JPH07151523A - 電子部品検査装置 - Google Patents

電子部品検査装置

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Publication number
JPH07151523A
JPH07151523A JP5300583A JP30058393A JPH07151523A JP H07151523 A JPH07151523 A JP H07151523A JP 5300583 A JP5300583 A JP 5300583A JP 30058393 A JP30058393 A JP 30058393A JP H07151523 A JPH07151523 A JP H07151523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
electronic part
tone
illumination
photochromic glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP5300583A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Ido
太加雄 井戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5300583A priority Critical patent/JPH07151523A/ja
Publication of JPH07151523A publication Critical patent/JPH07151523A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品を反射光像で視覚認識する場合、比
較的小さな照明強度の変化で、電子部品と背景とのコン
トラストが大きく変化するようにする。 【構成】 電子部品保持装置11に保持された電子部品
1を照明装置14で照明し、その反射光像をカメラ1
6、17で撮影し、画像処理装置21で像の解析を行
い、リ−ド2の変形、また電子部品1自身の角度ずれ、
位置ずれを検査する。電子部品1の背後に置かれる背景
板13はフォトクロミックガラス30で構成され、照明
の強度が増せば色調が明色調から暗色調へと転じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品製造工程ある
いは電子回路基板製造工程で用いる電子部品検査装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品、特にQFP(クァドフラット
トパッケ−ジ)部品のような多数のリ−ドを有する電子
部品については、製造あるいは基板への実装にあたり、
視覚認識装置で部品形状をチェックすることが通例にな
っている。電子回路基板製造工程にあっては、形状のみ
ならず、装着用吸引ノズルに対する位置ずれ、角度ずれ
もチェックされる。電子部品の認識には、部品の背後か
ら光を当て、そのシルエットを撮影するやり方と、部品
の正面から光を当て、反射光像を撮影するやり方の二通
りがある。反射光像を撮影する場合には、背景をモノト
−ンにして部品形状を際立たせるため、背景板を置くこ
とが多い。その例を特開平1−284978号公報、特
開平2−73700号公報、特開平2−148900号
公報に見ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子部品の視覚認識に
あたっては、認識率を高めるため、照明条件を最適に調
整しなければならない。認識率が基準に達しないとき
は、通常、照明の強度を高めることになる。但し部品に
よっては、照明強度を高めたことによりぎらつきが大き
くなり、かえって認識率が低下する場合がある。本発明
はこの点の解決を目指すものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、電子部品の
背後に置く背景板を、フォトクロミックガラスにより構
成した。
【0005】
【作用】照明の強度を上げると、フォトクロミックガラ
スの色調が明色調から暗色調へと移行する。そのため、
電子部品と背景とのコントラストが、照明の強度変化以
上に大きくなる。
【0006】
【実施例】図1において、1は4辺にリ−ド2の列を有
するQFP形電子部品である。電子部品検査装置10の
電子部品保持装置11は、吸引ノズル12により電子部
品1を吸着保持するものであって、図示しない移動装置
により空間内を移動し、電子部品1のピックアンドプレ
−スを行う。移動装置としては、ロ−タリ−インデック
ステ−ブル、直角座標型ロボット、多関節型ロボット等
を用いることができる。吸引ノズル12は電子部品保装
置本体から下方に進出可能である。吸引ノズル12の、
先端より少し上の位置には背景板13を固定する。背景
板13は、電子部品1の背後にモノト−ンの背景をつく
り、電子部品1の認識を容易にする役割を担う。
【0007】14はリング状の照明装置である。照明装
置14の内径は、背景板13の通過を許す、あるいは吸
引ノズル12に吸着された電子部品1の下方からの観察
を可能にする寸法になっている。照明装置14は、電子
部品保持装置11と共に移動装置に保持されるか、ある
いは電子部品保持装置11から独立して固定位置に支持
される。照明装置14は内面一面に多数の発光体15を
有し、電子部品1を斜め下方から照らす。発光体15と
しては発光ダイオ−ドを用いることができる。発光ダイ
オ−ドは、同色のものをもって、あるいは異なる色のも
ののとり合わせをもって、群とする。
【0008】16、17はカメラである。カメラとして
は工業用テレビカメラを使用する。18、19は電子部
品保持装置11の中心からの垂線に関し点対称の位置に
設けられた台座で、カメラ16、17を、それぞれ電子
部品1を斜め下から仰ぎ見るような形に取り付けてい
る。カメラ16、17はいずれも電子部品1の全景を視
野におさめる。
【0009】20は撮像部制御装置で、カメラ16、1
7と照明装置14を制御する。21は画像処理装置であ
る。22は電子部品検査装置10全体の動作を司る制御
装置である。
【0010】電子部品検査装置10の動作は次のように
なる。まず電子部品保持装置11が図示しない部品供給
装置から電子部品1をピックアップし、照明装置14の
上方に位置決めする。適当な照明条件のもとで、カメラ
16、17が電子部品1の反射光像を異なる角度から撮
影する。その反射光像を画像処理装置21にかけ、認識
を行う。2方向からの像は画像処理装置21で合成さ
れ、3次元像となる。その3次元像を画像処理装置21
で解析し、どのリ−ド2に浮きが発生しているかを知
り、変形量を計測する。リ−ド2の変形が許容範囲内の
電子部品1はそのまま図示しない回路基板に装着する
が、リ−ド2の変形が許容範囲を超えているものは装着
作業に移行することなく矯正工程にまわす。なお画像処
理装置21は、リ−ド2の上下方向の変形だけでなく、
水平方向の変形、また電子部品1の位置ずれ、角度ずれ
も計測する。
【0011】電子部品検査装置10において、電子部品
1のリ−ド2が常に一定高さに置かれるものとすれば、
カメラ16、17のレンズは固定焦点にしておけば良い
が、何らかの理由によりリ−ド2の高さを変えて観測せ
ざるを得ないような場合にはズ−ムレンズを用いるか、
カメラ全体を光軸方向に移動させる駆動装置を設け、撮
像部制御装置20で合焦操作を行うことになる。また必
要とあらば台座18、19に電動式のものを用い、カメ
ラ16、17の仰角を変え、視野をずらすことも可能で
ある。
【0012】背景板13は次のように構成される。30
は照明装置14に相対する側の面を構成する、平板状の
フォトクロミックガラス(photochromic glass)であ
る。フォトクロミックガラス30は光が当ると色調が暗
くなるという性質を有する。照明装置14との組み合わ
せにおいて、光に対する感度がどの程度であるのが良い
か、実験により確認し、発明の目的にマッチした特性の
ガラスを選択する。31はフォトクロミックガラス30
の裏側に貼り合わせた不透明の裏打体である。裏打体3
1があるため、背後のものがすけて見えることはない。
背景板13の強度を確保するため、裏打体31には金属
あるいはプラスチックを使用するのが良いが、フォトク
ロミックガラス30が相当程度厚ければ、単に不透明の
塗装を施して済ますこともできる。金属を使用する場合
には、アルミニウム、ステンレス、銅、黄銅のような色
調の明るいもの、あるいは適当な明度の塗装またはメッ
キを施したものを用いる。フォトクロミックガラス30
の表面には反射防止用のコ−ティングを施す。あるいは
その表面をブラスト加工してすりガラスにしておく。
【0013】背景板13は、フォトクロミックガラス3
0自身の色と、裏打体31の色がミックスした色の背景
を電子部品1の背後に形成する。認識率に不満があり、
照明の強度を高めると、それを感受してフォトクロミッ
クガラス30の色調が明色調から暗色調へと移行する。
そのため照明の強度変化以上に電子部品1と背景とのコ
ントラストが大きくなる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、電子部品と背景板との
コントラストが照明強度の変化以上に大きく変化するか
ら、認識率向上のため照明強度を上げる場合でも、電子
部品に不必要なぎらつきが生じる程照明を強くする必要
がない。従って高い認識率の確保が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成図である。
【符号の説明】
1 電子部品 2 リ−ド 10 電子部品検査装置 11 電子部品保持装置 14 照明装置 16 カメラ 17 カメラ 21 画像処理装置 13 背景板 30 フォトクロミックガラス 31 裏打体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品に照明をあて、その反射光像を
    撮影して検査を行うものにおいて、前記電子部品の背後
    に置く背景板を、フォトクロミックガラスにより構成し
    たことを特徴とする電子部品検査装置。
  2. 【請求項2】 背景板を、フォトクロミックガラスと、
    不透明の裏打体により構成したことを特徴とする電子部
    品検査装置。
JP5300583A 1993-11-30 1993-11-30 電子部品検査装置 Pending JPH07151523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5300583A JPH07151523A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 電子部品検査装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5300583A JPH07151523A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 電子部品検査装置

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Publication Number Publication Date
JPH07151523A true JPH07151523A (ja) 1995-06-16

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ID=17886594

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JP5300583A Pending JPH07151523A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 電子部品検査装置

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JP (1) JPH07151523A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000016076A1 (en) * 1998-09-17 2000-03-23 Viewwell Co., Ltd. Electronic component lead inspection device
KR20150034649A (ko) * 2013-09-26 2015-04-03 에이에스엠 어셈블리 시스템즈 게엠베하 운트 콤파니 카게 진동, 및 통합된 카메라에 의한 하부로부터의 소자의 광학 검출을 이용한 소자의 제공
KR101868331B1 (ko) * 2013-09-26 2018-06-19 에이에스엠 어셈블리 시스템즈 게엠베하 운트 콤파니 카게 개별화된 소자들을 이송하기 위한 장치
CN108267459A (zh) * 2018-01-19 2018-07-10 凌云光技术集团有限责任公司 一种背光检测印刷品低对比度缺陷的方法及装置

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CN108267459A (zh) * 2018-01-19 2018-07-10 凌云光技术集团有限责任公司 一种背光检测印刷品低对比度缺陷的方法及装置
CN108267459B (zh) * 2018-01-19 2021-06-18 凌云光技术股份有限公司 一种背光检测印刷品低对比度缺陷的方法及装置

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