JPH07154413A - ゲートウエイ装置 - Google Patents

ゲートウエイ装置

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JPH07154413A
JPH07154413A JP5296654A JP29665493A JPH07154413A JP H07154413 A JPH07154413 A JP H07154413A JP 5296654 A JP5296654 A JP 5296654A JP 29665493 A JP29665493 A JP 29665493A JP H07154413 A JPH07154413 A JP H07154413A
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JP
Japan
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path
call
network
terminal
gateway device
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Withdrawn
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JP5296654A
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English (en)
Inventor
Takayuki Furuno
孝幸 古野
Kiyoko Tamura
清子 田村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07154413A publication Critical patent/JPH07154413A/ja
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、LANのゲートウエイ装置に関
し、障害により中断された呼に代わる再呼について、円
滑な通信の続行を可能とすることを目的とする。 【構成】 発信元を着信先に通知する通信手順に適合し
た網11に収容される端末121〜12Mの個々の発信呼
について、LAN13に収容されて着信先となり得る端
末141〜14Nに対する中継処理を行い、その手順に基
づいてパスを設定するゲートウエイ装置において、パス
が設定された発信呼について、通知された発信元を中継
処理の手順に基づいて取り込み、そのパスに対応させて
記憶する記憶手段15と、その手順に基づいて網11を
介し発信元側の状態を監視し、その結果に基づいてパス
を保留する保留手段16と、上述した個々の発信呼につ
いて、網11を介して通知された発信元に対応して記憶
手段15に記憶されたパスを割り付けるパス再割り付け
手段17とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の地域内に設置さ
れた複数の通信端末相互間を結ぶLANにおいて、広域
網や他のLANとの間に生起する呼の中継処理を行うゲ
ートウエイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル伝送方式の発展に伴っ
てビル、工場、学校その他の限られた構内には、ローカ
ルエリアネットワーク(以下、単に「LAN」とい
う。)が多く導入され、運用に供されている。さらに、
このようなLANに関するニーズは大幅に多様化し、例
えば、遠隔の地に設置されたデータ端末から広域網を介
してアクセス可能として在宅勤務が実現されたり、地理
的に分散して個別に設けられたLAN相互間を広域網を
介して接続して分散型の私設データ通信網を構築するこ
とにより、サテライトオフィスが実現されつつある。
【0003】図4は、広域網を介してアクセス可能なL
ANの構成例を示す図である。図において、LAN61
は、アナログ伝送方式の広域網62を介してそのLAN
にアクセス可能な端局631 〜63M に接続される。L
AN61は、ホストコンピュータ64、パーソナルコン
ピュータ65、サーバ66、これらに共通に接続された
バス型の伝送路67およびモデム681 〜68N から構
成され、その伝送路67と広域網62との間はサーバ6
6およびモデム681 〜68N を介して接続される。サ
ーバ66は、伝送路67とモデム681 〜68N との間
に縦続に配置されたLAN収容部69、接続部70、呼
制御部71および回線収容部72から構成される。端局
631 は、縦続接続されたモデム(M)731 およびデ
