JPH07152470A - 入力ペン電源電圧監視式デジタイザ - Google Patents
入力ペン電源電圧監視式デジタイザInfo
- Publication number
- JPH07152470A JPH07152470A JP32625093A JP32625093A JPH07152470A JP H07152470 A JPH07152470 A JP H07152470A JP 32625093 A JP32625093 A JP 32625093A JP 32625093 A JP32625093 A JP 32625093A JP H07152470 A JPH07152470 A JP H07152470A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- signal
- input pen
- supply voltage
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケーブル無しの入力ペンを用いた座標入力装
置において、電源電池の電圧が低下してきた事をデジタ
ル出力情報で出力し操作者及び座標情報出力先のシステ
ムに知らせる。 【構成】 電源電池と、交流信号発生器と交流信号を変
調する電源電圧監視器と信号送信部とを有する入力ペン
と、複数の電極線を備えたタブレット及び信号処理部と
制御部とで主に構成される。 【効果】 入力ペンの電源電圧が低下した際、予告無し
に動作停止する前に座標情報出力先のシステムが自動的
に認識する事が出来て、デジタイザの安全度が向上し
た。
置において、電源電池の電圧が低下してきた事をデジタ
ル出力情報で出力し操作者及び座標情報出力先のシステ
ムに知らせる。 【構成】 電源電池と、交流信号発生器と交流信号を変
調する電源電圧監視器と信号送信部とを有する入力ペン
と、複数の電極線を備えたタブレット及び信号処理部と
制御部とで主に構成される。 【効果】 入力ペンの電源電圧が低下した際、予告無し
に動作停止する前に座標情報出力先のシステムが自動的
に認識する事が出来て、デジタイザの安全度が向上し
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はタブレット上に当接され
た、電池を電源とするケーブル無しの入力ペンの、タブ
レット上への当接位置情報を出力するデジタイザに関す
る。
た、電池を電源とするケーブル無しの入力ペンの、タブ
レット上への当接位置情報を出力するデジタイザに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の装置本体とのケーブル無しの入力
ペンを使用したデジタイザにおいては、電源電池の電圧
低下を発光ダイオードの減光あるいは点灯、または座標
入力の困難化あるいは座標入力不能状態により操作者が
知る方式を採用していた。
ペンを使用したデジタイザにおいては、電源電池の電圧
低下を発光ダイオードの減光あるいは点灯、または座標
入力の困難化あるいは座標入力不能状態により操作者が
知る方式を採用していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方式に
おいては、デジタル出力情報に入力ペン電源電圧低下情
報をも含めるものではなかったので、電源電圧情報をシ
ステムに利用できなかった。
おいては、デジタル出力情報に入力ペン電源電圧低下情
報をも含めるものではなかったので、電源電圧情報をシ
ステムに利用できなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上述の
従来の問題点に鑑みなされたもので、複数の電極線を備
えたタブレットと、前記電極線に交流信号を送信するケ
ーブル無しの入力ペンと、前記各電極線で受信した交流
信号を処理し前記入力ペン内電源低下情報をデコードす
る信号処理部と、前記信号処理部からの信号を入力しデ
ジタル情報で出力する制御部とを有するデジタイザであ
って、前記入力ペン内に電源部としての電池とセラミッ
ク共振子及び反転増幅器による交流信号発生器と該交流
信号発生器を変調する電源電圧監視器と変調交流信号の
送出部とを有することを特徴とする入力ペン電源電圧監
視式デジタイザを提案するものである。
従来の問題点に鑑みなされたもので、複数の電極線を備
えたタブレットと、前記電極線に交流信号を送信するケ
ーブル無しの入力ペンと、前記各電極線で受信した交流
信号を処理し前記入力ペン内電源低下情報をデコードす
る信号処理部と、前記信号処理部からの信号を入力しデ
ジタル情報で出力する制御部とを有するデジタイザであ
って、前記入力ペン内に電源部としての電池とセラミッ
ク共振子及び反転増幅器による交流信号発生器と該交流
信号発生器を変調する電源電圧監視器と変調交流信号の
送出部とを有することを特徴とする入力ペン電源電圧監
視式デジタイザを提案するものである。
【０００５】
【作用】入力ペン内の電源電圧低下監視回路の出力によ
