JPH11328111A - クロック同期型バス回路 - Google Patents
クロック同期型バス回路Info
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- JPH11328111A JPH11328111A JP10130916A JP13091698A JPH11328111A JP H11328111 A JPH11328111 A JP H11328111A JP 10130916 A JP10130916 A JP 10130916A JP 13091698 A JP13091698 A JP 13091698A JP H11328111 A JPH11328111 A JP H11328111A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
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- Power Sources (AREA)
- Information Transfer Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クロック同期型バス回路そのものの構造に着
目し、必要に応じて装置の使用中であっても効率の良い
節電が可能な構成を提供する。 【解決手段】 クロック同期型バスにブリッジチップ1
2、バスユニット13〜15を接続し、ユニット13〜
15へのクロックジェネレータ11からのクロック供給
をDフリップフロップ16〜17により制御する。各バ
スユニット13〜15は、ラッチトリガ信号FRAME#およ
びアドレス情報(AD0〜31)により自己がアクセス対象か
否かを認識し、これに応じてアクセス認識信号DEVSEL#
によりアクセス状態を表示する。このアクセス認識信号
DEVSEL#をその入出力タイミングにおいてDフリップフ
ロップ16〜17にラッチすることにより、各バスユニ
ット13〜15に対するクロック供給を制御し、バスサ
イクルに関連しないユニットへのクロック供給を停止す
る。
目し、必要に応じて装置の使用中であっても効率の良い
節電が可能な構成を提供する。 【解決手段】 クロック同期型バスにブリッジチップ1
2、バスユニット13〜15を接続し、ユニット13〜
15へのクロックジェネレータ11からのクロック供給
をDフリップフロップ16〜17により制御する。各バ
スユニット13〜15は、ラッチトリガ信号FRAME#およ
びアドレス情報(AD0〜31)により自己がアクセス対象か
否かを認識し、これに応じてアクセス認識信号DEVSEL#
によりアクセス状態を表示する。このアクセス認識信号
DEVSEL#をその入出力タイミングにおいてDフリップフ
ロップ16〜17にラッチすることにより、各バスユニ
ット13〜15に対するクロック供給を制御し、バスサ
イクルに関連しないユニットへのクロック供給を停止す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック同期型バ
ス回路、特に、少なくとも3個以上のバス構成要素たる
バスユニットを有するクロック同期型バス回路に関する
ものである。
ス回路、特に、少なくとも3個以上のバス構成要素たる
バスユニットを有するクロック同期型バス回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータなどの装置にお
いて、クロック同期型バス上で種々の周辺装置あるいは
その駆動回路などに対してバスマスタ転送方式によりデ
ータ入出力を行なう技術が用いられている。一般に、バ
スマスタ転送方式は、CPUが転送を制御する、いわゆ
るプログラマブルIO方式に比してCPUに対する負荷
が小さくて済む、という利点がある。
いて、クロック同期型バス上で種々の周辺装置あるいは
その駆動回路などに対してバスマスタ転送方式によりデ
ータ入出力を行なう技術が用いられている。一般に、バ
スマスタ転送方式は、CPUが転送を制御する、いわゆ
るプログラマブルIO方式に比してCPUに対する負荷
が小さくて済む、という利点がある。
【0003】一方で、近年では種々の電子機器におい
て、様々な節電技術が用いられるとともに、さらなる節
電効率の向上が望まれており、クロック同期型バスにお
いても効率の良い節電技術が求められているのはいうま
でもない。
て、様々な節電技術が用いられるとともに、さらなる節
電効率の向上が望まれており、クロック同期型バスにお
いても効率の良い節電技術が求められているのはいうま
でもない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子回路の節電
方式においては、デバイスに対するクロック供給を停止
することで大きな節電効果があることが知られている。
たとえば、あるデバイスの動作状態に応じて当該デバイ
ス(あるいは装置全体)に対するクロック供給を停止し
て節電を行なう方式が知られているが、クロック同期型
バス回路そのものの構造に着目した節電方式はあまり知
られていない。
方式においては、デバイスに対するクロック供給を停止
することで大きな節電効果があることが知られている。
たとえば、あるデバイスの動作状態に応じて当該デバイ
ス(あるいは装置全体)に対するクロック供給を停止し
て節電を行なう方式が知られているが、クロック同期型
バス回路そのものの構造に着目した節電方式はあまり知
られていない。
【0005】たとえば、従来のクロック同期型バス回路
における節電方式では、そのバスに対するアクセスが全
く行われていないこと、即ち、どのバスマスタもアクセ
スを要求していないことを検知して、バスクロックを停
止することで実施していた。従ってバスクロックを停止
している期間、クロック同期型バスに接続されている全
デバイスを一斉に節電状態とすることで節電を実現して
いた。
における節電方式では、そのバスに対するアクセスが全
く行われていないこと、即ち、どのバスマスタもアクセ
スを要求していないことを検知して、バスクロックを停
止することで実施していた。従ってバスクロックを停止
している期間、クロック同期型バスに接続されている全
