JPH07152449A - 周辺バスクロック信号を制御するためのコンピュータシステムおよびその方法 - Google Patents

周辺バスクロック信号を制御するためのコンピュータシステムおよびその方法

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JPH07152449A JP6224336A JP22433694A JPH07152449A JP H07152449 A JPH07152449 A JP H07152449A JP 6224336 A JP6224336 A JP 6224336A JP 22433694 A JP22433694 A JP 22433694A JP H07152449 A JPH07152449 A JP H07152449A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周辺バスクロック信号を制御するシステムお
よび方法を提供する。 【構成】 周辺バスクロック信号の停止の前に、クロッ
ク制御回路(120)によりインジケータ信号が生成さ
れる。スレーブ装置は、周辺バスクロック信号を要求し
続ければクロックリクエスト信号を生成する。クロック
制御回路はこれを受取り、周辺バスクロック信号を停止
させないようにする。周辺バスクロック信号が停止され
るときに代替バスマスタ(108;110)が周辺バス
(102)の統御を必要とすれば、この代替バスマスタ
は、周辺バスクロックの再始動のためにクロックリクエ
スト信号をアサートするように構成され得る。この信号
は周辺バスに送られ、クロック制御回路がそれを受取
り、周辺バスクロック信号を再始動させる。代替バスマ
スタは、バスアービタユニット(106)から許可信号
を得るために周辺バスクロック信号と同期のバスリクエ
スト信号を生成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は、コンピュータシステム内の電
力管理に関し、より特定的には、周辺バスクロック信号
を制御するためのシステムおよびその方法に関する。
【0002】
【関連技術の説明】製造業者の現在の開発の目標は、コ
ンピュータシステムの電力消費量を低減することであ
る。電力消費量を低減すれば典型的にはシステムの熱の
発生も低減され、それによって信頼性が高まりかつコス
トが削減される。さらに、電池で電力供給される携帯用
コンピュータシステムの動作寿命を最大にするという点
で、電力の低減は特に重要である。
【0003】コンピュータシステムの電力消費量を低減
するための種々の方法が考案されてきた。これらの方法
には、回路の集積度を向上させることや、改良された回
路および電力管理ユニット(PMU)を組込むことがあ
る。1つの特定の電力低減法には、非活性な回路部分を
駆動するクロック信号を停止させる能力が必要である。
そのような方法を用いるシステムは、典型的には、非活
性な回路部分を検出または予測し、それに従ってその非
活性な回路部分に関連するクロック信号を停止させる電
力管理ユニットを含む。非活性な回路部分を駆動する
「使用されていない」クロック信号をOFFにすること
によって、システムの総電力消費量が低減される。同様
の方法には、時間が決定的でない動作モードの間回路部
分を駆動するクロック信号の周波数を低減させる能力が
必要である。
【0004】「使用されていない」クロック信号を停止
させる能力は電力消費量を低減することにおいては一般
に成功したが、代替バスマスタがそこに接続される周辺
バスを駆動するクロック信号にはこの方法は一般に適用
されていない。このように制限される理由は、以下の例
から最良に理解される。
【0005】図1は、マイクロプロセッサ(CPU)1
2と、システムメモリ14と、ブリッジ/メモリコント
ローラ16と、バスインタフェースおよびアービタユニ
ット18とを含むコンピュータシステム10を示すブロ
ック図である。CPUローカルバス20は、マイクロプ
ロセッサ12をブリッジ/メモリコントローラ16とバ
スインタフェースおよびアービタユニット18とに結合
する。システムメモリバス22は、システムメモリ14
をブリッジ/メモリコントローラ16に結合する。「マ
スタ1」として示される代替バスマスタ26および「マ
スタ2」として示される第2の代替バスマスタ28は、
周辺バス30を介してバスインタフェースおよびアービ
タユニット18に結合される。同様に、スレーブ装置3
1も、周辺バス30を介してバスインタフェースおよび
アービタユニット18に結合される。
【0006】代替バスマスタ26が周辺バス30の統御
を必要とするとき、REQ1として示されるリクエスト
信号が代替バスマスタ26によってアサートされ、バス
インタフェースおよびアービタユニット18によって検
出される。内部アービトレーション論理に従ってバスの
統御が許可されれば、バスインタフェースおよびアービ
タユニット18はGNT1として示される許可信号をア
サートし、それに応じて、代替バスマスタ26は周辺バ
ス30を統御することができかつ所望のサイクルを実行
し得る。
【0007】図1のシステムでは、リクエスト信号RE
Qx(すなわち、REQ1またはREQ2)は、関連す
る代替バスマスタによって周辺バスクロック信号CLK
と同期的にアサートされなければならない。この要求
は、PCIバス規格等のいくつかの広く用いられている
周辺バス規格によって指定される。この要求の結果、そ
のような周辺バス規格を用いるシステムは、周辺バスク
ロック信号CLKが常にONにされるように設計され、
それによって代替バスマスタが同期リクエスト信号を生
成できるようになる。しかしながら、そのようなシステ
ムでは、周辺バスが使用されていないときに電力が浪費
される。
【0008】スレーブ装置が周辺バスサイクルが終わっ
た後にクロック信号を必要とし得るため、周辺バスのた
めにクロック停止(またはクロック減速)電力低減法を
用いることに対して付加的な障害が生じる。たとえば、
スレーブ装置31が内部FIFOを空にするために、周
辺バスサイクルの完了時に付加的なクロックサイクルが
必要とされるかもしれない。もしそのような状況の間に
クロック信号が停止されれば、システムの性能およびデ
ータの保全性に悪影響が及ぼされるかもしれない。
【0009】電力管理の目的のために周辺バスクロック
信号を停止または減速することに関するさらに別の問題
点は、もし周辺装置が周辺バスクロック信号を再始動さ
せることができないかまたは所与の時間内にクロックエ
ッジを受取らなければ、外部バスマスタは立ち往生する
かまたはデータを失う可能性があるということである。
その結果、システムの性能が劣化するかまたはデータの
保全性が悪影響を受ける可能性がある。いかなるコンピ
ュータシステムにおいてもデータの保全性は非常に重要
であるため、および従来の周辺バスマスタは典型的には
関連する周辺バスクロック信号を制御することができな
いため、そのような従来のバスマスタ装置は、電力管理
のために周辺クロック信号が停止または減速されるコン
ピュータシステムと互換性がない場合がある。したがっ
て、そのようなコンピュータシステムと従来の周辺装置
との逆方向の互換性は制限され得る。
【0010】
【発明の概要】上述の問題点は、本発明に従った周辺バ
スクロック信号を制御するためのシステムおよび方法に
よってその大部分が解決される。このシステムは、たと
えば電力管理ユニットに応答して周辺バスクロック信号
が停止(または減速)され得る電力節約法を適応させ
る。周辺バスクロック信号を停止させる前に、クロック
制御回路によってクロックリクエストラインにインジケ
ータ信号が生成される。スレーブ装置が周辺バスクロッ
ク信号を必要とし続ければ、スレーブ装置はそれに応答
してクロックリクエスト信号を発生する。クロック制御
回路はクロックリクエスト信号を受取り、それに応じて
周辺バスクロック信号が停止しないようにする。周辺バ
スクロック信号が停止されるときに代替バスマスタが周
辺バスの統御を必要とすれば、代替バスマスタは周辺バ
スクロックを再始動させるためにクロックリクエスト信
号をアサートするように構成され得る。クロックリクエ
スト信号は周辺バス上に送られ、その結果クロック制御
回路によって受取られる。クロック制御回路はそれに応
答して周辺バスクロック信号を再始動させる。その後、
代替バスマスタは周辺バスクロック信号と同期のバスリ
