JPH07155364A - 調剤搬送方法とその装置 - Google Patents
調剤搬送方法とその装置Info
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- JPH07155364A JPH07155364A JP34016193A JP34016193A JPH07155364A JP H07155364 A JPH07155364 A JP H07155364A JP 34016193 A JP34016193 A JP 34016193A JP 34016193 A JP34016193 A JP 34016193A JP H07155364 A JPH07155364 A JP H07155364A
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- Japan
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- drug
- dispensing
- delivery
- bucket
- medicines
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的小規模の薬局から多数の薬剤の受渡し
ステーションを有する大規模の薬局まで、いずれの搬送
システムにも一時待機の機構を組み込むことなく、ま
た、処方箋の投入から薬袋の受取までの時間の短縮並び
に均等化を図り、調剤の自動化を可能にする調剤搬送方
法とその装置の提供。 【構成】 調剤を５件の処方箋ごとに、データーを読み
取り、事前に薬形態別に設定された各薬剤の受渡し部３
１，３２，３３，３４，３５に表示させて調剤を行い、
各処方箋の予定された所定種類、数の調剤を全て完了し
た順に、バケットｂにその処方箋のＩＤを与えて、間欠
運転される搬送コンベア３，４に乗せて、予定された薬
剤の受渡し部でコンベア外に取り込まれて薬剤の受渡し
を受け、その後搬送コンベアに割り込むように戻して順
次搬送し、５件の処方箋内で受取順序が受付順とは異な
る場合があるが、全体で見れば処方箋の投入から薬袋の
受取までの時間の短縮並びにその均等化が達成でき、小
規模から大規模の薬局における搬送システムに一時待機
の機構を組み込むことなく調剤搬送を自動化できる。
ステーションを有する大規模の薬局まで、いずれの搬送
システムにも一時待機の機構を組み込むことなく、ま
た、処方箋の投入から薬袋の受取までの時間の短縮並び
に均等化を図り、調剤の自動化を可能にする調剤搬送方
法とその装置の提供。 【構成】 調剤を５件の処方箋ごとに、データーを読み
取り、事前に薬形態別に設定された各薬剤の受渡し部３
１，３２，３３，３４，３５に表示させて調剤を行い、
各処方箋の予定された所定種類、数の調剤を全て完了し
た順に、バケットｂにその処方箋のＩＤを与えて、間欠
運転される搬送コンベア３，４に乗せて、予定された薬
剤の受渡し部でコンベア外に取り込まれて薬剤の受渡し
を受け、その後搬送コンベアに割り込むように戻して順
次搬送し、５件の処方箋内で受取順序が受付順とは異な
る場合があるが、全体で見れば処方箋の投入から薬袋の
受取までの時間の短縮並びにその均等化が達成でき、小
規模から大規模の薬局における搬送システムに一時待機
の機構を組み込むことなく調剤搬送を自動化できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、調剤を自動化する調
剤搬送方法に係り、処方箋の受付順に所定数ずつ調剤を
行い、薬形態別に設定された薬剤の受渡し部で個別に調
剤が行われ、各処方箋の予定された各種の調剤を完了し
た順に、バケットにその処方箋のＩＤ（識別番号）を与
えて、間欠運転される搬送コンベアに乗せて、予定され
た薬剤の受渡し部でコンベア外に取り込まれて薬剤の受
渡しを受け、その後搬送コンベアに割り込むようにし、
単位となる所定数の処方箋内で受取順序が受付順とは異
なる場合があるが、全体で見れば処方箋の投入から薬袋
の受取までの時間の短縮並びにその均等化が達成でき、
小規模から大規模の薬局における搬送システムに一時待
機の機構を組み込むことなく調剤搬送を自動化した調剤
搬送方法とその装置に関する。
剤搬送方法に係り、処方箋の受付順に所定数ずつ調剤を
行い、薬形態別に設定された薬剤の受渡し部で個別に調
剤が行われ、各処方箋の予定された各種の調剤を完了し
た順に、バケットにその処方箋のＩＤ（識別番号）を与
えて、間欠運転される搬送コンベアに乗せて、予定され
た薬剤の受渡し部でコンベア外に取り込まれて薬剤の受
渡しを受け、その後搬送コンベアに割り込むようにし、
単位となる所定数の処方箋内で受取順序が受付順とは異
なる場合があるが、全体で見れば処方箋の投入から薬袋
の受取までの時間の短縮並びにその均等化が達成でき、
小規模から大規模の薬局における搬送システムに一時待
機の機構を組み込むことなく調剤搬送を自動化した調剤
搬送方法とその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】病院などの薬局において、薬剤師が処方
箋の内容を確認し、これに従って薬品を調合して分包し
たり、また各種の薬品を取り揃えて処方箋と照合したの
ち、薬袋に入れたりする調剤の業務は、薬品が極めて多
数種類ある上に錠剤、散剤、外用薬、水剤など形態の違
いがあり、確認、所要の薬剤のストッカーまでの移動、
取り出しなどの作業の繰り返しとなり作業効率が低く、
多大の時間を要していた。そこで、従来の薬剤師が行っ
