JPH07147944A - 固形即席汁食品の製造方法 - Google Patents
固形即席汁食品の製造方法Info
- Publication number
- JPH07147944A JPH07147944A JP5341093A JP34109393A JPH07147944A JP H07147944 A JPH07147944 A JP H07147944A JP 5341093 A JP5341093 A JP 5341093A JP 34109393 A JP34109393 A JP 34109393A JP H07147944 A JPH07147944 A JP H07147944A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soup
- frozen
- miso
- ingredients
- container
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- Pending
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- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 凍結乾燥固形味噌汁や、スープの前処理で具
材を充填する工程において正確なる重量と形状の具材を
得る方法を考案することを目的とした。 【構成】 凍結乾燥固形味噌汁や、スープ製造の前処理
において具材を予め角筒状又は円筒状等の不透水性のケ
ーシングフィルムに充填、凍結したものをフィルムを剥
した後に所定の厚みにスライスしながらプラスチック製
の枠容器に充填し濃縮味噌汁又は濃縮スープのべースを
流し込み、これを容器ごと凍結し常法により凍結乾燥を
行う方法。
材を充填する工程において正確なる重量と形状の具材を
得る方法を考案することを目的とした。 【構成】 凍結乾燥固形味噌汁や、スープ製造の前処理
において具材を予め角筒状又は円筒状等の不透水性のケ
ーシングフィルムに充填、凍結したものをフィルムを剥
した後に所定の厚みにスライスしながらプラスチック製
の枠容器に充填し濃縮味噌汁又は濃縮スープのべースを
流し込み、これを容器ごと凍結し常法により凍結乾燥を
行う方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、食品加工製造分野にお
いて、とりわけ固形の味噌汁やスープなどの即席汁食品
の製造方法に関して利用しうるものである。
いて、とりわけ固形の味噌汁やスープなどの即席汁食品
の製造方法に関して利用しうるものである。
【０００２】
【従来の技術】即席味噌汁や即席スープに具材を入れた
固形即席汁の製造法については、特告昭６１−２６３４
４、特告昭６１−２６３４６に見られるように、具材を
板状に成形して凍結し、所望する大きさ及び形状に切断
して容器に収容する方法が知られている。
固形即席汁の製造法については、特告昭６１−２６３４
４、特告昭６１−２６３４６に見られるように、具材を
板状に成形して凍結し、所望する大きさ及び形状に切断
して容器に収容する方法が知られている。
【０００３】しかしながら、この方法では板状に加工す
る際に均一な厚みに成形しにくく、切断時には板状の具
材が壊れたり、さらには端の部分が切断時に、所望する
大きさとして得にくいなど作業面において問題が有り、
それらを人手によって解決せざるを得なかった。
る際に均一な厚みに成形しにくく、切断時には板状の具
材が壊れたり、さらには端の部分が切断時に、所望する
大きさとして得にくいなど作業面において問題が有り、
それらを人手によって解決せざるを得なかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、凍結乾燥固
形即席味噌汁や、スープの前処理で具材を充填する工程
において正確なる重量と形状の具材を得ることが目的で
ある。
形即席味噌汁や、スープの前処理で具材を充填する工程
において正確なる重量と形状の具材を得ることが目的で
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来の板状
の具材の切断に代わる方法として、予め角筒状又は、円
筒状の不透水性のケーシングフィルムに、味噌汁あるい
はスープの具材を充填し成形凍結したものを、所望する
厚みにスライスしながらプラスチック製の枠容器に充填
し、濃縮味噌汁や濃縮スープを流し込み、これを容器ご
と凍結し真空下で水分を除去して凍結乾燥する方法を考
案した。
の具材の切断に代わる方法として、予め角筒状又は、円
筒状の不透水性のケーシングフィルムに、味噌汁あるい
はスープの具材を充填し成形凍結したものを、所望する
厚みにスライスしながらプラスチック製の枠容器に充填
し、濃縮味噌汁や濃縮スープを流し込み、これを容器ご
と凍結し真空下で水分を除去して凍結乾燥する方法を考
案した。
【０００６】
【実施例１】きざみネギ２０ｇ、きざみワカメ２０ｇ、
細切り油揚げ２０ｇ、ほうれんそう３０ｇを軽く水煮
し、これを均一に混合した後１８ｇの５％濃度のアルフ
ァー化したデキストリンを含有する液を加えてさらに混
合する。
細切り油揚げ２０ｇ、ほうれんそう３０ｇを軽く水煮
し、これを均一に混合した後１８ｇの５％濃度のアルフ
ァー化したデキストリンを含有する液を加えてさらに混
合する。
【０００７】前述の混合具材を一般にプレスハム、ソー
セージ等を作るときに使用する不透水性の直径５０ｍｍ
ケーシングフィルム（ファイブラスケーシング）に充填
し、円筒状に成形した後に凍結した。十分に凍結後、外
側のケーシングを除去しスライサーで１０ｍｍの厚みに
スライスして、これをプラスチック製の枠容器に入れ
た。
セージ等を作るときに使用する不透水性の直径５０ｍｍ
ケーシングフィルム（ファイブラスケーシング）に充填
し、円筒状に成形した後に凍結した。十分に凍結後、外
側のケーシングを除去しスライサーで１０ｍｍの厚みに
スライスして、これをプラスチック製の枠容器に入れ
た。
【０００８】一方、上記とは別に水２１５ｇにかつお節
２５ｇを入れを沸騰させた後、麦味噌１５０ｇと核酸系
調昧料５ｇを溶解し調整した味噌汁の濃縮液を枠容器の
中へ４０ｍｌずつ分注した。十分に凍結した後に、常法
により真空下で水分を除去して凍結乾燥を行った。
２５ｇを入れを沸騰させた後、麦味噌１５０ｇと核酸系
調昧料５ｇを溶解し調整した味噌汁の濃縮液を枠容器の
中へ４０ｍｌずつ分注した。十分に凍結した後に、常法
により真空下で水分を除去して凍結乾燥を行った。
