JPH07151835A - 波形測定方法及び波形測定装置 - Google Patents
波形測定方法及び波形測定装置Info
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- JPH07151835A JPH07151835A JP5296639A JP29663993A JPH07151835A JP H07151835 A JPH07151835 A JP H07151835A JP 5296639 A JP5296639 A JP 5296639A JP 29663993 A JP29663993 A JP 29663993A JP H07151835 A JPH07151835 A JP H07151835A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は荷電ビームを用いた波形測定方法及
び波形測定装置に関し、測定効率を向上させることを目
的とする。 【構成】 波形装置本体31は、被測定回路を所定の繰
り返し周期を持つ駆動信号で駆動し、上記被測定回路の
所定位置に荷電ビームを照射したことにより得られる信
号を検出する。測定条件入力手段32は、装置外部より
指定される、時間軸上の複数の測定範囲と各測定範囲で
の測定条件を一度に取り込み、格納する。測定制御手段
33は、格納された複数の測定範囲及び測定条件に従っ
て、波形測定装置本体31による荷電ビームの被測定回
路への照射を制御し、記波形測定装置本体31から供給
される検出信号を測定して、上記複数の測定範囲の波形
を一度に測定する。
び波形測定装置に関し、測定効率を向上させることを目
的とする。 【構成】 波形装置本体31は、被測定回路を所定の繰
り返し周期を持つ駆動信号で駆動し、上記被測定回路の
所定位置に荷電ビームを照射したことにより得られる信
号を検出する。測定条件入力手段32は、装置外部より
指定される、時間軸上の複数の測定範囲と各測定範囲で
の測定条件を一度に取り込み、格納する。測定制御手段
33は、格納された複数の測定範囲及び測定条件に従っ
て、波形測定装置本体31による荷電ビームの被測定回
路への照射を制御し、記波形測定装置本体31から供給
される検出信号を測定して、上記複数の測定範囲の波形
を一度に測定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は波形測定方法及び波形測
定装置に係り、特に、荷電ビームを用いて集積回路等の
試料の波形を測定する波形測定方法及び波形測定装置に
関する。
定装置に係り、特に、荷電ビームを用いて集積回路等の
試料の波形を測定する波形測定方法及び波形測定装置に
関する。
【0002】この荷電ビームを用いた波形測定装置で
は、より効率的に波形の測定が行えることが必要とされ
ている。
は、より効率的に波形の測定が行えることが必要とされ
ている。
【0003】
【従来の技術】近年、半導体集積回路等の微細な内部配
線に非接触でプロービングできる特長を有しているた
め、荷電ビームを用いた波形測定装置が、設計検証や不
良解析用のツールとして幅広く用いられてきている。こ
の荷電ビームを用いた波形測定装置は、半導体集積回路
等の微細な内部配線に荷電ビームを照射して、放出され
る二次電子等を検出して、内部配線電圧の時間的な変化
を測定するものである。
線に非接触でプロービングできる特長を有しているた
め、荷電ビームを用いた波形測定装置が、設計検証や不
良解析用のツールとして幅広く用いられてきている。こ
の荷電ビームを用いた波形測定装置は、半導体集積回路
等の微細な内部配線に荷電ビームを照射して、放出され
る二次電子等を検出して、内部配線電圧の時間的な変化
を測定するものである。
【0004】荷電ビームを用いた波形測定装置(以下、
荷電ビーム波形測定装置と記す)では、周期的に繰り返
される駆動信号を試料である集積回路に印加して、荷電
ビーム波形測定装置の操作者が指定した集積回路内の配
線における信号の波形を測定する。この測定の際、時間
軸上の測定範囲が予め操作者により指定される。
荷電ビーム波形測定装置と記す)では、周期的に繰り返
される駆動信号を試料である集積回路に印加して、荷電
ビーム波形測定装置の操作者が指定した集積回路内の配
線における信号の波形を測定する。この測定の際、時間
軸上の測定範囲が予め操作者により指定される。
【0005】図7は、測定する波形の説明図を示す。図
7(A)は、駆動信号と同期した測定用トリガ信号を示
す。測定用トリガ信号は、荷電ビームを集積回路の測定
する配線に照射するタイミングを制御するために用いら
れる。また、図7(B)は、測定しようとする配線にお
ける信号波形の一例を示す。
7(A)は、駆動信号と同期した測定用トリガ信号を示
す。測定用トリガ信号は、荷電ビームを集積回路の測定
する配線に照射するタイミングを制御するために用いら
れる。また、図7(B)は、測定しようとする配線にお
ける信号波形の一例を示す。
【0006】測定範囲は、初期位相(測定範囲の前端)
と最終位相(測定範囲の後端)とを指定して定められ
る。また、測定範囲内での位相ピッチ(即ち、測定位相
間隔)も指定する。
と最終位相(測定範囲の後端)とを指定して定められ
る。また、測定範囲内での位相ピッチ(即ち、測定位相
間隔)も指定する。
