JPH08331366A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08331366A
JPH08331366A JP7134519A JP13451995A JPH08331366A JP H08331366 A JPH08331366 A JP H08331366A JP 7134519 A JP7134519 A JP 7134519A JP 13451995 A JP13451995 A JP 13451995A JP H08331366 A JPH08331366 A JP H08331366A
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JP7134519A
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English (en)
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Masayuki Otani
雅之 大谷
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿の種類の違いによる集約の順番ミスの発
生を回避することにより,集約コピーの操作性を向上さ
せる。 【構成】 原稿を自動的に搬送する原稿搬送手段(図示
せず)と,原稿搬送手段により所定位置に送られた原稿
を光学的に読み取って画像情報を出力する原稿読取手段
(図示せず)とを備えた画像形成装置において,原稿読
取手段により読み取られた画像情報を記憶するメモリブ
ロク1402と,複数の原稿画像情報を縮小してメモリ
ブロク1402の異なる位置に記憶させるIPU743
と,原稿の情報を入力するLCD2060と,LCD2
060の入力情報に基づいて前記原稿読取手段により読
み取られた画像情報を集約記憶する位置を指定するDM
C1404とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,複数ページの画像デー
タを1枚の記録紙にまとめて出力する機能,いわゆる,
集約機能を備えたデジタル複写機やファクシミリ装置等
の画像形成装置に関し,より詳細には,原稿のセット方
向やページ順に応じて集約順番を整えて出力する画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置として,複数枚の原
稿画像データを1枚の記録紙にまとめて出力する集約機
能を備えたデジタル複写機が知られている。この集約の
順序を決定する方法として次のようにしていた。
【0003】すなわち,第1の方法として原稿のセット
方向を原稿サイズセンサにより検知し,その検知結果に
基づいて集約順序を決定する。第2の方法として,例え
ば,特開昭63−234669号公報に開示されている
ように,原稿台に装着されている自動原稿搬送装置(以
下,ADFという)を用いて集約順序を決定する。第3
の方法として,例えば,特開昭61−26968号公報
に開示されているように,操作部に設けられた位置指定
手段により直接記録紙上の集約位置を決定するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来の画像形成装置にあっては,次のよ
うな問題点があった。原稿のセット方向により集約順を
決める方法では,原稿のセット方向を間違えたり,A3
サイズやB4サイズ等の大きなサイズの原稿を縦にセッ
トすることができない装置があるので,このようなとき
には正しく集約されないという問題点があった。
【0005】また,ADFを用いて集約順を決定する場
合,一般的に最終ページから順に原稿を搬送することが
多いが,1枚ずつ原稿をセットして送る,いわゆる,S
ADFモードを用いると,先頭ページからセットするこ
とが多く,この場合には集約の順序が逆になってしまう
という問題点があった。
【0006】さらに,位置指定手段により集約を指定す
る場合にあっては,記録紙の搬送方向(セット方向)や
ページ送り順を操作者が考えて指定するので,その操作
ミスを招来させるといった問題点があった。
【0007】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,原稿の種類の違いによる集約の順番ミスの発生を
回避することにより,集約コピーの操作性を向上させる
ことを第1の目的とする。
【0008】また,原稿セットにおけるページ順の違い
による集約の順番ミスの発生を回避することにより,集
約コピーの操作性を向上させることを第2の目的とす
る。
【0009】また,原稿のセット方向の違いによる集約
の順番ミスの発生を回避することにより,集約コピーの
操作性を向上させることを第3の目的とする。
【0010】また,ADFのモードの違いによる集約コ
ピー時におけるページ順ミスを排除し,操作性・利便性
を向上させることを第4の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る画像形成装置にあっては,原稿を
自動的に搬送する原稿搬送手段と,前記原稿搬送手段に
より所定位置に送られた原稿を光学的に読み取って画像
情報を出力する原稿読取手段とを備えた画像形成装置に
おいて,前記原稿読取手段により読み取られた画像情報
を記憶する記憶手段と,複数の原稿画像情報を縮小して
前記記憶手段の異なる位置に記憶させる集約記憶処理手
段と,原稿の情報を入力する原稿情報入力手段と,前記
原稿情報入力手段の入力情報に基づいて前記前記原稿読
取手段により読み取られた画像情報を集約記憶する位置
を指定する集約位置指定手段とを具備するものである。
【0012】また,請求項2に係る画像形成装置にあっ
ては,前記原稿情報入力手段は,原稿の読み取り順がペ
ージ順かページ逆順かを入力指定するページ順選択手段
でなるものである。
【0013】また,請求項3に係る画像形成装置にあっ
ては,前記原稿情報入力手段は,原稿のセット方向を入
力指定する原稿方向入力手段でなるものである。
【0014】また,請求項4に係る画像形成装置にあっ
ては,前記原稿情報入力手段は,原稿の読み取り順がペ
ージ順かページ逆順かを入力指定するページ順選択手段
と,原稿の読み取り順がページ順かページ逆順かを入力
指定するページ順選択手段とから構成するものである。
【0015】また,請求項5に係る画像形成装置にあっ
ては,前記原稿搬送手段がADFモードの場合は,自動
的にページ逆順を選択するADF制御手段を具備するも
のである。
【0016】また,請求項6に係る画像形成装置にあっ
ては,前記原稿搬送手段がSADFモードで,かつ,前
記原稿情報入力手段による入力情報がページ順である場
合,前記原稿搬送手段の反転排出を選択し,先頭ページ
よりフェイスダウン排紙を実行させるADF制御手段を
具備するものである。
【0017】
【作用】本発明の画像形成装置(請求項1)は,原稿の
セット情報に基づいて原稿画像情報を集約記憶する位置
を指定し,複数の原稿画像情報を縮小して記憶手段の異
なる位置に記憶させることにより,原稿の種類による集
約の順番ミスを防止する。
【0018】また,本発明の画像形成装置(請求項2)
は,原稿のページ順のセット情報に基づいて原稿画像情
報を集約記憶する位置を指定し,複数の原稿画像情報を
縮小して記憶手段の異なる位置に記憶させることによ
り,原稿のページ順の違いによる集約の順番ミスを防止
する。
【0019】また,本発明の画像形成装置(請求項3)
は,原稿のセット方向の入力情報に基づいて原稿画像情
報を集約記憶する位置を指定し,複数の原稿画像情報を
縮小して記憶手段の異なる位置に記憶させることによ
り,原稿のセット方向の違いによる集約の順番ミスを防
止する。
【0020】また,本発明の画像形成装置(請求項4)
は,原稿のページ順やセット方向の入力情報に基づいて
原稿画像情報を集約記憶する位置を指定し,複数の原稿
画像情報を縮小して記憶手段の異なる位置に記憶させる
ことにより,原稿のセット状態の違いによる集約の順番
ミスを防止する。
【0021】また,本発明の画像形成装置(請求項5)
は,ADFモードの場合は,自動的にページ逆順を選択
することにより,ページ順選択による集約の順番ミスを
防止する。
【0022】また,本発明の画像形成装置(請求項6)
は,SADFモードで,かつ,ページ順の読み取りであ
る場合,原稿排紙を反転排出に切り換え,先頭ページよ
りフェイスダウン排紙することにより,ページ順選択に
よる原稿排出時における順番の狂いを回避する。
【0023】
【実施例】以下,本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。図1は,本実施例に係る画像形成装置の概
略構成を示し,画像形成装置は,大別して,原稿読取手
段としてのスキャナ150を備えた複写装置本体100
と,原稿搬送手段としての自動原稿送り装置(ADF)
200と,ソータ300と,両面反転ユニット400と
の4つのユニットから構成されている。
【0024】図2は,複写装置本体100の構成を示
し,スキャナ150,光書込部,感光体部,現像部,お
よび,給紙部等を備えている。以下,これらの各部の構
成,および動作を詳細に説明する。
【0025】〔スキャナ150〕スキャナ150は,反
射鏡101,光源102,および,第1ミラー103と
を装備して一定の速度で移動する第1スキャナと,第2
ミラー104および第3ミラー105を装備して前記第
1スキャナの1/2の速度で第1スキャナに追従して移
動する第2スキャナとを有している。この第1スキャナ
および第2スキャナによりコンタクトガラス106上の
原稿(図示せず)を光学的に走査し,その反射像を色フ
ィルタ107を介してレンズ108に導き,1次元固定
撮像素子109上に結像する。
【0026】光源102には,蛍光灯やハロゲンランプ
等が使用されているが,特に波長が安定していて寿命が
長い等の理由から一般に蛍光灯が使用されている。本実
施例では,1本の光源102に反射鏡101が取り付け
られているが,2本以上の光源102を使用することも