ータ端末741 とそのモデム731 に並列に接続された
電話端末751 とから構成される。なお、端局632
63M の構造については、端局631 の構造と同じであ
るから、ここではその説明を省略する。
【0004】このような構成のLANでは、データ端末
741 は、例えば、ホストコンピュータ64にアクセス
しようとする場合には、広域網62の伝送方式に適合し
た手順に基づきモデム731 を介して発信する(図5
(1))。このような発信呼は、広域網62およびモデム6
1〜68Nの何れか1つ(ここでは、簡単のためモデム
681 とする。)を経由してサーバ66に着信する。サ
ーバ66では、呼制御部71は、回線収容部72を介し
てこのような着信呼を検出すると所定の手順に基づいて
その呼の正規性を判定し、正規である場合にはモデム6
1 、広域網62およびモデム731 を介してデータ端
末741 に応答を返送する(図5(2))。
【0005】データ端末741 は、このような応答を認
識すると、サーバ66に予め決められた既知の文字列か
らなるログインコマンド(例えば、「telnet」や「ftp
」)を送出する(図6(3))。サーバ66では、呼制御部
71が回線収容部72を介してこのようなログインコマ
ンドを取り込み、その内容が正規であることを認識する
と、接続部70、LAN収容部69および伝送路67を
介してホストコンピュータ64に転送する(図5(4))。
【0006】ホストコンピュータ64は、このようなロ
グインコマンドを認識すると伝送路67を介してサーバ
66にパスワード要求を送出する(図5(5))。サーバ6
6は、モデム681 、広域網62およびモデム731
介してデータ端末741 にこのようなパスワード要求を
転送する(図5(6))。データ端末741 は、このような
パスワード要求に応じて操作者から指定されたパスワー
ドと予め設定されたユニークな識別情報とを送出する
(図5(7))。サーバ66では、呼制御部71が回線収容
部72を介してこのようなパスワードおよび識別情報を
取り込み、接続部70、LAN収容部69および伝送路
67を介してホストコンピュータ64に転送する(図5
(8))。
【0007】ホストコンピュータ64は、このようなパ
スワードおよび識別情報が正規であることを確認すると
ログインの手続きが完了したと認識し、上述したパスワ
ード要求と同様にして、その旨を示すメッセージOKを
データ端末741 に返送して通信可能な状態となる(図
5(9))。一方、このようなメッセージOKを認識したデ
ータ端末741 は、データ通信を開始する。
【0008】また、このようなデータ通信の途中では、
データ端末741 、モデム731 、広域網62の何れか
に障害が発生し、データ端末741 とホストコンピュー
タ64との間の通信が中断する場合がある。このような
場合におけるサーバ66の対応策としては、伝送路67
を介するホストコンピュータ64とモデム681 との間
のコネクションを保持して待機し、そのモデム681
着信した着信呼に再びホストコンピュータ64との間の
コネクションを設定する第一の方法と、速やかにコネク
ションを切断し、かつデータ端末741 からの再呼を新
たな着信呼として処理する第二の方法との何れかが採用
されていた。
【0009】さらに、上述した第一の方法は、データ端
末741 が速やかに再発信することにより再びログイン
を行うことなく通信の続行ができる可能性が高いので、
ホストコンピュータ64やサーバ66内で一時的に保持
される伝送情報の量が大きくない場合には多く適用され
ていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した第
一の方法では、データ端末741 の再発信に先行して他
のデータ端末(ここでは、簡単のためデータ端末742
とする。)が発信し、その発信呼がモデム681 を介し
てサーバ66に着信した場合には、データ端末741
代わってデータ端末742 がログインの手続きを行うこ
となくホストコンピュータ64に直接アクセスする可能
性があった。しかし、このようなホストコンピュータ6
4に対するアクセスは、不正規なものであってLANの
運用にかかわるセキュリティを大きく阻害するものであ
った。
【0011】また、上述した第二の方法では、セキュリ
ティは保たれるが、データ端末74 1 からの再呼が新た
な着信呼として扱われ、再度ログインの手続きを行わな
ければ通信を続行することができないために、LAN6
1内に収容された全ての端末(ホストコンピュータ64
およびパーソナルコンピュータ65を含む。)に共用さ
れる伝送路67の利用効率が低下した。
【0012】また、近年の通信手段の発展に伴って、広
