JPH07153323A - 電気ケーブル - Google Patents
電気ケーブルInfo
- Publication number
- JPH07153323A JPH07153323A JP30287093A JP30287093A JPH07153323A JP H07153323 A JPH07153323 A JP H07153323A JP 30287093 A JP30287093 A JP 30287093A JP 30287093 A JP30287093 A JP 30287093A JP H07153323 A JPH07153323 A JP H07153323A
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- Japan
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- tape
- mesh
- fibers
- high strength
- winding layer
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 円形により合わせられたケーブル本体６の外
周には、高強度繊維から成るメッシュ状テープの巻回層
７が設けられており、更に、このメッシュ状テープの巻
回層７の外周には、ゴム引き布テープや不織布等の抑え
テープの巻回層８が設けられている。高強度繊維から成
るメッシュ状テープとしては、高強度ポリエステル繊維
や高強度炭素繊維もしくはこれらの繊維をメッシュ状に
織成して成るものが使用される。 【効果】 複数条の絶縁線心のより合わせ間隙に充填さ
れる介在物の膨れを、高強度繊維から成るメッシュ状テ
ープの巻回層で抑えることができ、またメッシュ状テー
プの間隙から食み出る介在物を、メッシュ状テープの巻
回層の外周に設けられた抑えテープの巻回層によって抑
えることができる。
周には、高強度繊維から成るメッシュ状テープの巻回層
７が設けられており、更に、このメッシュ状テープの巻
回層７の外周には、ゴム引き布テープや不織布等の抑え
テープの巻回層８が設けられている。高強度繊維から成
るメッシュ状テープとしては、高強度ポリエステル繊維
や高強度炭素繊維もしくはこれらの繊維をメッシュ状に
織成して成るものが使用される。 【効果】 複数条の絶縁線心のより合わせ間隙に充填さ
れる介在物の膨れを、高強度繊維から成るメッシュ状テ
ープの巻回層で抑えることができ、またメッシュ状テー
プの間隙から食み出る介在物を、メッシュ状テープの巻
回層の外周に設けられた抑えテープの巻回層によって抑
えることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気ケーブルに関し、
複数条の絶縁線心をより合わせて成るケーブル本体の外
周に抑えテープの巻回層を備える電気ケーブルに関す
る。
複数条の絶縁線心をより合わせて成るケーブル本体の外
周に抑えテープの巻回層を備える電気ケーブルに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、３心タイプの架橋ポリエチレン
絶縁ケーブルとしては、図２に示すように、ケーブル本
体１の外周に、バインダーテープの巻回層２を設け、こ
の外側にビニルシース３を設けて成るものが知られてい
る。ここで、ケーブル本体１としては、導体４ａの外周
に架橋ポリエチレン絶縁体４ｂを設けて成る３条の絶縁
線心４を、ジュートやポリプルピレン紐から成る介在物
５と共に円形により合わせて成るものが知られており、
また、バインダーテープとしては、ゴム引き布テープや
不織布等のテープが知られている。符号４ｃは内部半導
電層、４ｄは外部半導電層を示している。
絶縁ケーブルとしては、図２に示すように、ケーブル本
体１の外周に、バインダーテープの巻回層２を設け、こ
の外側にビニルシース３を設けて成るものが知られてい
る。ここで、ケーブル本体１としては、導体４ａの外周
に架橋ポリエチレン絶縁体４ｂを設けて成る３条の絶縁
線心４を、ジュートやポリプルピレン紐から成る介在物
５と共に円形により合わせて成るものが知られており、
また、バインダーテープとしては、ゴム引き布テープや
不織布等のテープが知られている。符号４ｃは内部半導
電層、４ｄは外部半導電層を示している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のゴム
引き布テープや不織布等のテープは、小サイズの電力ケ
ーブルや制御用ケーブルもしくは通信用のケーブルのバ
インダーテープとしては、十分その役割を果たしうる
が、ケーブルが大サイズの電力ケーブルの場合にあって
は、前記のゴム引き布テープや不織布等のテープの強度
が不足し、あるいはこれらのテープが長手方向の伸びる
ため、介在物（特にポリプルピレン紐から成る介在物の
場合）５の膨れを十分に抑えることができず、ひいては
ケーブル本体１の外周に凸凹が生じ、電気ケーブルの外
観が不良と成る恐れがあった。
引き布テープや不織布等のテープは、小サイズの電力ケ
ーブルや制御用ケーブルもしくは通信用のケーブルのバ
インダーテープとしては、十分その役割を果たしうる
