JPH0714762Y2 - 自動給湯風呂装置 - Google Patents
自動給湯風呂装置Info
- Publication number
- JPH0714762Y2 JPH0714762Y2 JP1989107898U JP10789889U JPH0714762Y2 JP H0714762 Y2 JPH0714762 Y2 JP H0714762Y2 JP 1989107898 U JP1989107898 U JP 1989107898U JP 10789889 U JP10789889 U JP 10789889U JP H0714762 Y2 JPH0714762 Y2 JP H0714762Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- circuit
- water supply
- pump
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
- Control For Baths (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は自動給湯風呂装置に関するものである。
（従来の技術） 従来、給湯回路から落し込み回路を分岐して風呂循環回
路に接続し、給湯回路から設定温度の湯を落し込み回路
を介して浴槽に落し込むものがる。そして落し込み回路
には、上水回路である給湯回路と雑水回路である風呂循
環回路を縁切りするための逆流防止手段としてバキュー
ムブレーカが設けられている。又、バキュームブレーカ
の両側には閉止弁が設けられている。これらの閉止弁の
うち上流側に配されるものは、給水圧が常時バキューム
ブレーカにかからないようにするためのものであり、下
流側に配されるものは、バキュームブレーカから空気が
循環回路内に混入するのを防止するためのものである。
路に接続し、給湯回路から設定温度の湯を落し込み回路
を介して浴槽に落し込むものがる。そして落し込み回路
には、上水回路である給湯回路と雑水回路である風呂循
環回路を縁切りするための逆流防止手段としてバキュー
ムブレーカが設けられている。又、バキュームブレーカ
の両側には閉止弁が設けられている。これらの閉止弁の
うち上流側に配されるものは、給水圧が常時バキューム
ブレーカにかからないようにするためのものであり、下
流側に配されるものは、バキュームブレーカから空気が
循環回路内に混入するのを防止するためのものである。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、給湯回路から循環回路へ接続するだけで
短い回路に２ケも閉止弁を配すのはコストもかかり、器
具のレイアウト上スペースも多くとり、又構成も複雑と
なる等の問題があった。
短い回路に２ケも閉止弁を配すのはコストもかかり、器
具のレイアウト上スペースも多くとり、又構成も複雑と
なる等の問題があった。
本考案は上記従来の課題を解決せんとするもので、以下
図示の一実施例に基づいて説明する。
図示の一実施例に基づいて説明する。
（実施例） 図において、１は給湯器、２は風呂装置であり、同一の
ケーシング内に収納されている。３は給湯器１の給湯回
路であり、熱交換器４より上流側には入水サーミスタ５
及び流量センサ６が配され、下流側には出湯サーミスタ
７及び水調弁８が配されている。９は風呂装置２の循環
回路であり、熱交換器10と浴槽11との間を往管12及び戻
管13で接続している。14は循環回路９に配されたポンプ
で、戻管13から吸込んだ浴湯を熱交換器10で加熱した
後、浴槽11に搬送するものがある。16は戻管13に配され
た水圧センサである。前記両熱交換器４・10は、図示し
ないガスバーナによって加熱されるものである。17は、
給湯回路３の出湯サーミスタの下流から分岐して、循環
回路９のポンプ14の圧力０ポイントに接続された落し込
み回路であり、上流より閉止弁18、バキュームブレーカ
ー19、逆止弁20が順に配設されている。落し込み回路17
が接続されるポンプの圧力０ポイントとは、例えば回転
非容積形ポンプの渦巻ポンプにおいては、舌部近傍すな
わち、渦巻開始部近傍に位置するものであり、ポンプ駆
動時に圧力が負圧でもなく正圧でもない点である。
ケーシング内に収納されている。３は給湯器１の給湯回
路であり、熱交換器４より上流側には入水サーミスタ５
及び流量センサ６が配され、下流側には出湯サーミスタ
７及び水調弁８が配されている。９は風呂装置２の循環
回路であり、熱交換器10と浴槽11との間を往管12及び戻
管13で接続している。14は循環回路９に配されたポンプ
で、戻管13から吸込んだ浴湯を熱交換器10で加熱した
後、浴槽11に搬送するものがある。16は戻管13に配され
た水圧センサである。前記両熱交換器４・10は、図示し
ないガスバーナによって加熱されるものである。17は、
給湯回路３の出湯サーミスタの下流から分岐して、循環
回路９のポンプ14の圧力０ポイントに接続された落し込
み回路であり、上流より閉止弁18、バキュームブレーカ
ー19、逆止弁20が順に配設されている。落し込み回路17
が接続されるポンプの圧力０ポイントとは、例えば回転
非容積形ポンプの渦巻ポンプにおいては、舌部近傍すな
わち、渦巻開始部近傍に位置するものであり、ポンプ駆
動時に圧力が負圧でもなく正圧でもない点である。
次に上記構成における作用について説明する。給湯使用
する場合、給湯回路３末端の図示しないカランを開けば
給湯回路３中に水流が生じる。この水流を水量センサ６
が検出すると、該水量と入水サーミスタと図示しない湯
温設定器で設定された設定温度とに基づいて演算された
加熱量で熱交換器４が加熱される。加熱後の湯温は出湯
サーミスタ７によって検出され、設定温度との偏差があ
ればその差をなくすよう加熱量にフィードバックされ
る。そして設定温度になった湯が出湯される。一方、風
呂装置を使用する場合は、図示しない遠隔操作器の追焚
スイッチを投入する。するとポンプ14が駆動し、熱交換
器10を加熱するバーナが点火され、浴湯の温度を上げて
いく。前記遠隔操作器で設定された温度まで湯温が上が
ったのを戻管13に設けたサーミスタ（図示せず）で検知
すると、加熱の停止に続いてポンプ14を停止させる。そ
して浴槽11の湯温を設定温度にするのである。このとき
落し込み回路17はポンプ14の圧力０ポイントに接続して
いるため、落し込み回路17内は負圧にも正圧にもなら
ず、従ってバキュームブレーカから空気を吸い込むこと
も浴湯が給湯回路３へ逆流することもないのである。
する場合、給湯回路３末端の図示しないカランを開けば
給湯回路３中に水流が生じる。この水流を水量センサ６
が検出すると、該水量と入水サーミスタと図示しない湯
