JPH07156065A - 研磨機 - Google Patents
研磨機Info
- Publication number
- JPH07156065A JPH07156065A JP29942093A JP29942093A JPH07156065A JP H07156065 A JPH07156065 A JP H07156065A JP 29942093 A JP29942093 A JP 29942093A JP 29942093 A JP29942093 A JP 29942093A JP H07156065 A JPH07156065 A JP H07156065A
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- Japan
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- grindstone
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- constant
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 丸棒や長尺管等の被研磨物の研磨量を一定に
保つことができ、外表面の研磨状態のバラツキを小さく
することができ、さらに、回転砥石の周方向の速度を一
定に制御することができる研磨機を提供する。 【構成】 周方向に回転しつつ被研磨物を研磨する回転
砥石３と、回転砥石３を支持し回転砥石３が被研磨物２
に対して近接または離間する方向へ移動する支持台４と
を備え、回転砥石３の外周面の被研磨物２の接触位置と
異なる位置の垂直上方に、外周面までの距離を計測する
距離計測手段７を設け、支持台４に距離計測手段７から
の出力に基づき前記距離の変化量を求め回転砥石３が被
研磨物２に対して近接する方向へ前記変化量だけ支持台
４を移動させる支持台移動手段８を設けたことを特徴と
する。また、回転砥石３に前記変化量に基づき回転砥石
３の周方向の速度を一定に制御する速度制御手段９を設
けたことを特徴とする。
保つことができ、外表面の研磨状態のバラツキを小さく
することができ、さらに、回転砥石の周方向の速度を一
定に制御することができる研磨機を提供する。 【構成】 周方向に回転しつつ被研磨物を研磨する回転
砥石３と、回転砥石３を支持し回転砥石３が被研磨物２
に対して近接または離間する方向へ移動する支持台４と
を備え、回転砥石３の外周面の被研磨物２の接触位置と
異なる位置の垂直上方に、外周面までの距離を計測する
距離計測手段７を設け、支持台４に距離計測手段７から
の出力に基づき前記距離の変化量を求め回転砥石３が被
研磨物２に対して近接する方向へ前記変化量だけ支持台
４を移動させる支持台移動手段８を設けたことを特徴と
する。また、回転砥石３に前記変化量に基づき回転砥石
３の周方向の速度を一定に制御する速度制御手段９を設
けたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、円盤状の砥石を周方向
に回転させつつ被研磨物を研磨する研磨機に関するもの
である。
に回転させつつ被研磨物を研磨する研磨機に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、丸棒や長尺管のような断面円形の
被研磨物の外表面は、通常、研磨機により研磨されてい
る。この研磨機は、水平に保持された長尺管（被研磨
物）に当接され水平軸の回りに回転する円盤状の回転砥
石を備えたもので、前記長尺管を軸線の回りに回転させ
つつ軸線方向に一定の速度で移動させる間に、該長尺管
の研磨面に研磨油剤を吹き付けながら前記回転砥石で外
表面全体を研磨している。この研磨機では、前記長尺管
を数本研磨する毎に手動で前記回転砥石を該長尺管に近
接する様に一定の距離移動させることにより、回転砥石
の摩耗による研磨量の変動を抑え研磨量を一定に維持し
ている。
被研磨物の外表面は、通常、研磨機により研磨されてい
る。この研磨機は、水平に保持された長尺管（被研磨
物）に当接され水平軸の回りに回転する円盤状の回転砥
石を備えたもので、前記長尺管を軸線の回りに回転させ
つつ軸線方向に一定の速度で移動させる間に、該長尺管
の研磨面に研磨油剤を吹き付けながら前記回転砥石で外
表面全体を研磨している。この研磨機では、前記長尺管