【0007】なお、指定された測定範囲での波形の測定
方法としては、初期位相から一定の位相ピッチで最終位
相まで順に位相を変化させて、各位相で配線の信号レベ
ルを測定する方法がある。
方法としては、初期位相から一定の位相ピッチで最終位
相まで順に位相を変化させて、各位相で配線の信号レベ
ルを測定する方法がある。
【0008】また別の測定方法としては、位相ピッチは
一定であるが、初期位相から最終位相までの測定範囲の
なかで、信号レベルを測定する位相の順番がランダムで
ある方法(ランダム位相走査方法)がある。この場合、
荷電ビームを照射したときの配線の信号レベルが時間的
にばらつくため、集積回路の配線に荷電ビームを照射す
ることにより生じる帯電の影響を軽減することができ
る。
一定であるが、初期位相から最終位相までの測定範囲の
なかで、信号レベルを測定する位相の順番がランダムで
ある方法(ランダム位相走査方法)がある。この場合、
荷電ビームを照射したときの配線の信号レベルが時間的
にばらつくため、集積回路の配線に荷電ビームを照射す
ることにより生じる帯電の影響を軽減することができ
る。
【0009】一般的に、荷電ビーム波形測定装置により
検出される信号のレベルは小さい。このため、各測定位
相毎に複数回測定を行い、平均化処理等を行って測定デ
ータを得ている。
検出される信号のレベルは小さい。このため、各測定位
相毎に複数回測定を行い、平均化処理等を行って測定デ
ータを得ている。
【0010】また、測定範囲については、時間原点(図
7のt0)を初期位相として指定測定範囲の波形を測定
する場合と、時間原点から所定時間オフセットした位相
を初期位相として指定測定範囲の波形を測定する場合と
がある。図7(C)は、時間原点t0から1周期の範囲
を測定して得た波形を示し、図7(D)は、時間原点t
0からオフセットした時刻t1から1周期終わりt01
までの範囲を測定して得た波形を示す。
7のt0)を初期位相として指定測定範囲の波形を測定
する場合と、時間原点から所定時間オフセットした位相
を初期位相として指定測定範囲の波形を測定する場合と
がある。図7(C)は、時間原点t0から1周期の範囲
を測定して得た波形を示し、図7(D)は、時間原点t
0からオフセットした時刻t1から1周期終わりt01
までの範囲を測定して得た波形を示す。
【0011】指定測定範囲内で測定できるデータ数(即
ち、設定できる位相の数)の上限は、例えばハード上の
制約から決まっており、測定範囲が広い程、設定できる
位相ピッチの最小値は長くなり時間分解能は下がる。
ち、設定できる位相の数)の上限は、例えばハード上の
制約から決まっており、測定範囲が広い程、設定できる
位相ピッチの最小値は長くなり時間分解能は下がる。
【0012】このため、信号の立ち上がりや立ち下がり
部分等を、時間分解能を上げて測定したい場合は、狭い
測定範囲を指定して時間分解能を上げて測定を行う。こ
の場合、時間原点よりオフセットした初期位相から測定
範囲を指定する場合が多い。
部分等を、時間分解能を上げて測定したい場合は、狭い
測定範囲を指定して時間分解能を上げて測定を行う。こ
の場合、時間原点よりオフセットした初期位相から測定
範囲を指定する場合が多い。
【0013】図8は、1周期より狭い測定範囲を時間分
解能を上げて測定する場合の説明図を示す。図8(A)
は、測定用トリガ信号を示し、図8(B)は、測定しよ
うとする配線における信号波形を示し、また、測定範囲
の例を、時刻t2〜t2Eと時刻t3〜t3Eの2か所
の太線で示す。
解能を上げて測定する場合の説明図を示す。図8(A)
は、測定用トリガ信号を示し、図8(B)は、測定しよ
うとする配線における信号波形を示し、また、測定範囲
の例を、時刻t2〜t2Eと時刻t3〜t3Eの2か所
の太線で示す。
【0014】図8(C)は、測定範囲を時刻t2(初期
位相)〜t2E(最終位相)とした場合に、測定波形を
表示装置の画面D1 に表示した様子を示す。図8(C)
では、波形の立ち上がり部分が時間分解能を上げて測定
された結果が表示されている。
位相)〜t2E(最終位相)とした場合に、測定波形を
表示装置の画面D1 に表示した様子を示す。図8(C)
では、波形の立ち上がり部分が時間分解能を上げて測定
された結果が表示されている。
【0015】同様に、図8(D)は、測定範囲を時刻t
3(初期位相)〜t3E(最終位相)とした場合に、測
定波形を表示装置の画面D2 に表示した様子を示す。図
8(D)では、波形の立ち上がり、及び立ち下がり部分
が時間分解能を上げて測定された結果が表示されてい
る。
3(初期位相)〜t3E(最終位相)とした場合に、測
定波形を表示装置の画面D2 に表示した様子を示す。図
8(D)では、波形の立ち上がり、及び立ち下がり部分
が時間分解能を上げて測定された結果が表示されてい
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の荷電ビー
ム波形測定装置では、一度に一つの測定範囲しか指定す
ることができない。このため、図8(B)のように、初
期位相の異なる複数の測定範囲について測定を行いたい
場合は、各測定範囲毎に、波形測定のための各種操作、
測定条件の設定と測定結果の取得を、繰り返し行う必要
があり、測定に要する時間が長く、測定効率が良くない
という問題がある。
ム波形測定装置では、一度に一つの測定範囲しか指定す