温設定器で設定された設定温度とに基づいて演算された
加熱量で熱交換器４が加熱される。加熱後の湯温は出湯
サーミスタ７によって検出され、設定温度との偏差があ
ればその差をなくすよう加熱量にフィードバックされ
る。そして設定温度になった湯が出湯される。一方、風
呂装置を使用する場合は、図示しない遠隔操作器の追焚
スイッチを投入する。するとポンプ14が駆動し、熱交換
器10を加熱するバーナが点火され、浴湯の温度を上げて
いく。前記遠隔操作器で設定された温度まで湯温が上が
ったのを戻管13に設けたサーミスタ（図示せず）で検知
すると、加熱の停止に続いてポンプ14を停止させる。そ
して浴槽11の湯温を設定温度にするのである。このとき
落し込み回路17はポンプ14の圧力０ポイントに接続して
いるため、落し込み回路17内は負圧にも正圧にもなら
ず、従ってバキュームブレーカから空気を吸い込むこと
も浴湯が給湯回路３へ逆流することもないのである。
次に自動給湯の場合について説明する。前記遠隔操作器
に設けられた自動スイッチを投入すると、閉止弁18が開
く。すると、前記した給湯動作と同様にして給湯器１か
ら設定温度の湯が出湯される。湯は落し込み回路17を通
り循環回路９に入り、往管12と戻管13とから浴槽11に落
し込まれる。浴槽11にある程度湯が溜まると、水位を検
出する。水位を検出する時は、閉止弁18を閉じた後水圧
センサ16の出力を読む。検出された水圧と設定水位の水
圧とを比較し、満水でなければ再び落し込みを行う。こ
の後の落し込みは、水位設定時に制御回路が記憶してい
る満水位までの総量から今まで落し込んだ量を差し引い
た分だけ落し込まれる。尚、落し込み量のカウントは流
量センサ６にて行なわれる。そして全流量が落し込まれ
ると閉止弁18を閉じるものである。
に設けられた自動スイッチを投入すると、閉止弁18が開
く。すると、前記した給湯動作と同様にして給湯器１か
ら設定温度の湯が出湯される。湯は落し込み回路17を通
り循環回路９に入り、往管12と戻管13とから浴槽11に落
し込まれる。浴槽11にある程度湯が溜まると、水位を検
出する。水位を検出する時は、閉止弁18を閉じた後水圧
センサ16の出力を読む。検出された水圧と設定水位の水
圧とを比較し、満水でなければ再び落し込みを行う。こ
の後の落し込みは、水位設定時に制御回路が記憶してい
る満水位までの総量から今まで落し込んだ量を差し引い
た分だけ落し込まれる。尚、落し込み量のカウントは流
量センサ６にて行なわれる。そして全流量が落し込まれ
ると閉止弁18を閉じるものである。
（考案の効果） 以上のように本考案は、落し込み回路を循環回路のポン
プの圧力０ポイントに接続したので、バキュームブレー
カ下流側の閉止弁を省くことができ、コストダウンにな
ると共に構成も簡単になり、スペースも少なくてすむよ
うになり、レイアウトの自由度も増すものである。
プの圧力０ポイントに接続したので、バキュームブレー
カ下流側の閉止弁を省くことができ、コストダウンにな
ると共に構成も簡単になり、スペースも少なくてすむよ
うになり、レイアウトの自由度も増すものである。
第１図は本考案の一実施例の全体回路図である。 ３……給湯回路 ９……循環回路 11……浴槽 14……ポンプ 16……水圧センサ 17……落し込み回路 18……閉止弁 19……バキュームブレーカ
Claims (1)
- 【請求項１】給湯回路から落し込み回路を分岐して風呂
循環回路に接続し、給湯回路から設定温度の湯を落し込
み回路を介して浴槽に落し込む自動給湯風呂装置におい
て、前記落し込み回路には上流から閉止弁、バキューム
ブレーカを順に設け、該回路は循環回路のポンプの圧力
０ポイントに接続したことを特徴とする自動給湯風呂装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989107898U JPH0714762Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 自動給湯風呂装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989107898U JPH0714762Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 自動給湯風呂装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0348657U JPH0348657U (ja) | 1991-05-10 |
| JPH0714762Y2 true JPH0714762Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31656563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989107898U Expired - Lifetime JPH0714762Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 自動給湯風呂装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714762Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4963689B2 (ja) * | 2008-08-05 | 2012-06-27 | 日本ピラー工業株式会社 | 樹脂管継手 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6158440B2 (ja) * | 1980-02-06 | 1986-12-11 | Nippon Yushi Kk |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0212533Y2 (ja) * | 1984-09-22 | 1990-04-09 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP1989107898U patent/JPH0714762Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6158440B2 (ja) * | 1980-02-06 | 1986-12-11 | Nippon Yushi Kk |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0348657U (ja) | 1991-05-10 |
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