JPH07153534A - 回路基板の接続装置 - Google Patents

回路基板の接続装置

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JPH07153534A
JPH07153534A JP6179615A JP17961594A JPH07153534A JP H07153534 A JPH07153534 A JP H07153534A JP 6179615 A JP6179615 A JP 6179615A JP 17961594 A JP17961594 A JP 17961594A JP H07153534 A JPH07153534 A JP H07153534A
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JP
Japan
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circuit board
connector
connectors
point
terminal pins
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Application number
JP6179615A
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English (en)
Inventor
Kazunori Kuroda
一典 黒田
Tomohiro Saitsu
知洋 才津
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Maxell Holdings Ltd
Rios Systems Co Ltd
Original Assignee
Rios Systems Co Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
Application filed by Rios Systems Co Ltd, Hitachi Maxell Ltd filed Critical Rios Systems Co Ltd
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Publication of JPH07153534A publication Critical patent/JPH07153534A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性ならびに信頼性の高い回路基板の接続
装置を提供する。 【構成】 第1の回路基板4と、その第1の回路基板4
にコネクタ2,7を介して離接可能に装着される第2の
回路基板1との接続装置において、前記第1の回路基板
4に対して第2の回路基板1が正方向からも逆方向から
装着可能で、第1の回路基板4に対して第2の回路基板
1を正、逆いずれの方向から装着しても、正常に動作し
得るように構成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばパーソナルコン
ピュータ(パソコン)における増設内部メモリの接続な
どに適用される回路基板の接続装置に係り、特に操作性
ならびに信頼性の高い回路基板の接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンの普及が目覚ましく各種
分野に使用されているが、それの処理内容はユーザによ
って様々であり、ユーザの要望に応じて内部メモリが増
設できるシステムになっている。
【0003】例えば図11ならびに図12に示すような
ノート型パソコンの場合、パソコン本体100の下面に
は蓋101を開けると増設内部メモリ102を装着する
凹部103があり、処理に必要な増設内部メモリ102
を交換可能に装着できるようになっている。
【0004】図13は、従来の増設内部メモリ102の
底面図である。同図に示すように、プリント基板104
の両側には平行に雌型コネクタ105a,105bが設
置され、コネクタ105a,105bの間に複数のIC
メモリチップ106が配置されている。
【0005】コネクタ105a,105bにはパソコン
本体100のプリント基板(図示せず)と接続するため
の端子ピン107が多数固定されているが、例えば端子
ピン107の数が50本ある場合、ピン番号1〜25の
端子ピン107は図面に向かって左側のコネクタ105
aに、ピン番号26〜50の端子ピン107は図面に向
かって右側のコネクタ105bに、それぞれ固定されて
ICメモリチップ106などと接続されていた。
【0006】またパソコン本体100に対する増設内部
メモリ102の装着方向を規制するために、プリント基
板104の一つの角部に切欠部108が形成され、パソ
コン本体100の前記凹部103にもこの切欠部108
に対応する切欠部が設けられている。
【0007】この増設内部メモリ102をパソコン本体
100側のプリント基板上に重ねて、増設内部メモリ1
