JPH07152280A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07152280A
JPH07152280A JP5329953A JP32995393A JPH07152280A JP H07152280 A JPH07152280 A JP H07152280A JP 5329953 A JP5329953 A JP 5329953A JP 32995393 A JP32995393 A JP 32995393A JP H07152280 A JPH07152280 A JP H07152280A
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area
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JP5329953A
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English (en)
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Yoshimine Horiuchi
義峯 堀内
Tomonori Fukui
智則 福井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿サイズ外領域のエリア指定可能範囲およ
び禁止範囲を明確にし,エリア指定操作ミスやミスコピ
ーを排除することによる操作性を向上させる。 【構成】 原稿サイズを検知する原稿サイズ検知手段
と,原稿画像を読み取る原稿読取手段と,読み取った画
像情報に対して加工処理を施す画像処理手段と,画像処
理後の画像情報を出力する画像出力手段と,前記画像読
取手段により予め対象となる画像を読み取った後,前記
画像処理手段により加工すべき画像の領域を指定するエ
ディタ100とを有するホストPPC112において,
エディタ100により加工領域を指定するとき,上記原
稿サイズ検知手段により検知された原稿サイズの範囲外
は領域指定禁止とするCPU106を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,エディタ(画像領域指
定装置)を装備したデジタル複写機等の画像形成装置に
関し,より詳細には,エディタによる原稿の読取領域を
指定する操作において,原稿サイズ外の領域の指定を自
動的に禁止するようにした画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来,デジタル複写機等に用いられてい
るエディタ(画像領域指定装置)は,セットした読取対
象の原稿サイズにかかわらず,操作パネル部分等にA3
サイズにて表示し,原稿の読取エリアの指定範囲に対す
る特別な領域指定制限がなされていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来におけるエディタにあっては,例え
ば,A3サイズの原稿に対しては,そのサイズ外の領域
も指定されることが生じ,その結果,意味のないエリア
が存在したり,ミスコピーを招来するという問題点があ
った。
【0004】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,原稿サイズ外領域のエリア指定可能範囲および禁
止範囲を明確にして,エリア指定操作ミスやミスコピー
を排除することによる操作性を向上させることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る発明は,原稿サイズを検知する原
稿サイズ検知手段と,原稿画像を読み取る原稿読取手段
と,前記原稿読取手段により読み取った画像情報に対し
て加工処理を施す画像処理手段と,前記画像処理手段に
よる処理後の画像情報を出力する画像出力手段と,前記
画像読取手段により予め対象となる画像を読み取った
後,前記画像処理手段により加工すべき画像の領域を指
定する領域指定手段とを有する画像形成装置において,
前記領域指定手段により加工領域を指定するとき,前記
原稿サイズ検知手段により検知された原稿サイズの範囲
外は領域指定禁止とする制御手段を具備するものであ
る。
【0006】また,請求項2に係る発明は,原稿サイズ
を検知する原稿サイズ検知手段と,原稿画像を読み取る
原稿読取手段と,前記原稿読取手段により読み取った画
像情報に対して加工処理を施す画像処理手段と,前記画
像処理手段による処理後の画像情報を出力する画像出力
手段と,前記画像読取手段により予め対象となる画像を
読み取った後,前記画像処理手段により加工すべき画像
の領域を指定する領域指定手段とを有する画像形成装置
において,前記領域指定手段により加工領域を指定する
とき,前記原稿サイズ検知手段により検知された原稿サ
イズの範囲外は領域指定禁止とする制御手段と,前記画
像領域指定手段により原稿サイズの範囲外が指定された
とき,該指定領域が指定禁止領域であることの警告を出
力する警告手段とを具備するものである。
【0007】
【作用】本発明に係る画像形成装置(請求項1)は,領
域指定手段により加工領域を指定するとき,原稿サイズ
検知手段により検知された原稿サイズの範囲外は領域指
定禁止となる。
【0008】本発明に係る画像形成装置(請求項2)
は,画像領域指定手段により原稿サイズの範囲外が指定
されたとき,該指定領域が指定禁止領域であることの警
告を出力する。
【0009】
【実施例】以下,本発明に係る画像形成装置の実施例を
添付図面を参照して説明する。図1は,本発明によるエ
ディタの構成を示すブロック図である。図において,1
00はエディタであり,主に,以下の各要素で構成され
ている。すなわち,101はVRAM,102はLCD
コントローラ,103はLCDパネル,104はRO
M,105はSRAM,106はCPU(+DMA
C),107は画像データ格納用のDRAM,108は
FIFOラインバッファ,109はキーボード,110
はシリアルレベル変換部,111は画像データレベル変
換部である。また,112はホストPPCである。
【0010】図2は,図1に示したエディタ100の外
観構成を示す説明図であり,図において,201は画像
読取処理を開始するためのスタートキー,202は表示
倍率を指定するための画面倍率指定キー,204はカー
ソル移動キー,205は座標入力キー,206は指定領
域を確定(終了,閉じる)するためのエリア確定キー,
207は入力を取り消すためのクリアキー,208は画
像データと編集データをすべて取り消すためのオールク
リアキーである。また,209はスケール表示,210
はカーソルである。
【0011】次に,以上の図1および図2に示すように
構成されたエディタの動作について説明する。まず,ス
タートキー201が押下されると,エディタ100はコ
マンドラインを通じて読取開始要求をホストPPC11
2に出力する。該ホストPPC112は,この読取開始
要求の信号を受けてスキャナによる原稿読取動作を開始
する。このとき,信号切換用のゲートアレイ621(図
6,7参照)は,エディタに切り換えられ,読み取った
画像データは,スキャナ制御回路623(図6,7参
照)からデータラインを通じてエディタに送られる。
【0012】エディタ100側では,送られてきた画像
データをFIFOラインバッファ108を介して画像デ
ータ格納用のDRAM107に格納する。また,データ
の転送は,CPU106内蔵のDMACを用いて行う。
また,画像データの開始および終了の判断は,データラ
インを介してスキャナ制御回路623(図7参照)から
送られてくるFGATE信号に基づいて実行される。
【0013】DRAM107に格納された画像データ
は,VRAM101に転送されることによりLCDコン
トローラ102を通じてLCDパネル103上に表示さ
れる。なお,上記DRAM107からVRAM101に
対する転送もCPU106のDMACによって実行さ
れ,画像データの任意の部分を転送することにより,拡
大/縮小表示や部分表示が可能となる。
【0014】次に,上記エディタ100を用いた領域
(エリア)指定処理について説明する。LCDパネル1
03上には,カーソル210が表示されており,これを
カーソル移動キー204により移動させ,座標入力キー
205を押下することにより原稿上の任意の位置を指定
することができる。また,読取画像の上部および右側に
はスケール表示209が示される。また,画像表示領域
内にはスケール表示209のメモリに対応した位置にグ
リッド(点群)が表示される。
【0015】上記グリッドは設定により表示/非表示の
切り換えが可能になっている。また,画像の表示倍率
は,倍率指定キー202を用いて100%,150%,
300%の3段階に切り換えることができる。また,倍
率変更の表示は,倍率変更前の画面でカーソル210が
表示された位置を中心にして実行され,特に,倍率を上
げたときの表示位置指定が容易に行うことができる。
【0016】また,上記エディタ100を用いて多角形
のエリアを指定する場合について説明する。まず,上記
カーソル移動キー204,座標指定キー205を用いて
指定対象とするエリアの各頂点を指定する。最初に始点
を入力すると,LCDパネル103上には指定した座標
位置を示す+マークが表示される。2点目以降は指定す
ると,+マークと共に,1つ前に指定した点の+マーク
との間に線が引かれる。エリアはエリア確定キー206
を押下することにより確定され,このとき始点と終点の
間にも線が引かれる。その後,指定された領域の座標デ
ータは,コマンドラインを通じてホストPPC112に
送られ,画像形成の際における編集データとして用いら
れる。
【0017】また,上記エディタ100は,設定したエ
リアに対してトリミングやマスキングを施した後におけ
る画像イメージを表示することができる。このとき,表
示倍率は自動的に100%(全体表示)に復帰し,イメ
ージ表示を止めると元の倍率に復帰する。これによりオ
