JPH07153093A - 光再生信号処理回路 - Google Patents

光再生信号処理回路

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JPH07153093A
JPH07153093A JP5295774A JP29577493A JPH07153093A JP H07153093 A JPH07153093 A JP H07153093A JP 5295774 A JP5295774 A JP 5295774A JP 29577493 A JP29577493 A JP 29577493A JP H07153093 A JPH07153093 A JP H07153093A
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signal
optical reproduction
servo
circuit
optical
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JP5295774A
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Motoi Kimura
基 木村
Shunji Yoshimura
俊司 吉村
Kyoko Suzuki
京子 鈴木
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスク記録装置において、光再生信号の
RF信号成分とサーボ信号成分の周波数分布が重なりあ
っている場合においてもノイズ等の少ない高品位のRF
信号およびサーボ信号を得ることができる光再生信号処
理回路を提供する。 【構成】 光再生信号処理回路1は、光再生信号
(Ipd)に含まれるRF信号成分Irfの存在する下限の
周波数fco以上の周波数成分をI−V変換回路14に入
力してI−V変換してRF信号として出力する。また、
周波数fco以下の周波数成分をI−V変換回路12に入
力してI−V変換し、この変換結果にRF信号を加算し
て補正し、サーボ信号として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置等に用
いられる光検出器からの信号を電流/電圧(I−V)変
換するとともに、RF信号およびサーボ信号とに分けて
出力する光再生信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置においては、光ディスク
で反射したレーザー光線を4分割光検出器(フォトディ
テクタ,PD)等により検出して光再生信号とするが、
この光再生信号は通常電流信号として取り扱われる。こ
の種の光再生信号には、低い周波数成分としてトラッキ
ングサーボをとるために用いられるサーボ信号と、高い
周波数成分として情報の再生に用いられるRF信号が含
まれている。このような光再生信号を電流/電圧変換
し、サーボ信号とRF信号とに分けて出力する光再生信
号処理回路としては、従来より図10に示されるような
回路が用いられていた。この光再生信号処理回路7は、
図11に示されるように、RF信号となる低い周波数成
分とサーボ信号となる高い周波数成分とがあまり重なり
合わない場合に用いられる回路であって、フォトダイオ
ード340〜346から出力された光再生信号のうち、
主としてRF信号が含まれる高い周波数成分は、コンデ
ンサC71〜C74、抵抗Rf71、および増幅回路A
MP71により構成されるRF信号用のI−V変換回路
70により加算され、I−V変換されたのちRF信号と
して出力される。一方、フォトダイオード340〜34
6それぞれから出力された光再生信号のうち、主として
サーボ信号が含まれる低い周波数成分は、それぞれ抵抗
R71〜R74、抵抗Rf71〜74、および増幅回路
AMP71〜AMP74により構成されるI−V変換回
路71〜74によりI−V変換されたのちサーボ信号S
ERVO1〜SERVO4として出力される。これによ
り、サーボ信号成分Iservo とRF信号成分Irfが図1
1(A)に示すように周波数分布する光再生信号は、こ
の光再生信号処理回路7によってI−V変換され、その
結果、図11(B)の周波数分布グラフで示されたRF
信号(RF)と、図11(C)の周波数分布グラフで示
されたサーボ信号(SERVO1〜SERVO4)とが
得られることになる。
【0003】ところで、光ディスクの記録密度が高くな
るにつれて、光再生信号のRF信号成分周波数分布とサ
ーボ信号成分の周波数分布とが重なりあうことが多くな
ってきているが、このような場合には上述した光再生信
号処理回路7を用いることができない。そのため、光信
号処理回路の構成を改良したものや光学系の構成を改良
したものが提案されている。前者の一例としての光再生
信号処理回路8は、例えば図12に示すように、フォト
ダイオード340〜346からの光再生信号をそれぞれ
