JPH07150450A - 目掛替え針 - Google Patents
目掛替え針Info
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- JPH07150450A JPH07150450A JP6223510A JP22351094A JPH07150450A JP H07150450 A JPH07150450 A JP H07150450A JP 6223510 A JP6223510 A JP 6223510A JP 22351094 A JP22351094 A JP 22351094A JP H07150450 A JPH07150450 A JP H07150450A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B35/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
- D04B35/02—Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 編成過程中に選針部材が針幹から解離される
ことを阻止することにある。 【構成】 一端で針幹の側部に固定された掛替えばねを
備えた目掛替え針が、針幹上面に配置された縦長の選針
部材を有していて、この選針部材の一方の端部範囲が連
結個所で針幹に形状接続的に剛性的に連結されており、
このために、針幹が連結個所で、横方向に連続的に延び
る少なくとも１つの切欠きを有していて、この切欠き内
に選針部材が適当な連結部分によって差し込まれてお
り、編成過程中に選針部材が針幹から解離されることを
阻止するために、選針部材（２１）が連結個所（２２）
の範囲で掛替えばね（７）によって側方から案内されて
いる。
ことを阻止することにある。 【構成】 一端で針幹の側部に固定された掛替えばねを
備えた目掛替え針が、針幹上面に配置された縦長の選針
部材を有していて、この選針部材の一方の端部範囲が連
結個所で針幹に形状接続的に剛性的に連結されており、
このために、針幹が連結個所で、横方向に連続的に延び
る少なくとも１つの切欠きを有していて、この切欠き内
に選針部材が適当な連結部分によって差し込まれてお
り、編成過程中に選針部材が針幹から解離されることを
阻止するために、選針部材（２１）が連結個所（２２）
の範囲で掛替えばね（７）によって側方から案内されて
いる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、目掛替え針であって、
一端で針幹の側面に固定された掛替えばねと、針幹上面
に配置された縦長の選針部材とが設けられていて、この
選針部材の一方の端部範囲が連結個所で針幹に形状接続
的に剛性的に連結されていて、この場合針幹が連結個所
で、横方向に連続的に延びる少なくとも１つの切欠きを
有していて、この切欠き内に選針部材が適当な連結部分
によって差し込まれている形式のものに関する。
一端で針幹の側面に固定された掛替えばねと、針幹上面
に配置された縦長の選針部材とが設けられていて、この
選針部材の一方の端部範囲が連結個所で針幹に形状接続
的に剛性的に連結されていて、この場合針幹が連結個所
で、横方向に連続的に延びる少なくとも１つの切欠きを
有していて、この切欠き内に選針部材が適当な連結部分
によって差し込まれている形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】目掛替え針又は目移し針は実地において
若干の構成で公知である。目掛替え針又は目移し針は、
編目を１つの針から別の針床の隣接する針に移すのに用
いられる。目掛替え針又は目移し針は一般に実地におい
てしばしば拡開ばね、保幅ばね又は箱形ばねと呼ばれる
掛替えばねを備えていて、これらばねは板ばねとして形
成されていてかつ一端で針幹の側面に固定されている。
若干の構成で公知である。目掛替え針又は目移し針は、
編目を１つの針から別の針床の隣接する針に移すのに用
いられる。目掛替え針又は目移し針は一般に実地におい
てしばしば拡開ばね、保幅ばね又は箱形ばねと呼ばれる
掛替えばねを備えていて、これらばねは板ばねとして形
成されていてかつ一端で針幹の側面に固定されている。
【０００３】このような目掛替え針は例えば西ドイツ国
特許第３１４５７０８号明細書から公知であり、この場
合、この明細書では同時に目移し過程に関しても手短に
記載されている。
特許第３１４５７０８号明細書から公知であり、この場
合、この明細書では同時に目移し過程に関しても手短に
記載されている。
【０００４】例えば西ドイツ国特許第２９０３１６４号
