JPH06184842A - 紡績用スピンドルの取付位置測定装置 - Google Patents

紡績用スピンドルの取付位置測定装置

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Publication number
JPH06184842A
JPH06184842A JP4250991A JP4250991A JPH06184842A JP H06184842 A JPH06184842 A JP H06184842A JP 4250991 A JP4250991 A JP 4250991A JP 4250991 A JP4250991 A JP 4250991A JP H06184842 A JPH06184842 A JP H06184842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
core member
ring
measuring device
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4250991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Sasakura
洋一 笹倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd filed Critical Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4250991A priority Critical patent/JPH06184842A/ja
Publication of JPH06184842A publication Critical patent/JPH06184842A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 紡機におけるスピンドル取付け時の芯出し作
業を容易に行うことにある。 【構成】 スピンドルSに挿入される芯部材2と、リン
グRに取り付けリングRと同芯の挿入孔を有する環状部
材3とを備える。芯部材2を環状部材3内に若干の間隙
を存して嵌挿する。環状部材3には芯部材2との間隔を
測定する少なくとも2個の、かつそれぞれの測定軸芯
X,Yを交差して間隔測定器4a,4bを配備する。ま
た各測定器からの検出信号によりリングRの中心位置か
らスピンドルSの偏位を検出する検出器5とを備える。
この検出器5にはスピンドルの偏位方向を表示する表示
手段20を設ける。 【効果】 間隔測定器4a,4bによりリングRに対す
るスピンドルSの取付け位置の狂いの測定が容易であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リング精紡績機または
撚糸機(以下単に紡機という)におけるスピンドル取り
付け時の芯出し作業を容易に行うための紡績用スピンド
ルの取付位置測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記スピンドルを紡機のスピンドルレー
ルに取り付けるに際しては、リングの中心位置に正確に
セットする必要がある。この作業は通常適宣の治具を用
い手作業で行われ、目視により調整する手段が採られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多数のスピン
ドルの位置決めを目視により行うことは、熟練を要し、
かつ照明及び作業環境により疲労度が大で誤差を生じ易
く、しかも非能率的である等の問題がある。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、スピンドルの取り付けに際し、リングとの位置ずれ
即ち偏位を電気的に検知し、測定及び取り付け位置の調
整を容易に行うことができるスピンドルの取付位置測定
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、スピンドルに挿入される芯部材と、リング
に取り付けられこれと同芯の挿入孔を有する環状部材と
を備え、芯部材を環状部材に若干の間隙を存して嵌挿す
ると共に、環状部材には芯部材との間隔を測定する少な
くとも2個の、かつそれぞれの測定軸芯を交差して配備
した間隔測定器並びにそれぞれの測定器からの検出信号
によりリングの中心位置からスピンドルの偏位を検出す
る検出器とを備え、検出器にはスピンドルの偏位方向を
表示する表示手段を設けたものである。また第2の発明
は、上記間隔測定器は非接触の渦電流式偏位センサより
構成したものである。さらにまた第3の発明は、上記検
出器には芯部材の偏位量を表示するカウンタを備えたも
のである。
【0006】
【作用】芯部材と環状部材との間隙は、それぞれの間隔
測定器により測定される。この場合、各測定器の測定軸
芯を交差することにより、スピンドルを上方からみた場
合のXY方向のそれぞれの間隙が検出できる。即ちスピ
ンドルの偏位を検出し、検出器の表示手段に偏位方向が
表示され、これに基づいてスピンドルの取り付け位置を
修正する。
【0007】
【実施例】図は本発明の実施例を示す。取付位置測定装
置1は、スピンドルSに挿入される芯部材2と、リング
Rに取り付けられこの芯部材2を嵌挿する環状部材3並
びに環状部材3に取り付けられる少なくとも2個の間隔
測定器4a,4bからの信号を受け入れ、芯部材2の偏
位を検出する検出器5とからなる。芯部材2はテーパ状
のスピンドルSの上部又は中間部等適所に着脱可能に嵌
挿され、リングレールの昇降によりリングRの位置に対
応し且つその外径が選択されている。
【0008】環状部材3はリングRに嵌合する受台10
と、この受台10上に嵌合保持される測定リング11と
からなり、受台10はリングRの径の変化に従ってリン
グRとの嵌合径は適宣選択され、測定リング11は各種
径のリングRに共通に使用できるように構成されてい
る。そしてこの受台10及び測定リング11には芯部材
2を若干の間隙を存して嵌挿し、かつリングRの内径と
は正確に同芯とした内孔12を穿孔する。この測定リン
グ11には少なくとも2個の間隔測定器4a,4bをそ
れぞれの測定軸芯X,Yを所定角度(図例は90度)に
取り付ける。この間隔測定器は種々の形式のものが適用
できるが、本例は渦電流式偏位センサを用い、非接触式
で芯部材2との距離を測定するようにしたもので、芯部
材2は磁性体を以て構成する。