ることができない。このため、図8(B)のように、初
期位相の異なる複数の測定範囲について測定を行いたい
場合は、各測定範囲毎に、波形測定のための各種操作、
測定条件の設定と測定結果の取得を、繰り返し行う必要
があり、測定に要する時間が長く、測定効率が良くない
という問題がある。
【0017】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、一度に複数の測定範囲を指定して測定でき、効率的
に測定のできる波形測定方法及び波形測定装置を提供す
ることを目的とする。
で、一度に複数の測定範囲を指定して測定でき、効率的
に測定のできる波形測定方法及び波形測定装置を提供す
ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明装置の原理
構成図を示す。本発明の波形装置本体31は、被測定回
路を所定の繰り返し周期を持つ駆動信号で駆動し、上記
被測定回路の所定位置に荷電ビームを照射したことによ
り得られる信号を検出する。
構成図を示す。本発明の波形装置本体31は、被測定回
路を所定の繰り返し周期を持つ駆動信号で駆動し、上記
被測定回路の所定位置に荷電ビームを照射したことによ
り得られる信号を検出する。
【0019】測定条件入力手段32は、装置外部より指
定される、時間軸上の複数の測定範囲と前記各測定範囲
での測定条件を一度に取り込み、格納する。
定される、時間軸上の複数の測定範囲と前記各測定範囲
での測定条件を一度に取り込み、格納する。
【0020】測定制御手段33は、上記格納された複数
の測定範囲及び測定条件に従って、上記波形測定装置本
体31による荷電ビームの被測定回路への照射を制御
し、上記波形測定装置本体31から供給される検出信号
を測定して、上記複数の測定範囲の波形を一度に測定す
る。
の測定範囲及び測定条件に従って、上記波形測定装置本
体31による荷電ビームの被測定回路への照射を制御
し、上記波形測定装置本体31から供給される検出信号
を測定して、上記複数の測定範囲の波形を一度に測定す
る。
【0021】
【作用】本発明では、時間軸上の複数の測定範囲と各測
定範囲での測定条件を一度に取り込み、格納し、前記格
納された複数の測定範囲及び測定条件に従って、上記複
数の測定範囲の波形を一度に測定する。このため、各測
定範囲毎に、波形測定のための各種操作、測定条件の指
定、測定結果の取得を繰り返す必要が無く、測定に要す
る時間を短縮して、測定効率を向上させることを可能と
する。
定範囲での測定条件を一度に取り込み、格納し、前記格
納された複数の測定範囲及び測定条件に従って、上記複
数の測定範囲の波形を一度に測定する。このため、各測
定範囲毎に、波形測定のための各種操作、測定条件の指
定、測定結果の取得を繰り返す必要が無く、測定に要す
る時間を短縮して、測定効率を向上させることを可能と
する。
【0022】
【実施例】図2は本発明の一実施例の電子ビームテスタ
の構成図を示す。本実施例では、荷電ビームを用いる波
形測定装置の一例として、電子ビームテスタの場合で説
明する。波形測定装置本体は、電子ビーム鏡筒部13及
び試料室11からなる。
の構成図を示す。本実施例では、荷電ビームを用いる波
形測定装置の一例として、電子ビームテスタの場合で説
明する。波形測定装置本体は、電子ビーム鏡筒部13及
び試料室11からなる。
【0023】荷電ビーム制御回路14により制御される
電子銃1より電子ビームが出射される。電子銃1より出
射された電子ビームは、第1レンズ2、第2レンズ5、
第3レンズ9により、試料である集積回路10上に縮小
投影される。
電子銃1より電子ビームが出射される。電子銃1より出
射された電子ビームは、第1レンズ2、第2レンズ5、
第3レンズ9により、試料である集積回路10上に縮小
投影される。
【0024】サブブランカ3とメインブランカ4は、位
相制御回路15によりブランキング制御用パルスを供給
されて制御される。サブブランカ3、メインブランカ4
により、電子ビームは、ブランキング制御用パルスのレ
ベルに応じて、対物絞り21の穴を通過する位置か又は
穴から外れる位置に偏向される。従って、対物絞り21
の穴を通過した電子ビームは、ブランキング制御用パル
スに対応したパルスビームとなる。
相制御回路15によりブランキング制御用パルスを供給
されて制御される。サブブランカ3、メインブランカ4
により、電子ビームは、ブランキング制御用パルスのレ
ベルに応じて、対物絞り21の穴を通過する位置か又は
穴から外れる位置に偏向される。従って、対物絞り21
の穴を通過した電子ビームは、ブランキング制御用パル
スに対応したパルスビームとなる。
【0025】走査偏向器6は、位置決め制御回路16に
より制御されて、集積回路10上の測定する配線に照射
する電子ビームの位置決めを行う。エネルギー分析器8
は、集積回路10から放出された二次電子のエネルギー
を分析するためのもので、二次電子を集めて、二次電子
検出器7に導く。二次電子検出器7は、二次電子を検出
して検出信号を信号処理回路17に供給する。信号処理
回路17は、供給された検出信号を増幅した後、信号処
理を行い、測定データを生成する。
より制御されて、集積回路10上の測定する配線に照射
する電子ビームの位置決めを行う。エネルギー分析器8
は、集積回路10から放出された二次電子のエネルギー