明細書から、目掛替え針が縦長の選針部材を備え、この
選針部材が針幹又は針本体の上面に配置されかつ一端で
この針幹又は針本体に連結個所で剛性的に結合されてい
るのに対して、選針部材が他端で制御脚部を支持する構
成が公知である。
明細書から、目掛替え針が縦長の選針部材を備え、この
選針部材が針幹又は針本体の上面に配置されかつ一端で
この針幹又は針本体に連結個所で剛性的に結合されてい
るのに対して、選針部材が他端で制御脚部を支持する構
成が公知である。
【０００５】編み機内に設けられる選針装置によって、
通常カム部材との係合を解除されている制御脚部を編成
カムと係合させるために、目掛替え針の選針部材の自由
端部をパターンに従って針幹上縁から持ち上げることが
できる。選針部材は一端で針幹に一体に成形することが
できるが、これによって製作を困難にしかつ高額の出費
を余儀なくするよう目掛替え針が幾何学的に複雑に形成
されるようになる。
通常カム部材との係合を解除されている制御脚部を編成
カムと係合させるために、目掛替え針の選針部材の自由
端部をパターンに従って針幹上縁から持ち上げることが
できる。選針部材は一端で針幹に一体に成形することが
できるが、これによって製作を困難にしかつ高額の出費
を余儀なくするよう目掛替え針が幾何学的に複雑に形成
されるようになる。
【０００６】それ故本来の針を、針幹の連結個所で互い
に形状接続的に剛性的に連結される２つの別個の構成部
分としての針幹及び選針部材を以って製作することが公
知である。このために、針幹は連結個所の範囲で、横方
向に連続的に延びる適当に形成された少なくとも１つの
切欠きを備えていて、この切欠き内には、選針部材が適
当に成形された連結部分によって側方から差し込まれ、
これにより、選針部材の端部と針幹との間で所望の剛性
的な連結が得られる。
に形状接続的に剛性的に連結される２つの別個の構成部
分としての針幹及び選針部材を以って製作することが公
知である。このために、針幹は連結個所の範囲で、横方
向に連続的に延びる適当に形成された少なくとも１つの
切欠きを備えていて、この切欠き内には、選針部材が適
当に成形された連結部分によって側方から差し込まれ、
これにより、選針部材の端部と針幹との間で所望の剛性
的な連結が得られる。
【０００７】目掛替え針のこのような２部分構成では、
目掛替え針を受容する針床の案内溝の側壁が連結個所で
針幹及び選針部材を側方から保持するか又は、換言すれ
ば、選針部材が針幹から解離されるように連結個所で選
針部材が針幹に対して側方に移動することを、前記側壁
が阻止しなければならない。
目掛替え針を受容する針床の案内溝の側壁が連結個所で
針幹及び選針部材を側方から保持するか又は、換言すれ
ば、選針部材が針幹から解離されるように連結個所で選
針部材が針幹に対して側方に移動することを、前記側壁
が阻止しなければならない。
【０００８】編成過程中のこのような針幹からの選針部
材の解離によって、別の針及び選針部材において並びに
針床及びカム部材において著しい間接損害が生ずる。
材の解離によって、別の針及び選針部材において並びに
針床及びカム部材において著しい間接損害が生ずる。
【０００９】このような針幹からの選針部材の不都合な
解離を確実に阻止するために、編み機において特別な対
抗措置が講じられねばならない。
解離を確実に阻止するために、編み機において特別な対
抗措置が講じられねばならない。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、選針
部材が針幹から側方に解離することを確実に阻止でき
る、針幹又は針本体と選針部材とから成る２部分構成の
目掛替え針を提供することにある。
部材が針幹から側方に解離することを確実に阻止でき
る、針幹又は針本体と選針部材とから成る２部分構成の
目掛替え針を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記課題は、冒頭に述べ
た形式の目掛替え針において、選針部材が連結個所の範
囲で掛替えばねによって側方から案内されていることに
よって、解決された。
た形式の目掛替え針において、選針部材が連結個所の範
囲で掛替えばねによって側方から案内されていることに
よって、解決された。
【００１２】このために本発明の有利な構成では、掛替
えばねが針幹の上縁から突出する、選針部材用の案内部
材を有している。この場合、選針部材は掛替えばねの上
側に位置する区分に有利には、案内部材が係合する側方
の切込み部を有している。
えばねが針幹の上縁から突出する、選針部材用の案内部
材を有している。この場合、選針部材は掛替えばねの上
側に位置する区分に有利には、案内部材が係合する側方
の切込み部を有している。
