JPH07149543A - 膜形成用塗布液 - Google Patents

膜形成用塗布液

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JPH07149543A
JPH07149543A JP29810593A JP29810593A JPH07149543A JP H07149543 A JPH07149543 A JP H07149543A JP 29810593 A JP29810593 A JP 29810593A JP 29810593 A JP29810593 A JP 29810593A JP H07149543 A JPH07149543 A JP H07149543A
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JP
Japan
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film
compound
coating liquid
liquid
propylene glycol
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Application number
JP29810593A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Otani
義美 大谷
Satoshi Takemiya
聡 竹宮
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ブラウン管前表面の低反射帯電防止膜等に適用
可能な均一で高強度の膜を湿式法により形成でき、生体
に対する影響も少ない。 【構成】Si(OR)mn を含む塗布液において、プ
ロピレングリコールエーテルかつ/またはプロピレング
リコールエーテルアセテートを0.1〜60wt%、低
級アルコールを0.1〜60wt%、ケトンアルコール
を0.1〜30wt%、および水を含有する膜形成用塗
布液。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラウン管、CRT等
の陰極線管、あるいは液晶表示装置等の画像表示装置の
画像表示面等に適用される、低反射帯電防止膜、着色膜
等の膜を均一な膜厚で形成するための塗布液に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ブラウン管の表面は、静電気帯電により
ホコリなどが吸着されやすいが、そのような状態になる
と画質が低下する。また使用時に人体に対し電気ショッ
クによる不快感を与えるため、ブラウン管前表面に透明
導電膜を形成してこれを防止することが広く行われてい
る。
【0003】また、ブラウン管パネルの前表面で外光が
反射し、画像が見にくくなるため、パネルの前表面(フ
ェース面)に上記の帯電防止処理と同時に低反射処理を
行うことが望まれている。
【0004】従来、このような低反射帯電防止膜として
は、屈折率と膜厚を制御した複数の薄膜をガラス表面に
形成する方法が一般に知られている。具体的な形成方法
としては、特開平1−299887号公報に示されるよ
うに、スピンコート法によりガラス表面に2層の薄膜を
形成する方法、すなわち湿式プロセスによる方法や、あ
るいはCVD法やスパッタリング法で透明導電膜をガラ
ス表面に形成した後、シリカから成る低屈折率膜をスピ
ンコート法により形成する方法、すなわち乾式プロセス
と湿式プロセスとを組合せた方法等があげられる。
【0005】これら湿式スピンコート法を利用した方法
は、真空蒸着法等の乾式プロセスで多層膜を形成する方
法に比べ特殊な高真空装置を必要としないため、大量生
産や設備コスト面で有利であるという特徴をもつ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】低反射帯電防止膜とし
ては、空気側に低屈折率層、ガラス基材側に高屈折率導
電層を設けた2層膜構成が簡便かつ安価であるが、この
ような光学干渉膜による表面反射防止法には、精密な膜
厚制御と塗布面全体の膜均一性が必要である。特にスピ
ンコート法で製造した膜厚約100nmの薄膜は、単層
では目立たない膜厚ムラも、2層膜のような光学干渉膜
にすると反射色ムラが顕在化するという問題があった。
【0007】また、ブラウン管用パネルは球面、非球
面、シリンドリカル形状等の凸型曲面形状を有するた
め、塗布液が伸びにくく、パネル周辺に膜厚ムラが発生
しやすいという欠点をもつ。これらの膜厚ムラによる外
観不良の発生は、2層膜構成においては上層膜の厚みの
不均一性によるところが大きい。一方、上層膜は外界に
接するため、耐擦傷性等の強度、耐候性等の安定性が要
求される。
【0008】また、均一な塗膜を形成するためには、溶
媒の蒸発速度や粘度、およびガラス基体への濡れ性を制
御する必要があるが、従来から知られるエチレングリコ
ールエーテル系およびエチレングリコールエーテルアセ