02側の雌型コネクタ105a,105bをパソコン本
体100側の雄型コネクタに嵌合することにより、増設
内部メモリ102がパソコン本体100と電気的に接続
されてメモリの増設ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の増設内
部メモリ102をパソコン本体100に対して間違った
方向から押し込むと、コネクタ105a,105bなど
が機械的に破損して、メモリの増設ができなくなること
が多々ある。
【0009】また、増設内部メモリ102をパソコン本
体100に対して間違った方向から押し込まれると、パ
ソコン本体100の電気回路までが電気的に破壊(主に
ショート)される虞れがあるから、それを防止するため
の保護回路が必要となるなどの欠点を有している。
【0010】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、操作性ならびに信頼性の高い回路基板の接
続装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、第1の本発明は、例えばパソコン側のプリント基板
などの第1の回路基板と、その第1の回路基板にコネク
タを介して離接可能に装着される例えば増設内部メモリ
側のプリント基板などの第2の回路基板との接続装置に
おいて、前記第1の回路基板に対して第2の回路基板が
正方向からも逆方向(正方向に対して180゜回転した
向き)からも装着可能で、第1の回路基板に対して第2
の回路基板を正、逆いずれの方向から装着しても、正常
に動作し得るように構成されていることを特徴とする。
【0012】前述の目的を達成するため、第2の本発明
は、例えばパソコン側のプリント基板などの第1の回路
基板と、その第1の回路基板にコネクタを介して離接可
能に装着される例えば増設内部メモリ側のプリント基板
などの第2の回路基板との接続装置において、前記第1
の回路基板に対して第2の回路基板が正方向からも逆方
向からも装着可能で、第1の回路基板に対して第2の回
路基板を正、逆いずれの方向から装着しても、第1の回
路基板と第2の回路基板の間で実質的に同一の電気回路
を形成するように構成されていることを特徴とする。
【0013】前述の目的を達成するため、第3の本発明
は、例えばパソコン側のプリント基板などの第1の回路
基板と、その第1の回路基板にコネクタを介して離接可
能に装着される例えば増設内部メモリ側のプリント基板
などの第2の回路基板との接続装置において、前記第1
の回路基板ならびに第2の回路基板にそれぞれ少なくと
も2本のコネクタが設置され、少なくとも何れか一方の
回路基板の少なくとも一本のコネクタが同一基板上のコ
ネクタの間隔方向において変位可能になっていることを
特徴とする。
【0014】
【作用】第1の本発明は前述のように、第1の回路基板
に対して第2の回路基板が正方向からも逆方向からも装
着可能で、第1の回路基板に対して第2の回路基板を
正、逆いずれの方向から装着しても、正常に動作し得る
ように構成されている。そのため従来のように第2の回
路基板の装着方向を気にすることなく装着でき、操作性
の向上が図れる。
【0015】また正、逆いずれの方向に装着しても正規
の電気回路を形成することができるから、従来のように
保護回路を設ける必要がない。
【0016】第2の本発明は前記のように、第1の回路
基板に対して第2の回路基板が正方向からも逆方向から
も装着可能で、第1の回路基板に対して第2の回路基板
を正、逆いずれの方向から装着しても、第1の回路基板
と第2の回路基板の間で実質的に同一の電気回路を形成
するように構成されている。そのため第1の回路基板に
第2の回路基板を方向を変えて装着することにより少な
くとも2つの同一の電気回路が形成するから、万が一、
一方の電気回路の接点が接触不良や断線などを生じても
支障なく動作し、動作信頼性の向上が図れる。
【0017】第3の本発明は前述のように、第1の回路
基板ならびに第2の回路基板にそれぞれ少なくとも2本
のコネクタが設置され、少なくとも何れか一方の回路基
板の少なくとも一本のコネクタがコネクタの間隔方向に
おいて変位可能になっている。そのため、コネクタの取
り付け位置(間隔)、部品寸法などに多少ずれがあって
も、そのずれを吸収することができ、コネクタの機械的
な破壊および接触不良が防止できる。
【0018】
【実施例】次に本発明の実施例を図とともに説明する。
図1は実施例の係る増設内部メモリの正面図、図2はそ
の増設内部メモリの底面図、図3はその増設内部メモリ
のコネクタの拡大正面図である。
【0019】図1ならびに図2に示すようにプリント基
板1の下面両側には平行に雌型コネクタ2a,2bが設
置され、コネクタ2a,2bの間ならびにプリント基板
1の上面に複数のICメモリチップ3などが搭載されて
いる。
【0020】コネクタ2a,2bにはパソコン本体のプ
リント基板4(図4参照)と接続するための端子ピン5
が多数固定されているが、例えば端子ピン5の数が50
本の場合、図2に示すようにピン番号1〜25の端子ピ
