JPH07152103A - 多層写真要素 - Google Patents

多層写真要素

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JPH07152103A
JPH07152103A JP6203257A JP20325794A JPH07152103A JP H07152103 A JPH07152103 A JP H07152103A JP 6203257 A JP6203257 A JP 6203257A JP 20325794 A JP20325794 A JP 20325794A JP H07152103 A JPH07152103 A JP H07152103A
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JP
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latex
gel
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group
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Application number
JP6203257A
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English (en)
Inventor
Pranab Bagchi
バグチ プラナブ
Melvin Michael Kestner
マイケル ケストナー メルビン
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/95Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers rendered opaque or writable, e.g. with inert particulate additives
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/38Dispersants; Agents facilitating spreading

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複合粒子の凝集から生じるキズの無い、ゼラ
チングラフト化軟質ポリマー粒子を含んでなる圧力感受
性のより少ない写真製品を製造すること。 【構成】 少なくとも一種類の感光性ハロゲン化銀含有
層、並びに約10〜500nmの平均直径を有する、ゼ
ラチンシェルに共有的に結合したポリマーコア、および
タイプ−Aより選ばれるなる両親媒性界面活性剤、そし
てタイプ−Bより選ばれるブロックオリゴマー界面活性
剤、そしてタイプ−Cより選ばれる糖界面活性剤、もし
くは、これらの混合物から選ばれる界面活性剤、を有す
る複合粒子を含んでなるクッション層を含んでなる多層
写真要素。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械圧力に対して低感
受性である写真要素の塗布層を調製するための一定のタ
イプの長親水性鎖界面活性剤と組合わさる軟質ポリマー
粒子の塗膜組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】Bagchi等に発行された米国特許第4,8
55,219号明細書、およびBagchiに発行された同
4,920,004号明細書は、ゼラチンシェル(殻)
に共有的に結合したポリマーコア(芯)を有する、写真
システムの、強固に付着するマットビーズ粒子を記載す
る。これらの粒子を、ゼラチングラフト化ポリマー粒子
(ゲル−g ポリマー粒子)と呼ぶ。
【0003】ゼラチン粒子に共有的に結合した軟質ポリ
マーラテックス粒子、それらの調製、そして、写真層に
組み込み、種々の写真製品の圧力感受性を減らすことが
できる材料としての使用は、詳細にわたって米国特許第
5,026,632号および同5,066,572号の
各明細書に記載されている。この粒子は、その後の架橋
結合に供されて、架橋したゼラチンのシェル(殻)によ
って取り囲まれている軟質コア(芯)を生成するゼラチ
ングラフト化軟質ラテックス粒子(ゲル−g軟質ラテッ
クス粒子)として記載されており、表面硬化(case hard
ened) ゼラチングラフト化軟質ラテックス粒子(CHゲ
ル−g ラテックス粒子)と呼ばれる。このように、
「ゲル−g 粒子」は、記載されるようにゼラチンのシ