【００１３】案内部材自体は狭幅なバットの形式で構成
でき、この案内部材は板ばねによって形成された掛替え
ばねに一体に成形、即ち、一体に打抜かれている。掛替
えばねは針幹に固定された端部で埋め込まれている、即
ち、針幹の側方の凹所内に配置されている。
でき、この案内部材は板ばねによって形成された掛替え
ばねに一体に成形、即ち、一体に打抜かれている。掛替
えばねは針幹に固定された端部で埋め込まれている、即
ち、針幹の側方の凹所内に配置されている。
【００１４】
【発明の効果】本発明の目掛替え針の場合選針部材が連
結個所で掛替えばねによって側方から案内されかつ保持
されていることによって、編成又は目移し過程中の選針
部材の側方変位が確実に阻止されるので、針幹からの選
針部材の解離が阻止され、これに伴う間接損害も回避さ
れる。
結個所で掛替えばねによって側方から案内されかつ保持
されていることによって、編成又は目移し過程中の選針
部材の側方変位が確実に阻止されるので、針幹からの選
針部材の解離が阻止され、これに伴う間接損害も回避さ
れる。
【００１５】この利点は目掛替え針の製作過程を付加的
に困難にすることなしに得られ、他面、連結個所及び掛
替えばねはほぼ同じ位置に位置し、これにより、針床及
び編成カムの適当に短縮されかつ重量を減少された構造
形式が得られ、このことは、機械側でも適当な費用節減
をもたらす。
に困難にすることなしに得られ、他面、連結個所及び掛
替えばねはほぼ同じ位置に位置し、これにより、針床及
び編成カムの適当に短縮されかつ重量を減少された構造
形式が得られ、このことは、機械側でも適当な費用節減
をもたらす。
【００１６】
【実施例】鋼から打抜かれた目掛替え針は針幹１を有し
ていて、この針幹は針頭にフック２及び縦スリット３を
備えている。この縦スリット３内には、フック２と協働
するスプーン４が旋回可能に支承されている。フック２
とは反対側の端部では針幹１は撓みばね部５を備えてい
て、この撓みばね部５は側方のスロート６を介して針幹
１に接続されている。
ていて、この針幹は針頭にフック２及び縦スリット３を
備えている。この縦スリット３内には、フック２と協働
するスプーン４が旋回可能に支承されている。フック２
とは反対側の端部では針幹１は撓みばね部５を備えてい
て、この撓みばね部５は側方のスロート６を介して針幹
１に接続されている。
【００１７】針幹１の一方の側面には板ばねとして形成
された掛替えばね７が配置されていて、この掛替えばね
はほぼ方形のばね部分８とばね部分に切出し成形された
高さの減少したばねアーム９とを有している。ばねアー
ム９の狭幅な端部１０はスロート１１の範囲で針幹の側
面に配置された縦溝１２内に係合している。
された掛替えばね７が配置されていて、この掛替えばね
はほぼ方形のばね部分８とばね部分に切出し成形された
高さの減少したばねアーム９とを有している。ばねアー
ム９の狭幅な端部１０はスロート１１の範囲で針幹の側
面に配置された縦溝１２内に係合している。
【００１８】掛替えばね７は、第２図から明らかなよう
に、針幹１の所属の側面の平面から曲げ出されていてか
つ針幹１に対して平行に延びるばね部分８の端部範囲１
３で針幹１の溝状の側方の凹所１４内に差し込まれてい
る。この凹所１４内では端部範囲１３は端部範囲の縁部
側の切欠き１５内に係合する針幹１の成形突起１６によ
って軸方向で固定されていてかつそれぞれ対で切欠き１
５の両側に配置された縁部側の４つのかしめ部１７によ
って定置に固定されている。
に、針幹１の所属の側面の平面から曲げ出されていてか
つ針幹１に対して平行に延びるばね部分８の端部範囲１
３で針幹１の溝状の側方の凹所１４内に差し込まれてい
る。この凹所１４内では端部範囲１３は端部範囲の縁部
側の切欠き１５内に係合する針幹１の成形突起１６によ
って軸方向で固定されていてかつそれぞれ対で切欠き１
５の両側に配置された縁部側の４つのかしめ部１７によ
って定置に固定されている。
【００１９】成形突起１６の上側の範囲ではばね部分８
はバットの形式の切出し成形された狭幅な案内脚部１８
を備えている。この案内脚部１８は、凹所１４をニード
ル上面に対して制限する針幹１の壁内に設けられた適当
な切欠きを介して、針幹１の上縁２０から突出してい
る。更に、凹所１４の深さは、ばね部分８が針幹１の所
属の側壁とほぼ同一平面を成すように、選ばれている。
はバットの形式の切出し成形された狭幅な案内脚部１８
を備えている。この案内脚部１８は、凹所１４をニード
ル上面に対して制限する針幹１の壁内に設けられた適当
な切欠きを介して、針幹１の上縁２０から突出してい
る。更に、凹所１４の深さは、ばね部分８が針幹１の所
属の側壁とほぼ同一平面を成すように、選ばれている。