域網62には伝送品質が刻々と変化する可能性が高い移
動通信システムや無線回線が介在し得るために、上述し
た障害が単発的に発生する可能性は十分あり、これらの
全ての問題点を解決できるLANの構築が要望されてい
た。
【0013】本発明は、LANの運用にかかわるセキュ
リティを確保しつつ、障害によって中断された呼の発信
元からの再呼に応じて通信の円滑な続行を可能とするゲ
ートウエイ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1〜3に
記載の発明の原理ブロック図である。請求項1に記載の
発明は、発信元を着信先に通知する通信手順に適合した
網11に収容される端末121〜12Mの個々の発信呼に
ついて、LAN13に収容されてその着信先となり得る
端末141〜14Nに対する中継処理を行い、その中継処
理の手順に基づいてパスを設定するゲートウエイ装置に
おいて、パスが設定された発信呼について、網11を介
して通知された発信元を中継処理の手順に基づいて取り
込み、そのパスに対応させて記憶する記憶手段15と、
中継処理の手順に基づいて網11を介し発信元側の状態
を監視し、その監視の結果に基づいてパスを保留する保
留手段16と、端末121〜12Mの個々の発信呼につい
て、網11を介して通知された発信元に対応して記憶手
段15に記憶されたパスを割り付けるパス再割り付け手
段17とを備えたことを特徴とする。
【0015】請求項2に記載のゲートウエイ装置は、請
求項1に記載のゲートウエイ装置において、保留手段1
6には、パスの保留と共に、そのパスの網11との接続
点であるポートを開放する開放手段21を含むことを特
徴とする。
【0016】請求項3に記載のゲートウエイ装置は、請
求項1に記載のゲートウエイ装置において、パス再割り
付け手段17には、中継処理の手順に基づいて網11を
介して発信元の端末にパスの割り付けが行われたことを
通知する通知手段31を含むことを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1に記載の発明では、記憶手段15は、
端末121 〜12M からの個々の発信呼について、網1
1とLAN13に収容された着信先の端末との間に設定
されたパスに対応させて、着信時に網11から通知され
た発信元を記憶する。保留手段16は、このようなパス
が設定された発信呼について網11を介して発信元側の
状態を監視し、何らかの障害が発生したと判断したとき
にそのパスを保留する。
【0018】さらに、パス再割り付け手段17は、上述
した障害によって通信が中断された端末による同じ着信
先への発信呼について、着信時に網11を介して通知さ
れる発信元が記憶手段15に記憶されているか否か判定
し、記憶されている場合にはその発信元に対応したパス
を再び割り付け、反対に記憶されていない場合には新規
な発信呼と見なして中継処理を施す。
【0019】すなわち、網11その他の障害に起因して
通信の続行が不可能となった呼のパスが一端保留され、
かつ同じ発信元の端末からの再呼に対してそのパスが確
実に割り付けられるので、このような再呼の全てを新た
な呼と見なして中継処理を施す従来例で生じていた処理
効率の低下と、その再呼に先行して異なる端末から同じ
着信先に対して生起した呼に従来例で生じていた誤接続
とが回避される。
【0020】請求項2に記載のゲートウエイ装置では、
保留手段16がパスを保留すると、開放手段21がその
パスの網11との接続点となるポートを開放する。すな
わち、再呼が着信するLAN13のポートととして、そ
の再呼に先行して中断された呼と同じポートが網11に
よって割り付けられる可能性が高められるので、このよ
うな同じポートに再呼が着信した場合には、保留された
パスの両端に何ら変更を伴わず、通信の続行がさらに円
滑化される。
【0021】請求項3に記載のゲートウエイ装置では、
パス再割り付け手段17が保留手段16によって保留さ
れたパスを再呼に割り付けると、通知手段31は、網1
1を介してその再呼の発信元の端末にその旨を通知す
る。
【0022】したがって、このような発信元の端末で
は、再呼に応じた通信の続行が正規に行われているか否
かを認識したり、操作者に通知することが可能となる。
【0023】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図2は、請求項1〜3に記載の発明
に対応した実施例を示す図である。
【0024】図において、図4に示すものと機能および
構成が同じものについては、同じ参照番号を付与して示
し、ここではその説明を省略する。本発明の特徴とする
