JPH07151090A - 横型回転圧縮機 - Google Patents

横型回転圧縮機

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Publication number
JPH07151090A
JPH07151090A JP29823893A JP29823893A JPH07151090A JP H07151090 A JPH07151090 A JP H07151090A JP 29823893 A JP29823893 A JP 29823893A JP 29823893 A JP29823893 A JP 29823893A JP H07151090 A JPH07151090 A JP H07151090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary heating
oil
heater
rotary compressor
heating element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29823893A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Masuda
晋一 増田
Yasuhiko Utsunomiya
恭彦 宇都宮
Masanori Yamashita
将徳 山下
Takashi Arai
隆至 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP29823893A priority Critical patent/JPH07151090A/ja
Publication of JPH07151090A publication Critical patent/JPH07151090A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密閉容器への補助加熱体の取付けを簡便かつ
容易にして、オイル溜りのオイルの寝込み防止を効果的
に発揮させることができるようにする。 【構成】 密閉容器1の外周底面1aに取り付けられる
補助加熱体10を、同一平面上に蛇行させて配置した線
状のヒータ11を耐熱性弾性素材12にて被覆保護して
シート状に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば空調機あるい
は冷凍機等に搭載される横型回転圧縮機の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、縦型あるいは横型の回転圧縮機
(ロータリーコンプレッサ)は、クランクケースヒータ
と称される寝込み防止用の補助加熱体が密閉容器の外部
に設置されており、この補助加熱体にて密閉容器内底部
のオイル溜りに貯溜されたオイルを加熱することによ
り、オイルの寝込みを防止している。
【0003】従来の寝込み防止に使用される補助加熱体
は、線状のヒータが主流であり、縦型の回転圧縮機にお
いては、線状のヒータをオイル溜りに対応位置する密閉
容器底部の支脚部上に巻き付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の線状のヒータを横型の回転圧縮機に使用し
て、縦型の回転圧縮機と同様に密閉容器底部の支脚部上
に巻き付けた場合、密閉容器が横型に配置されているこ
とから、支脚部の間隔が大きく、しかも、オイル溜りの
オイルがエンドキャップから電動要素及び回転圧縮要素
に亘って広範囲に分散されて貯溜されているために、縦
型のものと同一のヒータ出力では加熱能力が不足し、こ
れによって、オイルの加熱が不充分となり、寝込み防止
として十分に効果を発揮させることができない。
【0005】また、密閉容器内底部のオイル溜り全域に
補助加熱体を設置すれば、寝込み防止効果を発揮させる
ことができるが、線状のヒータであるために、密閉容器
への取付けが困難であるばかりでなく、ヒータ出力を高
める必要があり、これによって、エネルギ損失が増大す
るという問題があった。
【0006】
【発明の目的】この発明の目的は、密閉容器への補助加
熱体の取付けを簡便かつ容易にして、オイル溜りのオイ
ルの寝込み防止を効果的に発揮させることができるよう
にした横型回転圧縮機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、回転圧縮要素と、この回転圧縮要
素を駆動させる電動要素とが収納支持された密閉容器の
外周底面に補助加熱体を取付けてなるとともに、この補
助加熱体は、同一平面上に蛇行させて配置した線状のヒ
ータを耐熱性弾性素材にて被覆保護してシート状に形成
してなる構成としたものである。
【0008】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、補助加熱体が同一平面上に蛇行させて配置
した線状のヒータを耐熱性弾性素材にて被覆保護してシ
ート状に形成されているために、密閉容器の外周底面へ
の補助加熱体の取付けが簡便にかつ容易に行なえる。
【0009】また、補助加熱体を密閉容器の外周底面に
取付けてなるために、オイル溜りのオイルの加熱が効率
良く行なえ、これによって、寝込み防止を効果的に発揮
させることが可能になる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図面に基づいて
詳細に説明すると、図1に示すように、図中1はこの発
明に係る横型回転圧縮機を構成する密閉容器である。
【0011】この密封容器1内には、回転圧縮要素2
と、この回転圧縮要素2を駆動させる電動要素3が左右
横方向に収納支持されていて、その内底部は、オイルH
を貯溜してなるオイル溜り4となっている。
【0012】そして、前記密閉容器1の回転圧縮要素2
と電動要素3とに跨る位置に相当する外周底面1aは、
に左右一対の支脚部5,5が設けられていて、これら支
脚部5,5間には、補助加熱体10が取付けられてい
る。
【0013】この補助加熱体10は、図2及び図3に示
すように、同一平面上に蛇行させて配置した線状のヒー
タ11をゴム等の耐熱性を有する弾性素材12にてモー