【００２０】針幹１の上側には縦長の弾性的な選針部材
２１が載着されていて、この選針部材２１は一端で制御
脚部２２I を支持しかつ他端で連結個所２２において針
幹１に形状接続的に剛性的に連結されている。連結個所
２２に続く範囲では針幹１の上面は範囲２３において引
き込まれているので、制御脚部２２I を支持する選針部
材２１の端部は針幹１の上縁に対して上下運動可能であ
る。
２１が載着されていて、この選針部材２１は一端で制御
脚部２２I を支持しかつ他端で連結個所２２において針
幹１に形状接続的に剛性的に連結されている。連結個所
２２に続く範囲では針幹１の上面は範囲２３において引
き込まれているので、制御脚部２２I を支持する選針部
材２１の端部は針幹１の上縁に対して上下運動可能であ
る。
【００２１】この場合、選針部材２１がそのばね力作用
下で通常制御脚部２２I を支持する自由端部によって針
幹上面に接触するような配置形式が採られる。目掛替え
針を編み機内に差し込んだ場合には、第１図で鎖線で図
示した状態で制御脚部２２Iは機能しない。
下で通常制御脚部２２I を支持する自由端部によって針
幹上面に接触するような配置形式が採られる。目掛替え
針を編み機内に差し込んだ場合には、第１図で鎖線で図
示した状態で制御脚部２２Iは機能しない。
【００２２】制御脚部２２I が機能するようにするため
に、即ち、制御脚部を編み機のカム部材（図示せず）と
係合させるために、編み機の選針装置（同様に図示せ
ず）の概略的に図示されたくさび状の制御部材２４が制
御脚部２２I の範囲で針幹の上縁と選針部材２１の下縁
との間に押し込まれる。
に、即ち、制御脚部を編み機のカム部材（図示せず）と
係合させるために、編み機の選針装置（同様に図示せ
ず）の概略的に図示されたくさび状の制御部材２４が制
御脚部２２I の範囲で針幹の上縁と選針部材２１の下縁
との間に押し込まれる。
【００２３】これによって、他端で連結個所２２におい
て針幹１に剛性的に固定された選針部材２１は、制御脚
部２２を所属のカム通路内に挿入するのに必要な量だけ
弾性的に上向きに運動する。この状態は第１図で実線で
図示されている。
て針幹１に剛性的に固定された選針部材２１は、制御脚
部２２を所属のカム通路内に挿入するのに必要な量だけ
弾性的に上向きに運動する。この状態は第１図で実線で
図示されている。
【００２４】ばね鋼から成る選針部材２１は針幹１と同
じ厚み（プレス成形）を有している。組立て状態では選
針部材２１は針幹１と同様に、目掛替え針をそれぞれ受
容する、針床の案内溝の側壁の間で、側方からガイドさ
れ、この場合、撓みばね部５は掛替えばねとは反対側を
向きかつ、針幹１及び選針部材２１を掛替えばねとは反
対側で連結個所２２の範囲で案内溝側壁に圧着しようと
する。
じ厚み（プレス成形）を有している。組立て状態では選
針部材２１は針幹１と同様に、目掛替え針をそれぞれ受
容する、針床の案内溝の側壁の間で、側方からガイドさ
れ、この場合、撓みばね部５は掛替えばねとは反対側を
向きかつ、針幹１及び選針部材２１を掛替えばねとは反
対側で連結個所２２の範囲で案内溝側壁に圧着しようと
する。
【００２５】針幹１及び選針部材２１との間の連結個所
２２の構成は特に第３図から明らかである。
２２の構成は特に第３図から明らかである。
【００２６】連結個所２２は掛替えばね７のばね部分８
の端部範囲１３に隣接してこの端部範囲の上方に配置さ
れている。これによって有利には、編み機のカム部材及
び針床用の所要スペースが減少されるようになる。
の端部範囲１３に隣接してこの端部範囲の上方に配置さ
れている。これによって有利には、編み機のカム部材及
び針床用の所要スペースが減少されるようになる。
【００２７】連結個所２２ではばね部分８の直後で針幹
１内に、横方向で連続的に延びるほぼＬ字形の切欠き２
５が設けられている。この切欠き２５は針幹上面に向け
て開かれていてかつ針幹背部２６に対してほぼ平行に延
びる溝状の範囲２７を有している。
１内に、横方向で連続的に延びるほぼＬ字形の切欠き２
５が設けられている。この切欠き２５は針幹上面に向け
て開かれていてかつ針幹背部２６に対してほぼ平行に延
びる溝状の範囲２７を有している。
【００２８】切欠き２５内には、切欠き２５の輪郭に相
応して選針部材２１に一体成形されたＬ字形の連結部分
２８が押込み嵌めで側方から挿入されるのに対して、連
結部分２８に続く選針部材２１の端部区分２９はばね部
分８の上側で針幹１の上縁２０に支持されている。
応して選針部材２１に一体成形されたＬ字形の連結部分
２８が押込み嵌めで側方から挿入されるのに対して、連
結部分２８に続く選針部材２１の端部区分２９はばね部