構成は、広域網62に代えてINSネット64(以下、
単に「INS」という。)40が採用され、このような
INSに対応してサーバ66に代えてサーバ41を備
え、端局631 〜63M に代えて端局421 〜42M
備え、モデム681 〜68N に代えて端末アダプタ(T
A)431 〜43N を備えた点にある。
【0025】サーバ41では、LAN収容部69と接続
部70との間にコネクション制御部44が配置され、そ
の一方の制御入力には番号記憶部45を介して呼制御部
71の一方の制御出力が接続され、コネクション制御部
44の他方の制御入力にはタイマー部46を介して呼制
御部71の他の制御出力が接続される。タイマー部46
の制御出力は、番号記憶部45の制御入力に接続され
る。
【0026】端局421〜42Mと端局631〜63Mとの
相違点は、モデム731〜73Mに代えて端末アダプタ
(TA)471〜47Mを備えた点にある。なお、本実施
例と図1に示すブロック図との対応関係については、I
NS40は網11に対応し、データ端末741〜74M
よび端末アダプタ471〜47Mは端末121〜12Mに対
応し、ホストコンピュータ64、パーソナルコンピュー
タ65および伝送路67はLAN13に対応し、ホスト
コンピュータ64およびパーソナルコンピュータ65は
端末141〜14Nに対応し、番号記憶部45は記憶手段
15に対応し、LAN収容部69、コネクション制御部
44、接続部70、呼制御部71、回線収容部72およ
び端末アダプタ431〜43Nは保留手段16、パス再割
り付け手段17、開放手段21および通知手段31に対
応する。
【0027】図3は、本実施例の動作を説明する図であ
る。図において、従来例に対応した動作については、図
5と同じ番号(1) 〜(9) を付与して示す。
【0028】以下、データ端末741 がホストコンピュ
ータ64にアクセスする場合における本実施例の動作
を、図2および図3を参照して説明する。データ端末7
1 は、INS40に固有の発信者番号通知(CLIP:Call
ing LineIdentification Presentation)機能を利用し、
端末アダプタ471 を介して発信する(図3(1))。サー
バ41では、呼制御部71は、回線収容部72を介して
このような発信呼の着信を認識するとその呼の呼処理を
開始する。さらに、呼制御部71は、その呼処理の手順
にしたがって上述した発信者番号通知機能を実現するこ
とにより発信元のデータ端末741 の発信者番号を検出
し、番号記憶部45に既に登録されている保留呼の発信
者番号の何れにも一致しないことを確認して番号記憶部
45に記憶する。
【0029】呼制御部71は、このような呼処理の手順
にしたがって該当する呼の正規性を確認すると端末アダ
プタ431 、INS40および端末アダプタ471 を介
してデータ端末741 に応答を返送し(図3(2))、さら
に、その応答に応じてデータ端末741 から送出された
ログインコマンド(図3(3))が正常に受信されたことを
認識すると、その呼が着信した旨の通知を接続部70を
介してコネクション制御部44に与える。コネクション
制御部44は、このような通知に応じて番号記憶部45
に記憶された発信者番号を読み出し、その発信者番号に
対応した呼をLAN収容部69および伝送路67を介し
てホストコンピュータ64に転送する(図3(4))。
【0030】なお、上述したログインコマンドに応じて
行われるログイン(図3(5) 〜(9))からデータ通信の開
始に至る一連の手続きについては、サーバ41内でコネ
クション制御部44が介在し、かつ端末アダプタ4
1 、471 およびINS40を介して行われる点を除
き、図5(5) 〜(9) に示す従来例と同じであるから、こ
こでは、その説明を省略する。
【0031】このようにして開始されたデータ通信の途
中では、呼制御部71は、回線収容部72および端末ア
ダプタ72を介してINS40側の状態を逐次監視し、
INS40、端末アダプタ471 、データ端末741
何れかに障害が発生した(図3(10)) ことを認識する
と、タイマー部46に所定時間tを設定して端末アダプ
タ431 とホストコンピュータ64との間に開設された
コネクションを保留し、かつそのコネクションと対応付
けて上述した発信者番号を番号記憶部45上に保持する
(図3(11)) 。さらに、呼制御部71は、上述したコネ
クションの保留に併せて、請求項2に示すように端末ア
ダプタ431 を開放することにより、データ端末741
からの再呼に対する着信ポートを確保し、その再呼の端
末アダプタ431 を介する着信を可能とする。
【0032】なお、コネクション制御部44は、このよ