り、交流信号発生器の発振周波数を変調し、タブレット
での受信信号を信号処理部のデコーダで判別し、デジタ
ル出力情報に含ませる。
り、交流信号発生器の発振周波数を変調し、タブレット
での受信信号を信号処理部のデコーダで判別し、デジタ
ル出力情報に含ませる。
【０００６】
【実施例】以下に本発明の詳細を添付図を参照して説明
する。全体の構成図を図１に示す。入力ペン３の先端部
から交流信号を送出しタブレット１上の格子状電極線
２、２、・・・でこの信号を受信するのであるが、静電
容量結合式デジタイザにおいては入力ペン３の先端部導
体３ａとタブレット１上の線状電極線２間の静電容量を
介して交流信号が電子回路４に伝わり、また、電磁結合
方式デジタイザにおいては入力ペン３の先端部近くに実
装されたコイルとタブレット上のループ状電極線２間の
電磁誘導を介して交流信号が電子回路４に伝わる。
する。全体の構成図を図１に示す。入力ペン３の先端部
から交流信号を送出しタブレット１上の格子状電極線
２、２、・・・でこの信号を受信するのであるが、静電
容量結合式デジタイザにおいては入力ペン３の先端部導
体３ａとタブレット１上の線状電極線２間の静電容量を
介して交流信号が電子回路４に伝わり、また、電磁結合
方式デジタイザにおいては入力ペン３の先端部近くに実
装されたコイルとタブレット上のループ状電極線２間の
電磁誘導を介して交流信号が電子回路４に伝わる。
【０００７】電子回路４内に於いて信号処理を行い、タ
ブレット１上に当接された入力ペン３の当接位置座標を
判別すると共に、入力ペン３内電源電池の電圧低下状態
をも判別する。座標判別の手段は数通りの方法が従来か
ら良く知られており、本発明の要旨ではないのでここで
は詳述しないが、入力ペン３電源電圧低下状態を判別す
る手段を次に詳細に説明する。
ブレット１上に当接された入力ペン３の当接位置座標を
判別すると共に、入力ペン３内電源電池の電圧低下状態
をも判別する。座標判別の手段は数通りの方法が従来か
ら良く知られており、本発明の要旨ではないのでここで
は詳述しないが、入力ペン３電源電圧低下状態を判別す
る手段を次に詳細に説明する。
【０００８】周波数シフト型変調による実施例を図２に
示す。電源電池５の電圧レベルを電圧監視器６にて、そ
のしきい値と比較している。電源の電圧レベルが電圧監
視器６のしきい値以上であれば入力をそのまま出力、し
きい値以下の電圧レベルであれば出力は０〔Ｖ〕とな
る。電源電圧レベルが電圧監視器６のしきい値以下とな
ったとき電圧監視器の出力は０〔Ｖ〕となり、スイッチ
８が切り替わる事によって接続されるコンデンサの値が
変わり交流信号発生器７の発振周波数が低くなる。図６
にその出力波形を示す。矩形波で示したが正弦波を出力
するようにしても良い。信号送出部９から出力された信
号は、タブレットに入力され図５に示すアナログマルチ
プレクサ１３を通じて信号処理部１４のデコーダとして
の周波数カウンタ１６へも印加される。この周波数カウ
ント値により制御部１７が入力ペン３の電源電圧低下状
態を認識し座標情報と共に出力する。
示す。電源電池５の電圧レベルを電圧監視器６にて、そ
のしきい値と比較している。電源の電圧レベルが電圧監
視器６のしきい値以上であれば入力をそのまま出力、し
きい値以下の電圧レベルであれば出力は０〔Ｖ〕とな
る。電源電圧レベルが電圧監視器６のしきい値以下とな
ったとき電圧監視器の出力は０〔Ｖ〕となり、スイッチ
８が切り替わる事によって接続されるコンデンサの値が
変わり交流信号発生器７の発振周波数が低くなる。図６
にその出力波形を示す。矩形波で示したが正弦波を出力
するようにしても良い。信号送出部９から出力された信
号は、タブレットに入力され図５に示すアナログマルチ
プレクサ１３を通じて信号処理部１４のデコーダとして
の周波数カウンタ１６へも印加される。この周波数カウ
ント値により制御部１７が入力ペン３の電源電圧低下状
態を認識し座標情報と共に出力する。
【０００９】ＦＭ変調による実施例を図３に示す。電源
電池５の電圧レベルを電圧監視器６にてそのしきい値と
比較している。電源電圧がしきい値以上である場合は入
力をそのまま出力し１００Ｈｚ制御パルス発生器１２は
動作せず交流信号発生器７は通常の発振動作をする。電
源電圧が電圧監視器６のしきい値以下となった場合は電
圧監視器６の出力が低レベルとなり１００Ｈｚ制御パル
ス発振器が動作して１００Ｈｚ制御パルス（図７Ｄ波
形）信号に同期して交流信号発生回路のスイッチ８が切
り替わる、これによって交流信号は１００Ｈｚ制御パル
ス発生器１２の出力信号が高レベルの時と低レベルの時
では違う周波数の出力信号（図７のＣ波形）が得られ信
号送出部９から送信される。図７にその出力波形を示
す。信号送出部９から出力された信号はタブレット１に
入力され、図５に示す前述と同様の処理を受けて制御部
１７にてＦＭ変調信号を認識したときに、入力ペン３の
電源電圧低下情報を出力する。
電池５の電圧レベルを電圧監視器６にてそのしきい値と
