JPH0715224B2 - 工事用仮設トイレシステム - Google Patents

工事用仮設トイレシステム

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JPH0715224B2
JPH0715224B2 JP2211996A JP21199690A JPH0715224B2 JP H0715224 B2 JPH0715224 B2 JP H0715224B2 JP 2211996 A JP2211996 A JP 2211996A JP 21199690 A JP21199690 A JP 21199690A JP H0715224 B2 JPH0715224 B2 JP H0715224B2
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JP
Japan
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unit
pipe
water supply
drainage
toilet
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2211996A
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English (en)
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JPH0493475A (ja
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正 笹森
公正 片上
仁志 浪花
繁 井上
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は工事用仮設トイレシステムに関するものであ
る。
一般に、建設途中の建物には、そこで働く作業員の為に
仮設トイレが設けられている。
この種の仮設トイレは、建物の規模が比較的小さい場合
には、敷地の一隅に移動式の仮設トイレを設けることに
より充分対応できるが、中高層建物の場合には、最早、
これでは対応できない為、建設途中の建物の中にも設け
る必要がある。
ところで、この種の仮設トイレには、ポリタンクを使用
したスカイトイレ、タンク貯溜式簡易トイレ、仮設配管
を利用した水洗式仮設トイレ、さらには本設配管を利用
した仮設トイレ等がある。
前記二者の仮設トイレは、いずれも汚れやすく、しかも
悪臭が発生する為、環境・衛生面で難点がある。
また、後の二者は、本設備トイレへの切り換え期間は使
用できないだけでなく、本設トイレとの取り合いのダメ
工事を行なう必要があり、さらに発注者の承諾を必要と
する。
したがって、現状では前記仮設トイレのうち仮設配管を
使用した水洗式仮設トイレが最も実用的である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このタイプにも解決すべき課題が種々ある。
一つは排水管、給水管、照明等の送電ケーブルを工事の
進行に合わせて上部に継ぎ足す必要がある為、仮設設備
と言えども煩雑になるのが免れない。
また、工事終了後、排水管等の設備の撤去時に建物を汚
したり、設備を破損したりすることがあり、これがもと
で撤去できないこもある。
さらに、使用に際しては、設備の設置高さの相違により
給水圧が異なり、バルブ等の破損や断水等のトラブルを
起こし易い。
この発明はこのような前記従来の課題を解消する為に仮
設配管を使用した水洗式仮設トイレを改良・発展させる
もので、配管、据え付け、さらに撤去工事等を迅速且つ
簡単に行うことを可能にした工事用仮設トイレシステム
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決する為の手段〕
前記目的を達成する為、この発明にかかる工事用仮設ト
イレシステムは、配管ユニットとリフトポンプユニット
とトイレブースユニットとからなり、前記配管ユニット
を給水・排気用ユニットと排水用ユニットと中継用ユニ
ットとベース用ユニットとを建物の階数に応じて上下方
向に必要数組み合わせ、連結することにより構成し、且
つ前記給水・排気用ユニット、排水用ユニット、中継用
ユニット及びベース用ユニットを縦長のフレームに送電
ケーブル、給水管、排水管及び空調管を組み込むと共に
これらの部材の端部に雄・雌継手等の継手等の簡単連結
及び切り離し自在な継手を設けてなる。
〔実施例〕
以下、この発明を図示する一実施例に基づいて説明する
と、この発明にかかる仮設トイレシステムは、配管ユニ
ット1、リフトポンプユニット2及びトイレブースユニ
ット3の3つのユニットで構成されている(第1図参
照)。
配管ユニット1は、給水・排気用ユニット4(第2図参
照)、排水用ユニット5(第3図参照)、中継用ユニッ
ト34及びベース用ユニット35の4つのユニットで構成さ
れ、これらのユニットを建設中の建物の中に当該建物の
階数に応じて上下方向に必要数組み合わせ、連結するこ
とにより構成されている。
なお、配管ユニット1は建物の外に設置する場合には、
撤去時の長さの制限が緩和される為、クレーンを使用す
ることにより設置及び撤去作業を簡単に行うことができ
る。
給水・排気用ユニット4は、排水用ユニット5及び中継
用ユニット34は、いずれも縦長のフレーム6の中に給水
管7、送電ケーブル8、排水管9及び空調管10を組み込
むことにより構成されている。
給水・排気用ユニット4の空調管10には、換気接続口11
が取り付けられ、排水用ユニット5の排水管9には、排
水接続口12と雨水接続口13が取り付けられている。
また、換気接続口11にはトイレブースユニット3の換気
管19が接続されている。
排水接続口12にはトイレブースユニット3の排水管14が
接続され、雨水接続口13には屋上階や各階の雨水処理用
の排水管(図省略)が接続されている。
各ユニットのフレーム6どうしは、一方の端部を他方の
端部に差し込み、且つ双方の鍔状の継手部15,15をボル
ト止めすることにより簡単に切り離しできるように連結
され、且つ転倒しないように壁繋ぎ材等によって周辺部
に強固に固定されている。
各ユニット間の給水管7,7どうしは、クイックジョイン
ト16によって簡単に切り離しできるように連結されてい
る。
第5図は給水管7の端部を示したもので、図中、番号16
はクイックジョイント、17はボールバルブ、そして番号
18は減圧弁であり、当該減圧弁18の給水管端部に各階の
トイレブースユニット3の給水管37が接続されている。
給水管7に減圧弁18が取り付けられていることにより、
各階のトイレブースユニット3に一定水圧で給水するこ
とができる。