を分析するためのもので、二次電子を集めて、二次電子
検出器7に導く。二次電子検出器7は、二次電子を検出
して検出信号を信号処理回路17に供給する。信号処理
回路17は、供給された検出信号を増幅した後、信号処
理を行い、測定データを生成する。
【0026】集積回路駆動回路19は、集積回路10を
動作させるためのものであり、所定の繰り返し周期を持
つ駆動信号を集積回路に供給する。同時に、この駆動信
号に同期しており、周期が上記繰り返し周期と同一であ
る基準トリガ信号を、位相制御回路15に供給してい
る。位相制御回路15では、基準トリガ信号そのまま、
又は、基準トリガ信号を分周した信号を、測定用トリガ
信号とする。
動作させるためのものであり、所定の繰り返し周期を持
つ駆動信号を集積回路に供給する。同時に、この駆動信
号に同期しており、周期が上記繰り返し周期と同一であ
る基準トリガ信号を、位相制御回路15に供給してい
る。位相制御回路15では、基準トリガ信号そのまま、
又は、基準トリガ信号を分周した信号を、測定用トリガ
信号とする。
【0027】集積回路10は、試料室11内の可動ステ
ージ22上に載置されており、可動ステージ22により
所定位置に位置決めされている。ステージ22は、図示
しないステージ制御回路により制御される。また、電子
ビーム鏡筒部13は、真空排気装置(図示せず)により
真空排気されている。
ージ22上に載置されており、可動ステージ22により
所定位置に位置決めされている。ステージ22は、図示
しないステージ制御回路により制御される。また、電子
ビーム鏡筒部13は、真空排気装置(図示せず)により
真空排気されている。
【0028】CPU(中央処理装置)12は、荷電ビー
ム制御回路14、位相制御回路15、位置決め制御回路
16、信号処理回路17、集積回路駆動回路19、表示
装置18等、電子ビームテスタ全体の制御を行う。また
CPU12は、各測定位相において、信号処理回路17
から検出信号の測定データを供給されて、この測定デー
タを読み込む。CPU12は、この読み込んだ測定デー
タを基に、測定数値、測定波形等の表示用データを生成
して表示装置18に供給する。表示装置18は、CPU
12から表示用データを供給されて、測定数値、測定波
形等を表示する。
ム制御回路14、位相制御回路15、位置決め制御回路
16、信号処理回路17、集積回路駆動回路19、表示
装置18等、電子ビームテスタ全体の制御を行う。また
CPU12は、各測定位相において、信号処理回路17
から検出信号の測定データを供給されて、この測定デー
タを読み込む。CPU12は、この読み込んだ測定デー
タを基に、測定数値、測定波形等の表示用データを生成
して表示装置18に供給する。表示装置18は、CPU
12から表示用データを供給されて、測定数値、測定波
形等を表示する。
【0029】入力装置23は、操作者が電子ビームテス
タの操作を行うためのものである。操作者は、入力装置
23を用いて、各種操作用コマンドの入力、測定条件の
入力等を行う。入力された操作用コマンド、測定条件等
のデータは、CPU12に取り込まれる。
タの操作を行うためのものである。操作者は、入力装置
23を用いて、各種操作用コマンドの入力、測定条件の
入力等を行う。入力された操作用コマンド、測定条件等
のデータは、CPU12に取り込まれる。
【0030】次に、本実施例における波形測定手順につ
いて説明する。図3は、本実施例で、CPU12により
実行される波形測定手順を示すフローチャートである。
また、図4は、測定対象信号と測定範囲の説明図を示
す。図4(A)は、集積回路10に供給される駆動信号
に同期した測定用トリガ信号を示す。図4(B)は、集
積回路10上の測定する配線における測定対象信号の一
例を示す。
いて説明する。図3は、本実施例で、CPU12により
実行される波形測定手順を示すフローチャートである。
また、図4は、測定対象信号と測定範囲の説明図を示
す。図4(A)は、集積回路10に供給される駆動信号
に同期した測定用トリガ信号を示す。図4(B)は、集
積回路10上の測定する配線における測定対象信号の一
例を示す。
【0031】図3のフローチャートで、ステップ101
が測定条件入力手段32であり、ステップ103〜ステ
ップ109が測定制御手段33である。また、ステップ
110が表示手段34である。
が測定条件入力手段32であり、ステップ103〜ステ
ップ109が測定制御手段33である。また、ステップ
110が表示手段34である。
【0032】ステップ101では、1番目からN番目ま
でのN個の測定範囲の、初期位相(測定範囲の前端)t
i、位相ピッチ(測定位相の間隔)pi 、及び最終位相
(測定範囲の後端)tiE(又は、測定範囲内のデータ
数)が、操作者により入力装置23を介して指定され
る。この指定された1番目からN番目までのN個の測定
範囲の、初期位相ti、位相ピッチpi 、及び最終位相
tiE(又は、測定範囲内のデータ数)を取り込み、C
PU12内蔵のメモリの所定位置に格納する。ここで、
iは、1〜Nの整数である。
でのN個の測定範囲の、初期位相(測定範囲の前端)t
i、位相ピッチ(測定位相の間隔)pi 、及び最終位相
(測定範囲の後端)tiE(又は、測定範囲内のデータ
数)が、操作者により入力装置23を介して指定され
る。この指定された1番目からN番目までのN個の測定
