JPH07149380A - テープ又はシート用ディスペンサー - Google Patents
テープ又はシート用ディスペンサーInfo
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- JPH07149380A JPH07149380A JP29508693A JP29508693A JPH07149380A JP H07149380 A JPH07149380 A JP H07149380A JP 29508693 A JP29508693 A JP 29508693A JP 29508693 A JP29508693 A JP 29508693A JP H07149380 A JPH07149380 A JP H07149380A
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Abstract
上面より突出せず、手帳などに挟んで携帯することがで
きるテープ又はシート用ディスペンサーを提供する。 【構成】 底部1,11の両側に翼部2,12を形成し
て大略偏平なC字状に構成して、見出し用テープ3,1
3を収納する。
Description
モ、例えばテープフラッグ、などのテープ又はシートを
繰り出すテープ又はシート用ディスペンサーに関する。
テープの一例としてのテープフラッグ用のテープディス
ペンサーが特開平4−504004号公報に開示されて
いる。この公報にかかるテープディスペンサーは、図
6,7に示すように、互いに一端部が再剥離可能に接着
されてジグザグ状に連結された一色のテープフラッグ3
0,…,30が着色プラスチックケース31内に収納さ
れたのち、ケース31の底面に接着剤を用いて台紙33
を貼り付けて、テープフラッグ30,…,30をケース
31内に保持するようにしている。そして、ケース31
の上面中央に突出した突出口32より出たテープフラッ
グ30の一端を引っ張ると、その他端が突出口32から
取り出されるとともに、その他端の裏面に一端が接着さ
れた次のテープフラッグ30が当該一端部のみ突出口3
2から突出されるとともに、他端裏面より剥離され、次
のテープ取り出しのための端部となることにより、連続
的にテープフラッグ30を取り出すことができるように
なっている。
構造のものでは、ケース裏面に台紙が接着剤で固着され
ているためテープフラッグを使い終わった場合には新し
いテープフラッグをケース内に再び収納させて再利用す
ることができないという欠点があった。さらに、プラス
チックケースのテープ取出口部が上面より突出して厚み
があり、手帳に貼り付けて使用する際には不便なもので
あり、携帯しにくい等の不便さがあった。従って、本発
明の目的は、上記問題を解決することにあって、テープ
又はシート取出口がディスペンサー上面より突出せず、
手帳などに挟んで携帯することができるテープ又はシー
ト用ディスペンサーを提供することにある。
に、本発明は、底部の両側に翼部を形成して大略偏平な
C字状に構成して、テープ又はシートを収納するように
構成する。すなわち、底部と、上記底部の対向する2つ
の端縁それぞれに、各一端縁が、弾性変形可能に連結さ
れ、かつ各他端縁が互いに対向して両他端縁間に取出口
を形成する、2つの翼部とを備えて大略偏平C字状を構
成して、上記底部と翼部との間に、ジグザグ状に再剥離
可能に互いに接着された複数枚のテープ又はシートを収
納するようにして、上記取出口から一枚ずつテープ又は
シートを取り出すように構成する。請求項2にかかる発
明は、請求項1の発明において、上記翼部は、該翼部と
底部との間に収納されたテープ又はシートが透過して見
える透過性材料より構成することもできる。請求項3に
かかる発明は、請求項1又は2の発明において、上記底
部及び翼部が、共にプラスチックフィルムから一体的に
構成することもできる。
いずれかの発明において、上記翼部の幅が、テープ又は
シートの幅の少なくとも2倍以上として2種類以上のテ
ープ又はシートを収納するように構成することもでき
る。請求項5にかかる発明は、請求項1〜4のいずれか