【0009】検出器5は各間隔測定器4a,4bからの
信号により芯部材2の偏位を検出しこれを表示するよう
にしたもので、スピンドルSの偏位方向を表示する表示
手段20と偏位量を表示するカウンタ21,22を備え
る。但し21は間隔測定器4aによる測定値、22は間
隔測定器4bによる測定値を示すものである。上記表示
手段20は偏位量が許容範囲内のとき点灯する中央ラン
プ23と、このランプを中心として4周に配備した偏位
表示ランプ24a,24b,24c,24dとからな
る。但し24aは芯部材2がこのランプ側に、即ち間隔
測定器4a側から許容範囲以上に近接したとき点灯し、
反対の24cは芯部材2が間隔測定器4aから許容範囲
以上に離間したとき点灯するものである。他のランプ4
b,4dは同一要領で間隔測定器4bに対し近接離間す
ることによりそれぞれ点灯するものである。
【0010】図3は検出器5のブロック回路図である。
この検出回路30はそれぞれの間隔測定器4a,4bか
らの信号と許容範囲設定器31からの信号との比較回路
36,37とを備え、比較回路36,37はそれぞれマ
イナス時の点灯ランプ24a,24bと、プラス時の点
灯ランプ24c,24dを備える。
【0011】また、間隔測定器4a,4bからの信号が
許容範囲以内のときは、比較回路3,37からはそれぞ
れ信号がAND回路38に印加され、共に許容範囲内の
ときは中央ランプ23を点灯する。偏位量はカウンタ2
1,22に送られ数値表示する。
【0012】次に上記測定装置1を使用してスピンドル
の取り付け要領を説明する。まずスピンドルSをスピン
ドルレールRに仮締めとし、芯部材2をスピンドルに嵌
挿し、リングRに取り付けた環状部材3内に挿入する。
これによりスピンドルSがリングRに対し偏位している
ときは、偏位表示ランプ24a〜24dの何れからのラ
ンプが点灯する。かつそのときの偏位量はカウンタ21
または22に表示される。これに基づいてスピンドルS
を所要方向に移動し、中央ランプ23が点灯し、他の偏
位表示ランプが消灯したときは、許容範囲内に位置した
ことを示すもので、その位置に固定する。
【0013】上記実施例は2個の間隔測定器4a,4b
を用いた例を示したが、これは勿論3個または4個をそ
れぞれ対象的に設けてもよい。また間隔測定器として渦
電流式偏位センサによる方式を示したが、その他例えば
投光−受光方式としてもよく、何れにしても非接触方式
が好ましい。
【0014】
【発明の効果】本発明によるときはスピンドルに取り付
けた芯部材を、リングに取り付けられこれを挿入する環
状部材に設けた間隔測定器によりその偏位方向を計測す
るようにしたから、スピンドルの偏位の測定を容易かつ
正確に行うことができる。なおこの構造によるときは、
単に芯部材、環状部材を取り付けるのみであるから、ス
ピンドルの芯狂いの有無のチェックにも便利である。ま
た間隔測定器を非接触方式とするときは、スピンドルの
位置設定のための移行を容易に行うことができ、かつ測
定の際の誤差を防止することができる。更にまた、検出
器に芯部材の偏位量を表示するカウンタを設けるとき
は、偏位量を知ることができ、スピンドルの位置調整に
便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一部を切欠して示す全体の正面図であ
る。
【図2】図1における平面図である。
【図3】検出回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 取付位置測定装置 2 芯部材 3 環状部材 4a,4b 間隔測定器 5 検出器 20 表示手段 21,22 カウンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルに挿入される芯部材と、リン
    グに取り付けられこれと同芯の挿入孔を有する環状部材
    とを備え、芯部材を環状部材に若干の間隙を存して嵌挿
    すると共に、環状部材には芯部材との間隔を測定する少
    なくとも2個の、かつそれぞれの測定軸芯を交差して配
    備した間隔測定器並びにそれぞれの測定器からの検出信
    号によりリングの中心位置からスピンドルの偏位を検出
    する検出器とを備え、検出器にはスピンドルの偏位方向
    を表示する表示手段を設けたことを特徴とする紡績用ス
    ピンドルの取付位置測定装置。
  2. 【請求項2】 間隔測定器は非接触の渦電流式偏位セン
    サより構成したことを特徴とする請求項1記載の紡績用
    スピンドルの取付位置測定装置。
  3. 【請求項3】 検出器には芯部材の偏位量を表示するカ
    ウンタを備えたことを特徴とする紡績用スピンドルの取
    付位置測定装置。
JP4250991A 1991-02-13 1991-02-13 紡績用スピンドルの取付位置測定装置 Pending JPH06184842A (ja)

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JP4250991A JPH06184842A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 紡績用スピンドルの取付位置測定装置

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JPH06184842A true JPH06184842A (ja) 1994-07-05

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ID=12638038

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JP4250991A Pending JPH06184842A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 紡績用スピンドルの取付位置測定装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108168487A (zh) * 2017-12-29 2018-06-15 哈尔滨工大航博科技有限公司 一种臂式精密离心机动态半径测量机构
CN110174041A (zh) * 2019-07-03 2019-08-27 乔紫妍 一种细纱机假捻器轴承同轴度双面校准设备

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