範囲の、初期位相ti、位相ピッチpi 、及び最終位相
tiE(又は、測定範囲内のデータ数)を取り込み、C
PU12内蔵のメモリの所定位置に格納する。ここで、
iは、1〜Nの整数である。
【0033】図4(B)では、1番目の測定範囲t1〜
t1Eと位相ピッチp1 、2番目の測定範囲t2〜t2
Eと位相ピッチp2 、及びN番目の測定範囲tN〜tN
Eと位相ピッチpN が指定された状態を示している。
t1Eと位相ピッチp1 、2番目の測定範囲t2〜t2
Eと位相ピッチp2 、及びN番目の測定範囲tN〜tN
Eと位相ピッチpN が指定された状態を示している。
【0034】ステップ102では、測定用トリガ信号の
周期を設定する。集積回路駆動回路19から位相制御回
路15に供給される基準トリガ信号の周期は、駆動信号
の繰り返し周期に一致している。位相制御回路15で
は、基準トリガ信号を基に生成した測定用トリガ信号の
周期を、測定の基準周期とする。指定された測定範囲
が、基準トリガ信号の1周期内であるときは、基準トリ
ガ信号を、そのまま、測定用トリガ信号とする。
周期を設定する。集積回路駆動回路19から位相制御回
路15に供給される基準トリガ信号の周期は、駆動信号
の繰り返し周期に一致している。位相制御回路15で
は、基準トリガ信号を基に生成した測定用トリガ信号の
周期を、測定の基準周期とする。指定された測定範囲
が、基準トリガ信号の1周期内であるときは、基準トリ
ガ信号を、そのまま、測定用トリガ信号とする。
【0035】また、指定された測定範囲が、基準トリガ
信号の隣接する2周期にかかっている場合がある。この
ような場合には、位相制御回路15を制御して、基準ト
リガ信号を分周した測定用トリガ信号を生成させる。こ
の分周により、測定用トリガ信号の周期内に、上記指定
された測定範囲が入るようにする。この場合、測定用ト
リガ信号の周期は、駆動信号の繰り返し周期(即ち、基
準トリガ信号の周期)の整数倍となる。
信号の隣接する2周期にかかっている場合がある。この
ような場合には、位相制御回路15を制御して、基準ト
リガ信号を分周した測定用トリガ信号を生成させる。こ
の分周により、測定用トリガ信号の周期内に、上記指定
された測定範囲が入るようにする。この場合、測定用ト
リガ信号の周期は、駆動信号の繰り返し周期(即ち、基
準トリガ信号の周期)の整数倍となる。
【0036】上記の測定用トリガ信号の周期の設定によ
り、測定用トリガ信号の周期毎に同じ位相で測定した複
数のデータを用いて平均化処理等を正しく行うことがで
きる。
り、測定用トリガ信号の周期毎に同じ位相で測定した複
数のデータを用いて平均化処理等を正しく行うことがで
きる。
【0037】ステップ103〜ステップ109では、C
PU12は、格納された1番目からN番目までのN個の
測定範囲の、初期位相ti、位相ピッチpi 、及び最終
位相tiE(又は、測定範囲内のデータ数)に従って、
各位相において、測定対象信号を測定する。
PU12は、格納された1番目からN番目までのN個の
測定範囲の、初期位相ti、位相ピッチpi 、及び最終
位相tiE(又は、測定範囲内のデータ数)に従って、
各位相において、測定対象信号を測定する。
【0038】ステップ103では、現在何番目の測定範
囲かを示すカウンタiを1とする。ステップ104で
は、各測定範囲内での位相を可変するためのカウンタj
を0とする。
囲かを示すカウンタiを1とする。ステップ104で
は、各測定範囲内での位相を可変するためのカウンタj
を0とする。
【0039】ステップ105では、位相制御回路15を
制御して、測定位相を、ti+j・pi に設定する。即
ち、各周期の測定位相ti+j・pi で、パルスビーム
が集積回路10の測定する配線に照射されるようにす
る。測定範囲の最初の測定では、j=0で、測定位相は
初期位相tiとなる。
制御して、測定位相を、ti+j・pi に設定する。即
ち、各周期の測定位相ti+j・pi で、パルスビーム
が集積回路10の測定する配線に照射されるようにす
る。測定範囲の最初の測定では、j=0で、測定位相は
初期位相tiとなる。
【0040】この設定した測定位相ti+j・pi にお
いて、測定対象信号を測定する。より具体的には、各周
期の測定位相ti+j・pi において信号処理回路17
が検出信号から生成した測定データを、CPU12が、
複数周期にわたって、所定回数取り込み、平均化処理を
行って、測定位相ti+j・pi における測定データと
する。
いて、測定対象信号を測定する。より具体的には、各周
期の測定位相ti+j・pi において信号処理回路17
が検出信号から生成した測定データを、CPU12が、
複数周期にわたって、所定回数取り込み、平均化処理を
行って、測定位相ti+j・pi における測定データと
する。
【0041】ステップ106では、カウンタjをプラス
1する。ステップ107では、次の測定位相ti+j・
pi を最終位相tiEと比較して、現在の測定範囲の最
終位相tiEにおける測定が終了したかどうかを判断す
る。ti+j・pi ≦tiEの場合は、最終位相tiE
における測定が終了していないので、ステップ105に
戻って現在の測定範囲に置ける測定を続ける。ti+j
・pi >tiEの場合は、最終位相tiEにおける測定
が終了しているので、ステップ108に進む。
1する。ステップ107では、次の測定位相ti+j・