の発明において、上記プラスチックフィルムの厚さが5
0〜500μmであるように構成することもできる。請
求項6にかかる発明は、請求項1〜5のいずれかの発明
において、上記翼部間に形成されたテープ又はシートの
取出口の間隙が3〜8mmであるように構成することも
できる。請求項7にかかる発明は、請求項1〜6のいず
れかの発明において、上記テープ又はシートは上記底部
に対して移動不可に固定されるように構成することもで
きる。請求項8にかかる発明は、請求項1,5,6,7
のいずれかの発明において、上記底部は矩形の透明プラ
スチックフィルムよりなり、上記各翼部は、矩形の透明
プラスチックフィルムよりなり、かつ、その一端縁のみ
が底部の一端縁に弾性変形可能に連結され、上記テープ
又はシートの幅寸法の2倍以上の幅寸法を底部及び翼部
が有するように構成することもできる。
翼部を形成して大略偏平なC字状に構成して、テープ又
はシートを収納するようにしたので、テープ又はシート
の取出口がディスペンサー上面より突出せず、手帳など
に挟んで携帯することができる。また、翼部が底部に対
して弾性変形可能であるため、翼部がテープフラッグ又
はシートの取り出しに伴い、上方に交互に押し上げられ
ることにより、容易にテープフラッグ又はシートが一枚
ずつ取り出しが可能となる。また、ディスペンサー内の
テープフラッグ又はシートを使い終わった場合でも、翼
部を弾性的に変形させて撓ませることにより、新たなテ
ープフラッグ又はシートをディスペンサー内に簡単に収
納させることができ、ディスペンサーの再利用ができ
る。また、上記ディスペンサーは薄型のプラスチックフ
ィルムで作成すれば、カード型として携帯可能となると
ともに、ディスペンサーの軽量化を図ることができ、製
造コストも低くなる。
形成すれば、翼部の形成が簡単なものとなる。また、底
部及び翼部の寸法をテープフラッグ又はシートに対応さ
せて構成するようにすれば、種々のテープ又はシートの
幅に適応可能である。また、翼部の幅が、テープ又はシ
ートの幅の少なくとも2倍以上とすれば、2種類以上の
色やサイズのテープ又はシートに適応可能であり、同種
のテープ又はシートを収容した場合でも、1種のテープ
又はシートを相対的に少なくできるため、ディスペンサ
ー全体としては薄くすることが可能である。また、底部
と翼部とを透過性材料すなわち透明材料又は半透明材料
より構成すれば、ディスペンサー内に残ったテープフラ
ッグ又はシートの残量が一目でわかる。
いて詳細に説明する。本実施例にかかるテープ又はシー
ト用ディスペンサーの一例としての見出しテープ用テー
プディスペンサーの一実施例を説明するためのディスペ
ンサーの概略構成を図1に示す。図1において、テープ
ディスペンサーは、底部1と、上記底部1の対向する2
つの端縁それぞれに各一端縁が撓み可能に連結されかつ
各他端縁が互いに対向して両他端縁間にテープフラッグ
取出隙間4を形成する翼部2,2とを備えて大略偏平C
字状をなすように構成されている。このディスペンサー
内にジグザグ状に再剥離可能に互いに接着された見出し
用テープの一例としてのテープフラッグ3,…,3を収
納するようにして、テープフラッグ取出隙間4から一枚
ずつテープフラッグ3を取り出すようにしている。図1
は一種類のテープフラッグしか収納できないものであっ
たが、2セット以上のテープフラッグ13,…,13を
収納できる本発明の一実施例としてのテープディスペン
サーを図2〜4に示す。このディスペンサーは、図1の
構成と大略同じであって、矩形板よりなる底部11と、
上記底部11の対向する2つの端縁それぞれに各一端縁
が弾性変形可能すなわち撓み可能に連結されかつ各他端
縁が互いに対向して両他端縁間にテープフラッグ取出隙
間14を形成する矩形板よりなる翼部12,12とを備
えて大略偏平C字状をなして構成している。このディス
ペンサー内に、ジグザグ状に再剥離可能に互いに接着さ
れたテープフラッグ13,…,13を収納するようにし
て、テープフラッグ取出隙間14からそれぞれ一枚ずつ
テープフラッグ13を取り出すようにしている。
のあるプラスチックフィルムで一体成形され、底部11