ルドしてシート状に被覆保護してなるもので、前記密閉
容器1の外周底面1aに耐熱性(最大200度)を有す
る接着剤(図示せず)にて貼着されるようになっていい
る。
【0014】また、図4及び図5は、前記補助加熱体1
0の他の実施例を示すもので、線状のヒータ11を熱伝
導率の高い金属板13の表面上に蛇行させて配置してハ
ンダ付け等により固定した後、ゴム等の耐熱性を有する
弾性素材12にてモールドしてシート状に被覆保護して
なる構成を有するものである。
【0015】なお、上記の実施例においては、補助加熱
体10を密閉容器1の外周底面1aに取付ける際、耐熱
性を有する接着剤にて貼着したが、他の手段としては、
図6に示すように、補助加熱体10をバンド21,21
にて締付け固定したり、あるいは、図7及び図8に示す
ように、密閉容器1から支脚部5,5が取外された状態
の塗装前に、ゴムチューブ31を密閉容器1の外周面に
挿入して、補助加熱体10を仮止めし、ゴムチューブ3
1に加熱して縮小させることにより補助加熱体10を本
止めし固定した後、支脚部5,5を取付けるようにして
も良く、その選択は任意である。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、密閉容器の外周底面に取り付けられる補助加熱体
を、同一平面上に蛇行させて配置した線状のヒータを耐
熱性弾性素材にて被覆保護してシート状に形成してなる
ことから、密閉容器の外周底面への取付けを簡便にかつ
容易に行なうことができ、作業性を向上させることがで
きる。
【0017】また、補助加熱体を密閉容器の外周底面に
取付けてなるために、オイル溜りのオイルの加熱を効率
良く行なうことができ、これによって、寝込み防止を効
果的に発揮させることができるとともに、電動要素をも
加熱するために、始動性を高めることができる。
【0018】さらに、補助加熱体の線状のヒータを同一
平面上に蛇行させて配置してなるために、保温性及び信
頼性を向上させることができるとともに、省電力を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る横型回転圧縮機の一実施例を
示す密封容器の外周底面への補助加熱体の取付け状態の
一部切欠き縦断側面図。
【図2】 同じく補助加熱体の平面図。
【図3】 図1のA−A線における補助加熱体の断面
図。
【図4】 補助加熱体の他の実施例を示す平面図。
【図5】 図4のB−B線における補助加熱体の断面
図。
【図6】 密封容器外周底面への補助加熱体の他の取付
け状態を示す説明図。
【図7】 密封容器外周底面への補助加熱体の他の取付
け状態を分解して示す説明図。
【図8】 図7における密封容器外周底面への補助加熱
体の取付け状態を示す説明図。
【符号の説明】
1・・・密閉容器、 1a・・・外周底面、 2・・・回転圧縮要素、 3・・・電動要素、 4・・・オイル溜り、 5,5・・・支脚部、 10・・・補助加熱体、 11・・・線状のヒータ、 12・・・弾性素材、 13・・・金属板 H・・・オイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 隆至 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転圧縮要素と、この回転圧縮要素を駆動
    させる電動要素とが収納支持された密閉容器の外周底面
    に補助加熱体を取付けてなるとともに、 この補助加熱体は、同一平面上に蛇行させて配置した線
    状のヒータを耐熱性弾性素材にて被覆保護してシート状
    に形成したことを特徴とする横型回転圧縮機。
  2. 【請求項2】補助加熱体の線状のヒータを熱伝導率の高
    い金属板の表面上に蛇行させて配置したことを特徴とす
    る請求項1記載の横型回転圧縮機。
  3. 【請求項3】補助加熱体を、密閉容器の電動要素と回転
    圧縮要素とに跨る位置に相当する底部に左右一対の支脚
    部間に取付けたことを特徴とする請求項1または2記載
    の横型回転圧縮機。
JP29823893A 1993-11-29 1993-11-29 横型回転圧縮機 Pending JPH07151090A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29823893A JPH07151090A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 横型回転圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29823893A JPH07151090A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 横型回転圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07151090A true JPH07151090A (ja) 1995-06-13

Family

ID=17857027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29823893A Pending JPH07151090A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 横型回転圧縮機

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JP (1) JPH07151090A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022268031A1 (zh) * 2021-06-25 2022-12-29 丹佛斯商用压缩机公司 涡旋式压缩机和用于控制涡旋式压缩机的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022268031A1 (zh) * 2021-06-25 2022-12-29 丹佛斯商用压缩机公司 涡旋式压缩机和用于控制涡旋式压缩机的方法

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