JPS5810292Y2 - ランプトウニ オケル キヤツプコウゾウ - Google Patents

ランプトウニ オケル キヤツプコウゾウ

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Publication number
JPS5810292Y2
JPS5810292Y2 JP1973044685U JP4468573U JPS5810292Y2 JP S5810292 Y2 JPS5810292 Y2 JP S5810292Y2 JP 1973044685 U JP1973044685 U JP 1973044685U JP 4468573 U JP4468573 U JP 4468573U JP S5810292 Y2 JPS5810292 Y2 JP S5810292Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer tube
lamp
seal portion
cap
metal
Prior art date
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Expired
Application number
JP1973044685U
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English (en)
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JPS4935183U (ja
Inventor
ケネス・バツクレー・ロビンソン
Original Assignee
ソ−ン エレクトリカル インダストリ−ズ リミテツド
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Filing date
Publication date
Application filed by ソ−ン エレクトリカル インダストリ−ズ リミテツド filed Critical ソ−ン エレクトリカル インダストリ−ズ リミテツド
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主としてランプ、その他の発光装置のための
キャップ構造に関するものであり、殊に高温度下に使用
されるタングステン ハロゲンランプのような発光体に
使用されるキャップ構造に関する。
高温ランプにおいては、溶融無水珪酸又は石英管が選ば
れ、モリブデンが内部構造体例えば電子放電装置の放電
々極及びフィラメント等への導電体として普通に使用さ
れている。
モリブデンは通常、ランプ外管を形成する素材によって
シールされた状態の箔の形で使用される。
モリブデンと無水珪酸又は石英との組合せは、熱膨張係
数を異にするが、金属と無水珪酸との間には強固な表面
結合が得られる。
モリブデン箔の柔軟性の故に、接着は良好なる気密性を
保持すること\なる。
モリブデンの使用における欠陥は、比較的低い温度下に
酸化される傾向があることであり、その結果、寿命の短
い不均一なランプを提供することとなる。
この酸化は、シール部分の温度が約350℃〜450℃
を超えると初まり、温度の上昇に伴ってこの欠陥を助長
すること\なる。
この酸化は、箔に連結する導体に通ずる電力のロスとな
ることが屡々であり、更に酸化の間において、漸進的な
体積の増加となり、これは隣接する外管素材を破損し、
それによってシール部分を破壊し、外管内へ空気の導入
を許すこと\なる。
早期の破壊は、特に高ワツトスタジオランプ、例えば5
KW又はそれ以上のランプにおいて屡々生ずる。
この種ランプのフィラメントは、ランプのシール部分が
破壊された後も、尚数百時間の使用寿命を残している。
そこで外管のベースに反射物を附加したり或は外管内に
遮蔽板を設けることによって酸化の進行を引下げる試み
がされて来たが、未だ充分なる効果を挙げ得ない。
このためのバッフルは極めて高価な金属を必要とするが
、若しこれを用いなければ酸化が存在し進行する。
またコーティングも、接着作用がランプ内の高温度に対
して貧弱である点で不充分である。
本考案の目的は、シール部分からの熱の拡散を助長し、
ランプの有効寿命を延長するターミナルキャップを提供
するにある。
本考案によれば、内部に挿通されそこでシールされた導
体を経て外端子に連結されたフィラメント又は放電機構
を収容する外管を含むランプであって、外管の当該シー
ル部分が、該部分を包囲するように延び且つ透孔を有す
る金属壁を具備した筒状のキャップに覆われているもの
が提供される。
前記金属壁における透孔、と金属部分の面積比は50饅
程度であることが好ゴしい。
前記金属壁は適切に圧延された金属で、網状であること
が望ましい。
また、キャップの内部に反射板を設けて、ランプによっ
て放射された熱を外管内へと再び反射させることが好適
である。
この反射板は、実際のシール部分と外管の隣接部分との
間に配置されるもので、後者からは若干離れているもの
である。
一般に、従来のタングステンハロゲンスタジオランプの
5KW出力のものは、作動時の外管内部温度は800℃
となる。
そのシール部分の温度は450℃〜55.0℃である。
本考案を同様なランプに応用すれば、シール部分の温度
は350℃〜450℃に減少せしめることができる。
モリブデン導体の酸化比率は、殆どこれが存在しないと
同様な状態にまで引下げられる。
キャップ内の温度は、アルミニウムを研磨して作った反
射板をそのま\に保つのに充分である。
価格的に高い金属反射板は、それ故に必要とされず、斯
くしてランプ全体の価格は相対的に低く保持される。
以下本考案に基づ〈実施例を図面に従って説明するが、
図面はタングステンハロゲンスタジオランプを示し、そ
の一部を切欠いである。
スタジオランプ10は、筒状石英管又は外管11を密封
し、内部にガス状ハロゲン化物を充填しである。
外管11はその下端にチューブ状の一対の突出部12を
有し、その端末はプレス叉はピンチシール13を形成し
ている。
