JPH07148124A - 血圧計 - Google Patents

血圧計

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Publication number
JPH07148124A
JPH07148124A JP5296520A JP29652093A JPH07148124A JP H07148124 A JPH07148124 A JP H07148124A JP 5296520 A JP5296520 A JP 5296520A JP 29652093 A JP29652093 A JP 29652093A JP H07148124 A JPH07148124 A JP H07148124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cuff
silencer
sound
blood pressure
pressure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5296520A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Okada
浩一 岡田
Takeshi Kojima
猛 児島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不快に感じる音を最小限に抑えることができ
る血圧計の提供を目的とする。 【構成】 腕に装着するカフ1 と、カフ1 を加圧する加
圧ポンプ5 と、内部の容量を変化させて加圧ポンプ5 に
よりカフ1 を加圧するときに生じた音のうち所定周波数
帯の音を減衰させるサイレンサ4 と、カフ1 内の空気を
排気する定速・急速排気弁6 と、カフ1 内の圧力を検出
して最高及び最低血圧値を演算する演算手段とを備えて
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイレンサを備えた血
圧計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、サイレンサを備えた血圧計は
数多く提供されているが、例えば、人体に装着するカフ
と、カフに送気して加圧する加圧手段と、カフと加圧手
段との間に設けられるものであって音の入口と出口とを
有してなり内部において加圧手段によりカフを加圧する
ときに生じた音のうちある特定の周波数帯の音を減衰さ
せるサイレンサと、カフ内の空気を排気する排気手段
と、カフ内の圧力を検出して最高血圧値及び最低血圧値
を演算する演算手段とを備えてなるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、血圧測定時
において、加圧手段によりカフを加圧するときに生じる
音のうち人がうるさく感じる音の周波数帯(一般に 2〜
4KHz)には個人差があり、また、うるさく感じる音の大
きさにも個人差がある。このために、前述した従来の血
圧計は、サイレンサによってある特定の周波数帯の音を
減衰させても、人によってはうるさく感じる音がまだ残
っているということがあり、リラックスして血圧測定に
望めないことがあった。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、不快に感じる音を
最小限に抑えることができる血圧計を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の血圧計は、人体に装着するカフと、
カフに送気して加圧する加圧手段と、音の入口と出口と
を有してなり内部において加圧手段によりカフを加圧す
るときに生じた音を減衰させるサイレンサと、カフ内の
空気を排気する排気手段と、カフ内の圧力を検出して最
高血圧値及び最低血圧値を演算する演算手段とを備えた
ものにおいて、前記サイレンサを、所定周波数帯の音が
減衰するよう調整可能に形成してなる構成としている。
【0006】また、請求項2記載の血圧計は、請求項1
記載のもののサイレンサを、内部の容量が変化自在にな
るよう形成してなる構成としている。
【0007】また、請求項3記載の血圧計は、請求項2
記載のもののサイレンサを、内部の圧力により容量が変
化自在になるよう形成してなる構成としている。
【0008】また、請求項4記載の血圧計は、請求項1
記載のもののサイレンサを、入口の大きさが変化自在に
なるよう形成してなる構成としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の構成によれば、サイレンサによ
って、人が最もうるさく感じる周波数帯の音を所定周波
数帯の音として減衰すれば、不快に感じる音を最小限に
抑えることができる。
【0010】請求項2記載の構成によれば、サイレンサ
の容量が変化すると減衰される周波数帯の音も変化す
る。
【0011】請求項3記載の構成によれば、サイレンサ
の容量を過大な外的負荷を必要とせずに容易に変化する
ことができる。
【0012】請求項4記載の構成によれば、音の入口の
大きさが変化すると減衰される周波数帯の音も変化す
る。
【0013】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図3に基づい