ペレータは,記録紙を無駄にすることなく編集コピー結
果を試し出力し,画面上で確認することができる。
【0018】また,エリアが1つしか指定されておら
ず,かつ,トリミングモードが設定されているとき,そ
のエリアをエディタの画面一杯になるような最適な倍率
と原稿上の表示範囲を計算して表示することができる。
【0019】図3は,本発明に係る画像形成装置の適用
するに好適なデジタル複写機の構成を示す説明図であ
る。図示の如く,本デジタル複写機は,301の複写機
本体と,302の自動原稿搬送装置(ADF)と,30
3のソータと,304の両面反転装置(DPX)とから
構成されている。
【0020】図3において,上記ユニットの細部構成に
ついて以下に説明する。複写機本体301は,スキャナ
部305,光書込部306,感光体およびその周辺の作
像部307,現像部308および給紙部309等からな
る。
【0021】まず,スキャナ部305の構成について説
明する。310は原稿(図示せず)を載置する透明ガラ
スからなるコンタクトガラス,311はコンタクトガラ
ス310上の原稿を照明する蛍光灯やハロゲンランプ等
を用いた露光ランプ,312は露光ランプ311の光を
原稿側に反射させる反射板,313は原稿の反射光を屈
折して第2反射ミラー314に導く第1反射ミラー,3
14は第1反射ミラー313からの反射光を次の第3反
射ミラー315に導く第2反射ミラー,315は第2反
射ミラー314からの反射光を受けて色フィルタ316
に導く第3ミラー,316は必要色の光を透過する色フ
ィルタ,317は反射光を次のCCD撮像素子318に
結像するための結像レンズ,318は原稿の反射光を光
電変換して電気信号化するCCD撮像素子,319は画
像信号に対して所定の画像処理(シェーディング補正,
MTF補正,2値化処理,多値化処理,階調性処理,変
倍処理,画像編集処理等)を行う画像処理基板である。
【0022】また,上記において,露光ランプ311,
反射板312および第1反射ミラー313は一体構成さ
れ,一定の速度で移動する第1スキャナであり,第2反
射ミラー314および第3反射ミラー315は第2スキ
ャナと呼ばれ,第1スキャナの1/2の速度で第1スキ
ャナに追従して移動するように構成されている。
【0023】以上のように構成されたスキャナ部305
は,第1スキャナおよび第2スキャナによりコンタクト
ガラス310上にセットされた原稿を光学的に走査し,
その反射光を第1反射ミラー312〜第3反射ミラー3
15により,色フィルタ316に透過させ結像レンズ3
17でCCD撮像素子318に結像する。CCD撮像素
子318に結像した反射光はアナログ値の電気信号に変
換され,さらに,A/D変換器(図示せず)によりデジ
タル画像信号に変換される。次に,画像処理基板319
により一連の画像処理が実行された後,デジタル画像信
号が出力される。
【0024】次に,図3,図4および図5に示す光書込
部306の構成について説明する。図4は光書込部30
6を平面的に示したものであり,図5は光書込部306
を側面的に示したものである。図3において,320は
正多面体の側面にミラーが設けられており,高速回転し
てレーザビームを走査するポリゴンミラー,321はポ
リゴンミラー320を高速回転するための駆動源となる
ポリゴンモータ,322は等角度ピッチで偏光されるレ
ーザビームを感光体ドラム307面に対し等直線ピッチ
で直線走査するように変換補正するfθレンズ,323
はfθレンズ322を経たレーザビームを感光体ドラム
307に導く反射ミラー,324は光書込部306内へ
の異物の進入を防止するための防塵ガラスである。
【0025】また,図4において,401は発光波長約
780nmのレーザビームを発振する半導体レーザ,4
02は半導体レーザ401から発振されるレーザビーム
を平行光束にするコリメートレンズ,403はレーザビ
ームを所定の大きさにビーム整形するアパーチャ,40
4はアパーチャ403を通ったレーザビームの副走査方
向の圧縮を行う第1シリンダレンズ,405はfθレン
ズ322を通った画像領域外のレーザビームを受けて同
期検知入光部406に導く同期検知ミラー,406は同
期検知ミラー405により導かれたレーザービームを入
光させて同期検知器(図示せず)に導く同期検知入光部
である。
【0026】以上のように構成された光書込部306の
動作について説明する。半導体レーザ401は,前記画
像処理基板319により画像処理されて出力される画像
信号に応じ変調してレーザビームを発振する。このある
角度を持ったレーザビームはコリメートレンズ402に
より平行光束となり,さらに,アパーチャ403により
ビーム整形され,第1シリンダレンズ404で副走査方
向に圧縮されてポリゴンミラー320に照射される。
【0027】その後,既にポリゴンモータ321によっ
て所定速度で回転しているポリゴンミラー320に照射
されたレーザビームは,図4に示す如く等角走査され,
fθレンズ322により感光体ドラム307上で等直線
ピッチとなるように補正された後,反射ミラー323に
よって感光体ドラム307に露光照射する。また,この
とき同期検知ミラー405により画像領域外のレーザビ
ームを受け,同期検知入光部406に導いて主走査方向
の書込開始位置を検出し,この同期検知に基づいて主走
査方向の書き込みが行われる。
【0028】次に,図3の感光体ドラム307を中心と
して静電潜像を形成するための各構成について説明す
る。感光体ドラム307は,その表面には感光体層が形
成されており,例えば,半導体レーザ401の発光波長
780nmに対応する感度特性を有する感光層の有機感
光体(OPC),α−Si,Se−Te等のうち,本実
施例では有機感光体(OPC)を採用している。また,
本実施例の作像プロセスは画像部に光を当てるネガ/ポ
ジ(N/P)プロセスを採用している。図3において,
325は感光体ドラム307面を均一にコロナ放電し,
(−)極の帯電処理を行う帯電チャージャであり,感光
体ドラム307側にグリッドを有するスコロトロン方式
を採用している。
【0029】上記のような構成において,感光体ドラム
307面は帯電チャージャ325により帯電処理された
後,光書込部306によりレーザビームが感光体ドラム
307面に照射されることにより,その照射部分の電位
が低下する。これにより感光体ドラム307表面の地肌
部電位が−750〜−800V,画像部電位が−500
V程度の値となり,感光体ドラム307の表面に画像情
報に対応した静電潜像が形成される。
【0030】次に,現像部308の構成について説明す
る。本実施例では,326の黒トナー用の第1現像器
と,327のカラートナー用の第2現像器から現像部3
08が構成されている。328は黒トナーを収容して補
給する黒トナーカートリッジ,329はカラートナーを
収容して補給するカラートナーカートリッジである。
【0031】上記のように構成された現像部308は,
前記感光体ドラム307面に形成された静電潜像に対
し,第1現像器326の現像ローラおよび第2現像器3
27の現像ローラに−500〜−600Vのバイアス電
圧を印加して(−)帯電したトナーを感光体ドラム30
7面の静電潜像に付着させて顕像化する。また,カラー
コピーの場合,1色の現像中には他色の現像器の現像ロ
ーラの主極位置を変える等の設定を行って選択的に現像
を行う。これによりスキャナ部305における色フィル
タ316の切替えによる原稿の色情報を読み取り,紙搬
送による多重転写,両面複写機能との組み合わせによっ
て多機能なカラーコピー,カラー画像編集が可能とな
る。また,3色以上の現像は,感光体ドラム307の周
囲に3つ以上の現像器を並べる方式あるいは3つ以上の
現像器を回転させて切り替えるレボルバー方式等により
可能となる。
【0032】図3において,330は搬送されてきた記
録紙に対し,感光体ドラム307上の顕像を転写処理す
る転写チャージャ,331は転写チャージャ330と一
体構成され,感光体ドラム307に密着した記録紙の分
離処理を交流除電により行う分離チャージャである。3
32は感光体ドラム307面上の転写処理後の残留トナ
ーを除去するクリーニングブレード,333はクリーニ
ングブレード332により除去した廃トナーを回収して
収容する回収タンク,334は感光体ドラム307の残
留電荷を光照射により除去する除電ランプ,335は感
光体ドラム307に微小な力で接触して記録紙の分離を
補助する分離爪である。
【0033】また,336は発光素子と受光素子からな
るフォトセンサを用いた濃度センサであり,感光体ドラ
ム307上に光書込部306により所定の潜像パターン
を形成し,この潜像パターンを現像して,フォトセンサ
で反射濃度を読み取るものである。これは現像処理後に
おけるパターン部の反射率とパターン部以外の感光体ド
ラム307の反射率の比から画像の濃淡を判断し,薄い
場合にトナー補給信号を出力する。また,補給後におい
て一定時間内に所定濃度に達しないときにトナーエンド
と判断して,その旨の検知信号を出力する。
【0034】さらに,図3における給紙部309につい
て説明する。337a,337b,337cは記録紙を
サイズ毎に収容してセットする給紙カセット,338
a,338b,338cは記録紙を1枚毎給送する給紙
ローラ,339は給紙された記録紙を所定のタイミング
にて転写部へ搬送するレジストローラ,340は転写・
分離後の記録紙を搬送する搬送ベルト,341は加熱ヒ
ータを内蔵して所定の温度に加熱される定着ローラ,3
42は定着ローラ341に対向して所定の圧力となるよ
うに付勢して配設された加圧ローラである。
【0035】以上のように構成された感光体ドラム30
7周囲の作像部および給紙部309の動作について説明
する。複写機本体301には給紙カセット337a,3
37b,337cが着脱自在に装填される。給紙ローラ
338a,338b,338cにより給送された記録紙
は,レジストローラ339により所定のタイミングにて
感光体ドラム307へ搬送される。
【0036】感光体ドラム307は時計方向に回転駆動
