JPH07153311A - 高光度放電灯照明器具 - Google Patents
高光度放電灯照明器具Info
- Publication number
- JPH07153311A JPH07153311A JP32604093A JP32604093A JPH07153311A JP H07153311 A JPH07153311 A JP H07153311A JP 32604093 A JP32604093 A JP 32604093A JP 32604093 A JP32604093 A JP 32604093A JP H07153311 A JPH07153311 A JP H07153311A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- luminaire
- discharge lamp
- heat
- luminous intensity
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- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 点灯時の騒音の少ない高光度放電灯照明器具
を提供する。 【構成】 高光度放電灯６の両端の電極部分をセラミッ
クス製の支持部材８で覆い、照明器具容器に両端部を支
持されたそれぞれ２本のコイルスプリング５により前記
２つの支持部材を挾持する。また、支持部材に放熱用の
鍔部を備え、さらにまた、照明器具容器の内面に耐熱性
の吸音材を貼着する。
を提供する。 【構成】 高光度放電灯６の両端の電極部分をセラミッ
クス製の支持部材８で覆い、照明器具容器に両端部を支
持されたそれぞれ２本のコイルスプリング５により前記
２つの支持部材を挾持する。また、支持部材に放熱用の
鍔部を備え、さらにまた、照明器具容器の内面に耐熱性
の吸音材を貼着する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、水銀ランプ、メタル
ハライドランプ、高圧ナトリウムランプ等の高光度放電
灯（ＨＩＤランプ）を使用する照明器具に関するもので
あり、特にその点灯時の騒音を低減するための構造に関
する。
ハライドランプ、高圧ナトリウムランプ等の高光度放電
灯（ＨＩＤランプ）を使用する照明器具に関するもので
あり、特にその点灯時の騒音を低減するための構造に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、撮影用の照明等に使用する高光度
のメタルハライドランプ照明器具は、ランプの細長く伸
びた両端の電極部分を熱伝導部材である口金で覆い、照
明器具容器に固定された放熱用のヒートシンクに口金を
取り付けることによりランプの支持と放熱とを行ってい
た。ところが、このような支持構造を採用しているた
め、ランプ点灯時に発生するランプの細かな振動が照明
器具容器に直接伝わり共振して騒音となるため聴覚上不
快であるばかりでなく、この騒音が撮影の際に同時に行
われる音声録音の大きな障害になるという欠点があっ
た。
のメタルハライドランプ照明器具は、ランプの細長く伸
びた両端の電極部分を熱伝導部材である口金で覆い、照
明器具容器に固定された放熱用のヒートシンクに口金を
取り付けることによりランプの支持と放熱とを行ってい
た。ところが、このような支持構造を採用しているた
め、ランプ点灯時に発生するランプの細かな振動が照明
器具容器に直接伝わり共振して騒音となるため聴覚上不
快であるばかりでなく、この騒音が撮影の際に同時に行
われる音声録音の大きな障害になるという欠点があっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、上
記従来装置の欠点を改良することであり、点灯時の騒音
の少ない高光度放電灯照明器具を提供することである。
記従来装置の欠点を改良することであり、点灯時の騒音
の少ない高光度放電灯照明器具を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の高光度放電灯照明器具は、高光度放電灯
の両端の電極部分をセラミックス製の支持部材で覆い、
照明器具容器に両端部を支持されたそれぞれ２本のコイ
ルスプリングにより前記２つの支持部材を挾持してい
る。また、支持部材に放熱用の鍔部を備え、さらにま
た、照明器具容器の内面に耐熱性の吸音材を貼着してい
る。
め、この発明の高光度放電灯照明器具は、高光度放電灯
の両端の電極部分をセラミックス製の支持部材で覆い、
照明器具容器に両端部を支持されたそれぞれ２本のコイ
ルスプリングにより前記２つの支持部材を挾持してい
る。また、支持部材に放熱用の鍔部を備え、さらにま
た、照明器具容器の内面に耐熱性の吸音材を貼着してい
る。
【０００５】
【作用】両端の電極部分を覆う支持部材を２本のコイル
スプリングにより挾持することにより高光度放電灯を支
持しているため、高光度放電灯から点灯時発生する振動
はコイルスプリングにより吸収されて照明器具容器には
ほとんど伝わらず、これにより照明器具から発生する騒
音は著しく軽減される。また、支持部材に放熱用の鍔部
を備えたことにより高光度放電灯で発生した高い熱が効
率よく発散され容器の温度上昇が抑制される。さらに、
照明器具容器の内面に耐熱性の吸音材を貼着したことに
より容器内部で発生した反響音が軽減される。
