JPH07152314A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JPH07152314A
JPH07152314A JP32346093A JP32346093A JPH07152314A JP H07152314 A JPH07152314 A JP H07152314A JP 32346093 A JP32346093 A JP 32346093A JP 32346093 A JP32346093 A JP 32346093A JP H07152314 A JPH07152314 A JP H07152314A
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Shuichi Odajima
修一 小田嶋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主制御ユニットと被制御ユニットをバス接続
した制御装置において、バスの使用待ち時間が短く、高
速かつ適正な制御動作ができるようにする。 【構成】 主制御ユニット27は、シーケンスバス25
を介してシーケンス入出力ユニット13、制御量入力ユ
ニット15および操作量出力ユニット17を制御し、シ
ステムバス23を介して制御量入力ユニット31および
操作量出力ユニット33を制御する。制御量入力ユニッ
ト31は外部機器から取込んだ制御量から操作量を演算
および記憶する。操作量出力ユニット33はシステムバ
ス23やシーケンスバス25とは別のリモートバス29
を介して制御量入力ユニット31の記憶操作量MVを取
込んで外部機器へ出力制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御装置に係り、特に主
制御ユニットおよびこれによって制御される複数の被制
御ユニットをバス(信号伝送路)によって接続して構成
したシーケンスコントローラやプログラマブルコントロ
ーラ等の制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、製造ラインをコンピュータ制御
するシーケンスコントローラ等の制御装置としては、図
4に示すように、支持ベース板1に所定の間隔をおいて
複数の支持コネクタ3を配列するとともにこれら支持コ
ネクタ3を互いにフラット状の複合信号線5で接続し、
独立したケース内に電子回路等を各々収納した電源ユニ
ット7、CPUユニット9、シーケンス制御ユニット1
1、シーケンス入出力ユニット13、制御量入力ユニッ
ト15および操作量出力ユニット17をそれら支持コネ
クタ3に着脱可能に接続してスタック状に装着した構成
が知られている。
【0003】このような制御装置では、制御点数を増大
させる場合、支持ベース板1に配列する支持コネクタ3
を増加させて入出力ユニット数を増加させる必要があ
り、シーケンスコントローラ等の全体システム規模に応
じて適当数の支持コネクタ3を有する支持ベース板1を
予め複数種類用意して対応している。さらに、シーケン
ス制御ユニット11、制御量入力ユニット15および操
作量出力入出力ユニット17の前面側には接続コネクタ
19や端子台21が外部へ向けて配置され、図示しない
外部機器(以下同じ。)と接続可能になっている。
【0004】なお、図4において、支持コネクタ3およ
び複合信号線5は一部のみ示しており、電源ユニット
7、CPUユニット9、シーケンス制御ユニット11お
よびシーケンス入出力ユニット13を接続する支持コネ
クタや複合信号線はそれらに隠れて見えない。このよう
な制御装置は、ブロック図としては図5のように示され
る。すなわち、電源ユニット7から他のユニット9〜1
7へ電源を供給し、CPUユニット9とシーケンス制御
ユニット11の間をシステムバス23を介して接続し、
CPUユニット9とシーケンス入出力ユニット13、制
御量入力ユニット15および操作量出力ユニット17の
間はシーケンスバス25を介して接続して構成されてい
た。
【0005】そして、シーケンス制御ユニット11は、
システムバス23を介したCPUユニット9の管理下
で、シーケンスバス25を介して指定した制御量入力ユ
ニット15から外部機器の例えばアナログ測定量等の制
御量を読み込んでシーケンス制御処理し、処理後の操作
量をシーケンスバス25を介して指定した操作量出力ユ
ニット17から出力して外部機器を連続又はオンオフ
(ON/OFF)制御したり、シーケンスバス25を介
して指定したシーケンス入出力ユニット13から操作量
を出力して外部機器をON/OFF制御していた。ま
た、シーケンス制御ユニット11は、シーケンスバス2
5を介して指定したシーケンス入出力ユニット13から
外部機器のON/OFF確認信号等を読み込んでシーケ