を数本研磨する毎に手動で前記回転砥石を該長尺管に近
接する様に一定の距離移動させることにより、回転砥石
の摩耗による研磨量の変動を抑え研磨量を一定に維持し
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記研磨機
においては、前記長尺管を数本研磨する毎に前記回転砥
石を手動で移動させているので、各長尺管毎に研磨量が
異なり、外表面の研磨状態にバラツキが生じるという問
題点があった。また、前記回転砥石を手動で移動させて
いるために、移動量を一定に保つことが難しく、研磨量
のバラツキをある量以下にできないという問題点があっ
た。また、回転砥石の回転数が一定であるから、該回転
砥石が摩耗するに従って周方向の速度が変化することと
なり、該周方向の速度を一定に制御することができない
という問題点もあった。
においては、前記長尺管を数本研磨する毎に前記回転砥
石を手動で移動させているので、各長尺管毎に研磨量が
異なり、外表面の研磨状態にバラツキが生じるという問
題点があった。また、前記回転砥石を手動で移動させて
いるために、移動量を一定に保つことが難しく、研磨量
のバラツキをある量以下にできないという問題点があっ
た。また、回転砥石の回転数が一定であるから、該回転
砥石が摩耗するに従って周方向の速度が変化することと
なり、該周方向の速度を一定に制御することができない
という問題点もあった。
【０００４】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であって、丸棒や長尺管等の被研磨物の研磨量を一定に
保つことができ、外表面の研磨状態のバラツキを小さく
することができ、さらに、回転砥石の周方向の速度を一
定に制御することができる研磨機を提供することにあ
る。
であって、丸棒や長尺管等の被研磨物の研磨量を一定に
保つことができ、外表面の研磨状態のバラツキを小さく
することができ、さらに、回転砥石の周方向の速度を一
定に制御することができる研磨機を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な研磨機を採用した。すなわち、請
求項１記載の研磨機は、円盤状の砥石を周方向に回転し
つつ被研磨物を研磨する回転砥石と、該回転砥石を支持
し該回転砥石が被研磨物に対して近接または離間する方
向へ移動する支持台とを備えた研磨機において、前記回
転砥石の外周面の、前記被研磨物の接触位置と異なる位
置の垂直上方に、この外周面までの距離を計測する距離
計測手段を設け、前記支持台に、前記距離計測手段から
の出力に基づき前記距離の変化量を求め、前記回転砥石
が被研磨物に対して近接する方向へ前記変化量だけ該支
持台を移動させる支持台移動手段を設けてなることを特
徴としている。
に、本発明は次の様な研磨機を採用した。すなわち、請
求項１記載の研磨機は、円盤状の砥石を周方向に回転し
つつ被研磨物を研磨する回転砥石と、該回転砥石を支持
し該回転砥石が被研磨物に対して近接または離間する方
向へ移動する支持台とを備えた研磨機において、前記回
転砥石の外周面の、前記被研磨物の接触位置と異なる位
置の垂直上方に、この外周面までの距離を計測する距離
計測手段を設け、前記支持台に、前記距離計測手段から
の出力に基づき前記距離の変化量を求め、前記回転砥石
が被研磨物に対して近接する方向へ前記変化量だけ該支
持台を移動させる支持台移動手段を設けてなることを特
徴としている。
【０００６】また、請求項２記載の研磨機は、請求項１
記載の研磨機において、前記回転砥石に、前記変化量に
基づき該回転砥石の周方向の速度を一定に制御する速度
制御手段を設けてなることを特徴としている。
記載の研磨機において、前記回転砥石に、前記変化量に
基づき該回転砥石の周方向の速度を一定に制御する速度
制御手段を設けてなることを特徴としている。
【０００７】
【作用】本発明の請求項１記載の研磨機では、前記距離
計測手段が前記回転砥石の外周面と該距離計測手段との
間の距離を計測し、前記支持台移動手段が前記距離計測
手段からの出力に基づき前記距離の変化量を求め、前記
回転砥石が被研磨物に対して近接する方向へ前記変化量
だけ該支持台を移動させることにより、前記回転砥石の
外周面と被研磨物との接触状態が一定になり、したがっ
て、研磨量が一定となり、外表面の研磨状態のバラツキ
が極めて小さくなる。