デバイスを一斉に節電状態とすることで節電を実現して
いた。
【0006】しかし、実際のバス動作を考えてみると、
全てのバスマスタがバスアクセスを要求しない期間(ア
イドル期間)というのは非常に少ないため、アイドル期
間にのみ節電を実施しても効果的な節電効果を期待する
ことができなかった。
全てのバスマスタがバスアクセスを要求しない期間(ア
イドル期間)というのは非常に少ないため、アイドル期
間にのみ節電を実施しても効果的な節電効果を期待する
ことができなかった。
【0007】また、上記の従来方式によると、バスおよ
びバスに接続されたデバイスを一斉に節電モードに移行
させることになる。これは、多くの場合、装置のほぼ全
体の機能を休眠状態に移行させることと等価であり、当
該装置の処理性能やレスポンスに影響を与える問題があ
り、逆に言えば装置の使用中に必要に応じて節電を行な
うことが困難であった。
びバスに接続されたデバイスを一斉に節電モードに移行
させることになる。これは、多くの場合、装置のほぼ全
体の機能を休眠状態に移行させることと等価であり、当
該装置の処理性能やレスポンスに影響を与える問題があ
り、逆に言えば装置の使用中に必要に応じて節電を行な
うことが困難であった。
【0008】本発明の課題は、上記の問題を解決し、ク
ロック同期型バス回路そのものの構造に着目し、必要に
応じて装置の使用中であっても効率の良い節電が可能な
構成を提供することにある。
ロック同期型バス回路そのものの構造に着目し、必要に
応じて装置の使用中であっても効率の良い節電が可能な
構成を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、少なくとも3個以上のバス構
成要素たるバスユニットを有するクロック同期型バス回
路において、前記各バスユニットに独立してバスクロッ
クの供給と停止が可能なクロックジェネレータと、ある
バスサイクルにおいて、バスマスタとしての第1のバス
ユニットとターゲットとしての第2のバスユニットがバ
ス上で入出力動作を実施する場合、当該バスサイクルに
関係のない第3のバスユニットに対するクロック供給を
停止し、バスサイクル終了時、再び第3のバスユニット
に対するクロック供給を再開すべく前記クロックジェネ
レータを制御する制御手段から成る構成を採用した。
めに、本発明においては、少なくとも3個以上のバス構
成要素たるバスユニットを有するクロック同期型バス回
路において、前記各バスユニットに独立してバスクロッ
クの供給と停止が可能なクロックジェネレータと、ある
バスサイクルにおいて、バスマスタとしての第1のバス
ユニットとターゲットとしての第2のバスユニットがバ
ス上で入出力動作を実施する場合、当該バスサイクルに
関係のない第3のバスユニットに対するクロック供給を
停止し、バスサイクル終了時、再び第3のバスユニット
に対するクロック供給を再開すべく前記クロックジェネ
レータを制御する制御手段から成る構成を採用した。
【0010】あるいはさらに、前記制御手段が、前記バ
スマスタとしての第1のバスユニットが送出したアドレ
ス情報に対して、いずれかのターゲットとしての第2の
バスユニットが反応した際に、バスサイクルに無関係な
第3のバスユニットに対するクロック供給を停止し、当
該バスサイクルの終了を示すレディ信号が検出された際
にクロックを停止していたデバイスヘのクロック供給を
再開すべく前記クロックジェネレータを制御する構成を
採用した。
スマスタとしての第1のバスユニットが送出したアドレ
ス情報に対して、いずれかのターゲットとしての第2の
バスユニットが反応した際に、バスサイクルに無関係な
第3のバスユニットに対するクロック供給を停止し、当
該バスサイクルの終了を示すレディ信号が検出された際
にクロックを停止していたデバイスヘのクロック供給を
再開すべく前記クロックジェネレータを制御する構成を
採用した。
【0011】あるいはさらに、前記制御手段により、バ
スマスタとなる確率が高いバスユニットには常時クロッ
クが供給される構成を採用した。
スマスタとなる確率が高いバスユニットには常時クロッ
クが供給される構成を採用した。
【0012】あるいはさらに、任意のバスユニットがバ
スマスタとなる場合、前記制御手段が、バスマスタとな
りうるユニットのバスマスタ要求信号またはバスマスタ
承認信号に基づきバスマスタとなっているバスユニット
を識別し、バスサイクル中、バスマスタとしての第1の
バスユニットおよびターゲットとしての第2のバスユニ
ットに対するクロック供給の継続を保証する構成を採用
した。
スマスタとなる場合、前記制御手段が、バスマスタとな
りうるユニットのバスマスタ要求信号またはバスマスタ
承認信号に基づきバスマスタとなっているバスユニット
を識別し、バスサイクル中、バスマスタとしての第1の
バスユニットおよびターゲットとしての第2のバスユニ
ットに対するクロック供給の継続を保証する構成を採用
した。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施形態に基づ
き本発明を詳細に説明する。
き本発明を詳細に説明する。
【0014】なお、本発明では、クロック同期型バスで
は、nsオーダーで反応するような高速なデバイスから
μSオーダーで反応するような低速なテバイスまでが共
存して接続されていることに着目し、各バスサイクルの
動作に必要なテバイスだけにクロックを供給し、その他
のデバイスヘのクロック供給を停止することで節電を行
なう。これによりバスサイクル実施中にも節電が可能と
なり、より効率の高い節電を実現できるものである。
は、nsオーダーで反応するような高速なデバイスから
μSオーダーで反応するような低速なテバイスまでが共
存して接続されていることに着目し、各バスサイクルの
動作に必要なテバイスだけにクロックを供給し、その他
のデバイスヘのクロック供給を停止することで節電を行
なう。これによりバスサイクル実施中にも節電が可能と
なり、より効率の高い節電を実現できるものである。
【0015】(第1の実施形態)図1は本発明を採用し
た電子機器のバス制御回路の構成を示したものである。
図1では特に断わらない限り信号論理は”L”レベル能
動であるものとする。
た電子機器のバス制御回路の構成を示したものである。