【０００９】
【実施例２】ほうれんそう３００ｇ、豚肉４０ｇ、もや
し５０ｇ、キャベツ７０ｇを軽く水煮し、これらを均一
に混合した後、９０ｇの５％のアルファー化したデキス
トリンを含有する液を加えてよく混合する。
し５０ｇ、キャベツ７０ｇを軽く水煮し、これらを均一
に混合した後、９０ｇの５％のアルファー化したデキス
トリンを含有する液を加えてよく混合する。
【００１０】前述の混合具材を一般にプレスハム、ソー
セージ等を作るときに使用する不透水性の直径５０ｍｍ
ケーシングフィルム（ファイブラスケーシング）に充填
して、４０×４０ｍｍの四角柱状の側面に穴を持つステ
ンレス製の枠ヘ入れ、成形し凍結した。十分に凍結後、
外側のケーシングを除去しスライサーで１０ｍｍの厚み
にスライスした、これをプラスチック製の枠容器に入れ
た。
セージ等を作るときに使用する不透水性の直径５０ｍｍ
ケーシングフィルム（ファイブラスケーシング）に充填
して、４０×４０ｍｍの四角柱状の側面に穴を持つステ
ンレス製の枠ヘ入れ、成形し凍結した。十分に凍結後、
外側のケーシングを除去しスライサーで１０ｍｍの厚み
にスライスした、これをプラスチック製の枠容器に入れ
た。
【００１１】一方、上記とは別に、骨付の牛胸肉４０Ｏ
ｇ、人参、たまねぎ、セロリ各２０ｇ、食塩３ｇ、にん
にく１０ｇを入れ、水６００ｍｌを加え、蓋をして数時
間加熱する。これを６０メッシュでろ過して、濃縮スー
プベースを得た後実施例１と同様のプラスチック製の枠
容器の中へ４０ｍｌずつ分注した。十分に凍結した後
に、常法により真空下で水分を除去して凍結乾燥を行っ
た。
ｇ、人参、たまねぎ、セロリ各２０ｇ、食塩３ｇ、にん
にく１０ｇを入れ、水６００ｍｌを加え、蓋をして数時
間加熱する。これを６０メッシュでろ過して、濃縮スー
プベースを得た後実施例１と同様のプラスチック製の枠
容器の中へ４０ｍｌずつ分注した。十分に凍結した後
に、常法により真空下で水分を除去して凍結乾燥を行っ
た。
【００１２】凍結乾燥された固形味噌汁及び野菜スープ
に熱湯１７０ｍｌを加え、撹拌すると瞬時にして復元
し、従来の板状加工後切断していたものと変わらない分
散性の品質であった。さらに、スライス時の壊れは極め
て少なかった。
に熱湯１７０ｍｌを加え、撹拌すると瞬時にして復元
し、従来の板状加工後切断していたものと変わらない分
散性の品質であった。さらに、スライス時の壊れは極め
て少なかった。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、固形の味噌汁やスープ
などの即席汁食品を製造する際に、板状の具材を作るよ
りも簡単に前処理ができるうえ、枠容器ヘの充填時の重
量調整も容易であり、しかもプラスチックの枠容器の動
きと連動させることで円筒状あるいは角筒状の棒状の具
材をスライスしながら充填でき、従来のように人手によ
る調整の必要がなく、機械化と生産能力の向上が可能で
ある。
などの即席汁食品を製造する際に、板状の具材を作るよ
りも簡単に前処理ができるうえ、枠容器ヘの充填時の重
量調整も容易であり、しかもプラスチックの枠容器の動
きと連動させることで円筒状あるいは角筒状の棒状の具
材をスライスしながら充填でき、従来のように人手によ
る調整の必要がなく、機械化と生産能力の向上が可能で
ある。
Claims (1)
- 【請求項１】 味噌汁又はスープの具を個々にあるいは
全部一度に加熱処理した後、均一に混合し、これを角筒
状または円筒状の不透水性のフィルムケーシングに充填
して成型凍結し、棒状の凍結具材を作る。これを所望す
る厚みにスライスして、プラスチック製の枠容器に収容
した後に、濃縮味噌汁又はスープを流し込み、これを容
器ごと凍結し真空下で水分を除去して凍結乾燥すること
を特徴とする固形即席汁食品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5341093A JPH07147944A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 固形即席汁食品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5341093A JPH07147944A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 固形即席汁食品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07147944A true JPH07147944A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=18343196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5341093A Pending JPH07147944A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 固形即席汁食品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07147944A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006333733A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Q P Corp | カップスープセット |
| KR102548328B1 (ko) * | 2022-10-12 | 2023-06-28 | 김보미 | 동결건조 꽃게탕 |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP5341093A patent/JPH07147944A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006333733A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Q P Corp | カップスープセット |
| JP4684009B2 (ja) * | 2005-05-31 | 2011-05-18 | キユーピー株式会社 | カップスープセット |
| KR102548328B1 (ko) * | 2022-10-12 | 2023-06-28 | 김보미 | 동결건조 꽃게탕 |
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