されており,その際,感光体ドラム307上に形成され
たトナー像は転写チャージャ330により,感光体ドラ
ム307へ搬送されてきた記録紙上に転写され(転写処
理),感光体ドラム307に密着した記録紙は分離チャ
ージャ331により静電的に分離される。その後,記録
紙は搬送ベルト340によって定着ローラ341と加圧
ローラ342のニップに搬送されることにより記録紙上
の未定着トナーが定着される(定着処理)。一方,転写
処理後の感光体ドラム307はクリーニングブレード3
32によって残留トナーが除去され,また,除電ランプ
334によって残留電荷が除電され,次の複写処理に備
えて待機状態となる。
【0037】図3において,343は定着処理後の記録
紙の搬送方向を切り替える切替爪,344は両面反転装
置(DPX)304へ記録紙を進入させるための切替
爪,345は再給紙部346側へ記録紙を進入させるた
めの切替爪,346は記録された記録紙を再度給紙する
ための再給紙部,347は記録紙を反転させるトレイ,
348は記録紙をトレイ347に搬送した後,逆回転し
て記録紙の後端から再給紙させるための搬送ローラであ
る。
【0038】上記の構成において,両面コピーを行う場
合について説明する。切替爪343により下方に導かれ
た記録紙は,さらに切替爪344で下方に導かれ,次の
切替爪345で搬送ローラ348に送られる。搬送ロー
ラ348は記録紙をトレイ347上に搬送し,記録紙の
後端部に達するタイミングで記録紙を逆方向に再度送
り,切替爪345の切り換えにより再給紙部346へ送
る。その後,レジストローラ339に給送される。
【0039】次に,図3に示した自動原稿搬送装置(A
DF)302の構成について説明する。図において,3
49は複写対象である複数枚の原稿セットが可能な原稿
給紙台,350は原稿サイズに合わせ,その側端を揃え
てガイドするサイドガイド,351は原稿台349にセ
ットされた原稿を1枚ずつ送り出す給紙ローラ,352
は給紙ローラ351によって送られた原稿をコンタクト
ガラス310の所定位置に搬送する搬送ベルト,353
は複写処理終了後の原稿が排出される排紙トレイであ
る。
【0040】以上のように構成された自動原稿搬送装置
(ADF)302の動作について説明する。原稿給紙台
349上にセットされた複数枚の原稿は,サイドガイド
350によって原稿の幅方向が揃えられる。セットされ
た原稿は給紙コロ351の回転により1枚づつ給紙さ
れ,搬送ベルト352の回転によりコンタクトガラス3
10上の所定位置まで搬送されて停止する。その後,前
述したように露光動作が行われ画像形成が実行される。
こうして所定枚数の複写処理が終了すると,コンタトガ
ラス310上の原稿は搬送ベルト352の回転により排
紙トレイ353へ排出される。なお,サイドガイド35
0のセット位置および原稿の送り時間をカウントするこ
とにより原稿のサイズを検出している。このように原稿
自動搬送装置(ADF)302は,原稿を1枚ずつコン
タクトガラス310上へ複写サイクル毎に順次搬送させ
て,複写処理動作を自動的に行うものである。
【0041】次に,図3に示すソータ303の構成につ
いて説明する。図において,354a〜354xは複写
処理後の記録紙がページ順,ページ毎あるいは予め設定
された位置に排紙されるビン,355は複数の搬送ロー
ラを回転駆動する駆動モータである。
【0042】以上のように構成されたソータ303は,
複写機本体301から排紙された記録紙を,例えば,ペ
ージ順(ソート),ページ毎(スタック)あるいは予め
設定されたビン354a〜354xの選択した位置に排
紙する(メールボックス)方式に応じて選択的に記録紙
をビン354a〜354xに排紙する装置である。駆動
モータ355により回転する複数の搬送ローラにより送
られる記録紙が,各ビン354の入口付近にある爪の切
り換えにより,選択されたビン354へ導かれる。
【0043】次に,図3に示す両面反転装置304の構
成について説明する。図において,356は複写機本体
301から送られる記録紙を集積する搬送ローラ,35
7は搬送ローラ356から送られる記録紙を集積するト
レイ,358は記録紙を整列させるための揃えガイド,
359は記録紙を整列させて搬送する搬送ローラ,36
0は記録紙を再給紙するための再給紙ローラである。
【0044】以上のように構成された両面反転装置30
4の動作について説明する。複数枚まとめて両面コピー
を行うとき,切替爪343の切り換えにより記録紙は両
面反転装置304へ送られる。送られた記録紙は搬送ロ
ーラ356によりトレイ357上に集積される。その
際,搬送ローラ359および揃えガイド358により記
録紙の縦および横方向の側面が揃えられる。トレイ35
7上に集積された記録紙は,再給紙ローラ360により
再給紙部346へ送られ,前述の如く,レジストローラ
339に送り込まれて記録紙の裏面にトナー像が転写さ
れる。このように複写機本体301の再給紙部346で
は両面コピーは1枚毎しかできないが,この両面反転装
置304を装着することによって,まとめて複数枚の両
面コピーが可能となる。
【0045】また,図3における361は複写機本体3
01の各ローラ等を回転駆動するメインモータであり,
362は複写機本体301の機内温度の上昇をある値以
下に維持するためのファンモータである。
【0046】図6および図7は,本発明によるデジタル
複写機の電装制御部を示す回路図である。図において,
601はシーケンス関係の制御を行うCPU(a),6
02はオペレーション関係の制御を行うCPU(b)で
あり,CPU(a)601とCPU(b)602とはシ
リアルインターフェイス(RS232C)によって接続
されている。
【0047】また,603は給紙部309における記録
紙のサイズを検出する紙サイズセンサ,604はレジス
トセンサ,排紙センサ等のセンサ類,605は各条件設
定(例えば,レジストローラ339での記録紙のループ
量や記録紙先端の余白量等)のために設けられたディッ
プスイッチ,606は帯電チャージャ325,転写チャ
ージャ330,分離チャージャ331,現像バイアス電
極(図示せず)に高圧電力を印加する高圧電源,607
はパワーリレーを駆動制御するリレードライバ,608
はトナー補給ソレノイド,給紙クラッチ等のソレノイ
ド,クラッチ類を駆動制御するソレノイドドライバ,6
09はメインモータ361やファンモータ362等のモ
ータを駆動制御するモータドライバである。
【0048】また,610は定着ローラ341の定着温
度,濃度センサ336のフォトセンサ入力,半導体レー
ザ401のモニタ入力,半導体レーザ401の基準電圧
が入力されるアナログ入力部,611はオペレータ毎の
使用管理用等のキーカードの読み取りを行うキーカード
ユニット,612は各制御条件等のプログラムを格納し
たROM,613はCPU(a)601用のアドレスデ
コーダ,614は各センサ類(603〜605)に接続
するRAM,I/Oポート,タイマ,615は両面反転
装置304,高圧電源606用のI/Oポート,616
はリレードライバ607,ソレノイドドライバ608,
モータドライバ609用のI/Oポート,617はソー
タ303とシリアルインターフェイスで接続されるUS
ARP,618はアナログデータをデジタルデータに変
換して光書込部306に出力するA/Dコンバータ,6
19a〜619cは設定した各時間幅に基づいて処理を
実行するためのタイマカウンタ,620はアドレスラッ
チである。
【0049】また,621はCPU(b)602からの
セレクト信号により画像処理基板319,スキャナ制御
回路623,アプリケーション回路624の3方向の画
像データ(DATA0〜DATA7)と同期信号を出力
するゲートアレイ,622はCPU(b)602用のア
ドレスデコーダ,623はスキャナ制御回路,624は
外部機器(ファクシミリ装置,プリンタ等)とCPU
(b)602のインターフェイスであり,予め設定され
ている情報に基づいて信号を出力するアプリケーション
回路である。
【0050】また,625は複写モード等の入力操作を
行うキー入力部と複写機の状態表示を行う表示部からな
る操作部,626は画像編集の処理を行うエディタ(図
1におけるエディタ100に相当),627は日付と時
間を記憶してCPU(b)602に随時出力するカレン
ダーIC,628はCPU(b)602用のプログラム
を格納するROM,629はCPU(b)602用のR
AM,630は操作部625とシリアルインターフェイ
スで接続するUSARP,631はスキャナ制御回路6
23とシリアルインターフェイスで接続するUSAR
P,632はアプリケーション回路624とシリアルイ
ンターフェイスで接続するUSARP,633はエディ
タ626とシリアルインターフェイスで接続するUSA
RP,634はカレンダーIC627用のアドレスラッ
チである。
【0051】以上のように構成されたデジタル複写機の
電装制御部における動作を説明する。シーケンス関係の
制御はCPU(a)601によって行われ,紙搬送,作
像条件等の制御が行われる。例えば,給紙カセット33
7にセットされた記録紙のサイズおよび送り方向は紙サ
イズセンサ603で検出され,この検出信号に基づき紙
搬送,画像制御等を行う。また,この他にレジストセン
サや排紙センサ等のセンサ類604の各信号およびディ
ップスイッチ605の設定条件をCPU(a)601に
入力し,ジャム検出や紙間隔等の制御および作像制御が
行われる。
【0052】また,両面反転装置304は記録紙の幅を
揃えるためのモータ,給紙クラッチ,搬送経路を切り換
えるソレノイド,先端に記録紙を寄せるコロを上下動さ
せるソレノイド,紙有無センサ,紙幅を揃えるためのサ
イドフェンスのホームポジションセンサ,記録紙の搬送
に関するセンサによる入出力を行う。高圧電源606は
帯電チャージャ325,転写チャージャ330,分離チ
ャージャ331,現像バイアス電極(図示せず)に各々
所定値の高圧電力を所定のタイミングで印加する。リレ