図1では特に断わらない限り信号論理は”L”レベル能
動であるものとする。
【0016】図1において符号10はコンピュータ装置
の主制御を司るCPU、11はクロック同期型バスにク
ロックを供給するクロックジェネレータ、12はCPU
と同期型バスの間を接続し同期型バスのバスマスタとな
るブリッジチップである。
の主制御を司るCPU、11はクロック同期型バスにク
ロックを供給するクロックジェネレータ、12はCPU
と同期型バスの間を接続し同期型バスのバスマスタとな
るブリッジチップである。
【0017】符号13、14、15はバスマスタ機能を
持たないバスユニットで、コンピュータなどにおいて用
いられるバス入出力の可能な任意の周辺装置あるいはそ
の駆動デバイスから構成される(LCDコントローラ、
SCSIコントローラ、各種のシリアル/パラレルイン
ターフェースなど)。符号16、17、18はクリア入
力を有するDフリップフロップである。
持たないバスユニットで、コンピュータなどにおいて用
いられるバス入出力の可能な任意の周辺装置あるいはそ
の駆動デバイスから構成される(LCDコントローラ、
SCSIコントローラ、各種のシリアル/パラレルイン
ターフェースなど)。符号16、17、18はクリア入
力を有するDフリップフロップである。
【0018】クロックジェネレータ11は、各々のバス
ユニットに対するクロック出力を別々に有しており、そ
のそれぞれの出力をEN入力によって制御できる(ただ
し各ユニットへのクロックは全て同期している)。即ち
EN入力が”L”状態の時クロックが出力され、EN入
力が”H”状態の時クロックは停止される。クロックジ
ェネレータ11の個々のクロック出力はDフリップフロ
ップ16〜18の非反転出力(Q)によりそれぞれ制御
される。
ユニットに対するクロック出力を別々に有しており、そ
のそれぞれの出力をEN入力によって制御できる(ただ
し各ユニットへのクロックは全て同期している)。即ち
EN入力が”L”状態の時クロックが出力され、EN入
力が”H”状態の時クロックは停止される。クロックジ
ェネレータ11の個々のクロック出力はDフリップフロ
ップ16〜18の非反転出力(Q)によりそれぞれ制御
される。
【0019】ブリッジチップ12、バスユニット13〜
15は不図示のデータバス、および32ビットのアドレ
スバス(AD0〜31)に接続されている。また、ブリ
ッジチップ12、バスユニット13〜15はクロックジ
ェネレータ11から供給されるクロックに同期して入出
力を行なう。
15は不図示のデータバス、および32ビットのアドレ
スバス(AD0〜31)に接続されている。また、ブリ
ッジチップ12、バスユニット13〜15はクロックジ
ェネレータ11から供給されるクロックに同期して入出
力を行なう。
【0020】アドレス情報(AD0〜31)の入出力タ
イミングはラッチトリガ信号FRAME#により示さ
れ、ブリッジチップ12、バスユニット13〜15はア
ドレス情報をデコードすることにより自己がアクセス対
象か否かを認識し、自己がアクセス対象となっている場
合はアクセス認識信号DEVSEL#を”L”レベルに
ドライブする。また、ブリッジチップ12、バスユニッ
ト13〜15はバスアクセス終了時には、ターゲットレ
ディ信号TRDY#を出力する。
イミングはラッチトリガ信号FRAME#により示さ
れ、ブリッジチップ12、バスユニット13〜15はア
ドレス情報をデコードすることにより自己がアクセス対
象か否かを認識し、自己がアクセス対象となっている場
合はアクセス認識信号DEVSEL#を”L”レベルに
ドライブする。また、ブリッジチップ12、バスユニッ
ト13〜15はバスアクセス終了時には、ターゲットレ
ディ信号TRDY#を出力する。
【0021】また、バスユニット13〜15のアクセス
認識信号DEVSEL#はそれぞれDフリップフロップ
16、17、18のD端子(”H”レベルにプルアッ
プ)に入力されるとともに、イネーブル付きのバッファ
28、29、30を介してワイヤードORでブリッジチ
ップ12のアクセス認識信号DEVSEL#と結合され
ており、このワイヤードOR信号はインバータ31を介
してDフリップフロップ16、17、18のクロック入
力に導かれる。
認識信号DEVSEL#はそれぞれDフリップフロップ
16、17、18のD端子(”H”レベルにプルアッ
プ)に入力されるとともに、イネーブル付きのバッファ
28、29、30を介してワイヤードORでブリッジチ
ップ12のアクセス認識信号DEVSEL#と結合され
ており、このワイヤードOR信号はインバータ31を介
してDフリップフロップ16、17、18のクロック入
力に導かれる。
【0022】Dフリップフロップ16〜18のクリア
(CLR)端子はANDゲート32の出力端子に共通接
続され、このANDゲート32はリセット信号RST#
およびバスユニット13〜15のターゲットレディ信号
TRDY#を入力する。
(CLR)端子はANDゲート32の出力端子に共通接
続され、このANDゲート32はリセット信号RST#
およびバスユニット13〜15のターゲットレディ信号
TRDY#を入力する。
【0023】次に上記構成における動作につき説明す
る。
る。
【0024】通常のコンピュータ装置においてバスマス
タ(イニシエータ)となる頻度が最も高いのはCPU1
0である。従って、本実施形態ではCPU10のみがイ
ニシエータとして機能する場合を例にとって説明を行
う。
タ(イニシエータ)となる頻度が最も高いのはCPU1
0である。従って、本実施形態ではCPU10のみがイ
ニシエータとして機能する場合を例にとって説明を行
う。
【0025】CPU10がイニシエータとなる場合、C
PU10自体は同期型バスに適応したインターフェース
を持たないため、CPUと同期型バス間の変換を行うブ
リッジチップ12が必要となる。従って、本実施形態で
はブリッジチップ12だけがバスマスタとして動作する
ことになる。
PU10自体は同期型バスに適応したインターフェース
を持たないため、CPUと同期型バス間の変換を行うブ
リッジチップ12が必要となる。従って、本実施形態で
はブリッジチップ12だけがバスマスタとして動作する
ことになる。