うにして起動されたタイマー部46を監視して上述した
時間tが経過すると、上述したコネクションを解除し、
かつ番号記憶部45に保持された発信者番号を消去す
る。
【0033】データ端末741 は、上述した障害に起因
して切断された後に再発信する場合には、同様にして発
信者番号通知機能を利用する(図3(1)′)。サーバ41
では、呼制御部71は、回線収容部72を介してこのよ
うな再発信呼の着信を認識するとその呼の呼処理を開始
し、その呼処理の手順にしたがって上述した発信者番号
通知機能を利用することにより発信元のデータ端末74
1 の発信者番号を検出する。
【0034】さらに、呼制御部71は、その発信者番号
が番号記憶部45に既に登録されている保留呼の発信者
番号の何れかと一致したことを認識し、かつ上述した呼
処理の手順にしたがって該当する呼の正規性を確認する
と、端末アダプタ431 、INS40および端末アダプ
タ471 を介してデータ端末741 に応答を返送し(図
3(2)′)、ログインの手続き(図3(3)〜(9))を省略して
その呼が着信した端末アダプタ(ここでは、簡単のため
端末アダプタ441 とする。)と、着信先のホストコン
ピュータ64との間のコネクションを保留中のコネクシ
ョンに代えて開設する。
【0035】また、呼制御部71は、このようにしてコ
ネクションを開設した場合には、そのコネクションが先
行して切断された呼に代わる再呼に対して再び割り付け
られたことを示すメッセージ(例えば、接続先となるホ
ストコンピュータ64の識別情報、該当するコネクショ
ンの開設時刻その他を含む。)を生成し、回線収容部7
2、端末アダプタ431 、INS40および端末アダプ
タ471 を介してデータ端末741 に送出する。したが
って、データ端末741 では、このようなメッセージを
視覚あるいは音響的に操作者に通知し、着信先に再び接
続されたことを確実に通知してサービス品質の向上をは
かることができる。なお、このようなメッセージの送出
は請求項3に記載の発明に対応する。
【0036】このように本実施例によれば、INS40
を含む発信者側の障害によって中断した呼のついて、一
時的にコネクションを保留してその発信者の識別情報を
記憶し、その識別情報に基づいて同じ発信者による再呼
が確認されるので、その再呼に先行して他のデータ端末
が発信しても中断された呼の着信先に対して不正規にア
クセスされることはなく、さらに、このようにして確認
された再呼についてはログインの手続きを省略して中断
された通信の円滑な続行が可能となる。
【0037】なお、本実施例では、発信者番号通知機能
を有するINS40が適用されているが、本発明では、
このようなINSに限定されず、発信元のデータ端末の
識別情報が確実に呼制御部71に伝送されるならば、如
何なる伝送方式に適合した広域網にも適用可能である。
【0038】また、本実施例では、発信者番号は発信元
のデータ端末の操作者によって発信時に設定されている
が、本発明では、このような方法に限定されず、そのデ
ータ端末や中断された呼に代わる再呼を確実に識別可能
であれば、例えば、その操作者によって指定される暗証
番号その他の如何なる情報を用いてもよい。
【0039】さらに、本実施例では、INS40を介し
て通知される発信者番号に基づいて発信元のデータ端末
を識別しているが、本発明では、このような方法に限定
されず、例えば、着信ポートと発信元のデータ端末との
対応関係が予め既知である場合には、個々の着信ポート
に対応した識別情報を予めサーバ41に記憶し、その識
別情報を用いて同様に発信元を識別してもよい。
【0040】また、本実施例では、バス型のLANに本
発明が適用されているが、本発明は、このような構成の
LANに限定されず、例えば、リング型やスター型のL
ANにも適用可能である。
【0041】さらに、本実施例では、ホストコンピュー
タ64が着信先となっているが、本発明では、このよう
な場合に限定されず、例えば、パーソナルコンピュータ
65やワークステーションのようにLANに収容された
如何なる端末が着信先であってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、網その
他の障害に起因して通信の続行が不可能となった呼のパ
スを一端保留してその呼に代わる再呼に確実に割り付け
ることにより、このような再呼に新たに中継処理を施す
非効率性と、その再呼に先行して異なる端末から同じ着
信先に対する発信呼が生起したときに従来例で生じ得た
誤接続とが回避される。
【0043】したがって、本発明を適用したLANで
は、運用面におけるセキュリティを確保しつつ網の障害