ェルに共有的に結合した粒子の両者のタイプを呼ぶ。
【0004】多くの場合では、ゲル−g−ラテックスも
しくは表面硬化ゲル−g−ラテックスを含んでなる写真
層を、しばしば、問題無くもしくは製品欠陥無く塗布す
ることができるけれども、ゲル−g−ラテックスもしく
は表面硬化ゲル−g−ラテックス粒子に伴う集合もしく
は凝集によるキズが、写真塗膜組み立て時に見られる。
このことは、ゲル−g−ラテックスもしくは表面硬化ゲ
ル−g−ラテックスを含んでなる層を有する写真製品製
造の重大な欠点である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】機械的応力もしくは圧
力に対する写真製品の感受性を低減するために写真層に
塗布されるゲル−g−ラテックスもしくは表面硬化ゲル
−g−ラテックスから生じる塗膜キズを低減する緊急の
必要性が存在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、その複
合粒子の集合もしくは凝集から生じるキズの無い、ゼラ
チングラフト化軟質ポリマー粒子を含んでなる、圧力感
受性のより少ない写真製品を製造することである。本発
明のもう一つの目的は、前記複合粒子の集合もしくは凝
集の無いゼラチングラフト化軟質ポリマー粒子を用いる
写真塗膜組成物を製造することである。
【0007】本発明のこれらのおよびその他の目的は、
以下の三種類のタイプの界面活性剤より選ばれる界面活
性剤を、ゲル−g−軟質ラテックスもしくは表面硬化ゲ
ル−g−軟質ラテックスに加えることによって達成され
る。 タイプA:スルフェート基等の負電荷で終っていても良
く、もしくはいなくても良い少なくとも8のオキシエチ
レン基および/もしくはグリシジルエーテル基を含んで
なる一つ以上の結合した親水性鎖と共に、炭素数6〜2
2の疎水性尾部を含んでなる両親媒性界面活性剤。
【0008】タイプB:A−B−A、B−A−B、A−
B、
【0009】
【化4】
【0010】、もしくは
【0011】
【化5】
【0012】(式中、Gは、結合性有機部分であり、n
は、1〜3である)のように結合した、疎水性ポリオキ
シプロピレンブロック(A)および親水性ポリオキシエ
チレンブロック(B)を含んでなるブロックオリゴマー
界面活性剤。 タイプC:スルフェート基等の負電荷の基によって終っ
ていても良くもしくはいなくても良い一つ以上結合した
親水性単糖鎖、二糖鎖、三糖鎖もしくはオリゴ糖鎖と共
に、炭素数6〜22の疎水性尾部を1〜3本含んでなる
糖界面活性剤。
【0013】上記界面活性剤もしくは上記界面活性剤の
適当な組合せの合計量は、ゲル−g−軟質ラテックスの
コアポリマー粒子の重量に対して5〜30%の範囲に渡
ることができる。出願人は、いかなる理論にも拘束され
ることを望まないが、本発明の界面活性剤が、ゲル−g
−軟質ラテックスもしくは表面硬化ゲル−g−軟質ラテ
ックス粒子表面上で、化学結合したゼラチン分子の疎水
性セグメントに結合するその疎水性尾部を用い、そして
塗布溶融物中で、もしくは高剪断コーティングプロセス
の間、それらの粒子の集合もしくは凝集に対して追加的
な立体的保護を与えると、仮定される。図1および2
は、そのような理論概念を図によって表わす。図1は、
ゲル−g−軟質ラテックス20の外層を表わし、図2
は、表面硬化ゲル−g−軟質ラテックス26の外層を表
わす。図1では、軟質ラテックスコア22は、ゼラチン
層24に化学結合し、図2では、表面硬化したゼラチン
層28に結合する。それぞれの図において、本発明の界
面活性剤分子30は、ゼラチン層と結合する。空間的安
定性の理論概念は、Bagch の「J.Colloid and Interfac
e Science,47, 86(1974) 」に見出すことができる。
【0014】
【具体的な態様】本発明に有用なポリマー粒子は、直接
にもしくはグラフト剤の助けを伴う(ゲル−g)かのい
ずれかでゼラチンに共有的に結合した粒子を包含する。
このポリマーは、軟質で、かつ変型可能であり、そして
好ましくは25℃より低いガラス転位温度を有する。適
当なポリマーラテックス粒子および調製方法は、米国特
許第4,855,219号、同4,920,004号、
同5,026,632号および同5,066,572号
明細書に記載されている。これらの粒子は、本発明の好
ましい形のように硬化されると、著しく改良された圧力
感受性を与える。
【0015】これらの材料を、溶液中のほとんど無いか
全く残されていないゼラチンで、ラテックス粒子の表面