クエスト信号を発生し、それによってバスアービタユニ
ットから許可信号を得ることができる。
【0011】このシステムはさらに、内部でバスリクエ
スト信号を生成できない従来の代替バスマスタとの逆方
向の互換性が得られるように構成され得る。そのような
実施例に関しては、システムのリセットの際に、BIO
Sブートコードは各々の代替バスマスタ内の構成レジス
タを読取る。PCIベースのシステムに関しては、この
構成レジスタはいわゆるMAXLATレジスタ(または
フィールド)であってもよい。構成レジスタの内容は、
特定のマスタが周辺バスへのアクセスを必要とし得る頻
度を示している。各々のマスタのMAXLATフィール
ドを読取る際に、システムは、周辺バスへのアクセスを
最も頻繁に必要とするマスタに対応するMAXLAT値
に従ってクロック制御タイマを設定する。周辺バスを最
も頻繁に必要とするマスタがたとえば2マイクロ秒とい
う最大待ち時間を指定すれば、システムは、1マイクロ
秒(すなわち、指定された最大待ち時間の半分)ごとに
サイクル動作を行なう(またはトリガする)ようにクロ
ック制御タイマを設定する。その後、もし電力管理ユニ
ットによって周辺バスクロックを停止させる決定がなさ
れれば、クロック制御タイマはサイクル動作を始める。
1マイクロ秒が経過するたびに、クロック制御タイマ
は、クロックジェネレータに少なくとも1つのクロック
エッジ(すなわち、ワンショットまたはマルチショッ
ト)を与えるようにさせる。これにより、周辺バスに結
合されるいかなるバスマスタも、たとえそのバスマスタ
がクロックリクエスト信号を生成できなくても、周辺バ
スを統御するために確実に同期バスリクエスト信号を生
成することができる。このシステムはさらに、周期的な
クロックエッジの各々を与える間にできるだけ長くクロ
ック信号を停止させることによって、電力管理を最適化
させる。もし代替的に電力管理ユニットが電力節約モー
ドの間に周辺バスクロック信号を減速させれば、各々の
マスタのMAXLATフィールドから読取られる値は、
クロック信号が減速され得る最小の周波数を決定するた
めに用いられ得る。すなわち、クロックジェネレータ
は、周辺バスを最も頻繁に必要とするマスタのMAXL
ATフィールド内で指定された最大待ち時間の値の半分
以下の周期で周辺バスクロック信号を生成するように設
定されるであろう。本発明に従ったシステムを用いれ
ば、周辺バスクロック信号を電力管理のために停止させ
るかまたは低減させ、なおかつ周辺バスの統御を得るた
めに同期バスリクエスト信号をアサートしなければなら
ない代替バスマスタを適応させることができる。
【0012】本発明の他の目的および利点は、添付の図
面を参照して以下の詳細な説明から明らかになるであろ
う。
【0013】本発明は種々の変更例および代替例が可能
であるが、特定の実施例を例示的に図面に示しかつ詳細
に説明する。しかしながら、これらの図面および詳細な
説明は本発明を開示される特定の形に限定するものでは
なく、本発明は、前掲の特許請求の範囲によって規定さ
れるような本発明の意図および範囲内でいかなる変形
例、均等物および代替例も含むものとする。
【0014】
【好ましい実施例の詳細な説明】次に図2を参照する
と、周辺バス102がバスインタフェースおよびアービ
タユニット106を介してCPUローカルバス104に
結合されるコンピュータシステム100の一部分がブロ
ック図で示されている。「マスタ1」として示される代
替バスマスタ108および「マスタ2」として示される
第2の代替バスマスタ110は周辺バス102に結合さ
れ、マイクロプロセッサ(CPU)119はCPUロー
カルバス104に結合される。さらに、電力管理ユニッ
ト111、フリップフロップ112、114、および信
号ドライバ116、118はバスインタフェースおよび
アービタユニット106に結合される。
【0015】代替バスマスタ108および110は、種
々の特定の周辺バス装置によって実現することができ
る。たとえば、代替バスマスタ108は、他のコンピュ
ータシステムを周辺バス102に接続するローカルエリ
アネットワーク(LAN)装置によって実現することが
できる。同様に、代替バスマスタ110は、周辺バス1
02を他の周辺バスに接続する拡張バスインタフェース
によって実現することができる。
【0016】周辺バス102は予め定められたビット幅
を有し、CD−ROM装置等の種々の他の周辺装置に接
続され得る。ある実施例では、周辺バス102はPCI
規格バス構成を用いて実現されるが、代替的には他の周
辺バス規格構成を用いることができる。このPCI規格
バス構成は、PCIスペシャル・インタレスト・グルー
プ(PCI Special Interest Group)による1993年4
月30日発行の出版物PCIローカルバス仕様PCI Lo
cal Bus Specification )改訂版2に記載されている。
この文献の全体を引用によりここに援用する。
【0017】マイクロプロセッサ119は、予め定めら
れた命令セットを実現するデータ処理ユニットである。
例示的な処理ユニットには、モデル80386およびモ
デル80486のマイクロプロセッサがある。なお、C
PUローカルバス104はマイクロプロセッサ119を
キャッシュメモリおよびメモリコントローラ等の種々の
他の構成要素に結合し得る。
【0018】バスインタフェースおよびアービタユニッ
ト106は、マイクロプロセッサ119と周辺バス10
2に結合される装置との間で制御信号、データ信号およ
びアドレス信号を調整しかつ送るような周知のインタフ
ェース機能を制御する従来の回路を含む。バスインタフ
ェースおよびアービタユニット106はさらに、周辺バ
ス102の統御を争う装置を調停しかつそれらに優先順
位を付ける。図1に関して以前に説明した例と同様に、
バスインタフェースおよびアービタユニット106内の
アービトレーション論理は、代替バスマスタによってア
サートされた同期リクエスト信号を検出し、かつ周辺バ
ス102の統御を達成することができるときに関連する
許可信号を生成するように構成される。バスインタフェ
ースおよびアービタユニット106は、ライン123お
よび124でそれぞれ同期リクエスト信号SREQ1お
よびSREQ2を受取り、かつライン125および12
6でそれぞれ許可信号GNT1およびGNT2を生成す
る。バスインタフェースおよびアービタユニット106
のこれらの部分が種々の特定の回路構成を用いて実現で
きること、および例示的な回路構成は既知の先行技術の
多数の出版物において記載されていることが当業者によ
って認識されるであろう。
【0019】バスインタフェースおよびアービタユニッ
ト106は、クロック制御回路120およびクロックジ
ェネレータ122をさらに含む。クロックジェネレータ
122は、代替バスマスタ108および代替バスマスタ
110等の周辺装置を駆動するために「CLK」として
示される周辺バスクロック信号を生成する。以下に詳細
に説明するように、クロック制御回路120は、電力管
理ユニット111が周辺バスクロック信号CLKを停止
させた後、代替バスマスタを適応させるためにクロック
ジェネレータ122の再始動を制御する。
【0020】次にコンピュータシステム100の動作を
説明する。この議論に関しては、まず、電力管理ユニッ
ト111がクロックジェネレータ122をOFFにし、
これにより周辺バスクロック信号CLKが停止されると
仮定する。電力管理ユニット111は、たとえば、現在
バスインタフェースおよびアービタユニット106内に
バスリクエスト信号が保留されていないとき、マイクロ
プロセッサ119によって実行される周辺バスサイクル
の完了後、クロックジェネレータ122をOFFにする
ように構成され得る。
【0021】もし代替バスマスタ108または110の
一方が周辺バス102の統御を要求すれば、そのマスタ
装置によって対応する非同期バスリクエスト信号がアサ
ートされる。たとえば、代替バスマスタ108が周辺バ
ス102の統御を要求すれば、ライン128において非
同期リクエスト信号AREQ1がローにアサートされ
る。図1の例と同様に、ライン123でバスインタフェ
ースおよびアービタユニット106によって受取られる
リクエスト信号は、周辺バスクロック信号CLKと同期
でなければならない。しかしながら、この時点で、クロ
ックジェネレータ122はOFFにされる。したがっ
て、同期リクエスト信号を与えるために、非同期リクエ
スト信号AREQ1は信号ドライバ116を介してバッ