その他に対応した通信の続行が円滑化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3に記載の発明の原理ブロック図で
ある。
【図2】請求項1〜3に記載の発明に対応した実施例を
示す図である。
【図3】本実施例の動作を説明する図である。
【図4】広域網を介してアクセス可能なLANの構成例
を示す図である。
【図5】従来のゲートウエイ装置の動作を説明する図で
ある。
【符号の説明】
11 網 12,14 端末 13 LAN 15 記憶手段 16 保留手段 17 パス再割り付け手段 21 開放手段 31 通知手段 40 INSネット64 41,66 サーバ 42,63 端局 43,47 端末アダプタ(TA) 44 コネクション制御部 45 番号記憶部 46 タイマー部 61 LAN 62 広域網 64 ホストコンピュータ 65 パーソナルコンピュータ 67 伝送路 68,73 モデム(M) 69 LAN収容部 70 接続部 71 呼制御部 72 回線収容部 74 データ端末 75 電話端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/14 9371−5K H04L 13/00 311

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信元を着信先に通知する通信手順に適
    合した網(11)に収容される端末(121〜12M)の
    個々の発信呼について、LAN(13)に収容されてそ
    の着信先となり得る端末(141〜14N)に対する中継
    処理を行い、その中継処理の手順に基づいてパスを設定
    するゲートウエイ装置において、 前記パスが設定された発信呼について、前記網(11)
    を介して通知された発信元を前記中継処理の手順に基づ
    いて取り込み、そのパスに対応させて記憶する記憶手段
    (15)と、 前記中継処理の手順に基づいて前記網(11)を介し前
    記発信元側の状態を監視し、その監視の結果に基づいて
    前記パスを保留する保留手段(16)と、 前記端末(121〜12M)の個々の発信呼について、前
    記網(11)を介して通知された発信元に対応して前記
    記憶手段(15)に記憶されたパスを割り付けるパス再
    割り付け手段(17)とを備えたことを特徴とするゲー
    トウエイ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のゲートウエイ装置にお
    いて、 保留手段(16)には、 パスの保留と共に、そのパスの網(11)との接続点で
    あるポートを開放する開放手段(21)を含むことを特
    徴とするゲートウエイ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のゲートウエイ装置にお
    いて、 パス再割り付け手段(17)には、 中継処理の手順に基づいて網(11)を介して発信元の
    端末にパスの割り付けが行われたことを通知する通知手
    段(31)を含むことを特徴とするゲートウエイ装置。
JP5296654A 1993-11-26 1993-11-26 ゲートウエイ装置 Withdrawn JPH07154413A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5296654A JPH07154413A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 ゲートウエイ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6415331B1 (en) 1998-05-08 2002-07-02 Nec Corporation Method of updating accumulated data with middleware and server system performing the same

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US6415331B1 (en) 1998-05-08 2002-07-02 Nec Corporation Method of updating accumulated data with middleware and server system performing the same

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