ードライバ607,ソレノイドドライバ608,モータ
ドライバ609等のドライバ類は,各々接続される給紙
クラッチ,レジストクラッチ,駆動モータ等をCPU
(a)601の制御信号に基づいてオン・オフ制御す
る。
【0053】ソータ303はシリアルインターフェイス
で接続されており,CPU(a)601の制御信号によ
り所定のタイミングで記録紙を搬送し各ビン354に排
出する。アナログ入力部610には定着ローラ341の
定着温度,濃度センサ336のフォトセンサ入力,半導
体レーザ401のモニタ入力,半導体レーザ401の基
準電圧が入力される。この定着温度は,定着ローラ34
1の表面に接触または近接して配設したサーミスタ(図
示せず)からの入力により定着ローラ341の温度が一
定範囲になるように,定着ローラ341内のヒータをオ
ン・オフ制御する。濃度センサ336のフォトセンサ入
力は所定のタイミングで形成したフォトセンサパターン
をフォトトランジスタにより入力し,パターン濃度を検
知してトナー補給クラッチをオン・オフ制御することに
よりトナー濃度制御を行っている。
【0054】また,半導体レーザ401からのレーザビ
ームの出力値を一定にするための調整機構としてA/D
コンバータ618とCPU(a)601のアナログ入力
が使用されている。これは予め設定された半導体レーザ
401の基準電圧(例えば,出力値を3mWとなるよう
に設定する)に,半導体レーザ401の発振時における
モニタ電圧が一致するように制御する。
【0055】画像処理基板319は画像データのマスキ
ング,トリミング,イレース,濃度センサ336のフォ
トセンサパターン等のタイミング信号を発生させ,半導
体レーザ401にビデオ信号を出力する。ゲートアレイ
621はスキャナ部305から2ビット・パラレルで連
送される画像データを光書込部306からの同期信号P
MSYNCに同期させ,さらに画像書出位置信号RGA
TEに同期した1ビット・シリアル信号に変換して画像
処理基板319に出力する。
【0056】次に,オペレーション関係の制御について
以下に説明する。CPU(b)602(メインCPU)
は複数のシリアルポートとカレンダーIC627を制御
する。この複数のシリアルポートにはシーケンス制御の
CPU(a)601が接続されている他に,操作部62
5,スキャナ制御回路623,アプリケーション回路6
24,エディタ626等が接続されている。
【0057】操作部625では,オペレータによるキー
入力情報をCPU(b)602にシリアル送信し,CP
U(b)602からのシリアル受信により表示部を点灯
する。スキャナ制御回路623ではスキャナサーボモー
タの駆動制御,画像処理および画像読取に関する情報の
CPU(b)602に対するシリアル送信処理と,AD
F302とCPU(b)602のインターフェイス処理
を行う。
【0058】アプリケーション回路624は外部機器
(ファクシミリ装置,プリンタ等)とのインターフェイ
スにより,予め設定されている情報のやりとりを行う。
また,エディタ626は操作部625から入力される画
像編集データ(マスキング,トリミング,イメージシフ
ト等)をCPU(b)602にシリアル送信して,画像
編集の処理内容を入力する。カレンダーIC627は記
憶している日付と時間をCPU(b)602により随時
読み出され,操作部625の表示部に対する現在の時刻
表示や本複写機のオン時間とオフ時間を設定することよ
るタイマ制御等が実行される。
【0059】図8は,本発明によるデジタル複写機にお
ける制御系の全体構成を示すブロック図である。図にお
いて,701は本デジタル複写機の全体的な制御を行う
メイン制御板,702はADF302の制御を行うAD
F制御板,703はソータ303の制御を行うソータ制
御板,704は両面反転装置304の制御を行う両面制
御板,705は給紙部309の各種制御を行う給紙制御
板,706はアプリケーションシステム,707は定着
センサ,濃度センサ336,レジストセンサ等のセンサ
類,708はAPLファン,排気ファン等のファン類,
709はトータルカウンタ,キーカウンタ等のカウンタ
類,710は定着ローラ341の表面温度を検出する定
着サーミスタである。
【0060】また,711は半導体レーザ401を制御
するLD制御板,712はPWM制御板,713はポリ
ゴンモータ321を駆動するドライブ板,714はメイ
ンモータ361を駆動するドライブ板,715は定着ロ
ーラ341の定着ヒータおよび過温防止の温度ヒュー
ズ,716は定着ヒータ等のAC電源となるACドライ
ブ板,717はACドライバ716からのACをDCに
整流して各DC駆動部品の駆動源となるDC電源,71
8は現像部308のトナー補給SOL(ソレノイド),
クリーニングブレード332の感光体ドラム307に対
する当接および離間動作を行うブレードSOL(ソレノ
イド),第1〜3ピックアップSOL(ソレノイド),
第1,2ロックSOL(ソレノイド),719はレジス
トローラ339に駆動伝達するレジストCL(クラッ
チ),上昇中継CL(クラッチ),第1〜3給紙CL
(クラッチ),720は給紙部309関係のセンサ類,
721は吸気ファン,722は搬送部340の記録紙を
吸着する搬送ファンである。
【0061】また,723はソータ303の各センサ
類,724はソータ303の各ローラを回転駆動するド
ライブモータ,725はソータ303の各ビン354に
記録紙の進入切り換えを行うソレノイド類,726は両
面反転装置304のソレノイド類,727は両面反転装
置304のクラッチ類,728は両面反転装置304の
紙揃えを行うためのジョガーモータ,729は両面反転
装置304の各センサ類,730はADF302の各セ
ンサ類,731はADF302の各ソレノイド類,73
2はADF302の各搬送ローラを回転駆動するモータ
類,733はADF302のセット状態を検知するスイ
ッチおよび原稿の紙厚を切り換えるスイッチ,734は
ADF302の原稿枚数,ジャム状況等を表示する表示
部である。
【0062】また,735はスキャナ部305を走査駆
動するスキャナモータ,736はスキャナモータ735
の駆動軸に連結されているロータリーエンコーダ,73
7は露光ランプ311を点灯制御するランプ制御回路,
738は副走査駆動機構の基準位置を検知するH・Pセ
ンサ,739はADFSOL(ソレノイド),740は
APSSOL(ソレノイド),741は蛍光灯ヒータお
よび温度制御用のサーミスタである。
【0063】また,742はシェーディング補正と黒レ
ベル補正と光量補正の機能を有するイメージプリプロセ
ッサ(IPP),743はMTF補正機能(空間周波高
域強調),速度変換機能(変倍),γ変換機能,データ
深さ変換機能(8ビット/4ビット/1ビット変換)を
有するイメージプロセスユニット(IPU),744は
IPU743の出力を取り込むメモリ装置(MEM),
745はメモリ装置744に対してデータの入出力を行
う外部記憶装置である。
【0064】図9は,本発明によるデジタル複写機にお
けるスキャナ部305を示すブロック図である。図にお
いて,801はスキャナ制御回路623からの指示に基
づいて各信号を出力するタイミング制御回路,802は
画像信号の増幅および光量補正処理を行う信号処理回
路,803はアナログデータをデジタルデータに変換す
るA/D変換器,804は画像データの歪み補正を行う
シェーディング補正回路である。
【0065】以上のように構成されたスキャナ部305
の画像読取動作を説明する。スキャナ制御回路623は
プリンタ制御部(図示せず)からの指示に基づきランプ
制御回路737,タイミング制御回路801,IPU7
43の電気変倍回路およびスキャナモータ735を制御
する。ランプ制御回路737はスキャナ制御回路623
からの指示に基づき露光ランプ311のオン・オフおよ
び光量制御を行う。また,IPU743の電気変倍回路
はスキャナ制御回路623によって設定される主走査側
の倍率データに基づいて電気変倍処理を行う。
【0066】また,タイミング制御回路801はスキャ
ナ制御回路623からの指示に基づいて各信号を出力す
る。すなわち,原稿の読み取りがスタートするとCCD
撮像素子318に対し1ライン分のデータをシフトレジ
スタに転送する転送信号と,シフトレジスタのデータを
1ビットずつ出力するシフトクロックパルスを出力す
る。また,像再生系制御ユニット(図示せず)に対し画
素同期クロックパルスCLK,主走査同期パルスLSY
NCおよび主走査有効期間信号LGATEを出力する。
【0067】この画素同期クロックパルスCLKは,C
CD撮像素子318に入力されるシフトクロックパルス
とほぼ同一の信号である。また,主走査同期パルスLS
YNCは,光書込部306の同期センサが出力する主走
査同期信号PMSYNCとほぼ同一の信号であるが,画
素同期クロックパルスCLKに対して出力される。主走
査有効期間信号LGATEは,出力データDATA0〜
DATA7が有効なデータであるとみなされるタイミン
グでHレベルとなる。この場合,CCD撮像素子318
は,1ライン当たり4800ビットの有効データを出力
する。
【0068】また,スキャナ制御回路623はプリンタ
制御部(図示せず)から読取開始指示を受けると,露光
ランプ311を点灯し,スキャナモータ735を駆動開
始し,タイミング制御回路801を制御して,CCD撮
像素子318による読み取りを開始する。また,副走査
有効期間信号FGATEをHレベルにセットする。この
副走査有効期間信号FGATEは,Hレベルにセットさ
れてから副走査方向に最大読取長さ(この場合,Aサイ
ズの長手方向の寸法)を走査するに要する時間が経過す
るとLレベルとなる。
【0069】また,CCD撮像素子318から出力され
るアナログ信号は,イメージプリプロセッサ(IPP)
741内部の信号処理回路802で増幅処理および光量
補正され,A/D変換器803によってデジタル多値信
号に変換される。この変換された画像信号はシェーディ
ング補正回路804によって歪み補正が施され,次のイ