を覆うのに丁度十分なゼラチンを用いて作ることができ
る。軟質ポリマー粒子に対するゼラチンの好ましい割合
は、0.5〜2である。さらに硬化剤を加えると、溶液
に自由なゼラチンが残されていないので、硬化剤は、ゼ
ラチン吸着層を架橋する。このプロセスを表面硬化と呼
ぶ。このような表面硬化ゼラチン−グラフト化軟質ラテ
ックス粒子は、そのコアの回りが、高度に架橋した硬い
薄い皮で覆われた軟質ラテックスコアである。この複合
粒子では、硬いシェル(厚さ、最大10nm)は非常に
弾性があり、コアは軟らかくて非常に粘りけがある。こ
れらの粒子を含有する乾燥塗膜は、それが変型すること
により応力を吸収することを意味する粘弾性挙動を示す
であろう。しかし、この硬化した弾性皮膜は、一度応力
が無くなると、もとに弛緩する。即ち、この複合粒子
は、機械的応力に対して吸収および抵抗のどちらも行
い、実質的な物理的応力が、ハロゲン化銀粒子に伝わる
ことを防止し、これにより、圧力感受性を軽減する。こ
のポリマー粒子は、粒子を立体的に安定にする粒子の回
りに化学的に結合したゼラチン層を有し、これにより、
高レベルの軟質ポリマー粒子(粒子の回りに結合したゼ
ラチンシェルを持たない)が写真塗膜に組み込まれる場
合に起きるかもしれない凝集を防止する。この粒子を製
造するプロセスにおいて加えられる追加の硬化剤は、粒
子の回りに化学結合したゼラチンシェルを架橋する。従
って、この粒子を囲むゼラチン層は、さらにお互いに架
橋するかもしくは塗膜中のゼラチンと架橋し、ハロゲン
化銀結晶と一緒に、応力吸収層を形成する。このハロゲ
ン化銀要素は、カプラー溶剤を使って、もしくは使わな
いで調製される通常のカラーカプラー分散物を含有して
も良い。本発明は、現像液にカプラーを加えるフィルム
に使用するものにも適合する。
【0016】表面硬化ゲル−g−軟質ラテックス粒子を
含むゲル−g−軟質ラテックスの説明 米国特許第5,026,632号および同5,066,
572号明細書に示されるように、ゼラチン−グラフト
化−ポリマー粒子は、ポリマー粒子が、粒子表面に化学
的に結合しているゼラチンの単核性層によって囲まれて
いるものである。さらに、表面硬化ゼラチン−グラフト
化−ポリマー粒子は、ゼラチン−グラフト化−ポリマー
粒子の回りのゼラチンシェルが、さらに架橋して、この
ポリマー粒子の回りに表面硬化したシェルを形成する、
ゼラチン−グラフト化−ポリマー粒子である。
【0017】一般的に、粒子の表面にゼラチンをグラフ
ト化する二種類の方法がある。一つの方法は、独力で、
ゼラチンと反応できる化学成分をポリマー表面から懸垂
することによって達成することができる。そのような結
合に作用するのに用いられる種々の試薬が、米国特許第
5,026,632号および同5,066,572号明
細書に、広範囲に解明されている。その結合に好ましい
成分の一つは、クロロメチルスチレンである。
【0018】ポリマー粒子の表面にゼラチンを結合す
る、もう一つの一般的方法は、表面成分とゼラチン分子
との結合を生じる化学グラフト化剤と反応する粒子表面
のポリマー主鎖の成分の反応を必要とする。このタイプ
のグラフト化を起こすのに使用できる種々のグラフト化
剤は、米国特許第5,026,632号および同5,0
66,572号明細書に記載されている。好ましいグラ
フト化剤は: 1. カルバモイロニウム化合物 2. ジカチオンエーテル化合物、および 3. カルボジイミド化合物、である。
【0019】さらに、表面硬化したゼラチン−グラフト
化−ポリマー粒子を得るためのゼラチンシェルの架橋結
合は、米国特許第5,066,572号および同5,0
26,632号明細書に記載されるいずれの有用なゼラ
チン架橋剤によって達成することができる。本発明のポ
リマー粒子は、いずれのサイズにもなることができ、乳
剤重合、懸濁重合および米国特許第5,066,572
号および同5,026,632号明細書に記載される制
限された凝集によって調製することができる。本発明の
コアポリマー粒子の好ましいサイズ範囲は、20nm〜
400nmであり、通常、乳剤重合によって調製され
る。
【0020】本発明に適当な界面活性剤は、次のタイプ
のものである: タイプA:スルフェート基等の負電荷で終っていても良
く、もしくはいなくても良い少なくとも8のオキシエチ
レン基および/もしくはグリシジルエーテル基を含んで
なる一つ以上の結合した親水性鎖と共に、炭素数6〜2
2の疎水性尾部を含んでなる両親媒性界面活性剤。タイ
プA界面活性剤の例を表Aに示す。
【0021】表A ID:A−1 名称:Olin 10G 製造業者:Dixie 分子量:961 構造:
【0022】
【化6】
【0023】ID:A−2 名称:Polystep B−23 製造業者:Stepan 分子量:817 構造:
【0024】
【化7】
【0025】ID:A−3 名称:Triton TX−102 製造業者:Rohm & Haas 分子量:734 構造:
【0026】
【化8】
【0027】ID:A−4 名称:Tricol LAL−23 製造業者:Emery 分子量:1198 構造:
【0028】
【化9】
【0029】ID:A−5 名称:Avanel S−150 製造業者:PPG 分子量:976 構造:
【0030】
【化10】
【0031】本発明のこのクラスの最も好ましい界面活
性剤は、A−1およびA−2であり、これらが、コーテ
ィング溶融物の凝集を最も多く低減する。 タイプB:A−B−A、B−A−B、A−B、
【0032】
【化11】
【0033】、もしくは
【0034】
【化12】
【0035】(式中、Gは、結合性有機部分であり、n
は、1〜3である)のように結合した、疎水性ポリオキ
シプロピレンブロック(A)および親水性ポリオキシエ
チレンブロック(B)を含んでなるブロックオリゴマー
界面活性剤。そのような界面活性剤の例を表Bに示す。 表B ID:B−1 名称:Pluronic(商標)Polyols 製造業者:BASF 分子量:1,100〜14,000 構造:
【0036】
【化13】
【0037】ID:B−2 名称:Pluronic Polyols 製造業者:BASF 分子量:1,900〜9,000 構造:
【0038】
【化14】
【0039】ID:B−3 名称:Plurodot(商標)Polyols 製造業者:BASF 分子量:3,200〜7,500 構造:アルコキシル化トリオールに基づく液体ポリエー
テル類 ID:B−4 名称:Tetronic(商標)Polyols 製造業者:BASF 分子量:3,200〜27,000 構造:
【0040】
【化15】
【0041】ID:B−5 名称:Pluracol(商標)E 製造業者:BASF 分子量:200〜45,000 構造:
【0042】
【化16】
【0043】ID:B−6 名称:Pluracol P 製造業者:BASF 分子量:400〜2,000 構造:
【0044】
【化17】
【0045】ID:B−7 名称:−− 製造業者:−− 構造: 一般式
【0046】
【化18】
【0047】 分子量 化合物 ポリオキシプロピレン 全体 フラグメント 化合物(P-7a) (a+b+c):(o+p+q)= 1:0.43 4500 3400 化合物(P-7b) (a+b+c):(o+p+q)= 1:0.25 4000 3400 化合物(P-7c) (a+b+c):(o+p+q)= 1:0.10 4000 3700 ID:B−8 名称:−− 製造業者:−− 構造: 一般式
【0048】
【化19】
【0049】 分子量 化合物 ポリオキシプロピレン 全体 フラグメント 化合物(P-8a) (a+b+c):(o+p+q)= 1:0.3 3000 2400 化合物(P-8b) (a+b+c):(o+p+q)= 1:0.2 1500 1300 ID:B−9 名称:−− 製造業者:−− 構造: 一般式
【0050】
【化20】
【0051】 分子量 ポリオキシ 化合物 プロピレン 全体 フラグメント 化合物(P-9a) (a+b+c+d+e+f):(o+p+q+r+s+t)= 1:0.5 3000 2200 化合物(P-9b) (a+b+c+d+e+f):(o+p+q+r+s+t)= 1:0.3 1000 300 化合物(P-9c) (a+b+c+d+e+f):(o+p+q+r+s+t)= 1:0.1 1000 900 本発明のタイプBの好ましい界面活性剤は、ポリオキシ
プロピレン基に比べて少なくとも1〜5倍多いポリオキ
シエチレン基を有するものである。最も好ましい界面活
性剤は、タイプB−1のPluronic L−44で
あり、式中、a>>c>>10、b>>20であり、分
子量は約2,200である。
【0052】タイプC:スルフェート基等の負電荷の基
によって終っていても良くもしくはいなくても良い一つ
以上結合した親水性単糖鎖、二糖鎖、三糖鎖もしくはオ
リゴ糖鎖と共に、炭素数6〜22の疎水性尾部を1〜3
本含んでなる糖界面活性剤。このような界面活性剤の例
を表Cに表わす。
【0053】 表C タイプCに属する本発明の界面活性剤の例 C−1
【0054】
【化21】
【0055】
【化22】
【0056】C−2
【0057】
【化23】
【0058】(式中、nは、3〜15である) C−3