テート系の溶媒は生体に対する悪影響が強く、許容濃度
が低いため、使用の際には厳密な環境管理が必要とされ
ていた。
【0009】本発明の目的は、従来技術が有していた前
述の欠点を解決するために、ブラウン管前表面等に均一
でかつ高強度の低反射帯電防止膜などを形成可能とし、
また生体に対する影響の少ない塗布液を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決すべくなされたものであり、Si(OR)mn (m
+n=4、m=1〜4、n=0〜3、R=C1〜C4の
アルキル基)で示される化合物およびその加水分解物の
群から選ばれた少なくとも1種を含有する膜形成用塗布
液であって、前記塗布液は、プロピレングリコールエー
テルおよびプロピレングリコールエーテルアセテートの
うち少なくとも1種を0.1wt%以上60wt%以
下、C1〜C4の低級アルコールを0.1wt%以上6
0wt%以下、ケトンアルコールを0.1wt%以上3
0wt%以下、それぞれ含有し、さらに水を含有するこ
とを特徴とする膜形成用塗布液を提供するものでありま
す。
【0011】本発明において、前記膜形成用塗布液は塩
酸または硝酸を0.001wt%以上5wt%以下含む
ことが好ましく、またSi(OR)mn 1molに対
して水を2mol以上14mol以下含むことが好まし
い。また本発明は、これらの膜形成用塗布液を塗布、乾
燥して形成された膜を提供するものであり、特にパネル
の画像が表示されるフェース面に前記膜を有する陰極線
管を提供する。
【0012】本発明の塗布液はかかる組成を有するた
め、基体に対する濡れ性がよく、生体への影響も少ない
ものであり、均一で高強度の膜を形成可能である。
【0013】本発明の塗布液におけるプロピレングリコ
ールエーテルとしては特に限定されないが、プロピレン
グリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチ
ルエーテル、プロピレングリコールプロピルエーテル、
プロピレングリコールブチルエーテル等が例示できる。
またプロピレングリコールエーテルアセテートとしては
特に限定されないが、プロピレングリコールメチルエー
テルアセテート、プロピレングリコールエチルエーテル
アセテート等が例示できる。
【0014】従来の塗布液においては、エチレングリコ
ールエチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテ
ル等のエチレングリコールエーテル系の高沸点溶媒が用
いられてきたが、これらの作業環境での許容濃度は5p
pmと著しく低いのに対し、本発明のようにプロピレン
グリコール系の高沸点溶媒、例えばプロピレングリコー
ルメチルエーテルでは100ppmと高く、生体に対す
る影響も少ない。
【0015】C1〜C4の低級アルコールとしては、メ
タノール、エタノール、i−プロパノール、n−プロパ
ノール、n−ブタノール、t−ブタノール等が例示でき
る。ケトンアルコールとしては、ジアセトンアルコー
ル、ジヒドロキシアセトン等が例示できる。
【0016】Si(OR)mn (m+n=4、m=1
〜4、n=0〜3、R=C1〜C4のアルキル基)とし
ては、加水分解反応によりシリカゾルとなり得るもので
あれば特に限定されないが、例えばメチルシリケート、
エチルシリケートに代表されるシリコンアルコキシドが
例示できる。
【0017】このSi(OR)mn の加水分解に用い
られる触媒としては、塩酸あるいは硝酸等の酸触媒が均
一な膜形成の点で優れているが、膜の高強度、高耐擦傷
性、高耐候性の点では塩酸触媒を用いることが望まし
い。
【0018】またSi(OR)mn に対する水のモル
比を2〜14とすることで、膜の均一性を向上させるこ
とができる。
【0019】本発明の塗布液を用いて形成される膜は、
SiO2 を主成分とする低屈折率(n=1.46)の薄
膜であるため、2層低反射帯電防止膜の空気側上層膜と
して好適に用いられるが、これに限定されるものではな
く、ガラスのアルカリ成分の溶出を防ぐバリヤーとして
の保護膜や、ガラス表面の微細クラックを埋めて強度向
上をはかるための保護膜にも適用可能である。また、任
意の着色剤を添加することにより、ブラウン管のコント
ラスト向上を目的とする着色膜にも適用できる。
【0020】
【作用】本発明の塗布液は、Si(OR)mn で示さ
れる化合物およびその加水分解物の群から選ばれた少な
くとも1種を含む塗布液であって、プロピレングリコー
ルエーテルおよびプロピレングリコールエーテルアセテ
ートのうち少なくとも1種を0.1wt%以上60wt
%以下、C1〜C4の低級アルコールを0.1wt%以
上60wt%以下、ケトンアルコールを0.1wt%以
上30wt%以下、それぞれ含み、さらに水を含むこと
により、塗布液の表面張力、粘度、乾燥速度を制御し、
均一な膜を形成できる。
【0021】さらに、本発明の塗布液は塩酸あるいは硝
酸を0.001〜5wt%含み、Si(OR)mn
molに対し水を2mol以上14mol以下含むこと