ファされ、これによりライン127上の非同期クロック
リクエスト信号CLKREQがローにアサートされる。
クロック制御回路120がクロックリクエスト信号CL
KREQのローへのアサートを検出すると、信号IDL
Eがクロック制御回路120によってハイにデアサート
され、これにより電力管理ユニット111がクロックジ
ェネレータ122をONにし、したがって、(すなわ
ち、信号ON/OFFをハイに駆動することによって)
周辺バスクロック信号CLKを再始動させる。
【0022】第1の周辺クロック信号CLKの立上がり
端縁で、ライン128における論理ロー信号(すなわ
ち、信号AREQ1)はフリップフロップ112にラッ
チされ、かつフリップフロップ112の出力で駆動され
る。したがって、フリップフロップ112の出力状態に
よって左右される同期リクエスト信号SREQ1はロー
になる。なお、信号SREQ1のローへの遷移はクロッ
ク信号CLKと同期的に起こる。
【0023】バスインタフェースおよびアービタユニッ
ト106が同期リクエスト信号SREQ1のローへのア
サートを検出すると、バスインタフェースおよびアービ
タユニット106は、その内部アービトレーション論理
に従って許可信号GNT1を生成し、その結果、代替バ
スマスタ108に周辺バス102の統御を許可する。
【0024】好ましい実施例では、代替バスマスタ10
8は、周辺バス102の統御が所望であるとき合計2ク
ロックサイクルの間非同期リクエスト信号AREQ1を
アサートする。クロック制御回路120がライン127
において結果として得られたローの信号を検出すると、
2クロックサイクル後に代替バスマスタ108によって
非同期リクエスト信号AREQ1がデアサートされてい
ても、クロック制御回路120は駆動を引継ぎ、ライン
127において論理ロー信号を維持する。IDLE信号
がハイにデアサートされかつクロックジェネレータ12
2が電力管理ユニット111によってONにされると、
システムマイクロプロセッサ119が周辺バス102の
統御を回復し、この時点で電力管理ユニット111がク
ロックジェネレータ122を停止させることができると
決定し得るまで周辺バスクロック信号CLKを停止させ
ることができない。たとえば、上述のように、電力管理
ユニット111は、現在バスインタフェースおよびアー
ビタユニット106内でバスリクエスト信号が保留され
ていなければ、マイクロプロセッサ119によって実行
される周辺バスサイクルが完了すると周辺バスクロック
信号CLKを停止させるように構成され得る。電力管理
ユニット111がそのような予め定められた状態にした
がって周辺バスクロック信号CLKを停止させることが
できると決定すると、クロック制御回路120は1クロ
ックサイクルの間クロックリクエスト信号CLKREQ
をハイに駆動する。その後、クロック制御回路120は
クロックリクエスト信号CLKREQおよびトライステ
ートライン126の駆動を解放する。その後、電力管理
ユニット111は信号ON/OFFをローに駆動するこ
とによってクロックジェネレータ122をOFFにし、
それによって周辺バスクロック信号CLKを停止させ
る。
【0025】なお、好ましい実施例では、最後の周辺バ
スクロック信号CLKの立上がり端縁の間ライン127
がハイとしてサンプリングされたときにのみ信号ドライ
バ116および118が可能化される。これにより、ク
ロック制御回路120がライン127をハイに駆動する
と同時に非同期リクエスト信号AREQx(すなわち、
AREQ1またはAREQ2)がローにアサートされて
も、ライン127において起こり得る信号の競合が防が
れる。この特徴の実現例は図3に示されており、ここで
は、周辺クロック信号CLKの各々のサイクルの間ライ
ン127をサンプリングするため、およびライン127
がハイとしてサンプリングされたときにのみ信号ドライ
バ116および118を可能化するためにフリップフロ
ップ129が用いられる。
【0026】再び図2を参照すると、もし非同期リクエ
スト信号AREQ1およびAREQ2が同時にまたはと
もにアサートされ、代替バスマスタ108および110
がともに周辺バス102の統御を要求していることを示
せば、クロックリクエスト信号CLKREQは再びロー
に駆動され、それによって周辺バスクロック信号CLK
を再始動させる。したがって、同期リクエスト信号SR
EQ1およびSREQ2はそれぞれフリップフロップ1
12および114の出力において与えられ、かつバスイ
ンタフェースおよびアービタユニット106において受
取られる。その後、内部アービトレーション論理によっ
て確立された予め定められた優先順位に従って許可信号
GNT1またはGNT2の一方がアサートされ、他方の
許可信号は「優先順位がより高い」代替バスマスタがそ
の対応するバスサイクルを完了するまで遅延される。そ
の後、バスインタフェースおよびアービタユニット10
6は、「優先順位がより低い」代替バスマスタがその対
応するバスサイクルを実行できるようにするために他方
の許可信号をアサートする。
【0027】次にクロック制御回路120の内部論理に
ついて考える。図4は、クロック制御回路120内で実
現されるアルゴリズムステートマシン300を示してい
る。ステートマシン300は、4つの状態310、32
0、330および340を含む。周辺バスクロック信号
CLKが停止されると、ステートマシン300はアイド
ル状態310に入る。クロックリクエスト信号CLKR
EQがハイである限り、ステートマシン300は状態3
10のままである。
【0028】クロックリクエスト信号CLKREQがロ
ーになると、ステートマシン300は状態320に入
る。この遷移は、非同期リクエスト信号AREQxのう
ちの1つが代替バスマスタのうちの1つによってアサー
トされると生じる。状態320の間に、クロック制御回
路120はライン127をローに駆動し、かつ信号ID
LEをハイにデアサートする。電力管理ユニット111
は信号IDLEのデアサートを検出し、その結果クロッ
クジェネレータ122をONにして周辺バスクロック信
号CLKを再始動させる。次にステートマシン300は
状態330に入り、この状態330の間信号IDLEは
ハイにデアサートされ続ける。ステートマシン300
は、同期リクエスト信号SREQxがローである間はず
っと状態330のままである。すべての同期リクエスト
信号がハイであれば、ステートマシン300は、内部タ
イマによって確立された遅延時間に従って予め定められ
た時間の間状態330のままである。この遅延時間は、
クロック信号CLKの再始動の後に、対応する同期リク
エスト信号SREQxが(フリップフロップ112また
は114によって)ローに駆動されるのに十分な時間が
確実に与えられるように設けられる。一実施例では、状
態330の内部タイマは、ステートマシン300が状態
330から出て行く前に少なくとも4クロックサイクル
が確実に生じるように規定される。
【0029】同期リクエスト信号SREQxがハイであ
りかつタイマが終了すると、ステートマシン300は状
態340に入る。状態340の間、クロックリクエスト
信号CLKREQはクロック制御回路120によって1
クロックサイクルの間ハイに駆動される。IDLE信号
はさらにローにアサートされる。
【0030】次にステートマシン300は再びアイドル
状態310に戻り、クロック制御回路120はクロック
リクエストライン127をトライステートにする。その
後、システムマイクロプロセッサ119が周辺バス10
2の統御を回復すると、または他のいかなる所望の電力
管理機構にも従って、電力管理ユニット111はクロッ
クジェネレータ122をOFFにし得る。その後、クロ
ックリクエスト信号をローにアサートすることによっ
て、周辺バスクロック信号CLKは、上述の態様で別の
代替バスマスタによって再び再始動され得る。
【0031】なお、再び図2を参照して、フリップフロ
ップ112および114、ならびに信号ドライバ116
および118はそれぞれ代替バスマスタ108および1
10の一体の部分として組込まれ得る。さらに、信号ラ
イン123〜127は簡略化のために周辺バス102と
別個のものとして示されているが、信号ライン123〜
127は周辺バス102の予め規定された制御ラインで
あってもよい。
【0032】図5に示されるような別の実施例では、ク
ロックリクエスト信号CLKREQおよび同期リクエス