【0026】クロックジェネレータ11からブリッジチ
ップ12へのクロック出力は、図示のようにクロックジ
ェネレータ11に対応するEN入力が”L”状態に固定
されていることから常時アクティブとなる。このよう
に、独占的にバスマスタとして機能する(あるいは後述
の第2の実施形態におけるようにそのように機能する確
率が高い)ブリッジチップ12のクロックを常時アクテ
ィブに固定しておくことにより、処理効率を低下させる
心配が無く、高効率なバス入出力処理が可能となる。
ップ12へのクロック出力は、図示のようにクロックジ
ェネレータ11に対応するEN入力が”L”状態に固定
されていることから常時アクティブとなる。このよう
に、独占的にバスマスタとして機能する(あるいは後述
の第2の実施形態におけるようにそのように機能する確
率が高い)ブリッジチップ12のクロックを常時アクテ
ィブに固定しておくことにより、処理効率を低下させる
心配が無く、高効率なバス入出力処理が可能となる。
【0027】この状態でブリッジチップ12をイニシエ
ータとするバスアクセスが開始されると、ターゲットと
なり得るバスユニット13〜15(A〜C)はブリッジ
チップ12が出力するアドレス情報(AD0〜31)
と、アドレス情報のラッチトリガ信号FRAME#によ
って、自分がバスアクセスのターゲットか否かを知るこ
とができる。
ータとするバスアクセスが開始されると、ターゲットと
なり得るバスユニット13〜15(A〜C)はブリッジ
チップ12が出力するアドレス情報(AD0〜31)
と、アドレス情報のラッチトリガ信号FRAME#によ
って、自分がバスアクセスのターゲットか否かを知るこ
とができる。
【0028】ここで、仮にバスユニット(A)13がタ
ーゲットであるとすれば、バスユニット13は自分がタ
ーゲットであることを認識し、アクセス認識信号DEV
SEL#を”L”レベルにドライブする。このとき、同
期型バスにおいて、同時にアクセスされるターゲットは
一つだけであるため、その他のバスユニット(B、C)
14、15はDEVSEL#を”H”状態に制御する。
ーゲットであるとすれば、バスユニット13は自分がタ
ーゲットであることを認識し、アクセス認識信号DEV
SEL#を”L”レベルにドライブする。このとき、同
期型バスにおいて、同時にアクセスされるターゲットは
一つだけであるため、その他のバスユニット(B、C)
14、15はDEVSEL#を”H”状態に制御する。
【0029】ここで、バスユニット12〜15のDEV
SEL#信号のワイアードOR信号がインバータ31で
反転されDフリップフロップ16〜18にクロックとし
て入力されているので、DEVSEL#の立ち下がりを
トリガにその時の各バスユニット13、14、15のD
EVSEL#信号の状態をDフリップフロップ16〜1
8にそれぞれラッチすることができる。
SEL#信号のワイアードOR信号がインバータ31で
反転されDフリップフロップ16〜18にクロックとし
て入力されているので、DEVSEL#の立ち下がりを
トリガにその時の各バスユニット13、14、15のD
EVSEL#信号の状態をDフリップフロップ16〜1
8にそれぞれラッチすることができる。
【0030】この時の各フリップフロップ16、17、
18のラッチ出力はそれぞれ”L”、”H”、”H”と
なり、Dフリップフロップ16の出力だけが”L”とな
る。Dフリップフロップ16〜18の出力は、クロック
ジェネレータ11のクロック出力イネーブル入力に接続
されているため、これによりフリップフロップから”
H”を出力しているバスユニット14および15に対す
るクロック出力は停止される。
18のラッチ出力はそれぞれ”L”、”H”、”H”と
なり、Dフリップフロップ16の出力だけが”L”とな
る。Dフリップフロップ16〜18の出力は、クロック
ジェネレータ11のクロック出力イネーブル入力に接続
されているため、これによりフリップフロップから”
H”を出力しているバスユニット14および15に対す
るクロック出力は停止される。
【0031】こうして、バスマスタ(イニシエータ)で
あるブリッジチップ12から、ターゲットであるバスユ
ニット(A)13へのアクセスが、ブリッジチップ12
とバスユニット13のクロックをアクティブ状態とした
まま開始される。
あるブリッジチップ12から、ターゲットであるバスユ
ニット(A)13へのアクセスが、ブリッジチップ12
とバスユニット13のクロックをアクティブ状態とした
まま開始される。
【0032】入出力が終了し、バスアクセスが終了する
と、バスユニット(A)13からターゲットレディ信号
TRDY#が出力され、このターゲットレディ信号TR
DY#はANDゲート32を介してDフリップフロップ
16〜18のクリア入力に接続され、Dフリップフロッ
プ16〜18の全ての出力がクリアされ”L”レベルと
なる。すなわち、バスアクセス終了時のバスユニット
(A)13のターゲットレディ信号TRDY#の出力に
より全バスユニット13〜15へのクロック出力が再開
される。
と、バスユニット(A)13からターゲットレディ信号
TRDY#が出力され、このターゲットレディ信号TR
DY#はANDゲート32を介してDフリップフロップ
16〜18のクリア入力に接続され、Dフリップフロッ
プ16〜18の全ての出力がクリアされ”L”レベルと
なる。すなわち、バスアクセス終了時のバスユニット
(A)13のターゲットレディ信号TRDY#の出力に
より全バスユニット13〜15へのクロック出力が再開
される。
【0033】以上のシーケンスがバスサイクル毎に行わ
れることで、各バスサイクルにおいて入出力を行なうバ
スユニットにのみクロックを供給し、それ以外のバスユ
ニットに対するクロック供給を停止することができ、従
来よりもきめ細かい節電が可能となる。
れることで、各バスサイクルにおいて入出力を行なうバ
スユニットにのみクロックを供給し、それ以外のバスユ
ニットに対するクロック供給を停止することができ、従
来よりもきめ細かい節電が可能となる。
【0034】(第2の実施形態)以上では、CPU10
側、つまりブリッジチップ12のみがイニシエータとし
て動作しマスタ転送を行なう構成を例示したが、他のバ
スユニットによるマスタ転送が行われる場合には図2に