pi を最終位相tiEと比較して、現在の測定範囲の最
終位相tiEにおける測定が終了したかどうかを判断す
る。ti+j・pi ≦tiEの場合は、最終位相tiE
における測定が終了していないので、ステップ105に
戻って現在の測定範囲に置ける測定を続ける。ti+j
・pi >tiEの場合は、最終位相tiEにおける測定
が終了しているので、ステップ108に進む。
【0042】ステップ108では、1番目〜N番目の全
部の測定範囲の測定が終了したかどうかを判断する。i
<Nの場合には、全測定範囲の測定が終了していないの
で、ステップ109でカウンタiをプラス1して、ステ
ップ104に戻り、次の測定範囲の測定を続ける。i=
Nの場合は、全測定範囲の測定が終了しているので、ス
テップ110に進む。
部の測定範囲の測定が終了したかどうかを判断する。i
<Nの場合には、全測定範囲の測定が終了していないの
で、ステップ109でカウンタiをプラス1して、ステ
ップ104に戻り、次の測定範囲の測定を続ける。i=
Nの場合は、全測定範囲の測定が終了しているので、ス
テップ110に進む。
【0043】ステップ110では、得られた測定データ
を用いて、表示装置18に、各測定範囲の測定波形を表
示する。図5は、表示装置に表示される測定波形の例を
示す。図5では、図4の1番目の測定範囲t1〜t1E
の測定波形W1と、2番目の測定範囲t2〜t2Eの測
定波形W2を、表示装置18の1画面D11に同時に表示
した状態を示している。測定波形の表示方法としては、
各測定範囲の波形を、複数の画面に別々に表示すること
も可能である。また、各測定範囲の測定波形の容量が、
表示装置18の表示容量を越えた場合には、自動的に、
複数の画面に各測定波形を別々に表示するようにしても
よい。
を用いて、表示装置18に、各測定範囲の測定波形を表
示する。図5は、表示装置に表示される測定波形の例を
示す。図5では、図4の1番目の測定範囲t1〜t1E
の測定波形W1と、2番目の測定範囲t2〜t2Eの測
定波形W2を、表示装置18の1画面D11に同時に表示
した状態を示している。測定波形の表示方法としては、
各測定範囲の波形を、複数の画面に別々に表示すること
も可能である。また、各測定範囲の測定波形の容量が、
表示装置18の表示容量を越えた場合には、自動的に、
複数の画面に各測定波形を別々に表示するようにしても
よい。
【0044】なお、図3の測定手順においては、1番目
〜N番目の測定範囲は、必ずしも時間順に並んでいなく
ともよい。
〜N番目の測定範囲は、必ずしも時間順に並んでいなく
ともよい。
【0045】上記のように、本実施例では、複数の測定
範囲と各測定範囲での測定条件を、初期位相、最終位
相、位相ピッチ(又は、データ数)として一度に取り込
んで格納する。この格納された初期位相、最終位相、位
相ピッチ(又は、データ数)に従って、上記複数の測定
範囲の波形を一度に測定し、測定波形を表示する。この
ため、従来装置と異なり、各測定範囲毎に、波形測定の
ための装置の各種操作、測定条件の指定、測定結果の取
得を繰り返す必要が無く、測定に要する時間を短縮し
て、測定効率を向上させることができる。
範囲と各測定範囲での測定条件を、初期位相、最終位
相、位相ピッチ(又は、データ数)として一度に取り込
んで格納する。この格納された初期位相、最終位相、位
相ピッチ(又は、データ数)に従って、上記複数の測定
範囲の波形を一度に測定し、測定波形を表示する。この
ため、従来装置と異なり、各測定範囲毎に、波形測定の
ための装置の各種操作、測定条件の指定、測定結果の取
得を繰り返す必要が無く、測定に要する時間を短縮し
て、測定効率を向上させることができる。
【0046】また、複数の測定範囲の測定波形を、1画
面に表示する方式の場合には、各測定範囲の波形を容易
に比較検討することができる。また、複数の測定範囲の
各測定波形を、複数の画面に別々に表示する方式の場合
には、所望の測定範囲の波形を選択して、選択した波形
を詳細に表示することができる。
面に表示する方式の場合には、各測定範囲の波形を容易
に比較検討することができる。また、複数の測定範囲の
各測定波形を、複数の画面に別々に表示する方式の場合
には、所望の測定範囲の波形を選択して、選択した波形
を詳細に表示することができる。
【0047】図6は、本実施例における別の波形測定手
順を示すフローチャートである。図6のフローチャート
で、ステップ201が測定条件入力手段32であり、ス
テップ203〜ステップ207が測定制御手段33であ
る。また、ステップ208が表示手段34である。
順を示すフローチャートである。図6のフローチャート
で、ステップ201が測定条件入力手段32であり、ス
テップ203〜ステップ207が測定制御手段33であ
る。また、ステップ208が表示手段34である。
【0048】ステップ201では、図3のステップ10
1と同様に、指定された1番目からN番目までのN個の
測定範囲の、初期位相ti、位相ピッチpi 、及び最終
位相tiE(又は、測定範囲内のデータ数)を取り込
み、CPU12内蔵のメモリの所定位置に格納する。こ
こで、iは、1〜Nの整数である。
1と同様に、指定された1番目からN番目までのN個の
測定範囲の、初期位相ti、位相ピッチpi 、及び最終
位相tiE(又は、測定範囲内のデータ数)を取り込