メージプロセスユニット(IPU)743に入力され
る。
【0070】図10は,イメージプロセスユニット(I
PU)743の詳細を示すブロック図である。図におい
て,901は画像信号のボケや劣化を補正するMTF補
正部,902は画像信号を指示された倍率に基づいて電
気変倍する変倍処理部,903は画像信号の入出力特性
を作像プロセスの特性に対して最適となるように補正す
るγ変換部,904は4bit化回路905,2値化回
路906,ディザ回路907,切替スイッチ908,切
替スイッチ909からなるデータ深さ切換機構部であ
る。
【0071】以上のように構成されたイメージプロセス
ユニット(IPU)743のデータ処理動作について説
明する。イメージプリプロセッサ(IPP)741より
入力された画像信号はMTF補正部901で高域強調さ
れる。次に,変倍処理部902で所定の倍率に電気変倍
され,γ変換部903により画像信号の入出力特性を作
像プロセス特性に対して最適化処理される。γ変換部9
03から出力された画像信号は,データ深さ切換機構部
904に入力され,所定の量子化レベルに変換される。
【0072】このデータ深さ切換機構部904は4bi
t化回路905によって4bitDATAを出力する。
2値化回路906では入力される8bitの多値データ
を予め設定された固定閾値によって2値データに変換し
て1bitDATAを出力する。ディザ回路907は1
bitDATAにより面積階調を形成する。このとき切
替スイッチ909は2値化回路906あるいはディザ回
路907の出力を選択して出力する。そして,切替スイ
ッチ908は,これらの3つのデータ(8bitDAT
A,4DATA,1bitDATA)のデータ形式の1
つを選択してDATA0〜DATA7を出力する。な
お,このイメージプロセスユニット(IPU)743の
出力データ形式を図11に示す。
【0073】図12は,本発明によるメモリシステムを
示すブロック図である。図において,1101〜110
3は複数個の入力データを選択して切り換えるマルチプ
レクサMUX1,MUX2,MUX3であり,図中のE
XTINは外部からのイメージデータ入力信号を示し,
EXTOUTは外部への出力信号を示している。
【0074】以上のように構成されたメモリシステムの
動作例を説明する。例えば,スキャナ部305の一回の
露光走査で複数枚のイメージプロセスユニット(IP
U)743のパラメータを変えたコピーを出力する場合
には,まず,スキャナ走査時にMUX1をA,MUX2
をB,MUX3をAにセットして1枚コピーを出力す
る。このときの生データはMUX2を介してメモリ装置
(MEM)744に入力される。
【0075】次に,2枚目以降はMUX1をBにセット
して,メモリ装置(MEM)744からのデータをイメ
ージプロセスユニット(IPU)743に入力し,MU
X3を介してプリンタ(PR)に出力する。このとき1
枚コピーを行う毎にイメージプロセスユニット(IP
U)743のパラメータを変更する。また,1bitD
ATAのようなコンパクトなデータを保持する場合は,
MUX2をAにセットして,イメージプロセスユニット
(IPU)743の出力をメモリ装置(MEM)744
に取り込む。このとき,プリンタ(PR)は2値データ
(1bit)モードに切り換えて複写処理を実行する。
【0076】図13は,本発明による画像信号の流れを
示す説明図であり,上記の図12で説明した処理による
データの流れを示している。このようにイメージプロセ
スユニット(IPU)743により処理されたデータと
生データの両方共にメモリ装置(MEM)744に取り
込むことを可能にしている。
【0077】図14は,上記メモリ装置(MEM)74
4の内部構成の一例を示すブロック図である。図におい
て,1301はデータの圧縮処理を行う圧縮器(COM
P),1302はイメージプロセスユニット(IPU)
743と圧縮器(COMP)1301から入力されるデ
ータを選択して切り換えるマルチプレクサMUX4,1
303は実データの他に圧縮器(COMP)1301で
処理された圧縮データを格納するメモリユニット,13
04はデータの伸長処理を行う伸長器(EXP),13
05はメモリユニット1303と伸長器(EXP)13
04から入力されるデータを選択して切り換えるマルチ
プレクサMUX5,1306は圧縮器(COMP)と伸
長器(EXP)1304のエラー信号を監視するエラー
検出器である。
【0078】以上のように構成されたメモリ装置(ME
M)744は,圧縮器(COMP)1301をメモリユ
ニット1303の前に配置し,伸長器(EXP)130
4をメモリユニット1303の後に配置させ,さらに,
マルチプレクサMUX4およびマルチプレクサMUX5
を各々メモリユニット1303に接続して設けることに
より,実データと圧縮データの格納が選択的に可能とな
る。すなわち,実データをメモリユニット1303に格
納する場合は,マルチプレクサMUX4とマルチプレク
サMUX5を各々Aにセットする。また,圧縮器(CO
MP)1301で処理されたデータをメモリユニット1
303に格納する場合は,マルチプレクサMUX4とマ
ルチプレクサMUX5を各々Bにセットする。なお,上
記の構成において,圧縮器(COMP)1301はスキ
ャナ部305のスキャン速度に合わせたメモリ処理を行
い,伸長器(EXP)1304はプリンタ(PR)の速
度に合わせて処理を実行する。
【0079】図15は,上記のメモリユニット1303
の内部構成の一例を示すブロック図である。図におい
て,1401はイメージデータと圧縮データであるコー
ドデータを処理する入力データ幅変換器,1402はパ
ックされたデータ数を格納するメモリブロック,140
3はイメージデータと圧縮データであるコードデータを
処理する出力データ幅変換器,1404は入力データ幅
変換器1401によりパックされたデータ数とメモリデ
ータ幅に対応してメモリブロック1402の所定アドレ
スにデータの書込・読取動作を行うダイレクトメモリコ
ントローラ(DMC1),1405は出力データ幅変換
器1403によりパックされたデータ数とメモリデータ
幅に対応してメモリブロック1402の所定アドレスに
データの書込・読取動作を行うダイレクトメモリコント
ローラ(DMC2)である。
【0080】以上のように構成されたメモリユニット1
303は,メモリブロック1402の入力側と出力側に
各々入力データ幅変換器1401,出力データ幅変換器
1403を配設し,3つのイメージデータタイプ(図1
5参照)と圧縮器(COMP)1301からの圧縮デー
タであるコードデータを処理する。ダイレクトメモリコ
ントローラ(DMC1)1404およびダイレクトメモ
リコントローラ(DMC2)1405は,入力データ幅
変換器1401および出力データ変換器1403により
パックされたデータ数とメモリデータ幅に応じてメモリ
ブロック1402の所定アドレスにデータの書込・読取
の処理を行う。
【0081】図16は,上記図15で処理されるイメー
ジデータの形式を示す説明図である。(a)タイプ1は
1bitデータ,(b)タイプ2は4bitデータ,
(c)タイプ3は8bitデータを各々示している。通
常におけるスキャナからのイメージデータの速度,ある
いはプリンタへのイメージデータの速度は,1ピクセル
の周期が装置において固定されているため8bitデー
タ,4bitデータ,1bitデータに関わらず一定で
ある。
【0082】また,本実施例においては,8本のデータ
ラインのMBS(Most Siginificant
Bit:データの最上位にあるビット)側から1bi
tデータ,4bitデータ,8bitデータとMBS詰
めで定義してしている。このデータをメモリブロック1
402のデータ幅(16bit)にパック,アンパック
するブロックが入力データ幅変換器1401と出力デー
タ幅変換器1403であり,パック処理することにより
データの深さに対応してメモリが使用できるのでメモリ
装置(MEM)744の有効利用が可能となる。
【0083】図17は,メモリユニット1303にピク
セルプロセスユニット(PPU)を接続した構成例を示
すブロック図である。図において,1601はイメージ
データ間の論理演算(例えば,AND,OR,EOR,
NOT)を実行するピクセルプロセスユニット(PP
U),1602はイメージプロセスユニット(IPU)
743とピクセルプロセスユニット(PPU)1601
から入力されるデータを選択して切り換えるマルチプレ
クサMUX6,1603はピクセルプロセスユニット
(PPU)1601とメモリユニット103から入力さ
れるデータを選択して切り換えるマルチプレクサMUX
7である。
【0084】以上のように図14で示すメモリ装置74
4の内部構成に対して,圧縮器(COMP)1301と
伸長器(EXP)1304の代わりにピクセルプロセス
ユニット(PPU)1601をメモリユニット1303
の外に配設する構成とした。このような構成において,
ピクセルプロセスユニット(PPU)1601によりメ
モリ出力データと入力データを論理演算してプリンタ
(PR)に出力する。また,メモリ出力と入力データ
(例えば,スキャナ部305からのデータ)を論理演算
し,再度,メモリユニット1303に格納するすること
ができる。また,出力先のプリンタ(PR)とメモリユ
ニット1303の切り換えは,マルチプレクサMUX6
およびマルチプレクサMUX7により行う。このような
機能は一般的に画像合成処理に,例えば,スキャナデー
タにオーバーレイを重ね合わせる等の画像合成処理に使
用される。
【0085】図18は,イメージデータの保存処理を実
行する外部記憶装置745の構成を示すブロック図であ
る。図において,1701はイメージデータの入出力を
制御するインターフェイス(I/F),1702はフロ
ッピィディスクドライバ(FDD)1703を制御する
フロッピィディスクコントローラ(FDC),1703
は記憶媒体となるフロッピィディスク(FD)を駆動す
るフロッピィディスクドライバ(FDD),1704は