ンス制御処理したり、読み込んだデータ量やその演算程
度に応じてシーケンス制御時にデータをシステムバス2
3を介してCPUユニット9へ伝送し、CPUユニット
9で処理したデータを再び受けてシーケンス入出力ユニ
ット13や出力ユニット17へ出力制御することもあっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た制御装置では、シーケンス制御ユニット11がシーケ
ンスバス25を介してシーケンス入出力ユニット13や
入出力ユニット15、17を指定してシーケンス制御す
るとともに、それらシーケンス入出力ユニット13や入
出力ユニット15、17との間のデータすなわち制御量
や操作量の伝送もそのシーケンスバス25を介して行っ
ていたから、シーケンスバス25の使用頻度が高くな
り、シーケンスバス25の使用待ち時間が長くなる等し
て制御量や操作量の適切な伝送ができなかったり、適切
なシーケンス制御ができない不都合が生じる場合があっ
た。
【0007】また、CPUユニット9やシーケンス制御
ユニット11で実行するシーケンスプログラムの負担も
大きくなり易く、設計が煩雑となるうえ、操作性や使用
の利便性に問題もあった。さらに、図4に示したよう
に、シーケンス制御ユニット11や入出力ユニット1
5、17の前面側には接続コネクタ19や端子台21が
配置されているが、各ユニットには例えば16点以上の
多数の入出力線が集中して接続されるので、これらのユ
ニットを連続して配置すると、結線が煩雑になったり結
線間違いが生じ易い難点があった。
【0008】もっとも、熱電対等のセンサは精度との関
係から制御量入力ユニット15の端子台21等に直接接
続した方が好ましいが、操作量の出力等は制御対象を操
作する操作器(図示せず)に対して操作量出力ユニット
17等の前面で直接接続する必要はなく、操作量出力ユ
ニット17等から多数の信号線を出さなくても済むよう
な構成が望まれていた。このような欠点は、制御点数が
増加すればするほど顕著になるから、制御点数が多くシ
ステム規模が大型化する傾向にある近年のシーケンスコ
ントローラやプログラマブルコントローラにおいて解決
が求められていた。
【0009】本発明はこのような従来の欠点を解決する
ためになされたもので、主制御ユニットで制御される被
制御ユニット数や制御点数が増加しても信号伝送路とし
てのバスの使用待ち時間が長くならず、適切なシーケン
ス制御を確保でき、設計が容易で操作性も良好な制御装
置の提供を目的とする。また、本発明は被制御ユニット
からの出力信号線数を減少させることが容易な制御装置
の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、主制御ユニットとこれによって制御
される被制御ユニットを第1および又は第2のバスを介
して接続してなる制御装置であり、取込んだ制御量から
操作量を演算および記憶する第1の入力ユニット(被制
御ユニット)と、この制御量入力ユニットの記憶操作量
を第3のバスを介して読み込むとともに外部へ出力制御
する第1の出力ユニット(被制御ユニット)とを有して
いる。
【0011】そして、本発明は、外部出力する複数のそ
の操作量をシリアル変換して出力制御するよう上記第1
の出力ユニットを形成すると良い。また、本発明は、上
記制御量を取込み上記第2のバスを介して上記主制御ユ
ニットへ伝送する第2の入力ユニット(被制御ユニッ
ト)と、上記主制御ユニットにて演算された操作量をそ
の第2のバスを介して取込むとともに外部へ出力する第
2の出力ユニット(被制御ユニット)とを有する構成に
しても良い。
【0012】
【作用】そのような手段を備えた本発明では、主制御ユ
ニットの制御の下で、第1の入力ユニットが制御量を取
込んで操作量を演算および記憶し、第1の出力ユニット
がその第1の入力ユニットの記憶操作量を第1や第2の
バスとは別個の第3のバスを介して読み込んで外部へ出
力制御するから、バスの使用待ち時間が長くならない。
【0013】そして、外部出力する複数のその操作量を
シリアル変換して出力制御するよう上記第1の出力ユニ
ットを形成する構成では、第1の出力ユニットから少な
い出力信号線で多数の操作量を出力できる。さらに、主
制御ユニットとの間で上記第2のバスを介して接続され
た第2の入出力ユニットを有する構成では、第1の入出
力ユニットと第2の入出力ユニットが別個のバスを介し
て動作する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、従来例と共通する部分には同一の符号を付
す。図1は本発明に係る制御装置の一実施例を示す概略
ブロック図である。図1において、主制御ユニット27
は、CPU、このCPUの動作プログラムを格納したR
OM、演算途中のデータを一時的に格納するRAM、イ