み、CPU12内蔵のメモリの所定位置に格納する。こ
こで、iは、1〜Nの整数である。
【0049】ステップ202では、図3のステップ10
2と同様に、必要な場合には、基準トリガ信号を分周し
て測定用トリガ信号とし、測定用トリガ信号の周期を設
定する。これにより、測定用トリガ信号の周期毎に同じ
位相で測定した複数のデータを用いて平均化処理等を正
しく行うことができる。
2と同様に、必要な場合には、基準トリガ信号を分周し
て測定用トリガ信号とし、測定用トリガ信号の周期を設
定する。これにより、測定用トリガ信号の周期毎に同じ
位相で測定した複数のデータを用いて平均化処理等を正
しく行うことができる。
【0050】ステップ203では、複数の測定範囲の測
定する全位相を、時間的に一連の測定順に並べて、測定
位相tA1〜tAMとする。即ち、測定位相t1〜t1
E、t2〜t2E、・・・、tN〜tNEが、測定位相
tA1〜tAMに対応する。
定する全位相を、時間的に一連の測定順に並べて、測定
位相tA1〜tAMとする。即ち、測定位相t1〜t1
E、t2〜t2E、・・・、tN〜tNEが、測定位相
tA1〜tAMに対応する。
【0051】ステップ204では、測定位相全体の測定
順を示すカウンタmを1とする。ステップ205では、
測定位相をtAmに設定して、測定位相tAmにおい
て、測定対象信号を測定する。即ち、測定位相tAm
で、パルスビームを集積回路10の測定する配線に照射
させて、信号処理回路17が検出信号から生成した測定
データを、CPU12が複数周期にわたって所定回数取
り込み、平均化処理を行って測定位相tAmにおける測
定データとする。
順を示すカウンタmを1とする。ステップ205では、
測定位相をtAmに設定して、測定位相tAmにおい
て、測定対象信号を測定する。即ち、測定位相tAm
で、パルスビームを集積回路10の測定する配線に照射
させて、信号処理回路17が検出信号から生成した測定
データを、CPU12が複数周期にわたって所定回数取
り込み、平均化処理を行って測定位相tAmにおける測
定データとする。
【0052】ステップ206では、カウンタmをプラス
1する。ステップ207では、最後の測定位相tAMで
の測定を終了したかどうかを判断する。m≦Mの場合
は、最後の測定位相tAMでの測定を終了していないの
で、ステップ205に戻り、次の測定位相での測定を続
ける。m>Mの場合は、最後の測定位相tAMでの測定
を終了しているので、ステップ208に進む。
1する。ステップ207では、最後の測定位相tAMで
の測定を終了したかどうかを判断する。m≦Mの場合
は、最後の測定位相tAMでの測定を終了していないの
で、ステップ205に戻り、次の測定位相での測定を続
ける。m>Mの場合は、最後の測定位相tAMでの測定
を終了しているので、ステップ208に進む。
【0053】ステップ208では、得られた測定データ
を用いて、図3のステップ110と同様に、表示装置1
8に、各測定範囲の測定波形を表示する。
を用いて、図3のステップ110と同様に、表示装置1
8に、各測定範囲の測定波形を表示する。
【0054】図6の測定手順の場合も、図3の測定手順
と同様に、複数の測定範囲の波形を一度に測定し、測定
波形を表示するため、従来装置と異なり、各測定範囲毎
に、波形測定のための装置の各種操作、測定条件の指
定、測定結果の取得を繰り返す必要が無く、測定に要す
る時間を短縮して、測定効率を向上させることができ
る。また、全部の測定位相tA1〜tAMを予め算出し
ておくため、測定実行時の処理を簡単にすることができ
る。
と同様に、複数の測定範囲の波形を一度に測定し、測定
波形を表示するため、従来装置と異なり、各測定範囲毎
に、波形測定のための装置の各種操作、測定条件の指
定、測定結果の取得を繰り返す必要が無く、測定に要す
る時間を短縮して、測定効率を向上させることができ
る。また、全部の測定位相tA1〜tAMを予め算出し
ておくため、測定実行時の処理を簡単にすることができ
る。
【0055】なお、また、別の測定手順として、測定位
相t1〜t1E、t2〜t2E、・・・、tN〜tNE
を、時間順ではなく、ランダムな順で選択して測定する
方法も可能である。この場合、電子ビームを照射したと
きの集積回路10の配線の信号レベルが時間的にばらつ
くため、配線に電子ビームを照射することにより生じる
帯電の影響を軽減することができる。
相t1〜t1E、t2〜t2E、・・・、tN〜tNE
を、時間順ではなく、ランダムな順で選択して測定する
方法も可能である。この場合、電子ビームを照射したと
きの集積回路10の配線の信号レベルが時間的にばらつ
くため、配線に電子ビームを照射することにより生じる
帯電の影響を軽減することができる。
【0056】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、時間軸上
の複数の測定範囲と各測定範囲での測定条件を一度に取
り込み、格納し、前記格納された複数の測定範囲及び測
定条件に従って、上記複数の測定範囲の波形を一度に測
定するため、各測定範囲毎に、波形測定のための各種操
作、測定条件の指定、測定結果の取得を繰り返す必要が
無く、測定に要する時間を短縮して、測定効率を向上さ
せることができる特長を有する。
の複数の測定範囲と各測定範囲での測定条件を一度に取
り込み、格納し、前記格納された複数の測定範囲及び測