一対の導電性支持ワイヤー14及び15が、シール部分
13から外管の長さだけ延び、2個の絶縁ブリッジ16
を支持している。
ブリッジ16はフィラメント支持体17を保持し、支持
体17間には、フィラメント18が配置され、フィラメ
ント18の両端は、夫々2ケのワイヤー14及び15に
電気的に接続しである。
各ワイヤー14.15はシール部分13内に進入し、モ
リブデン箔19の一方の端末に電気的に接続されている
当該箔19はo、ooi〜0.004インチの厚みを有
する。
箔19の他端は導入ワイヤー20に接続され、ワイヤー
20の反対端は、絶縁ターミナルブロック22に保持さ
れた一対のターミナルピン21の一方に結合されている
ターミナルブロック22は、シリンダー状筐筒23によ
って外管11に結合され、筐筒23とブロック22とは
ランプキャップを形成する。
筐筒23は圧延金属板から形成され、透孔面積対金属面
々積が略等しくなるようにしである。
筐筒23はターミナルブロック22に係止叉は接着手段
により固定される。
金属製連結片26は補強材であり、シール部分13を把
持し、筐筒23を外管11に対して確保すると共に、シ
ール部分13から筐筒23への熱の伝導に役立つように
しである。
アルミニウム反射板25は、筐筒23内に収納支持され
、外管11の下端に対向する研磨面を有する。
反射板25はシール部分13.13間にあって外管11
の下端に面し、筐筒23内に射入された熱線の一部を再
び外管11内へと反射する。
このようにして、ランプ10より放射された熱の一部は
、シール部分13が位置するランプキャップの内側に達
することを阻止される。
これはキャップ内の温度の低下に役立つ。
叉反射板25は、ランプ10の寿命のある限り反射効率
の低下がないこ−とが判った。
圧延された金属筐筒23は、ランプキャップ内の温度を
最低に保つ上で効果的である。
金属の薄い格子は、熱の放散を良好ならしめ筐筒23内
を低い温度に保つことSなる。
筐筒23の、(その作動時の温度は900℃に達する)
ランプ外管から離れた部分は低温に保持され、かくして
連結片26を介してシール部分のための効果的な温度低
下が得られる。
これは、広い透孔部分面積と組み合わさって、冷たい外
気が効率的に内部に進入してそこから出て行くようにす
る。
また、シール部分13から筐筒23への熱の伝播は、そ
の冷却効果を促進すること\なる。
実際に使用した場合、平均350℃〜450℃のシール
部分温度のとき、外管は800℃であり、従ってモリブ
デン箔19の酸化は無視できる程に減少される。
圧延伸張された金属が熱拡散に最適であると共に、透孔
を網状に有する金属も有用である。
この場合、金属面積に対しより広い透孔面積が必要であ
り、その面積比は1より大きい方がよい。
若しこの比率が極めて低いときには、筐筒は高い温度伝
導を受けること\なる。
その結果、金属筐筒は、外管11とシール部分13とか
らの伝導熱によって熱せられ、筐筒内の温度よりも一層
高い温度となるであろう。
上述したような内部空気温度は、周回金属の温度と同一
に高められるであろう。
従って透孔を介しての効果的な温度変換が行なわれず、
冷却空気の流通が妨げられる。
本考案は、原理的には高温タングステンハロゲンランプ
に関して使用されるものであるが、改良キャップ構造は
また、他のランプにも使用され得るし、冷却を望まれる
装置、例えば、ランプ構造体の損害を最小にしたい場合
、及びランプ自体が加熱によって弱まる場合等に有用で
ある。
また、反射板25は表面研磨されたアルミニウムであら
ねばならないと云うことはない。
研磨をしていないセラミック板を代わりに使用し得るが
、これは赤外線の効果的な反射を行なう。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案キャップ構造によるランプの一部を切欠し
た正面図である。 10・・・・・・スタジオランプ、11・・・・・・外
管、12・・・・・・突出部、13・・・・・・ピンチ
シール部分、14゜15・・・・・・導電性支持ワイヤ
ー、16・・・・・・絶縁ブリッジ、17・・・・・・
フィラメント支持体、18・・・・・・フィラメント、
19・・・・・・モリブデン箔、20・・・・・・導入
ワイヤー、21・・・・・・ターミナルピン、22・・
・・・・絶縁ターミナルブロック、23・・・・・・筐
筒、25・・・・・・反射板、26・・・・・・金属製
連結片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に少なくとも2個のシール部分13を具備するラン
    プ外管に適合するキャップを含むランプ等におけるキャ
    ップ構造であって、シール部分13の周囲での流通空気
    の循環のために多数の透孔を具備し、当該シール部分1
    3から離れて当該シール部分13を囲む金属壁23と、
    ランプ10を電源に電気的に接続するターミナルピン2
    1と、ターミナルピン21からの電力を各シール部分を
    介して外管11内の光源へ伝達する導電体20と、外管
    11から離れた点で金属壁23に各シール部分13を固
    定する金属製連結片26と、キャップ内でシール部分1
    3のほぼ中間に取付けられる反射板25とを含み、前記
    透孔の全面積が金属壁23の面積の少なくとも50饅で
    あり、当該反射板25は、当該反射板25と外管11と
    の間の距離がシール部分13と外管11との間の距離よ
    りも小さくなるように外管11に向いて位置することを
    特徴とするランプ等におけるキャップ構造。
JP1973044685U 1973-04-16 1973-04-16 ランプトウニ オケル キヤツプコウゾウ Expired JPS5810292Y2 (ja)

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JPS4935183U JPS4935183U (ja) 1974-03-28
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