比較している。電源電圧がしきい値以上である場合は入
力をそのまま出力し１００Ｈｚ制御パルス発生器１２は
動作せず交流信号発生器７は通常の発振動作をする。電
源電圧が電圧監視器６のしきい値以下となった場合は電
圧監視器６の出力が低レベルとなり１００Ｈｚ制御パル
ス発振器が動作して１００Ｈｚ制御パルス（図７Ｄ波
形）信号に同期して交流信号発生回路のスイッチ８が切
り替わる、これによって交流信号は１００Ｈｚ制御パル
ス発生器１２の出力信号が高レベルの時と低レベルの時
では違う周波数の出力信号（図７のＣ波形）が得られ信
号送出部９から送信される。図７にその出力波形を示
す。信号送出部９から出力された信号はタブレット１に
入力され、図５に示す前述と同様の処理を受けて制御部
１７にてＦＭ変調信号を認識したときに、入力ペン３の
電源電圧低下情報を出力する。
【００１０】断続変調による実施例を図４に示す。電源
電池５の電圧レベルを電圧監視器６にてそのしきい値と
比較している。電源電圧がしきい値以上である場合は入
力をそのまま出力し１００Ｈｚ制御パルス発生器１２は
動作せず、交流信号発生器７は通常の発振動作をする。
電源電圧が電圧監視器６のしきい値以下となった場合は
電圧監視器６の出力が低レベルとなり１００Ｈｚ制御パ
ルス発生器１２が動作して１００Ｈｚ信号（図８のＦ波
形）に同期した動作で交流信号発生器７の出力に接続さ
れたスイッチ８をＯＮ−ＯＦＦさせる事により１００Ｈ
ｚ制御パルス発生器１２の出力信号が高レベルの時だけ
交流信号が信号送出部９から送信される。図８Ｅにその
出力波形を示す。信号送出部９から出力された信号はタ
ブレット１に入力され図５に示す前述と同様の処理を受
けて制御部１７にて、断続変調信号を認識したときに入
力ペン３電源電圧低下情報を出力する。
電池５の電圧レベルを電圧監視器６にてそのしきい値と
比較している。電源電圧がしきい値以上である場合は入
力をそのまま出力し１００Ｈｚ制御パルス発生器１２は
動作せず、交流信号発生器７は通常の発振動作をする。
電源電圧が電圧監視器６のしきい値以下となった場合は
電圧監視器６の出力が低レベルとなり１００Ｈｚ制御パ
ルス発生器１２が動作して１００Ｈｚ信号（図８のＦ波
形）に同期した動作で交流信号発生器７の出力に接続さ
れたスイッチ８をＯＮ−ＯＦＦさせる事により１００Ｈ
ｚ制御パルス発生器１２の出力信号が高レベルの時だけ
交流信号が信号送出部９から送信される。図８Ｅにその
出力波形を示す。信号送出部９から出力された信号はタ
ブレット１に入力され図５に示す前述と同様の処理を受
けて制御部１７にて、断続変調信号を認識したときに入
力ペン３電源電圧低下情報を出力する。
【００１１】
【発明の効果】 本発明により入力ペンの電源電圧低下
時に、自動的にデジタル情報で出力する事ができ、電源
電圧が低下している事を操作者及び座標情報出力先のシ
ステムに伝える事ができるので、安全で信頼性の高いデ
ジタイザを実現することができる。
時に、自動的にデジタル情報で出力する事ができ、電源
電圧が低下している事を操作者及び座標情報出力先のシ
ステムに伝える事ができるので、安全で信頼性の高いデ
ジタイザを実現することができる。
【図１】 装置全体の構成図
【図２】 周波数シフト型変調による実施例
【図３】 ＦＭ変調による実施例
【図４】 断続変調による実施例
【図５】 受信側構成図
【図６】 周波数シフト型変調による出力波形図
【図７】 ＦＭ変調による出力波形図
【図８】 断続変調による出力波形図
１ タブレット ２ 電極線 ３ 入力ペン ４ 電子回路 ５ 電源電池 ６ 電圧低下監視器 ７ 交流信号発生器 ８ スイッチ ９ 信号送出部 １０ 反転増幅器 １１ セラミック共振子 １２ １００Ｈｚ制御パルス発生器 １３ アナログマルチプレクサ １４ 信号処理部 １５ 入力ペン座標判別用信号プロセス回路 １６ デコーダとしての周波数カウンタ １７ 制御器
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の電極線を備えたタブレットと、前
記電極線に交流信号を送信するケーブル無しの入力ペン
と、前記各電極線で受信した交流信号を処理し前記入力
ペン内電源低下情報をデコードする信号処理部と、前記
信号処理部からの信号を入力しデジタル情報で出力する
制御部とを有するデジタイザであって、前記入力ペン内
に電源部としての電池とセラミック共振子及び反転増幅
器による交流信号発生器と該交流信号発生器を変調する
電源電圧監視器と変調交流信号の送出部とを有すること