示すような構成が考えられる。
側、つまりブリッジチップ12のみがイニシエータとし
て動作しマスタ転送を行なう構成を例示したが、他のバ
スユニットによるマスタ転送が行われる場合には図2に
示すような構成が考えられる。
【0035】以下、図2の構成につき説明するが、図2
では、図1と同一ないし相当する部材には同一符号を付
してあり、その詳細な説明は省略するものとする。ま
た、図3は図2の構成における各部の信号のタイミング
を示したものである。
では、図1と同一ないし相当する部材には同一符号を付
してあり、その詳細な説明は省略するものとする。ま
た、図3は図2の構成における各部の信号のタイミング
を示したものである。
【0036】図2において、符号12はCPUと同期型
バスの間を接続し、バスマスタとしてもターゲットとし
ても機能するブリッジチップ、符号13,14,15は
バスユニットであるが、これらは本実施形態の場合バス
マスタ機能を有する。
バスの間を接続し、バスマスタとしてもターゲットとし
ても機能するブリッジチップ、符号13,14,15は
バスユニットであるが、これらは本実施形態の場合バス
マスタ機能を有する。
【0037】符号16,17,18はクリア入力を有す
るDフリップフロップ、19,20,21は制御信号の
処理を行うNANDゲート、22,23、24はAND
ゲート、符号25,26,27,28,29,30はイ
ネーブル付きのバッファである。
るDフリップフロップ、19,20,21は制御信号の
処理を行うNANDゲート、22,23、24はAND
ゲート、符号25,26,27,28,29,30はイ
ネーブル付きのバッファである。
【0038】本実施形態の場合、バスユニット13〜1
5は、バスマスタ要求信号REQ#を介してバスの権利
を要求し、ブリッジチップ12のバスマスタ承認信号G
NT#を待って入出力を行なう。また、本実施形態の場
合、バスユニット13〜15のアクセス認識信号DEV
SEL#は双方向入出力であり、バッファ25,26,
27,28,29,30、およびNANDゲート19、
20、21はその双方向入出力について前記実施形態同
様にDフリップフロップ16〜18のクロックを制御す
るためのワイヤードOR信号を形成するためのものであ
る。NANDゲート19、20、21のバスユニット1
3〜15側の入力はインバータ19a、20a、21a
により反転されている。
5は、バスマスタ要求信号REQ#を介してバスの権利
を要求し、ブリッジチップ12のバスマスタ承認信号G
NT#を待って入出力を行なう。また、本実施形態の場
合、バスユニット13〜15のアクセス認識信号DEV
SEL#は双方向入出力であり、バッファ25,26,
27,28,29,30、およびNANDゲート19、
20、21はその双方向入出力について前記実施形態同
様にDフリップフロップ16〜18のクロックを制御す
るためのワイヤードOR信号を形成するためのものであ
る。NANDゲート19、20、21のバスユニット1
3〜15側の入力はインバータ19a、20a、21a
により反転されている。
【0039】なお、本実施形態は、バスマスタのアービ
トレーションを行なうブリッジチップ12へのクロック
出力を常時アクティブに固定しておくことが必要であ
る。
トレーションを行なうブリッジチップ12へのクロック
出力を常時アクティブに固定しておくことが必要であ
る。
【0040】図2において、CPU10がイニシエータ
として動作する場合は、図1とほぼ同様の動作が行なわ
れる。すなわち、ブリッジチップ12がバスマスタの際
は、その他のバスユニット13〜15から出力されるバ
スマスタ要求信号REQ#はノンアクティブ状態の”
H”レベルである。したがって、各フリップフロップ1
6〜18からの出力はANDゲート22〜24により何
らマスクされることはなく、そのままクロックジェネレ
ータ11に伝達される。
として動作する場合は、図1とほぼ同様の動作が行なわ
れる。すなわち、ブリッジチップ12がバスマスタの際
は、その他のバスユニット13〜15から出力されるバ
スマスタ要求信号REQ#はノンアクティブ状態の”
H”レベルである。したがって、各フリップフロップ1
6〜18からの出力はANDゲート22〜24により何
らマスクされることはなく、そのままクロックジェネレ
ータ11に伝達される。
【0041】また、いずれのバスユニットもバスマスタ
動作を要求していないためバスマスタ承認信号GNT1
#〜GNT3#はいずれも”H”レベルであり、これに
よりアクセス認識信号DEVSEL#を伝達するNAN
Dゲート19、20、21の片側は”H”レベルとなっ
ており、各バスユニット13〜15のアクセス認識信号
DEVSEL#の変化は、インバータ19a、20a、
21a〜NANDゲート19、20、21〜バッファ2
8、29、30およびインバータ31を介してDフリッ
プフロップ16〜18のD入力にそのまま反映され、こ
れにより図1の場合と同様の動作が行われる。
動作を要求していないためバスマスタ承認信号GNT1
#〜GNT3#はいずれも”H”レベルであり、これに
よりアクセス認識信号DEVSEL#を伝達するNAN
Dゲート19、20、21の片側は”H”レベルとなっ
ており、各バスユニット13〜15のアクセス認識信号
DEVSEL#の変化は、インバータ19a、20a、
21a〜NANDゲート19、20、21〜バッファ2
8、29、30およびインバータ31を介してDフリッ
プフロップ16〜18のD入力にそのまま反映され、こ
れにより図1の場合と同様の動作が行われる。
【0042】図3の左半部はこの時の動作を示してお
り、ここではブリッジチップ12がバスユニット(A)
13にアクセスしている。すなわち、バスユニット
(A)13がアクセス認識信号DEVSEL#を”L”
レベルとすると、インバータ19a、NANDゲート1
9を介してバッファ28がイネーブルされ、Dフリップ
フロップ16に”L”レベルがラッチされる。また、こ
の時、バスユニット(B)14、バスユニット(C)1
5はアクセス認識信号DEVSEL#を”H”レベルと
しているためにDフリップフロップ17および18に
は”H”レベルがラッチされ、この結果、バスユニット
(B)14、バスユニット(C)15に対するクロック