ン5は図面に向かって左側のコネクタ2aの左列側と右
側のコネクタ2bの右列側とに、ピン番号26〜50の
端子ピン5は図面に向かって左側のコネクタ2aの右列
側と右側のコネクタ2bの左列側に、それぞれ固定され
てICメモリチップ3などと接続されている。すなわ
ち、左右の雌型コネクタ2a,2bに各々設けられたピ
ン番号1〜25の端子ピン5とピン番号26〜50の端
子ピン5は、ともにコネクタ2a,2bの間の中心点O
を基点として点対称に配列されている。
【0021】図4は増設内部メモリのプリント基板1と
パソコン本体のプリント基板4上の回路図を簡単に示し
た図で、プリント基板1上においては複数のICメモリ
チップ3などからメモリ回路6が構成されており、それ
を中間にして左側のコネクタ2aと右側のコネクタ2b
は図のように結線されている。
【0022】一方、プリント基板4上においては、雌コ
ネクタ2aと嵌合する雄コネクタ7aと、雌コネクタ2
bと嵌合する雄コネクタ7bが設置され、その中間にメ
モリ駆動回路8が設けられて、左右コネクタ7a,7b
の端子ピン9と図のように結線されている。
【0023】すなわち、プリント基板1上においては例
えばメモリ回路6の端子に対してコネクタ2a側の
端子ピンとコネクタ2b側の端子ピンとが接続され
て、しかも端子ピンどうしは点対称の位置にある。ま
たプリント基板4上においては例えばメモリ駆動回路8
の端子に対してコネクタ7a側の端子ピンとコネク
タ7b側の端子ピンとが接続されて、しかも端子ピ
ンどうしは点対称の位置にある。
【0024】従って、プリント基板1のコネクタ2a,
2bをプリント基板4のコネクタ7a,7bに対して、
正方向または180゜回転した逆方向から接続しても、
メモリ回路6の端子,,に対してメモリ駆動回路
8の対応する端子,,が各々接続される。
【0025】また、前記実施例では、増設内部メモリの
プリント基板1上のコネクタ2a,2bとパソコン本体
のプリント基板4上のコネクタ7a,7bが、メモリ回
路6とメモリ駆動回路8にそれぞれ結線された回路につ
いて説明したが、7a,7bのいずれか一方がメモリ駆
動回路8と接続されていなく、単に両方の回路基板を機
械的に接続させるための機能を持ち、いずれか他方のみ
がメモリ駆動回路8と接続されているものであっても、
図4と同様に正方向または180°回転した逆方向から
接続しても、正常な回路を形成するものである。
【0026】また、増設内部メモリのプリント基板1上
のコネクタ2a,2bのいずれか一方がメモリ回路6と
接続されていなく、いずれか他方のみがメモリ回路6と
接続されていても同様の機能となる。
【0027】図3はコネクタ2a,2bの構造を示す図
で、プリント基板1の所定位置には弾性を有する端子ピ
ン5の列が対向して設けられ、各端子ピン5の基部5a
はプリント基板1の端子ランド部に半田付け10されて
いる。端子ピン5の中間部5bは合成樹脂で成形された
雌コネクタ本体11に圧入されて連結され、端子ピン5
の先端部5cは雌コネクタ本体11の溝部12内に延び
ている。
【0028】従って雌コネクタ本体11は端子ピン5に
よって保持され、それの両側面と端子ピン5の間には隙
間13がそれぞれ形成されて、コネクタ2a,2bの間
隔方向(矢印方向)に若干変位可能になっている。
【0029】同図に示すように、雌コネクタ本体11の
溝部12内に雄コネクタ7a,7bが嵌合することによ
り、端子ピン5と端子ピン9が電気的に接続される。
【0030】例えば図4においてコネクタ2aと7a、
コネクタ2bと7bが嵌合した場合でも、また装着方向
を反対にしてコネクタ2aと7b、コネクタ2bと7a
が嵌合した場合でも、メモリ回路6とメモリ駆動回路8
とは正常に接続され、しかもプリント基板1,4間にお
いて同一の電気回路が2回路形成される。
【0031】図5に示すようにプリント基板4の雄コネ
クタ7a,7b間の間隔L1に対して、プリント基板1
の雌コネクタ2a,2b間の間隔L2は等しく設計され
ているが、実際には部品寸法や取り付け位置のばらつき
などによって間隔L1,L2の長さ、コネクタ2,7の
位置、コネクタ2a,2b間あるいはコネクタ7a,7
b間の平行度が正確でないことがある。
【0032】そのためコネクタ2,7がプリント基板
1,4に動かないように固定されていると、コネクタ
2,7を嵌合したときに変形あるいは破損することがあ
る。これに対応するため、本発明では前述のように雌コ
ネクタ2a,2bがそれの間隔方向(矢印方向)に若干
変位できるようになっており、間隔L1,L2のずれな
どが吸収できる。
【0033】図6は雄コネクタ7a,7bが弾性変形す
る構造を示しており、端子ピン9の基部9aがプリント
基板4に半田付け10され、先端部9bが内側に屈曲さ
れて雄コネクタ7a,7bに圧入され、対向した端子ピ
ン9列で雄コネクタ7a,7bを支持している。そして
雄コネクタ7a,7bの両側面と端子ピン9の間にそれ
ぞれ隙間13が形成されて、雄コネクタ7a,7bが若
干矢印方向に変位できるようになっている。