ト信号SREQxを生成するために、ステートマシンが
各々の代替バスマスタ内に組込まれる。図2の回路部分
に対応する回路部分には、同じ参照番号が付されてい
る。図6は、そのような実施例の各々の代替バスマスタ
内に組込まれるアルゴリズムステートマシン500を示
している。ステートマシン500は、状態510、52
0および530を含む。
【0033】図4および図5とともに図6を参照する
と、リセットの後、クロックリクエスト信号がハイにな
ると、ステートマシン500は状態510に遷移する。
この時点で電力管理ユニット111はクロックを停止さ
せるためにクロックジェネレータ122に信号を送り得
る。マスタ周辺装置がクロックを必要としていなけれ
ば、ステートマシン500は状態510のままである。
システムの事象によってクロックリクエスト信号がロー
になれば、ステートマシン500は状態530に戻る。
もし状態510の間にマスタがクロックを必要とすれ
ば、ステートマシン500は状態520に遷移し、クロ
ックリクエスト信号CLKREQはローに駆動される。
その後、クロック制御回路120は、もしクロックが停
止されていればそれを再始動させるためにクロックジェ
ネレータ122に信号を送る。マスタは今、バスを獲得
しかつそのトランザクションを行なうために、その同期
バスリクエスト信号SREQxをアサートし得る。マス
タがそのバスリクエストを維持している限り、ステート
マシンは状態520のままである。マスタがそのバスリ
クエストをデアサートすると、ステートマシンは状態5
30に遷移し、クロックリクエスト信号CLKREQを
トライステートにさせる。
【0034】図2および図5のシステムを用いると、電
力管理のために周辺バスクロック信号を停止させ、なお
かつ周辺バスの統御を得るために同期バス信号をアサー
トしなければならない代替バスマスタを適応させること
ができる。これにより、コンピュータシステムの電力消
費量を低減しながら、幅広い互換性を維持することがで
きる。
【0035】次に図7を参照すると、スレーブ装置60
0が周辺バス102に結合される、同様のコンピュータ
システムの一部分が示されている。図5に対応する回路
ブロックには、同じ参照番号が付されている。
【0036】スレーブ装置600は、周辺クロック信号
CLKを受取るように結合され、かつライン127に結
合される。以下により詳細に説明するように、図7の実
施例によって、もし周辺バスサイクルの後にスレーブ装
置600が周辺バスクロック信号を必要とすれば、スレ
ーブ装置600が周辺バスクロック信号を停止させない
ようにすることができる。たとえば、スレーブ装置60
0は、内部FIFOバッファを空にするために周辺バス
転送サイクルの完了後周辺バスクロック信号を必要とし
得る。
【0037】図7の実施例の動作の間、スレーブ装置6
00はライン127におけるクロックリクエスト信号C
LKREQをモニタする。もしスレーブ装置600がク
ロックリクエスト信号CLKREQのハイへのアサート
を検出し、かつスレーブ装置がまだ周辺バスクロック信
号CLKを必要としていれば、スレーブ装置600は、
周辺バスクロック信号CLKが停止されないようにする
ために次のクロックサイクルでライン127を再びロー
に駆動する。
【0038】図8は、スレーブ装置600内に実現され
るアルゴリズムステートマシン700を示している。シ
ステムをリセットすると、ステートマシン700は状態
710に入り、この状態710の間ライン127はスレ
ーブ600によってトライステートにされる。ライン1
27のクロックリクエスト信号CLKREQがローであ
る限り、ステートマシン700は、状態710のままで
ある。
【0039】ライン127のクロックリクエスト信号C
LKREQがハイになると、ステートマシン700は状
態720に入る。状態720の間、ライン127はスレ
ーブ装置600によってトライステートにされ続ける。
クロックリクエスト信号CLKREQがハイのままであ
る限り、および周辺バスクロック信号CLKが必要とさ
れていない間、ステートマシン700は状態720のま
まである。
【0040】ライン127のクロックリクエスト信号C
LKREQがローに戻ると、ステートマシン700は状
態710に戻る。他方、スレーブ600が周辺バスクロ
ック信号CLKを必要としかつライン127のクロック
リクエスト信号がハイであれば、ステートマシン700
は状態730に入る。状態730の間、ライン127の
クロックリクエスト信号はスレーブ装置600によって
2クロックサイクルの間ローに引き下げられる。その
後、ステートマシン700は再び状態710に入り、ラ
イン127はスレーブ装置600によってトライステー
トにされる。
【0041】図9は、図2、図5および図7のクロック
制御回路120内に実現されるステートマシン800の
代替実施例を示している。ステートマシン800は、マ
スタおよびスレーブ装置によってアサートされるクロッ
クリクエスト信号(すなわち、CLKREQ)に応答す
る。この実施例では、周辺バスクロック信号の再始動お
よび停止は、クロック制御回路120によって直接制御
される。なお、電力管理ユニット111は、コンピュー
タシステムの動作の間、普段はクロックジェネレータ1
22を制御するように構成され得る。
【0042】リセットすると、ステートマシン800は
状態810に入り、この状態810の間ライン127の
クロックリクエスト信号CLKREQはトライステート
にされかつクロック制御回路120によって受動的にハ
イに引き上げられ、この間周辺バスクロック信号CLK
はONである。ライン127のクロックリクエスト信号
が予め定められたクロック数(すなわち、Mクロックサ
イクル)の間ハイとして検出されれば、ステートマシン
800は状態820に入る。
【0043】状態820の間、ライン127はトライス
テートにされ続け、かつクロック制御回路120によっ
てハイに引き上げられ、周辺バスクロック信号CLKは
停止される。なお、クロックジェネレータ122は、周
辺バスクロック信号CLKを停止させるように、電力管
理ユニット111を介してクロック制御回路120によ
って直接制御される。ライン127のクロックリクエス
ト信号CLKREQがたとえば代替バスマスタ108に
よってローに引き下げられるまで、ステートマシン80
0は状態820のままである。クロックリクエスト信号
CLKREQがローにアサートされると、ステートマシ
ン800は状態810に戻り、周辺バスクロック信号C
LKが再始動される。
【0044】その次のクロックサイクルで、もしクロッ
クリクエスト信号CLKREQがローにアサートされ続
ければ、ステートマシン800は状態830に入る。状
態830の間、クロック制御回路120はライン127
においてローへの駆動を維持し、そのためマスタまたは
スレーブ装置は駆動を解放することができる。同期バス
リクエスト信号(すなわち、SREQx)がアサートさ
れれば、バスリクエスト信号がハイにデアサートされる
まで、ステートマシン800は状態830のままであ
る。もしバスリクエスト信号SREQxがローにアサー
トされずかつ予め定められたクロックサイクル数(すな
わち、Nクロック)が生じれば、ステートマシン800
は状態840に入る。状態840の間、ライン127の
クロックリクエスト信号CLKREQは、クロック制御
回路120によって1クロックサイクルの間ハイにアサ
ートされる。ステートマシン800はその後再び状態8
10に戻る。
【0045】ライン127のクロックリクエスト信号が
再びローに引き下げられそれによってステートマシン8
00が状態830に入るまで、またはMクロックサイク
ルが生じ、そのときにステートマシン800が状態82
0に入りかつ周辺バスクロック信号が停止されるまで、
ステートマシン800は状態810のままである。
【0046】上述の説明から、もしスレーブ装置600
が周辺クロック信号CLKがONのままであることを必
要とすれば、スレーブ装置600はクロック制御回路1
20によるライン127のクロックリクエスト信号(一
般に「インジケータ」信号と呼ばれる)のローへのアサ
ートを検出し(すなわち、図4の状態340の間、また
は図9の状態840の間)、かつクロックリクエスト信
号をローに駆動してステートマシン300の状態330
(図4)またはステートマシン800の状態830(図
9)による決定に応じた付加的な定められた時間の間ク
ロックを動かし続ける。