供給が停止される。
り、ここではブリッジチップ12がバスユニット(A)
13にアクセスしている。すなわち、バスユニット
(A)13がアクセス認識信号DEVSEL#を”L”
レベルとすると、インバータ19a、NANDゲート1
9を介してバッファ28がイネーブルされ、Dフリップ
フロップ16に”L”レベルがラッチされる。また、こ
の時、バスユニット(B)14、バスユニット(C)1
5はアクセス認識信号DEVSEL#を”H”レベルと
しているためにDフリップフロップ17および18に
は”H”レベルがラッチされ、この結果、バスユニット
(B)14、バスユニット(C)15に対するクロック
供給が停止される。
【0043】次に、図2において、ブリッジチップ12
以外のバスマスタ13〜15によるマスタ転送が行われ
る場合の動作につき説明する。
以外のバスマスタ13〜15によるマスタ転送が行われ
る場合の動作につき説明する。
【0044】この時の動作は、図3の右半部に示されて
おり、この例ではバスユニット(A)13からバスユニ
ット(B)14へのマスタアクセスが行なわれている。
おり、この例ではバスユニット(A)13からバスユニ
ット(B)14へのマスタアクセスが行なわれている。
【0045】このように、ブリッジチップ12以外のバ
スマスタ13〜15によるマスタ転送を行なう場合、バ
スマスタとなるバスユニットは先ずバスマスタ要求信号
REQ#をアクティブにする。
スマスタ13〜15によるマスタ転送を行なう場合、バ
スマスタとなるバスユニットは先ずバスマスタ要求信号
REQ#をアクティブにする。
【0046】たとえば、図3右半部のように、バスユニ
ット(A)13がREQ1#信号をアクティブ(”
L”)にすると、ANDゲート22を介してこのREQ
1#信号の”L”レベルがクロックジェネレータ11に
伝達され、バスユニット(A)13に対するクロック出
力がアクティブとなる。
ット(A)13がREQ1#信号をアクティブ(”
L”)にすると、ANDゲート22を介してこのREQ
1#信号の”L”レベルがクロックジェネレータ11に
伝達され、バスユニット(A)13に対するクロック出
力がアクティブとなる。
【0047】そして、バスマスタ要求を出力したバスユ
ニット13は、バスアービタとしての機能も有するブリ
ッジチップ12からのバスマスタ承認信号GNT1#を
待ち、それがアクティブ(”L”)になるとバスマスタ
転送を開始する。
ニット13は、バスアービタとしての機能も有するブリ
ッジチップ12からのバスマスタ承認信号GNT1#を
待ち、それがアクティブ(”L”)になるとバスマスタ
転送を開始する。
【0048】この時、バスマスタとして動作するバスユ
ニット13にとってアクセス認識信号DEVSEL#は
入力となるため、ブリッジチップ12より返されたGN
T1#信号によりイネーブル付きバッファ25がイネー
ブルとなり、また、同時にNANDゲート19を介して
イネーブル付きバッファ28がディセーブルとなり、D
EVSEL#の入出力が衝突しないように制御される。
ニット13にとってアクセス認識信号DEVSEL#は
入力となるため、ブリッジチップ12より返されたGN
T1#信号によりイネーブル付きバッファ25がイネー
ブルとなり、また、同時にNANDゲート19を介して
イネーブル付きバッファ28がディセーブルとなり、D
EVSEL#の入出力が衝突しないように制御される。
【0049】ここでバスユニット(A)13のバスマス
タアクセスのターゲットがバスユニット(B)14であ
る場合、バスユニット14が出力するDEVSEL#信
号は、インバータ20aにより反転された後NANDゲ
ート20に入力される。
タアクセスのターゲットがバスユニット(B)14であ
る場合、バスユニット14が出力するDEVSEL#信
号は、インバータ20aにより反転された後NANDゲ
ート20に入力される。
【0050】この時、バスユニット14はバスマスタ動
作を行っていないため、GNT2#信号(不図示)は”
H”状態となっており、したがって、NANDゲート2
0からは”L”状態の信号が出力される。この信号は、
さらにイネーブル付きバッファ29、および25を介し
てバスマスタであるバスユニット13のDEVSEL#
端子に伝えられる。
作を行っていないため、GNT2#信号(不図示)は”
H”状態となっており、したがって、NANDゲート2
0からは”L”状態の信号が出力される。この信号は、
さらにイネーブル付きバッファ29、および25を介し
てバスマスタであるバスユニット13のDEVSEL#
端子に伝えられる。
【0051】また、このDEVSEL#信号のインバー
タ31により反転された信号によって各バスユニット1
3〜15のDEVSEL#状態が各々フリップフロップ
16〜18にラッチされる。
タ31により反転された信号によって各バスユニット1
3〜15のDEVSEL#状態が各々フリップフロップ
16〜18にラッチされる。
【0052】この例、つまりバスユニット(A)13の
バスマスタアクセスのターゲットがバスユニット(B)
14である場合は、Dフリップフロップ18には”H”
レベルがラッチされ、バスユニット(C)15に対する
クロック出力が停止される。なお、バスユニット13
(A)に対するクロック出力は、ANDゲート22を介
して、REQ1#がアクティブである期間の間、Dフリ
ップフロップ16の出力がどのような値であろうと保証
される。
バスマスタアクセスのターゲットがバスユニット(B)
14である場合は、Dフリップフロップ18には”H”
レベルがラッチされ、バスユニット(C)15に対する
クロック出力が停止される。なお、バスユニット13
(A)に対するクロック出力は、ANDゲート22を介
して、REQ1#がアクティブである期間の間、Dフリ
ップフロップ16の出力がどのような値であろうと保証
される。
【0053】その後、サイクル終了後、TRDY#信号
がバスユニット(B)14から出力されることにより、
全フリップフロップ16〜18の出力はクリアされ”
L”レベルとなり、全バスユニット13〜15へのクロ
ック出力が再開される。
がバスユニット(B)14から出力されることにより、
全フリップフロップ16〜18の出力はクリアされ”