各ユニット間の排水管9どうし、空調管10どうし及び送
電ケーブル8も雄雌継手等の簡易な継手によって簡単に
切り離しできるように連結されている。
さらに、排水管9どうし及び空調管10どうしは伸縮継手
になっており、その詳細は第4図に示す通りであり、図
中、番号20は止水リングである。
なお、排水の末端は下水道直放流方式を採用する地域を
想定しているが、この地域に限られるのではなく、浄化
槽方式や貯溜方式(バキューム処理)を採用する地域で
も使用することができること言うまでもない。
また、ベース用ユニット35をタンク構造とすることによ
りリフトポンプユニット2の原水タンク21として使用す
ることができる。
第9図及び第10図は給水用のリフトポンプユニット2を
示したものであり、図中、番号21は原水タンク、番号22
は架台、23はリフトポンプ、24はリターンパイプ、25は
給水パイプ、そして番号36は吐出バルブである。
第6図、第7図及び第8図はトイレブースユニット3を
示したものであり、図中、番号26はトイレブースユニッ
ト3を運搬等の目的で吊るす際のフック受け用の吊り
輪、27は換気用ファン、28は外付手洗い(オプショ
ン)、29は吊り輪26と同様にトイレブースユニット3を
フォークリフトで移動する際のフォークリフト受け、30
はロータンク、31は照明・換気用スイッチ、32は洋式便
器、そして番号33は防水パレットである。
防水パレット33はトイレブースユニット3及び外付手洗
い28の下に建物の床汚さないようにする目的で敷設され
ている。
また、トイレブースユニット3の給水管37及び排水管の
接続部は共通ダクト方式になっていて、配管ユニット1
の給水管7及び排水管9にワンタッチで接続できるよう
になっている。
なお、配管ユニット1の各ユニット、リフトポンプユニ
ット2及びトイレブースユニット3の運搬、設置及び撤
去作業中は、各ユニットの排水管の全ての接続部にキャ
ップ(図省略)を取り付けておくことにより、周辺に汚
れや悪臭を撒き散らさないように注意するものとする。
〔発明の効果〕
この発明は以上の構成からなるので以下の効果を有す
る。
各種配管を全てユニット化し、且つ配管の接続を雄・
雌継手といったワンタッチで接続可能な継手としたこと
により、専門の熟練者によらなくても簡単に設置及び撤
去作業を行うことができる。
各種配管をフレームの中に組み込んでユニット化した
ことにより、運搬等の取り扱い中の破損事故を防止する
ことができる。
さらに、エレベーターやクレーン等による運搬も可能で
ある。
さらに、繰り返し使用することができて実用性が極め
て高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図はこの発明の一実施例を示すもので、第
1図は仮設トイレシステムの全体構成を示す説明図、第
2図は給水・排気用ユニットの斜視図、第3図は排水用
ユニットの斜視図、第4図(a),(b)は排水管及び
空調管の接続部の断面図、第5図は給水管端部の側面
図、第6図、第7図及び第8図はトイレブースユニット
を示すもので、第6図及び第7図はその側面図、第8図
はその平面図、第9図及び第10図はリフトポンプユニッ
トの側面図である。 1…配管ユニット、2…リフトポンプユニット、3…ト
イレブースユニット、4…給水・排気用ユニット、5…
排水用ユニット、6…フレーム、7…給水管、8…送電
ケーブル、9…排水管、10…空調管、11…換気接続口、
12…排水接続口、13…雨水接続口、14…排水管、15…継
手部、16…クイックジョイント、17…ボールバルブ、18
…減圧弁、19…換気管、20…止水リング、21…原水タン
ク、22…架台、23…リフトポンプ、24…リターンパイ
プ、25…給水パイプ、26…吊り輪、27…換気用ファン、
28…外付手洗い(オプション)、29…フォークリフト受
け、30…ロータンク、31…照明・換気用スイッチ、32…
洋式便器、33…防水パレット、34…中継用ユニット、35
…ベース用ユニット、36…吐出バルブ、37…給水管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配管ユニットとリフトポンプユニットとト
    イレブースユニットとからなり、前記配管ユニットを給
    水・排気用ユニットと排水用ユニットと中継用ユニット
    とベース用ユニットとを建物の階数に応じて上下方向に
    必要数組み合わせ、連結することにより構成し、且つ前
    記給水・排気用ユニット、排水用ユニット、中継用ユニ
    ット及びベース用ユニットを縦長のフレームに給水管、
    送電ケーブル、排水管及び空調管を組み込むと共にこれ
    らの部材の端部に雄・雌継手等の継手を設けてなること
    を特徴とする工事用仮設トイレシステム。
JP2211996A 1990-08-10 1990-08-10 工事用仮設トイレシステム Expired - Lifetime JPH0715224B2 (ja)

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JP2211996A JPH0715224B2 (ja) 1990-08-10 1990-08-10 工事用仮設トイレシステム

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JP2211996A JPH0715224B2 (ja) 1990-08-10 1990-08-10 工事用仮設トイレシステム

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JPH0493475A JPH0493475A (ja) 1992-03-26
JPH0715224B2 true JPH0715224B2 (ja) 1995-02-22

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ID=16615171

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JP6024943B2 (ja) * 2012-05-01 2016-11-16 清水建設株式会社 仮設設備ユニット架台
JP6399277B2 (ja) * 2013-05-27 2018-10-03 株式会社ジエス 共用排水管の交換方法
KR102542319B1 (ko) * 2022-12-28 2023-06-13 고려대학교 산학협력단 급수 탱크와 정화조를 탑재한 리프트를 이용한 화장실 시스템 및 이의 동작 방법

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