【0047】次に図10を参照すると、バスインタフェ
ースおよびアービタユニット106の代替的な構成のブ
ロック図が示されている。簡略化しかつわかりやすくす
るために、図5に対応する回路部分には同じ参照番号が
付されている。
【0048】図10のシステムは、クロックリクエスト
信号CLKREQを生成できるバスマスタ(すなわち、
マスタ108等)に関しては、上述の図5の説明に従っ
て動作する。このシステムはまた、クロックリクエスト
信号を生成するように設計されていない従来のバスマス
タも適応させる。マスタ902はそのような従来のバス
マスタの1つを表している。
【0049】内部でクロックリクエスト信号を生成でき
ない従来の代替バスマスタとの逆方向の互換性を得るた
めに、バスマスタ(すなわち、マスタ902)が確実に
同期バスリクエスト信号SREQxを生成できるように
するように、電力節約モードの間クロック信号エッジの
周期的な発生を制御するプログラマブルクロック制御回
路906が設けられる。以下の説明からよりよく理解さ
れるように、電力節約モードの間にクロックエッジが発
生される周期速度は、従来のバスマスタの内部構成レジ
スタから読取られる値に依存する。
【0050】コンピュータシステム900をリセットす
ると、マイクロプロセッサ119はBIOSブートコー
ドの実行を開始する。ブート手順の間に、マスタ902
の構成レジスタ904の内容を読取るために読取動作が
実行される。この構成レジスタ904の特定の内容を以
下にさらに詳細に議論する。
【0051】BIOSコードはまた、マスタ902がク
ロックリクエスト信号CLKREQを生成できるかどう
かを示す状態ビットを含む(マスタ902内の)予め定
められたレジスタ位置への別の読取リクエストを呼出し
得る。(なお、クロックリクエスト信号は同様に「クロ
ックラン」信号CLKRUNと呼ばれることもある)。
マスタ902の場合、状態ビットは、マスタ902がク
ロックリクエスト信号CLKREQを生成できないこと
をシステムBIOSに示す。その後システムBIOS
は、周辺バス102に接続され得るマスタ108等の他
のいかなるバスマスタ内においても同様の状態および構
成レジスタを読取るために付加的な読取リクエストを開
始し得る。
【0052】マスタ902の構成レジスタ904の内容
は、マスタが周辺バス102へのアクセスを要求し得る
頻度を表している。周辺バス102がPCI規格構成バ
スである好ましい実施例では、構成レジスタ904は、
いわゆるMAXLAT(最大待ち時間)レジスタまたは
フィールドを実現し得る。当業者によって容易に認識さ
れるように、MAXLATフィールドは、特定の装置に
関して必要とされるバンド幅、およびしたがってバスの
調停のための優先順位レベルを決定するために、他のフ
ィールドとともに用いられる。MAXLAT値はまた、
特定のマスタの待ち時間の値の所望の設定を特定するた
めに用いられる。以前に引用したPCI仕様(PCI Spec
ification )の中に示されるように、MAXLATフィ
ールドは、特定の装置がPCIバスへのアクセスを得る
ことを必要とする頻度を特定するために用いられる。こ
の値は、ユニットにおける1/4マイクロ秒の時間を特
定する。値0は、装置が(特定のマスタ内の)待ち時間
タイマの設定をあまり必要としていないことを表わす。
【0053】システムをリセットすると、BIOSブー
トコードは、周辺バス102に接続される各々の代替バ
スマスタ内の指定されたMAXLAT構成レジスタを読
取り、かつどのバスマスタがクロックリクエスト信号の
生成を支持できるかを決定する。各々のマスタのMAX
LATを読取る際に、システムは、(クロックリクエス
ト信号CLKREQを生成できないマスタのうちで)最
も頻繁に周辺バス102へのアクセスを要求するマスタ
に対応するMAXLAT値に従ってクロック制御タイマ
908を設定する。最も頻繁に周辺バス102を要求す
るマスタがたとえば2マイクロ秒という最大待ち時間を
特定すれば、システムは、1マイクロ秒(すなわち、特
定された最大待ち時間の半分)ごとにサイクル動作を行
なう(またはトリガする)ようにクロック制御タイマ9
08を設定する。その後、電力管理ユニット111によ
って周辺バスクロックを停止させるという決定がなされ
れば、クロック制御タイマ908はサイクル動作を始め
る。1マイクロ秒が経過するたびに、クロック制御回路
906は、クロックジェネレータ122に少なくとも1
クロックエッジ(すなわち、ワンショットまたはマルチ
ショット)を与えるようにさせる。これにより、周辺バ
ス102に結合されるマスタ902等のいかなるバスマ
スタも、たとえそのマスタがクロックリクエスト信号C
LKREQを生成できなくても、周辺バス102の統御
を得るために同期バスリクエスト信号(すなわち、SR
EQ2)を確実に生成することができる。同期バスリク
エスト信号SREQxをリセットすると、プログラマブ
ルクロック制御回路906は、電力管理ユニット112
に、周辺バスクロック信号がその最大の(または通常
の)周波数で駆動される通常動作モードに再び入るよう
にさせる。それにより、リクエストを出しているマスタ
がサービスされる。
【0054】なお、好ましい実施例ではクロック制御タ
イマ908は特定された最大待ち時間の半分の時間で設
定されるが、クロック制御タイマ908は特定された最
大待ち時間に比例する(またはそれに依存する)他の値
で設定されてもよい。たとえば、システムに応じて、ク
ロック制御タイマ908は最大待ち時間の1/3の時間
で設定される場合もある。しかしながら、最大待ち時間
の1/2の時間に設定し、なおかつ各々のマスタがデー
タを損失せずに確実に周辺バスの統御を得ることができ
るようにすることによって、最適な電力の最適化が行な
われると考えられる。
【0055】したがって、図10のシステムは、周期的
なクロックエッジの各々を与える間の時間にできるだけ
長くクロック信号を停止させることによって電力管理の
最適化を適応する。図11は、図10のシステムの動作
を示すフロー図である。ステップ950の間、システム
BIOSは、スレーブ装置だけが周辺バス102に結合
されるかどうかを決定する。もしそうであれば、ステッ
プ952の間に、プログラマブルクロック制御回路は、
クロックリクエスト信号CLKREQを生成できないバ
スマスタを適応させずに図5および図7のシステムに従
って動作するように設定される。もし周辺バス102に
接続されるマスタの各々がクロックリクエスト信号CL
KREQを生成できれば、ステップ954による決定に
応じて、同様の動作が設定される。もし周辺バス102
に接続されるマスタの1つ以上がクロックリクエスト信
号の生成を支持できなれば、ステップ956の間に、マ
スタのMAXLATフィールドが読取られ、かつステッ
プ958の間に、クロック制御タイマ908は、最も頻
繁にアクセスを必要とするマスタ装置によって必要とさ
れる時間の半分の値で設定される。
【0056】もし電力節約モードの間電力管理ユニット
111が(クロックジェネレータ122を介して)代替
的に周辺バスクロック信号を(完全に停止させるのでは
なく)減速させるのであれば、各々のマスタのMAXL
ATフィールドから読取られる値は、クロック信号が減
速され得る最小の周波数を決定するために用いられ得
る。そのような実施例は、図12に示されている。図1
2の実施例では、クロックジェネレータ122は、プロ
グラマブルクロック制御回路906によって、最も頻繁
に周辺バスを必要とするマスタのMAXLATフィール
ド内で特定される最大待ち時間の値の半分以下の周期で
周辺バスクロック信号を生成するように設定される。た
とえば、マスタ902がレジスタ904の値に従って2
マイクロ秒ごとに周辺バス102へのアクセスを必要と
し得ることを示し、かつ(クロックリクエスト信号の生
成を支持できないマスタのうちで)最も頻繁に周辺バス
102へのアクセスを必要とするのがそのマスタであれ
ば、プログラマブルクロック制御回路906はライン9
07において周波数制御信号を生成し、この周波数制御
信号は電力節約モードの間周辺バスクロック信号を1マ
イクロ秒(または1マイクロ秒以下)の周期で駆動させ
る。これにより、マスタ902は、少なくとも必要とし
得る回数だけ同期バスリクエストを生成することができ
る。なお、一旦バスリクエスト信号SREQxが特定の
マスタによって生成されると、電力管理ユニット111
はクロックジェネレータ122に周辺バスクロック信号