ていた所要の薬剤のストッカーまでの移動、取り出しや
薬袋への投入などの単純な作業を機械化することによ
り、調剤時間を短縮する自動調剤システムが提案（特開
昭６３−２３０１６６号）されている。
箋の内容を確認し、これに従って薬品を調合して分包し
たり、また各種の薬品を取り揃えて処方箋と照合したの
ち、薬袋に入れたりする調剤の業務は、薬品が極めて多
数種類ある上に錠剤、散剤、外用薬、水剤など形態の違
いがあり、確認、所要の薬剤のストッカーまでの移動、
取り出しなどの作業の繰り返しとなり作業効率が低く、
多大の時間を要していた。そこで、従来の薬剤師が行っ
ていた所要の薬剤のストッカーまでの移動、取り出しや
薬袋への投入などの単純な作業を機械化することによ
り、調剤時間を短縮する自動調剤システムが提案（特開
昭６３−２３０１６６号）されている。
【０００３】また、かかる自動調剤システムなどにおい
て、錠剤、散薬、外用薬、水剤など形態の違いに応じ
て、例えば錠剤分包機による分包作業、散剤分包機によ
る分包作業など、それぞれ個別に処理されるが、処方箋
により単独薬剤あるいは複合薬剤とそれぞれまちまちで
あり、一つの薬袋への投入を別部門で行うとすると、各
部門から一斉に送り出された薬剤と処方箋との照合なら
びに検査が複雑化し広大なシステムを構築する必要があ
り、これを解決するには搬送システムに一時待機の機構
を組み込む必要がある。そこで、搬送システムにおい
て、上記の目的から薬剤を入れた容器の一時待機に適し
た縦型ストッカーが提案（特開平４−７２２０５号）さ
れている。
て、錠剤、散薬、外用薬、水剤など形態の違いに応じ
て、例えば錠剤分包機による分包作業、散剤分包機によ
る分包作業など、それぞれ個別に処理されるが、処方箋
により単独薬剤あるいは複合薬剤とそれぞれまちまちで
あり、一つの薬袋への投入を別部門で行うとすると、各
部門から一斉に送り出された薬剤と処方箋との照合なら
びに検査が複雑化し広大なシステムを構築する必要があ
り、これを解決するには搬送システムに一時待機の機構
を組み込む必要がある。そこで、搬送システムにおい
て、上記の目的から薬剤を入れた容器の一時待機に適し
た縦型ストッカーが提案（特開平４−７２２０５号）さ
れている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】搬送システムに一時待
機の機構を組み込む場合、上記の縦型ストッカーなどの
機構を用いると搬送装置ならびに付帯設備が複雑かつ大
型化する問題がある。また、一時待機の機構を組み込む
と処方箋ならびに薬種によっては待機時間が長くなり、
患者を長時間待たせることになり、不公平なシステムと
なる問題がある。さらに、小規模の病院や薬局におい
て、調剤の自動化を進めるには、従来のシステム構成で
は搬送装置や制御装置が大型化して導入できない問題が
あった。
機の機構を組み込む場合、上記の縦型ストッカーなどの
機構を用いると搬送装置ならびに付帯設備が複雑かつ大
型化する問題がある。また、一時待機の機構を組み込む
と処方箋ならびに薬種によっては待機時間が長くなり、
患者を長時間待たせることになり、不公平なシステムと
なる問題がある。さらに、小規模の病院や薬局におい
て、調剤の自動化を進めるには、従来のシステム構成で
は搬送装置や制御装置が大型化して導入できない問題が
あった。
【０００５】この発明は、上述の調剤搬送システムの問
題を解消し、比較的小規模の薬局から多数の薬剤の受渡
しステーションを有する大規模の薬局まで、いずれの搬
送システムに一時待機の機構を組み込むことなく、ま
た、処方箋の投入から薬袋の受取までの時間の短縮並び
に均等化を図り、調剤の自動化を可能にする調剤搬送方
法とその装置の提供を目的としている。
題を解消し、比較的小規模の薬局から多数の薬剤の受渡
しステーションを有する大規模の薬局まで、いずれの搬
送システムに一時待機の機構を組み込むことなく、ま
た、処方箋の投入から薬袋の受取までの時間の短縮並び
に均等化を図り、調剤の自動化を可能にする調剤搬送方
法とその装置の提供を目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、調剤搬送シ
ステムに一時待機の機構を組み込むことなく、処方箋の
投入から薬袋の受取までの時間の短縮並びに均等化を目
的に、種々検討した結果、従来の処方箋ごとにＩＤを付
けたバケットをコンベアで各薬剤の受渡しステーション
へ移動して、調剤を完了した薬剤の受取まで同ステーシ
ョンで待機する調剤主体方式から、バケット主体の搬送
方式に代えることにより高効率化できることを知見し完
成したものである。すなわち、この発明は、薬種別ある
いは薬形態別に設定された薬剤の受渡し部に、間欠運転
する搬送コンベア上のバケットを移動させて薬剤の受渡
しを行う調剤搬送装置を用い、所定数単位の処方箋のデ
ーターを制御器に入力または読み取り、事前に各薬剤の
受渡し部に表示させて調剤を行い、調剤を完了して薬剤
を投下するローダへの投入完了ごとに入力される調剤の
完了信号を受けて、受け取り予定の調剤を全数完了した
処方箋から順次、この処方箋に対応するＩＤを打ち込ん
だバケットを搬送コンベアに乗せて移動させ、各薬剤の
受渡し部への到着前にバケットのＩＤを読み取り、当該
薬剤の受渡し部での受け取りの要否を判定し、受渡し予
定のバケットのみを取り込み薬剤の受渡しを行い、前記
所定数の処方箋内で調剤の完了順に受渡しのためバケッ
トを搬送させることを特徴とする調剤搬送方法である。
また、この発明は、各薬剤の受渡し部でのバケットのＩ
Ｄの読み取り、バケットの取り込み並びに返却、薬剤の