【0034】なお、雌コネクタ2a,2bと雄コネクタ
7a,7bの両方を変位可能にする必要はなく、いずれ
か一方を変位可能にしておけばよい。
【0035】また、プリント基板の両側の2つのコネク
タを弾性変形による変位可能なものとせず、いずれか一
方のコネクタのみを変位可能なコネクタとしても良い。
この場合、2つのコネクタの間隔方向の変位は、2つの
コネクタが変位可能な時と比べ約半分となる。
【0036】前記実施例ではパソコン本体のプリント基
板4に雄コネクタ7a,7bを、増設内部メモリのプリ
ント基板1に雌コネクタ2a,2bを設けたが、逆にパ
ソコン本体のプリント基板4に雌コネクタ2a,2b
を、増設内部メモリのプリント基板1に雄コネクタ7
a,7bを設ける構造でも良い。
【0037】前記実施例では、コネクタに弾性変形する
構造をもたせているが、コネクタにかかる構造を持たせ
ることなく、コネクタ自信がプリント基板上において、
2つのコネクタの間隔方向に変位するように構成しても
良い。これは例えば、コネクタが2つのコネクタの間隔
方向に変位できるようにコネクタをバネ等の弾性部材を
介して、プリント基板に設置する場合等が該当する。
【0038】前記実施例ではプリント基板1の両側にコ
ネクタ2a,2bを設けたが、端子ピン5の数が比較的
少ないときには図7に示すようにプリント基板1のほぼ
中央に1つコネクタ2を設ける場合もある。この際、図
に示すようにコネクタ2の左側の端子ピン5の配列と右
側の端子ピン5の配列は、そのコネクタ2の中心点Pを
基点として点対称になっている。
【0039】図8は増設内部メモリのピン配列の一具体
例を示す底面図である。A0〜A9は増設内部メモリに記憶
するデータの番地を表すアドレス信号、D0〜D5はデータ
信号、C0〜C3はメモリへのデータの読みだし、書き込を
制御する制御信号のための端子ピンである。各信号端子
ピンは、コネクタ2a,2bの中心点Oを基点として点
対称に配置されている。
【0040】すなわち、増設内部メモリのプリント基板
1を逆方向に接続した場合も、パソコン本体のプリント
基板4との間で同一の電気回路を形成することから、正
方向に接続した場合と同様に正常に動作し得るものであ
る。
【0041】図9は図8の具体例と同等の機能を果た
し、しかも端子ピン数が少なくてすむ実施例である。ア
ドレス線A0〜A9、データ線D0〜D5は中心点Oを基点とし
て点対称にコネクタ2a,2bの端子ピンに半分ずつ割
り当て、制御線C0〜C3は中心点Oを基点として点対称と
なるようにコネクタ2a,2bの双方に割り当てる。
【0042】このプリント基板1を逆に接続した場合、
制御信号端子ピンC0〜C3は図8と同様に中心点Oを基点
とし点対称に配置されるためパソコン本体のプリント基
板4のCO〜C3と接続されるが、プリント基板1のアドレ
ス信号端子AO〜A4とA5〜A9はパソコン本体の回路基板4
のA9〜A5とA4〜A0に接続され、プリント基板1のデータ
信号端子D0〜D2とD3〜D5はパソコン本体の回路基板4の
D5〜D3とD2〜D0に接続される。
【0043】アドレス線およびデータ線の組み合わせは
順不同でも格納されるデータおよび格納データの番地は
一対一に対応して接続されるため、独立性は保たれるの
で図9の回路基板は図8の回路基板と全く同等の機能を
果たす。
【0044】本実施例によればアドレス信号、データ信
号のように順不同で接続しても同等の機能を果たす同系
列の信号を、中心点Oを基点として点対称にコネクタ2
a,2bの端子ピンに半分ずつ配置することで、正、逆
いずれの方向からも装着可能という特徴を損なうことな
く、端子ピンの減少を図ることができる。即ち、図8に
示すコネクタの端子ピン数40本に対して、図9に示す
コネクタの端子ピン数は24本となり16本の端子ピン
の減少が図られている。
【0045】前記実施例ではプリント基板1の両側に2
つのコネクタ2a,2bを設け、コネクタ間の中心点O
を基点としてアドレス信号ピンやデータ信号ピンのよう
な順不同でも同等の機能を果たす同種類の端子ピン5を
半分ずつ両コネクタに設けることにより端子ピンの数を
減少可能とした。図10は端子ピンの減少により1つの
コネクタにて図9の具体例と同等の機能を果たす実施例
である。
【0046】プリント基板1に1つのコネクタ2を設
け、コネクタ2の中心点Pを基点として順位不同で接続
しても同等の機能を果たす同種類の端子ピン5を点対称
に設ける。すなわち、アドレス線A0〜A9、データ線D0〜
D5はコネクタ2の中心位置Pを基点として点対称に半分
ずつ配置することで、1つのコネクタで同様の効果を得
ることができる。
【0047】前述の図4の例では各端子〜が別々の
機能を有する端子として示しているが、同じ機能を有す
る端子、例えば電源端子を複数設置する場合、あるいは
端子としては機能を持たない空きの端子を用いることも
ある。要は、プリント基板4に対してプリント基板1を
正、逆いずれの方向から装着しても、両プリント基板
1,4の間で実質的に同一の電気回路を形成するように
構成されていればよいわけである。