を十分な周波数で駆動させる。
【0057】本発明に従ったシステムを用いると、電力
管理のために周辺バスクロック信号を停止または減速さ
せ、なおかつ周辺バスの統御を得るために同期バスリク
エスト信号をアサートしなけばならない代替バスマスタ
を適応させることができる。
【0058】上述のアルゴリズムステートマシン30
0、500、700および800は、種々の周知の回路
縮小法を用いることによって順序論理回路に縮小され得
る。たとえば、ステートマシン300、500、700
および800を順序論理回路に縮小するために、計算機
援用設計ツールを用いてもよい。例示的な計算機援用設
計ツールには、VHSICハードウエア記述言語および
VERILOG記述言語がある。
【0059】図2および図5の電力管理ユニット111
は、上述の機能の他に種々の付加的な電力管理機能を実
現するように構成され得る。たとえば、電力管理ユニッ
ト111は、1992年11月24日発行のスミス(Sm
ith )らへの米国特許番号第5,167,024号に記
載される機能と同様の機能を実現するように設計され得
る。この特許の全体を引用によりここに援用する。
【0060】なお、スレーブ装置600を、種々の特定
の周辺装置によって実現することができる。たとえば、
スレーブ装置600は、ディスクコントローラ装置また
はオーディオコントローラ装置であることが可能であ
る。
【0061】さらに、上述の実施例ではクロックジェネ
レータ122はバスインタフェースおよびアービタユニ
ット106内にあるように示されているが、クロックジ
ェネレータ122はコンピュータシステム100の種々
の代替回路ブロック内に組込まれてもよい。
【0062】上述の開示を十分に認識すれば、多くの変
形例および変更例が当業者に明らかとなるであろう。た
とえば、電力節約モードの間周辺バスクロック信号は完
全に停止される(0Hz)のではなくいかなる周波数レ
ベルにも低減されることができる。前掲の特許請求の範
囲は、そのような変形例および変更例のすべてを含むも
のとして解釈されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】周辺バスとその周辺バスに結合される複数の代
替バスマスタとを含むコンピュータシステムのブロック
図である。
【図2】周辺バスクロック信号を再始動させるためのク
ロック制御回路を含むコンピュータシステムの一部分の
ブロック図である。
【図3】一対の信号ドライバを可能化するためのフリッ
プフロップを含むコンピュータシステムの一部分のブロ
ック図である。
【図4】図2のクロック制御回路内に実現されるアルゴ
リズムステートマシンの図である。
【図5】周辺バスクロック信号を要求しかつ同期バスリ
クエスト信号を生成するための内部ステートマシンを有
する代替バスマスタを含むコンピュータシステムの一部
分のブロック図である。
【図6】代替バスマスタ内に実現されるアルゴリズムス
テートマシンの図である。
【図7】クロックリクエスト信号をアサートすることが
できるスレーブ装置を含むコンピュータシステムのブロ
ック図である。
【図8】スレーブ装置内に実現されるアルゴリズムステ
ートマシンの図である。
【図9】クロック制御回路内に実現されるアルゴリズム
ステートマシンの図である。
【図10】従来のマスタ装置を含むコンピュータシステ
ムのブロック図である。
【図11】図10のコンピュータシステム内のプログラ
マブルクロック制御回路の動作のフロー図である。
【図12】従来のマスタ装置を含むコンピュータシステ
ムのブロック図である。
【符号の説明】
102 周辺バス 104 ローカルバス 106 バスインタフェースおよびアービタユニット 108 代替バスマスタ 110 代替バスマスタ 111 電力管理ユニット 119 マイクロプロセッサ 120 クロック制御回路 122 クロックジェネレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケリー・エム・ホートン アメリカ合衆国、78749 テキサス州、オ ースティン、サリダ・ドライブ、10317 (72)発明者 リタ・オブライエン アメリカ合衆国、78749 テキサス州、オ ースティン、フォレスト・ハイツ・レー ン、8202 (72)発明者 ジェイムズ・アール・マクドナルド アメリカ合衆国、78610 テキサス州、ブ ッダ、デューベリー・コーブ、203

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサと、 前記マイクロプロセッサに結合されるローカルバスと、 周辺バスと、 前記ローカルバスと前記周辺バスとに結合され、前記ロ
    ーカルバスと前記周辺バスとの間のデータおよびアドレ
    ス信号の転送を調整し、かつ前記周辺バスの統御を調停
    するためのバスインタフェースおよびアービタユニット
    と、 前記周辺バスにおいて周辺バスクロック信号を与えるた
    めのクロックジェネレータ回路とを備え、前記周辺バス
    クロック信号は選択的に停止および再始動されることが
    でき、 前記周辺バスに結合される代替バスマスタをさらに備
    え、前記代替バスマスタは、前記周辺バスクロック信号
    が停止されるとクロックリクエスト信号をアサートする
    ことができ、 前記代替バスマスタに結合され、前記クロックリクエス
    ト信号のアサートに応答して前記周辺バスクロック信号
    を再始動させるためのクロック制御回路をさらに備え
    る、コンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記クロックリクエスト信号を受取るよ
    うに結合されるラッチング回路をさらに備え、前記ラッ
    チング回路は、周辺バスクロック信号に応答して前記バ
    スインタフェースおよびアービタユニットに同期バスリ
    クエスト信号を与える、請求項1に記載のコンピュータ
    システム。
  3. 【請求項3】 前記代替バスマスタは、前記周辺バスク
    ロック信号が停止されると前記クロックリクエスト信号
    をアサートし、かつ前記周辺バスクロック信号が再始動
    された後に同期バスリクエストをアサートするステート
    マシンを含み、前記同期バスリクエスト信号は、前記周
    辺バスの統御を要求するために、前記バスインタフェー
    スおよびアービタユニットに与えられる、請求項1に記
    載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記周辺バスはPCIバスである、請求
    項1に記載のコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記クロック制御回路と前記クロックジ
    ェネレータ回路とに結合される電力管理ユニットをさら
    に備え、前記電力管理ユニットは、前記周辺バスクロッ
    ク信号を選択的に停止および再始動させるために、制御
    信号を前記クロックジェネレータに与え、前記クロック
    制御回路は、前記クロックリクエスト信号に応答して前
    記電力管理ユニットにコマンド信号を与える、請求項3
    に記載のコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記電力管理ユニットは、前記マイクロ
    プロセッサが前記周辺バスの統御を達成した後に予め定
    められた状態が発生すると前記周辺バスクロック信号を
    停止させる、請求項5に記載のコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 前記バスインタフェースおよびアービタ
    ユニットは、前記同期バスリクエスト信号に応答してバ
    ス許可信号をアサートする、請求項3に記載のコンピュ
    ータシステム。
  8. 【請求項8】 前記周辺バスは、前記クロックリクエス
    ト信号を前記代替バスマスタから前記クロック制御回路
    に結合するための制御ラインを含む、請求項3に記載の
    コンピュータシステム。
  9. 【請求項9】 周辺バスクロック信号を再始動させかつ
    周辺バスの統御を要求するためのシステムであって、 前記周辺バスクロック信号を生成するためのクロックジ
    ェネレータと、 前記クロックジェネレータに結合され、予め定められた