受渡し用ローダーの制御を行う制御系を、メインの制御
系から独立させたことを特徴とする調剤搬送方法を併せ
て提案する。
ステムに一時待機の機構を組み込むことなく、処方箋の
投入から薬袋の受取までの時間の短縮並びに均等化を目
的に、種々検討した結果、従来の処方箋ごとにＩＤを付
けたバケットをコンベアで各薬剤の受渡しステーション
へ移動して、調剤を完了した薬剤の受取まで同ステーシ
ョンで待機する調剤主体方式から、バケット主体の搬送
方式に代えることにより高効率化できることを知見し完
成したものである。すなわち、この発明は、薬種別ある
いは薬形態別に設定された薬剤の受渡し部に、間欠運転
する搬送コンベア上のバケットを移動させて薬剤の受渡
しを行う調剤搬送装置を用い、所定数単位の処方箋のデ
ーターを制御器に入力または読み取り、事前に各薬剤の
受渡し部に表示させて調剤を行い、調剤を完了して薬剤
を投下するローダへの投入完了ごとに入力される調剤の
完了信号を受けて、受け取り予定の調剤を全数完了した
処方箋から順次、この処方箋に対応するＩＤを打ち込ん
だバケットを搬送コンベアに乗せて移動させ、各薬剤の
受渡し部への到着前にバケットのＩＤを読み取り、当該
薬剤の受渡し部での受け取りの要否を判定し、受渡し予
定のバケットのみを取り込み薬剤の受渡しを行い、前記
所定数の処方箋内で調剤の完了順に受渡しのためバケッ
トを搬送させることを特徴とする調剤搬送方法である。
また、この発明は、各薬剤の受渡し部でのバケットのＩ
Ｄの読み取り、バケットの取り込み並びに返却、薬剤の
受渡し用ローダーの制御を行う制御系を、メインの制御
系から独立させたことを特徴とする調剤搬送方法を併せ
て提案する。
【０００７】また、この発明は、薬種別あるいは薬形態
別に設定された薬剤の受渡し部に、間欠運転する搬送コ
ンベア上のバケットを移動させて薬剤の受渡しを行う調
剤搬送装置において、搬送コンベアの下部に昇降可能な
ターンテーブルを配置して搬送コンベア上のバケットの
授受を可能にし、コンベア外で待機させるバケットに薬
剤を投下するローダをターンテーブルに複数組を配置し
た構成からなり、薬剤を投下すべき対象バケットを選別
しかつローダを作動させる制御手段を有することを特徴
とする調剤搬送装置を併せて提案する。
別に設定された薬剤の受渡し部に、間欠運転する搬送コ
ンベア上のバケットを移動させて薬剤の受渡しを行う調
剤搬送装置において、搬送コンベアの下部に昇降可能な
ターンテーブルを配置して搬送コンベア上のバケットの
授受を可能にし、コンベア外で待機させるバケットに薬
剤を投下するローダをターンテーブルに複数組を配置し
た構成からなり、薬剤を投下すべき対象バケットを選別
しかつローダを作動させる制御手段を有することを特徴
とする調剤搬送装置を併せて提案する。
【０００８】
【作用】この発明による調剤搬送方法は、処方箋の受付
順に所定数単位、例えば５〜１０件ずつの処方箋のデー
ターを制御器に入力または読み取り、事前に各薬剤の受
渡し部に表示させて調剤を行い、例えば、薬形態別に設
定された薬剤の受渡し部で個別に調剤が行われ、調剤を
完了して薬剤をバケットに投下するローダへの投入完了
ごとに入力される調剤の完了信号を受けて、各処方箋の
予定された所定種類、数の調剤を全て完了した順に、バ
ケットにその処方箋のＩＤを与えて、間欠運転される搬
送コンベアに乗せて、予定された薬剤の受渡し部でコン
ベア外に取り込まれて薬剤の受渡しを受け、その後搬送
コンベアに割り込むようにし、単位となる所定数の処方
箋内で受取順序が受付順とは異なる場合があるが、全体
で見れば処方箋の投入から薬袋の受取までの時間の短縮
並びにその均等化が達成でき、小規模から大規模の薬局
における搬送システムに一時待機の機構を組み込むこと
なく調剤搬送を自動化できる。
順に所定数単位、例えば５〜１０件ずつの処方箋のデー
ターを制御器に入力または読み取り、事前に各薬剤の受
渡し部に表示させて調剤を行い、例えば、薬形態別に設
定された薬剤の受渡し部で個別に調剤が行われ、調剤を
完了して薬剤をバケットに投下するローダへの投入完了
ごとに入力される調剤の完了信号を受けて、各処方箋の
予定された所定種類、数の調剤を全て完了した順に、バ
ケットにその処方箋のＩＤを与えて、間欠運転される搬
送コンベアに乗せて、予定された薬剤の受渡し部でコン
ベア外に取り込まれて薬剤の受渡しを受け、その後搬送
コンベアに割り込むようにし、単位となる所定数の処方
箋内で受取順序が受付順とは異なる場合があるが、全体
で見れば処方箋の投入から薬袋の受取までの時間の短縮
並びにその均等化が達成でき、小規模から大規模の薬局
における搬送システムに一時待機の機構を組み込むこと
なく調剤搬送を自動化できる。
【０００９】
【実施例】この発明による調剤搬送装置の一例を図面に
基づいて詳述する。図１のレイアウト図に示すごとく、
処方箋を受け取り、薬袋を引き渡す階下あるいは別部屋
に設けられた薬局窓口側から送りコンベア１で一定間隔
で送られ、薬袋と薬剤を受け取るためのバケットｂを、
複数のここでは５つの薬剤の受渡し部を配置したＵ字型
のメインコンベア３，４へ乗せ換えて薬剤の受渡しを行
った後、ストックシュート７1〜７3を経て薬剤検査部５
０で最終検査を行い、取り出しシュート８1〜８3より薬
局窓口側への戻りコンベア９に乗せ換える構成からな
る。各コンベアはバケットｂを所定１ピッチあるいは２
ピッチを一定時間で送り、一定時間停止する間欠運転を
行い、また、後述する各所のターンテーブル間でエンド
レス運転するベルトを使用している。
基づいて詳述する。図１のレイアウト図に示すごとく、