【0048】前記実施例では内部増設メモリの場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、機能拡張用の各種回路基板に適用できる。
【0049】また、前記実施例ではパソコン本体の回路
基板に内部増設メモリをコネクタにより接続する場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、単にケース等にコネクタを形成したものであって
もよい。
【0050】前記実施例で雄コネクタ7と雌コネクタ2
により2つの回路基板が接続される場合について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、プリン
ト基板のエッジ部分にプリント配線にてコネクタを配置
したエッジ・コネクタ型の回路基板においても適用でき
るものである。
【0051】
【発明の効果】第1の本発明は前述のように、第1の回
路基板に対して第2の回路基板が正方向からも逆方向か
らも装着可能で、第1の回路基板に対して第2の回路基
板を正、逆いずれの方向から装着しても、正常に動作し
得るように構成されている。そのため従来のように第2
の回路基板の装着方向を気にすることなく装着でき、操
作性の向上が図れる。
【0052】また正、逆いずれの方向に装着しても正規
の電気回路を形成することができるから、従来のように
保護回路を設ける必要がない。
【0053】第2の本発明は前記のように、第1の回路
基板に対して第2の回路基板が正方向からも逆方向から
も装着可能で、第1の回路基板に対して第2の回路基板
を正、逆いずれの方向から装着しても、第1の回路基板
と第2の回路基板の間で実質的に同一の電気回路を形成
するように構成されている。そのため第1の回路基板に
第2の回路基板を装着することにより少なくとも2つの
同一の電気回路が形成するから、万が一、一方の電気回
路の接点が接触不良や断線などを生じても支障なく動作
し、動作信頼性の向上が図れる。
【0054】第3の本発明は前述のように、第1の回路
基板ならびに第2の回路基板にそれぞれ少なくとも2本
のコネクタが設置され、少なくとも何れか一方の回路基
板の少なくとも1本のコネクタがコネクタの間隔方向に
おいて変位可能になっている。そのため、コネクタの取
り付け位置、部品寸法などに多少ずれがあっても、その
ずれを吸収することができ、コネクタの機械的な破壊お
よび接触不良が防止できるなどの利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る増設内部メモリの正面図
である。
【図2】その増設内部メモリの底面図である。
【図3】その増設内部メモリのコネクタの拡大正面図で
ある。
【図4】2つの接続されるべきプリント基板の結線図で
ある。
【図5】その2つのプリント基板の対応関係を示す正面
図である。
【図6】他の例のコネクタの拡大正面図である。
【図7】他の例の増設内部メモリの底面図である。
【図8】その増設内部メモリのピン配列の一具体例を示
す底面図である。
【図9】他の例のピン配列を示す底面図である。
【図10】1コネクタによる他の例のピン配列を示す底
面図である。
【図11】ノート型パソコンの斜視図である。
【図12】そのノート型パソコンの底面図である。
【図13】従来の増設内部メモリの底面図である。
【符号の説明】
1 プリント基板 2,2a,2b 雌型コネクタ 3 ICチップメモリ 4 プリント基板 5 端子ピン 6 メモリ回路 7a,7b 雄型コネクタ 8 メモリ駆動回路 9 端子ピン 13 隙間 O コネクタ間の中心位置 P コネクタの中心位置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の回路基板と、その第1の回路基板
    にコネクタを介して離接可能に装着される第2の回路基
    板からなる接続装置において、前記第1の回路基板に対
    して第2の回路基板が正方向からも逆方向から装着可能
    で、第1の回路基板に対して第2の回路基板を正、逆い
    ずれの方向から装着しても、正常に動作し得るように構
    成されていることを特徴とする回路基板の接続装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、第1の回路基板
    に対して第2の回路基板を正、逆いずれの方向から装着
    しても、第1の回路基板と第2の回路基板の間で実質的
    に同一の電気回路を形成するように構成されていること
    を特徴とする回路基板の接続装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、前記第1の回路
    基板上に少なくとも2つのコネクタが平行に設置され、
    そのコネクタ間の中心点を基点として同じ機能を有する
    端子ピンが点対称に設けられ、 一方、前記第2の回路基板上に少なくとも前記第1の回
    路基板側の2つのコネクタと嵌合する2つのコネクタが
    設置され、そのコネクタ間の中心点を基点として同じ機