ンターフェース等を有し、第2のバスとしてのシーケン
スバス25を介してシーケンス入出力ユニット13、制
御量入力ユニット15および操作量出力ユニット17を
制御し、第1のバスとしてのシステムバス23を介して
制御量入力ユニット31および操作量出力ユニット33
を制御するものである。図1中符号29は第3のバスと
してのリモートバス29である。
【0015】ここでリモートバス29、制御量入力ユニ
ット31および操作量出力ユニット33以外は、上述し
た図5に示す構成と同様であり、便宜上制御量入力ユニ
ット31および操作量出力ユニット33を第1の入出力
ユニットとし、制御量入力ユニット15および操作量出
力ユニット17を第2の入出力ユニットとして説明す
る。シーケンス入出力ユニット13は、主制御ユニット
27からシーケンスバス25を介して指定されて動作す
る被制御ユニットであり、主制御ユニット27から伝送
されたON/OFF状態の操作量を外部機器へ出力した
り、その外部機器からのON/OFF確認信号等を読み
込んで主制御ユニット27へ伝送するものである。
【0016】制御量入力ユニット15は、主制御ユニッ
ト27からシーケンスバス25を介して指定されて動作
する被制御ユニットであり、外部機器からの制御量例え
ばアナログ測定量を取込み、シーケンスバス25を介し
て主制御ユニット27へ出力するものである。操作量出
力ユニット17は、主制御ユニット27からシーケンス
バス25を介して指定されて動作する被制御ユニットで
あり、主制御ユニット27からシーケンスバス25を介
して伝送された連続又はON/OFF状態の操作量を外
部機器へ出力するものである。
【0017】制御量入力ユニット31は、主制御ユニッ
ト27からシステムバス23を介して指定されて動作す
る被制御ユニットであり、外部機器から取込んだ制御量
例えばアナログ測定量から操作量MVを演算および記憶
するもので、操作量出力ユニット33はその制御量入力
ユニット31の記憶操作量をリモートバス29を介して
取込んで外部機器へ出力制御するものである。
【0018】以下、これら主制御ユニット27、シーケ
ンス入出力ユニット13、制御量入力ユニット15、3
1、操作量出力ユニット17、33の詳細を説明する。
図2および図3は図1に示した制御装置の具体的なブロ
ック図であり、図2および図3によって図1の制御装置
が構成されている。なお、理解を容易にするために、図
3中には図2中の主制御ユニット27を併せて示してい
る。図2および図3において、電源ユニット7は、商用
電源を降圧して駆動電源、例えばDC24VやDC5V
を上述した各ユニット9〜17、31、33へ供給する
公知のものである。
【0019】CPUニット9は、制御部9aおよびシス
テムバス・インターフェース(図ではSYS・I/Fと
略す。)9bを有して形成されている。制御部9aは、
各ユニット11〜17、31、33に対してアドレス信
号やデータ信号を伝送したり、それらデータ信号等の入
出力制御その他を実行するCPUや、このCPUで実行
する動作プログラムを内蔵したROM、それらの信号を
記憶するRAM等を有しているが、便宜上それらCP
U、ROMおよびRAM等の図示を省略した。システム
バス・インターフェース9bは、制御部9aとシステム
バス23との間で信号のやり取りを行うためのタイミン
グ調整用バッファである。
【0020】そして、CPUユニット9は、システムバ
ス・インターフェース9bを介してシステムバス23上
にアドレス信号を出力して接続する各ユニット11、3
1、33を指定し、指定したユニット11、31、33
に対して制御信号を出力してその制御信号に応じた機能
を実行させ、システムバス23上にデータ信号を出力し
たり、接続されたユニットからのデータ信号をシステム
バス・インターフェース9bを介して制御部9aに取り
込んで処理する機能の他、主たる判断演算機能を有して
いる。シーケンス制御ユニット11は、制御部11a、
システムバス・インターフェース11bおよびシーケン
スバス・インターフェース(図ではSQC・I/Fと略
す。)11cを有している。
【0021】制御部11aは、CPUや、ユニット13
〜17に対してシーケンス制御を行ったりアドレス信号
やデータ信号や制御信号等の入出力制御その他をそのC
PU内で実行するための動作プログラムを内蔵したRO
M、それらの信号を記憶するRAM等を有しており、シ
ステムバス・インターフェース11bはシステムバス2
3と制御部9aとの間で信号のやり取りを行うためのタ
イミング調整用のバッファである。それらCPU、RO
MおよびRAM等の図示は省略する。シーケンスバス・
インターフェース11cは、制御部11aとシーケンス
バス25との間で信号のやり取りを行うためのタイミン
グ調整用のバッファである。