処方箋を受け取り、薬袋を引き渡す階下あるいは別部屋
に設けられた薬局窓口側から送りコンベア１で一定間隔
で送られ、薬袋と薬剤を受け取るためのバケットｂを、
複数のここでは５つの薬剤の受渡し部を配置したＵ字型
のメインコンベア３，４へ乗せ換えて薬剤の受渡しを行
った後、ストックシュート７1〜７3を経て薬剤検査部５
０で最終検査を行い、取り出しシュート８1〜８3より薬
局窓口側への戻りコンベア９に乗せ換える構成からな
る。各コンベアはバケットｂを所定１ピッチあるいは２
ピッチを一定時間で送り、一定時間停止する間欠運転を
行い、また、後述する各所のターンテーブル間でエンド
レス運転するベルトを使用している。
【００１０】詳述すると、薬局窓口側からの送りコンベ
ア１に乗せられたバケットｂは、乗せ換えターンテーブ
ル１０が上昇しかつ半回転することにより隣接の乗せ換
えコンベア２に乗せ換えられ、さらに乗せ換えコンベア
２終端で再度乗せ換えターンテーブル１１で１／４回転
させられてメインコンベア３に乗せ換えられる。メイン
コンベア３に乗せ換えられて最初の１ピッチでバケット
ｂは、プリンタ３０前で停止する。ここで、予め薬局窓
口で処方箋あるいは引換券に与えられた番号に対応する
ＩＤ、バケット番号が与えられ、図８に示すごとくスタ
ッキング型バケットｂの所定側面部に印刷され、また、
必要に応じて所定事項が印刷された薬袋が投入される。
以後、各薬剤受渡し部などでバケットｂのＩＤが読み取
られて、制御装置に入力されかつ必要箇所に表示され
る。
ア１に乗せられたバケットｂは、乗せ換えターンテーブ
ル１０が上昇しかつ半回転することにより隣接の乗せ換
えコンベア２に乗せ換えられ、さらに乗せ換えコンベア
２終端で再度乗せ換えターンテーブル１１で１／４回転
させられてメインコンベア３に乗せ換えられる。メイン
コンベア３に乗せ換えられて最初の１ピッチでバケット
ｂは、プリンタ３０前で停止する。ここで、予め薬局窓
口で処方箋あるいは引換券に与えられた番号に対応する
ＩＤ、バケット番号が与えられ、図８に示すごとくスタ
ッキング型バケットｂの所定側面部に印刷され、また、
必要に応じて所定事項が印刷された薬袋が投入される。
以後、各薬剤受渡し部などでバケットｂのＩＤが読み取
られて、制御装置に入力されかつ必要箇所に表示され
る。
【００１１】ＩＤが与えられる順序は、従来の薬局窓口
で受け付けられた処方箋の受付順ではなく、例えば５件
を単位とする場合は、受け付けられた５件の処方箋の各
調剤内容が、事前に各薬剤の受渡し部に表示されて個別
に調剤が行われ、後述するごとく調剤を完了して薬剤を
バケットに投下するローダへの投入完了ごとに入力され
る調剤の完了信号をメインコンピューターが受けて、各
処方箋の予定された所定種類、数の調剤を全て完了した
順に行われ、プリンタ３０前で停止しているバケットｂ
に調剤を全て完了した処方箋に対応するＩＤを与えて、
調剤を受け取りにバケットｂを出発させる。従って、プ
リンタ３０を制御するメインコンピューターは、主に５
件ごとの処方箋の読み取り、調剤内容の各薬剤の受渡し
部３１，３２，３３，３４，３５への表示、並びに調剤
の完了信号の受信と調剤を完了した処方箋の順にバケッ
トｂにＩＤを与えて出発させることを制御する。
で受け付けられた処方箋の受付順ではなく、例えば５件
を単位とする場合は、受け付けられた５件の処方箋の各
調剤内容が、事前に各薬剤の受渡し部に表示されて個別
に調剤が行われ、後述するごとく調剤を完了して薬剤を
バケットに投下するローダへの投入完了ごとに入力され
る調剤の完了信号をメインコンピューターが受けて、各
処方箋の予定された所定種類、数の調剤を全て完了した
順に行われ、プリンタ３０前で停止しているバケットｂ
に調剤を全て完了した処方箋に対応するＩＤを与えて、
調剤を受け取りにバケットｂを出発させる。従って、プ
リンタ３０を制御するメインコンピューターは、主に５
件ごとの処方箋の読み取り、調剤内容の各薬剤の受渡し
部３１，３２，３３，３４，３５への表示、並びに調剤
の完了信号の受信と調剤を完了した処方箋の順にバケッ
トｂにＩＤを与えて出発させることを制御する。
【００１２】メインコンベア３に沿って、搬送方向に上
記のプリンタ３０、２機の薬剤受渡し部３１，３２が配
置され、バケットｂは終端で乗せ換えターンテーブル１
４により平行に配設されるもう１本のメインコンベア４
へ乗せ換えられるが、同コンベア４に沿って３機の薬剤
受渡し部３３，３４，３５が配置される。薬剤受渡し部
はここでは薬形態別に区分され、搬送方向順に、漢方
薬、散剤、水剤、外用薬、錠剤の薬剤受渡し部が設けて
ある。ここでは、各薬剤の受渡し部３１，３２，３３，
３４，３５でのバケットｂのＩＤの読み取り、バケット
ｂの通過、取り込みの判断、返却や薬剤の受渡しローダ
ーの選定などの制御は、ローカルコンピューターを各薬
剤の受渡し部３１，３２，３３，３４，３５に設けて行
わせる構成であり、搬送システムへの薬剤の受渡し部の
追加あるいは除去が該受渡し部の総数にかかわらず容易
にできる利点がある。
記のプリンタ３０、２機の薬剤受渡し部３１，３２が配
置され、バケットｂは終端で乗せ換えターンテーブル１
４により平行に配設されるもう１本のメインコンベア４
へ乗せ換えられるが、同コンベア４に沿って３機の薬剤
受渡し部３３，３４，３５が配置される。薬剤受渡し部
はここでは薬形態別に区分され、搬送方向順に、漢方
薬、散剤、水剤、外用薬、錠剤の薬剤受渡し部が設けて
ある。ここでは、各薬剤の受渡し部３１，３２，３３，
３４，３５でのバケットｂのＩＤの読み取り、バケット