分８の上側で針幹１の上縁２０に支持されている。
【００２９】端部区分２９は端部側３０で斜めに面取り
されていてかつ針幹１の適当に形成された掛止切欠き３
１内に背後から係合するように掛止されている。この場
合、第１図及び第３図から明らかなように針幹１は、連
結個所において選針部材２１と針幹１との上縁が連続的
に直線的に延びるように、形成されている。
されていてかつ針幹１の適当に形成された掛止切欠き３
１内に背後から係合するように掛止されている。この場
合、第１図及び第３図から明らかなように針幹１は、連
結個所において選針部材２１と針幹１との上縁が連続的
に直線的に延びるように、形成されている。
【００３０】選針部材２１の端部区分２９には側方から
溝状の切込み部３３が形成されていて、この切込み部３
３は下向きに開かれていてかつこの切込み部内には掛替
えばね７の案内脚部１８が受容されている。切込み部３
３の深さは、組立て状態で選針部材２１の端部区分２９
が切込み部３３の底部によって側方で案内脚部１８に支
持されるように、選ばれている。
溝状の切込み部３３が形成されていて、この切込み部３
３は下向きに開かれていてかつこの切込み部内には掛替
えばね７の案内脚部１８が受容されている。切込み部３
３の深さは、組立て状態で選針部材２１の端部区分２９
が切込み部３３の底部によって側方で案内脚部１８に支
持されるように、選ばれている。
【００３１】このようにして案内脚部１８は、連結部分
２８と掛止切欠き３１との間の範囲の連結個所２２にお
いて端部区分２９用の、即ち選針部材２１用の側方の案
内部材として並びに側方のストッパとして作用する。
２８と掛止切欠き３１との間の範囲の連結個所２２にお
いて端部区分２９用の、即ち選針部材２１用の側方の案
内部材として並びに側方のストッパとして作用する。
【００３２】従って編成過程時に又は目移し過程時に針
幹１又は選針部材２１に、選針部材を針幹１に対して側
方に移動させようとするひいては連結個所での両構成部
材間の連結を解除させようとする側方から作用する力が
及ぼされた場合、この力は切込み部３３の底部及び案内
脚部１８によって受け止められる。
幹１又は選針部材２１に、選針部材を針幹１に対して側
方に移動させようとするひいては連結個所での両構成部
材間の連結を解除させようとする側方から作用する力が
及ぼされた場合、この力は切込み部３３の底部及び案内
脚部１８によって受け止められる。
【００３３】目掛替え針全体、即ち、針幹１及び選針部
材２１は掛替えばね７とは反対側の撓みばね部５によっ
て弾性的なばね力により針床の適当な案内溝側壁に圧着
されるので、針幹１と選針部材２１との解離が阻止され
る。
材２１は掛替えばね７とは反対側の撓みばね部５によっ
て弾性的なばね力により針床の適当な案内溝側壁に圧着
されるので、針幹１と選針部材２１との解離が阻止され
る。
【図１】本発明による目掛替え針の側面図。
【図２】第１図の目掛替え針の平面図。
【図３】針幹と選針部材との間の連結個所を図示した第
１図の目掛替え針の拡大図。
１図の目掛替え針の拡大図。
１ 針幹 ５ 撓みばね部 ７ 掛替えばね １３ 端部範囲 １４ 凹所 ２５ 切欠き １８ 案内脚部 ２０ 上縁 ２１ 選針部材 ２２ 連結個所 ２８ 連結部分 ２９ 端部区分 ３３ 切込み部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クルト ヴィーデンヘーファー ドイツ連邦共和国 アルプシュタット フ ーゴ−ベルチ−シュトラーセ 50 (72)発明者 オスカー シャッフェル ドイツ連邦共和国 アルプシュタット ヘ ルダーシュトラーセ 98
Claims (6)
- 【請求項１】 目掛替え針であって、一端で針幹の側面
に固定された掛替えばねと、針幹上面に配置された縦長
の選針部材とが設けられていて、この選針部材の一方の
端部範囲が連結個所で針幹に形状接続的に剛性的に連結
されていて、この場合針幹が連結個所で、横方向に連続
的に延びる少なくとも１つの切欠きを有していて、この
切欠き内に選針部材が適当な連結部分によって差し込ま
れている形式のものにおいて、選針部材（２１）が連結
個所（２２）の範囲で掛替えばね（７）によって側方か
ら案内されていることを特徴とする、目掛替え針。 - 【請求項２】 掛替えばね（７）が針幹（１）の上縁
（２０）から突出する、選針部材（２１）用の案内部材
（１８）を有している、請求項１記載の目掛替え針。 - 【請求項３】 選針部材（２１）が掛替えばね（７）の
上側に位置する区分（２９）に側方の切込み部（３３）
を有していて、かつ、案内部材（１８）がこの切込み部
（３３）内に係合するよう配置されている、請求項２記
