JPH0715233B2 - 回転式チュービング装置の押込み力制御方法 - Google Patents

回転式チュービング装置の押込み力制御方法

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JPH0715233B2
JPH0715233B2 JP279791A JP279791A JPH0715233B2 JP H0715233 B2 JPH0715233 B2 JP H0715233B2 JP 279791 A JP279791 A JP 279791A JP 279791 A JP279791 A JP 279791A JP H0715233 B2 JPH0715233 B2 JP H0715233B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築、土木等の基礎工
事に使用する大口径鋼管杭やケーシングチューブの押込
み・引き抜きを行う回転式チュービング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転式チュービング装置としては、例え
ば特開昭63−251520号公報に示されるようなも
のがあり、図6に示されるように、掘削用ビット1を先
端に取付けたケーシングチューブ2を、回転装置3で把
持し、該回転装置3を昇降装置4で回転可能に支持する
とともに、油圧モータ5で回転装置3を回転しながら、
昇降装置4をシリンダ6にて昇降させてケーシングチュ
ーブ2の押込み・引き抜きを行う。
【0003】シリンダ6には、図7に示されるように、
キャップ側シリンダ室6aと、ヘッド側シリンダ室6b
とに油圧回路7a,7bがそれぞれ接続され、切替弁7
cを操作してヘッド側シリンダ室6bに油圧ポンプ7d
から圧油を供給すると、ケーシングチューブ2が押込ま
れ、シリンダ6の1ストローク分ケーシングチューブ2
を押込むと、ケーシングチューブ2の把持を緩め、キャ
ップ側シリンダ室6aに圧油を供給して回転装置3を上
昇させ、再びケーシングチューブ2を把持してヘッド側
シリンダ室6bに圧油を供給して押込む。
【0004】また、ケーシングチューブ2を引き抜く場
合には、キャップ側シリンダ室6aに圧油を供給して回
転装置3を上昇させ、シリンダ6の1ストローク分ケー
シングチューブ2を引き抜き、ケーシングチューブ2の
把持を緩め、ヘッド側シリンダ室6bに圧油を供給して
回転装置3を下降し、再びキャップ側シリンダ室6aに
圧油を供給して引き抜く。
【0005】したがって、上述の構造では、ケーシング
チューブ2を押込む際に、先端の掘削用ビット1には、
ケーシングチューブ2の自重Wcと、回転装置3及び昇
降装置4の重量Wdと、ヘッド側シリンダ室6bに供給
される油圧fの合計が押込み力Fとして作用する。
【0006】尚、ヘッド側シリンダ室6bに供給される
油圧fは、リリーフ弁7eのリリーフセット値を変化さ
せることにより調整する。
【0007】このため、掘削用ビット1に作用する最小
押込み力は、図8に示されるように、リリーフ弁7eの
リリーフセット値を0にしても、ケーシングチューブ2
の自重Wcと、回転装置3及び昇降装置4の重量Wdを
合計したものと略等しくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、掘削す
る土質によっては、押込み力が大きいと、効率の良い掘
削ができない場合があり、また、掘削用ビットが損傷す
る場合もある。
【0009】そこで本発明は、掘削用ビットに作用する
押込み力を最小0から制御して、土質に対応した適正な
押込み力に調整することのできる回転式チュービング装
置の押込み力制御方法を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、ケーシングチューブを把持して回転する回転
装置と、該回転装置を回転可能に支持する昇降装置をシ
リンダにて昇降させて、ケーシングチューブの押込み・
引き抜きを行う回転式チュービング装置において、第1
発明では、前記シリンダのキャップ側シリンダ室に接続
される油圧回路に、電磁比例式リリーフ弁と圧力センサ
を設けるとともに、シリンダのヘッド側シリンダ室に接
続される油圧回路に配設したリリーフ弁のリリーフセッ
ト値を該シリンダの最大押込み力に設定し、前記電磁比
例式リリーフ弁の最大リリーフセット値を、ケーシング
チューブの重量と、回転装置及び昇降装置の重量と、シ
リンダの最大押込み力の合計より大なるセット値に設定