【0059】
【化24】
【0060】
【化25】
【0061】C−4
【0062】
【化26】
【0063】C−5
【0064】
【化27】
【0065】(式中、nは、3〜15である) C−6
【0066】
【化28】
【0067】(式中、nは、2〜12であり、pは、3
〜10である) C−7
【0068】
【化29】
【0069】(式中、nは、2〜18であり、pは、3
〜10である) C−8
【0070】
【化30】
【0071】(式中、nは、2〜18であり、pは、3
〜10である) C−9
【0072】
【化31】
【0073】C−10
【0074】
【化32】
【0075】(直ぐ上の二つの式中、nは、5〜20で
あり、xは、1〜4である) 本発明の三種類のタイプの界面活性剤の中で、タイプC
の糖界面活性剤が最も好ましく、本発明のために最も好
ましいタイプC界面活性剤は、C−9である。
【0076】
【実施例】以下の例は、具体的に説明しようとするもの
であり、本発明の全てではない。特に記載する以外は、
部およびパーセントは重量である。塗布量を「mg/f
2 」で表わす。これらの数字に10.7を乗じると、
「mg/m2 」に換算される。いくつかの場合では、
「g/m2 」の数字を括弧に含めた。
【0077】例1〜5:コアラテックス粒子の調製 これらの例は、ゲル−g−ラテックス粒子のためのコア
ラテックス粒子の一般的調製方法を記載する。表Iは、
これらのラテックス粒子の組成を記載する。 表I:ラテックス調製 例 モノマー(重量、g) 窒素除去 A B C 水 g ブチルアクリレート メチルメタクリレート メタクリル酸 1 360 0 20 4000 2 380 0 20 4000 3 360 0 40 4000 4 180 180 40 4000 5 0 360 40 4000 合計で400gのモノマーを用いてこれらのラテックス
を調製する。
【0078】ラテックス調製は、すべて以下のように行
う。60℃の定温浴中で、5リットルの三口丸底フラス
コを、4リットルの窒素除去水で満たし、攪拌器および
コンデンサーを据え付ける。このフラスコに、ドデシル
硫酸ナトリウムを8g、K228 を8gおよびNa
225 を4g加え、表Iに示すモノマーを添加した
後、60℃で17時間反応させる。このラテックスをガ
ラスウールで濾過する。転化率は、約98%である。調
製したラテックスサンプルを、前述の例番号で表わす。
それぞれのバッチにおいて、おおよそ400gのポリマ
ーを調製する。
【0079】例6〜10:表面硬化ゼラチン−グラフト
化ポリマー粒子およびゼラチン−グラフト化ポリマー粒
子の調製 米国特許第5,026,632号明細書の実施例16お
よび17の表面硬化ゼラチン−グラフト化ポリマー粒子
および実施例14のゼラチン−グラフト化ポリマー粒子
のサンプルを、例6〜10で用いる。使用するサンプル
の一般的な調製方法は、以下の通りである。
【0080】例1〜5で調製したラテックスサンプル
を、それぞれ、12リットルの三口丸底フラスコにいれ
る。このフラスコを定温浴に入れ、60℃まで加熱す
る。pHを8.0に調節する。既に示すように、この材
料は、おおよそ400gのポリマーからなる。前と同じ
ように(米国特許第5,026,632号明細書)、使
用したグラフト化剤は、化合物Aである。この化合物
を、表面メタクリル酸(ポリマーの5重量%)1モル当
り0.2モル程度用いる。
【0081】
【化33】
【0082】従って、(400×0.05×0.2×3
00)/86=14.0g(300は、化合物Aの分子
量であり、86は、メタクリル酸の分子量である)の化
合物Aを、140gの蒸留水に溶解し、60℃で攪拌し
ているフラスコのラテックスに加える。このフラスコ
は、コンデンサーが取り付けられている。反応を20分
間続ける。全ての場合において、使用したゼラチンの量
は、ポリマー重量%に対して50%、即ち、400g×
0.5=200gである。200gの乾燥ゼラチンを、
2,000gの蒸留水に溶解し、60℃に加熱する。N
aOHを用いて、pHを8.0に調節する。このゼラチ
ン溶液を反応容器に加え、グラフト化および表面硬化反
応を、60℃で20分間実施する。使用したゼラチン
は、ライム処理したオセインゼラチンであった。
【0083】本発明のサンプルを、糖界面活性剤(C−
9:n=8〜10、x=1.8)(APG 225、He
nkel Corpration 製)と一緒にして、出来上がった塗膜
中の微粒子の生成を除去する。添加する量は、70%活
性溶液で、ラテックスポリマー1g当り界面活性剤0.