I−V変換回路81〜84でI−V変換したのち、さら
にこのサーボ信号SERVO1〜SERVO4を加算回
路80により加算することにより、RF信号として出力
する光再生信号処理回路である。このような光再生信号
処理回路8によれば、当該光再生信号処理回路8から出
力されるRF信号(図13(A))とSERVO信号
(図13(B))は周波数特性を有さない。つまり、光
再生信号処理回路8に後置されるRF信号処理回路とS
ERVO信号処理回路それぞれには、光再生信号のRF
信号成分およびサーボ信号成分の両方に由来する信号が
入力されることになるので、RF信号として用いられる
低い周波数成分とサーボ信号として用いられる高い周波
数成分とが重なり合う場合でも適用することができる。
【0004】また後者の一例としての光学系は、例えば
図14に示すように、光ディスク30からの反射光をハ
ーフミラー66を用いて2分割し、分割された反射光を
RF信号用の光検出器62とサーボ信号用の光検出器6
4とで別々に検出し、これらから得られた光再生信号を
それぞれRF信号用のプリアンプとサーボ信号用のプリ
アンプにそれぞれ入力する光学系である。このような光
学系9を用いると、RF信号とサーボ信号は別々の光検
出器62,64から得られた光再生信号から生成される
ので、光再生信号のRF信号成分の周波数分布とサーボ
信号の周波数分布との重なりを考慮せずに信号処理を行
うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図12に示
す従来の光再生信生号処理回路8においては、4分割光
検出器を用いた場合、RF信号を得るためにI−V変換
回路81〜84の出力信号を加算する必要がある。従っ
て、光再生信号処理回路8のRF信号出力のノイズ成分
の強度は、光再生信号処理回路7のRF信号のノイズ成
分の4倍となってしまい、このノイズ成分を軽減するた
めには、使用する増幅回路に低ノイズのものを用いる必
要があった。加えて、光再生信号処理回路8のRF信号
出力およびサーボ信号出力は、DC〜数十MHzの広い
周波数領域にわたるため、増幅回路にはさらに広帯域性
および動作の安定性が求められることになる。このよう
に、光再生信号処理回路8に用いられる増幅回路には以
上の条件を満たす高級なものが必要となり、光再生信号
処理回路8を用いる光ディスク装置がコスト高になると
いう問題があった。
【0006】尤も、図14に示す従来の光学系9を用い
るとI−V変換処理における上述の問題は解消される
が、この種の光学系9では、図10や図12の光再生信
号処理回路7,8を用いた場合の光学系にハーフミラー
66と光検出器とをさらに設ける必要があった。その結
果、光学系9を用いた光ディスク装置がハーフミラー6
6と光検出器を増設した分コスト高になり、しかも小型
化を図る上での隘路になるという問題があった。
【0007】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、光再生信号のRF信号成分とサ
ーボ信号成分の周波数分布が重なりあっている場合にお
いても、コストアップをともなうことなく、ノイズ等の
少ない高品位のRF信号およびサーボ信号を得ることが
できる光再生信号処理回路を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光再生信号処理回路は、光検出器から出力
される複数の信号成分を含む光再生信号を、該複数の信
号成分に対応した周波数領域に分割し、該分割された光
再生信号をそれぞれ電流/電圧変換する信号発生手段
と、 前記各信号成分に対応する電流/電圧変換の結果
間の加算を行ない、該電流/電圧変換の結果の補正を行
う補正手段とを有することを特徴としている。
【0009】このとき、前記信号発生手段は、前記信号
成分の内の相互に存在する周波数領域に一部重複を有す
る信号成分に対応する前記光再生信号の分割を行う場
合、該重複している信号成分の内の1つが存在する周波
数領域と他の周波数領域に前記光再生信号の分割を行っ
て前記電流/電圧変換を行い、前記補正手段は、前記重
複している信号成分の内の1つが存在する周波数領域に
対応する電流/電圧変換結果を、前記他の周波数領域に
対応する電流/電圧変換結果に加算し、該他の周波数領
域に対応する電流/電圧変換結果の情報の欠落を補正す
ることが好ましい。
【0010】また、前記複数の信号成分は、光ディスク
装置において情報の再生に用いるRF信号成分、および
トラッキングサーボに用いるサーボ信号であり、これら
の信号成分が存在する周波数領域は一部重複しているこ
とが好ましく、さらに前記重複している信号成分の内の
1つは、前記RF信号成分またはサーボ信号であること
が好ましい。
【0011】
【作用】RF信号とサーボ信号とを発生する信号発生手
段は、抵抗器およびコンデンサから構成され、光再生信
号を分配する信号分割手段、および、増幅器とその負帰
還用の抵抗器から構成される電流/電圧変換手段を有す