し、キャップ側シリンダ室内の圧力を前記圧力センサで
検知し、制御装置に入力した所要押込み力に応じて、前
記電磁比例式リリーフ弁のリリーフセット値を調整する
ことを特徴とし、第2発明では、前記シリンダのキャッ
プ側シリンダ室に接続される油圧回路に、リリーフ弁と
圧力センサを設け、該リリーフ弁のリリーフセット値
を、ケーシングチューブの重量と、回転装置及び昇降装
置の重量の合計より大なるセット値に設定し、キャップ
側シリンダ室内の圧力を前記圧力センサで検知し、制御
装置に入力した所要押込み力に応じて、シリンダのヘッ
ド側シリンダ室に接続される油圧回路に配設した電磁比
例式リリーフ弁のリリーフセット値を調整することを特
徴としている。
【0011】また、第3発明では、前記シリンダのキャ
ップ側シリンダ室に接続される油圧回路に、電磁比例式
リリーフ弁と圧力センサを設けるとともに、前記油圧モ
ータの回路に圧力センサを配設し、シリンダのヘッド側
シリンダ室に接続される油圧回路に配設したリリーフ弁
のリリーフセット値を該シリンダの最大押込み力に設定
し、前記電磁比例式リリーフ弁の最大リリーフセット値
を、ケーシングチューブの重量と、回転装置及び昇降装
置の重量と、シリンダの最大押込み力の合計より大なる
セット値に設定し、キャップ側シリンダ室内の圧力を前
記圧力センサで検知し、該圧力センサで検知した圧力
と、前記油圧モータの圧力センサが検知した油圧モータ
の回転トルクとを制御装置で比較演算し、油圧モータの
回転トルクが所定値になるよう前記電磁比例式リリーフ
弁のリリーフセット値を調整することを特徴とし、第4
発明では、前記シリンダのキャップ側シリンダ室に接続
される油圧回路に、リリーフ弁と圧力センサを設けると
ともに、前記油圧モータの回路に圧力センサを配設し、
前記リリーフ弁のリリーフセット値を、ケーシングチュ
ーブの重量と、回転装置及び昇降装置の重量の合計より
大なるセット値に設定し、キャップ側シリンダ室内の圧
力を前記圧力センサで検知し、該圧力センサで検知した
圧力と、前記油圧モータの圧力センサが検知した油圧モ
ータの回転トルクとを制御装置で比較演算し、油圧モー
タの回転トルクが所定値になるようシリンダのヘッド側
シリンダ室に接続される油圧回路に配設した電磁比例式
リリーフ弁のリリーフセット値を調整することを特徴と
している。
【0012】
【作用】したがって、第1発明では、キャップ側シリン
ダ室の油圧回路に設けられた電磁比例式リリーフ弁のリ
リーフセット値が最大の状態では押込み力は0である
が、リリーフセット値を下げていくことにより、押込み
力が発生するので、押込み力を0から調整でき、第2の
発明では、ヘッド側シリンダ室に接続される油圧回路に
配設した電磁比例式リリーフ弁のリリーフセット値が最
小の状態では押込み力は0であるが、リリーフセット値
を上げていくことにより、押込み力が発生するので、押
込み力を0から調整できる。
【0013】また、第3の発明では、一定の押込み力で
掘削作業中に、土質によって油圧モータの回転トルクが
変化する場合には、キャップ側シリンダ室の油圧回路に
設けられた電磁比例式リリーフ弁のリリーフセット値を
調整することにより、押込み力を調整して、油圧モータ
の回転トルクを所定のものにし、第4の発明では、ヘッ
ド側シリンダ室に接続される油圧回路に配設した電磁比
例式リリーフ弁のリリーフセット値を調整することによ
り、押込み力を調整して、油圧モータの回転トルクを所
定のものにする。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、前記従来例と同一要素のものには同一の符号
を付けて説明を省略する。
【0015】図1及び図2は本発明の第1実施例を示す
もので、シリンダ6のキャップ側シリンダ室6aに接続
される油圧回路10には、電磁比例式リリーフ弁11
と、圧力センサ12とが設けられ、また、シリンダ6の
ヘッド側シリンダ室6bに接続される油圧回路13に
は、リリーフ弁14が配設されており、該リリーフ弁1
4は、そのリリーフセット値を該シリンダ6が最大押込
み力Fmax.を発生するように設定されている。
【0016】したがって、シリンダ6のヘッド側シリン
ダ室6b内は、最大押込み力Fmax.を発生させる圧
力f1に固定されている。
【0017】前記電磁比例式リリーフ弁11は、制御装
置15との間に回線16が、圧力センサ12は、制御装
置15との間に回線15がそれぞれ接続されており、前