計測手段が前記回転砥石の外周面と該距離計測手段との
間の距離を計測し、前記支持台移動手段が前記距離計測
手段からの出力に基づき前記距離の変化量を求め、前記
回転砥石が被研磨物に対して近接する方向へ前記変化量
だけ該支持台を移動させることにより、前記回転砥石の
外周面と被研磨物との接触状態が一定になり、したがっ
て、研磨量が一定となり、外表面の研磨状態のバラツキ
が極めて小さくなる。
【０００８】また、請求項２記載の研磨機では、速度制
御手段が前記変化量に基づき該回転砥石の周方向の速度
を一定に制御することにより、該回転砥石が摩耗しつつ
ある場合であっても周方向の速度を一定に制御すること
が可能になる。
御手段が前記変化量に基づき該回転砥石の周方向の速度
を一定に制御することにより、該回転砥石が摩耗しつつ
ある場合であっても周方向の速度を一定に制御すること
が可能になる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の一実施例の研磨機の正面図で
ある。この研磨機１は、水平に保持された長尺管（被研
磨物）２の外周面を研磨するもので、円盤状の砥石を周
方向に回転しつつ長尺管２を研磨するホィール砥石（回
転砥石）３と、該ホィール砥石３を支持し該ホィール砥
石３が長尺管２に対して近接または離間する方向へ移動
する砥石ユニットスライダー（支持台）４と、長尺管２
を支持するワークレストブレード５と、長尺管２に当接
し該長尺管２を軸線の回りに一定速度で回転させる調整
ロール６と、前記ホィール砥石３の外周面の前記長尺管
２に接する側と反対側の垂直上方に固定され、この外周
面までの距離を計測するエアセンサ（距離計測手段）７
と、前記砥石ユニットスライダー４に設けられ、該エア
センサ７からの出力に基づき砥石ユニットスライダー４
を移動させる砥石ユニットスライダー移動装置（支持台
移動手段）８と、前記ホィール砥石３に設けられ周方向
の速度を一定に制御する速度制御部９とから構成されて
いる。
ある。この研磨機１は、水平に保持された長尺管（被研
磨物）２の外周面を研磨するもので、円盤状の砥石を周
方向に回転しつつ長尺管２を研磨するホィール砥石（回
転砥石）３と、該ホィール砥石３を支持し該ホィール砥
石３が長尺管２に対して近接または離間する方向へ移動
する砥石ユニットスライダー（支持台）４と、長尺管２
を支持するワークレストブレード５と、長尺管２に当接
し該長尺管２を軸線の回りに一定速度で回転させる調整
ロール６と、前記ホィール砥石３の外周面の前記長尺管
２に接する側と反対側の垂直上方に固定され、この外周
面までの距離を計測するエアセンサ（距離計測手段）７
と、前記砥石ユニットスライダー４に設けられ、該エア
センサ７からの出力に基づき砥石ユニットスライダー４
を移動させる砥石ユニットスライダー移動装置（支持台
移動手段）８と、前記ホィール砥石３に設けられ周方向
の速度を一定に制御する速度制御部９とから構成されて
いる。
【００１０】エアセンサ７は、エアホース１１と、エア
ホース１１の途中に設けられたセンシングユニット１２
と、該エアホース１１の先端部に設けられ先端にエアノ
ズル１３を設けたエアセンサヘッド１４とから構成され
ており、エアノズル１３の先端からホィール砥石３の外
周面にエアを吹き付けてこのエアの差圧を検知すること
により、エアノズル１３の先端からホィール砥石３の外
周面までの距離を計測するものである。
ホース１１の途中に設けられたセンシングユニット１２
と、該エアホース１１の先端部に設けられ先端にエアノ
ズル１３を設けたエアセンサヘッド１４とから構成され
ており、エアノズル１３の先端からホィール砥石３の外
周面にエアを吹き付けてこのエアの差圧を検知すること
により、エアノズル１３の先端からホィール砥石３の外
周面までの距離を計測するものである。
【００１１】また、砥石ユニットスライダー移動装置８
は、シーケンサを有する制御部１５と、砥石ユニットス
ライダー４を移動させるサーボモータ１６及びベルト１
７を備えた駆動機構１８とから構成されており、センシ
ングユニット１２からの出力に基づき前記距離の変化量
を求め、前記ホィール砥石３が長尺管２に対して近接す
る方向へ前記変化量だけ砥石ユニットスライダー４を移
動させるものである。速度制御部９は、インバータから
なるもので、前記制御部１５からの出力に基づき前記ホ
ィール砥石３を回転させるための図示しない電動機を制