と翼部12との接続部分において折り曲げ加工すること
により、翼部12,12を底部11に対して弾性変形可
能に折り曲げて、底部11の表面側を部分的に覆うよう
に形成している。よって、翼部12はそれ自体が大略円
弧状に撓むとともに、翼部12と底部11との連結部分
においても撓むことができるようになっている。このプ
ラスチックフィルムとしては、ポリ塩化ビニル、ポリエ
ステル、ポリプロピレン、又はポリカーボネート等の透
明又は半透明フィルムを用いるのが好ましい。特に、ポ
リ塩化ビニルは、熱変形温度が低く、折り曲げ加工が容
易であり、かつ、透明性に優れ、価格も安い点で好適で
ある。このように底部11及び翼部12,12を透明又
は半透明にすれば、プラスチックフィルムを通してテー
プフラッグ13の内容量を確認することができる。又、
翼部12,12をプラスチックフィルムで構成すると
き、テープフラッグ13を引き出す際にはこのプラスチ
ックフィルムには適度の剛度が必要であり、このため、
フィルムの厚さとしては50〜500μmが好ましく、
さらに好ましくは100〜400μmである。50μm
未満では薄型化は可能であるが、機械的強度不足となる
とともに、見出し用テープの確実な収容や、長時間使用
でもテープフラッグ13の取り出しが困難となるおそれ
がある。一方、500μm越えると、薄型化が困難なも
のとなり、折り曲げ加工等が困難になり作成が難しくな
るためである。図2において2つの翼部12,12の左
右両端部は底部11に連結されておらず、翼部12,1
2の弾性変形を妨げることはない。
さは、底部11及び翼部12の厚さよりも、少なくとも
1μm、好ましくは10μm、薄くすることにより、折
り曲げが容易になり、一体的に、ディスペンサーを作る
ことが可能となる。また、ディスペンサーとしての機械
的強度を保持しつつ、弾性力の制御が容易になり、テー
プ及びシートの取出しがより容易となる。同様の理由か
ら、底部11と翼部12との連結部分の両端部分やその
中間部分に適宜切欠きを設けることも好適である。更
に、この切欠きの形状も、特に限定されるものではない
が、円形、四角、三角等の形状とすることができる。な
お、このような切欠きを設けることにより、連結部分、
特に翼部12の左右の開放端部に、余計な力が加わらな
くなり、耐久性が向上するという利点もある。上記テー
プ取出隙間14の間隔は3〜8mmが好ましい。間隔が
8mmより大きい場合には複数枚のテープフラッグ13
が一度に引っ張り出される一方、間隔が小さい場合には
テープ13をうまく引き出すことが難しいためである。
さらに、かかる範囲のテープ取出隙間であれば、テープ
フラッグ13の粘着剤塗布面を他端部13bから中央部
付近まで形成した場合に該粘着剤塗布面がテープフラッ
グ13のフラッグ部分が突出している、左右いずれかの
翼部12の上面に容易に接することができ、テープフラ
ッグ13のフラッグ部分が、上方に持ち上がることな
く、一定の平面性を保持できるため、手帳等の薄型の用
途に好適である。しかしながら、必ずしも、テープフラ
ッグ13の塗布面が翼部12の表面に接するように形成
する必要はない。
3の長手方向沿いの幅寸法は、テープフラッグ13より
大きくすることにより、完全にテープフラッグ13,
…,13を底部11と翼部12,12との間に収納する
ことができる。上記収納された複数のテープフラッグ1
3,…,13は、互いに色、サイズが異なるようにして
もよい。なお、図3〜4において、15は手帳の台紙な
どを底部11の裏面との間に挟むためのクリップであっ
て、クリップ15と底部11との間に台紙を挟むことに
より、台紙にディスペンサーを固定することができる。
上記テープフラッグ13は、特開平4−504004号
公報に開示されたように、他端部13bのつづら重ねさ
れた片面に再剥離可能な粘着剤を塗布した透明な見出し
用テープとして予め切断されて積層された可撓性テープ
である。このテープフィルム13の材質としては、可撓
性ポリマー材料(例えば好ましくは0.0056cmす
なわち0.0022インチ厚さ又は0.0038〜0.
0076cm厚さの酢酸セルロース)が好ましい。又、
この一端には様々な着色を施し、色別した使い方が可能
なものである。この各種類のテープフラッグ13,…,
13の再下端のテープフラッグ13の底部11に接触す
る部分は、左右の翼部12,12により、適度に、その
底部11に押し付けられてテープフラッグ13が底部1
1と翼部12,12内でテープフラッグ13の長手方向
及び幅方向に対して移動不自在となっており、テープフ
ラッグ13の位置ずれがなく、好適なものとなる。ま
た、さらに、確実性を増し、テープフラッグ13をその
長手方向及び幅方向に対して移動不自在とするために
は、テープフラッグ13の再剥離性を有する粘着剤部
を、底部11に直接接触させるようにすればよい。した
がって、必ずしも、接着剤を用いて再下端のテープフラ
ッグ13を底部11に固定する必要はない。
部12,12間のテープフラッグ取出隙間14からはみ
出た第1のテープフラッグ13の一端部13aを指でつ
まんで、これをディスペンサーに対して引っ張ることに
より、次の第2のテープフラッグ13を除く他のテープ
フラッグ13はディスペンサーに対して移動することな
く、当該第1のテープフラッグ13が取り出される。こ
のとき、取り出される第1のテープフラッグ13の他端
部13bにはその裏面の粘着剤により次に取り出される
第2のテープフラッグ13の一端部13aが剥離可能に
接着されており、第1のテープフラッグ13が取り出さ
れるに従い、図3に一点鎖線で示すように、第2のテー
プフラッグ13が大略U字状に撓むとともに、翼部12
も大略円弧状に弾性変形する。この場合、第2のテープ
フラッグ13の他端部13bは第3のテープフラッグ1
3の一端部13aに粘着剤により接着されているため、
第2のテープフラッグ13の他端部13bが固定された
状態なっており、第2のテープフラッグ13のみが上記
したようにU字状に撓むのである。第1のテープフラッ
グ13の他端部13bも隙間14から取り出されたとき
には、第2のテープフラッグ13の一端部13aが隙間
14よりはみ出た状態となっている。この後、第2のテ
ープフラッグ13の一端部13aを引っ張ることにより
上記とは異なる側の翼部12を弾性変形させつつ当該第
2のテープフラッグ13を取り出す一方、さらに第3の
テープフラッグ13の一端部13aを隙間14からはみ
出させる。これを順に繰り返すことにより、テープフラ
ッグ13,…,13が次々に一枚ずつ取り出される。
に翼部2,12を形成して大略偏平なC字状に構成し
て、見出し用テープ3,13を収納するようにしたの
で、テープ取出口がディスペンサー上面より突出せず、
手帳などに挟んで携帯することができる。また、翼部
2,2,12,12が底部1,11に対して弾性変形可
能であるため、翼部2,2,12,12がテープフラッ
グ3,13の取り出しに伴い、上方に交互に押し上げら
れて大略円弧状に撓まされることにより、容易にテープ
フラッグ3,…,3,13,…,13が一枚ずつ取り出
しが可能となる。また、ディスペンサー内のテープフラ
ッグ3,…,3,13,…,13を使い終わった場合で
も、翼部2,2,12,12を弾性的に変形させて撓ま
せることにより、新たなテープフラッグ3,…,3,1
3,…,13をディスペンサー内に簡単に収納させるこ
とができ、ディスペンサーの再利用ができる。また、上
記ディスペンサーは薄型のプラスチックフィルムで作成
すれば、カード型として携帯可能となるとともに、ディ
スペンサーの軽量化を図ることができ、製造コストも低
くなる。例えば、見出し用テープの収容後でも、厚さ5
mm以下のディスペンサーが作成可能となる。
り曲げ加工により形成すれば、翼部2,12の形成が簡
単なものとなる。また、底部1,11及び翼部2,2,
12,12の寸法をテープフラッグ3,13に対応させ
て構成するようにすれば、種々の見出し用テープ3,1
3の幅に適応可能である。また、翼部2,12の幅が、
見出し用テープ3,13の幅の少なくとも2倍以上とす
れば、2種類以上の色やサイズの見出し用テープ3,1
3に適応可能であり、同種の見出し用テープ3,13を
収容した場合でも、1種の見出し用テープ3,13を相
対的に少なくできるため、ディスペンサー全体としては
薄くすることが可能である。また、底部1,11と翼部
2,2,12,12とを透過性材料すなわち透明材料又
は半透明材料より構成すれば、ディスペンサー内に残っ
たテープフラッグ3,13の残量が一目でわかる。な
お、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、そ