る。信号分割手段は、光再生信号の所定の周波数以上の
領域をRF信号用の電流/電圧変換手段に、所定の周波
数以下の領域をサーボ信号用の電流/電圧変換手段に供
給する。電流/電圧変換手段は、分配されたこれらの光
再生信号の電流をI−V変換する。
【0012】光再生信号においてRF信号成分とサーボ
信号成分の周波数分布が重なりあっていると、光再生信
号の配分の際に情報再生処理、あるいはトラッキングサ
ーボ処理に必要な情報が一部欠落する。これらのI−V
変換結果の内の情報の欠落した一方に他方を補正手段に
より加算し、光再生信号の分割の際に生じた情報の欠落
を補ってRF信号、あるいは、サーボ信号を生成する。
【0013】
【実施例1】以下、図面を参照して本発明の第1の実施
例を説明する。図1は第1の実施例に係る光再生信号処
理回路1を光ディスク記憶装置に適用した場合における
光学系2の構成図、図2は図1の4分割光検出器34を
示す構成図、図3は光ディスク装置の光再生信号に含ま
れるサーボ信号成分およびRF信号成分の周波数分布を
示す図、図4は同実施例の光再生信号処理回路1の基本
構成を示す構成図、図5は図4に示す光再生信号処理回
路1の動作を説明する図である。また、図6は図2に示
した光検出器34を用いた光ディスク装置に用いられる
一実施例の光再生信号処理回路4を示す図である。
【0014】光学系 まず、図1に示す光学系2は、図14に示した従来の光
学系9に比較してハーフミラー66を有さず、光検出器
を1個のみ有するという点で異なっている。すなわち、
この光学系2は、半導体レーザー20、コリメータレン
ズ22、回折格子24、ビームスプリッター26、対物
レンズ28、焦点検出レンズ32、および、フォトダイ
オード10または光検出器34から構成されている。そ
して、半導体レーザー20により発生されたレーザー光
線は、コリメータレンズ22、回折格子24、ビームス
プリッター26、および、対物レンズ28を通過して光
ディスク30に照射される。この光ディスク30で反射
され、光ディスク30に記録された情報用の信号および
サーボ用の信号を含んだレーザー光線は、対物レンズ2
8、ビームスプリッター26、および、焦点検出レンズ
32を介してフォトダイオード10または光検出器34
に導かれたのち、このレーザー光線はフォトダイオード
10または光検出器34により検出され、電気的な光再
生信号に変換されて光再生信号処理回路1等に入力され
る。この場合、光再生信号は通常、電流信号として取り
扱われる。
【0015】本実施例に係る光検出器としては、図3に
示す如き4分割構成の光検出器34を用いることができ
るが、本発明では特に限定されず単一構成のフォトダイ
オード10も使用できる。この光検出器34は、図3に
示すように、4個のフォトダイオード(A)340〜フ
ォトダイオード(D)346から構成され、図示する受
光パターン348は、光検出器34上のレーザー光線が
当たる範囲を示している。この光検出器34のフォトダ
イオード340〜346がそれぞれ発生する電流の値を
A〜Dと表すと、本実施例の光再生信号処理回路が適用
される光ディスクにおいては、電流A−B+C−Dが非
点収差法によるフォーカス誤差信号として、電流A−B
−C+Dがトラッククロス信号としてトラッキングサー
ボをとるために用いられ、電流A+B+C+Dは和信号
(RF信号)として用いられることになる。
【0016】光再生信号処理回路1の基本構成 ところで、本実施例の光再生信号処理回路1は、光再生
信号(Ipd)を所定の周波数領域に分割し、配分後の光
再生信号を電流/電圧変換(I−V変換)してRF信号
(RF)およびサーボ信号(SERVO)とを生成す
る。すなわち、本実施例の光再生信号処理回路1は、図
4に示すようにフォトダイオード10、RF信号発生回
路17、サーボ信号発生回路18、および加算回路16
から構成されており、RF信号発生回路17およびサー
ボ信号発生回路18が本発明に係る信号発生手段に相当
し、加算回路16が本発明に係る補正手段に相当する。
【0017】このうちのフォトダイオード(PD)10
は、アノードが正電源(+V)に接続され、カソードが
抵抗R1,R2の一端に接続されており、図2に示す光
ディスク30から反射されたレーザー光線を検出して光
再生信号Ipdに変換してRF信号発生回路17およびサ
ーボ信号発生回路18に供給する。信号発生手段を構成
するRF信号発生回路17は、コンデンサC1、およ
び、I−V変換回路12から構成され、このコンデンサ
C1の一端はフォトダイオード10のカソードおよび抵
抗R1の一端に接続されており、コンデンサC1の他端
はI−V変換回路12の入力端子に接続されている。ま
たI−V変換回路12は、コンデンサC1を介して入力
される光再生信号のRF信号成分IrfをI−V変換して
RF信号(RF)を生成する。また、信号発生手段を構
成するサーボ信号発生回路18は、抵抗R1、およびI
−V変換回路14から構成されており、抵抗R1の一端