ｂの通過、取り込みの判断、返却や薬剤の受渡しローダ
ーの選定などの制御は、ローカルコンピューターを各薬
剤の受渡し部３１，３２，３３，３４，３５に設けて行
わせる構成であり、搬送システムへの薬剤の受渡し部の
追加あるいは除去が該受渡し部の総数にかかわらず容易
にできる利点がある。
【００１３】薬剤受渡し部３１の構成を図２、図３、図
４に基づいて説明すると、バケットｂはメインコンベア
３から受渡しターンテーブル１２にて薬剤受渡し部３１
へ移動するが、受渡しターンテーブル１２はバケットｂ
の底面を担持するための一対の十時型アーム１２ａ，１
２ｂを昇降並びに回転可能に装着してあり、プリンタ３
０前で停止したバケットｂは次のピッチで薬剤受渡し部
３１前に停止し、メインコンベア３を形成するエンドレ
スベルトの間に配置されていた十時型アーム１２ａ，１
２ｂが上昇してバケットｂを担持し、アームを半回転さ
せることにより薬剤受渡し部３１のボックス内に移動さ
せることができ、同時に先のステップで取り込んでいた
別のバケットｂをコンベア上へ移動させ、十時型アーム
１２ａ，１２ｂを降下させると、新たに取り込んだバケ
ットｂは薬剤受渡し部３１内の所定のラック３１ｂに載
置し、先に取り込んだバケットｂをメインコンベア３へ
戻すことができる。
４に基づいて説明すると、バケットｂはメインコンベア
３から受渡しターンテーブル１２にて薬剤受渡し部３１
へ移動するが、受渡しターンテーブル１２はバケットｂ
の底面を担持するための一対の十時型アーム１２ａ，１
２ｂを昇降並びに回転可能に装着してあり、プリンタ３
０前で停止したバケットｂは次のピッチで薬剤受渡し部
３１前に停止し、メインコンベア３を形成するエンドレ
スベルトの間に配置されていた十時型アーム１２ａ，１
２ｂが上昇してバケットｂを担持し、アームを半回転さ
せることにより薬剤受渡し部３１のボックス内に移動さ
せることができ、同時に先のステップで取り込んでいた
別のバケットｂをコンベア上へ移動させ、十時型アーム
１２ａ，１２ｂを降下させると、新たに取り込んだバケ
ットｂは薬剤受渡し部３１内の所定のラック３１ｂに載
置し、先に取り込んだバケットｂをメインコンベア３へ
戻すことができる。
【００１４】薬剤受渡し部３１のボックス内にはローダ
ーターンテーブル４１が設けられ、ここでは４個のグラ
ブバケット型のローダー４１ａ，４１ｂ，４１ｃ，４１
ｄが垂設されており、薬剤受渡し部３１上面に設けられ
た投入口３１ａより投入された薬剤は所定のローダーに
入っており、別途、ローカルコンピューターは先にバケ
ットｂのＩＤを読み取り、当該薬剤受渡し部３１での受
渡しの要否を判断して取り込み、ラック３１ｂに載置さ
れた当該バケットｂへの受渡しに際して４個のローダー
４１ａ，４１ｂ，４１ｃ，４１ｄの内いずれかを特定
し、ローダーターンテーブル４１を回転させてバケット
ｂ上に移動させ、特定ローダーのグラブバケットを開く
という一連の動作制御が行う。また、投入口３１ａには
シャッター３１ｃが設けられて直接ローダーに投入され
ないよう構成され、さらに図示しないが、投入されてた
薬剤を排出するシューターも備えてあり、当該薬剤受渡
し部３１では調剤済のバッファ数が４個のローダー４１
ａ，４１ｂ，４１ｃ，４１ｄと投入口３１ａ内とで５個
となる構成である。
ーターンテーブル４１が設けられ、ここでは４個のグラ
ブバケット型のローダー４１ａ，４１ｂ，４１ｃ，４１
ｄが垂設されており、薬剤受渡し部３１上面に設けられ
た投入口３１ａより投入された薬剤は所定のローダーに
入っており、別途、ローカルコンピューターは先にバケ
ットｂのＩＤを読み取り、当該薬剤受渡し部３１での受
渡しの要否を判断して取り込み、ラック３１ｂに載置さ
れた当該バケットｂへの受渡しに際して４個のローダー
４１ａ，４１ｂ，４１ｃ，４１ｄの内いずれかを特定
し、ローダーターンテーブル４１を回転させてバケット
ｂ上に移動させ、特定ローダーのグラブバケットを開く
という一連の動作制御が行う。また、投入口３１ａには
シャッター３１ｃが設けられて直接ローダーに投入され
ないよう構成され、さらに図示しないが、投入されてた
薬剤を排出するシューターも備えてあり、当該薬剤受渡
し部３１では調剤済のバッファ数が４個のローダー４１
ａ，４１ｂ，４１ｃ，４１ｄと投入口３１ａ内とで５個
となる構成である。
【００１５】他の薬剤受渡し部３２，３３，３４，３５
も全く同等の構成であり、同様作用を行う。すなわち、
この発明の調剤搬送装置は、各薬剤受渡し部３１，３
２，３３，３４，３５の１ピッチ前で停止したバケット
ｂのＩＤを図示しない読み取り装置で読み取り、薬剤の
受渡しの要否を判断して、調剤を完了して受渡しを行う
予定の処方箋に対応するＩＤを付与されたバケットｂの
みを取り込み、同時に先に取り込んだバケットｂをメイ
ンコンベア３，４へ戻すことを特徴としており、全ての
バケットｂは全ての薬剤受渡し部３１，３２，３３，３
４，３５前に到着前に薬剤の受渡しの要否を判断されて
いる。従って、ローカルコンピューターにおける制御の
一例を図９と図１０に示すごとく、当該薬剤受渡し部３
１を薬剤の受渡しを行わない通過予定のバケットｂは、
次のステップでメインコンベア３を移動して隣の薬剤受
渡し部３２のＩＤ読み取り装置前へ搬送されて同様に薬
剤の受渡しの要否を判断される。また、受渡しを行わな
い通過予定、すなわち当該薬剤受渡し部、本ステーショ
ン通過予定のバケットｂが続いたりする場合は、例え
ば、２ピッチで通過させることができ、この通過処理と
先に取り込んだバケットｂをメインコンベア３に戻す必
要があることから、割り込みが可能なように、例えば、