記電磁比例式リリーフ弁11は、ケーシングチューブ2
の重量Wcと、回転装置3及び昇降装置4の重量Wd
と、シリンダの最大押込み力Fmax.を発生させるシ
リンダ6のヘッド側シリンダ室6b内の圧力f1の合計
より大なるセット値に、その最大リリーフセット値を設
定されている。
【0018】したがって、シリンダ6のキャップ側シリ
ンダ室6a内は、ケーシングチューブ2の重量Wcと、
回転装置3及び昇降装置4の重量Wdと、シリンダ6の
ヘッド側シリンダ室6b内の圧力f1の合計より大なる
圧力R1となっている。尚、ケーシングチューブ2の重
量Wcは、圧力センサ12で検知する。
【0019】この状態で、掘削地盤の土質に適正な押込
み力Fを制御装置15に入力すると、制御装置15は、
圧力センサ12でシリンダ6のキャップ側シリンダ室6
a内の圧力R1を検知しながら電磁比例式リリーフ弁1
1の制御電流を小さくして、電磁比例式リリーフ弁11
のリリーフセット値を押込み力Fに対応するように下
げ、キャップ側シリンダ室6a内の圧力R1を下げてい
く。
【0020】そして、キャップ側シリンダ室6a内の圧
力R1が下がってWc+Wd+f1と等しくなると、ケ
ーシングチューブ2先端の掘削用ビットに作用する押込
み力Fが0となり、さらに圧力R1を下げて、R1=W
c+Wd+f1−Fになると、入力された押込み力Fが
掘削用ビットに作用する。
【0021】また、キャップ側シリンダ室6a内の圧力
R1が0になれば、押込み力FはWc+Wd+f1とな
り、最大押込み力Fmax.が掘削用ビットに作用す
る。
【0022】以上のようにして、制御装置15に入力さ
れる押込み力Fに対応するように、電磁比例式リリーフ
弁11のリリーフセット値を調整することにより、押込
み力Fを最小押込み力Fmin.から最大押込み力Fm
ax.まで制御でき、掘削地盤の土質に対応した適正な
押込み力Fによって効率の良い掘削作業ができ、また、
掘削用ビットの損傷も防止できる。
【0023】図3及び図4は本発明の第2実施例を示す
もので、シリンダ6のキャップ側シリンダ室6aに接続
される油圧回路20には、リリーフ弁21と、圧力セン
サ22とが設けられ、また、シリンダ6のヘッド側シリ
ンダ室6bに接続される油圧回路23には、電磁比例式
リリーフ弁24が配設されており、圧力センサ22と制
御装置25との間に回線26が、電磁比例式リリーフ弁
24と制御装置25との間に回線27がそれぞれ接続さ
れている。
【0024】前記リリーフ弁21は、そのリリーフセッ
ト値を、ケーシングチューブ2の重量Wcと、回転装置
3及び昇降装置4の重量Wdの合計より大なるセット値
に設定されているので、シリンダ6のキャップ側シリン
ダ室6a内は、ケーシングチューブ2の重量Wcと、回
転装置3及び昇降装置4の重量Wdの合計より大なる圧
力R2となっている。
【0025】この状態で、掘削地盤の土質に適正な押込
み力Fを制御装置25に入力すると、制御装置25は、
圧力センサ22でシリンダ6のキャップ側シリンダ室6
a内の圧力R2を検知しながら、電磁比例式リリーフ弁
24のリリーフセット値を押込み力Fに対応するように
上げていく。
【0026】電磁比例式リリーフ弁24のリリーフセッ
ト値が上がり、図4に示されるように、シリンダ6のヘ
ッド側シリンダ室6b内の圧力f2が上がってWc+W
dと等しくなると、掘削用ビットに作用する押込み力F
が0となり、さらに圧力f2があがると押込み力Fが発
生し、圧力f2が最大になると、最大押込み力Fma
x.が掘削用ビットに作用する。
【0027】以上のようにして、制御装置25に入力さ
れる押込み力Fに対応するように、電磁比例式リリーフ
弁24のリリーフセット値を調整することにより、押込
み力Fを最小押込み力Fmin.から最大押込み力Fm
ax.まで制御でき、掘削地盤の土質に対応した適正な
押込み力Fによって効率の良い掘削作業ができ、また、
掘削用ビットの損傷も防止できる。
【0028】図5は本発明の第3実施例を示すもので、
押込み機構は前記第1実施例と同様に、シリンダ6のキ
ャップ側シリンダ室6aに接続される油圧回路10に、
電磁比例式リリーフ弁11と、圧力センサ12とが設け
られ、また、シリンダ6のヘッド側シリンダ室6bに接
続される油圧回路13に、リリーフ弁14が配設されて
おり、電磁比例式リリーフ弁11のリリーフセット値を
調整することにより、押込み力Fを0から制御できるよ
うになっている。
【0029】一方、ケーシングチューブ2を回転する油
圧モータ30の油圧回路31には、圧力センサ32が配