はフォトダイオード10のカソードおよびコンデンサC
1の一端に接続され、抵抗R1の他端はI−V変換回路
14の入力端子に接続される。一方、I−V変換回路1
4は、抵抗R1を介して入力される光再生信号のサーボ
信号成分Iservo をI−V変換する。さらに本実施例に
係る加算回路16は、図4に示すようにI−V変換回路
14においてI−V変換された信号にI−V変換回路1
2から入力されるRF信号を加算してサーボ信号(SE
RVO)を生成する機能を司る。
【0018】図3(A),(B)は、それぞれ光再生信
号においてサーボ信号成分の周波数分布とRF信号成分
の周波数分布の重なりあいが少ない場合のサーボ信号成
分、およびRF信号成分を示し、図3(C),(D)
は、それぞれ光再生信号においてサーボ信号成分の周波
数分布とRF信号成分の周波数分布の重なりあいが多い
場合のサーボ信号成分、およびRF信号成分を示す。図
3(A),(C)に示すように、フォトダイオード10
または光検出器34により得られた光再生信号(Ipd
は、DC〜100KHz程度の周波数成分としてサーボ
信号成分(Iservo )を含み、また図3(B),(C)
に示すように、光再生信号はRF信号成分(Irf)を数
MHz〜数十MHz以下の周波数成分として含んでい
る。RF信号の下限周波数は、光ディスク装置により大
幅に異なっており、図3(B)に示すように、RF信号
の内の周波数の低い部分とサーボ信号の周波数の内の周
波数の高い部分とが重なりあわない場合と、図3(D)
に示すようにこれらが重なりあう場合とがあるが、本実
施例の光再生信号処理回路は、これらのいずれの場合に
も適用され得る。
【0019】次に本実施例に係る光再生信号処理回路1
の動作を説明する。図5において、(A)は光再生信号
pdを配分して得られるRF信号発生回路17への入力
電流Irf、および、サーボ信号発生回路18への入力電
流Iservoの配分比の周波数特性を示し、(B)はRF
信号発生回路17が出力するRF信号(RF)の周波数
分布を示し、(C)は加算回路16が出力するサーボ信
号(SERVO)の周波数分布を示している。まず、図
5(A)に示すように、I−V変換回路12に前置され
たコンデンサC1、および、I−V変換回路14に前置
された抵抗R1により、光再生信号I pdは所定の周波数
領域に分割されてそれぞれの周波数帯域の光再生信号が
RF信号発生回路17およびサーボ信号発生回路18に
入力される。ここで、次式が成立している。
【数1】 Ipd = Iservo + Irf …(1)
【0020】このとき、次式で表される周波数fco以下
の周波数においては、光再生信号I pdは主にサーボ信号
発生回路18に配分される。
【数2】 fco = 1/(2πR1C1) …(2) ただし、R1は、抵抗R1の抵抗値、C1は、コンデン
サC1の容量である。
【0021】この配分の割合は、周波数fcoより高い周
波数で逆転する。一方、周波数fco以上において、サー
ボ信号成分Iservo は、−20dB/decの割合で減
少する。
【0022】このようにして、抵抗R1およびコンデン
サC1によって、上述のようにRF信号発生回路17へ
の入力電流Irfとサーボ信号発生回路18への入力電流
se rvo とに配分された光再生信号は、I−V変換回路
12,14にそれぞれ入力される。そして、I−V変換
回路12においては、電流IrfはI−V変換されてRF
信号として出力され、また、I−V変換回路14におい
ては、電流Iservo はI−V変換されて加算回路16に
入力される。ここで、周波数fcoの値は、図3(B)、
(D)に示した、光再生信号のRF信号成分の周波数分
布の下限に適合するように、つまり、I−V変換回路1
2に対して光再生信号のRF信号成分を全て入力するよ
うに決められる。RF信号の周波数分布は図5(B)に
示す通りである。上述のように、周波数fcoは、光再生
信号のRF信号成分の周波数分布の下限に適合させてあ
るので、光再生信号のRF信号成分は全てRF信号に変
換されることになる。従って、RF信号発生回路17以
降の回路において、光再生信号のRF信号成分に対応す
る情報が欠落して正常なデータ再生が行えないといった
不具合の発生を防止することができる。
【0023】一方、光再生信号のサーボ信号成分は、I
−V変換回路14によりI−V変換されて電圧信号とな
る。I−V変換回路14の変換結果は、図5(C)の点
線aに示すようにサーボ信号成分Iservo に対応する周
波数分布となっている。従って、図3(A)、(C)に
示したサーボ信号成分の内、周波数fco以上の周波数に
分布する光再生信号のサーボ信号成分の一部がI−V変
換回路14に入力されないことになるが、かかる場合に
おいて何らの手当てもなされない場合には、光再生信号
処理回路1が適用される光ディスク装置においてトラッ
キングサーボ処理を行うために必要な情報が欠落し、不
具合が発生する可能性がある。
【0024】そこで、本実施例では、加算回路16を用