定条件に従って、上記複数の測定範囲の波形を一度に測
定するため、各測定範囲毎に、波形測定のための各種操
作、測定条件の指定、測定結果の取得を繰り返す必要が
無く、測定に要する時間を短縮して、測定効率を向上さ
せることができる特長を有する。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例の電子ビームテスタの構成図
である。
である。
【図3】本実施例における波形測定手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図4】測定対象信号と測定範囲の説明図である。
【図5】表示波形の説明図である。
【図6】本実施例における別の波形測定手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図7】測定する波形の説明図である。
【図8】時間分解能を上げて測定する場合の説明図であ
る。
る。
1 電子銃 2 第1レンズ 3 サブブランカ 4 メインブランカ 5 第2レンズ 6 走査偏向器 7 二次電子分析器 8 エネルギー分析器 9 第3レンズ 10 集積回路 11 試料室 12 CPU 13 電子ビーム鏡筒部 14 荷電ビーム制御回路 15 位相制御回路 16 位置決め制御回路 17 信号処理回路 18 表示装置 19 集積回路駆動回路 21 対物絞り 22 可動ステージ 23 入力装置 31 波形測定装置本体 32 測定条件入力手段 33 測定制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 裕美 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の繰り返し周期を持つ駆動信号で駆
動される被測定回路(10)の所定位置に荷電ビームを
照射したことにより得られる信号を検出して、上記被測
定回路(10)の所定位置の波形を測定する波形測定方
法において、 装置外部より指定される、時間軸上の複数の測定範囲と
前記各測定範囲での測定条件を一度に取り込み、格納
し、 上記格納された複数の測定範囲及び測定条件に従って、
上記複数の測定範囲の波形を一度に測定することを特徴
とする波形測定方法。 - 【請求項2】 前記測定範囲及び測定条件として、前記
測定範囲の前端の位相、前記測定範囲の後端の位相、及
び、上記測定範囲内での測定位相の間隔を指定されるこ
とを特徴とする請求項1記載の波形測定方法。 - 【請求項3】 所定の繰り返し周期を持つ駆動信号で駆
動される被測定回路(10)の所定位置に荷電ビームを
照射したことにより得られる信号を検出して、上記被測
定回路(10)の所定位置の波形を測定する波形測定装
置において、 被測定回路(10)を上記駆動信号で駆動し、上記被測
定回路の所定位置に荷電ビームを照射したことにより得
られる信号を検出する波形装置本体(31)と、 装置外部より指定される、時間軸上の複数の測定範囲と
前記各測定範囲での測定条件を一度に取り込み、格納す
る測定条件入力手段(32)と、 上記格納された複数の測定範囲及び測定条件に従って、
上記波形測定装置本体(31)による荷電ビームの被測
定回路(10)への照射を制御し、上記波形測定装置本
体(31)から供給される検出信号を測定して、上記複
数の測定範囲の波形を一度に測定する測定制御手段(3
3)とを有することを特徴とする波形測定装置。 - 【請求項4】 前記測定範囲及び測定条件として、前記
測定範囲の前端の位相、前記測定範囲の後端の位相、及
び、上記測定範囲内での測定位相の間隔を指定されるこ
とを特徴とする請求項3記載の波形測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5296639A JPH07151835A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 波形測定方法及び波形測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5296639A JPH07151835A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 波形測定方法及び波形測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07151835A true JPH07151835A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=17836146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5296639A Withdrawn JPH07151835A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 波形測定方法及び波形測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07151835A (ja) |
-
1993
- 1993-11-26 JP JP5296639A patent/JPH07151835A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |