JPH07154877A - 遠隔監視制御システムの割り込み処理方法 - Google Patents

遠隔監視制御システムの割り込み処理方法

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JPH07154877A
JPH07154877A JP29924593A JP29924593A JPH07154877A JP H07154877 A JPH07154877 A JP H07154877A JP 29924593 A JP29924593 A JP 29924593A JP 29924593 A JP29924593 A JP 29924593A JP H07154877 A JPH07154877 A JP H07154877A
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address
terminal
fixed
signal
bit
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JP29924593A
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Youko Morino
陽子 盛野
Toshibumi Miura
俊文 三浦
Hiroshi Shimizu
弘 清水
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠隔監視制御システムにおける割り込み処理
の応答性を向上させる。 【構成】 遠隔監視制御システムにおける割り込み処理
方法において、端末機3から割り込み要求信号が出され
たときに、親機1では、端末機3のアドレスの最上位あ
るいは最下位のビットのみを先ず固定した固定アドレス
を有するポーリング信号を送出し、端末機3では、前記
固定アドレスと自己のアドレスとが一致した場合に、自
己のアドレスを含むアドレス送信信号を親機1に送信す
るようにし、親機1では、前記アドレス送信信号が複数
の端末機3からのものであると判断した場合には、最上
位あるいは最下位ビットから下位あるいは上位にさらに
1ビット固定したアドレスを固定アドレスとしたポーリ
ング信号を送出するという動作を1つの端末機3からの
アドレス送信信号が受信されるまで繰り返すようにして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親機と端末機との間で
時分割多重で信号伝送を行う遠隔監視制御システムの割
り込み処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遠隔監視制御システムでは、図4に示す
ように、親機1に伝送線2を介して固有のアドレスが設
定された複数の端末機3を接続し、親機1からは、図5
に示すように、前記アドレスを特定したアドレスデータ
を有する信号フォーマットのポーリング信号を端末機3
に送って、各端末機3を順次サイクリックにアクセス
し、親機1が各端末機3との間で制御データや監視デー
タの送受信を行う。つまり、端末機3では自己の固有の
アドレスに一致するアドレスデータを含むポーリング信
号を受信したとき、そのポーリング信号の制御データを
取り込み、ポーリング信号に設けられた端末機返信期間
に端末機3が監視データを親機1に返信する。
【0003】このような遠隔監視制御システムにおいて
は、各端末機3を順次サイクリックにアクセスするた
め、端末機3の数が増加すると、全端末機3をアクセス
するために要する時間が長くなり、端末機3に監視入力
の変化があってからの応答が遅くなるという問題があっ
た。
【0004】そこで、監視入力の変化等があった際に、
次のような割り込み処理を行うことにより応答を速くし
たものがある。つまり、端末機3をアドレスの一部ビッ
トのデータを共通にしてグルーピングしておき、監視入
力の変化等によって割り込み処理を行う必要のある端末
機3が割り込み要求信号を親機1に送出した場合、この
割り込み要求信号を検出した親機1は、各グループで共
通する一部ビットのデータを端末機3に送って、端末機
3をグループ毎に順次アクセスするのである。ここで、
例えば、端末機3のアドレスが8ビットである場合に
は、アドレスの上位4ビットを共通にして端末機3のグ
ルーピングを行い、下位4ビットでグループ内の各々の
端末機3を特定すれば、最大16個の端末機3を1グル
ープとして16個のグループに分けることができる。
【0005】この遠隔監視制御システムにおいて、端末
機3の監視入力の変化等によって割り込み処理を行う必
要が生じたとき、端末機3は伝送線2上の伝送信号を監
視し、図5に示すスタートパルスが検出された際に割り
込み要求信号を加える。この割り込み要求信号を検出し
た親機1は、伝送信号のモードの部分を割り込み処理を
行うモードにし、上述のように端末機3をグルーピング
した場合、アドレスの上位4ビットでグループを特定し
て端末機3をグループ毎に順次アクセスする。この際、
端末機3はアドレスの下位4ビットを無視することによ
り、アドレスの前記4ビットが一致するかどうかを判断
する。そして、割り込み要求信号を出力した端末機3で
は、自己の属するグループがアクセスされたとき、親機
1から送られてきたグループを特定する上位4ビットを
除く下位4ビットのアドレスを親機1に返信する。その
下位4ビットのアドレスを受信した親機1では,自己の
送信した上位4ビットのデータと下位4ビットのデータ
から割り込み要求を行った端末機3を判定し、その端末
機3をアクセスして監視データを返信させる。このよう
にすると、各グループ毎に割り込み処理を行うことがで
きるので、端末機3の個数が増加した場合にも監視入力
の変化があってからの応答を速やかに行うことができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の割り込
み処理方法では、16グループで最大16回の割り込み
ポーリング信号の伝送が必要となる。
【0007】また、上位4ビットのアドレスが等しい2
つ以上の端末機3が同時に割り込み要求を出した場合、
即ち、同じグループ内で2つ以上の端末機3が割り込み
要求を出した場合、下位の4ビットのアドレスを使用し
てグループ内の最大16の端末機3に対して、1端末機
ずつ割り込みーリング信号を伝送する必要があり、さら
に、最大15回の割り込みポーリング信号を伝送しなけ
ればならず、多くの時間が必要となるという問題があっ
た。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、応答性に優れた遠隔監
視制御システムの割り込み処理方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
親機に伝送線を介して固有のアドレスが設定された複数
の端末機を接続し、親機から前記アドレスを特定した伝
送信号を端末機に送って各端末機を順次サイクリックに
アクセスして端末機に制御データを与えるとともに、伝
送信号に設けられた返信待機期間に監視データを端末機
から返信させるようにした遠隔監視制御システムの割り
込み処理方法において、端末機から割り込み要求信号が
出されたときに、親機では、端末機のアドレスの最上位
あるいは最下位のビットを固定した固定アドレスを有す
るポーリング信号を送出し、端末機では、前記固定アド
レスと自己のアドレスとが一致した場合に、自己のアド
レスを含むアドレス送信信号を親機に送信するように
し、親機では、前記アドレス送信信号が1つの端末機か
らのものであると判断した場合にはさらに下位あるいは
上位方向に順次1ビット固定した固定アドレスを有する
ポーリング信号を送出し、前記アドレス送信信号が受信
されない場合には、前記固定した最終ビットを反転した
後、さらに順次下位あるいは上位方向に1ビット固定し
た固定アドレスを有するポーリング信号を送出するよう
にしたことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、端末機から割り込み要求信号が出されたと
きに、親機では、予め、前記端末機のアドレスの一部ビ
ットのデータを共通にして割り込みポーリング信号を送
出することにより、前記共通部分を有するアドレスの端
末機が属するグループを特定し、アドレスの共通部分を
特定した後に、前記グループ内の端末機群に対して、端
末機のアドレスの特定されていないビットの最上位ある
いは最下位のビットを固定した固定アドレスを有するポ
ーリング信号を送出し、端末機では、前記固定アドレス
と自己のアドレスとが一致した場合に、自己のアドレス
を含むアドレス送信信号を親機に送信するようにし、親
機では、前記アドレス送信信号が1つの端末機からのも
のであると判断した場合にはさらに下位あるいは上位方
向に順次1ビット固定した固定アドレスを有するポーリ
ング信号を送出し、前記アドレス送信信号が受信されな
い場合には、前記固定した最終ビットを反転した後、さ
らに順次下位あるいは上位方向に1ビット固定した固定
アドレスを有するポーリング信号を送出するようにした
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の遠隔監視制御システムの割り込
み処理方法にあっては、端末機から割り込み要求信号が
出されたときに、親機では、端末機のアドレスの最上位
あるいは最下位のビットのみを先ず固定した固定アドレ
スを有するポーリング信号を送出し、端末機では、前記
固定アドレスと自己のアドレスとが一致した場合に、自
己のアドレスを含むアドレス送信信号を親機に送信する
ようにし、親機では、前記アドレス送信信号が複数の端
末機からのものであると判断した場合には、最上位ある
いは最下位ビットから下位あるいは上位にさらに1ビッ
ト固定したアドレスを固定アドレスとしたポーリング信
号を送出するという動作を1つの端末機からのアドレス
送信信号が受信されるまで繰り返すようにしている。
【0012】請求項2記載の遠隔監視制御システムの割
り込み処理方法にあっては、予め、前記端末機のアドレ
スの一部ビットのデータを共通にして、前記共通部分を
有するアドレスの端末機が属するグループを特定するこ
とにより、アドレスの共通部分を特定した後に、特定で
きていないビットに対して、前記の動作を行うようにし
ているのである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1は、本発明に係る遠隔監視制御システムの一
実施例を示す親機1と端末機3のブロック図である。1
は親機であり、割り込み要求信号検出手段11、割り込
みポーリング信号送信手段12、固定アドレス設定手段
13、割り込み処理手段14、信号判定手段15および
アドレス送信信号受信手段16を有してなる。3は端末
機であり、緊急割り込み状態検出手段31、割り込み要
求信号送出手段32、自己アドレス記憶手段33、固定
アドレス判定手段34、送信手段35および受信手段3
6を有してなる。
【0014】割り込み要求信号検出手段11は、端末機
3からの割り込み要求信号を検出するものである。割り
込みポーリング信号送信手段12は、割り込み要求信号
検出手段11で割り込み要求信号の検出が行われたとき
に端末機3に対して図5に示したような信号フォーマッ
トの割り込みポーリング信号を送信するものである。固
定アドレス設定手段13は、割り込みポーリング信号内
の端末機3のアドレスの固定されたビットのみを設定す
るものである。アドレス送信信号受信手段16は、端末
機3からのアドレスデータを含んだアドレス信号を受信
するものである。信号判定手段15は、アドレス送信信
号受信手段16で受信した端末機3のアドレス信号が2
つ以上の端末機3から送信されたものであるか否かを検
出するものである。割り込み処理手段14は、割り込み
のデータ処理を行うものであり、アドレス送信信号が1
つの端末機3からのものであると判定された場合に、そ
のアドレスを緊急割り込み要求を出した端末機3のアド
レスであると判断し、割り込みのデータ処理が行われる
のである。
【0015】緊急割り込み状態検出手段31は、監視入
力の変化等により自端末が割り込みをかけるべき状態で
あるか否かを検出するものである。割り込み要求信号送
出手段32は、緊急割り込み状態検出手段31からの検
出信号を受けて割り込み要求信号を伝送路2を介して親
機1に送出するものである。自己アドレス記憶手段33
は、例えば8ビットの自己アドレスを記憶しておくもの
である。固定アドレス判定手段34は、受信手段36に
より受信した親機1からの割り込みポーリング信号に含
まれる固定アドレスの固定ビットと自己のアドレスの対
応する部分とが一致するか否かを判定するとともに、一
致した場合には、緊急割り込み状態検出手段31により
緊急割り込み状態が検出されていれば、送信手段35を
介して自己のアドレスをアドレス送信信号として親機1
に送出するものである。
【0016】ここで、親機1の固定アドレス設定手段1
3での固定アドレスの設定方法は、まず、最初には、端
末機3のアドレスを示す例えば8ビットのデータの最上
位あるいは最下位のビットを固定した固定アドレスで割
り込みポーリング信号を送出し、端末機3からのアドレ
ス送信信号を受信した場合には、下位または上位にさら
に1ビット固定した固定アドレスとし、端末機3からの
アドレス送信信号を受信しなかった場合には、前記最上
位あるいは最下位のビットを反転させるとともに、さら
に、下位または上位に1ビット固定した値を設定する。
1台の端末機3からアドレス送信信号が出されるまで、
つまり、割り込み要求信号を出した端末機3が特定でき
るまでこれらの動作を順次続けるのである。即ち、最初
に全端末機3を2分割しこの2分割した端末機群の中に
該当のものがあるか否かを判定し、該当するものがない
場合にはさらに2分割していくという動作を繰り返すの
である。
【0017】次に、本実施例の動作を図2に示したフロ
ーチャートに基づき説明する。端末機3で緊急割り込み
状態が発生すると、端末機3内の緊急割り込み状態検出
手段31により緊急割り込み状態が検出され、割り込み
要求信号送出手段32により割り込み要求信号が送出さ
れる。親機1では、割り込み要求信号検出手段11で端
末機3からの割り込み要求信号が検出されると、割り込
み処理を要求している端末機3を特定するための割り込
みポーリング信号を割り込みポーリング信号送信手段1
2から送信する。このとき、固定アドレス設定手段13
により、割り込みポーリング信号内のアドレスデータの
最上位あるいは最下位のビット(本実施例の場合は、最
上位ビット)が固定される。
【0018】全端末機3では、受信手段36で割り込み
ポーリング信号が受信され、固定アドレス判定手段34
により、割り込みポーリング信号内の固定アドレスの固
定されたビットの部分と自己のアドレスのそれと対応す
る部分とが一致するか否かが判定される。固定アドレス
判定手段34では、前記アドレスの一致の判定ととも
に、一致した場合に、緊急割り込み状態検出手段31か
ら検出信号が出されている場合には、送信手段35を介
して自己のアドレスを含んだアドレス送信信号を親機1
に対して送出する。
【0019】親機1では、アドレス送信信号受信手段1
6により端末機3からのアドレス送信信号を受信する
と、信号判定手段15により、受信したアドレス送信信
号が2つ以上の端末機3から送信されたものでないか否
か、つまり、アドレス送信信号が正常であるか否かが判
定される。アドレス送信信号が1つの端末機3からのも
のであると判定されれば、割り込み処理手段14によ
り、割り込み要求をした端末機3に対するデータ処理が
行われる。もし、アドレス送信信号が2つ以上の端末機
3からのものであると判定されれば、固定アドレス設定
手段13では、固定アドレスを最上位ビットから1ビッ
トだけ下位方向のビットをさらに固定したアドレスを固
定アドレスとして割り込みポーリング信号内に設定し、
割り込みポーリング信号送信手段12から再度送出す
る。
【0020】ここで、ある固定アドレスを含んだ割り込
みポーリング信号に対する端末機3からのアドレス送信
信号が、アドレス送信信号受信手段16で確認されなか
った場合には、設定した固定アドレスの端末機3には割
り込み要求信号を出したものが存在しないと判断し、固
定アドレス設定手段13により、固定アドレスの最終変
更アドレスビット(今の場合、最上位ビット)を反転し
た上で、最上位ビットから下位方向にさらに1ビットだ
け固定したアドレスを固定アドレスとして設定し、割り
込みポーリング信号として、割り込みポーリング信号送
信手段12から送出する。
【0021】以上の動作は、アドレス送信信号が1つの
端末機3からのものであると判定されるまで、つまり、
割り込み要求信号を送出した端末機3が検出できるま
で、アドレス設定手段13で固定アドレスの固定するビ
ットを順次1ビット拡張したり、最終変更アドレスビッ
トを反転したりすることにより繰り返して行われる。
【0022】本実施例によれば、この端末機3を検出す
るに際し、端末機3のアドレスが8ビットである場合、
最大8回の割り込みポーリング信号の送信回数ですむ。
【0023】次に、本発明の他の実施例について、図3
のフローチャートに基づき説明する。予め、端末機3を
グルーピングしておき、そのグループ内で、上記実施例
の方法を行うというものである。つまり、固定アドレス
設定手段13での固定アドレスの設定の際に、例えば、
8ビットでアドレスが特定される場合、任意の上位4ビ
ットを固定アドレスとして設定し(全端末機3を16グ
ループに分割したことになる)、端末機3からアドレス
送信信号が送信されるまで前記設定した固定アドレスを
順次変更していく。そして、割り込み要求信号を送出し
ている端末機3が含まれるグループが検出されると、こ
のグループ内で、割り込み要求をしている端末機3のア
ドレスを検出するのである。つまり、上位4ビットは特
定されているので、特定されていない下位4ビットにつ
いて、前記実施例と同様に、最上位あるいは最下位ビッ
トから順に固定していくことにより、割り込み処理を要
求している端末機3を特定するというものである。
【0024】本実施例によれば、16に分割された端末
機3のグループが特定できた後は、4回の割り込みポー
リング信号の送信で端末機3が特定できるのである。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明の遠隔監視制御シ
ステムの割り込み処理方法にあっては、端末機から割り
込み要求信号が出されたときに、親機では、端末機のア
ドレスの最上位あるいは最下位のビットのみを先ず固定
した固定アドレスを有するポーリング信号を送出し、端
末機では、前記固定アドレスと自己のアドレスとが一致
した場合に、自己のアドレスを含むアドレス送信信号を
親機に送信するようにし、親機では、前記アドレス送信
信号が複数の端末機からのものであると判断した場合に
は、最上位あるいは最下位ビットから下位あるいは上位
にさらに1ビット固定したアドレスを固定アドレスとし
たポーリング信号を送出するという動作を1つの端末機
からのアドレス送信信号が受信されるまで繰り返すよう
にしたので、応答性に優れた遠隔監視制御システムの割
り込み処理方法が提供できた。
【0026】また、予め、前記端末機のアドレスの一部
ビットのデータを共通にして、前記共通部分を有するア
ドレスの端末機が属するグループを特定することによ
り、アドレスの共通部分を特定した後に、特定できてい
ないビットに対して、前記の動作を行うようにすれば、
特定したグループ内の端末機の検出が速くなるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシステム構成図であ
る。
【図2】同上の動作説明のためのフローチャートであ
る。
【図3】本発明の他の実施例の動作説明のためのフロー
チャートである。
【図4】遠隔監視制御システムの概略構成を示すシステ
ム構成図である。
【図5】同上に係る信号フォーマット図である。
【符号の説明】
1 親機 2 伝送線 3 端末機 11 割り込み要求信号検出手段 12 割り込みポーリング信号検出手段 13 固定アドレス設定手段 14 割り込み処理手段 15 信号判定手段 16 アドレス送信信号受信手段 31 緊急割り込み状態検出手段 32 割り込み要求信号送出手段 33 自己アドレス記憶手段 34 固定アドレス判定手段 35 送信手段 36 受信手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
親機に伝送線を介して固有のアドレスが設定された複数
の端末機を接続し、親機から前記アドレスを特定した伝
送信号を端末機に送って各端末機を順次サイクリックに
アクセスして端末機に制御データを与えるとともに、伝
送信号に設けられた返信待機期間に監視データを端末機
から返信させるようにした遠隔監視制御システムの割り
込み処理方法において、端末機から割り込み要求信号が
出されたときに、親機では、端末機のアドレスの最上位
あるいは最下位のビットを固定した固定アドレスを有す
るポーリング信号を送出し、端末機では、前記固定アド
レスと自己のアドレスとが一致した場合に、自己のアド
レスを含むアドレス送信信号を親機に送信するように
し、親機では、前記アドレス送信信号が複数の端末機か
らのものであると判断した場合にはさらに下位あるいは
上位方向に順次1ビット固定した固定アドレスを有する
ポーリング信号を送出し、前記アドレス送信信号が受信
されない場合には、前記固定した最終ビットを反転した
後、さらに順次下位あるいは上位方向に1ビット固定し
た固定アドレスを有するポーリング信号を送出するよう
にしたことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、端末機から割り込み要求信号が出されたと
きに、親機では、予め、前記端末機のアドレスの一部ビ
ットのデータを共通にして割り込みポーリング信号を送
出することにより、前記共通部分を有するアドレスの端
末機が属するグループを特定し、アドレスの共通部分を
特定した後に、前記グループ内の端末機群に対して、端
末機のアドレスの特定されていないビットの最上位ある
いは最下位のビットを固定した固定アドレスを有するポ
ーリング信号を送出し、端末機では、前記固定アドレス
と自己のアドレスとが一致した場合に、自己のアドレス
を含むアドレス送信信号を親機に送信するようにし、親
機では、前記アドレス送信信号が複数の端末機からのも
のであると判断した場合にはさらに下位あるいは上位方
向に順次1ビット固定した固定アドレスを有するポーリ
ング信号を送出し、前記アドレス送信信号が受信されな
い場合には、前記固定した最終ビットを反転した後、さ
らに順次下位あるいは上位方向に1ビット固定した固定