2gである。適量の界面活性剤を添加し、60℃で30
分間混合する。
【0084】調製したサンプルを表IIに掲げる。サン
プルは、全て、約9.5%(ID.1%)の最終固形分
を有し、サンプルは、全て、33%ゼラチンにおいて、
ラテックス2部ゼラチン1部を有した。例10および1
3のサンプルが、二種類のタイプの表面硬化ゲル−g−
ラテックスサンプルであることに留意されたい。ポリ
(ブチルアクリレート)は、約−5℃のガラス転位温度
Tgを有する[J. Brandrup and E.H. Immergut, "Poly
mer Handbook", Wiley-Interscience, New York(1975)
]。従って、これは、室温で、軟らかく弾性を有す
る。ポリ(メチルメタクリレート)は、100℃より高
いTg値を有し、室温で、硬く、ガラス状である。従っ
て、ブチルアクリレートの多いサンプルは、より大きな
圧力感受性軽減を示すことが予期される。
【0085】 表II表面硬化ゲル−g−ラテックスサンプル 例 説明 6(対照) CHゲル−g−AC(95/5)[33% ゼラチン] 7(本発明)CHゲル−g−AC(95/5)[33% ゼラチン]+界面活性剤 C-9 8(本発明)CHゲル−g−AC(90/10) [33% ゼラチン]+界面活性剤 C-9 9(本発明)CHゲル−g−BC(90/10) [33% ゼラチン]+界面活性剤 C-9 10(本発明)50% CHゲル−g−AC(90/10) [33% ゼラチン]+界面活性剤 C-9 50% CHゲル−g−BC(90/10) [33% ゼラチン]+界面活性剤 C-9 11(本発明)CHゲル−g−ABC(45/45/10) [33% ゼラチン]+界面活性剤 C-9 12(本発明)CHゲル−g−AC(90/10) [33% ゼラチン]+界面活性剤 C-9 13(本発明)22% CHゲル−g−AC(90/10) [33% ゼラチン]+界面活性剤 C-9 78% CHゲル−g−BC(90/10) [33% ゼラチン]+界面活性剤 C-9 注:界面活性剤C−9は、ラテックスポリマー1g当り0.2gのレベルで存在 する。有用な範囲は、C−9がラテックスポリマー1g当り0.05g〜0 .6gである。
【0086】図2は、例6(対照)および7(本発明)
のCHゲル−g−ラテックス溶融物のレオグラム(rheog
ram)を表わす。このような糖界面活性剤を使用すると、
100/秒で約20mP.sから10mP.sに、CH
ゲル−g−ラテックスサンプルの粘度が下がり、また、
剪断減粘性(shear thinning)挙動を排除するように見え
る(例7)。重なった曲線は、3週間保持したサンプル
である。このサンプルのレオロジー的挙動は、この時間
の範囲では不変である。レオグラムは、レオメトリック
ス レオゴネオメーター(Rheometrics rheogoneometer)
を用いて測定する。例11〜20:写真評価 写真評価は、全て、以下に記載するカラーネガフィルム
フォーマットを用いて実施する。
【0087】一方の側にハレーション防止層、かつもう
一方の側に帯電防止層を有する三酢酸セルロースフィル
ムの、ハレーション防止層に以下の層を順に塗布する
(塗布量は、g/m2 ):低感度シアン色素生成層 この層は、赤増感した、立方、臭沃化銀乳剤(1.5モ
ル%沃化物)(粒子サイズ0.31μm)(1.16)
および赤増感した、平板状粒子、臭沃化銀乳剤(3モル
%沃化物)(径0.75μm×厚0.14μm)(1.