いてI−V変換回路14から出力されたI−V変換出力
に、I−V変換回路12から出力されたRF信号を加算
して補正する。以上の補正処理により、加算回路16か
ら出力されるサーボ信号にはトラッキングサーボに必要
な情報が全て含まれることになり、この周波数を補償す
る加算回路16は、RF信号をI−V変換回路14の変
換結果に加算することにより補正してサーボ信号SER
VOとして出力する。ちなみに、この加算の比率は加算
後のサーボ信号の周波数特性が平坦になるように定めれ
ばよい。図5(B)を参照して分かるように、RF信号
発生回路17にはDC付近の信号成分が入力されないの
で、従来技術として示した光再生信号処理回路8に比べ
てI−V変換回路12に要求される性能条件が緩和され
る。上述のように本実施例の光再生信号処理回路1は、
光再生信号Ipdの電流を高いS/N比を要求されるRF
信号を直接生成し、比較的低いS/N比しか要求されな
いサーボ信号を加算回路16により補正して生成する。
従って、高品位のRF信号を得ることができるととも
に、必要充分な品位のサーボ信号を得ることができる。
【0025】光ディスク装置への応用例 次に、本発明を4分割光検出器を用いた光ディスク装置
に応用した場合における光再生信号処理回路4について
説明する。なお、以下に説明しない光再生信号処理回路
4の各構成要素は、図4に示した光再生信号処理回路1
の同一符号、あるいは、対応する記号を付した各構成要
素と同一である。
【0026】この光再生信号処理回路4は、フォトダイ
オード340〜346から得られた光再生信号Ipd1
pd4 を、上述の光再生信号処理回路1と同様に、それ
ぞれサーボ信号成分Iservo1〜Iservo4とRF信号成分
rf1 〜Irf4 に配分して処理を行う回路であり、光検
出器34、RF信号発生回路40、I−V変換回路52
〜60、および、加算回路42,44から構成される。
【0027】このうちRF信号発生回路40は、I−V
変換回路48,50、および、加算回路46から構成さ
れる。I−V変換回路48はコンデンサC11,C1
2,C21、抵抗Rf11、および、増幅回路AMP1
1から構成され、RF信号成分Irf1 ,Irf3 を加算し
てI−V変換して信号RF(A+C)として加算回路4
2,46に入力する。また、I−V変換回路50はコン
デンサC13,C14,C22、抵抗Rf12、およ
び、増幅回路AMP12から構成され、RF信号成分I
rf2 ,Irf4 を加算し、I−V変換して信号RF(B+
D)として加算回路44,46に入力する。さらに、I
−V変換回路52〜58は、それぞれ抵抗R11〜R1
4,Rf13〜Rf16、および、ビデオアンプAMP
13〜AMP16から構成され、それぞれサーボ信号成
分Iservo1〜Iservo4をI−V変換し、信号A,C,
B,Dとして加算回路42,44に入力する。
【0028】一方、加算回路42は抵抗Rf21〜Rf
24、および、ビデオアンプAMP21から構成され、
I−V変換回路52,54から入力される信号A,Cを
加算するとともに、信号RF(A+C)とを加算するこ
とにより補正してサーボ信号SERVO(A+C)を生
成して出力する。また、加算回路44は抵抗Rf25〜
Rf28、および、ビデオアンプAMP22から構成さ
れ、I−V変換回路56,58から入力される信号B,
Dを加算するとともに、この信号と信号RF(B+D)
とを加算することにより補正してサーボ信号SERVO
(B+D)を生成して出力する。なお、加算回路46
は、信号RF(A+C)と信号RF(B+D)を加算
し、RF信号を生成して出力する。
【0029】ここで、コンデンサC11〜C14、およ
び、抵抗R11〜R14は、光再生信号Ipd1 〜Ipd4
の内の上述の周波数fco以上の周波数の信号、すなわち
RF信号成分Irf1 〜Irf4 を対応するI−V変換回路
48,50に入力する。また、コンデンサC11〜C1
4、および、抵抗R11〜R14は、光再生信号Ipd1
〜Ipd4 の内の上述の周波数fco以下の周波数の信号、
すなわちサーボ信号成分Iservo1〜Iservo4を対応する
I−V変換回路52〜58に入力する。
【0030】このように構成された光ディスク装置にお
いては、サーボ信号SERVO(A+C),SERVO
(B+C)は、光再生信号処理回路4が適用される光デ
ィスク装置においてこれらの差(A−B+C−D)が算
出され、非点収差法によるフォーカス誤差信号として処
理に用いられる。なお、サーボ信号を2つの信号を加算
した後のサーボ信号SERVO(A+C),SERVO
(B+C)ではなく、それぞれ4個の独立した信号とし
て出力するように構成してもよい。また、必要ならばR
F信号についても周波数補正を行うように構成してもよ
い。
【0031】
【実施例2】光再生信号処理回路5の基本構成 本発明の光再生信号処理回路は、上述した実施例にのみ
限定されず種々に改変することができる。以下、図面を