スプリングにより挾持することにより高光度放電灯を支
持しているため、高光度放電灯から点灯時発生する振動
はコイルスプリングにより吸収されて照明器具容器には
ほとんど伝わらず、これにより照明器具から発生する騒
音は著しく軽減される。また、支持部材に放熱用の鍔部
を備えたことにより高光度放電灯で発生した高い熱が効
率よく発散され容器の温度上昇が抑制される。さらに、
照明器具容器の内面に耐熱性の吸音材を貼着したことに
より容器内部で発生した反響音が軽減される。
【０００６】
【実施例】この発明の第１実施例について図面を参照し
ながら説明する。図１は高光度放電灯照明器具の前面カ
バーを取り外した正面図、また、図２はメタルハライド
ランプの支持部分の側面図を示したものである。円筒状
の照明器具容器１の内部下方に支持枠２が設けられ、そ
の中央にアルミニウム合金からなる凹面形状をしたリフ
レクター３が固定されている。支持枠２の左右両側にコ
イルスプリング支持部４がそれぞれ固定され、図２に示
されるように、各コイルスプリング支持部４の前後に形
成された突起部に上下２本のコイルスプリング５の両端
部がそれぞれ固定されている。
ながら説明する。図１は高光度放電灯照明器具の前面カ
バーを取り外した正面図、また、図２はメタルハライド
ランプの支持部分の側面図を示したものである。円筒状
の照明器具容器１の内部下方に支持枠２が設けられ、そ
の中央にアルミニウム合金からなる凹面形状をしたリフ
レクター３が固定されている。支持枠２の左右両側にコ
イルスプリング支持部４がそれぞれ固定され、図２に示
されるように、各コイルスプリング支持部４の前後に形
成された突起部に上下２本のコイルスプリング５の両端
部がそれぞれ固定されている。
【０００７】リフレクター３の前面にメタルハライドラ
ンプ６が配置され、その両端の電極部分を覆ってガラ
ス、磁器、セメント、その他のセラミックス製の円筒状
支持部材８が設けられている。電極部分の端部からそれ
ぞれリード線７が導出され、ブッシングを通して容器１
の外部の電源装置に接続されている。左右の支持部材８
はそれぞれ上下２本のコイルスプリング５により強く挾
持され、コイルスプリング支持部４を介して支持枠２に
支持されている。また、照明器具容器１の内部には、グ
ラスウールその他の耐熱性を備えた吸音材９が貼着さ
れ、容器内部で発生した反響音を軽減するようになって
いる。
ンプ６が配置され、その両端の電極部分を覆ってガラ
ス、磁器、セメント、その他のセラミックス製の円筒状
支持部材８が設けられている。電極部分の端部からそれ
ぞれリード線７が導出され、ブッシングを通して容器１
の外部の電源装置に接続されている。左右の支持部材８
はそれぞれ上下２本のコイルスプリング５により強く挾
持され、コイルスプリング支持部４を介して支持枠２に
支持されている。また、照明器具容器１の内部には、グ
ラスウールその他の耐熱性を備えた吸音材９が貼着さ
れ、容器内部で発生した反響音を軽減するようになって
いる。
【０００８】メタルハライドランプ６は、左右の電極部
分に設けた支持部材８をコイルスプリング５により挾持
することにより容器１に支持されているから、点灯時ラ
ンプ６から発生する振動はコイルスプリング５により吸
収されて容器１にはほとんど伝わらず、これにより照明
器具から発生する騒音は著しく軽減される。また、支持
部材８はセラミックス製で高い絶縁性を備えているから
漏電を防止し装置の安全性を高めるとともに、メタルハ
ライドランプ６から発生する高い（電極部分で８００〜
１０００℃程度になる）熱を発散して冷却する作用を
し、容器１の外側の温度を４０〜５０℃程度まで下げる
ことができる。
分に設けた支持部材８をコイルスプリング５により挾持
することにより容器１に支持されているから、点灯時ラ
ンプ６から発生する振動はコイルスプリング５により吸
収されて容器１にはほとんど伝わらず、これにより照明
器具から発生する騒音は著しく軽減される。また、支持
部材８はセラミックス製で高い絶縁性を備えているから
漏電を防止し装置の安全性を高めるとともに、メタルハ
ライドランプ６から発生する高い（電極部分で８００〜
１０００℃程度になる）熱を発散して冷却する作用を
し、容器１の外側の温度を４０〜５０℃程度まで下げる
ことができる。
【０００９】図３は、第２実施例の支持部材８を示した
ものであり、第１実施例と異なるところは、支持部材８
がその内側端に放熱用の広い鍔部８ａを備えている点で
あり、その他の構成および作用は第１実施例と全く同様
である。支持部材８が鍔部８ａを備えたことにより熱の
発散が効率よく行われるため第１実施例に比較して冷却
作用がはるかに大きく、容器１の外側の温度上昇を抑制
する効果が大きい。
ものであり、第１実施例と異なるところは、支持部材８
がその内側端に放熱用の広い鍔部８ａを備えている点で
あり、その他の構成および作用は第１実施例と全く同様
である。支持部材８が鍔部８ａを備えたことにより熱の
発散が効率よく行われるため第１実施例に比較して冷却
作用がはるかに大きく、容器１の外側の温度上昇を抑制
する効果が大きい。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の高光度
放電灯照明器具は、電極部分を覆う支持部材をコイルス
プリングを介して支持したことにより、高光度放電灯か
ら点灯時発生する振動がコイルスプリングにより吸収さ