【0022】そして、シーケンス制御ユニット11は、
上述したようにCPUユニット9との間でシステムバス
23を介してデータ信号を入出力したり、例えばシーケ
ンスバス25上にアドレス信号を出力して接続ユニット
を指定し、指定したユニットに対して制御信号を出力し
てこの制御信号に応じた機能を実行させ、シーケンスバ
ス・インターフェース11cを介してデータ信号を接続
ユニットに出力したり、接続されたユニットからのデー
タ信号をシーケンスバス・インターフェース11cを介
して制御部31に取り込んで処理する機能の他、シーケ
ンス制御部としての判断演算機能を有している。なお、
厳密にはシーケンス制御ユニット13もCPUユニット
9から見れば被制御ユニットであるが、本発明では便宜
上CPUユニット9およびシーケンス制御ユニット29
を主制御ユニット27として説明する。
【0023】シーケンス入出力ユニット13は、外部機
器に対してON/OFFの操作量を出力したり、その外
部機器からON/OFFの確認信号を入力する入出力部
13aと、入出力部13aとシーケンスバス25との間
で信号のやり取りを行うためのタイミング調整用のバッ
ファであるシーケンスバス・インターフェース13bを
有している。シーケンス入出力ユニット13は、シーケ
ンス制御ユニット11の制御下で、外部機器に対してO
N/OFFの操作量を出力したりその外部機器からON
/OFF確認信号を入力する機能を有しており、複数配
置されている場合が多い。
【0024】制御量入力ユニット15は、外部機器から
温度や圧力等の制御量、例えばアナログ測定量PVを入
力して例えばデジタル変換する入力部15aと、この入
力部15aで変換した制御量をシーケンスバス25へ伝
送するタイミング調整用のバッファであるシーケンスバ
ス・インターフェース15bを有しており、シーケンス
制御ユニット11の制御の下で、制御量をシーケンスバ
ス25を介してシーケンス制御ユニット11へ伝送する
機能を有している。
【0025】操作量出力ユニット17は、温度や圧力等
の制御量を制御する操作量MVをシーケンスバス25を
介して入力するタイミング調整用のバッファであるシー
ケンスバス・インターフェース17bと、入力した操作
量MVを外部機器へ出力する出力部17aを有してお
り、シーケンス制御ユニット11の制御の下で、操作量
MVをシーケンスバス25およびシーケンスバス・イン
ターフェース17bを介して取込み、出力部17aから
外部機器へ出力する機能を有している。これら制御量入
力ユニット15と操作量出力ユニット17は一対になっ
ており、制御量の点数に応じて複数対が配置される場合
が多い。
【0026】制御量入力ユニット31は、図3に示すよ
うに、制御部31a、システムバス・インターフェース
31b、リモートバス・インターフェース(図ではリモ
ートI/Fと略す。)31cおよび入力部31dを有し
ている。制御部31aは、CPUや、外部機器から入力
部31dを介して温度や圧力等の制御量例えばアナログ
測定量PVを入力し、設定値SVとの偏差からCPUで
例えばPID演算をするためのプログラムを内蔵したR
OMや、それら設定値SVやPID演算結果である操作
量MVを記憶するRAM等を有しているが、それらCP
U、ROMおよよびRAM等の図示は省略した。
【0027】システムバス・インターフェース31b
は、データ信号をシステムバス23へ伝送するタイミン
グ調整用バッファであり、リモートバス・インターフェ
ース31cは記憶した操作量MVをリモートバス29へ
伝送するタイミング調整用バッファであり、入力部31
dは、制御部31aの制御の下で、外部機器からの温度
や圧力等の多数の制御量PVをデジタル変換して制御部
31aへ出力するものである。なお、制御量入力ユニッ
ト31は、制御量の点数に応じて複数の組み合わせで配
置されている場合が多い。操作量出力ユニット33は、
制御部33a、システムバス・インターフェース33
b、リモートバス・インターフェース33cおよび出力
部33dを有している。
【0028】制御部33aは、CPUや、制御量入力ユ
ニット31からの操作量MVを読み出し、ON/OFF
出力の時間を演算して出力部33dを介して外部機器に
対してシリアル変換して出力するCPUで実行するため
のプログラムを内蔵したROM、それらの変換過程のデ
ータを記憶するRAM等も含まれるが、それらCPU、
RAM、ROM等の図示を省略した。システムバス・イ
ンターフェース33bはデータ信号をシステムバス23
へ伝送するタイミング調整用バッファであり、リモート
バス・インターフェース33cは操作量MVを入力する
タイミング調整用バッファである。出力部33dは、制
御部33aの制御の下で、高速シリアル通信でON/O
FF信号を例えば外部機器のリレー出力端子等に出力す
るものである。