ハードディスク(HDD)1705の書込・読出を制御
するハードディスクコントローラ(HDC),1705
は書込・読出可能なハードディスク(HDD),170
6はフロッピィディスクコントローラ(FDC)170
2およびハードディスクコントローラ(HDC)170
4を制御するファイルコントローラ(FC),1707
はインターフェイス(I/F)1701に対し制御する
ラインドロワ(LD)である。
【0086】以上のような構成において,イメージデー
タを外部記憶装置745により保存する動作について説
明する。イメージデータをフロッピィディスク(FD)
に保存する場合,図12に示したEXTOUTからイン
ターフェイス(I/F)1701を介して,ファイルコ
ントローラ(FC)1706が制御するフロッピィディ
スクコントローラ(FDC)1702に出力し,フロッ
ピィディスクドライバ(FDD)1703上のフロッピ
ィディスク(FD)に記憶する。また,ハードディスク
コントローラ(HDC)1704は,ファイルコントロ
ーラ(FC)1706の制御に基づいてハードディスク
(HDD)1705上に書込・読出を実行する。なお,
ハードディスク(HDD)1705には汎用的に使用す
るフォーマットデータやオーバーレイデータを記憶さ
せ,必要に応じて使用できるものとなっている。
【0087】図19は,イメージデータの圧縮および伸
長の処理速度が間に合わなかった場合のリカバリーを可
能にする場合の例を示すブロック図である。図におい
て,1801はメモリユニット1804に対して2つの
入力データと1つの出力データを同時に入出力可能にし
てメモリ制御するメモリ管理ユニット(MMU),18
02はメモリユニット1804と伸長器(EXP)18
05からの入力されるデータを選択して切り換えるマル
チプレクサ(MUX8),1803はデータの圧縮処理
を行う圧縮器(COMP),1804は実データの他に
圧縮器(COMP)1803により処理された圧縮デー
タを格納するメモリユニット,1805はデータの伸長
処理を行う伸長器(EXP),1806は圧縮器(CO
MP)1803と伸長器(EXP)1805のエラー信
号を監視するエラー検出器である。
【0088】以上の構成において,メモリユニット18
04にはスキャナ走査と同時に圧縮器(COMP)18
03により圧縮処理されたデータとイメージデータが入
力される。該メモリユニット1804に入力されたデー
タは各々別のメモリ領域に格納され,圧縮データはその
まま伸長器(EXP)1805に入力して伸長処理が行
われる。1ページ分の全データのメモリユニット180
4に対する入力が完了するまでに圧縮器(COMP)1
803と伸長器(EXP)1805による処理時間が間
に合って,正常に処理が終了した場合には圧縮データの
メモリ領域を残し,生データの領域を解除する。
【0089】ここで,エラー検出器1806により圧縮
器(COMP)1803あるいは伸長器(EXP)18
06からのエラー信号を検出すると,直ちに圧縮データ
のデータ領域を取り消して生データを採用する。このよ
うに圧縮器(COMP)1803と伸長器(EXP)1
805の検定処理を行うことにより,高速で確実なデー
タ処理と,メモリ領域の有効な利用が実現できる。
【0090】なお,上記のようにメモリ管理ユニット
(MMU)1801によりメモリ領域のダイナミックな
アロケーションを可能としたが,この他の方式として生
データ用と圧縮データ用の2つのメモリユニットを配設
しても同様な処理が行える。このような構成は,電子ソ
ーティングのような複数のページを格納し,リアルタイ
ムでプリンタ(PR)に出力するような格納ページ数と
プリント速度を両立する条件を満足させなければならな
いような用途に使用すると効果的である。
【0091】図20は,本発明に係るアプリケーション
システムの構成を示すブロック図であり,図において,
このアプリケーションシステムは,ベースユニット20
01と,ファイルユニットのAPL(1)2002と,
FAXユニットのAPL(2)2003と,オン/オフ
プリンタユニットのAPL(3)2004と,LAN用
のAPL(4)2005と,T/S(タッチスイッチ)
およびLCD(液晶)等からなる表示ユニット2006
とから構成されている。以下,これらのユニットの細部
構成およびその動作について説明する。
【0092】〔ベースユニット〕図において,2007
はエンジンI/F,2008はページメモリ,2009
はSCI(スモールコミュニケーションインターフェイ
ス),2010はイメージバス,2011はシステムバ
ス,2012はCPU,2013はDRAMを用いた変
倍回路,2014はバスアビータ,2015は所定のク
ロックを発生する機能を有するタイマ,2016は現在
時刻を発生させるRTC,2017はコンソール,20
18はOS等の基本機能プログラムが格納されているR
OM,2019は主にワーキングメモリとして使用され
るRAM,2020はDMAC,2021は回転制御
部,2022はCEPである。
【0093】このベースユニット2001は,本システ
ムの基本制御を実行するユニットである。エンジンI/
F2007は,イメージデータがシリアルデータで送信
されてくるためパラレルデータに変換すると共に,反対
に,ページメモリ2008からのパラレルデータをエン
ジンI/F2007によりシリアルデータに変換し,E
XTINに送り出す。また,制御信号はシリアルである
ため,エンジンI/F2007からSCI2009を介
してシステムバス2011に接続される。
【0094】また,ページメモリ2008は,本実施例
では,A3で1ページ分のサイズデータを格納する容量
を備え,ここでビットイメージに変換すると共に,EX
TIN,EXTOUTのデータ速度とCPU2012の
処理速度の調停も実行する。また,変倍回路2013は
DMAC2020を用いてCPU2012を介さずに高
速に,ページメモリ2008上のデータを拡大あるいは
縮小処理を実行する。
【0095】また,回転制御部2021は,例えば,F
AX送信による送信原稿がA4縦で,受信側がA4横の
場合,送信側は自動的に71%縮小して送信し,受信側
は該縮小により画像がみずらくなるため,送信原稿を9
0度回転させてA4横に変換し等倍で送信する。さら
に,回転制御部2021は,受信出力を行うとき,受信
サイズがA4横でカセットのサイズがA4縦である場合
に,出力イメージを90度回転させてA4縦に直して出
力することにより,カセットの縦,横の区別を不要にし
ている。
【0096】また,CEP2022では,イメージデー
タの圧縮,伸張,スルーの処理を実行する。バスアビー
タ2014はAGDCからのデータをイメージバス20
1やシステムバス2011に送る処理を実行する。ま
た,タイマ2015は所定のクロックを発生し,RTC
は現在の時刻を発生させる。さらに,制御用の端末とし
て接続されているコンソール2017は,システム内部
のデータの読み出しや書換え等の処理に加え,内部OS
の1機能であるディバックツールを用いてソフトの開発
を実行することも可能になっている。
【0097】〔APL(1)〕このAPL(1)200
2はファイルユニットである。図20において,202
3はSCSIであり,HDD(ハードディスク)202
4,ODD(光ディスク)2025,FDD(フロッピ
ィディスク)2026用のI/Fである。また,202
7はROMであり,SCSI2023を介してHDD2
024,ODD2025,FDD2026を制御するフ
ァイリングシステムの制御プログラムが格納されてい
る。
【0098】〔APL(2)〕このAPL(2)200
3はFAX制御用のユニットである。図20において,
2030はG4FAXコントローラであり,G4用のプ
ロトコルを制御し,G4のクラス1,クラス2,クラス
3をサポートするユニットである。また,G4FAXコ
ントローラ2030は,ISDNもサポートし,NET
64においては2B+1D(64KBx2p+16K
B)の回線となるので,G4/G4,G4/G3,G3
/G3,G4のみ,G3のみのいずれかが選択可能なユ
ニットである。
【0099】また,2031はG3FAXコントローラ
であり,G3用のプロトコルを制御し,アナログ回線に
よるG3FAXのプロトコル,デジタル信号をアナログ
信号に変換するモデムも備えている。また,2032は
NCU(ネットワークコントロールユニット)であり,
交換機を使用し,相手先と接続するとき,あるいは相手
先からの着信を受けるダイヤル機能等を備えている。
【0100】また,2033はSAF(ストア・アンド
・フォワード)であり,FAXの送信,受信を実行する
ときの画像データ(イメージデータ,コードデータ等を
含む)を蓄積するため,半導体メモリ,HDD,ODD
等が用いられる。また,2024はAPL(2)を制御
するためのプログラムが格納されているROM2,20
25はワーキングメモリとして使用されるRAMであ
り,バックアップ電源として不揮発性バッテリが接続さ
れ,相手先電話番号,相手先名,FAX機能を制御する
データ等が格納されており,表示ユニット2006のT
/S,LCDを用いて容易に設定可能に構成されてい
る。
【0101】〔APL(3)〕このAPL(3)200
4はオンラインプリンタ,オフラインプリンタの制御ユ
ニットである。図20において,2040はフロッピィ
ディスク2041の制御を実行するFDC(フロッピィ
ディスクコントローラ)であり,最近のフロッピィディ
スクはSCSIをサポートしているものもあり,ここで
はSCSI,ST506インターフェイスをサポートす
る。また,2042はHOSTコンピュータとの接続に
使用するSCI(シリアルコミュニケーションインター
フェイス)であり,また,同様に,2043はHOST
コンピュータとの接続に使用するセントロI/Fであ
る。
【0102】また,2044はエミュレーションカード
であり,次のような機能を備えている。すなわち,HO
STコンピュータからプリンタの仕様をみた場合,現状
は,例えば,NEC製,EPSON製等多くのメーカか