により、高強度、高耐候性の均一な膜を得ることができ
る。
【0022】
【実施例】以下に実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0023】(実施例1)Ti(OC372 (C5
622 のエタノール溶液にTi(OC372
(C5622 に対してpH1.0の硝酸酸性水溶
液を8mol比添加し、均一な溶液を得た(A液)。S
bを10mol%ドープしたSnO2 およびTiO2
らなるゾルにA液を添加し、この混合物を撹拌して均一
な分散液を得た(B液、帯電防止膜用塗布液)。
【0024】ケイ酸エチルのエタノール溶液(酸化物換
算で固形分3wt%)に、ケイ酸エチルに対して水が8
mol比の塩酸水溶液を添加し、ケイ酸エチルの加水分
解を行った。この液にプロピレングリコールメチルエー
テルアセテート(PGM−AC)、イソプロピルアルコ
ール(IPA)、ジアセトンアルコール(DAA)を添
加し、それぞれを35wt%、28wt%、7wt%含
有する固形分1.0wt%の塗布液(塩酸濃度0.04
wt%)を得た(C液、本発明の塗布液)。
【0025】B液をブラウン管用パネル表面に100r
pmでスピンコート法により塗布後、C液を同様に10
0rpmで塗布した。次に450℃で30分加熱して2
層からなる低反射帯電防止膜を形成した。得られた膜の
特性を表1に示す。
【0026】(実施例2)ケイ酸エチルのエタノール溶
液(酸化物換算で固形分3wt%)に、ケイ酸エチルに
対して水が8mol比の塩酸水溶液を添加し、ケイ酸エ
チルの加水分解を行った。この液にプロピレングリコー
ルメチルエーテル(PGM)、イソプロピルアルコール
(IPA)、ジアセトンアルコール(DAA)を添加
し、それぞれを45wt%、13wt%、7wt%含有
する固形分1.0wt%の塗布液(塩酸濃度0.04w
t%)を得た(D液、本発明の塗布液)。
【0027】B液をブラウン管用パネル表面に100r
pmでスピンコート法により塗布後、D液を同様に10
0rpmで塗布した。次に450℃で30分加熱して2
層からなる低反射帯電防止膜を形成した。得られた膜の
特性を表1に示す。
【0028】(実施例3)ケイ酸メチルのエタノール溶
液(酸化物換算で固形分3wt%)に、ケイ酸メチルに
対して水が12mol比の硝酸水溶液を添加し、ケイ酸
メチルの加水分解を行った。この液にプロピレングリコ
ールメチルエーテルアセテート(PGM−AC)、イソ
プロピルアルコール(IPA)、ジアセトンアルコール
(DAA)を添加し、それぞれを35wt%、28wt
%、7wt%含有する固形分1.0wt%の塗布液(硝
酸濃度0.08wt%)を得た(E液、本発明の塗布
液)。
【0029】B液をブラウン管用パネル表面に100r
pmでスピンコート法により塗布後、D液を同様に10
0rpmで塗布した。次に450℃で30分加熱して2
層からなる低反射帯電防止膜を形成した。得られた膜の
特性を表1に示す。
【0030】(実施例4)ケイ酸エチルのエタノール溶
液(酸化物換算で固形分3wt%)に、ケイ酸エチルに
対して水が8mol比の塩酸水溶液を添加し、ケイ酸エ
チルの加水分解を行った。この液にプロピレングリコー
ルプロピルエーテル(PGP)、イソプロピルアルコー
ル(IPA)、ジアセトンアルコール(DAA)を添加
し、それぞれを45wt%、13wt%、7wt%含有
する固形分1.0wt%の塗布液(塩酸濃度0.04w
t%)を得た(E液、本発明の塗布液)。
【0031】B液をブラウン管用パネル表面に100r
pmでスピンコート法により塗布後、D液を同様に10
0rpmで塗布した。次に450℃で30分加熱して2
層からなる低反射帯電防止膜を形成した。得られた膜の
特性を表1に示す。
【0032】(実施例5)ケイ酸エチルのエタノール溶
液(酸化物換算で固形分3wt%)に、ケイ酸エチルに
対して水が8mol比の塩酸水溶液を添加し、ケイ酸エ
チルの加水分解を行った。この液にプロピレングリコー
ルメチルエーテルアセテート(PGM−AC)、イソプ
ロピルアルコール(IPA)、ジアセトンアルコール
(DAA)を添加し、それぞれを35wt%、28wt
%、7wt%含有する固形分1.0wt%の塗布液(塩
酸濃度0.04wt%)を得た(C液、本発明の塗布
液)。
【0033】CVD法によりSnO2 膜が形成されブラ
ウン管用パネル表面に、C液を100rpmでスピンコ
ート法により塗布した。次に450℃で30分加熱して
2層からなる低反射帯電防止膜を形成した。得られた膜
の特性を表1に示す。
【0034】(実施例6)ケイ酸エチルのエタノール溶
液(酸化物換算で固形分3wt%)に、ケイ酸エチルに
対して水が8mol比の塩酸水溶液を添加し、ケイ酸エ
チルの加水分解を行った。この液にプロピレングリコー
ルメチルエーテル(PGM)、メチルアルコール(Me
OH)、ジアセトンアルコール(DAA)を添加し、そ
れぞれを45wt%、10wt%、7wt%含有する固
形分1.0wt%の塗布液(塩酸濃度0.04wt%)
を得た(E液、本発明の塗布液)。