    能を有する端子ピンが点対称に設けられていることを特
    徴とする回路基板の接続装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載において、前記第1の回路
    基板上に1つのコネクタが設置され、そのコネクタの中
    心点を基点として同じ機能を有する端子ピンが点対称に
    設けられ、 一方、前記第2の回路基板上に前記第1の回路基板側の
    コネクタと嵌合する1つのコネクタが設置され、そのコ
    ネクタの中心点を基点として同じ機能を有する端子ピン
    が点対称に設けられていることを特徴とする回路基板の
    接続装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載において、前記第1の回路
    基板がコンピュータ側の基板で、前記第2の回路基板が
    増設内部メモリ用の基板であることを特徴とする回路基
    板の接続装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載において、前記第1の回路
    基板上に少なくとも2つのコネクタが平行に設置され、
    そのコネクタ間の中心点を基点として、順不同で接続し
    ても同等の機能を果たす同種類の端子ピンが点対称に設
    けられ、 一方、前記第2の回路基板上に少なくとも前記第1の回
    路基板側の2つのコネクタと嵌合する2つのコネクタが
    設置され、そのコネクタ間の中心点を基点として、順不
    同で接続しても同等の機能を果たす同種類の端子ピンが
    点対称に設けられていることを特徴とする回路基板の接
    続装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載において、前記第1の回路
    基板上に1つのコネクタが設置され、そのコネクタの中
    心点を基点として、順不同で接続しても同等の機能を果
    たす同種類の端子ピンが点対称に設けられ、 一方、前記第2の回路基板上に前記第1の回路基板側の
    コネクタと嵌合する1つのコネクタが設置され、そのコ
    ネクタの中心点を基点として、順不同で接続しても同等
    の機能を果たす同種類の端子ピンが点対称に設けられて
    いることを特徴とする回路基板の接続装置。
  8. 【請求項8】 請求項3記載において、少なくとも何れ
    か一方の回路基板の少なくとも1本のコネクタが前記2
    本のコネクタの間隔方向において変位可能になっている
    ことを特徴とする回路基板の接続装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載において、前記コネクタ
    は、回路基板に固着された各端子ピンによって支持さ
    れ、そのコネクタの両側面と端子ピンとの間に隙間が形
    成されて、端子ピンの弾性変形によってコネクタがコネ
    クタの間隔方向において変位可能になっていることを特
    徴とする回路基板の接続装置。
  10. 【請求項10】 第1の回路基板と、その第1の回路基
    板にコネクタを介して離接可能に装着される第2の回路
    基板との接続装置において、 前記第1の回路基板ならびに第2の回路基板にそれぞれ
    少なくとも2本のコネクタが設置され、少なくとも何れ
    か一方の回路基板の少なくとも1本のコネクタが前記2
    本のコネクタの間隔方向において変位可能になっている
    ことを特徴とする回路基板の接続装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載において、前記コネク
    タは、回路基板に固着された各端子ピンによって支持さ
    れ、そのコネクタの両側面と端子ピンとの間に隙間が形
    成されて、端子ピンの弾性変形によってコネクタがコネ
    クタの間隔方向において変位可能になっていることを特
    徴とする回路基板の接続装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100370237B1 (ko) * 2000-04-29 2003-01-29 삼성전자 주식회사 컨넥터핀들을 구비하는 메모리 모듈 및 이를 포함하는시스템 보드
JP2018103354A (ja) * 2016-10-24 2018-07-05 ブルム‐ノヴォテスト・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 工作機械中の工具計測用の計測システム
JP2018111195A (ja) * 2016-10-24 2018-07-19 ブルム‐ノヴォテスト・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 工作機械中の工具計測用の計測システム

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