送りバッファ数が３個となれば、次は空送りとするよう
制御するとよい。なお、コンベアのレイアウト上、バケ
ット間ピッチに当該バケット１個分以上のスペースが設
定できる場合は、空送りの必要がなくなる。
も全く同等の構成であり、同様作用を行う。すなわち、
この発明の調剤搬送装置は、各薬剤受渡し部３１，３
２，３３，３４，３５の１ピッチ前で停止したバケット
ｂのＩＤを図示しない読み取り装置で読み取り、薬剤の
受渡しの要否を判断して、調剤を完了して受渡しを行う
予定の処方箋に対応するＩＤを付与されたバケットｂの
みを取り込み、同時に先に取り込んだバケットｂをメイ
ンコンベア３，４へ戻すことを特徴としており、全ての
バケットｂは全ての薬剤受渡し部３１，３２，３３，３
４，３５前に到着前に薬剤の受渡しの要否を判断されて
いる。従って、ローカルコンピューターにおける制御の
一例を図９と図１０に示すごとく、当該薬剤受渡し部３
１を薬剤の受渡しを行わない通過予定のバケットｂは、
次のステップでメインコンベア３を移動して隣の薬剤受
渡し部３２のＩＤ読み取り装置前へ搬送されて同様に薬
剤の受渡しの要否を判断される。また、受渡しを行わな
い通過予定、すなわち当該薬剤受渡し部、本ステーショ
ン通過予定のバケットｂが続いたりする場合は、例え
ば、２ピッチで通過させることができ、この通過処理と
先に取り込んだバケットｂをメインコンベア３に戻す必
要があることから、割り込みが可能なように、例えば、
送りバッファ数が３個となれば、次は空送りとするよう
制御するとよい。なお、コンベアのレイアウト上、バケ
ット間ピッチに当該バケット１個分以上のスペースが設
定できる場合は、空送りの必要がなくなる。
【００１６】全ての薬剤受渡し部３１，３２，３３，３
４，３５前を通過し、所要の薬剤受渡しを完了したバケ
ットｂはメインコンベア４の終端で乗せ換えターンテー
ブル１８にて１／４回転して乗せ換えコンベア５に乗
り、さらに乗せ換えターンテーブル１９で半回転して薬
剤検査部５０への振り分けコンベア６に乗せられて、振
り分けターンテーブル２０1〜２０3でここでは３本のス
トックシュート７1〜７3の空き情報により、いずれかに
振り分けられて検査スタンド５１，５２，５３に入る。
検査スタンド５１は、図５〜図７に示すごとく、ボック
スを貫通配置するストックシュート７1、取り出しシュ
ート８1、ボックス上面に配置された検査ステージ５１
ｂから構成され、振り分けターンテーブル２０1で反転
させられたバケットｂは検出器５１ａでその数をカウン
トされてストックシュート７1は溜められ、その後、バ
ケットｂは順次、検査ステージ５１ｂ上で薬剤師による
最終の検査を受けた後、取り出しシュート８1へ送られ
て所定数がストックされ、シュートの下部に設けられた
送り爪５１ｃにてバケットｂは順次、乗せ換えターンテ
ーブル２１1にて戻りコンベア９に乗せられ、再度薬局
窓口側へ搬送される。
４，３５前を通過し、所要の薬剤受渡しを完了したバケ
ットｂはメインコンベア４の終端で乗せ換えターンテー
ブル１８にて１／４回転して乗せ換えコンベア５に乗
り、さらに乗せ換えターンテーブル１９で半回転して薬
剤検査部５０への振り分けコンベア６に乗せられて、振
り分けターンテーブル２０1〜２０3でここでは３本のス
トックシュート７1〜７3の空き情報により、いずれかに
振り分けられて検査スタンド５１，５２，５３に入る。
検査スタンド５１は、図５〜図７に示すごとく、ボック
スを貫通配置するストックシュート７1、取り出しシュ
ート８1、ボックス上面に配置された検査ステージ５１
ｂから構成され、振り分けターンテーブル２０1で反転
させられたバケットｂは検出器５１ａでその数をカウン
トされてストックシュート７1は溜められ、その後、バ
ケットｂは順次、検査ステージ５１ｂ上で薬剤師による
最終の検査を受けた後、取り出しシュート８1へ送られ
て所定数がストックされ、シュートの下部に設けられた
送り爪５１ｃにてバケットｂは順次、乗せ換えターンテ
ーブル２１1にて戻りコンベア９に乗せられ、再度薬局
窓口側へ搬送される。
【００１７】以上のごとく、この発明による調剤搬送装
置では、調剤を５件の処方箋ごとに、各薬剤受渡し部３
１，３２，３３，３４，３５へ表示して調剤を行わせ
て、受け取り予定の調剤が全て完了した処方箋から順
に、バケットｂにそのＩＤを付けて受け取りに出発させ
るもので、例えば、薬剤の受渡し部で個別に調剤が行わ
れ、調剤を完了して薬剤をバケットに投下するローダへ
の投入完了ごとに入力される調剤の完了信号を受けて、
出発順序を決定していくことから、５件の処方箋内では
受け取りへの出発順序が薬局窓口の受付順とは異なるこ
とがあるが、最終検査ステージでそれぞれ待機、検査さ
れている間に先の時間差がならされるため、薬袋の受取
時間に大きな差が生じることがなく、また、その後、連
続して５件を単位に多数の単位の調剤を行っても、先の
単位内の処方箋の患者は、次の単位内の患者より薬袋の
受取が遅くなることもなく、従来のごとく、薬の種類や
数などに応じて受取までの時間がまちまちで、特に受取
までに長時間を要する患者が多数あるなどという不公平
がなく、薬局窓口への処方箋の投入から薬袋の受取まで
の所要時間の短縮化並びに均等化が達成される。
置では、調剤を５件の処方箋ごとに、各薬剤受渡し部３
１，３２，３３，３４，３５へ表示して調剤を行わせ
て、受け取り予定の調剤が全て完了した処方箋から順
に、バケットｂにそのＩＤを付けて受け取りに出発させ
るもので、例えば、薬剤の受渡し部で個別に調剤が行わ
れ、調剤を完了して薬剤をバケットに投下するローダへ