御しホィール砥石３の周方向の速度を一定に制御するも
のである。
は、シーケンサを有する制御部１５と、砥石ユニットス
ライダー４を移動させるサーボモータ１６及びベルト１
７を備えた駆動機構１８とから構成されており、センシ
ングユニット１２からの出力に基づき前記距離の変化量
を求め、前記ホィール砥石３が長尺管２に対して近接す
る方向へ前記変化量だけ砥石ユニットスライダー４を移
動させるものである。速度制御部９は、インバータから
なるもので、前記制御部１５からの出力に基づき前記ホ
ィール砥石３を回転させるための図示しない電動機を制
御しホィール砥石３の周方向の速度を一定に制御するも
のである。
【００１２】次に、この研磨機１の動作について説明す
る。まず、半径ｒのホィール砥石３を所定の回転速度で
回転させ、該ホィール砥石３の外周面に前記ワークレス
トブレード５及び調整ロール６により水平に保持された
長尺管２を近接させ、調整ロール６を該長尺管２に当接
し該調整ロール６をホィール砥石３側に移動させて該長
尺管２をホィール砥石３の外周面に当接することによ
り、該長尺管２を軸線の回りに一定速度で回転させつつ
研磨する。
る。まず、半径ｒのホィール砥石３を所定の回転速度で
回転させ、該ホィール砥石３の外周面に前記ワークレス
トブレード５及び調整ロール６により水平に保持された
長尺管２を近接させ、調整ロール６を該長尺管２に当接
し該調整ロール６をホィール砥石３側に移動させて該長
尺管２をホィール砥石３の外周面に当接することによ
り、該長尺管２を軸線の回りに一定速度で回転させつつ
研磨する。
【００１３】研磨が進行するにつれて、エアノズル１３
の先端からホィール砥石３の外周面までの距離が検出距
離（Ｄ１）を越えると、エアノズル１３の先端からホィ
ール砥石３の外周面に吹き付けられるエアの差圧が所定
の差圧より大きくなるので、センシングユニット１２が
この差圧を検知し制御部１５に信号を送る。制御部１５
では、センシングユニット１２からの出力に基づき検出
距離（Ｄ１）と当初の距離との差（距離の変化量）を求
め、前記ホィール砥石３が長尺管２に対して近接する方
向、すなわち図中右から左へ向かう方向へ前記差だけ砥
石ユニットスライダー４を移動させる。以上により、ワ
ークレストブレード５とホィール砥石３の外周面との距
離（Ｄ２）、すなわち長尺管２の外周面とホィール砥石
３の外周面との距離を一定に制御することができる。
の先端からホィール砥石３の外周面までの距離が検出距
離（Ｄ１）を越えると、エアノズル１３の先端からホィ
ール砥石３の外周面に吹き付けられるエアの差圧が所定
の差圧より大きくなるので、センシングユニット１２が
この差圧を検知し制御部１５に信号を送る。制御部１５
では、センシングユニット１２からの出力に基づき検出
距離（Ｄ１）と当初の距離との差（距離の変化量）を求
め、前記ホィール砥石３が長尺管２に対して近接する方
向、すなわち図中右から左へ向かう方向へ前記差だけ砥
石ユニットスライダー４を移動させる。以上により、ワ
ークレストブレード５とホィール砥石３の外周面との距
離（Ｄ２）、すなわち長尺管２の外周面とホィール砥石
３の外周面との距離を一定に制御することができる。
【００１４】また、速度制御部９では、前記制御部１５
からの出力に基づき前記ホィール砥石３の周方向の速度
が一定になるように図示しない電動機をインバータ制御
しホィール砥石３の周方向の速度を一定にする。以上に
より、ホィール砥石３の周方向の速度を一定に制御する
ことができる。
からの出力に基づき前記ホィール砥石３の周方向の速度
が一定になるように図示しない電動機をインバータ制御
しホィール砥石３の周方向の速度を一定にする。以上に
より、ホィール砥石３の周方向の速度を一定に制御する
ことができる。
【００１５】上記の動作を繰り返し行うことにより、ワ
ークレストブレード５とホィール砥石３の外周面との距
離（Ｄ２）及びホィール砥石３の周方向の速度を常に一
定に保つことができる。また、エアノズルの移動距離が
Ｌ１になった時、ホィール砥石３は摩耗して半径ｒ´と
なり寿命に達したと判定する。
ークレストブレード５とホィール砥石３の外周面との距
離（Ｄ２）及びホィール砥石３の周方向の速度を常に一
定に保つことができる。また、エアノズルの移動距離が
Ｌ１になった時、ホィール砥石３は摩耗して半径ｒ´と
なり寿命に達したと判定する。