の他種々の態様で実施できる。
2,12を形成する方法としては、折り曲げ加工に限定
されるものではなく、底部1,11と翼部2,2,1
2,12とを別々に製造したのち、これらの接点を接着
剤にて固着したり、又は高周波加熱等でこの接点の部分
を溶融させて連結することもできる。さらに、以下に記
載する方法でも底部11に翼部12,12を作成するこ
とができる。すなわち、まず、プレス機を用いて、厚さ
200μmの軟質ポリ塩化ビニル製の透明フィルムを、
所定の大きさ(例えば、縦8cm、横10cm)の概ね
矩形に型抜きする。そして、プレス機を用いて、例えば
100℃で1〜10秒間加熱しながら圧力を加え、片側
の翼部を作成する。そして、テープフラッグの束を、折
り曲げた翼部側に位置合わせして挿入する。そして、反
対側の翼部をプレス機を用いて同様の条件で加熱し加圧
して作成する。なお、このテープフラッグの束はディス
ペンサーを作成後に挿入することも可能である。
かる実施例において、底部11の各端縁においては、そ
のすべての部分において翼部12の端縁と接続される必
要はなく、半円形の切り込みを形成して、底部11に対
して翼部12,12を折り曲げるなどしたとき、半円形
の突出部分17,…,17が底部11と翼部12との接
着部分に突出されて形成されるようにして、接着部分を
少なくすることにより、より容易に翼部12が底部11
に対して撓むことができるようにしてもよい。また、図
8に示すように、複数の種類のテープフラッグ13,
…,13をディスペンサーに収納する場合において、各
種類のテープフラッグ13の収納部分の幅方向両側の底
部11に凸部11aを形成して、テープフラッグ13の
幅方向(図8における左右方向)への位置ずれを防止で
きるようにしてもよい。上記各実施例においては、テー
プ又はシートの例として見出し用テープを記載したが、
本発明はこれに限るものではなく、その他の再剥離可能
なテープ又はシートに適用することもできる。
テープディスペンサーを説明するための概略構成を示す
斜視図である。
サーの斜視図である。
ンサーの正面図である。
ィスペンサーの拡大断面側面図である。
ラッグ、4,14…テープフラッグ取出隙間、11a…
凸部、13a,13b…一端部、他端部、15…クリッ
プ、17…切り込み。
Claims (8)
- 【請求項1】 底部と、上記底部の対向する2つの端縁
それぞれに、各一端縁が、弾性変形可能に連結され、か
つ各他端縁が互いに対向して両他端縁間に取出口を形成
する、2つの翼部とを備えて大略偏平C字状を構成し
て、 上記底部と翼部との間に、ジグザグ状に再剥離可能に互
いに接着された複数枚のテープ又はシートを収納するよ
うにして、 上記取出口から一枚ずつテープ又はシートを取り出すよ
うにしたことを特徴とするテープ又はシート用ディスペ
ンサー。 - 【請求項2】 上記翼部は、該翼部と底部との間に収納
されたテープ又はシートが透過して見える透過性材料よ
り構成されているようにした請求項1に記載のテープ又
はシート用ディスペンサー。 - 【請求項3】 上記底部及び翼部が、共にプラスチック
フィルムから一体的に構成されるようにした請求項1又
は2に記載のテープ又はシート用ディスペンサー。 - 【請求項4】 上記翼部の幅が、テープ又はシートの幅
の少なくとも2倍以上として2種類以上のテープ又はシ
ートを収納するようにした請求項1〜3のいずれかに記
載のテープ又はシート用ディスペンサー。 - 【請求項5】 上記プラスチックフィルムの厚さが50
〜500μmであるようにした請求項3に記載のテープ
又はシート用ディスペンサー。 - 【請求項6】 上記翼部間に形成されたテープ又はシー
トの取出口の間隙が3〜8mmであるようにした請求項
1〜5のいずれかに記載のテープ又はシート用ディスペ
ンサー。 - 【請求項7】 上記テープ又はシートは上記底部に対し
て移動不可に固定されるようにした請求項1〜6のいず
れかに記載のテープ又はシート用ディスペンサー。 - 【請求項8】 上記底部は矩形の透明プラスチックフィ
ルムよりなり、上記各翼部は、矩形の透明プラスチック
フィルムよりなり、かつ、その一端縁のみが底部の一端
縁に弾性変形可能に連結され、上記テープ又はシートの
幅寸法の2倍以上の幅寸法を底部及び翼部が有するよう
にした請求項1,5,6,7のいずれかに記載のテープ
又はシート用ディスペンサー。
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