参照して本発明の第2の実施例を説明する。図7は、第
2の実施例における本発明の光再生信号処理回路5の基
本構成を示す図である。なお、図2〜図4および図6に
示された第1の実施例の光再生信号処理回路1,4と共
通する構成要素については図7に同一若しくは相当する
符号を付している。第2の実施例における光再生信号処
理回路5は、第1の実施例におけるRF信号とサーボ信
号との関係を逆にしたものになっている。つまり、抵抗
R1とコンデンサC1で規定される上述の周波数f
coを、図3(A),(C)に示したサーボ信号成分I
servo の存在する周波数領域の上限に設定する。従っ
て、I−V変換回路12には、再生信号の内、図3
(A),(C)に示したサーボ信号成分Iservo が全て
入力される。
【0032】このとき、I−V変換回路14に入力され
る信号には、図3(B),(C)に示したRF信号成分
rfの内、周波数fco以下の成分が欠落することになる
が、本実施例では、加算回路16により、I−V変換回
路12においてI−V変換された信号成分IrfにI−V
変換回路14から入力されるサーボ信号を加算してRF
信号を生成する。この加算回路16における両信号の加
算により、欠落した周波数fco以下に含まれていた情報
を補うことができる。従って、光再生信号処理回路1と
同様に光再生信号処理回路5は、光再生信号(Ipd)の
RF信号成分(Irf)の周波数分布とサーボ信号成分
(Irf)の周波数分布とが重なりあっている場合にも使
用可能である。
【0033】次に、本実施例の光再生信号処理回路5の
動作を説明する。図8は、図7に示した光再生信号処理
回路5の動作を説明する図である。図8において、
(A)は光再生信号Ipdを配分して得られるRF信号発
生回路17への入力電流Irf、および、サーボ信号発生
回路18への入力電流Iservoの分割の周波数特性を示
し、(B)は加算回路16が出力するRF信号(RF)
の周波数分布を示し、(C)はI−V変換回路14が出
力するサーボ信号(SERVO)の周波数分布を示す。
光再生信号処理回路5は、第1の実施例に示した光再生
信号処理回路1と同様の動作を行う。つまり、光再生信
号Ipdは図8(A)に示すように、周波数fco以上と周
波数fco以下の周波数領域に分割され、周波数fco以下
の周波数領域が電流Iservoとしてサーボ信号発生回路
18に入力され、周波数fco以上の周波数領域が電流I
servo としてRF信号発生回路17に入力される。
【0034】このRF信号発生回路17およびサーボ信
号発生回路18においては、第1の実施例に示したよう
にそれぞれ電流Irf、および、電流Iservo がI−V変
換される。ちなみに、周波数fcoの値は、図3(A)、
(B)に示した光再生信号のサーボ信号成分の周波数分
布の上限に適合するように、つまり、I−V変換回路1
4に対して光再生信号のサーボ信号成分を全て入力する
ように決められる。サーボ信号の周波数分布は図8
(C)に示す通りである。このように本実施例によれ
ば、周波数fcoは、光再生信号のサーボ信号成分の周波
数分布の上限に適合させてあるので、光再生信号のサー
ボ信号成分は全てサーボ信号に変換されることになる。
従って、サーボ信号発生回路18以降の回路において
は、サーボ信号発生回路18の出力信号をそのままトラ
ッキングサーボ処理に用いることができる。
【0035】一方、光再生信号のRF信号成分は、I−
V変換回路14によりI−V変換されて電圧信号とな
る。I−V変換回路14の変換結果は、図8(B)の点
線aに示すように電流Irfに対応する周波数分布となっ
ている。従って、図3(B)、(D)に示したRF信号
成分の内、周波数fco以下の周波数に分布する光再生信
号のRF信号成分の一部がI−V変換回路14に入力さ
れないことになるが、かかる場合において何らの手当て
もなされない場合には、光再生信号処理回路5が適用さ
れる光ディスク装置において情報の再生処理を行うため
に必要な情報が欠落し、不具合が発生する可能性があ
る。
【0036】そこで、本実施例では加算回路16におい
てI−V変換回路12から出力されたI−V変換出力
に、I−V変換回路14から出力されたサーボ信号を加
算して補正する。以上の補正処理により、加算回路16
から出力されるRF信号には情報再生に必要な情報が全
て含まれることになる。そして、加算回路16は、I−
V変換回路14から入力されるサーボ信号をI−V変換
回路12の変換結果に加算することにより補正して図8
(B)の実線bに示すような周波数特性の平坦なRF信
号として出力する。ここで、サーボ信号とI−V変換回
路12の出力信号の加算比は、加算後の周波数特性が平
坦になるように設定する。なお、必要がある場合には加
算回路をさらに設けてサーボ信号についての補正をも行
ってもよい。
【0037】光ディスク装置への応用例 さらに図9を参照して、第2の実施例の光再生信号処理
回路を4分割光検出器を用いた光ディスク装置に応用し