【００１６】以上説明した様に、上記一実施例の研磨機
１によれば、周方向に回転しつつ長尺管２を研磨するホ
ィール砥石３と、該ホィール砥石３を支持し該ホィール
砥石３が長尺管２に対して近接または離間する方向へ移
動する砥石ユニットスライダー４と、長尺管２を支持す
るワークレストブレード５と、長尺管２に当接し該長尺
管２を軸線の回りに一定速度で回転させる調整ロール６
と、前記ホィール砥石３の外周面の前記長尺管２に接す
る側と反対側の垂直上方に固定され、この外周面までの
距離を計測するエアセンサ７と、前記砥石ユニットスラ
イダー４に設けられ、該エアセンサ７からの出力に基づ
き砥石ユニットスライダー４を移動させる砥石ユニット
スライダー移動装置８とを備えたので、前記ホィール砥
石３の外周面と長尺管２との接触状態を一定に保持する
ことができ、したがって、長尺管２の外周面の研磨量を
一定に保つことができ、外表面の研磨状態のバラツキを
極めて小さくすることができる。
１によれば、周方向に回転しつつ長尺管２を研磨するホ
ィール砥石３と、該ホィール砥石３を支持し該ホィール
砥石３が長尺管２に対して近接または離間する方向へ移
動する砥石ユニットスライダー４と、長尺管２を支持す
るワークレストブレード５と、長尺管２に当接し該長尺
管２を軸線の回りに一定速度で回転させる調整ロール６
と、前記ホィール砥石３の外周面の前記長尺管２に接す
る側と反対側の垂直上方に固定され、この外周面までの
距離を計測するエアセンサ７と、前記砥石ユニットスラ
イダー４に設けられ、該エアセンサ７からの出力に基づ
き砥石ユニットスライダー４を移動させる砥石ユニット
スライダー移動装置８とを備えたので、前記ホィール砥
石３の外周面と長尺管２との接触状態を一定に保持する
ことができ、したがって、長尺管２の外周面の研磨量を
一定に保つことができ、外表面の研磨状態のバラツキを
極めて小さくすることができる。
【００１７】また、前記ホィール砥石３に該ホィール砥
石３の周方向の速度を一定に制御する速度制御部９を設
けたので、ホィール砥石３の周方向の速度を一定に制御
することができる。
石３の周方向の速度を一定に制御する速度制御部９を設
けたので、ホィール砥石３の周方向の速度を一定に制御
することができる。
【００１８】なお、前記エアセンサ７は、前記ホィール
砥石３の長尺管２との接触位置と異なる位置の垂直上方
にあればよく、例えば、前記ホィール砥石３の外周面の
頂部の垂直上方（図中Ｐの位置）に固定するようにして
も同様の作用・効果を奏することができる。
砥石３の長尺管２との接触位置と異なる位置の垂直上方
にあればよく、例えば、前記ホィール砥石３の外周面の
頂部の垂直上方（図中Ｐの位置）に固定するようにして
も同様の作用・効果を奏することができる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の研磨機によ
れば、円盤状の砥石を周方向に回転しつつ被研磨物を研
磨する回転砥石と、該回転砥石を支持し該回転砥石が被
研磨物に対して近接または離間する方向へ移動する支持
台とを備えた研磨機において、前記回転砥石の外周面
の、前記被研磨物の接触位置と異なる位置の垂直上方
に、この外周面までの距離を計測する距離計測手段を設
け、前記支持台に、前記距離計測手段からの出力に基づ
き前記距離の変化量を求め、前記回転砥石が被研磨物に
対して近接する方向へ前記変化量だけ該支持台を移動さ
せる支持台移動手段を設けたので、前記回転砥石の外周
面と被研磨物との接触状態を一定に保持することがで
き、したがって、被研磨物の外周面の研磨量を一定に保
つことができ、外表面の研磨状態のバラツキを極めて小
さくすることができる。
れば、円盤状の砥石を周方向に回転しつつ被研磨物を研
磨する回転砥石と、該回転砥石を支持し該回転砥石が被
研磨物に対して近接または離間する方向へ移動する支持
台とを備えた研磨機において、前記回転砥石の外周面
の、前記被研磨物の接触位置と異なる位置の垂直上方
に、この外周面までの距離を計測する距離計測手段を設
け、前記支持台に、前記距離計測手段からの出力に基づ
き前記距離の変化量を求め、前記回転砥石が被研磨物に
対して近接する方向へ前記変化量だけ該支持台を移動さ
せる支持台移動手段を設けたので、前記回転砥石の外周
面と被研磨物との接触状態を一定に保持することがで
き、したがって、被研磨物の外周面の研磨量を一定に保