ある。前述した固定撮像素子109が一定のサンプルク
ロックをもっているため,蛍光灯はそれより高い周波数
で点灯しないと画像に悪影響を与える。
【0027】固定撮像素子109としては,一般にCC
Dが用いられる。固定撮像素子(以下,CCD撮像素子
と記載する)109で読み取った画像信号はアナログ値
であるので,アナログ/デジタル(A/D)変換され,
画像処理基板110にて種々の画像処理(例えば,2値
化処理,多値化処理,階調処理,変倍処理,編集処理
等)が施され,スポットの集合としてデジタル信号に変
えられる。
【0028】カラーの画情報を得るために本実施例で
は,原稿からCCD撮像素子109に導かれる光路途中
に,必要色の情報だけを透過させる色フィルタ107が
出し入れ可能に配置されている。原稿の走査に合わせて
色フィルタ107の出し入れを行い,その都度多重転
写,両面コピー等の機能を働かせ,多種多様のコピーが
作成できるようになっている。また,複写モードによ
り,原稿画像上のマーカーを読み取ることができるよう
になっている。
【0029】〔光書込部〕画像処理後の画像情報は,光
書込部において,レーザ光のラスター走査にて光の点の
集合の形で感光体ドラム111上に書き込まれる。この
レーザ光源としては,従来,He−Neレーザが使用さ
れている。He−Neレーザの波長は633nmで,複
写感光体の感度とよく合うため用いられているが,この
レーザ光源自体が非常に高価であることと,直接に変調
ができないため,装置が複雑になる等の不都合があり,
近年は,感光体の長波長域での高感度化により,安価で
直接に変調ができる半導体レーザが使用されるようにな
っている。本実施例においてもレーザ光源としてこの半
導体レーザを使用している。
【0030】図3(a),(b)は,この光書込部の平
面図および側面図を示し,半導体レーザ112から発せ
られたレーザ光はコリメートレンズ113で平行な光束
に変えられ,アパーチャ114により一定形状の光束に
整形される。整形されたレーザ光は,第1シリンダーレ
ンズ115により副走査方向に圧縮された形でポリゴン
ミラー116に入射する。
【0031】ポリゴンミラー116は,正確な多角形を
しており,ポリゴンモータ117により一定方向に一定
の速度で回転している。この回転速度は,感光体ドラム
111の回転速度と書き込み密度とポリゴンミラー11
6の面数によって決定される。
【0032】ポリゴンミラー116に入射されたレーザ
光は,その反射光がポリゴンミラー116の回転によっ
て偏向される。偏向されたレーザ光はfθレンズ118
a,118bに順次入射する。fθレンズ118a,1
18bは角速度の一定の走査光を感光体ドラム111上
で等速走査するように変換して,感光体ドラム111上
で最小光点となるように結像し,さらに面倒れ補正機構
も有している。
【0033】fθレンズ118a,118bを通過した
レーザ光は,画像域外で同期検知ミラー119により同
期検知センサ120に導かれ,主走査方向の頭出し信号
を出す同期信号が出てから一定時間後に画像データが1
ライン分出力され,以下これを繰り返すことにより1つ
の画像を形成することになる。
【0034】〔感光体部〕感光体ドラム111の周囲に
感光層が形成されている。半導体レーザ光(波長780
nm)に対して感度のある感光層として有機感光体(O
PC),α−Si,Se−Te等が知られており,本実
施例では有機感光体(OPC)を使用している。一般
に,レーザ書き込みの場合,画像部に光を当てるネガ/
ポジ(N/P)プロセスと,地肌部に光を当てるポジ/
ポジ(P/P)プロセスの2通りがあり,本実施例で
は,前者のN/Pプロセスを採用している。
【0035】帯電チャージャ121は,感光体側にグリ
ットを有するスコロトロン方式のもので,感光体ドラム
111の表面を均一に(−)帯電し,画像形成部にレー
ザ光を照射してその部分の電位を落とす。そうすると感
光体ドラム111表面の地肌部が−750〜−800
V,画像部が−500V程度の電位となって,感光体ド
ラム111の表面に静電潜像が形成される。これを現像
器122a,122bで現像ローラに−500〜−60
0Vのバイアス電圧を与え,(−)に帯電したトナーを
付着させて,該静電潜像を顕像化する。
【0036】〔現像部〕本実施例のカラー複写装置で
は,図示の如く,主現像器122aと副現像器122b
の2つの現像器を備えている。黒一色の場合は,副現像
器122bとトナー補給器123bを取り外すようにな
っている。現像器を2つ有する本実施例では,主現像器
122aとペアーになるトナー補給器123aに黒トナ
ーを入れ,副現像器122bとペアーになるトナー補給
器123bにカラートナーを入れることにより,1色の
現像中には多色の現像器の主極位置を変える等して選択
的に現像を行う。
【0037】この現像を,スキャナの色フィルタ107
の切り換えによる色情報の読み取り,紙搬送系の多重転
写,両面複写機能と組み合わせて多機能なカラーコピ
ー,カラー編集が可能となる。3色以上の現像は感光体
ドラム111の周囲に3つ以上の現像器を並べる方法,
3つ以上の現像器を回転して切り換えるレボルバー方式
等がある。
【0038】現像器122a,122bで顕像化された
画像は,感光体ドラム111にシンクロして送られてき
た記録紙上に紙の裏面から転写チャージャ123により
(+)のチャージをかけられて転写される。転写された
記録紙は,転写チャージャ123と一体に保持された分
離チャージャ124にて交流除電させ,感光体ドラム1
11から分離される。
【0039】一方,記録紙に転写されずに感光体ドラム
111上に残ったトナーは,クリーニングブレード12
5により感光体ドラム111から掻き落とされ,付属の
タンク126に回収される。さらに,感光体ドラム11
1に残っている電位のパターンは,除電ランプ127に
より光を照射して消去される。
【0040】〔給紙部〕本実施例では,複数のカセット
128a,128b,128cを有し,1度転写した記
録紙を再給紙ループ129に通し,両面コピーまたは再
給紙が可能になっている。
【0041】複数のカセット128a,128b,12
8cのうちから1つのカセットが選択された後,所定の
スタートボタンが押下されると,選択されたカセットの
近傍にある給紙コロ(130a,130b,130c)
が回転し,記録紙の先端がレジストローラ131に突き
当たるまで給送される。この時,レジストローラ131
は停止しているが,感光体ドラム111に形成された画
像位置とタイミングをとって回転を開始し,感光体ドラ
ム111の周囲に対して記録紙を送る。その後,記録紙
は転写部でトナー像の転写が行われ,分離搬送部132
にて吸引搬送されて,ヒートローラ133と加圧ローラ
134の対からなる定着ローラによって,転写されたト
ナー像が記録紙上に定着される。また,165はレジス
トローラ139の直前位置に設けられ,記録紙の先端を
検知する紙先端検知センサである。
【0042】このようにして転写された記録紙は,通常
のコピー時は,切換爪135によりソータ300側(図
1参照)の排紙口へ導かれる。一方,多重コピー時は,
切換爪136,137により方向を変えられることなく
下側の再給紙ループ129を通過して,再度レジストロ
ーラ131へ導かれる。
【0043】また,両面コピー時は,複写装置本体10
0のみで行う場合と,両面反転ユニット400(図1参
照)を使用する場合の2通りがあり,ここでは前者の場
合について説明する。切換爪135で下方に導かれた記
録紙は,さらに切換爪136で下方に導かれ,次に切換
爪137で再給紙ループ129よりさらに下のトレイ
(図示せず)に送られた後,ローラ138の反転により
逆方向に再度送られ,切換爪137の切り換えにより再
給紙ループ129へ導かれて,レジストローラ131に
送給される。
【0044】〔ADF〕図4は,ADF200の構成を
示す。ADF200は原稿を一枚ずつコンタクトガラス
106上へ導き,コピー後に排出する動作を自動的に行
うものである。原稿給紙台201に載置された原稿の積
層体(図示せず)は,サイドガイド202によって原稿
の幅方向が揃えられる。載置された原稿は給紙コロ20
3で一枚ずつ分離して給紙され,搬送ベルト204の回
転でコンタクトガラス106上の所定位置まで運ばれ
て,位置決めされる。
【0045】所定枚数のコピーが終了すると,原稿は再
度搬送ベルト204の回転により排紙トレイ205へ排
紙される。尚,詳細は省略するが前記サイドガイド20
2の位置と原稿の送り時間をカウントすることにより,
原稿サイズの検知を行っている。
【0046】〔ソータ〕図5は,ソータ300の構成を
示す。ソータ300は,複写装置本体100から排紙さ
れた記録紙を,例えば,ページ順に仕分けしたり,ペー
ジ毎に仕分けしたり,或いは,予め設定されたビン30
1a〜301xに選択的に送給する装置である。モータ
302で回転駆動される複数のローラにより搬送される
記録紙が,各ビン301a〜301xの入口付近にある
爪(図示せず)の切り換えにより,選択されたビン30
1a〜301xへ導かれる。
【0047】〔両面反転ユニット〕図6は,両面反転ユ
ニット400の構成を示す。前述したように複写装置本
体100側では,一枚毎の両面コピーしかできないが,
両面反転ユニット400を付設することにより,まとめ
て両面コピーを行うことができる。
【0048】複数枚まとめて両面コピーをとる時,複写
装置本体100(図2参照)において,定着処理を終え
た記録紙は,切換爪135,および,切換爪136を介
して両面反転ユニット400へ送られる。両面反転ユニ
ット400へ入った記録紙は,排紙ローラ401でトレ
イ402上に集積される。この際,記録紙は,送りロー
ラ403,および,側面揃えガイド404によって縦・
横が揃えられる。トレイ402上に集積された記録紙
は,再給紙コロ405により裏面コピー時に再給紙され
る。この時,複写装置本体100側へ送り出された記録
紙は,切換爪136,および,切換爪137(図2参
照)により直接再給紙ループ129へ導かれる。
