JPH07154276A - 電子チューナ - Google Patents

電子チューナ

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Publication number
JPH07154276A
JPH07154276A JP29645493A JP29645493A JPH07154276A JP H07154276 A JPH07154276 A JP H07154276A JP 29645493 A JP29645493 A JP 29645493A JP 29645493 A JP29645493 A JP 29645493A JP H07154276 A JPH07154276 A JP H07154276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
uhf
series resonance
pass filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29645493A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Konya
和夫 紺谷
Hidenori Kitaguchi
秀紀 北口
Tadashi Kasagi
忠志 笠置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP29645493A priority Critical patent/JPH07154276A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 UHF受信時における妨害信号によるビート
を改善することを目的とする。 【構成】 アンテナ入力からUHF帯を分離するハイパ
スフィルタ9に並列に、トラップ用の直列共振回路15
を接続している。 【効果】直列共振回路15で妨害信号を減衰させてビー
トの発生を抑制している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機や
ビデオテープレコーダなどに搭載される電子チューナに
関し、さらに詳しくは、相互変調妨害の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来例の電子チューナの回路構
成図である。
【0003】先ず、VHF受信時には、バンド切換用信
号BL,BHに応じてダイオードD1またはD2がオン
し、対応するバンドの同調回路1,2、RFアンプ3,
4および同調回路5,6で希望チャンネルの信号が同調
選択され、混合回路7で局部発振回路8の局部発振信号
と周波数混合されて中間周波信号iFに変換されて出力
される。
【0004】一方、UHF受信時には、UHF切換信号
BUに応じてダイオードD3がオンし、コンデンサC1
およびコイルL1で構成されるハイパスフィルタ9を介
して入力同調回路10、RFアンプ11および同調回路
12でチューニング電圧VTに応じた希望チャンネルの
信号が同調選択され、混合回路13で局部発振回路14
の局部発振信号と周波数混合されて中間周波信号に変換
され、さらに、混合回路7で単に増幅されて出力され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来例の電子チューナでは、ハイパスフィルタ9での減
衰量が不十分である場合には、UHF受信時に相互変調
によるビートが発生することがある。
【0006】例えば、53CHを受信している場合、す
なわち、受信周波数fDが727.25MHzである場合
に、中間周波信号iFが、38.0MHzであるとする
と、局部発振周波数fOSCは、765.25MHzであ
る。
【0007】このとき、妨害信号fUD1,fUD2とし
て、周波数が503.25MHz,224.25MHzの
25CH,12CHの信号が、混合回路に加わると、次
のように、37.75MHzの成分が生じ、中間周波信
号iFとの間でビートが発生することになる。
【0008】 fOSC−fUD1−fUD2=37.75MHz かかるビートは、その他にも、例えば、53CH,52
CHの各受信時に、26CHおよび11CH,25CH
および11CHがそれぞれ妨害信号となって生じる。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、かかるビートを改善することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0011】すなわち、本発明は、アンテナ入力からU
HF帯を分離するハイパスフィルタを備える電子チュー
ナにおいて、前記ハイパスフィルタに並列に、トラップ
用の直列共振回路を接続している。
【0012】
【作用】上記構成によれば、ハイパスフィルタに並列
に、トラップ用の直列共振回路を接続しているので、U
HF受信時に、ビート発生の原因となる妨害信号を、前
記直列共振回路で十分に減衰させることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例につい
て、詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例の回路構成図で
あり、図6の従来例に対応する部分には、同一の参照符
号を付す。
【0015】この実施例の電子チューナもその基本的な
動作は、上述の従来例と同様であり、VHF受信時に
は、バンド切換用信号BL,BHに応じてダイオードD
1またはD2がオンし、対応するバンドの同調回路1,
2、RFアンプ3,4および同調回路5,6で希望チャ
ンネルの信号が同調選択され、混合回路7で局部発振回
路8の局部発振信号と周波数混合されて中間周波信号i
Fに変換されて出力される。
【0016】一方、UHF受信時には、UHF切換信号
BUに応じてダイオードD3がオンし、コンデンサC1
およびコイルL1で構成されるハイパスフィルタ9を介
して入力同調回路10、RFアンプ11および同調回路
12でチューニング電圧VTに応じた希望チャンネルの
信号が同調選択され、混合回路13で局部発振回路14
の局部発振信号と周波数混合されて中間周波信号に変換
され、さらに、混合回路7で単に増幅されて出力され
る。
【0017】この実施例では、UHF受信時に生じるこ
とがあるビートを改善するために、アンテナ入力からU
HF帯を分離するハイパスフィルタ9に並列に、コイル
L2およびコンデンサC2からなるトラップ用の直列共
振回路15を接続しており、この直列共振回路15によ
って、UHF受信帯域外、特に妨害信号となる11CH
〜12CH付近の周波数を減衰させてビートを抑制して
いる。
【0018】図2および図3は、減衰量の改善を示す特
性図であり、図2は本発明を示し、図3は従来例を示し
ている。
【0019】これらの図において、マークAで示される
ように、例えば、224.0MHzでは、減衰量を約3
0dB改善することができ、これによって、s/i(s
ignal/interference)を30dB改
善することができる。
【0020】また、本発明の他の実施例として、直列共
振回路15を、例えば、図4に示されるように、コンデ
ンサC3およびコイルL3で構成してもよく、あるい
は、図5に示されるように、コンデンサC4と、コンデ
ンサC5およびコイルL4の並列回路とで構成してもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アンテナ
入力からUHF帯を分離するハイパスフィルタに並列
に、トラップ用の直列共振回路を接続しているので、U
HF受信時に、ビート発生の原因となる妨害信号を、前
記直列共振回路で十分に減衰させることができ、これに
よって、ビートの発生を抑制できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の回路構成図である。
【図2】図1の実施例の減衰量を示す特性図である。
【図3】従来例の減衰量を示す特性図である。
【図4】本発明の他の実施例の要部の回路図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例の要部の回路図であ
る。
【図6】従来例の回路構成図である。
【符号の説明】
9 ハイパスフィルタ 15 直列共振回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナ入力からUHF帯を分離するハイ
    パスフィルタを備える電子チューナにおいて、 前記ハイパスフィルタに並列に、トラップ用の直列共振
    回路を接続したことを特徴とする電子チューナ。
JP29645493A 1993-11-26 1993-11-26 電子チューナ Pending JPH07154276A (ja)

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JP29645493A JPH07154276A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 電子チューナ

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