設され、油圧モータ30の回転トルクを検知しており、
該圧力センサ32と制御装置15との間には回線33が
接続されている。
【0030】制御装置15は、一定の押込み力Fで掘削
作業中に、土質によって油圧モータ30の回転トルクが
変化した場合には、前記圧力センサ12が検知するキャ
ップ側シリンダ室6a内の圧力と、前記油圧モータ30
の圧力センサ32が検知した油圧モータ30の回転トル
クとを比較演算し、キャップ側シリンダ室6aの油圧回
路10に設けられた電磁比例式リリーフ弁11のリリー
フセット値を調整することにより、押込み力Fを調整し
て、油圧モータ30の回転トルクを所定のものにし、効
率の良い掘削作業と、掘削用ビットの損傷を防止する。
【0031】尚、押込み機構は、前記第2実施例に示さ
れるヘッド側シリンダ室6bの油圧回路23に配設した
電磁比例式リリーフ弁24を制御するものでも良い。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のように、第1の発明で
は、ケーシングチューブを押込むシリンダのキャップ側
シリンダ室に接続される油圧回路に配設した電磁比例式
リリーフ弁のリリーフセット値を調整することにより、
また、第2の発明では、シリンダのヘッド側シリンダ室
に接続される油圧回路に配設した電磁比例式リリーフ弁
のリリーフセット値を調整することにより、押込み力F
を0から制御できるようにしたので、掘削地盤の土質に
合せた適正な押込み力により、効率の良い掘削作業と、
掘削用ビットの損傷を防止できる。
【0033】さらに、第3の発明では、ケーシングチュ
ーブを回転する油圧モータの回転トルクを圧力センサに
よって検知し、この回転トルクとシリンダのキャップ側
シリンダ室の圧力とを制御装置で比較演算し、一定の押
込み力で掘削作業中に、土質によって油圧モータの回転
トルクが変化した場合には、前記圧力センサが検知する
キャップ側シリンダ室内の圧力と、前記油圧モータの圧
力センサが検知した油圧モータの回転トルクとを比較演
算し、キャップ側シリンダ室の油圧回路に設けられた電
磁比例式リリーフ弁のリリーフセット値を調整すること
により、押込み力を調整して、油圧モータの回転トルク
を所定のものにし、効率の良い掘削作業と、掘削用ビッ
トの損傷を防止する。
【0034】また、第4の発明では、ケーシングチュー
ブを回転する油圧モータの回転トルクを圧力センサによ
って検知し、この回転トルクとシリンダのヘッド側シリ
ンダ室の圧力とを制御装置で比較演算し、一定の押込み
力で掘削作業中に、土質によって油圧モータの回転トル
クが変化した場合には、前記圧力センサが検知するヘッ
ド側シリンダ室内の圧力と、前記油圧モータの圧力セン
サが検知した油圧モータの回転トルクとを比較演算し、
ヘッド側シリンダ室の油圧回路に設けられた電磁比例式
リリーフ弁のリリーフセット値を調整することにより、
押込み力を調整して、油圧モータの回転トルクを所定の
ものにし、効率の良い掘削作業と、掘削用ビットの損傷
を防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す油圧系統図である。
【図2】第1実施例の押込み力の変化を示すグラフ図で
ある。
【図3】本発明の第2実施例を示す油圧系統図である。
【図4】第2実施例の押込み力の変化を示すグラフ図で
ある。
【図5】本発明の第3実施例を示す油圧系統図である。
【図6】回転式チュービング装置の正面図である。
【図7】回転式チュービング装置の従来の油圧系統図で
ある。
【図8】従来の押込み力の変化を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 掘削用ビット 2 ケーシングチューブ 3 回転装置 4 昇降装置 6 シリンダ 6a キャップ側シリンダ室 6b ヘッド側シリンダ室 10,20 キャップ側シリンダ室の油圧回路 11,24 電磁比例式リリーフ弁 12,22 圧力センサ 13,23 ヘッド側シリンダ室の油圧回路 14,21 リリーフ弁 30 油圧モータ 32 圧力センサ Wc ケーシングチューブの重量 Wd 回転装置及び昇降装置の重量 F 押込み力 R1,R2 キャップ側シリンダ室の油圧圧力 f1,f2 ヘッド側シリンダ室の油圧圧力

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングチューブを把持して回転する
    回転装置と、該回転装置を回転可能に支持する昇降装置