【0049】図7は,本実施例に係るデジタル複写機の
電装制御部を示す回路図である。図において,601は
シーケンス関係の制御を行うCPU(a),602はオ
ペレーション関係の制御を行うCPU(b)であり,C
PU(a)601とCPU(b)602とはシリアルイ
ンターフェイス(RS232C)によって接続されてい
る。
【0050】また,図における主な構成を説明すると,
610は前述の図3の構成よりなる光書込部,615は
画像制御回路,620は画像データを格納するページメ
モリ,621はCPU(b)602からのセレクト信号
により画像処理回路615,スキャナ制御回路623,
アプリケーション回路624の3方向の画像データ(D
ATA0〜DATA7)と同期信号を出力する信号切換
ゲートアレイ,623はスキャナ制御回路,624はは
外部機器(ファクシミリ装置,プリンタ等)とCPU
(b)602のインターフェイスであり,予め設定され
ている情報に基づいて信号を出力するアプリケーション
回路,625は後述する操作部(図25参照),626
は画像編集用のエディタ,630は所定の画像処理を実
行する画像処理ユニットである。
【0051】以上のように構成されたデジタル複写機の
電装制御部における動作を説明する。シーケンス関係の
制御はCPU(a)601によって行われ,紙搬送,作
像条件等の制御が行われる。例えば,給紙カセット12
8aにセットされた記録紙のサイズおよび送り方向は紙
サイズセンサで検出され,この検出信号に基づき紙搬
送,画像制御等を行う。また,この他にレジストセンサ
や排紙センサ等のセンサ類の各信号およびディップスイ
ッチの設定条件をCPU(a)601に入力し,ジャム
検出や紙間隔等の制御および作像制御が行われる。
【0052】また,両面反転ユニット400は,記録紙
の幅を揃えるためのモータ,給紙クラッチ,搬送経路を
切り換えるソレノイド,先端に記録紙を寄せるコロを上
下動させるソレノイド,紙有無センサ,紙幅を揃えるた
めのサイドフェンスのホームポジションセンサ,記録紙
の搬送に関するセンサによる入出力を行う。
【0053】ソータ300は,シリアルインターフェイ
スで接続されており,CPU(a)601の制御信号に
より所定のタイミングで記録紙を搬送し各ビン301a
〜301xに排出する。
【0054】また,半導体レーザ112からのレーザビ
ームの出力値を一定にするための調整機構としてA/D
コンバータとCPU(a)601のアナログ入力が使用
されている。これは予め設定された半導体レーザ112
の基準電圧(例えば,出力値を3mWとなるように設定
する)に,半導体レーザ112の発振時におけるモニタ
電圧が一致するように制御する。
【0055】画像処理回路615は,画像データのマス
キング,トリミング,イレース,濃度センサのフォトセ
ンサパターン等のタイミング信号を発生させ,半導体レ
ーザ112にビデオ信号を出力する。信号切換ゲートア
レイ621は,スキャナ150から2ビット・パラレル
で連送される画像データを光書込部610からの同期信
号PMSYNCに同期させ,さらに画像書出位置信号R
GATEに同期した1ビット・シリアル信号に変換して
画像処理回路615に出力する。
【0056】次に,オペレーション関係の制御について
以下に説明する。CPU(b)602(メインCPU)
は,複数のシリアルポートとカレンダーICを制御す
る。この複数のシリアルポートにはシーケンス制御のC
PU(a)601が接続されている他に,操作部62
5,スキャナ制御回路623,アプリケーション回路6
24,エディタ626等が接続されている。
【0057】操作部625は,オペレータによるキー入
力情報をCPU(b)602にシリアル送信し,CPU
(b)602からのシリアル受信により表示部を点灯す
る。スキャナ制御回路623ではスキャナサーボモータ
の駆動制御,画像処理および画像読取に関する情報のC
PU(b)602に対するシリアル送信処理と,ADF
200とCPU(b)602のインターフェイス処理を
行う。
【0058】アプリケーション回路624は,外部機器
(ファクシミリ装置,プリンタ等)とのインターフェイ
スにより,予め設定されている情報のやりとりを行う。
また,エディタ626は,操作部625から入力される
画像編集データ(マスキング,トリミング,イメージシ
フト等)をCPU(b)602にシリアル送信して,画
像編集の処理内容を入力する。
【0059】図8は,本実施例に係るデジタル複写機に
おける電装制御系の全体構成を示すブロック図である。
図において,701は本デジタル複写機の全体的な制御
を行うメイン制御板,702はADF200の制御を行
うADF制御手段としてのADF制御板,703はソー
タ300の制御を行うソータ制御板,704は両面反転
ユニット400の制御を行う両面制御板,705は給紙
部の各種制御を行う給紙制御板,706はアプリケーシ
ョンシステム,707は定着センサ,濃度センサ,レジ
ストセンサ等のセンサ類,708はAPLファン,排気
ファン等のファン類,709はトータルカウンタ,キー
カウンタ等のカウンタ類,710は定着ローラの表面温
度を検出する定着サーミスタである。
【0060】また,711は半導体レーザ112を制御
するLD制御板,712はPWM制御板,713はポリ
ゴンモータ117を駆動するドライブ板,714はメイ
ンモータを駆動するドライブ板,715は定着ローラの
定着ヒータおよび過温防止の温度ヒューズ,716は定
着ヒータ等のAC電源となるACドライブ板,717は
ACドライブ板716からのACをDCに整流して各D
C駆動部品の駆動源となるDC電源,718は現像部の
トナー補給SOL(ソレノイド),クリーニングブレー
ドの感光体ドラム111に対する当接および離間動作を
行うブレードSOL(ソレノイド),第1〜3ピックア
ップSOL(ソレノイド),第1,2ロックSOL(ソ
レノイド),719はレジストローラ139に駆動伝達
するレジストCL(クラッチ),上昇中継CL(クラッ
チ),第1〜3給紙CL(クラッチ),720は給紙部
関係のセンサ類,721は吸気ファン,722は搬送部
の記録紙を吸着する搬送ファンである。
【0061】また,723はソータ300の各センサ
類,724はソータ300の各ローラを回転駆動するド
ライブモータ,725はソータ300の各ビン301a
〜301xに記録紙の進入切り換えを行うソレノイド
類,726は両面反転ユニット400のソレノイド類,
727は両面反転ユニット400のクラッチ類,728
は両面反転ユニット400の紙揃えを行うためのジョガ
ーモータ,729は両面反転ユニット400の各センサ
類,730はADF200の各センサ類,731はAD
F200の各ソレノイド類,732はADF200の各
搬送ローラを回転駆動するモータ類,733はADF1
00のセット状態を検知するスイッチおよび原稿の紙厚
を切り換えるスイッチ,734はADF200の原稿枚
数,ジャム状態等を表示する表示部である。
【0062】また,735はスキャナ150を走査駆動
するスキャナモータ,736はスキャナモータ735の
駆動軸に連結されているロータリーエンコーダ,737
は露光ランプ(光源102)を点灯制御するランプ制御
回路,738は副走査駆動機構の基準位置を検知するH
・Pセンサ,739はADFSOL(ソレノイド),7
40はAPSSOL(ソレノイド),741は蛍光灯ヒ
ータおよび温度制御用のサーミスタである。
【0063】また,742はシェーディング補正と黒レ
ベル補正と光量補正の機能を有するイメージプリプロセ
ッサ(IPP),743はMTF補正機能(空間周波高
域強調),速度変換機能(変倍),γ変換機能,データ
深さ変換機能(8ビット/4ビット/1ビット変換)を
有する集約記憶処理手段としてのイメージプロセスユニ
ット(IPU),744はIPU743の出力を取り込
むメモリ装置(MEM),745はメモリ装置744に
対してデータの入出力を行う外部記憶装置である。
【0064】図9は,本実施例に係るデジタル複写機に
おけるスキャナ150の構成を示すブロック図である。
図において,801はスキャナ制御回路623からの指
示に基づいて各信号を出力するタイミング制御回路,8
02は画像信号の増幅および光量補正処理を行う信号処
理回路,803はアナログデータをデジタルデータに変
換するA/D変換器,804は画像データの歪み補正を
行うシェーディング補正回路である。
【0065】以上のように構成されたスキャナ150の
画像読取動作を説明する。スキャナ制御回路623はプ
リンタ制御部(図示せず)からの指示に基づきランプ制
御回路737,タイミング制御回路801,IPU74
3の電気変倍回路およびスキャナモータ735を制御す
る。ランプ制御回路737はスキャナ制御回路623か
らの指示に基づき露光ランプのオン・オフおよび光量制
御を行う。また,IPU743の電気変倍回路はスキャ
ナ制御回路623によって設定される主走査側の倍率デ
ータに基づいて電気変倍処理を行う。
【0066】また,タイミング制御回路801はスキャ
ナ制御回路623からの指示に基づいて各信号を出力す
る。すなわち,原稿の読み取りがスタートするとCCD
撮像素子109に対し1ライン分のデータをシフトレジ
スタに転送する転送信号と,シフトレジスタのデータを
1ビットずつ出力するシフトクロックパルスを出力す
る。また,像再生系制御ユニット(図示せず)に対し画
素同期クロックパルスCLK,主走査同期パルスLSY
NCおよび主走査有効期間信号LGATEを出力する。
【0067】この画素同期クロックパルスCLKは,C
CD撮像素子109に入力されるシフトクロックパルス
とほぼ同一の信号である。また,主走査同期パルスLS
YNCは,光書込部610の同期センサが出力する主走
査同期信号PMSYNCとほぼ同一の信号であるが,画
素同期クロックパルスCLKに対して出力される。主走
査有効期間信号LGATEは,出力データDATA0〜
DATA7が有効なデータであるとみなされるタイミン
グでHレベルとなる。この場合,CCD撮像素子318
は,1ライン当たり4800ビットの有効データを出力