    状態が生じると前記周辺バスクロック信号を停止させる
    ための電力管理ユニットと、 前記周辺バスクロック信号が停止されると代替バスマス
    タによって生成される非同期クロックリクエスト信号を
    受取るように結合されるクロック制御回路とを備え、前
    記クロック制御回路は、前記非同期クロックリクエスト
    信号に応答して、前記電力管理ユニットに前記周辺バス
    クロック信号を再始動させるコマンド信号を生成し、 前記代替バスマスタによって生成されるバスリクエスト
    信号に応答するバスアービタユニットをさらに備え、前
    記バスリクエスト信号は前記周辺バスクロック信号と同
    期であり、前記バスアービタユニットは、前記代替バス
    に対して前記周辺バスの統御を示すために、前記バスリ
    クエスト信号に応答して許可信号を生成する、システ
    ム。
  10. 【請求項10】 周辺バスクロック信号を再始動させか
    つ周辺バスの統御を要求するためのシステムであって、 前記代替バスマスタは、前記周辺バスクロック信号が停
    止されると前記非同期クロック信号をアサートし、かつ
    前記周辺バスクロック信号が再始動された後に同期リク
    エスト信号をアサートするステートマシンを備える、請
    求項9に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 周辺バスクロック信号を再始動させか
    つ周辺バスの統御を要求するためのシステムであって、 前記クロック制御回路は、前記非同期クロック信号に応
    答して前記コマンド信号をアサートするステートマシン
    を含む、請求項9に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 周辺バスクロック信号を再始動させか
    つ周辺バスの統御を要求するためのシステムであって、 前記周辺バスはPCI規格バスである、請求項9に記載
    のシステム。
  13. 【請求項13】 周辺バスクロック信号を再始動させか
    つ周辺バスの統御を要求するためのシステムであって、 前記周辺バスに組込まれ、前記非同期クロックリクエス
    ト信号を前記代替バスマスタから前記クロック制御回路
    に結合するために制御ラインをさらに備える、請求項9
    に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 周辺バスクロック信号を再始動させか
    つ周辺バスの統御を要求するための方法であって、 予め定められた状態が生じると前記周辺バスクロック信
    号を停止させるステップと、 代替バスマスタ内で非同期クロックリクエスト信号を生
    成するステップと、 前記非同期クロックリクエスト信号に応答して前記周辺
    バスクロック信号を再始動させるステップと、 前記周辺バスクロック信号が再始動された後に、前記代
    替バスマスタ内で同期バスリクエスト信号を生成するス
    テップとを含み、前記同期バスリクエスト信号は前記周
    辺バスクロック信号と同期である、方法。
  15. 【請求項15】 周辺バスクロック信号を再始動させか
    つ周辺バスの統御を要求するための方法であって、 前記同期バスリクエスト信号に応答してバス許可信号を
    生成するステップをさらに含む、請求項14に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 周辺バスクロック信号を再始動させか
    つ周辺バスの統御を要求するための方法であって、 前記周辺バスクロック信号を再始動させるための前記ス
    テップは、前記周辺バスに組込まれる制御ラインを介し
    て非同期クロックリクエスト信号を前記代替バスマスタ
    からクロック制御回路に結合するステップを含む、請求
    項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 周辺バスクロック信号を再始動させか
    つ周辺バスの統御を要求するための方法であって、バス
    許可信号を生成する前記ステップは、バスアービタユニ
    ットによって行なわれる、請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】 マイクロプロセッサと、 前記マイクロプロセッサに結合されるローカルバスと、 周辺バスと、 前記ローカルバスと前記周辺バスとに結合され、前記ロ
    ーカルバスと前記周辺バスとの間のデータおよびアドレ
    ス信号の転送を調整し、かつ前記周辺バスの統御を調停
    するためのバスインタフェースおよびアービタユニット
    と、 前記周辺バスに周辺バスクロック信号を与えるためのク
    ロックジェネレータ回路とを備え、前記周辺バスクロッ
    ク信号は選択的に制御されることができ、 前記周辺バスに結合される第1の代替バスマスタをさら
    に備え、前記代替バスマスタは、前記周辺バスクロック
    信号が電力低減モードであるときクロックリクエスト信
    号をアサートすることができ、 前記代替バスマスタに結合され、前記クロックリクエス
    ト信号のアサートに応答して前記周辺バスクロック信号
    が通常モードにおいて駆動されるようにするためのクロ
    ック制御回路と、 前記周辺バスに結合される第2の代替バスマスタとをさ
    らに備え、 前記クロック制御回路は前記電力低減モードの間選択さ
    れた周期速度でクロックエッジを与えることができる、
    コンピュータシステム。
  19. 【請求項19】 前記クロックリクエスト信号を受取る
    ように結合されるラッチング回路をさらに備え、前記ラ
    ッチング回路は、周辺バスクロック信号に応答して前記
    バスインタフェースおよびアービタユニットに同期バス
    リクエスト信号を与える、請求項18に記載のコンピュ
    ータシステム。
  20. 【請求項20】 前記代替バスマスタは、前記周辺バス
    クロック信号が停止されると前記クロックリクエスト信
    号をアサートし、かつ前記周辺バスクロック信号が再始
    動された後に同期バスリクエストをアサートするステー
    トマシンを含み、前記同期バスリクエスト信号は、前記
    周辺バスの統御を要求するために、前記バスインタフェ
    ースおよびアービタユニットに与えられる、請求項18
    に記載のコンピュータシステム。
  21. 【請求項21】 前記周辺バスはPCIバスである、請
    求項18に記載のコンピュータシステム。
  22. 【請求項22】 前記クロック制御回路と前記クロック
    ジェネレータ回路とに結合される電力管理ユニットをさ
    らに備え、前記電力管理ユニットは、前記周辺バスクロ
    ック信号を選択的に停止および再始動させるために、制
    御信号を前記クロックジェネレータに与え、前記クロッ
    ク制御回路は、前記クロックリクエスト信号に応答して
    前記電力管理ユニットにコマンド信号を与える、請求項
    20に記載のコンピュータシステム。
  23. 【請求項23】 前記電力管理ユニットは、前記マイク
    ロプロセッサが前記周辺バスの統御を達成した後に予め
    定められた状態が生じると前記周辺バスクロック信号を
    停止させる、請求項22に記載のコンピュータシステ
    ム。
  24. 【請求項24】 前記バスインタフェースおよびアービ
    タユニットは、前記同期バスリクエスト信号に応答して
    バス許可信号をアサートする、請求項20に記載のコン
    ピュータシステム。
  25. 【請求項25】 前記周辺バスは、前記クロックリクエ
    スト信号を前記代替バスマスタから前記クロック制御回
    路に結合するための制御ラインを含む、請求項20に記
    載のコンピュータシステム。
  26. 【請求項26】 マイクロプロセッサと、 前記マイクロプロセッサに結合されるローカルバスと、 周辺バスと、 前記ローカルバスと前記周辺バスとに結合され、前記ロ
    ーカルバスと前記周辺バスとの間のデータおよびアドレ
    ス信号の転送を調整するためのバスインタフェースユニ
    ットと、 前記周辺バスに周辺バスクロック信号を与えるためのク