の投入完了ごとに入力される調剤の完了信号を受けて、
出発順序を決定していくことから、５件の処方箋内では
受け取りへの出発順序が薬局窓口の受付順とは異なるこ
とがあるが、最終検査ステージでそれぞれ待機、検査さ
れている間に先の時間差がならされるため、薬袋の受取
時間に大きな差が生じることがなく、また、その後、連
続して５件を単位に多数の単位の調剤を行っても、先の
単位内の処方箋の患者は、次の単位内の患者より薬袋の
受取が遅くなることもなく、従来のごとく、薬の種類や
数などに応じて受取までの時間がまちまちで、特に受取
までに長時間を要する患者が多数あるなどという不公平
がなく、薬局窓口への処方箋の投入から薬袋の受取まで
の所要時間の短縮化並びに均等化が達成される。
【００１８】
【発明の効果】この発明による調剤搬送方法並びに装置
は、処方箋の受付順に所定数単位、例えば５〜１０件ず
つの処方箋のデーターを読み取り、事前に各薬剤の受渡
し部に表示させて調剤を行い、各処方箋の予定された所
定種類、数の調剤を全て完了した順に、バケットにその
処方箋のＩＤを与えて、間欠運転される搬送コンベアに
乗せて出発させ、予定された薬剤の受渡し部でコンベア
外に取り込まれて薬剤の受渡しを受け、その後搬送コン
ベアに割り込むように戻すよう制御することにより、単
位となる所定数の処方箋内で受取順序が受付順とは異な
る場合があるが、全体で見れば処方箋の投入から薬袋の
受取までの時間の短縮並びにその均等化が達成できる。
また、実施例のごとく、漢方薬、散剤、水剤、外用薬、
錠剤の薬剤受渡し部がそれぞれ１ステーションずつ設け
られた小規模な薬局でも、同種の薬剤の受渡し部を多数
併設して大量の調剤処理が可能な大規模の薬局における
搬送システムであっても、いずれも同様に薬剤受渡し部
単位で構成でき、搬送バケット及び受渡しローダーのバ
ッファ数や調剤処理能力に応じた処方箋の受付件数単位
を設定することにより、搬送バケットの一時待機の機構
を組み込むことなく調剤搬送を自動化できる。
は、処方箋の受付順に所定数単位、例えば５〜１０件ず
つの処方箋のデーターを読み取り、事前に各薬剤の受渡
し部に表示させて調剤を行い、各処方箋の予定された所
定種類、数の調剤を全て完了した順に、バケットにその
処方箋のＩＤを与えて、間欠運転される搬送コンベアに
乗せて出発させ、予定された薬剤の受渡し部でコンベア
外に取り込まれて薬剤の受渡しを受け、その後搬送コン
ベアに割り込むように戻すよう制御することにより、単
位となる所定数の処方箋内で受取順序が受付順とは異な
る場合があるが、全体で見れば処方箋の投入から薬袋の
受取までの時間の短縮並びにその均等化が達成できる。
また、実施例のごとく、漢方薬、散剤、水剤、外用薬、
錠剤の薬剤受渡し部がそれぞれ１ステーションずつ設け
られた小規模な薬局でも、同種の薬剤の受渡し部を多数
併設して大量の調剤処理が可能な大規模の薬局における
搬送システムであっても、いずれも同様に薬剤受渡し部
単位で構成でき、搬送バケット及び受渡しローダーのバ
ッファ数や調剤処理能力に応じた処方箋の受付件数単位
を設定することにより、搬送バケットの一時待機の機構
を組み込むことなく調剤搬送を自動化できる。
【図１】この発明による調剤搬送装置の全体を示す上面
説明図である。
説明図である。
【図２】図１における搬送コンベアとターンテーブル並
びに薬剤の受渡し部の詳細を示す上面説明図である。
びに薬剤の受渡し部の詳細を示す上面説明図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線における縦断説明図である。
【図４】図１における搬送コンベアとターンテーブル並
びに薬剤の受渡し部の詳細を示す搬送方向から見た説明
図である。
びに薬剤の受渡し部の詳細を示す搬送方向から見た説明
図である。
【図５】図１における検査部の搬送コンベアのレイアウ
トを示す縦断説明図である。
トを示す縦断説明図である。
【図６】図１における検査部の搬送コンベアのレイアウ
トを示す検査部側から見た説明図である。
トを示す検査部側から見た説明図である。
【図７】図１における検査部におけるストックシュート
の詳細を示す搬送コンベアの上面説明図である。
の詳細を示す搬送コンベアの上面説明図である。
【図８】バケットの斜視説明図である。
【図９】この発明による調剤搬送装置の制御方法を示す
フローチャートの前半部である。
フローチャートの前半部である。
【図１０】この発明による調剤搬送装置の制御方法を示
すフローチャートの後半部である。
すフローチャートの後半部である。
１ 送りコンベア ２，５ 乗せ換えコンベア ３，４ メインコンベア ６ 振り分けコンベア ７1〜７3 ストックシュート ８1〜８3 取り出しシュート ９ 戻りコンベア １０，１１，１４，１８，１９ 乗せ換えターンテーブ
ル １２，１３，１５，１６，１７ 受渡しターンテーブル ２０1〜２０3 振り分けターンテーブル ２１1 乗せ換えターンテーブル ３０ プリンタ ３１，３２，３３，３４，３５ 薬剤受渡し部 ３１ａ，３２ａ，３３ａ，３４ａ，３５ａ 投入口 ３１ｂ ラック ３１ｃ シャッター ４１，４２，４３，４４，４５ ローダーターンテーブ
ル ４１ａ，４１ｂ，４１ｃ，４１ｄ ローダー ５０ 薬剤検査部 ５１，５２，５３ 検査スタンド ５１ａ 検出器 ５１ｂ 検査ステージ ５１ｃ 送り爪 ｂ バケット
ル １２，１３，１５，１６，１７ 受渡しターンテーブル ２０1〜２０3 振り分けターンテーブル ２１1 乗せ換えターンテーブル ３０ プリンタ ３１，３２，３３，３４，３５ 薬剤受渡し部 ３１ａ，３２ａ，３３ａ，３４ａ，３５ａ 投入口 ３１ｂ ラック ３１ｃ シャッター ４１，４２，４３，４４，４５ ローダーターンテーブ