する。
【0068】また,スキャナ制御回路623はプリンタ
制御部(図示せず)から読取開始指示を受けると,露光
ランプを点灯し,スキャナモータ735を駆動開始し,
タイミング制御回路801を制御して,CCD撮像素子
109による読み取りを開始する。また,副走査有効期
間信号FGATEをHレベルにセットする。この副走査
有効期間信号FGATEは,Hレベルにセットされてか
ら副走査方向に最大読取長さ(この場合,Aサイズの長
手方向の寸法)を走査するに要する時間が経過するとL
レベルとなる。
【0069】また,CCD撮像素子109から出力され
るアナログ信号は,イメージプリプロセッサ(IPP)
741内部の信号処理回路802で増幅処理および光量
補正され,A/D変換器803によってデジタル多値信
号に変換される。この変換された画像信号はシェーディ
ング補正回路804によって歪み補正が施され,次のイ
メージプロセスユニット(IPU)743に入力され
る。
【0070】図10は,イメージプロセスユニット(I
PU)743の詳細構成を示すブロック図である。図に
おいて,901は画像信号のボケや劣化を補正するMT
F補正部,902は画像信号を指示された倍率に基づい
て電気変倍する変倍処理部,903は画像信号の入出力
特性を作像プロセスの特性に対して最適となるように補
正するγ変換部,904は4bit化回路905,2値
化回路906,ディザ回路907,切替スイッチ90
8,切替スイッチ909からなるデータ深さ切換機構部
である。
【0071】以上のように構成されたイメージプロセス
ユニット(IPU)743のデータ処理動作について説
明する。イメージプリプロセッサ(IPP)741より
入力された画像信号はMTF補正部901で高域強調さ
れる。次に,変倍処理部902で所定の倍率に電気変倍
され,γ変換部903により画像信号の入出力特性を作
像プロセス特性に対して最適化処理される。γ変換部9
03から出力された画像信号は,データ深さ切換機構部
904に入力され,所定の量子化レベルに変換される。
【0072】このデータ深さ切換機構部904は4bi
t化回路905によって4bitDATAを出力する。
2値化回路906では入力される8bitの多値データ
を予め設定された固定閾値によって2値データに変換し
て1bitDATAを出力する。ディザ回路907は1
bitDATAにより面積階調を形成する。このとき切
替スイッチ909は2値化回路906あるいはディザ回
路907の出力を選択して出力する。そして,切替スイ
ッチ908は,これらの3つのデータ(8bitDAT
A,4DATA,1bitDATA)のデータ形式の1
つを選択してDATA0〜DATA7を出力する。
【0073】図11は,上記イメージプロセスユニット
(IPU)743におけるデータ深さ切換機構部904
により切り換えられる出力データ形式を示すものであ
る。ここでは,8bitDATA,4bitDATA,
1bitDATAの3つ形式によりIPU743から出
力されるようになっている。
【0074】図12は,本実施例に係るメモリシステム
を示すブロック図である。図において,1101〜11
03は複数個の入力データを選択して切り換えるマルチ
プレクサMUX1,MUX2,MUX3であり,図中の
EXTINは外部からのイメージデータ入力信号を示
し,EXTOUTは外部への出力信号を示している。
【0075】以上のように構成されたメモリシステムの
動作例を説明する。例えば,スキャナ150の一回の露
光走査で複数枚のイメージプロセスユニット(IPU)
743のパラメータを変えたコピーを出力する場合に
は,まず,スキャナ走査時にMUX1をA,MUX2を
B,MUX3をAにセットして1枚コピーを出力する。
このときの生データはMUX2を介してメモリ装置(M
EM)744に入力される。
【0076】次に,2枚目以降はMUX1をBにセット
して,メモリ装置(MEM)744からのデータをイメ
ージプロセスユニット(IPU)743に入力し,MU
X3を介してプリンタ(PR)に出力する。このとき1
枚コピーを行う毎にイメージプロセスユニット(IP
U)743のパラメータを変更する。また,1bitD
ATAのようなコンパクトなデータを保持する場合は,
MUX2をAにセットして,イメージプロセスユニット
(IPU)743の出力をメモリ装置(MEM)744
に取り込む。このとき,プリンタ(PR)は2値データ
(1bit)モードに切り換えて複写処理を実行する。
【0077】図13は,本実施例に係るメモリシステム
におけるデータの流れを示すブロック図である。図にお
いて,画像データ用のフレームメモリを持ったシステム
では,IPU743からのイメージデータを,一旦,メ
モリ装置(MEM)744に格納し,必要なときにメモ
リ装置(MEM)744から取り出してプリンタ(P
R)に出力する。また,IPU743からのイメージデ
ータをプリンタ(PR)に出力しながら,同時にメモリ
装置(MEM)744に格納して2枚目以降のコピーを
メモリ装置(MEM)744からのイメージデータを用
いて行う方法も一般的に行われている。
【0078】図14は,本実施例に係るメモリシステム
におけるデータの流れを示すブロック図である。上記の
図12で説明した処理によるデータの流れを示してい
る。このようにイメージプロセスユニット(IPU)7
43により処理されたデータと生データの両方共にメモ
リ装置(MEM)744に取り込むことを可能にしてい
る。
【0079】すなわち,図12の3つのマルチプレクサ
(MUX1,MUX2,MUX3)1101,110
2,1103の切り換えによりデータフローを変えられ
るよう構成している。例えば,1回のスキャナ走査で複
数枚のIPU743のパラメータを変えたコピーを出力
する場合は,次に示す手順で行われる。
【0080】スキャナ走査時にマルチプレクサ110
1をA,マルチプレクサ1102をB,マルチプレクサ
1103をAにして1枚目を出力する。このとき,生デ
ータはマルチプレクサ1102を通してメモリ装置(M
EM)744に入力される。 2枚目以降はマルチプレクサ1102ををBにし,メ
モリ装置(MEM)744からのデータをIPU743
に入力し,マルチプレクサ1103を通してプリンタ
(PR)に出力する。このとき,1枚コピーする毎にI
PU743パラメータを変更することができる。
【0081】また,1ビットデータのようなコンパクト
なデータを保持する場合,マルチプレクサ1102をA
にし,IPU743の出力をメモリ装置(MEM)74
4に取り込む。この場合,プリンタ(PR)は2値デー
タ(1ビット)モードに切り換えてコピーを行う。な
お,図12におけるEXTIN,EXTOUTは外部か
らのイメージデータ入力信号と外部への出力信号であ
る。
【0082】図15は,上記メモリ装置(MEM)74
4の内部構成の一例を示すブロック図である。図におい
て,1301はデータの圧縮処理を行う圧縮器(COM
P),1302はイメージプロセスユニット(IPU)
743と圧縮器(COMP)1301から入力されるデ
ータを選択して切り換えるマルチプレクサMUX4,1
303は実データの他に圧縮器(COMP)1301で
処理された圧縮データを格納するメモリユニット,13
04はデータの伸長処理を行う伸長器(EXP),13
05はメモリユニット1303と伸長器(EXP)13
04から入力されるデータを選択して切り換えるマルチ
プレクサMUX5,1306は圧縮器(COMP)と伸
長器(EXP)1304のエラー信号を監視するエラー
検出器である。
【0083】以上のように構成されたメモリ装置(ME
M)744は,圧縮器(COMP)1301をメモリユ
ニット1303の前に配置し,伸長器(EXP)130
4をメモリユニット1303の後に配置させ,さらに,
マルチプレクサMUX4およびマルチプレクサMUX5
を各々メモリユニット1303に接続して設けることに
より,実データと圧縮データの格納が選択的に可能とな
る。すなわち,実データをメモリユニット1303に格
納する場合は,マルチプレクサMUX4とマルチプレク
サMUX5を各々Aにセットする。また,圧縮器(CO
MP)1301で処理されたデータをメモリユニット1
303に格納する場合は,マルチプレクサMUX4とマ
ルチプレクサMUX5を各々Bにセットする。なお,上
記の構成において,圧縮器(COMP)1301はスキ
ャナ150のスキャン速度に合わせたメモリ処理を行
い,伸長器(EXP)1304はプリンタ(PR)の速
度に合わせて処理を実行する。
【0084】図16は,上記のメモリユニット1303
の内部構成の一例を示すブロック図である。図におい
て,1401はイメージデータと圧縮データであるコー
ドデータを処理する入力データ幅変換器,1402はパ
ックされたデータ数を格納する記憶手段としてのメモリ
ブロック,1403はイメージデータと圧縮データであ
るコードデータを処理する出力データ幅変換器,140
4は入力データ幅変換器1401によりパックされたデ
ータ数とメモリデータ幅に対応してメモリブロック14
02の所定アドレスにデータの書き込み動作を行う集約
位置指定手段としてのダイレクトメモリコントローラ
(DMC1),1405は出力データ幅変換器1403
によりパックされたデータ数とメモリデータ幅に対応し
てメモリブロック1402の所定アドレスにデータの読
み取り動作を行うダイレクトメモリコントローラ(DM
C2)である。
【0085】以上のように構成されたメモリユニット1
303は,メモリブロック1402の入力側と出力側に
各々入力データ幅変換器1401,出力データ幅変換器
1403を配設し,3つのイメージデータタイプ(図1
7参照)と圧縮器(COMP)1301からの圧縮デー
タであるコードデータを処理する。ダイレクトメモリコ
ントローラ(DMC1)1404およびダイレクトメモ
リコントローラ(DMC2)1405は,入力データ幅
変換器1401および出力データ変換器1403により
パックされたデータ数とメモリデータ幅に応じてメモリ
ブロック1402の所定アドレスにデータの書き込み・