が、ケーブルが大サイズの電力ケーブルの場合にあって
は、前記のゴム引き布テープや不織布等のテープの強度
が不足し、あるいはこれらのテープが長手方向の伸びる
ため、介在物（特にポリプルピレン紐から成る介在物の
場合）５の膨れを十分に抑えることができず、ひいては
ケーブル本体１の外周に凸凹が生じ、電気ケーブルの外
観が不良と成る恐れがあった。
【０００４】このため、ゴム引き布テープの巻回層の外
側に更にゴム引き布テープの巻回層を設けることも行わ
れているが、テープ自身の強度が不足するため、依然と
して、前記の介在物５の膨れを防止できないという難点
があった。
側に更にゴム引き布テープの巻回層を設けることも行わ
れているが、テープ自身の強度が不足するため、依然と
して、前記の介在物５の膨れを防止できないという難点
があった。
【０００５】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、介在物の膨れを防止し、外観が良好
な電気ケーブルを提供することを目的とする。
になされたもので、介在物の膨れを防止し、外観が良好
な電気ケーブルを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の電気ケーブル
は、ケーブルコアの外周に、高強度繊維から成るメッシ
ュ状テープの巻回層が設けられ、このメッシュ状テープ
の巻回層の外側に抑えテープの巻回層が設けられている
ことを特徴とする。
は、ケーブルコアの外周に、高強度繊維から成るメッシ
ュ状テープの巻回層が設けられ、このメッシュ状テープ
の巻回層の外側に抑えテープの巻回層が設けられている
ことを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明の電気ケーブルにおいては、複数条の絶
縁線心のより合わせ間隙に充填される介在物の膨れを、
高強度繊維から成るメッシュ状テープの巻回層で抑える
ことができ、またメッシュ状テープの間隙から食み出る
介在物を、メッシュ状テープの巻回層の外周に設けられ
た抑えテープの巻回層によって抑えることができるの
で、外表面に凹凸が発生する恐れのない外観の良好な電
気ケーブルを提供することができる。
縁線心のより合わせ間隙に充填される介在物の膨れを、
高強度繊維から成るメッシュ状テープの巻回層で抑える
ことができ、またメッシュ状テープの間隙から食み出る
介在物を、メッシュ状テープの巻回層の外周に設けられ
た抑えテープの巻回層によって抑えることができるの
で、外表面に凹凸が発生する恐れのない外観の良好な電
気ケーブルを提供することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図１は、本発明の電気ケーブルの側面図である。
図１において、符号６は、ケーブル本体を示しており、
かかるケーブル本体６は、図２と同様に、導体の外周に
架橋ポリエチレン絶縁体を設けて成る３条の絶縁線心６
ａと、３条の絶縁線心６ａのより合わせ線心の間隙に充
填されたジュートやポリプルピレン紐等から成る介在物
６ｂとで構成されている。しかして、円形により合わせ
られたケーブル本体６の外周には、高強度繊維から成る
メッシュ状テープの巻回層７が設けられており、更に、
このメッシュ状テープの巻回層７の外周には、通常、３
心ケーブルのより合わせ線心のバインダーとして使用さ
れているゴム引き布テープや不織布等の抑えテープの巻
回層８が設けられている。なお、このより合わせ線心の
バインダーの外側には、塩化ビニル樹脂の押出被覆によ
って形成されるシース（不図示）が押出被覆されてい
る。
する。図１は、本発明の電気ケーブルの側面図である。
図１において、符号６は、ケーブル本体を示しており、
かかるケーブル本体６は、図２と同様に、導体の外周に
架橋ポリエチレン絶縁体を設けて成る３条の絶縁線心６
ａと、３条の絶縁線心６ａのより合わせ線心の間隙に充
填されたジュートやポリプルピレン紐等から成る介在物
６ｂとで構成されている。しかして、円形により合わせ
られたケーブル本体６の外周には、高強度繊維から成る
メッシュ状テープの巻回層７が設けられており、更に、
このメッシュ状テープの巻回層７の外周には、通常、３
心ケーブルのより合わせ線心のバインダーとして使用さ
れているゴム引き布テープや不織布等の抑えテープの巻
回層８が設けられている。なお、このより合わせ線心の
バインダーの外側には、塩化ビニル樹脂の押出被覆によ
って形成されるシース（不図示）が押出被覆されてい
る。
【０００９】高強度繊維から成るメッシュ状テープとし
ては、高強度ポリエステル繊維や高強度炭素繊維もしく
はこれらの繊維をメッシュ状に織成して成るものが使用
される。
ては、高強度ポリエステル繊維や高強度炭素繊維もしく
はこれらの繊維をメッシュ状に織成して成るものが使用
される。
【００１０】かかる構成の電気ケーブルににおいては、
先ず、複数条の絶縁線心６ａのより合わせ間隙に充填さ
れる介在物６ｂの膨れを、高強度繊維から成るメッシュ
状テープの巻回層７で抑えている。しかしながら、この
高強度繊維から成るメッシュ状テープの巻回層７のみで
は、メッシュ状テープの間隙から介在物６ｂが食み出る
