JPH0715353Y2 - インバータ用ドライブ回路の動作確認装置 - Google Patents

インバータ用ドライブ回路の動作確認装置

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JPH0715353Y2
JPH0715353Y2 JP1990114655U JP11465590U JPH0715353Y2 JP H0715353 Y2 JPH0715353 Y2 JP H0715353Y2 JP 1990114655 U JP1990114655 U JP 1990114655U JP 11465590 U JP11465590 U JP 11465590U JP H0715353 Y2 JPH0715353 Y2 JP H0715353Y2
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JP
Japan
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circuit
drive circuit
carrier signal
output
inverter drive
Prior art date
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JP1990114655U
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JPH0472887U (ja
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秀哉 中村
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Exen Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、モーター等の電源として使用されるインバ
ータにおけるドライブ回路の動作を確認するための装置
に関するものである。
(従来の技術) インバータのドライブ回路の動作を確認するための手段
として、従来はオシロスコープを使用して、モニターに
表示されたインバータのドライブ回路におけるスイッチ
ング波形を目で見て測定し、確認している。
(考案により解決しようとする課題) 上記の手段は、インバータのスイッチング状態を確認す
る手段としては有効であるが、オシロスコープが高価な
測定機であり、その上操作が複雑な為、誰でもが確認で
きるものではない。しかも使用条件に制約があり、作業
現場等でいつでも使用できるものではなかった。
そこで、誰でもが確認作業を行うことができ、かつ作業
現場に常に携行可能な確認装置が望まれていた。
(課題を解決するための手段) この考案は、インバータのドライブ回路の動作確認の為
には、スイッチング波形を知ることは必ずしも必要では
なく、要はキャリア信号の正常パルス発生の有無をパル
ス数を複数カウントすること、及び電圧が基準範囲内に
あるかどうかを測定、検知できれば足りる点に着目し、
以下の構成によりドライブ回路の動作確認を可能とした
ものである。
すなわち、この考案の確認装置は、インバータのドライ
ブ回路におけるキャリア信号を入力し、該キャリア信号
のパルス数を設定数計数し、その結果を出力するカウン
タ回路と、前記キャリア信号を入力し、該キャリア信号
の電圧が基準範囲内にあるかどうかを比較判別し、その
結果を出力する電圧比較回路と、前記カウンタ回路と電
圧比較回路の出力とを乗算演算し、その結果を出力する
演算回路と、前記演算回路の出力を表示する表示装置と
で構成してある(請求項1)。
尚、前記演算回路は設けず、カウンタ回路及び電圧比較
回路の出力を直接表示装置に表示する構成も可能である
(請求項2)。
そして、基準となるパルス数は予めカウンタ回路に設定
しても(請求項3)、外部から基準信号を入力するよう
にしてもよい。
(考案の作用) この考案において、インバータのドライブ回路から出力
されるキャリア信号は、カウンタ回路と電圧比較回路に
入力される。
カウンタ回路においては、ドライブ回路から入力される
キャリア信号のパルス数すなわちスイッチングの数をカ
ウントし、基準値として設定された数になるとH信号を
出力する。計数の結果、基準値に達していなければL信
号を出力する。
一方電圧比較回路においては、ドライブ回路から入力さ
れるキャリア信号の電圧を基準値としての正常運転時の
電圧と比較する。比較の結果、基準値範囲内にあればH
信号を出力し、範囲内になければL信号を出力する。
前記2つの回路からの出力は演算回路へ入力され、演算
回路では2つの回路からの信号を乗算演算し、双方の信
号が共にH信号であればH信号を出力し、いずれか一方
でもがL信号であればL信号を出力する。
前記演算回路からの出力は表示装置に入力され、表示装
置においてインジケータランプ、液晶モニター、音声等
で表示される。
請求項2の考案においては、演算回路がないので、カウ
ンタ回路1及び電圧比較回路2の信号がそのまま個別に
表示装置に表示されることとなるが、表示装置を見れば
運転状態が確認できることに変わりはない。
上記作用により、この確認装置をインバータのドライブ
回路に接続すれば、表示装置を見るだけで、ドライブ回
路の動作が正常か否かを即座に確認することができる。
そして、操作は簡単であり装置は小型であるから、誰で
も、どこでも、インバータのドライブ回路の状態を確認
することができ、上記従来の課題は解決される。
以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
(実施例) 第1図において、インバータのドライブ回路Aからキャ
リア信号が入力されるカウンタ回路1及び電圧比較回路
2、該電圧比較回路2に基準電圧を出力する基準電圧設
定回路3、前記カウンタ回路1及び電圧比較回路2の出
力を乗算演算する演算回路4、そして演算回路4の出力
を表示する表示装置5とでこの考案のドライブ回路の動
作確認装置は構成してある。
前記カウンタ回路1は、キャリア信号のパルス数を計数
するカウント手段を有し、キャリア信号のカウンタ値が
予め設定された基準値と一致した時点でH信号を、また
基準値まで至らない場合にはL信号を夫々出力するよう
に構成してある。そして、該カウンタ回路1における計
数の結果である前記H信号、L信号は演算回路4へ出力
される。
前記電圧比較回路2は、キャリア信号の電圧と基準値電
圧とを比較し、キャリア信号の電圧が基準範囲内にある
かどうかを判別する比較判別手段を有している。ここ
で、前記基準値は上限値と下限値とを有しており、正常
運転時に測定し、基準電圧設定回路3から電圧比較回路
2へ入力される。そして、該電圧比較回路2における比
較判別の結果はH・L信号として演算回路4へ出力され
る。
前記演算回路4は、前記カウンタ回路1及び電圧比較回
路2から出力される結果を入力し、これを乗算演算す
る。そして、両回路から入力される結果が共にH信号で
あればH信号を出力し、いずれか一方でもL信号であれ
ばL信号を出力する。
前記表示装置5は、前記演算回路4からの出力信号を入
力し、目又は耳で確認できる状態で表示する。表示の態
様としては、ドライブ回路の動作が正常な場合に緑色ラ
イトが点灯し、異常の場合には赤色ライトが点灯すると
いうようなインジケータランプによる表示、ランプの点
灯の有無による表示、液晶モニターによる表示あるいは
音声による表示等、適宜選択できる。そして表示態様と
しては、演算結果の他、カウンタ回路1及び電圧比較回
路2双方の個別結果も併せて表示するようにしてもよ
い。
この実施例においては、演算回路4を設けたので、ドラ
イブ回路の正常・異常という結果を一目で確認すること
ができる。また別の構造としては、請求項2の考案のよ
うに、カウンタ回路1及び電圧比較回路2の結果を夫々
表示装置4に入力し、表示装置4で夫々の結果を表示す
るようにしても、ドライブ回路の正常・異常は確認する
ことができる。
また、上記実施例においてはキャリア信号数のパルス数
の合格目安数を予めカウンタ回路に設定しておいたの
で、使用に際して調整が不要であるという利点がある。
しかし、基準信号発生回路を付設し、外部から基準値を
取り込むようにすることもできる。
(考案の効果) この考案によれば、装置をインバータのドライブ回路に
接続するだけで、専門的な技術、知識を必要とせずに、
ドライブ回路の運転状態を確認することができる。しか
も、従来使用されたオシログラフと異なり、装置は小型
軽量、携行自在であり、使用条件も問わないので、建設
現場等において現場の作業員が使用することができる。
その結果、作業現場でインバータのドライブ回路が故障
した際の動作確認に広く利用でき、修理に要する時間の
短縮が図られる。また、インバータのドライブ回路のみ
を製造した際の、基板の動作確認も容易に行うことがで
き、検査の工程数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案実施例のブロック図である。 1……カウンタ回路 2……電圧比較回路 3……基準電圧設定回路 4……演算回路 5……表示装置 A……ドライブ回路