    ロックジェネレータ回路とを備え、前記周辺バスクロッ
    ク信号は選択的に停止および再始動されることができ、 前記クロックジェネレータ回路に結合されるクロック制
    御回路をさらに備え、前記クロック制御回路は、予め定
    められた状態が生じると前記周辺バスクロック信号を停
    止させるためにクロックオフ制御信号を生成し、前記ク
    ロック制御回路は、前記クロックオフ制御信号を生成し
    かつ前記周辺バスクロック信号を停止させる前に、クロ
    ックリクエストラインにおいてクロックリクエスト信号
    をデアサートし、 前記周辺バスに結合されるスレーブ装置をさらに備え、
    前記スレーブ装置は前記クロックリクエストラインをモ
    ニタし、前記クロックリクエスト信号がデアサートされ
    ている場合、前記クロック制御回路は、もし前記周辺バ
    スクロック信号が前記スレーブ装置によって要求されれ
    ば前記クロックリクエスト信号をアサートする、コンピ
    ュータシステム。
  27. 【請求項27】 前記スレーブ装置は前記クロックリク
    エストラインに結合されるステートマシンを含み、前記
    ステートマシンは前記クロックリクエスト信号のデアサ
    ートを検出し、もし前記周辺バスクロック信号が前記ス
    レーブ装置によって要求されれば前記クロックリクエス
    ト信号を再アサートする、請求項26に記載のコンピュ
    ータシステム。
  28. 【請求項28】 前記クロック制御回路は第2のステー
    トマシンを含み、前記第2のステートマシンは、前記ク
    ロックオフ制御信号を生成する前に前記クロックリクエ
    ストラインにおいて前記クロックリクエスト信号をデア
    サートし、前記第2のステートマシンは、前記クロック
    リクエスト信号が前記スレーブ装置によって再アサート
    されれば予め定められた時間前記クロックオフ制御信号
    の生成を遅延させ、前記クロックリクエスト信号が前記
    スレーブ装置によって再アサートされなければ前記予め
    定められた時間前記クロックオフ信号の生成を遅延させ
    ない、請求項27に記載のコンピュータシステム。
  29. 【請求項29】 前記周辺バスに結合される代替バスマ
    スタをさらに備え、前記代替バスマスタは、前記周辺バ
    スクロック信号が停止されると前記クロックリクエスト
    信号をアサートすることができ、前記クロック制御回路
    は、クロックリクエスト信号のアサートに応答して前記
    周辺バスクロック信号を再始動させるクロックオン制御
    信号を生成する、請求項26に記載のコンピュータシス
    テム。
  30. 【請求項30】 前記周辺バスに結合され、前記周辺バ
    スの統御を調停するためのバスアービタユニットをさら
    に備える、請求項29に記載のコンピュータシステム。
  31. 【請求項31】 前記代替バスマスタは、前記周辺バス
    クロック信号が停止されると前記クロックリクエスト信
    号をアサートし、かつ前記周辺バスクロック信号が再始
    動された後に同期バスリクエスト信号をアサートする第
    3のステートマシンを含み、前記同期バスリクエスト信
    号は、前記周辺バスの統御を要求するために、前記バス
    アービタユニットに与えられる、請求項30に記載のコ
    ンピュータシステム。
  32. 【請求項32】 前記バスアービタユニットは、前記同
    期バスリクエスト信号に応答してバス許可信号をアサー
    トする、請求項31に記載のコンピュータシステム。
  33. 【請求項33】 前記周辺バスはPCIバスである、請
    求項26に記載のコンピュータシステム。
  34. 【請求項34】 前記クロック制御回路と前記クロック
    ジェネレータ回路とに結合される電力管理ユニットをさ
    らに備え、前記電力管理ユニットは、前記周辺バスクロ
    ック信号を選択的に停止および再始動させるために、前
    記クロックジェネレータに制御信号を与え、前記クロッ
    ク制御回路は、前記クロックリクエスト信号に応答して
    前記電力管理ユニットに前記クロックオン制御信号を与
    える、請求項29に記載のコンピュータシステム。
  35. 【請求項35】 前記電力管理ユニットは、前記マイク
    ロプロセッサが前記周辺バスの統御を達成した後に予め
    定められた状態が生じると前記周辺バスクロック信号を
    停止させる、請求項34に記載のコンピュータシステ
    ム。
  36. 【請求項36】 前記クロックリクエストラインは、前
    記周辺バスに組込まれる、請求項26に記載のコンピュ
    ータシステム。
  37. 【請求項37】 周辺バスクロック信号を制御するため
    のシステムであって、 前記周辺バスクロック信号を生成するためのクロックジ
    ェネレータを備え、前記周辺バスクロック信号は、ON
    /OFF信号に応答して停止および再始動されることが
    でき、 前記周辺バスクロック信号を転送するためのクロックラ
    インを含む周辺バスと、 前記クロックジェネレータに結合されるクロック制御回
    路とをさらに備え、前記クロック制御回路は、予め定め
    られた状態が生じると前記周辺バスクロック信号を停止
    させるために前記ON/OFF信号をデアサートするこ
    とができるステートマシンを含み、前記ステートマシン
    は、もしクロックリクエスト信号が前記周辺バスに結合
    されるスレーブ装置によってアサートされれば予め定め
    られた時間の間前記ON/OFF信号のデアサートが起
    こらないようにする、システム。
  38. 【請求項38】 周辺バスクロック信号を制御するため
    のシステムであって、 前記クロック制御回路の前記ステートマシンは、前記O
    N/OFF信号をデアサートする前に前記クロックリク
    エスト信号をデアサートする、請求項37に記載のシス
    テム。
  39. 【請求項39】 周辺バスクロック信号を制御するため
    のシステムであって、 前記クロック制御回路の前記ステートマシンは、前記ク
    ロックリクエスト信号が前記ステートマシンによってデ
    アサートされた後第2の予め定められた時間内に前記ク
    ロックリクエスト信号が前記スレーブ装置によって再ア
    サートされなれば、前記周辺バスクロック信号を停止さ
    せるために、前記ON/OFF信号をデアサートする、
    請求項38に記載のシステム。
  40. 【請求項40】 周辺バスクロック信号を制御するため
    のシステムであって、 前記周辺バスはPCI規格バスである、請求項37に記
    載のシステム。
  41. 【請求項41】 周辺バスクロック信号を制御するため
    のシステムであって、 前記周辺バスに組込まれ、前記クロックリクエスト信号
    を前記クロック制御回路と前記スレーブ装置との間で結
    合するための制御ラインをさらに備える、請求項37に
    記載のシステム。
  42. 【請求項42】 周辺バスクロック信号を制御するため
    の方法であって、 クロックジェネレータ内で周辺バスクロック信号を生成
    するステップと、 周辺バスに前記周辺バスクロック信号を与えるステップ
    と、 前記周辺バスクロック信号を停止させる決定を表わすイ
    ンジケータ信号を生成するステップと、 もし前記インジケータ信号が生成された後予め定められ
    た時間内にクロックリクエスト信号がスレーブ装置によ
    ってアサートされなれば、前記周辺バスクロックを停止
    させるか、または、 もし前記インジケータ信号が生成された後前記予め定め
    られた時間内にクロックリクエスト信号が前記スレーブ
    装置によってアサートされれば、前記周辺バスクロック
    信号を少なくとも予め定められた時間の間維持するステ
    ップとを含む、方法。
  43. 【請求項43】 周辺バスクロック信号を制御するため
    の方法であって、 前記周辺バスの制御ラインに前記インジケータ信号を与
    えるステップをさらに含む、請求項42に記載の方法。
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