L”レベルとなり、全バスユニット13〜15へのクロ
ック出力が再開される。
【0054】以上のような構成により、ブリッジチップ
12以外のバスユニットによるマスタ転送が行われる場
合においても、各バスサイクルにおいて入出力を行なう
バスユニットにのみクロックを供給し、それ以外のバス
ユニットに対するクロック供給を停止することができ、
従来よりもきめ細かい節電が可能となる。
12以外のバスユニットによるマスタ転送が行われる場
合においても、各バスサイクルにおいて入出力を行なう
バスユニットにのみクロックを供給し、それ以外のバス
ユニットに対するクロック供給を停止することができ、
従来よりもきめ細かい節電が可能となる。
【0055】以上、2つの実施形態を示したが、いずれ
の実施形態においても、クロック同期型バス回路そのも
のの構造に着目し、バスの制御信号の状態に基づきクロ
ックジェネレータから個々のバスユニットへのクロック
供給を制御し、バスサイクルに必要なバスユニット以外
のクロックを停止することにより効果的な節電が可能に
なる。
の実施形態においても、クロック同期型バス回路そのも
のの構造に着目し、バスの制御信号の状態に基づきクロ
ックジェネレータから個々のバスユニットへのクロック
供給を制御し、バスサイクルに必要なバスユニット以外
のクロックを停止することにより効果的な節電が可能に
なる。
【0056】また、本発明ではバスに接続されたユニッ
トを一斉に節電モードに移行させることがないので、従
来のように装置の処理性能やレスポンスに影響を与える
ことがなく、装置の使用中に必要に応じて節電を行なう
ことができ、無駄な電力消費を回避できる。特に、本発
明によれば、モバイル型のコンピュータなどバッテリー
駆動の装置では、バッテリーによる駆動時間を大きく延
長する効果を期待できる。
トを一斉に節電モードに移行させることがないので、従
来のように装置の処理性能やレスポンスに影響を与える
ことがなく、装置の使用中に必要に応じて節電を行なう
ことができ、無駄な電力消費を回避できる。特に、本発
明によれば、モバイル型のコンピュータなどバッテリー
駆動の装置では、バッテリーによる駆動時間を大きく延
長する効果を期待できる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少なくとも3個以上のバス構成要素たるバスユニットを
有するクロック同期型バス回路において、前記各バスユ
ニットに独立してバスクロックの供給と停止が可能なク
ロックジェネレータと、あるバスサイクルにおいて、バ
スマスタとしての第1のバスユニットとターゲットとし
ての第2のバスユニットがバス上で入出力動作を実施す
る場合、当該バスサイクルに関係のない第3のバスユニ
ットに対するクロック供給を停止し、バスサイクル終了
時、再び第3のバスユニットに対するクロック供給を再
開すべく前記クロックジェネレータを制御する制御手段
から成る構成を採用しており、バスサイクルに必要なバ
スユニット以外のクロックを停止することにより効果的
な節電が可能であり、また、バスに接続されたユニット
を一斉に節電モードに移行させることがないので、従来
のように装置の処理性能やレスポンスに影響を与えるこ
とがなく、装置の使用中に必要に応じて非常に高度な節
電制御を行なうことができる、という優れた効果があ
る。
少なくとも3個以上のバス構成要素たるバスユニットを
有するクロック同期型バス回路において、前記各バスユ
ニットに独立してバスクロックの供給と停止が可能なク
ロックジェネレータと、あるバスサイクルにおいて、バ
スマスタとしての第1のバスユニットとターゲットとし
ての第2のバスユニットがバス上で入出力動作を実施す
る場合、当該バスサイクルに関係のない第3のバスユニ
ットに対するクロック供給を停止し、バスサイクル終了
時、再び第3のバスユニットに対するクロック供給を再
開すべく前記クロックジェネレータを制御する制御手段
から成る構成を採用しており、バスサイクルに必要なバ
スユニット以外のクロックを停止することにより効果的
な節電が可能であり、また、バスに接続されたユニット
を一斉に節電モードに移行させることがないので、従来
のように装置の処理性能やレスポンスに影響を与えるこ
とがなく、装置の使用中に必要に応じて非常に高度な節
電制御を行なうことができる、という優れた効果があ
る。
【0058】特に、前記制御手段が、前記バスマスタと
しての第1のバスユニットが送出したアドレス情報に対
して、いずれかのターゲットとしての第2のバスユニッ
トが反応した際に、バスサイクルに無関係な第3のバス
ユニットに対するクロック供給を停止し、当該バスサイ
クルの終了を示すレディ信号が検出された際にクロック
を停止していたデバイスヘのクロック供給を再開すべく
前記クロックジェネレータを制御する構成によれば、ク
ロック同期型バス回路そのものの構造に着目し、バスの
制御信号の状態に基づきクロックジェネレータから個々
のバスユニットへのクロック供給を制御することによ
り、従来のようにバスに接続されたユニットを一斉に節
電モードに移行させることなく、効果的な節電制御を行
なうことができる、という優れた効果がある。
しての第1のバスユニットが送出したアドレス情報に対
して、いずれかのターゲットとしての第2のバスユニッ
トが反応した際に、バスサイクルに無関係な第3のバス
ユニットに対するクロック供給を停止し、当該バスサイ
クルの終了を示すレディ信号が検出された際にクロック
を停止していたデバイスヘのクロック供給を再開すべく
前記クロックジェネレータを制御する構成によれば、ク
ロック同期型バス回路そのものの構造に着目し、バスの
制御信号の状態に基づきクロックジェネレータから個々
のバスユニットへのクロック供給を制御することによ
り、従来のようにバスに接続されたユニットを一斉に節
電モードに移行させることなく、効果的な節電制御を行
なうことができる、という優れた効果がある。
【0059】また、前記制御手段により、バスマスタと
なる確率が高いバスユニットに常時クロックが供給され
る構成を採用することにより、処理効率を低下させる心
配が無く、高効率なバス入出力処理が可能となる利点が
ある。
なる確率が高いバスユニットに常時クロックが供給され