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インバータのドライブ回路におけるキャリ
    ア信号を入力し、該キャリア信号のパルス数を計数した
    後、その結果を出力するカウンタ回路と、 前記キャリア信号を入力し、該キャリア信号の電圧が基
    準範囲内にあるかどうかを比較判別し、その結果を出力
    する電圧比較回路と、前記カウンタ回路と電圧比較回路
    の出力とを乗算演算し、その結果を表示装置へ出力する
    演算回路と、 前記演算回路の出力を表示する表示装置 とで構成された、インバータ用ドライブ回路の動作確認
    装置
  2. 【請求項2】インバータのドライブ回路におけるキャリ
    ア信号を入力し、該キャリア信号のパルス数を計数した
    後、その結果を出力するカウンタ回路と、 前記キャリア信号を入力し、該キャリア信号の電圧が基
    準範囲内にあるかどうかを判別し、その結果を出力する
    電圧比較回路と、 前記カウンタ回路と電圧比較回路の出力を表示する表示
    装置 とで構成された、インバータ用ドライブ回路の動作確認
    装置
  3. 【請求項3】設定パルス数は予めカウンタ回路に設定さ
    れた、請求項1又は2記載のインバータ用ドライブ回路
    の動作確認装置
JP1990114655U 1990-10-31 1990-10-31 インバータ用ドライブ回路の動作確認装置 Expired - Lifetime JPH0715353Y2 (ja)

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JPH0472887U JPH0472887U (ja) 1992-06-26
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