アドレスを有するポーリング信号を送出するようにした
ことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】ここで、親機1の固定アドレス設定手段1
3での固定アドレスの設定方法は、まず、最初には、端
末機3のアドレスを示す例えば8ビットのデータの最上
位あるいは最下位のビットを固定した固定アドレスで割
り込みポーリング信号を送出し、複数の端末機3からの
アドレス送信信号を受信した場合には、下位または上位
にさらに1ビット固定した固定アドレスとし、端末機3
からのアドレス送信信号を受信しなかった場合には、前
記最上位あるいは最下位のビットを反転させるととも
に、さらに、下位または上位に1ビット固定した値を設
定する。1台の端末機3からアドレス送信信号が出され
るまで、つまり、割り込み要求信号を出した端末機3が
特定できるまでこれらの動作を順次続けるのである。即
ち、最初に全端末機3を2分割しこの2分割した端末機
群の中に該当のものがあるか否かを判定し、該当するも
のがない場合にはさらに2分割していくという動作を繰
り返すのである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機に伝送線を介して固有のアドレスが
    設定された複数の端末機を接続し、親機から前記アドレ
    スを特定した伝送信号を端末機に送って各端末機を順次
    サイクリックにアクセスして端末機に制御データを与え
    るとともに、伝送信号に設けられた返信待機期間に監視
    データを端末機から返信させるようにした遠隔監視制御
    システムの割り込み処理方法において、端末機から割り
    込み要求信号が出されたときに、親機では、端末機のア
    ドレスの最上位あるいは最下位のビットを固定した固定
    アドレスを有するポーリング信号を送出し、端末機で
    は、前記固定アドレスと自己のアドレスとが一致した場
    合に、自己のアドレスを含むアドレス送信信号を親機に
    送信するようにし、親機では、前記アドレス送信信号が
    1つの端末機からのものであると判断した場合にはさら
    に下位あるいは上位方向に順次1ビット固定した固定ア
    ドレスを有するポーリング信号を送出し、前記アドレス
    送信信号が受信されない場合には、前記固定した最終ビ
    ットを反転した後、さらに順次下位あるいは上位方向に
    1ビット固定した固定アドレスを有するポーリング信号
    を送出するようにしたことを特徴とする遠隔監視制御シ
    ステムの割り込み処理方法。
  2. 【請求項2】 端末機から割り込み要求信号が出された
    ときに、親機では、予め、前記端末機のアドレスの一部
    ビットのデータを共通にして割り込みポーリング信号を
    送出することにより、前記共通部分を有するアドレスの
    端末機が属するグループを特定し、アドレスの共通部分
    を特定した後に、前記グループ内の端末機群に対して、
    端末機のアドレスの特定されていないビットの最上位あ
    るいは最下位のビットを固定した固定アドレスを有する
    ポーリング信号を送出し、端末機では、前記固定アドレ
    スと自己のアドレスとが一致した場合に、自己のアドレ
    スを含むアドレス送信信号を親機に送信するようにし、
    親機では、前記アドレス送信信号が1つの端末機からの
    ものであると判断した場合にはさらに下位あるいは上位
    方向に順次1ビット固定した固定アドレスを有するポー
    リング信号を送出し、前記アドレス送信信号が受信され
    ない場合には、前記固定した最終ビットを反転した後、
    さらに順次下位あるいは上位方向に1ビット固定した固
    定アドレスを有するポーリング信号を送出するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システ
    ムの割り込み処理方法。
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JP (1) JPH07154877A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005211449A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Samii Kk 遊技機

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