読み取りの処理を実行する。
【0086】また,読み込んだ画像データをIPU74
3で縮小し,メモリブロック1402の所定のアドレス
にDMC1,DMC2によって書き込み,読み出しを実
行することにより複数枚の原稿の画像データを1枚の記
録にまとめる集約機能が実現される。
【0087】図17は,上記図15で処理されるイメー
ジデータの形式を示す説明図である。(a)タイプ1は
1bitデータ,(b)タイプ2は4bitデータ,
(c)タイプ3は8bitデータを各々示している。通
常,スキャナ150からのイメージデータの速度,ある
いはプリンタへのイメージデータの速度は,1ピクセル
の周期が装置において固定されているため8bitデー
タ,4bitデータ,1bitデータに関わらず一定で
ある。
【0088】また,本実施例においては,8本のデータ
ラインのMSB(Most Siginificant
Bit:データの最上位にあるビット)側から1bi
tデータ,4bitデータ,8bitデータとMSB詰
めで定義してしている。このデータをメモリブロック1
402のデータ幅(16bit)にパック,アンパック
するブロックが入力データ幅変換器1401と出力デー
タ幅変換器1403である。したがって,パック処理す
ることによりデータの深さに対応してメモリブロック1
402が使用できるのでメモリ装置(MEM)744の
有効利用が可能となる。
【0089】図18は,メモリユニット1303にピク
セルプロセスユニット(PPU)を接続した構成例を示
すブロック図である。図において,1601はイメージ
データ間の論理演算(例えば,AND,OR,EOR,
NOT)を実行するピクセルプロセスユニット(PP
U),1602はイメージプロセスユニット(IPU)
743とピクセルプロセスユニット(PPU)1601
から入力されるデータを選択して切り換えるマルチプレ
クサMUX6,1603はピクセルプロセスユニット
(PPU)1601とメモリユニット103から入力さ
れるデータを選択して切り換えるマルチプレクサMUX
7である。
【0090】以上のように図15で示すメモリ装置74
4の内部構成に対して,圧縮器(COMP)1301と
伸長器(EXP)1304の代わりにピクセルプロセス
ユニット(PPU)1601をメモリユニット1303
の外に配設する構成とした。このような構成において,
ピクセルプロセスユニット(PPU)1601によりメ
モリ出力データと入力データを論理演算してプリンタ
(PR)に出力する。また,メモリ出力と入力データ
(例えば,スキャナ150からのデータ)を論理演算
し,再度,メモリユニット1303に格納することがで
きる。また,出力先のプリンタ(PR)とメモリユニッ
ト1303の切り換えは,マルチプレクサMUX6およ
びマルチプレクサMUX7により行う。このような機能
は,一般的に画像合成処理に,例えば,スキャナデータ
にオーバーレイを重ね合わせる等の画像合成処理に使用
される。
【0091】図19は,イメージデータの保存処理を実
行する外部記憶装置745の構成を示すブロック図であ
る。図において,1701はイメージデータの入出力を
制御するインターフェイス(I/F),1702はフロ
ッピィディスクドライバ(FDD)1703を制御する
フロッピィディスクコントローラ(FDC),1703
は記憶媒体となるフロッピィディスク(FD)を駆動す
るフロッピィディスクドライバ(FDD),1704は
ハードディスク(HDD)1705の書き込み・読み出
しを制御するハードディスクコントローラ(HDC),
1705は書込・読出可能なハードディスク(HD
D),1706はフロッピィディスクコントローラ(F
DC)1702およびハードディスクコントローラ(H
DC)1704を制御するファイルコントローラ(F
C),1707はインターフェイス(I/F)1701
に対し制御するラインドロワ(LD)である。
【0092】以上のような構成において,イメージデー
タを外部記憶装置745により保存する動作について説
明する。イメージデータをフロッピィディスク(FD)
に保存する場合,図12に示したEXTOUTからイン
ターフェイス(I/F)1701を介して,ファイルコ
ントローラ(FC)1706が制御するフロッピィディ
スクコントローラ(FDC)1702に出力し,フロッ
ピィディスクドライバ(FDD)1703上のフロッピ
ィディスク(FD)に記憶する。また,ハードディスク
コントローラ(HDC)1704は,ファイルコントロ
ーラ(FC)1706の制御に基づいてハードディスク
(HDD)1705上に書き込み・読み出しを実行す
る。なお,ハードディスク(HDD)1705には汎用
的に使用するフォーマットデータやオーバーレイデータ
を記憶させ,必要に応じて使用できるものとなってい
る。
【0093】図20は,イメージデータの圧縮および伸
長の処理速度が間に合わなかった場合のリカバリーを可
能にする場合の例を示すブロック図である。図におい
て,1801はメモリユニット1303に対して2つの
入力データと1つの出力データを同時に入出力可能にし
てメモリ制御するメモリ管理ユニット(MMU),18
02はメモリユニット1303と伸長器(EXP)13
04からの入力されるデータを選択して切り換えるマル
チプレクサ(MUX8)である。
【0094】以上の構成において,メモリユニット13
04にはスキャナ走査と同時に圧縮器(COMP)13
01により圧縮処理されたデータとイメージデータが入
力される。該メモリユニット1303に入力されたデー
タは各々別のメモリ領域に格納され,圧縮データはその
まま伸長器(EXP)1304に入力して伸長処理が行
われる。1ページ分の全データのメモリユニット130
3に対する入力が完了するまでに圧縮器(COMP)1
301と伸長器(EXP)1304による処理時間が間
に合って,正常に処理が終了した場合には圧縮データの
メモリ領域を残し,生データの領域を解除する。
【0095】ここで,エラー検出器1806により圧縮
器(COMP)1301あるいは伸長器(EXP)13
04からのエラー信号を検出すると,直ちに圧縮データ
のデータ領域を取り消して生データを採用する。このよ
うに圧縮器(COMP)1301と伸長器(EXP)1
304の検定処理を行うことにより,高速で確実なデー
タ処理と,メモリ領域の有効な利用が実現できる。
【0096】なお,上記のようにメモリ管理ユニット
(MMU)1801によりメモリ領域のダイナミックな
アロケーションを可能としたが,この他の方式として生
データ用と圧縮データ用の2つのメモリユニットを配設
しても同様な処理が行える。このような構成は,電子ソ
ーティングのような複数のページを格納し,リアルタイ
ムでプリンタ(PR)に出力するような格納ページ数と
プリント速度を両立する条件を満足させなければならな
いような用途に使用すると効果的である。
【0097】図21は,本実施例に係るアプリケーショ
ンシステムの構成を示すブロック図であり,図におい
て,このアプリケーションシステムは,ベースユニット
2001と,ファイルユニットのAPL(1)2002
と,FAXユニットのAPL(2)2003と,オン/
オフプリンタユニットのAPL(3)2004と,LA
N用のAPL(4)2005と,T/S(タッチスイッ
チ)およびLCD(液晶)等からなる表示ユニット20
06とから構成されている。以下,これらのユニットの
細部構成およびその動作について説明する。
【0098】〔ベースユニット〕図において,2007
はエンジンI/F,2008はページメモリ,2009
はSCI(スモール・コミュニケーション・インターフ
ェイス),2010はイメージバス,2011はシステ
ムバス,2012はCPU,2013はDRAMを用い
た変倍回路,2014はバスアビータ,2015は所定
のクロックを発生する機能を有するタイマ,2016は
現在時刻を発生させるRTC,2017はコンソール,
2018はOS等の基本機能プログラムが格納されてい
るROM,2019は主にワーキングメモリとして使用
されるRAM,2020はDMAC,2021は回転制
御部,2022はCEPである。
【0099】このベースユニット2001は,本システ
ムの基本制御を実行するユニットである。エンジンI/
F2007は,イメージデータがシリアルデータで送信
されてくるためパラレルデータに変換すると共に,反対
に,ページメモリ2008からのパラレルデータをエン
ジンI/F2007によりシリアルデータに変換し,E
XTINに送り出す。また,制御信号はシリアルである
ため,エンジンI/F2007からSCI2009を介
してシステムバス2011に接続される。
【0100】また,ページメモリ2008は,本実施例
では,A3で1ページ分のサイズデータを格納する容量
を備え,ここでビットイメージに変換すると共に,EX
TIN,EXTOUTのデータ速度とCPU2012の
処理速度の調停も実行する。また,変倍回路2013は
DMAC2020を用いてCPU2012を介さずに高
速でページメモリ2008上のデータを拡大あるいは縮
小処理を実行する。
【0101】また,回転制御部2021は,例えば,F
AX送信による送信原稿がA4縦で,受信側がA4横の
場合,送信側は自動的に71%縮小して送信し,受信側
は該縮小により画像がみずらくなるため,送信原稿を9
0度回転させてA4横に変換し等倍で送信する。さら
に,回転制御部2021は,受信出力を行うとき,受信
サイズがA4横でカセットのサイズがA4縦である場合
に,出力イメージを90度回転させてA4縦に直して出
力することにより,カセットの縦,横の区別を不要にし
ている。
【0102】また,CEP2022では,イメージデー
タの圧縮,伸張,スルーの処理を実行する。バスアビー
タ2014はAGDCからのデータをイメージバス20
1やシステムバス2011に送る処理を実行する。ま
た,タイマ2015は所定のクロックを発生し,RTC
は現在の時刻を発生させる。さらに,制御用の端末とし
て接続されているコンソール2017は,システム内部
のデータの読み出しや書換え等の処理に加え,内部OS