ら発売されており,各々仕様が異なるため,これらのプ
リンタの機能をHOSTコンピュータからみて同じにな
るようにしなければHOSTコンピュータで使用してい
たソフトウェアが動作しなくなる。上記不具合を解消す
るため,エミュレーションカード2044を装着し,そ
の内部に格納されているソフトウェアによりみかけ上に
おいてHOSTコンピュータからみたときに各メーカの
プリンタとして動作させるようにする。
【0103】また,2015はAGDC(アドバンスト
・グラフィックス・ディスプレイ・コントローラ)であ
り,HOSTコンピュータから送られてきたコードデー
タをCGROM2046,CGカード2047内のFO
NTイメージを高速にページメモリ2008に展開する
ものである。また,2048はこれらの制御プログラム
が格納されているROM3である。なお,CGROM
(キャラクタ・ゼネレータ・ROM)2046はコード
データに対応したFONTデータが格納されていおり,
また,CGカード2047は外付けのCGFONTであ
り,内容はCGROM2046と同様である。
【0104】〔APL(4)〕このAPL(4)200
5は,LANを制御するユニットである。図において,
2050はLANコントローラであり,現在稼動中のL
ANであるインサーネット,オムニ,スターラン等を制
御する。また,上記APL(2)2003のFAX,A
PL(4)のLANは,他のAPLが動作中であっても
バックグランドで働くようになっている。
【0105】〔表示ユニット〕この表示ユニット200
6では,LCDおよびタッチスイッチを制御する。図2
0において,2060はLCDであり,グラフィック,
キャラクタが表示でき,この中のCG2061にAN
K,漢字の第2水準のコードが格納されている。また,
2062はTSC(タッチスイッチコントローラ)であ
り,T/S2063の制御を実行する。T/S2063
はX,Yの格子に分けられており,オペレータが使用す
るときのスイッチのサイズはTSC2062により1つ
のキーに対する格子の数を決めることにより自由に設定
できるようになっている。また,LCD2060とT/
S2063は,2層構造になっており,キーのサイズと
LCD2060のキーの枠が対応するようになってい
る。
【0106】図21は,本発明に係る操作部の外観構成
を示す説明図である。図において,2101はコピー枚
数等の数値を入力するテンキー,2102は操作の状態
やメッセージ等が表示されるタッチパネル,2103は
よく使う設定を登録したり呼び出したりするためのプロ
グラムキー,2104は機能の説明や操作方法等を表示
するガイダンスキー,2105は表示画面の明るさを調
整するための輝度調整つまみ,2106は設定した内容
を取消したリ,1秒以上の押下により余熱状態とするモ
ードクリア/余熱/タイマキー,2107はコピー中に
割り込んで別の原稿をコピーするときに使用する割込キ
ーである。
【0107】また,図22は,本発明に係る操作部のタ
ッチパネル検出回路の構成を示す説明図である。図にお
いて,2201は本回路全体を制御するコントローラ,
2202はアナログ信号をデジタル信号に変換するA/
Dコンバータである。
【0108】上記タッチパネル検出回路は,コントロー
ラ2201により検出端子をHigh状態にし,X1,
X2,Y1,Y2を図23に示す組み合わせ表に基づい
て設定され,Y1,Y2の回路は抵抗によりプルアップ
されているので,タッチパネルOFFのとき,Y1は+
5(V)になリ,ONのときは0(V)となる。したが
って,A/Dコンバータ2202の出力からON/OF
F状態を確認する。コントローラ2201はタッチパネ
ルONの状態を検知すると測定モードに切り換える。X
方向のときはX1は+5(V),X2は0(V)にな
り,入力位置の電位がY1を通してA/Dコンバータ2
202に接続され,座標が算出される。また,Y方向の
座標も回路を切り換えて同様に算出され,上記の如く検
出回路により,タッチパネルの押下位置が検出される。
【0109】図24は,本発明に係る操作部の構成を示
すブロック図である。図において,2401は本操作部
の全体を制御するCPU,2402はアドレスラッチ,
2403はROM,2404はCPU2401に接続さ
れたシステムリセット,2405はアドレスデコーダ,
2406はLEDドライバ,2407はキーボード,2
408はLCDコントローラである。該LCDコントロ
ーラ2408には,CPU2401からのアドレスバ
ス,データバスの他に,LEDドライバ2406,キー
ボード2407,アナログのタッチパネル2412,L
CD(液晶)モジュール2411,そして,表示データ
用のROM2409,RAM2410等が接続されてい
る。また,CPU2401には外部とシリアル通信を実
行する光トランシーバ2413が接続されている。
【0110】以上の構成において,CPU2401から
のアドレス信号はアドレスラッチ2402に取り込ま
れ,CPU2401からの信号により制御される。アド
レスラッチ2402を出たアドレス信号は,その一部が
アドレスデーコダ2405に入力され,ここで各ICへ
のチップセレクトを作りメモリマップの作成に使用す
る。また,アドレスはROM,RAM等のメモリやLC
Dコントローラ2408に入り,アドレス指定に使用さ
れる。
【0111】一方,CPU2401からのデータバスは
メモリやLCDコントローラ2408に接続され,デー
タの双方向通信が実行される。また,LCDコントロー
ラ2408は,キーボード2407からの信号やタッチ
パネル2412からの信号によりROM2409,RA
M2410の格納データから表示データを作成し,LC
Dモジュール2411への表示を制御する。
【0112】図25は,液晶表示画面の表示例を示す説
明図である。図において,2501は画像濃度を自動的
に調整する自動濃度キー,2502は記録紙を自動的に
選択する自動用紙キー,2503はコピー対象の記録紙
サイズに合わせて拡大/縮小処理を指定する用紙指定変
倍キーであり,等倍,100%等の液晶表示がなされる
ように構成されている。また,2504は「コピーでき
ます」,「おまちください」等のメッセージを表示する
メッセージエリア,2505は上の段にセット枚数,下
の段にコピーした枚数を表示するコピー枚数表示部,2
506はコピーを1部ずつページ順に揃える処理を指定
するソートキー,2507はコピーをページ毎に仕分け
する処理を指定するスタックキー,2508はソート処
理された記録紙を1部ずつ綴じる処理を指定するステー
プルキーである。また,2509は特殊原稿送りキー,
2510は表紙/合紙キー,2511は消去/移動キ
ー,2512は両面/ページ連写キー,2513は変倍
キーである。
【0113】図26は,上記変倍キー押下による画面表
示例を示す説明図である。変倍キー2513が押下され
ると,図示のように画面下方から変倍設定画面がスクロ
ールアップされ,変倍設定画面には定形変倍(予め変倍
率が設定されている変倍モード)用のキーが設定されて
いる。ここで例えば,71%の部分のキーを押下する
と,変倍率71%が選択され,該71%の変倍処理が実
行される。また,この画面には,定形変倍以外の変倍モ
ードを選択するためのズームキー,寸法変倍キーが画面
左方向に設定されている。
【0114】また,液晶表示画面の展開表示は,タッチ
パネルからだけでなくハードキーによる画面展開も行わ
れる。図27は,ハードキーのエリア加工キー押下によ
る画面展開例を示す説明図である。図において,エリア
加工キーが押下されると,エリア加工の種類選択画面が
表示され(b),クリエイティブ編集キー2701とカ
ラーリング編集キー2702が設定されている。そし
て,例えば,クリエイティブ編集キー2701が押下さ
れた場合には,(c)に示すような設定画面が表示され
る。
【0115】また,既存のハードキーを組み合わせて使
用することにより,特殊画面への展開処理も行われる。
例えば,モードクリア・余熱/タイマキー2107押下
後,クリア/ストップキー連続押下により,オペレータ
が個別に使用条件の設定を行うユーザプログラムモード
への画面展開が行われる。
【0116】図28は,上記ユーザプログラムモードの
画面表示例を示す説明図である。図において,モードク
リア・余熱/タイマキー2107押下後,クリア/スト
ップキー連続押下により画面(b)〜(d)のユーザプ
ログラムモードのメニュー画面となる。例えば,メニュ
ー画面(b)の「2」の特殊トレイ設定を押下すると,
画面(e),(f)のような特殊トレイ設定画面が展開
され,表紙専用トレイ,合紙専用トレイ等を使い勝手に
合わせて設定することができる。
【0117】また,上記の他の例として,ユーザプログ
ラムモードのメニュー画面(d)の「9」のユーザコー
ドの設定キーを押下すると,画面(g)が展開され,コ
ピー使用者を特定のオペレータのみに限定したり,オペ
レータ毎のコピー枚数を管理するためのユーザコードが
設定できる画面(h)へと展開される。
【0118】図29は,APSセンサの構成および装着
位置を示す説明図である。図において,2901はAP
Sセンサであり,発光素子としてLED2902を用
い,3個の受光素子2903を所定位置に配置させてい
る構成である。また,このAPSセンサ2901は,図
示の如く,コンタクトガラス310下の部分に配置さ
れ,長さ1と長さ2の位置,および幅の位置に各々取り
付けられいる。
【0119】以上の構成において,このAPSセンサ2
901は,プレスキャンを行わずに原稿の長さと幅を読
み取り,原稿サイズを検知するものである。すなわち,
APSセンサ2901内のLED2902から光を3ビ
ームに分散し,3ヵ所で受光するタイプの受光素子29
03により受光するようにしたもので,光学系内部より
コンタクトガラス310を透視し,原稿面からの反射光
のみを受光して,原稿の長さおよび幅を検知する。ま
た,このAPSセンサ2901は,常時ON状態となっ
ており,常にサイズデータを読み込んでいる。