を特徴とする入力ペン電源電圧監視式デジタイザ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32625093A JPH07152470A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 入力ペン電源電圧監視式デジタイザ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32625093A JPH07152470A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 入力ペン電源電圧監視式デジタイザ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07152470A true JPH07152470A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=18185677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32625093A Pending JPH07152470A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 入力ペン電源電圧監視式デジタイザ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07152470A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5706028A (en) * | 1995-04-24 | 1998-01-06 | Wacom Co., Ltd. | Position indicator |
| JP2008522183A (ja) * | 2004-12-01 | 2008-06-26 | エヌ−トリグ リミテッド | 位置検出システムおよび装置ならびにその使用および制御のための方法 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP32625093A patent/JPH07152470A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5706028A (en) * | 1995-04-24 | 1998-01-06 | Wacom Co., Ltd. | Position indicator |
| JP2008522183A (ja) * | 2004-12-01 | 2008-06-26 | エヌ−トリグ リミテッド | 位置検出システムおよび装置ならびにその使用および制御のための方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5762659B1 (ja) | 位置指示器 | |
| KR100521115B1 (ko) | 적외선중계기 | |
| JPH07152470A (ja) | 入力ペン電源電圧監視式デジタイザ | |
| US6806699B2 (en) | Method and apparatus for monitoring live electrical equipment at high or medium voltage | |
| JP2002149317A (ja) | 入力システム及び入力装置 | |
| KR20120085471A (ko) | 초음파 수중 페이져 | |
| JPH07500435A (ja) | コードレス指示装置を備えたディジタイザタブレット | |
| JP2008016290A (ja) | 照明制御用リモコンシステムおよびリモコン装置 | |
| JPS63178695A (ja) | リモ−ト・コントロ−ル・システム | |
| CN218446953U (zh) | 具有震动功能的工业无线遥控系统 | |
| JP3544385B2 (ja) | サイン灯用電源装置及びサイン灯用点滅・調光装置 | |
| GB2205433A (en) | Doorbell operated by radio or ultrasonic waves | |
| EP0339334A2 (en) | Optically coupled remote sensor apparatus and system | |
| KR950004746B1 (ko) | 고주파 송신기 | |
| JPH07160214A (ja) | サイン灯用点滅・調光装置 | |
| JPS5826257B2 (ja) | 屋内負荷の電力線搬送波制御方式 | |
| JP4736886B2 (ja) | 照明光伝送システム | |
| JPS6367388B2 (ja) | ||
| KR930008030Y1 (ko) | 원격제어장치의 점등제어회로 | |
| JP2959073B2 (ja) | 光―電気入出力装置 | |
| JP4267164B2 (ja) | 電池を電源として用いた無線送信機 | |
| JPS60138487A (ja) | タイマ−システム | |
| JPH03162198A (ja) | 制御装置の動作状態通知装置 | |
| JPH0511509Y2 (ja) | ||
| KR200156375Y1 (ko) | 유.무선 입력장치의 전원 제어회로 |