断回路１１
と、前記ベニヤ単板２の不規則端縁部分を含む形状や厚
薄の長さを前記搬入コンベヤ１０に軸装したパルス発信
器とサイクルカウンター等により計測して検知する長さ
検知回路１２と、前記切屑５ａ，５ｂを所定長さ（Ｌ）
以内の寸法に繰返し分断する、前記パルス発信器に関連
させたサイクルカウンター等を装備した切屑５ａ，５ｂ
の繰返し分断回路１３にそれぞれこれを伝え、また前記
有寸単板６の切断回路１１と前記ベニヤ単板２の長さ検
知回路１２と切屑５ａ，５ｂの繰返し分断回路１３とを
ベニヤクリッパー４の作動回路１４にそれぞれ接続する
と共に、前記有寸単板６の切断回路１１を前記切屑５
ａ，５ｂを直下の屑コンベヤ１５上に落下排出させるた
め搬出コンベヤ１６の先端部に装着したベニヤデバイダ
ー１７の作動回路１８にこれを接続して、前記搬入コン
ベヤ１０上を搬送されて来るベニヤ単板２を有寸単板６
に切断する過程で前後の切屑５ａ，５ｂを所定長さ
（Ｌ）以内の寸法に繰返し分断して、細分化された切屑
５ａ，５ｂにその形状を変えてから屑コンベヤ１５上に
落下排出させるように構成した、単板切断機における切
屑の細分化排出装置である。
【０００９】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように、屑コン
ベヤによる切屑の排出作業に障害とならない程度の、所
定長さ（Ｌ）以内の寸法に不規則端縁部分の切屑を、有
寸切断の過程で繰返し細かく分断してから落下排出させ
るように構成したものであるから、従来方式のものがベ
ニヤデバイダーを開いて直下の屑コンベヤ上に切屑を落
下させて排出する際に通路の側方等にその長大な切屑が
引掛って次々に落下する切屑のため付近一帯を詰らせて
排出不能にする不測の事態を頻発する惧れが多分にあっ
たものであることから、常時作業員による詰りの監視作
業や長大な切屑の手作業による分断作業を必要とし、そ
のために全体の作業能率をも著しく低下させる原因とも
なっていた重大な難点があったものを本発明方式により
これを悉く払拭し得たものであり、有寸単板の生産工程
における生産性を格段に向上することが出来たものであ
る。
ベヤによる切屑の排出作業に障害とならない程度の、所
定長さ（Ｌ）以内の寸法に不規則端縁部分の切屑を、有
寸切断の過程で繰返し細かく分断してから落下排出させ
るように構成したものであるから、従来方式のものがベ
ニヤデバイダーを開いて直下の屑コンベヤ上に切屑を落
下させて排出する際に通路の側方等にその長大な切屑が
引掛って次々に落下する切屑のため付近一帯を詰らせて
排出不能にする不測の事態を頻発する惧れが多分にあっ
たものであることから、常時作業員による詰りの監視作
業や長大な切屑の手作業による分断作業を必要とし、そ
のために全体の作業能率をも著しく低下させる原因とも
なっていた重大な難点があったものを本発明方式により
これを悉く払拭し得たものであり、有寸単板の生産工程
における生産性を格段に向上することが出来たものであ
る。
【図１】本発明によるベニヤ単板の有寸切断と切屑の細
分化を例示した平面説明図。
分化を例示した平面説明図。
【図２】本発明によって細分化された切屑を例示した平
面説明図。
面説明図。
【図３】本発明の切屑の細分化排出装置を例示した単板
切断機の側面図。
切断機の側面図。
【図４】従来の切屑の形状を例示した平面説明図。
１ 単板検知器 ２ ベニヤ単板 ４ ベニヤクリッパー ５ａ，５ｂ 切屑 ６ 有寸単板 １０ 搬入コンベヤ １１ 有寸単板の切断回路 １２ ベニヤ単板の長さ検知回路 １３ 切屑の繰返し分断回路 １４ ベニヤクリッパーの作動回路 １５ 屑コンベヤ １６ 搬出コンベヤ １７ ベニヤデバイダー １８ ベニヤデバイダーの作動回路
Claims (2)
- 【請求項１】 ベニヤ単板の前後の不規則端縁部分の切
屑を、有寸切断の過程で所定長さ（Ｌ）以内の寸法に繰
返し細かく分断してから屑コンベヤ上に落下排出するよ
うにしたことを特徴とする単板切断機における切屑の細
分化排出方法。 - 【請求項２】 搬入コンベヤ上に架設したベニヤ単板の
形状や厚薄を検知する単板検知器と、該単板検知器に接
続した有寸単板の切断回路および前記ベニヤ単板の長さ
検知回路ならびに切屑の繰返し分断回路と、前記有寸単
板の切断回路および前記ベニヤ単板の長さ検知回路なら
びに前記切屑の繰返し分断回路のそれぞれをベニヤクリ
ッパーの作動回路に接続したことを特徴とする単板切断
機における切屑の細分化排出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32996293A JPH07156113A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 単板切断機における切屑の細分化排出方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32996293A JPH07156113A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 単板切断機における切屑の細分化排出方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07156113A true JPH07156113A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=18227219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32996293A Pending JPH07156113A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 単板切断機における切屑の細分化排出方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07156113A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007118932A1 (en) * | 2006-04-18 | 2007-10-25 | Upm-Kymmene Wood Oy | Method and equipment for dimensioning and squaring of wood veneer |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP32996293A patent/JPH07156113A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007118932A1 (en) * | 2006-04-18 | 2007-10-25 | Upm-Kymmene Wood Oy | Method and equipment for dimensioning and squaring of wood veneer |
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