【0029】次に上述した本発明の実施例の動作を主に
図3を参照して説明する。なお、CPUユニット9やシ
ーケンス制御ユニット11の管理下で、シーケンスバス
25を介して行なわれる制御量入力ユニット15および
操作量出力ユニット17の動作は、従来例と同様である
から、その説明を省略する。外部機器から制御量PVを
入力する場合には、CPUユニット9がシステムバス2
3を介して制御量入力ユニット31を指定し、制御量入
力ユニット31のシステムバス・インターフェース31
bを介して制御部31aがそれを取込む。
【0030】制御部31aは、外部機器からの制御量P
Vを入力部31dでデジタル信号に変換して入力すると
ともに、設定値SVとの偏差から操作量MVを例えばP
ID演算して記憶する。そして、その操作量MVを外部
機器へ出力する場合には、CPUユニット9がシステム
バス23を介して制御量入力ユニット31および操作量
出力ユニット33を指定し、制御量入力ユニット31の
制御部31aがリモートバス・インターフェース31c
を介して記憶操作量MVをリモートバス29へ伝送す
る。
【0031】他方、操作量出力ユニット33では、制御
部33aがシステムバス・インターフェース33bを介
してそれを取込み、制御する目的チャンネルに対応した
記憶操作量MVをリモートバス29からリモートバス・
インターフェース33cを介して取込み、出力部33d
を介して外部機器へON/OFF操作量MVとして出力
する。操作量MVとしては連続量があることは言うまで
もない。そして、取込んだ操作量MVが複数の制御対象
に関する複数の操作量データであれば、それらを順次区
別したシリアル信号にシリアル変換して出力部33dか
ら出力する。
【0032】このような本発明の制御装置では、システ
ムバス23を介してCPUユニット9がシーケンス制御
ユニット11を制御するとともに制御量入力ユニット3
1や操作量出力ユニット33を制御し、CPUユニット
9の管理の下で、制御量入力ユニット31が制御量PV
を入力して操作量MVを演算して記憶するとともに、シ
ステムバス23とは別個のリモートバス29を介して操
作量出力ユニット33が記憶操作量MVを取込んで外部
機器へ出力制御する構成としたから、従来例のようにシ
ーケンスバス25を使用して制御信号やデータ信号を伝
送する必要がなくなってバスの使用待ち時間が短くな
り、適切な制御量PVや操作量MVの伝送が可能とな
り、適切なシーケンス制御が達成できる。
【0033】しかも、制御量入力ユニット31からの操
作量MVの伝送にシステムバス23やシーケンスバス2
5を使用しないうえ、操作量MVの演算記憶処理を制御
量入力ユニット31で行うから、CPUユニット9やシ
ーケンス制御ユニット11の処理動作が軽減され、CP
Uユニット9やシーケンス制御ユニット11における動
作プログラムの負担も軽減されるうえ、設計も簡素化さ
れて操作性や使用の利便性が向上する。さらに、操作量
出力ユニット33は外部出力する複数の操作量MVをシ
リアル変換して出力制御するよう形成したから、操作量
出力ユニット33の例えば前面側に配置したコネクタや
端子台(図4中の符号19、21参照)からの信号線が
減少するので、結線が簡単となるうえ、接続誤りを防ぐ
ことができる。
【0034】操作量出力ユニット33は、複数の制御量
入力ユニット31、例えば約100点の制御量入力に対
して1個で対応可能であるし、通信速度の能力を向上さ
せればそれ以上の点数を接続できる。もちろん、それ以
上の制御点数に対しては、操作量出力ユニット33を追
加するだけで対応できる。そして、操作量出力ユニット
33の出力部33dからの操作量MVを受ける制御対
象、例えば加熱装置等においてそれらシリアル信号を解
読分離する機能を設ければ、本発明の制御装置から離れ
た加熱装置等の近傍にて複数の制御信号ラインを分岐さ
せて個々の例えばリレー等を切換制御できる。
【0035】ところで、上述した実施例では、制御量入
力ユニット15および操作量出力ユニット17を含めた
構成となっているが、必ずしも制御量入力ユニット15
および操作量出力ユニット17は本発明には必須のもの
ではない。しかし、制御量入力ユニット15および操作
量出力ユニット17は、入出力点数が少なく、制御が単
純な例えばオープンループ制御を行う場合等に好適する
から、上述したように制御量入力ユニット15および操
作量出力ユニット17を含めて構成すれば、入出力点数
が多く、制御が複雑な例えばクローズドループ制御に
は、制御量入力ユニット31および操作量出力ユニット
33の組み合わせで対応する一方、オープンループ制御
では制御量入力ユニット15および操作量出力ユニット
17で対応することが可能となり、使用範囲が拡大す
る。さらに、上述した実施例ではシーケンスコントロー