の1機能であるディバックツールを用いてソフトの開発
を実行することも可能になっている。
【0103】〔APL(1)〕このAPL(1)200
2はファイルユニットである。図20において,202
3はSCSI(スモール・コンピュータ・システム・イ
ンターフェイス)であり,HDD(ハードディスク・ド
ライブ)2024,ODD(光ディスク・ドライブ)2
025,FDD(フロッピィディスク・ドライブ)20
26用のインターフェイスである。また,2027はR
OMであり,SCSI2023を介してHDD202
4,ODD2025,FDD2026を制御するファイ
リングシステムの制御プログラムが格納されている。
【0104】〔APL(2)〕このAPL(2)200
3はFAX制御用のユニットである。図20において,
2030はG4FAXコントローラであり,G4用のプ
ロトコルを制御し,G4のクラス1,クラス2,クラス
3をサポートするユニットである。また,G4FAXコ
ントローラ2030は,ISDNもサポートし,NET
64においては2B+1D(64KBx2p+16K
B)の回線となるので,G4/G4,G4/G3,G3
/G3,G4のみ,G3のみのいずれかが選択可能なユ
ニットである。
【0105】また,2031はG3FAXコントローラ
であり,G3用のプロトコルを制御し,アナログ回線に
よるG3FAXのプロトコル,デジタル信号をアナログ
信号に変換するモデムも備えている。また,2032は
NCU(ネットワーク・コントロール・ユニット)であ
り,交換機を使用し,相手先と接続するとき,あるいは
相手先からの着信を受けるときのダイヤル機能等を備え
ている。
【0106】また,2033はSAF(ストア・アンド
・フォワード)であり,FAXの送信,受信を実行する
ときの画像データ(イメージデータ,コードデータ等を
含む)を蓄積するため,半導体メモリ,HDD,ODD
等が用いられる。また,2024はAPL(2)を制御
するためのプログラムが格納されているROM2,20
25はワーキングメモリとして使用されるRAMであ
り,バックアップ電源として不揮発性バッテリが接続さ
れ,相手先電話番号,相手先名,FAX機能を制御する
データ等が格納されており,表示ユニット2006のT
/S,LCDを用いて容易に設定可能に構成されてい
る。
【0107】〔APL(3)〕このAPL(3)200
4はオンラインプリンタ,オフラインプリンタの制御ユ
ニットである。図20において,2040はフロッピィ
ディスク2041の制御を実行するFDC(フロッピィ
ディスクコントローラ)である。また,この最近のフロ
ッピィディスクはSCSIをサポートしているものもあ
り,ここではSCSI,ST506インターフェイスを
サポートする。また,2042はHOSTコンピュータ
との接続に使用するSCI(シリアル・コミュニケーシ
ョン・インターフェイス)である。また,同様に,20
43はHOSTコンピュータとの接続に使用するセント
ロI/Fである。
【0108】また,2044はエミュレーションカード
であり,次のような機能を備えている。すなわち,HO
STコンピュータからプリンタの仕様をみた場合,現状
は,例えば,NEC製,EPSON製等多くのメーカか
ら発売されており,各々仕様が異なるため,これらのプ
リンタの機能をHOSTコンピュータからみて同じにな
るようにしなければHOSTコンピュータで使用してい
たソフトウェアが動作しなくなる。上記不具合を解消す
るため,エミュレーションカード2044を装着し,そ
の内部に格納されているソフトウェアによりみかけ上に
おいてHOSTコンピュータからみたときに各メーカの
プリンタとして動作させるようにする。
【0109】また,2015はAGDC(アドバンスト
・グラフィックス・ディスプレイ・コントローラ)であ
り,HOSTコンピュータから送られてきたコードデー
タをCGROM2046,CGカード2047内のFO
NTイメージを高速にページメモリ2008に展開する
ものである。また,2048はこれらの制御プログラム
が格納されているROM3である。なお,CGROM
(キャラクタ・ゼネレータ・ROM)2046はコード
データに対応したFONTデータが格納されていおり,
また,CGカード2047は外付けのCGFONTであ
り,内容はCGROM2046と同様である。
【0110】〔APL(4)〕このAPL(4)200
5は,LANを制御するユニットである。図において,
2050はLANコントローラであり,現在稼動中のL
ANであるインサーネット,オムニ,スターラン等を制
御する。また,上記APL(2)2003のFAX,A
PL(4)のLANは,他のAPLが動作中であっても
バックグランドで働くようになっている。
【0111】〔表示ユニット〕この表示ユニット200
6では,LCDおよびタッチスイッチを制御する。図2
0において,2060はLCDであり,グラフィックや
キャラクタが表示でき,この中のCG2061にAN
K,漢字の第2水準のコードが格納されている。また,
2062はTSC(タッチ・スイッチ・コントローラ)
であり,T/S2063の制御を実行する。T/S20
63はX,Yの格子に分けられており,オペレータが使
用するときのスイッチのサイズはTSC2062により
1つのキーに対する格子の数を決めることにより自由に
設定できるようになっている。また,LCD2060と
T/S2063は,2層構造になっており,キーのサイ
ズとLCD2060のキーの枠が対応するようになって
いる。
【0112】以上の構成におけるアプリーケションの動
作について説明する。 〔ファクシミリ動作〕本実施例におけるファクシミリ
は,MF,G2,G3,G4規格に対応する機能を備え
ている。また,3.85,7.7,15.4本/mm,
さらにG4用として200,240,300,400d
piをサポートし変倍機能を用い,相互に密度変換を行
うことができる。さらに,SAFメモリ2033を使用
してメモリ送受信,中継,親展受信,ポーリング等を実
現し,送信原稿のメモリ蓄積中にメモリ送信,メモリ受
信,受信出力等を同時に行うことができる。
【0113】次に,送信動作について説明する。原稿を
セットし,スタートキー2502(図25参照)を押下
することにより,APL2のRAMに格納されている相
手先へ,ダイヤルし相手を呼び出す。相手がFAXであ
ることが判ると原稿の読み取り動作が開始される。も
し,原稿がない状態でスタートキー2502を押下する
と,原稿の再セットを促す表示を出力する。原稿読取動
作の開始により,スキャナが動作し,原稿を読み取り,
図21に示す個々の回路を介して,EXTOUTの端子
にデータが出力される。
【0114】このとき,MUX1,MUX3を選択する
ことにより,IPU743を使用/不使用を選択するこ
とができる。さらに,IPU743の内部の機能は,プ
ログラムにより自由に選択することができる。この信号
は図20に示すエンジンI/F2007に入力され,ペ
ージメモリ2008のビットサイズに合わせてイージメ
モリ2008に格納していく。なお,EXTOUTは1
画素8ビットの多値で送られてくる。これに対しページ
メモリ2008は16ビット対応になっており,ビット
の構成が異なるので,ここで合わせる。
【0115】また,スキャナ150からのデータがペー
ジメモリ2008に入力されると,このデータを圧縮し
ながらAPL2のSAFメモリ2033に蓄積しながら
送信することにより,次の特徴が得られる。
【0116】すなわち,スキャナ150からの読み取り
は,A3サイズ1枚を約2秒で読むことができる。これ
に対し,G3で送信する時間はA4サイズを約9秒かか
って送信する。このように送信の時間は読み取りの約
4.5倍かかっていることになる。
【0117】複写機,FAX,プリンタ等と複合して使
用できる装置において,例えば,FAX送信中に次の人
がコピーを取りたい場合,FAX送信の仕事を速く終わ
りたいが,FAX送信は相手機の性能により,早く送信
できたり遅れて送信させることがある。このため,本実
施例では,読取データをSAFメモリ2033へ蓄積し
ながら送信することにより,見かけ上の送信速度を上げ
ることができるようになっている。また,送信原稿がS
AFメモリ2033に蓄積されているので,送信途中で
エラーが発生した場合や,回線が切れた場合等におい
て,再送,再発呼して正しく画像を送ることができる。
このように,SAFメモリ2033へ蓄積されたデータ
はシステムバスにより,G3FAX,あるいはG4FA
Xユニットからアクセスすることができる。
【0118】図23は,図22に示すIPU743の内
部構成を示すブロック図である。本構成は図10に示し
た構成に,多値化回路2301,マーカ編集部部230
2,アウトライン処理部,誤差拡散回路2304等を付
加したものである。
【0119】次に,画情報の受信について説明する。図
24は,画情報の受信処理部分の構成および画像情報の
流れを示すブロック図である。図において,2401は
受信画像データをデジタル信号に変換するモデム,24
02はDCR,2403は変倍回路である。
【0120】図24において,受信画像データはモデム
2401にてデジタル信号に変換される。これをDCR
2402を介して生データに復調し,さらに該生データ
を圧縮してSAFメモリ2033に蓄積する。なお,こ
こでDCR2402により生データに戻してから再度圧
縮するのは,通常,受信データには回線上のエラーが含
まれており,このままの状態でSAFメモリ2033に
すると,ハードのエラーか,データのエラーかの区別が
つかなくなるからである。また,再圧縮するときには,
メモリ効率のよい方式を採用する。SAFメモリ203
3に蓄積されたデータは,ページ毎にプリント出力す
る。また,この場合,モードの設定により1ファイル分
蓄積してから出力することもできる。
【0121】また,SAFメモリ2033から出力する
には,図21のページメモリ2008を他のAPLが使
用しておらず,さらに複写機も空いていることが必要と
なる。これらの条件が満足されると,SAFメモリ20