つことができ、外表面の研磨状態のバラツキを極めて小
さくすることができる。
【００２０】また、請求項２記載の研磨機によれば、前
記回転砥石に、前記変化量に基づき該回転砥石の周方向
の速度を一定に制御する速度制御手段を設けたので、前
記回転砥石の周方向の速度を一定に制御することができ
る。
記回転砥石に、前記変化量に基づき該回転砥石の周方向
の速度を一定に制御する速度制御手段を設けたので、前
記回転砥石の周方向の速度を一定に制御することができ
る。
【図１】本発明の一実施例の研磨機を示す正面図であ
る。
る。
１ 研磨機 ２ 長尺管（被研磨物） ３ ホィール砥石（回転砥石） ４ 砥石ユニットスライダー（支持台） ５ ワークレストブレード ６ 調整ロール ７ エアセンサ（距離計測手段） ８ 砥石ユニットスライダー移動装置（支持台移動手
段） ９ 速度制御部 １１ エアホース １２ センシングユニット １３ エアノズル １４ エアセンサヘッド １５ 制御部 １８ 駆動機構
段） ９ 速度制御部 １１ エアホース １２ センシングユニット １３ エアノズル １４ エアセンサヘッド １５ 制御部 １８ 駆動機構
Claims (2)
- 【請求項１】 円盤状の砥石を周方向に回転しつつ被研
磨物を研磨する回転砥石と、該回転砥石を支持し該回転
砥石が被研磨物に対して近接または離間する方向へ移動
する支持台とを備えた研磨機において、 前記回転砥石の外周面の、前記被研磨物の接触位置と異
なる位置の垂直上方に、この外周面までの距離を計測す
る距離計測手段を設け、 前記支持台に、前記距離計測手段からの出力に基づき前
記距離の変化量を求め、前記回転砥石が被研磨物に対し
て近接する方向へ前記変化量だけ該支持台を移動させる
支持台移動手段を設けてなることを特徴とする研磨機。 - 【請求項２】 請求項１記載の研磨機において、 前記回転砥石に、前記変化量に基づき該回転砥石の周方
向の速度を一定に制御する速度制御手段を設けてなるこ
とを特徴とする研磨機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29942093A JPH07156065A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 研磨機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29942093A JPH07156065A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 研磨機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07156065A true JPH07156065A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=17872336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29942093A Withdrawn JPH07156065A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 研磨機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07156065A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001038618A (ja) * | 1999-07-26 | 2001-02-13 | Honda Motor Co Ltd | 円筒研削盤におけるクランクシャフトの軸方向位置測定装置 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP29942093A patent/JPH07156065A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001038618A (ja) * | 1999-07-26 | 2001-02-13 | Honda Motor Co Ltd | 円筒研削盤におけるクランクシャフトの軸方向位置測定装置 |
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