て説明する。
【0014】1 は大略帯状をなし腕に巻き付けて装着さ
れるカフで、エアーパイプ2 にて血圧計本体3 に接続さ
れている。血圧計本体3 は、サイレンサ4 を介してカフ
1 に送気して加圧する加圧ポンプ5 と、カフ1 内の空気
を徐々に排気する定速排気の機能及び急激に排気する急
速排気の機能を合わせ持つ定速・急速排気弁6 と、圧力
センサ7 によってカフ1 内の圧力を検出して最高血圧値
及び最低血圧値を演算する演算手段(図示せず)とが内
蔵されており、上部には、演算手段の演算結果を表示す
る表示手段8 と、操作手段9 とが設けられている。な
お、サイレンサ4、定速・急速排気弁6 及び圧力センサ7
は、それぞれエアーパイプ2 に接続されている。
【0015】サイレンサ4 は、円筒体の両開口端面が塞
がれたような形状をなし一端の略中央に入口10a を有し
他端の略中央に挿通口10b を有した容器10と、略円板状
をなし略中央に出口11a を有した可変平板11とから構成
されている。この可変平板11は、その外周縁が容器10の
内壁に接触しながら容器10内を移動自在となるように設
けられている。さらに、容器10の入口10a には、加圧ポ
ンプ5 が接続されており、可変平板11の出口11a には、
挿通口10b に挿通されたエアーパイプ2 が圧入にて接続
されている。
【0016】以下、本実施例の使用方法について説明す
る。まず、カフ1 を腕に巻き付けて装着する。操作手段
9 によって血圧測定を開始すると、加圧ポンプ5 が駆動
してサイレンサ4 を介してカフ1 に空気が圧送されてい
き、カフ1 が加圧されていく。次に、定速・急速排気弁
6 が作動してカフ1 内の空気が一定速度で徐々に排気さ
れていき、その結果、カフ1 内の圧力が一定速度で徐々
に減圧されていく。一方、演算手段は、圧力センサ7 に
よりカフ1 内の圧力を検出して、その検出値に基づいて
最高血圧値及び最低血圧値を演算し、表示手段8 にその
演算結果を表示させる。
【0017】ところで、加圧ポンプ5 を駆動させてカフ
1 を加圧するときには音が発生するが、この発生した音
のうちある周波数帯の音は、サイレンサ4 により減衰さ
れる。本実施例において、減衰される周波数帯の音は、
容器10の内径が一定なので、容器10内の一端(入口10a
側)と可変平板11との間の距離Lによって決まる。ここ
で、音速をCとすると、減衰周波数fは次式で表され
る。
【0018】
【数1】
【0019】したがって、本実施例では、あらかじめ、
操作手段9 によってLの長さを調整して減衰周波数fを
使用者が最もうるさく感じる音の周波数に合わせておけ
ば、サイレンサ4 によって使用者が最もうるさく感じる
音を減衰させることができ、その結果、リラックスして
血圧測定を行わせることができる。
【0020】なお、本実施例では、サイレンサ4 をカフ
1 と加圧ポンプ5 との間すなわち加圧ポンプ5 の排気側
に設けたが、本発明では、これに限られることはなく、
例えば図4に示すように、加圧ポンプ5 の吸気側に設け
てもよい。ここで、図中の12はカフ1 内の空気を徐々に
排気する定速排気弁、13はカフ1 内の空気を急激に排気
する急速排気弁である。
【0021】また、本実施例では、減衰周波数fを容器
10内の一端(入口10a 側)と可変平板11との間の距離L
によって決めたが、本発明では、これに限られることは
ない。
【0022】次に、本発明の第2実施例を図5に基づい
て説明する。なお、先の第1実施例と実質的に同様な機
能を有する部材については、同一の符号を付して説明を
省略する。
【0023】サイレンサ4 は、円筒体の両開口端面が塞
がれたような形状をなし一端の略中央に入口10a を有し
側部の適当な位置に出口10c を有した容器10と、略円板
状をなす可変平板11と、容器10と可変平板11との間に設
けられたコイルばね14とから構成されている。この可変
平板11は、その外周縁が容器10の内壁に接触しながら容
器10内を移動自在となっており、定常状態では出口10c
を塞がない位置にくるようにしてある。また、コイルば
ね14は、後述の如く減衰周波数fが変化するように、発
生する大きな音の周波数とサイレンサ4 内の圧力とを考
慮にいれて、ばね係数を決定してある。さらに、容器10
の入口10a には、加圧ポンプ5 が接続されており、出口
10c には、エアーパイプ2 が接続されている。
【0024】加圧ポンプ5 は、駆動初期の段階すなわち
カフ1 が無負荷に近い状態にあるとき、回転数を高くし
て空気を高圧にして圧送していき、カフ1 が加圧されて
膨張していくにしたがって回転数が低くなっていき、最
終的に停止するようになっている。
【0025】加圧ポンプ5 の駆動初期の段階において、
加圧ポンプ5 の回転数を高くしてカフ1 に圧送していっ
ても、初めのうちカフ1 が無負荷に近い状態にあるた
め、サイレンサ4 の内圧は比較的低い状態にある。サイ
レンサ4 の内圧が比較的低いので、容器10内の一端(入
口10a 側)と可変平板11との間の距離Lが小さくなり、
(数1)より、減衰周波数fは高くなる。ところで、加
圧ポンプ5 の回転数が高いので、発生する音も比較的高
い周波数成分の音が大きくなるが、サイレンサ4による