恐れがある。そこで、本発明においては、メッシュ状テ
ープの巻回層７の外側に、更に、外周にゴム引き布テー
プや不織布等の抑えテープの巻回層８を設け、このゴム
引き布テープや不織布等のテープ巻回層８によってケー
ブル本体６の外周に生じる凸凹を平滑にしている。従っ
て、この部分に設けるバインダーとしては、通常、より
合わせ線心のバインダーとして使用されているゴム引き
布テープや不織布等のテープ等で十分である。
先ず、複数条の絶縁線心６ａのより合わせ間隙に充填さ
れる介在物６ｂの膨れを、高強度繊維から成るメッシュ
状テープの巻回層７で抑えている。しかしながら、この
高強度繊維から成るメッシュ状テープの巻回層７のみで
は、メッシュ状テープの間隙から介在物６ｂが食み出る
恐れがある。そこで、本発明においては、メッシュ状テ
ープの巻回層７の外側に、更に、外周にゴム引き布テー
プや不織布等の抑えテープの巻回層８を設け、このゴム
引き布テープや不織布等のテープ巻回層８によってケー
ブル本体６の外周に生じる凸凹を平滑にしている。従っ
て、この部分に設けるバインダーとしては、通常、より
合わせ線心のバインダーとして使用されているゴム引き
布テープや不織布等のテープ等で十分である。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気ケー
ブルによれば、複数条の絶縁線心のより合わせ間隙に充
填される介在物の膨れを、高強度繊維から成るメッシュ
状テープの巻回層で抑えることができ、またメッシュ状
テープの間隙から食み出る介在物を、メッシュ状テープ
の巻回層の外周に設けられた抑えテープの巻回層によっ
て抑えることができるので、外表面に凹凸が発生する恐
れのない外観の良好な電気ケーブルを提供することがで
きる。
ブルによれば、複数条の絶縁線心のより合わせ間隙に充
填される介在物の膨れを、高強度繊維から成るメッシュ
状テープの巻回層で抑えることができ、またメッシュ状
テープの間隙から食み出る介在物を、メッシュ状テープ
の巻回層の外周に設けられた抑えテープの巻回層によっ
て抑えることができるので、外表面に凹凸が発生する恐
れのない外観の良好な電気ケーブルを提供することがで
きる。
【図１】本発明の電気ケーブルの一実施例を示す横断面
図
図
【図２】従来の電気ケーブルの一実施例を示す横断面図
６…………ケーブル本体 ６ａ………絶縁線心 ６ｂ………介在物 ７…………メッシュ状テープの巻回層 ８…………抑えテープの巻回層
Claims (1)
- 【請求項１】 ケーブルコアの外周に、高強度繊維から
成るメッシュ状テープの巻回層が設けられ、このメッシ
ュ状テープの巻回層の外側に抑えテープの巻回層が設け
られていることを特徴とする電気ケーブル
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30287093A JPH07153323A (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 電気ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30287093A JPH07153323A (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 電気ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07153323A true JPH07153323A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=17914099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30287093A Pending JPH07153323A (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 電気ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07153323A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116631681A (zh) * | 2023-06-19 | 2023-08-22 | 山东暖康新能源科技有限公司 | 一种消防用超长温感电缆及制备方法 |
-
1993
- 1993-12-02 JP JP30287093A patent/JPH07153323A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116631681A (zh) * | 2023-06-19 | 2023-08-22 | 山东暖康新能源科技有限公司 | 一种消防用超长温感电缆及制备方法 |
| CN116631681B (zh) * | 2023-06-19 | 2024-03-12 | 山东暖康新能源科技有限公司 | 一种消防用超长温感电缆及制备方法 |
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