33のデータをCEP2022を介して生データに戻し
ながらページメモリ2008へ展開していく。展開が終
了してから最適な紙サイズを選択する。このとき,ペー
ジメモリ2008のデータはA4縦で,最適な記録紙が
A4横である場合は,回転制御によりページメモリ20
08のデータを90度回転され,選択された記録紙に出
力される。
【0122】この機能により,今まではA4横の記録紙
にA4縦の画像を出力し,余白が出ていたことを防止で
きる。また,この機能は受信出力のみでなく,送信モー
ドにおいても相手機に合わせて読み取った画情報を90
度回転できる。例えば,送信原稿がA4横で受信側がA
4縦の場合,今までは71%縮小して送っていたが,9
0度回転を行うことにより等倍で送れるようになり,受
信側でも見やすい画像が得られる。
【0123】ここで,SAFメモリ2033の代わりに
HDD1705を使用する場合,SAFメモリ2033
をバッファにし,APL1のSCSIインターフェイス
を介してHDD1705をドライブする。
【0124】図25は,本実施例に係る操作部625の
パネル構成を示す説明図である。図において,2501
はコピー枚数等を設定する10キー,2502はコピー
スタートを実行させるためのスタートキー,2503〜
2505はユーザーが設定可能なファンクションキーで
あり,これらが固定キーとして用意されている。また,
このファンクションキー2503〜2505には,ユー
ザーが任意に設定することのできる,例えば,ファンク
ションキー2503にソートモード,ファンクションキ
ー2504にステープルモード,ファンクションキー2
505に両面モードを割りつける。
【0125】また,2506はコピー枚数表示,250
8はセット枚数表示,2060は原稿情報入力手段とし
てのLCDであり,前述の通りタッチスイッチパネルで
構成されている。したがって,コピー枚数表示とセット
枚数表示の固定表示の他の表示をLCD2060に表示
し,そのオブジェクトを押下することにより,アプリケ
ーションモード等を選択するようになっている。
【0126】図26は,本実施例に係る集約機能選択時
における表示例を示す説明図であり,LCD2060に
表示されたものである。はコピー時における基本設定
画面であり,この表示例では自動優先表示となってお
り,自動濃度キー,地肌除去キー,自動(文字)モード
キー,自動用紙選択キー,等倍キーが表示および選択さ
れている。なお,図において,黒地に白の文字が選択さ
れている表示である。また,用紙指定変倍キーと編集,
印字,集約,両面・分割,変倍の各設定を行うためのキ
ーが用意されている。
【0127】は集約キーを選択した場合における表示
画面,は集約指定時に縦原稿を選択した場合における
表示画面,は集約指定時に横原稿を選択した場合にお
ける表示画面である。
【0128】図26において,2601は集約機能時に
選択する集約キー,2602は原稿の方向が縦であるか
横であるかを指定する原稿方向入力手段としての原稿縦
横選択キー,2603は原稿ページがページ順であるか
ページ逆順であるかを指定するページ順選択手段として
の原稿ページ順選択キー,2604は2枚ごと片面に集
約させるように指示する2枚ごと片面キー,20605
は4枚ごと片面に集約させるように指示する4枚ごと片
面キーである。
【0129】この集約の枚数とレイアウトを選択する画
面では,2枚ごとの集約と4枚ごとの集約の2通りを選
択することができ,いずれかを選択して基本設定画面に
戻って他の設定を行うか,あるいはそのままプリントキ
ー2502を押下することにより,集約コピーが開始さ
れる。
【0130】以上説明してきた,本実施例に係る集約処
理部分のシステム構成を図27のブロック図に示す。
【0131】次に,以上の構成を踏まえて,本実施例の
特徴となる部分の集約機能の動作について図28〜図3
4に示すフローチャートを用いて説明する。なお,本実
施例では,4枚の原稿を1枚の記録紙に縮小し,図35
に示すような集約コピーを得るモードについてであり,
原稿は1枚ずつADF200にセットするSADFモー
ドを例にとって説明する。なお,ADFモード時は,自
動的にページ逆順が選択される。
【0132】図28は,集約モードにおける初期化ルー
チンを示すフローチャートであり,コピー制御に関連す
る様々な初期設定を行った後,集約用カウンタcntを
クリア(0を代入)する(S2801)。
【0133】図29は,コピー開始時におけるメイン処
理を示すフローチャートである。すなわち,この処理
は,スタートキー2502が押下されてコピーがスター
トしたときのメインルーチンを示すものである。コピー
が開始されると,まず,スキャナにより原稿を読み取
り,原稿画像情報を得る(S2901)。その後,SA
DFモードを解除するためのタイマをクリアし(S29
02),タイマをスタートし(S2903),次の原稿
があるか否かを判断する(S2904)。
【0134】ステップS2904において,次の原稿が
ないと判断した場合,さらにタイムアウトであるか否か
を判断する(S2905)。ここでタイムアウトになっ
たと判断すると,次の処置に移行する。
【0135】図30は,原稿読取処理を示すフローチャ
ートであり,ステップS2901の処理について示すも
のである。まず,原稿をフィードインし(S300
1),集約用カウンタcntに1を加算する(S300
2)。その後,cntの値が1であるか否かを判断する
(S3003)。ここでcnt=1であると判断した場
合,集約1のルーチンを実行する(S3004)。一
方,ステップS3003において,cnt=1ではない
と判断した場合,さらにcnt=2であるか否かを判断
する(S3005)。ここでcnt=2であると判断し
た場合,集約2のルーチンを実行する(S3006)。
【0136】一方,ステップS3005において,cn
t=2ではないと判断した場合,さらにcnt=3であ
るか否かを判断する(S3007)。ここでcnt=3
であると判断した場合,集約3のルーチンを実行する
(S3008)。一方,ステップS3007において,
cnt=3ではないと判断した場合,集約4のルーチン
を実行する(S3009)。
【0137】上記集約1〜3のいずれかのルーチンを実
行した後,強制終了か否かを判断する(S3010)。
ここで強制終了であると判断した場合,あるいは集約4
のルーチン実行後,ページメモリの内容を出力する(S
3011)。次いで,集約カウンタcntをクリアし
(S3012),原稿・反転フィードアウトの処理を実
行する(S3013)。
【0138】図31は,集約1のルーチンを示すフロー
チャートである。まず,原稿縦横選択キー2602の選
択により縦原稿であるか否を判断する(S3101)。
ここで縦原稿であると判断した場合,さらに原稿ページ
順選択キー2603に選択によりページ順であるか否か
を判断する(S3102)。ここでページ順であると判
断した場合,図35に示すAの位置に集約する(S31
03)。一方,ページ順ではないと判断した場合,図3
5に示すDの位置に集約する(S3104)。
【0139】ステップS3101において,縦原稿では
ないと判断した場合,さらにページ順であるか否かを判
断する(S3105)。ここでページ順であると判断し
た場合,図35に示すCの位置に集約する(S310
6)。一方,ステップS3105において,ページ順で
はないと判断した場合,図35に示すBの位置に集約す
る(S3107)。
【0140】図32は,集約2のルーチンを示すフロー
チャートである。まず,原稿縦横選択キー2602の選
択により縦原稿であるか否を判断する(S3201)。
ここで縦原稿であると判断した場合,さらに原稿ページ
順選択キー2603に選択によりページ順であるか否か
を判断する(S3202)。ここでページ順であると判
断した場合,図35に示すBの位置に集約する(S32
03)。一方,ページ順ではないと判断した場合,図3
5に示すCの位置に集約する(S3204)。
【0141】ステップS3201において,縦原稿では
ないと判断した場合,さらにページ順であるか否かを判
断する(S3205)。ここでページ順であると判断し
た場合,図35に示すAの位置に集約する(S320
6)。一方,ステップS3205において,ページ順で
はないと判断した場合,図35に示すDの位置に集約す
る(S3207)。
【0142】図33は,集約3のルーチンを示すフロー
チャートである。まず,原稿縦横選択キー2602の選
択により縦原稿であるか否を判断する(S3301)。
ここで縦原稿であると判断した場合,さらに原稿ページ
順選択キー2603に選択によりページ順であるか否か
を判断する(S3302)。ここでページ順であると判
断した場合,図35に示すCの位置に集約する(S33
03)。一方,ページ順ではないと判断した場合,図3
5に示すBの位置に集約する(S3304)。
【0143】ステップS3301において,縦原稿では
ないと判断した場合,さらにページ順であるか否かを判
断する(S3305)。ここでページ順であると判断し
た場合,図35に示すAの位置に集約する(S330
6)。一方,ステップS3305において,ページ順で
はないと判断した場合,図35に示すDの位置に集約す
る(S3207)。
【0144】図34は,集約4のルーチンを示すフロー
チャートである。まず,原稿縦横選択キー2602の選
択により縦原稿であるか否を判断する(S3401)。
ここで縦原稿であると判断した場合,さらに原稿ページ
順選択キー2603に選択によりページ順であるか否か
を判断する(S3402)。ここでページ順であると判
断した場合,図35に示すDの位置に集約する(S34
03)。一方,ページ順ではないと判断した場合,図3
5に示すAの位置に集約する(S3404)。
【0145】ステップS3401において,縦原稿では
ないと判断した場合,さらにページ順であるか否かを判
断する(S3405)。ここでページ順であると判断し
た場合,図35に示すBの位置に集約する(S340
6)。一方,ステップS3405において,ページ順で
はないと判断した場合,図35に示すCの位置に集約す