ル ４１ａ，４１ｂ，４１ｃ，４１ｄ ローダー ５０ 薬剤検査部 ５１，５２，５３ 検査スタンド ５１ａ 検出器 ５１ｂ 検査ステージ ５１ｃ 送り爪 ｂ バケット
Claims (3)
- 【請求項１】 薬種別あるいは薬形態別に設定された薬
剤の受渡し部に、間欠運転する搬送コンベア上のバケッ
トを移動させて薬剤の受渡しを行う調剤搬送装置を用
い、所定数単位の処方箋のデーターを制御器に入力また
は読み取り、事前に各薬剤の受渡し部に表示させて調剤
を行い、調剤を完了して薬剤を投下するローダへの投入
完了ごとに入力される調剤の完了信号を受けて、受け取
り予定の調剤を全数完了した処方箋から順次、この処方
箋に対応するＩＤを打ち込んだバケットを搬送コンベア
に乗せて移動させ、各薬剤の受渡し部への到着前にバケ
ットのＩＤを読み取り、当該薬剤の受渡し部での受け取
りの要否を判定し、受渡し予定のバケットのみを取り込
み薬剤の受渡しを行い、前記所定数の処方箋内で調剤の
完了順に受渡しのためバケットを搬送させることを特徴
とする調剤搬送方法。 - 【請求項２】 各薬剤の受渡し部でのバケットのＩＤの
読み取り、バケットの取り込み並びに返却、薬剤の受渡
し用ローダーの制御を行う制御系を、メインの制御系か
ら独立させたことを特徴とする請求項１に記載の調剤搬
送方法。 - 【請求項３】 薬種別あるいは薬形態別に設定された薬
剤の受渡し部に、間欠運転する搬送コンベア上のバケッ
トを移動させて薬剤の受渡しを行う調剤搬送装置におい
て、搬送コンベアの下部に昇降可能なターンテーブルを
配置して搬送コンベア上のバケットの授受を可能にし、
コンベア外で待機させるバケットに薬剤を投下するロー
ダをターンテーブルに複数組を配置した構成からなり、
薬剤を投下すべき対象バケットを選別しかつローダを作
動させる制御手段を有することを特徴とする請求項１に
記載の調剤搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34016193A JPH07155364A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 調剤搬送方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34016193A JPH07155364A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 調剤搬送方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07155364A true JPH07155364A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=18334319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34016193A Pending JPH07155364A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 調剤搬送方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07155364A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109544814A (zh) * | 2018-12-07 | 2019-03-29 | 付婷 | 一种药剂科用自动化取药装置 |
| US20220363481A1 (en) * | 2016-03-28 | 2022-11-17 | Tension International, Inc. | Modular product dispensing and verification system and method |
| CN115624483A (zh) * | 2022-12-20 | 2023-01-20 | 北京东华原医疗设备有限责任公司 | 一种全自动中药煎煮系统 |
-
1993
- 1993-12-06 JP JP34016193A patent/JPH07155364A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20220363481A1 (en) * | 2016-03-28 | 2022-11-17 | Tension International, Inc. | Modular product dispensing and verification system and method |
| US11912506B2 (en) * | 2016-03-28 | 2024-02-27 | Tension International, Inc. | Modular product dispensing and verification system and method |
| CN109544814A (zh) * | 2018-12-07 | 2019-03-29 | 付婷 | 一种药剂科用自动化取药装置 |
| CN115624483A (zh) * | 2022-12-20 | 2023-01-20 | 北京东华原医疗设备有限责任公司 | 一种全自动中药煎煮系统 |
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