れて照明器具容器にはほとんど伝わらないから照明器具
から発生する騒音が著しく軽減され、支持部材が高い絶
縁性を備えていて漏電を防止することができるから装置
の安全性が高く、また、支持部材に放熱用の鍔部を備え
たことにより高光度放電灯で発生した高い熱が効率よく
発散されて容器の温度上昇を防止することができ、さら
に、照明器具容器の内面に耐熱性の吸音材を貼着したこ
とにより容器内部で発生した反響音を著しく軽減するこ
とができるという効果を奏する。
放電灯照明器具は、電極部分を覆う支持部材をコイルス
プリングを介して支持したことにより、高光度放電灯か
ら点灯時発生する振動がコイルスプリングにより吸収さ
れて照明器具容器にはほとんど伝わらないから照明器具
から発生する騒音が著しく軽減され、支持部材が高い絶
縁性を備えていて漏電を防止することができるから装置
の安全性が高く、また、支持部材に放熱用の鍔部を備え
たことにより高光度放電灯で発生した高い熱が効率よく
発散されて容器の温度上昇を防止することができ、さら
に、照明器具容器の内面に耐熱性の吸音材を貼着したこ
とにより容器内部で発生した反響音を著しく軽減するこ
とができるという効果を奏する。
【図１】この発明の第１実施例の前面カバーを取り外し
た正面図
た正面図
【図２】そのメタルハライドランプの支持部分の側面図
【図３】第２実施例の支持部材の正面図
１ 照明器具容器 ２ 支持枠 ３ リフ
レクター ４ コイルスプリング支持部 ５ コイルスプ
リング ６ メタルハライドランプ ７ リード線 ８ 支持部材 ８ａ 鍔部 ９ 吸音材
レクター ４ コイルスプリング支持部 ５ コイルスプ
リング ６ メタルハライドランプ ７ リード線 ８ 支持部材 ８ａ 鍔部 ９ 吸音材
Claims (3)
- 【請求項１】 高光度放電灯の両端の電極部分をセラミ
ックス製の支持部材で覆い、照明器具容器に両端部を支
持されたそれぞれ２本のコイルスプリングにより前記２
つの支持部材を挾持したことを特徴とする高光度放電灯
照明器具。 - 【請求項２】 支持部材が放熱用の鍔部を備えているこ
とを特徴とする請求項１記載の高光度放電灯照明器具。 - 【請求項３】 照明器具容器の内面に耐熱性の吸音材を
貼着したことを特徴とする請求項１または請求項２記載
の高光度放電灯照明器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32604093A JP2506053B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 高光度放電灯照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32604093A JP2506053B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 高光度放電灯照明器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07153311A true JPH07153311A (ja) | 1995-06-16 |
| JP2506053B2 JP2506053B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=18183436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32604093A Expired - Lifetime JP2506053B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 高光度放電灯照明器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506053B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014029632A2 (de) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Ultralight Ag | Geschlossener aufbau für eine entladungsröhre |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP32604093A patent/JP2506053B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014029632A2 (de) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Ultralight Ag | Geschlossener aufbau für eine entladungsröhre |
| WO2014029632A3 (de) * | 2012-08-20 | 2014-06-12 | Ultralight Ag | Geschlossener aufbau für eine entladungsröhre |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2506053B2 (ja) | 1996-06-12 |
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