載の目掛替え針。 - 【請求項４】 案内部材（１８）が狭幅なバットの形式
で構成されている、請求項２又は３記載の目掛替え針。 - 【請求項５】 掛替えばね（７）が針幹（１）に固定さ
れた一方の端部範囲（１３）で、針幹（１）の側方の凹
所（１４）内に配置されている、請求項４記載の目掛替
え針。 - 【請求項６】 針幹(１)が端部側に撓みばね部（５）を
有していて、この撓みばね部（５）によって、針幹
（１）及び選針部材（２１）が掛替えばね（７）とは反
対側の側面で弾性的なばね力下で針床の案内溝の隣接す
る側壁に圧着されるようになっている、請求項１から５
までのいずれか１項記載の目掛替え針。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4331940.8 | 1993-09-21 | ||
| DE4331940A DE4331940C1 (de) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | Umhängenadel |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07150450A true JPH07150450A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=6498125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6223510A Pending JPH07150450A (ja) | 1993-09-21 | 1994-09-19 | 目掛替え針 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07150450A (ja) |
| DE (1) | DE4331940C1 (ja) |
| IT (1) | IT1267099B1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100476496B1 (ko) * | 2001-03-13 | 2005-03-17 | 그로츠-베케르트 카게 | 시스템 부품 |
| WO2009150826A1 (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-17 | 株式会社島精機製作所 | 編針 |
| KR20190071603A (ko) * | 2017-12-14 | 2019-06-24 | 가부시키가이샤 시마세이키 세이사쿠쇼 | 복합바늘 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH618484A5 (ja) * | 1978-02-03 | 1980-07-31 | Dubied & Cie Sa E | |
| ES256197Y (es) * | 1981-01-27 | 1982-04-16 | Aguja de transferencia de malla para maquinas de generos de punto |
-
1993
- 1993-09-21 DE DE4331940A patent/DE4331940C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-09-19 JP JP6223510A patent/JPH07150450A/ja active Pending
- 1994-09-20 IT IT94TO000735A patent/IT1267099B1/it active IP Right Grant
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP5330383B2 (ja) * | 2008-06-13 | 2013-10-30 | 株式会社島精機製作所 | 編針 |
| KR20190071603A (ko) * | 2017-12-14 | 2019-06-24 | 가부시키가이샤 시마세이키 세이사쿠쇼 | 복합바늘 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4331940C1 (de) | 1994-12-15 |
| ITTO940735A1 (it) | 1996-03-20 |
| ITTO940735A0 (it) | 1994-09-20 |
| IT1267099B1 (it) | 1997-01-24 |
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