31)の配合物化合物J(0.965)、化合物F
(0.011)、化合物L(0.65)およびゼラチン
(2.96)を含んでなる。
【0088】高感度シアン色素生成層 この層は、赤増感した、平板状粒子、臭沃化銀乳剤(6
モル%沃化物)(径1.4μm×厚0.12μm)
(0.807)、化合物J(0.102)、化合物K
(0.065)、化合物L(0.102)およびゼラチ
ン(1.506)を含んでなる。
【0089】中間層 この層は、化合物F(0.054)、カブリ防止剤およ
びゼラチン(1.291)を含んでなる。低感度マゼンタ色素生成層 この層は、緑増感した、平板状粒子臭沃化銀乳剤(3モ
ル%沃化物)(粒子径0.55μmおよび厚さ0.08
μm)(0.473)および平板状粒子臭沃化銀乳剤
(3モル%沃化物)(粒子径0.52μmおよび厚さ
0.09μm)(0.495)の配合物、化合物G
(0.161)、化合物I(0.108)およびゼラチ
ン(2.916)を含んでなる。
【0090】高感度マゼンタ色素生成層 この層は、緑増感した、平板状粒子臭沃化銀乳剤(3モ
ル%沃化物)(粒子径1.05μmおよび厚さ0.12
μm)(0.536)および平板状粒子臭沃化銀乳剤
(3モル%沃化物)(粒子径0.75μmおよび厚さ
0.14μm)の配合物、化合物G(0.258)、化
合物H(0.054)およびゼラチン(1.119)を
含んでなる。
【0091】中間層 この層は、カーリーリー(Carey-Lea) 銀(0.43)、
化合物F(0.054)、カブリ防止剤およびゼラチン
(0.861)を含んでなる。低感度イエロー色素生成層 この層は、青増感した、平板状粒子臭沃化銀乳剤(3モ
ル%沃化物)(粒子径0.57μmおよび厚さ0.12
μm)(0.274)および青感性臭沃化銀乳剤(0.
3モル%沃化物)(粒子径0.52μmおよび厚さ0.
09μm)(0.118)の配合物、化合物C(1.0
22)、化合物D(0.168)およびゼラチン(1.
732)を含んでなる。
【0092】高感度イエロー色素生成層 この層は、青増感した、平板状粒子臭沃化銀乳剤(3モ
ル%沃化物)(粒子径1.10μmおよび厚さ0.12
μm)(0.43)、化合物C(0.161)、化合物
D(0.054)、化合物E(0.003)およびゼラ
チン(1.119)を含んでなる。
【0093】UV吸収層 ハロゲン化銀リップマン乳剤(0.215)、化合物A
(0.108)、化合物B(0.106)およびゼラチ
ン(0.538)を含んでなる。この層は、また、対照
ケース以外の本発明のCHゲル−g−ラテックスサンプ
ル(0.214もしくは0.428)を含有する。
【0094】上塗り この層は、ポリビニルトルエンマット粒子(0.03
8)およびゼラチン(0.888)を含んでなる。一つ
の対照例は、Ludox(商標)(0.289)を含有
する。このように、調製した写真フィルムを35mmフ
ォーマットに孔開け(perforate)し、35mmカメラ内
で露光し、標準フォトフィニシングプロセッサーで処理
する。処理したフィルムを標準フォトフィニシング、高
速プリンターでプリントする。
【0095】上記の化合物A〜Lは以下の通りである:
【0096】
【化34】
【0097】
【化35】
【0098】
【化36】
【0099】
【化37】
【0100】
【化38】
【0101】表IIIに、本発明で使用される塗膜セッ
トの説明を記載する。 表III塗膜セット 例 UV吸収層構成 上塗り層構成 11(対照) 標準 標準 12(対照) 標準 Ludox 13(対照) 界面活性剤を有しない例6の 標準 CHゲル−g−ラテックス 14(本発明) C−9を有する例7の 標準 CHゲル−g−ラテックス 15(本発明) C−9を有する例8の 標準 CHゲル−g−ラテックス 16(本発明) C−9を有する例9の 標準 CHゲル−g−ラテックス 17(本発明) C−9を有する例10の 標準 CHゲル−g−ラテックス 18(本発明) C−9を有する例11の 標準 CHゲル−g−ラテックス 19(本発明) C−9を有する例12の 標準 CHゲル−g−ラテックス 20(本発明) C−9を有する例13の 標準 CHゲル−g−ラテックス 注:Ludoxは、デュポン製のコロイド状シリカである 表IIIの塗膜を、全て、標準ステップウェッジを通し
て照明光源に露光して、標準C41処理によって現像す
る。得られたセンシトメトリーは、全て、実験誤差内で
お互いに実質的に一致し、CHゲル−g−ラテックスサ
ンプルが写真効果に反対の作用を有しないことを示し
た。これを図4に表わし、赤、緑、そして青画像濃度を
示す。
【0102】次に、得られた塗膜の圧力の影響を測定す
るために、二番目の未露光の試験片を、まず、42lb