【0120】図30は,上記APSセンサによるサイズ
データの確定タイミングを示す説明図である。図におい
て,3001は圧板の開閉動作あるいはADFの開閉動
作を検知するためのフォトインタラプタを用いた圧板サ
イズセンサである。
【0121】上記において,サイズデータのサンプリン
グは常に行っており,原稿サイズの確定には次の2つの
方法がある。すなわち, (1) コンタクトガラス310に読取対象となる原稿
をセットした後,圧板あるいはADFの閉じ操作で,圧
板サイズセンサ3001を遮蔽なし→遮蔽ありになった
ときに,原稿サイズを確定する。 (2) 圧板あるいはADFの開放状態で,コピー開始
のスタートキーを押下したときは,スタートキーON直
後のデータで原稿サイズを確定する。
【0122】上記の如く,APSセンサ2901によっ
てセットされた原稿のサイズが確定された後,原稿画像
をエディタに対して読み込む。画像の読み込みは操作部
の読取キーあるいはエディタ上のスタートキー201の
押下で開始され,読み取った画像データがエディタのL
CDパネル103に表示され,エリア指定の待機状態と
なる。
【0123】上記エリアの指定は,座標入力キー205
の押下により行われ,図31に示すように,先に検知し
た原稿サイズの領域外(図中のエリア禁止領域)310
1は,座標指定禁止とし,エリア指定可能領域3102
のみ指定可能とする。
【0124】すなわち,上記における入力座標が有効で
あることの条件は, 入力座標x≦原稿サイズの縦長さ 入力座標y≦原稿サイズの横長さ の両方を満たす場合である。なお,上記原稿サイズの縦
長さは,原稿サイズの長手方向の長さとする。
【0125】図32は,本発明による上記原稿読取時に
おけるエディタのエリア確定処理を示すフローチャート
である。図において,まず,原稿がセットされたか否か
を判断する(S3201)。この原稿セットは通常AD
Fあるいは圧板の圧板サイズセンサ3101によって検
知する。上記ステップ3201において,原稿がセット
されていないと判断したときに本処理を実行せずにその
まま終了し,一方,原稿がセットされたことを判断した
ときには,その原稿のサイズを検知する(S320
2)。次に,画像の読み込みを開始させるスタートキー
201が押下されたか否かを判断し(S3203),ス
タートキー201が押下されたと判断したときにのみ,
次のエディタ画像読み込み処理を実行する(S320
4)。
【0126】次に,座標指定キー105が押下されたか
否かを判断し(S3205),該座標指定キー105が
押下されたと判断したときにのみ,その入力座標が先に
検知した原稿サイズの領域内であるか否かを判断する
(S3206)。このステップ3206において,入力
座標が座標指定禁止領域であると判断したときには,入
力禁止である旨の警告表示あるいは(および)警告音等
を出力し(S3207),オペレータに対して注意を促
す。一方,上記ステップ3206において,入力座標が
先に検知した原稿サイズの領域内であると判断したとき
には,その入力された座標を確定する(S3208)。
次に,上記ステップ3207あるいはステップ3208
を実行した後,エリアが確定したか否を判断し(S32
09),確定したと判断したときに,本処理を終了さ
せ,一方,エリアが確定していないと判断したときに
は,上記ステップ3205に戻って,同様のエリア指定
処理を繰り返し実行する。
【0127】したがって,上記のように原稿サイズ外領
域のエリア指定を禁止するようにしたので,原稿セット
における操作ミスを排除することができると共に,その
禁止領域を指定しようとした場合に警告を発するため,
無駄な作業がなくなり操作性を向上させることができ
る。さらに,意味のないエリアが存在しなくなるため,
ミスコピーがなくなる。
【0128】
【発明の効果】以上,説明したように,本発明に係る画
像形成装置によれば,領域指定手段により加工領域を指
定するとき,原稿サイズ検知手段により検知された原稿
サイズの範囲外は領域指定禁止となり,また,画像領域
指定手段により原稿サイズの範囲外が指定されたとき,
該指定領域が指定禁止領域であることの警告を出力する
ため,原稿サイズ外領域のエリア指定可能範囲および禁
止範囲を明確にして,エリア指定操作ミスやミスコピー
を排除することによる操作性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエディタの構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明に係るエディタの外観構成を示す説明図
である。
【図3】本発明に係る画像形成装置を応用したデジタル
複写機の構成例を示す説明図である。
【図4】図3に示した光書込部を平面的に示す説明図で
ある。
【図5】図3に示した光書込部を側面的に示す説明図で
ある。
【図6】図3に示したデジタル複写機における電装制御
部を示す回路図である。
【図7】図3に示したデジタル複写機における電装制御
部を示す回路図である。
【図8】図3に示したデジタル複写機における全体構成
を示すブロック図である。
【図9】図3に示したデジタル複写機のスキャナの画像
読取動作を示すブロック図である。
【図10】図8に示したイメージプロセスユニットの詳
細を示すブロック図である。
【図11】図8に示したイメージプロセスユニットの出
力データ形式を示す説明図である。
【図12】本発明に係るメモリシステムを示すブロック
図である。
【図13】本発明に係る画像信号の流れを示す説明図で
ある。
【図14】図8に示したメモリ装置の内部構成の一例を
示すブロック図である。
【図15】図14に示したメモリユニットの内部構成を
示すブロック図である。
【図16】図14に示したメモリ装置により処理される
イメージデータの形式を示す説明図である。
【図17】本発明に係るメモリユニットにピクセルプロ
セスユニットを接続した構成例を示すブロック図であ
る。
【図18】図8に示した外部記憶装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図19】本発明に係るイメージデータの圧縮および伸
長の処理速度が間に合わなかった場合のリカバリーを可
能にする構成例を示すブロック図である。
【図20】本発明に係るアプリケーションシステムの構
成を示すブロック図である。
【図21】本発明に係る操作部の外観構成を示す説明図
である。
【図22】本発明に係る操作部のタッチパネル検出回路
の構成を示す説明図である。
【図23】図22のタッチパネル検出回路における入力
信号と出力信号の組み合わせを示す一覧表である。
【図24】本発明に係る操作部の構成を示すブロック図
である。
【図25】液晶表示画面の表示例を示す説明図である。
【図26】変倍キー押下による画面表示例を示す説明図
である。
【図27】ハードキーのエリア加工キー押下による画面
展開例を示す説明図である。
【図28】ユーザプログラムモードの画面表示例を示す
説明図である。
【図29】APSセンサの構成および装着位置を示す説
明図である。
【図30】APSセンサによるサイズデータの確定タイ
ミングを示す説明図である。
【図31】本発明に係る原稿エリア指定可能/禁止領域
を示す説明図である。
【図32】本発明に係る原稿読取時におけるエディタの
エリア確定処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 エディタ 101 VR
AM 102 LCDコントローラ 103 LC
Dパネル 104 ROM 105 SR
AM 106 CPU 107 DR
AM 108 FIFOラインバッファ 109 キー
ボード 110 シリアルレベル変換部 111 画像
データ変換部 112 ホストPPC 305 スキ
ャナ部 743 イメージプロセスユニット(IPU)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿サイズを検知する原稿サイズ検知手
    段と,原稿画像を読み取る原稿読取手段と,前記原稿読
    取手段により読み取った画像情報に対して加工処理を施
    す画像処理手段と,前記画像処理手段による処理後の画
    像情報を出力する画像出力手段と,前記画像読取手段に
    より予め対象となる画像を読み取った後,前記画像処理
    手段により加工すべき画像の領域を指定する領域指定手
    段とを有する画像形成装置において,前記領域指定手段
    により加工領域を指定するとき,前記原稿サイズ検知手
    段により検知された原稿サイズの範囲外は領域指定禁止
    とする制御手段を具備することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 原稿サイズを検知する原稿サイズ検知手
    段と,原稿画像を読み取る原稿読取手段と,前記原稿読
    取手段により読み取った画像情報に対して加工処理を施
    す画像処理手段と,前記画像処理手段による処理後の画
    像情報を出力する画像出力手段と,前記画像読取手段に
    より予め対象となる画像を読み取った後,前記画像処理
    手段により加工すべき画像の領域を指定する領域指定手
    段とを有する画像形成装置において,前記領域指定手段
    により加工領域を指定するとき,前記原稿サイズ検知手
    段により検知された原稿サイズの範囲外は領域指定禁止
    とする制御手段と,前記画像領域指定手段により原稿サ
    イズの範囲外が指定されたとき,該指定領域が指定禁止
    領域であることの警告を出力する警告手段とを具備する
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP5329953A 1993-11-30 1993-11-30 画像形成装置 Pending JPH07152280A (ja)

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