減衰周波数fも高いため、発生する比較的高い周波数成
分の音のうち減衰周波数fに近い周波数の音が減衰され
る。
【0026】そして、時間が経過して加圧ポンプ5 の回
転数が低くなっていくと、カフ1 内が高圧となっていく
ため、サイレンサ4 の内圧も高圧となっていく。サイレ
ンサ4 の内圧が高圧になるにしたがって、距離Lが大き
くなっていき、(数1)より、減衰周波数fは低くなっ
ていく。ところで、加圧ポンプ5 の回転数が低くなって
いくので、発生する音も比較的低い周波数成分の音が大
きくなっていくが、サイレンサ4 による減衰周波数fも
低くなっていくため、発生する比較的低い周波数成分の
音のうち減衰周波数fに近い周波数の音が減衰される。
【0027】したがって、本実施例では、サイレンサ4
内の圧力によって減衰周波数fを変化させることができ
る。
【0028】次に、本発明の第3実施例を図6に基づい
て説明する。なお、先の第1及び第2実施例と実質的に
同様な機能を有する部材については、同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0029】サイレンサ4 は、円筒体の両開口端面が塞
がれたような形状をなし一端の略中央に入口10a を有し
他端の略中央にに出口10c を有した容器10と、入口10a
の断面積を変化させるねじ15とから構成されている。ま
た、容器10の入口10a には、加圧ポンプ5 が接続されて
おり、出口10c には、エアーパイプ2 が接続されてい
る。
【0030】入口10a の断面積をS1、容器10内の断面積
をS2とすると、膨張比mは次式で表される。
【0031】
【数2】
【0032】また、容器10内の長さをLとすると、透過
損失(減衰量)TLは次式で表される。
【0033】
【数3】
【0034】つまり、膨張比mによって、透過損失TL
が変わってくるのである。したがって、本実施例では、
ねじ15により膨張比mを変化させることによって、透過
損失TL、すなわち特定の周波数の減衰量を自由に設定
することができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の血圧計は、サイレンサに
よって、人が最もうるさく感じる周波数帯の音を所定周
波数帯の音として減衰すれば、不快に感じる音を最小限
に抑えることができ、リラックスして血圧測定を行わせ
ることができる。
【0036】請求項2記載の血圧計は、請求項1記載の
効果に加え、サイレンサの容量が変化すると減衰される
周波数帯の音も変化するので、サイレンサの容量に対応
させて減衰させる周波数帯の音を調整することができ
る。
【0037】請求項3記載の血圧計は、請求項2記載の
効果に加え、サイレンサの容量を過大な外的負荷を必要
とせずに容易に変化することができる。
【0038】請求項4記載の血圧計は、請求項1記載の
効果に加え、音の入口の大きさが変化すると減衰される
周波数帯の音も変化するので、入口の大きさに対応させ
て減衰させる周波数帯の音を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部ブロック図である。
【図2】そのサイレンサの断面図である。
【図3】その斜視図である。
【図4】その変形例の要部ブロック図である。
【図5】本発明の第2実施例のサイレンサの断面図であ
る。
【図6】本発明の第3実施例のサイレンサの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 カフ 4 サイレンサ 5 加圧ポンプ 6 定速・急速排気弁 10a 入口 10c 出口 11a 出口 12 定速排気弁 13 急速排気弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体に装着するカフと、カフに送気して
    加圧する加圧手段と、音の入口と出口とを有してなり内
    部において加圧手段によりカフを加圧するときに生じた
    音を減衰させるサイレンサと、カフ内の空気を排気する
    排気手段と、カフ内の圧力を検出して最高血圧値及び最
    低血圧値を演算する演算手段とを備えた血圧計におい
    て、前記サイレンサを、所定周波数帯の音が減衰するよ
    う調整可能に形成してなる血圧計。
  2. 【請求項2】 前記サイレンサを、内部の容量が変化自
    在になるよう形成してなる請求項1記載の血圧計。
  3. 【請求項3】 前記サイレンサを、内部の圧力により容
    量が変化自在になるよう形成してなる請求項2記載の血
    圧計。
  4. 【請求項4】 前記サイレンサを、入口の大きさが変化
    自在になるよう形成してなる請求項1記載の血圧計。
JP5296520A 1993-11-26 1993-11-26 血圧計 Withdrawn JPH07148124A (ja)

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JP5296520A JPH07148124A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 血圧計

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