/インチ2 (即ち、289.6kPa)で、ざらざらし
たローラーに通し、そして、同じように露光し、C41
プロセスで処理して、赤、緑、および青濃度を、前のサ
ンプルのように測定する。圧力を加えたサンプルと圧力
を加えないサンプルとの濃度差を、図4の圧力感受性デ
ータに示す。塗膜の最上層に位置する青感性層で、圧力
の影響がより大きい。従って、青圧力感受性データのみ
を報告する。図4は、二種類の塗布量でのCHゲル−g
−ラテックスのブチルアクリレート(軟質成分)含量の
関数として、測定した青圧力感受性データを表わす。
【0103】このデータから: (1)CHゲル−g−ラテックスのブチルアクリレート
含量(軟質成分の)が増加すると、圧力感受性の軽減の
大きさも増加する、(2)CHゲル−g−軟質ラテック
スの塗布量が増加すると、塗膜の圧力感受性の軽減の大
きさも増加する、(3)Ludox(商標)(より強い
上塗りのため)を組み込むと、塗膜の圧力感受性が増加
する、ことが明かである。
【0104】上記において、軟質ラテックスは、室温
(即ち、約23℃)よりも低いガラス転位温度(Tg)
を有するものである。本発明の観察の重要な点は、CH
ゲル−g−ラテックスを有し、界面活性剤を添加されな
い例13の対照塗膜が、粒子の凝集による塗膜のキズ跡
を示したことである。しかし、本発明に従う塗膜は、全
て、塗膜中の粒子凝集によるキズを示さ無かった。
【0105】本発明の好ましい態様を特に詳細に記載し
たが、本発明の精神および範囲内で変更および改造が可
能であることは、理解されるであろう。
【0106】
【発明の効果】本発明の利点は、ゲル−g−軟質ラテッ
クス粒子の凝集もしくは集合から生じるキズを作ること
無しに、写真フィルム製品の圧力感受性の低減を達成す
ることである。これは、問題の、特定の層にあるゲル−
g−軟質ラテックス粒子と一緒に特定のタイプの界面活
性剤を使用することによって達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う界面活性を有するゲル−g−軟質
ラテックス粒子の概略を表わす。
【図2】本発明に従う界面活性を有する表面硬化したゲ
ル−g−軟質ラテックス粒子の概略を表わす。
【図3】例6(界面活性剤無し)および例7(界面活性
剤有り)のCHゲル−g−ラテックスサンプルのレオグ
ラムである。
【図4】対照例11と例4の本発明の塗膜とのセンシト
メトリーの比較である。
【図5】塗布された本発明の組成物の圧力感受性を、表
IIIに示されるその対照と共に図示する。
【符号の説明】
20…ゲル−g−軟質ラテックス 22…軟質ラテックスコア 24…ゼラチン層 26…表面硬化ゲル−g−軟質ラテックス 28…表面硬化ゲル−g−軟質ラテックス 30…界面活性剤分子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一種類の感光性ハロゲン化銀
    含有層、並びに約10〜500nmの平均直径を有す
    る、ゼラチンシェルに共有的に結合したポリマーコア、
    および A)スルフェート基等の負電荷で終っていても良く、も
    しくはいなくても良い少なくとも8のオキシエチレン基
    および/もしくはグリシジルエーテル基を含んでなる一
    つ以上の結合した親水性鎖と共に、炭素数6〜22の疎
    水性尾部からなる群より選ばれる両親媒性界面活性剤、
    そして B)A−B−A、B−A−B、A−B、 【化1】 、もしくは 【化2】 (式中、Gは、結合性有機部分であり、nは、1〜3で
    ある)のように結合した、疎水性ポリオキシプロピレン
    ブロック(A)および親水性ポリオキシエチレンブロッ
    ク(B)からなる群より選ばれるブロックオリゴマー界
    面活性剤、そして C)スルフェート基等の負電荷の基によって終っていて
    も良く、もしくはいなくても良い一つ以上結合した親水
    性単糖鎖、二糖鎖、三糖鎖もしくはオリゴ糖鎖と共に、
    1〜3本の炭素数6〜22の疎水性尾部からなる群より
    選ばれる糖界面活性剤、もしくは、これらの混合物から
    選ばれる界面活性剤、を有する複合粒子を含んでなるク
    ッション層を含んでなる多層写真要素。
  2. 【請求項2】 界面活性剤が、次式: 【化3】 (直ぐ上の二つの式中、nは、5〜20であり、xは、
    1〜4である)からなる群より選ばれる請求項1に記載
    の多層写真要素。
JP6203257A 1993-08-31 1994-08-29 多層写真要素 Pending JPH07152103A (ja)

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