JPH07146704A - 速度教示方法 - Google Patents

速度教示方法

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JPH07146704A
JPH07146704A JP29489693A JP29489693A JPH07146704A JP H07146704 A JPH07146704 A JP H07146704A JP 29489693 A JP29489693 A JP 29489693A JP 29489693 A JP29489693 A JP 29489693A JP H07146704 A JPH07146704 A JP H07146704A
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JP
Japan
Prior art keywords
teaching
speed
point
acceleration
speed pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP29489693A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Nonaka
潔 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、滑らかな速度パターンの教示を可能
にすることにより追従特性の改善を計ると共に、作業品
質の改善を計る速度教示方法を提供することを目的とす
る。 【構成】本発明は、ティーチング・プレイバック型ロボ
ットの速度教示方法において、各教示点2〜8を通過す
る速度及びその時間に関するn階微分(n=1,2,…
…)まで加速度等を指定し、それらの値を境界条件とす
るスプライン関数により表現される、全教示区間の速度
パターンを教示することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はティーチング・プレイバ
ック型ロボットの速度教示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5はティーチング・プレイバック型ロ
ボットにおいて従来から多く用いられている速度教示方
法の一例を示す図である。図5において、経路1の開始
点2から終了点3までをロボットに追従させる場合、経
路上に適当な間隔で教示点9を設け、それら教示点9に
おいてエンドイフェクタのとるべき位置と姿勢を教示す
ると共に、直前の教示点9からその教示点9までの区間
を移動する速度を併せて教示する。図6は横軸に開始点
から教示点までの道のり(s)、立て軸に速度(v)を
とり、図5の経路に対して教示された速度パターンの一
例を表している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法では、エンドイフェクタの移動と共に速度目標値がス
テップ状に変化するため、速度目標値の変化点で大きな
加速度が発生し、振動を誘発するなど、追従特性の劣化
をもたらす原因となっていた。
【0004】本発明はこれらの欠点を解決するために成
されたものであり、その目的は、滑らかな速度パターン
の教示を可能にすることにより追従特性の改善を計ると
共に、作業品質の改善を計ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の速度教示方法は、目標経路上に設定した教示
点に対して、エンドイフェクタが各教示点を通過する速
度、加速度等を指定し、それらの値を境界条件として全
教示区間の速度パターンをスプライン関数表現すること
により教示速度とするものである。
【0006】
【作用】本発明の速度教示方法は、各教示点を通過する
速度、加速度等を教示し、それらの値を境界条件として
全教示区間の速度パターンをスプライン関数表現して教
示速度とするため、経路全体に渡って滑らかな目標速度
パターンが形成されるので、エンドイフェクタの振動発
生を抑え、追従特性と作業品質の改善を計ることができ
る。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。図1に本発明の一実施例に係るティーチング
・プレイバック型ロボットの速度教示方法を示す。即
ち、経路1の開始点2から終了点3までの経路上に点4
〜点8を設定し、これら7点を教示点2〜8とする場合
を考える。これらの教示点2〜8はエンドイフェクタの
位置・姿勢を教示する点と同一の点であっても、異なる
点であっても、また、両者が混じり合っても、何れでも
差し支えない。ここでは、エンドイフェクタがこれら各
点2〜8を通過する速度及びその時間に関するn階微分
(n=1,2,……)まで加速度を指定する場合を考え
る。図2に、経路1と直交方向に速度(v)をとり、各
点2〜8での指定速度の一例を示す。また、図3に、経
路1と直交方向に加速度(a)をとり、各点2〜8での
指定加速度の一例を示す。図2に示すように、この例で
は、曲率半径が大きい部分では高速で、曲率半径が小さ
い部分では低速で追従するように速度を指定している。
また、図3に示すように、開始点2と終了点3では加速
度が0になるように指定している。図4はこれらの指定
データを境界条件としてスプライン関数で表現した教示
速度パターンを示している。この実施例では、各区間の
開始点2,終了点3における境界条件として速度(v)
と加速度(a)を指定しているので、各区間とも教示速
度パターンは時間(s)に関する3次のスプライン関数
で表される。従って、得られた教示速度パターンは全教
示区間にわたって加速度まで連続になっている。
【0008】この実施例では各教示点2〜8での速度
(v)と加速度(a)を指定し、教示速度パターンをs
に関する3次のスプライン関数で表現したが、経路の幾
何学的な特徴や作業条件を勘案して指定条件を増減し、
それに対応させてスプライン関数の次数を変更すること
が可能である。
【0009】この教示速度パターンを用いた経路追従制
御の一実施例を以下に示す。位置・姿勢に関する指定デ
ータから、まず、エンドイフェクタがとるべき位置・姿
勢がsの関数として算出される。ここで各教示点2〜8
のs値が確定するので、速度(v)と加速度(a)の指
定データを用いて教示速度パターンがsに関するスプラ
イン関数として決定される。ここで、sに対するエンド
イフェクタの位置・姿勢を表す関数を経路関数としてP
(s)と置く。また、教示速度パターンをv(s)[m/
sec]で表す。位置サーボ系は一定周期Ts[sec]ごとに
これら2つの関数から制御目標値を算出し、位置決め制
御を行う。第j番目の制御目標値がP(sj ) で与えら
れる時、第(j+1)番目の制御目標値は、 sj+1 =sj +v( sj )・Ts (1) から、P(sj+1 )で与えられる。この値に対してイン
バースキネマティクスを解くことにより関節角目標値を
算出し、関節角サーボを実行する。この実施例の場合、
指定した教示速度パターンv(s)に従って順次経路目
標値が更新され位置制御が実行されるので、外乱により
一時的に制御誤差が生じてもその誤差が蓄積し伝搬する
ことはない。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
教示点を通過する速度、加速度等を指定し、それらの値
を境界条件として全教示区間の速度パターンをスプライ
ン関数表現するため、経路全体に渡って滑らかな教示速
度パターンが形成されるので、エンドイフェクタの振動
発生を抑え、追従特性と作業品質の改善を計ることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の速度教示方法における一実施例を示す
説明図である。
【図2】図1の教示速度の一例を示す説明図である。
【図3】図1の教示加速度の一例を示す説明図である。
【図4】図1のスプライン関数で表現した教示速度パタ
ーンの一例を示す説明図である。
【図5】従来の速度教示方法の一例を示す説明図であ
る。
【図6】従来の速度教示方法による速度パターンの一例
を示す特性図である。
【符号の説明】
1…経路、2…経路開始点、3…経路終了点、4…教示
点、5…教示点、6…教示点、7…教示点、8…教示
点、9…教示点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ティーチング・プレイバック型ロボット
    の速度教示方法において、各教示点を通過する速度及び
    その時間に関するn階微分(n=1,2,……)まで加
    速度等を指定し、それらの値を境界条件とするスプライ
    ン関数により表現される、全教示区間の速度パターンを
    教示することを特徴とする速度教示方法。
JP29489693A 1993-11-25 1993-11-25 速度教示方法 Pending JPH07146704A (ja)

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JPH07146704A true JPH07146704A (ja) 1995-06-06

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ID=17813656

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017035782A (ja) * 1999-05-28 2017-02-16 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 時間最適アーム動作を生成する装置
JP2020009102A (ja) * 2018-07-06 2020-01-16 ファナック株式会社 数値制御装置、数値制御方法及び数値制御プログラム

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US11215972B2 (en) 2018-07-06 2022-01-04 Fanuc Corporation Numerical controller, numerical control method, and numerical control program

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