た場合を説明する。図9は、図2に示した光検出器34
を用いた光ディスク装置に用いられる第2の実施例にお
ける光再生信号処理回路6を示す図である。なお、図
4、図6、および図8に示した光再生信号処理回路1,
4,5の構成要素と同一若しくは相当する構成要素には
同一若しくは対応する符号を付している。
【0038】光再生信号処理回路6は、フォトダイオー
ド340〜346から得られた光再生信号Ipd1 〜I
pd4 を、上述の光再生信号処理回路5と同様に、それぞ
れサーボ信号成分Iservo1〜Iservo4とRF信号成分I
rf1 〜Irf4 に配分して処理を行う回路であり、この光
再生信号処理回路6は、光検出器34、I−V変換回路
60a〜60e、および、加算回路61から構成され
る。このうちI−V変換回路60aは、コンデンサC3
1〜C35,C45、および、抵抗Rf31から構成さ
れ、電流Irf1 〜Irf4 を加算してI−V変換して加算
回路61に入力する。I−V変換回路60b〜60e
は、それぞれ抵抗R31a〜R31d、Rf32〜Rf
35、および、ビデオアンプAMP32〜35から構成
され、電流Ise rvo1〜Iservo4をI−V変換してサーボ
信号SERVO1〜SERVO4として出力する。一
方、加算回路61は、トランジスタTr1、および、抵
抗Rf40〜Rf44,R51〜R53から構成され、
抵抗Rf40〜Rf44を介して入力される各信号を加
算してRF信号として出力する。
【0039】ここで、コンデンサC31〜C34、およ
び、抵抗R31a〜R31dは、光再生信号Ipd1 〜I
pd4 の内の上述の周波数fco以上の周波数の信号、すな
わちRF信号成分Irf1 〜Irf4 をI−V変換回路60
aに入力する。また、コンデンサC31〜C34、およ
び、抵抗R31a〜R31dは、光再生信号Ipd1 〜I
pd4 の内の上述の周波数fco以下の周波数の信号、すな
わちサーボ信号成分Iservo1〜Iservo4を対応するI−
V変換回路60a〜60dに入力する。
【0040】また、I−V変換回路60aは、RF信号
成分Irf1 〜Irf4 を加算してI−V変換して加算回路
61に入力する。一方、I−V変換回路60b〜60e
は、それぞれサーボ信号成分Iservo1〜Iservo4をI−
V変換してサーボ信号SERVO1〜SERVO4とし
て出力するとともに加算回路61に入力する。加算回路
61は、I−V変換回路60aから入力される信号、お
よび、I−V変換回路60b〜60e入力されるサーボ
信号SERVO1〜SERVO4を加算してRF信号と
して出力する。
【0041】このように構成された光再生信号処理回路
5は、従来の技術の第2の例に示した光再生信号処理回
路と比較して、RF信号の周波数が比較的高い領域にお
いてI−V変換に関係するI−V変換回路が一つのみな
ので、RF信号のS/N比を向上させることができる。
また、第2の実施例に示した光再生信号処理回路5にお
いても、第1の実施例に示した光再生信号処理回路1と
同様にサーボ信号として2信号を加算した信号を出力す
るように構成してもよい。上述した実施例の他、本発明
の光再生信号処理回路は、例えば第2の実施例に示した
光再生信号処理回路5においても、第1の実施例に示し
た光再生信号処理回路1と同様にサーボ信号として2信
号を加算した信号を出力するように構成する等、種々の
構成をとることができる。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように本発明の光再生信号処
理回路によれば、サーボ信号とRF信号の周波数分布が
重なりあう場合において、光ディスク装置のトラッキン
グサーボおよび情報の再生に使用されるサーボ信号およ
びRF信号のいずれをも忠実に再生することが可能であ
る。従って、これらの信号の波形歪みを減少させること
ができ、光ディスクのエラーレートを改善することが可
能である。また、4分割光検出器を用いた光ディスク装
置に応用した場合においてもRF信号の再生に関係する
I−V変換回路は1つであるため、RF信号のS/N比
の点で有利であり、さらに、光ディスクの記憶密度が向
上した場合に特に有効である。また、ハーフミラーを用
いる方法に比べると、光学部品の増加がないので、コス
ト上有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光再生信号処理回路が用いられる光デ
ィスク装置の光学系の構成例を示す図である。
【図2】光ディスク装置に用いられる4分割光検出器の
構成を示す図である。
【図3】図2に示したフォトダイオードまたは光検出器
により得られた光再生信号に含まれるサーボ信号成分お
よびRF信号成分の周波数分布を示す図であって、
(A)、(B)は、それぞれ光再生信号においてサーボ
信号成分の周波数分布とRF信号成分の周波数分布の重
なりあいが少ない場合のサーボ信号成分、および、RF
信号成分を示し、(C)、(D)は、それぞれ光再生信