る(S3407)。
【0146】また,上記において,ADFモードの場
合,最初の原稿を読み取り位置に移動して初めてADF
モードになるので,強制的にページ逆順が選択され,順
番が逆にならないようにすることも可能である。
【0147】したがって,上述した実施例によれば,集
約コピーにおける原稿のページ順や原稿のセット方向の
違いによる集約の順番ミスを排除することができ,しか
も,集約コピーの操作性が向上する。また,SADFモ
ードや圧板モード(1枚ずつセット)では,先頭ページ
から集約することができるため,集約数の倍数以外の原
稿枚数の場合,白紙を挿入するか,あるいは原稿枚数を
変更して原稿総ページ数を入力する手間を省くことがで
きる。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係る画像
形成装置(請求項1)によれば,原稿のセット情報に基
づいて原稿画像情報を集約記憶する位置を指定し,複数
の原稿画像情報を縮小して記憶手段の異なる位置に記憶
させることにより,原稿の種類による集約の順番ミスを
防止するため,集約コピーの操作性を向上させることが
できる。
【0149】また,本発明の画像形成装置(請求項2)
によれば,原稿のページ順のセット情報に基づいて原稿
画像情報を集約記憶する位置を指定し,複数の原稿画像
情報を縮小して記憶手段の異なる位置に記憶させること
により,原稿のページ順の違いによる集約の順番ミスを
防止するため,集約コピーの操作性を向上させることが
できる。
【0150】また,本発明の画像形成装置(請求項3)
によれば,原稿のセット方向の入力情報に基づいて原稿
画像情報を集約記憶する位置を指定し,複数の原稿画像
情報を縮小して記憶手段の異なる位置に記憶させること
により,原稿のセット方向の違いによる集約の順番ミス
を防止するため,集約コピーの操作性を向上させること
ができる。
【0151】また,本発明の画像形成装置(請求項4)
によれば,原稿のページ順やセット方向の入力情報に基
づいて原稿画像情報を集約記憶する位置を指定し,複数
の原稿画像情報を縮小して記憶手段の異なる位置に記憶
させることにより,原稿のセット状態の違いによる集約
の順番ミスを防止する集約コピーの操作性を向上させる
ことができる。
【0152】また,本発明の画像形成装置(請求項5)
によれば,ADFモードの場合は,自動的にページ逆順
を選択することにより,ページ順選択による集約の順番
ミスを防止するため,集約コピーの操作性・利便性を向
上させることができる。
【0153】また,本発明の画像形成装置(請求項6)
によれば,SADFモードで,かつ,ページ順の読み取
りである場合,原稿排紙を反転排出に切り換え,先頭ペ
ージよりフェイスダウン排紙することにより,ページ順
選択による原稿排出時における順番の狂いを回避するた
め,集約コピーの操作性・利便性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の概略構成を
示す説明図である。
【図2】図1に示した複写装置本体の構成を示す説明図
である。
【図3】図1に示した書込部の構成を示す説明図であ
る。
【図4】図1に示したADFの構成を示す説明図であ
る。
【図5】図1に示したソータの構成を示す説明図であ
る。
【図6】図1に示した両面反転ユニットの構成を示す説
明図である。
【図7】本実施例に係るデジタル複写機の電装制御部を
示す回路図である。
【図8】本実施例に係るデジタル複写機における電装制
御系の全体構成を示すブロック図である。
【図9】本実施例に係るデジタル複写機におけるスキャ
ナ150の構成を示すブロック図である。
【図10】本実施例に係るイメージプロセスユニット
(IPU)の詳細構成を示すブロック図である。
【図11】本実施例に係るイメージプロセスユニット
(IPU)におけるデータ深さ切換機構部により切り換
えられる出力データ形式を示す説明図である。
【図12】本実施例に係るメモリシステムを示すブロッ
ク図である。
【図13】本実施例に係るメモリシステムにおけるデー
タの流れを示すブロック図である。
【図14】本実施例に係るメモリシステムにおけるデー
タの流れを示すブロック図である。
【図15】本実施例に係るメモリ装置(MEM)の内部
構成の一例を示すブロック図である。
【図16】本実施例に係るメモリユニットの内部構成の
一例を示すブロック図である。
【図17】図15で処理されるイメージデータの形式を
示す説明図である。
【図18】本実施例に係るメモリユニットにピクセルプ
ロセスユニット(PPU)を接続した構成例を示すブロ
ック図である。
【図19】本実施例に係るイメージデータの保存処理を
実行する外部記憶装置の構成を示すブロック図である。
【図20】本実施例に係るイメージデータの圧縮および
伸長の処理速度が間に合わなかった場合のリカバリーを
可能にする場合の例を示すブロック図である。
【図21】本実施例に係るアプリケーションシステムの
構成を示すブロック図である。
【図22】本実施例に係るメモリシステムの構成を示す
ブロック図である。
【図23】図22に示すIPUの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図24】本実施例に係る画情報の受信処理部分の構成
および画像情報の流れを示すブロック図である。
【図25】本実施例に係る操作部のパネル構成を示す説
明図である。
【図26】本実施例に係る集約機能選択時における表示
例を示す説明図である。
【図27】本実施例に係る集約処理部分のシステム構成
を示すブロック図である。
【図28】本実施例に係る集約モードにおける初期化ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図29】本実施例に係るコピー開始時におけるメイン
処理を示すフローチャートである。
【図30】本実施例に係る原稿読取処理を示すフローチ
ャートである。
【図31】本実施例に係る集約1のルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図32】本実施例に係る集約2のルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図33】本実施例に係る集約3のルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図34】本実施例に係る集約4のルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図35】本実施例に係る集約位置を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
150 スキャナ 200 ADF 623 スキャナ制御回路 625 操作部 701 メイン制御板 702 ADF制
御板 743 IPU 1402 メモリブ
ロック 1404 DMC 2060 LCD 2602 原稿縦横選択キー 2603 原稿ペー
ジ順選択キー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を自動的に搬送する原稿搬送手段
    と,前記原稿搬送手段により所定位置に送られた原稿を
    光学的に読み取って画像情報を出力する原稿読取手段と
    を備えた画像形成装置において,前記原稿読取手段によ
    り読み取られた画像情報を記憶する記憶手段と,複数の
    原稿画像情報を縮小して前記記憶手段の異なる位置に記
    憶させる集約記憶処理手段と,原稿の情報を入力する原
    稿情報入力手段と,前記原稿情報入力手段の入力情報に
    基づいて前記前記原稿読取手段により読み取られた画像
    情報を集約記憶する位置を指定する集約位置指定手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿情報入力手段は,原稿の読み取
    り順がページ順かページ逆順かを入力指定するページ順
    選択手段でなることを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿情報入力手段は,原稿のセット
    方向を入力指定する原稿方向入力手段でなることを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿情報入力手段は,原稿の読み取
    り順がページ順かページ逆順かを入力指定するページ順
    選択手段と,原稿の読み取り順がページ順かページ逆順
    かを入力指定するページ順選択手段とから構成すること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記原稿搬送手段がADFモードの場合
    は,自動的にページ逆順を選択するADF制御手段を具
    備することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記原稿搬送手段がSADFモードで,
    かつ,前記原稿情報入力手段による入力情報がページ順
    である場合,前記原稿搬送手段の反転排出を選択し,先
    頭ページよりフェイスダウン排紙を実行させるADF制
    御手段を具備することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
JP7134519A 1995-05-31 1995-05-31 画像形成装置 Pending JPH08331366A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10931839B2 (en) 2017-07-07 2021-02-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing apparatus and image processing method
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