    をシリンダにて昇降させて、ケーシングチューブの押込
    み・引き抜きを行う回転式チュービング装置において、
    前記シリンダのキャップ側シリンダ室に接続される油圧
    回路に、電磁比例式リリーフ弁と圧力センサを設けると
    ともに、シリンダのヘッド側シリンダ室に接続される油
    圧回路に配設したリリーフ弁のリリーフセット値を該シ
    リンダの最大押込み力に設定し、前記電磁比例式リリー
    フ弁の最大リリーフセット値を、ケーシングチューブの
    重量と、回転装置及び昇降装置の重量と、シリンダの最
    大押込み力の合計より大なるセット値に設定し、キャッ
    プ側シリンダ室内の圧力を前記圧力センサで検知し、制
    御装置に入力した所要押込み力に応じて、前記電磁比例
    式リリーフ弁のリリーフセット値を調整することを特徴
    とする回転式チュービング装置の押込み力制御方法。
  2. 【請求項2】 ケーシングチューブを把持して回転する
    回転装置と、該回転装置を回転可能に支持する昇降装置
    をシリンダにて昇降させて、ケーシングチューブの押込
    み・引き抜きを行う回転式チュービング装置において、
    前記シリンダのキャップ側シリンダ室に接続される油圧
    回路に、リリーフ弁と圧力センサを設け、該リリーフ弁
    のリリーフセット値を、ケーシングチューブの重量と、
    回転装置及び昇降装置の重量の合計より大なるセット値
    に設定し、キャップ側シリンダ室内の圧力を前記圧力セ
    ンサで検知し、制御装置に入力した所要押込み力に応じ
    て、シリンダのヘッド側シリンダ室に接続される油圧回
    路に配設した電磁比例式リリーフ弁のリリーフセット値
    を調整することを特徴とする回転式チュービング装置の
    押込み力制御方法。
  3. 【請求項3】 ケーシングチューブを把持して油圧モー
    タで回転する回転装置と、該回転装置を回転可能に支持
    する昇降装置をシリンダにて昇降させて、ケーシングチ
    ューブの押込み・引き抜きを行う回転式チュービング装
    置において、前記シリンダのキャップ側シリンダ室に接
    続される油圧回路に、電磁比例式リリーフ弁と圧力セン
    サを設けるとともに、前記油圧モータの回路に圧力セン
    サを配設し、シリンダのヘッド側シリンダ室に接続され
    る油圧回路に配設したリリーフ弁のリリーフセット値を
    該シリンダの最大押込み力に設定し、前記電磁比例式リ
    リーフ弁の最大リリーフセット値を、ケーシングチュー
    ブの重量と、回転装置及び昇降装置の重量と、シリンダ
    の最大押込み力の合計より大なるセット値に設定し、キ
    ャップ側シリンダ室内の圧力を前記圧力センサで検知
    し、該圧力センサで検知した圧力と、前記油圧モータの
    圧力センサが検知した油圧モータの回転トルクとを制御
    装置で比較演算し、油圧モータの回転トルクが所定値に
    なるよう前記電磁比例式リリーフ弁のリリーフセット値
    を調整することを特徴とする回転式チュービング装置の
    押込み力制御方法。
  4. 【請求項4】 ケーシングチューブを把持して油圧モー
    タで回転する回転装置と、該回転装置を回転可能に支持
    する昇降装置をシリンダにて昇降させて、ケーシングチ
    ューブの押込み・引き抜きを行う回転式チュービング装
    置において、前記シリンダのキャップ側シリンダ室に接
    続される油圧回路に、リリーフ弁と圧力センサを設ける
    とともに、前記油圧モータの回路に圧力センサを配設
    し、前記リリーフ弁のリリーフセット値を、ケーシング
    チューブの重量と、回転装置及び昇降装置の重量の合計
    より大なるセット値に設定し、キャップ側シリンダ室内
    の圧力を前記圧力センサで検知し、該圧力センサで検知
    した圧力と、前記油圧モータの圧力センサが検知した油
    圧モータの回転トルクとを制御装置で比較演算し、油圧
    モータの回転トルクが所定値になるようシリンダのヘッ
    ド側シリンダ室に接続される油圧回路に配設した電磁比
    例式リリーフ弁のリリーフセット値を調整することを特
    徴とする回転式チュービング装置の押込み力制御方法。
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