号においてサーボ信号成分の周波数分布とRF信号成分
の周波数分布の重なりあいが多い場合のサーボ信号成
分、および、RF信号成分を示す。
【図4】第1の実施例における本発明の光再生信号処理
回路の構成を示す図である。
【図5】図4に示した光再生信号処理回路の動作を説明
する図であって、(A)は光再生信号Ipdを配分して得
られるRF信号発生回路への入力電流Irf、および、サ
ーボ信号発生回路への入力電流Iservo の分割の周波数
特性を示し、(B)はRF信号発生回路が出力するRF
信号(RF)の周波数分布を示し、(C)は加算回路が
出力するサーボ信号(SERVO)の周波数分布を示
す。
【図6】図2に示した光検出器を用いた光ディスク装置
に用いられる本発明の光再生信号処理回路4を示す図で
ある。
【図7】第2の実施例における本発明の光再生信号処理
回路の構成を示す図である。
【図8】図7に示した光再生信号処理回路の動作を説明
する図であって、(A)は光再生信号Ipdを配分して得
られるRF信号発生回路への入力電流Irf、および、サ
ーボ信号発生回路への入力電流Iservo の分割の周波数
特性を示し、(B)は加算回路が出力するRF信号(R
F)の周波数分布を示し、(C)はI−V変換回路が出
力するサーボ信号(SERVO)の周波数分布を示す。
【図9】図2に示した光検出器を用いた光ディスク装置
に用いられる第2の実施例における本発明の光再生信号
処理回路を示す図である。
【図10】従来の第1の光再生信号処理回路の構成を示
す図である。
【図11】図10に示した光再生信号処理回路に入力さ
れる光再生信号に含まれる信号成分(サーボ信号成分I
servo 、RF信号成分Irf)、光再生信号処理回路から
出力されるRF信号(RF)、および、サーボ信号(S
ERVO)の周波数分布を示す図であって、(A)はサ
ーボ信号成分Iservo ,RF信号成分Irfの周波数分布
を示し、(B)はRF信号の周波数分布を示し、(C)
はサーボ信号の周波数分布を示す。
【図12】従来の第2の光再生信号処理回路の構成を示
す図である。
【図13】図12に示した光再生信号処理回路から出力
されるRF信号(RF)、および、サーボ信号(SER
VO)の周波数分布を示す図であって、(A)RF信号
の周波数分布を示し、(B)はサーボ信号の周波数分布
を示す。
【図14】従来の光ディスクにおける光学系の一例を示
す図である。
【符号の説明】
1,4,5,6…光再生信号処理回路、12,14,4
8〜58,60a〜60e…I−V変換回路、16,4
2,44,46,61…加算回路、2…光学系、20…
半導体レーザー、22…コリメータレンズ、24…回折
格子、26…ビームスプリッター、28…対物レンズ、
30…光ディスク、32…焦点検出レンズ、34…光検
出器、10,340〜346…フォトダイオード、34
8…受光パターン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光検出器から出力される複数の信号成分を
    含む光再生信号を、該複数の信号成分に対応した周波数
    領域に分割し、該分割された光再生信号をそれぞれ電流
    /電圧変換する信号発生手段と、 前記各信号成分に対応する電流/電圧変換の結果間の加
    算を行ない、該電流/電圧変換の結果の補正を行う補正
    手段とを有する光再生信号処理回路。
  2. 【請求項2】前記信号発生手段は、前記信号成分の内の
    相互に存在する周波数領域に一部重複を有する信号成分
    に対応する前記光再生信号の分割を行う場合、該重複し
    ている信号成分の内の1つが存在する周波数領域と他の
    周波数領域に前記光再生信号の分割を行って前記電流/
    電圧変換を行い、 前記補正手段は、前記重複している信号成分の内の1つ
    が存在する周波数領域に対応する電流/電圧変換結果
    を、前記他の周波数領域に対応する電流/電圧変換結果
    に加算し、該他の周波数領域に対応する電流/電圧変換
    結果の情報の欠落を補正することを特徴とする請求項1
    に記載の光再生信号処理回路。
  3. 【請求項3】前記複数の信号成分は、光ディスク装置に
    おいて情報の再生に用いるRF信号成分、および、トラ
    ッキングサーボに用いるサーボ信号であり、これらの信
    号成分が存在する周波数領域は一部重複していることを
    特徴とする請求項1または2に記載の光再生信号処理回
    路。
  4. 【請求項4】前記重複している信号成分の内の1つは、
    前記RF信号成分であることを特徴とする請求項3に記
    載の光再生信号処理回路。
  5. 【請求項5】前記重複している信号成分の内の1つは、
    前記サーボ信号成分であることを特徴とする請求項3に
    記載の光再生信号処理回路。
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