ラを例にして説明したが、本発明はプログラマブルコン
トローラその他に広く応用可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、主制御ユ
ニットおよびこれによって制御される被制御ユニットを
第1や第2のバスを介して接続した制御装置において、
取込んだ制御量から操作量を演算および記憶する被制御
ユニットとしての第1の入力ユニットと、この制御量入
力ユニットの記憶操作量を第3のバスを介して読み込む
とともに外部へ出力制御する被制御ユニットとしての第
1の出力ユニットとを有するので、例えば温度等の入出
力制御を行いたい場合に、入出力点数が多くなっても第
3のバスを使用して温度制御できるため、バスの使用待
ち時間が短くなり、制御量や操作量の適切な伝送が可能
となるし、主制御ユニットの負担を軽くすることができ
るので、設計が簡単で、操作性や使用の利便性が高ま
る。そして、外部出力する複数のその操作量をシリアル
変換して出力制御するよう上記第1の出力ユニットを形
成すれば、第1の出力ユニットから少ない出力信号線で
多数の操作量を出力可能となり、1個の第1の出力ユニ
ットに対して複数の第1の入力ユニットで対応できる。
例えば、約100点の制御量PVの入力に対して1個の
第1の出力ユニットで対応可能となり、結線が少なくな
るうえ結線間違いを発生させ難くなるし、ユニット数を
減少させて小型化できる利点がある。また、主制御ユニ
ットとの間で第2のバスを介して接続された第2の入出
力ユニットを有する構成では、第1の入出力ユニットと
第2の入出力ユニットが別個のバスを介して動作するか
ら、第2の入出力ユニットを有する従来構成を大幅に変
更することなく構成可能であり、制御点数の大小に対応
して第1の入出力ユニットと第2の入出力ユニットを用
いて広範囲の制御に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御装置の一実施例を示す概略ブ
ロック図である。
【図2】図3のブロック図とともに図1の制御装置の具
体的構成を示す部分ブロック図である。
【図3】図2のブロック図とともに図1の制御装置の具
体的構成を示す部分ブロック図である。
【図4】本発明に係る制御装置の一般的な外観構成を示
す斜視図である。
【図5】従来の制御装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 支持ベース板 3 支持コネクタ 5 複合信号線 7 電源ユニット 9 CPUユニット 9a、11a、31a、33a 制御部 9b、11b、31b、33b システムバス・インタ
ーフェース 11 シーケンス制御ユニット 11c、13b、15b、17b シーケンスバス・イ
ンターフェース 13 シーケンス入出力ユニット 13a 入出力部 15 制御量入力ユニット(第2の入力ユニット) 15a、31d 入力部 17 操作量出力ユニット(第2の出力ユニット) 17a、33d 出力部 19 接続コネクタ 21 端子台 23 システムバス(第1のバス) 25 シーケンスバス(第2のバス) 27 主制御ユニット 29 リモートバス(第3のバス) 31 制御量入力ユニット(第1の入力ユニット) 31c、33c リモートバス・インターフェース 33 操作量出力ユニット(第1の出力ユニット)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主制御ユニットおよびこれによって制御
    される被制御ユニットを第1および又は第2のバスを介
    して接続してなる制御装置において、 取込んだ制御量から操作量を演算および記憶する前記被
    制御ユニットとしての第1の入力ユニットと、 この第1の入力ユニットの前記記憶操作量を第3のバス
    を介して読み込むとともに外部へ出力制御する前記被制
    御ユニットとしての第1の出力ユニットと、 を具備することを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の出力ユニットは、外部出力す
    る複数の前記操作量をシリアル変換して出力制御するも
    のである請求項1記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御量を取込み前記第2のバスを介
    して前記主制御ユニットへ伝送する前記被制御ユニット
    としての第2の入力ユニットと、前記主制御ユニットに
    て演算された操作量を前記第2のバスを介して取込むと
    ともに外部へ出力する前記被制御ユニットとしての第2
    の出力ユニットとを有する請求項1又は2記載の制御装
    置。
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