る構成を採用することにより、処理効率を低下させる心
配が無く、高効率なバス入出力処理が可能となる利点が
ある。
【0060】あるいはさらに、任意のバスユニットがバ
スマスタとなる場合、前記制御手段が、バスマスタとな
りうるユニットのバスマスタ要求信号またはバスマスタ
承認信号に基づきバスマスタとなっているバスユニット
を識別し、バスサイクル中、バスマスタとしての第1の
バスユニットおよびターゲットとしての第2のバスユニ
ットに対するクロック供給の継続を保証する構成によれ
ば、任意のバスユニットがバスマスタとなる場合におい
てもクロック同期型バス回路そのものの構造を利用して
バスの制御信号の状態に基づきクロックジェネレータか
ら個々のバスユニットへのクロック供給を制御すること
により、従来のようにバスに接続されたユニットを一斉
に節電モードに移行させることなく効果的な節電制御を
行なうことができる、という優れた効果がある。
スマスタとなる場合、前記制御手段が、バスマスタとな
りうるユニットのバスマスタ要求信号またはバスマスタ
承認信号に基づきバスマスタとなっているバスユニット
を識別し、バスサイクル中、バスマスタとしての第1の
バスユニットおよびターゲットとしての第2のバスユニ
ットに対するクロック供給の継続を保証する構成によれ
ば、任意のバスユニットがバスマスタとなる場合におい
てもクロック同期型バス回路そのものの構造を利用して
バスの制御信号の状態に基づきクロックジェネレータか
ら個々のバスユニットへのクロック供給を制御すること
により、従来のようにバスに接続されたユニットを一斉
に節電モードに移行させることなく効果的な節電制御を
行なうことができる、という優れた効果がある。
【図1】本発明を採用したクロック同期型バス回路の第
1の実施形態に係わる構成を説明する回路図である。
1の実施形態に係わる構成を説明する回路図である。
【図2】本発明を採用したクロック同期型バス回路の第
2の実施形態に係わる構成を説明する回路図である。
2の実施形態に係わる構成を説明する回路図である。
【図3】図2のクロック同期型バス回路の各部の信号波
形を示したタイミングチャート図である。
形を示したタイミングチャート図である。
11 クロックジェネレータ 12 ブリッジチップ 13〜15 バスユニット 16〜18 Dフリップフロップ 19〜21 NANDゲート 21a、19a、20a、32 インバータ 25〜30 バッファ 31 インバータ 32 ANDゲート
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも3個以上のバス構成要素たる
バスユニットを有するクロック同期型バス回路におい
て、 前記各バスユニットに独立してバスクロックの供給と停
止が可能なクロックジェネレータと、 あるバスサイクルにおいて、バスマスタとしての第1の
バスユニットとターゲットとしての第2のバスユニット
がバス上で入出力動作を実施する場合、当該バスサイク
ルに関係のない第3のバスユニットに対するクロック供
給を停止し、バスサイクル終了時、再び第3のバスユニ
ットに対するクロック供給を再開すべく前記クロックジ
ェネレータを制御する制御手段から成ることを特徴とす
るクロック同期型バス回路。 - 【請求項2】 前記制御手段が、前記バスマスタとして
の第1のバスユニットが送出したアドレス情報に対し
て、いずれかのターゲットとしての第2のバスユニット
が反応した際に、バスサイクルに無関係な第3のバスユ
ニットに対するクロック供給を停止し、当該バスサイク
ルの終了を示すレディ信号が検出された際にクロックを
停止していたデバイスヘのクロック供給を再開すべく前
記クロックジェネレータを制御することを特徴とする請
求項1に記載のクロック同期型バス回路。 - 【請求項3】 前記制御手段により、バスマスタとなる
確率が高いバスユニットには常時クロックが供給される
ことを特徴とする請求項1に記載のクロック同期型バス
回路。 - 【請求項4】 任意のバスユニットがバスマスタとなる
場合、前記制御手段が、バスマスタとなりうるユニット
のバスマスタ要求信号またはバスマスタ承認信号に基づ
きバスマスタとなっているバスユニットを識別し、バス
サイクル中、バスマスタとしての第1のバスユニットお
よびターゲットとしての第2のバスユニットに対するク
ロック供給の継続を保証することを特徴とする請求項1
に記載のクロック同期型バス回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10130916A JPH11328111A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | クロック同期型バス回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10130916A JPH11328111A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | クロック同期型バス回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11328111A true JPH11328111A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15045744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10130916A Pending JPH11328111A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | クロック同期型バス回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11328111A (ja) |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP10130916A patent/JPH11328111A/ja active Pending
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