【0035】スパッタリング法によりITO膜(インジ
ウム−錫酸化物膜)が形成されブラウン管用パネル表面
に、F液を100rpmでスピンコート法により塗布し
た。次に450℃で30分加熱して2層からなる低反射
帯電防止膜を形成した。得られた膜の特性を表1に示
す。
【0036】(比較例1)ケイ酸エチルのエタノール溶
液(酸化物換算で固形分3wt%)に、ケイ酸エチルに
対して水が8mol比の塩酸水溶液を添加し、ケイ酸エ
チルの加水分解を行った。この液にエタノール、水を添
加し、それぞれを40wt%、50wt%含有する固形
分1.0wt%の塗布液を得た(G液)。
【0037】B液をブラウン管用パネル表面に100r
pmでスピンコート法により塗布後、D液を同様に10
0rpmで塗布した。次に450℃で30分加熱して2
層からなる低反射帯電防止膜を形成した。得られた膜の
特性を表1に示す。
【0038】(比較例2)ケイ酸エチルのエタノール溶
液(酸化物換算で固形分3wt%)に、ケイ酸エチルに
対して水が8mol比の塩酸水溶液を添加し、ケイ酸エ
チルの加水分解を行った。この液にエタノール、水を添
加し、それぞれを40wt%、50wt%含有する固形
分1.0wt%の塗布液を得た(G液)。
【0039】CVD法によりSnO2 膜が形成されブラ
ウン管用パネル表面に、G液を100rpmでスピンコ
ート法により塗布した。次に450℃で30分加熱して
2層からなる低反射帯電防止膜を形成した。得られた膜
の特性を表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】得られた膜の評価は次のようにして行っ
た。
【0042】(パネル面内の膜厚ムラ)GAMMA分光
反射率測定機によりパネル面内の反射率を測定し、パネ
ル面内におけるボトム波長の最大値と最小値を測定し
た。膜厚が厚いほどボトム波長は長波長側にシフトし、
膜厚が薄いほどボトム波長は短波長側にシフトするた
め、最大値と最小値の差が少ないほど、均一な膜である
ことになる。
【0043】(耐沸騰水性)5cm角のピースを沸騰水
に30分浸漬し、浸漬前後のボトム反射率の変化を測定
した。
【0044】(強度)1kgの荷重下、消しゴムで膜表
面を50回往復後、その表面の傷の付き方を目視で判定
した。評価基準は次のとおりである。○:傷なし、△:
多少傷あり、×:傷多数。
【0045】
【発明の効果】本発明の塗布液は、ブラウン管前表面な
どに低反射帯電防止膜等の膜を形成する際に、ブラウン
管パネル面内の膜厚均一性の高い高強度の膜を、スピン
コート法により得ることができ工業的価値は非常に高
い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01J 29/88

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Si(OR)mn (m+n=4、m=1
    〜4、n=0〜3、R=C1〜C4のアルキル基)で示
    される化合物およびその加水分解物の群から選ばれた少
    なくとも1種を含有する膜形成用塗布液であって、前記
    塗布液はプロピレングリコールエーテルおよびプロピレ
    ングリコールエーテルアセテートのうち少なくとも1種
    を0.1wt%以上60wt%以下、C1〜C4の低級
    アルコールを0.1wt%以上60wt%以下、ケトン
    アルコールを0.1wt%以上30wt%以下、それぞ
    れ含有し、さらに水を含有することを特徴とする膜形成
    用塗布液。
  2. 【請求項2】塩酸または硝酸を0.001wt%以上5
    wt%以下含むことを特徴とする請求項1記載の膜形成
    用塗布液。
  3. 【請求項3】Si(OR)mn 1molに対して水を
    2mol以上14mol以下含むことを特徴とする請求
    項1または2記載の膜形成用塗布液。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項記載の膜形成
    用塗布液を塗布、乾燥して形成された膜。
  5. 【請求項5】パネルの画像が表示されるフェース面に請
    求項4記載の膜を有する陰極線管。
JP29810593A 1993-11-29 1993-11-29 膜形成用塗布液 Pending JPH07149543A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6256344B1 (en) 1997-05-30 2001-07-03 Victor Company Of Japan, Ltd. Variable bit rate encoder
JP2006321948A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Sumitomo Electric Ind Ltd 金属微粒子分散液とそれを用いる金属被膜の形成方法

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