JPH07146364A - 車両の衝突判断装置 - Google Patents

車両の衝突判断装置

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JPH07146364A
JPH07146364A JP5295585A JP29558593A JPH07146364A JP H07146364 A JPH07146364 A JP H07146364A JP 5295585 A JP5295585 A JP 5295585A JP 29558593 A JP29558593 A JP 29558593A JP H07146364 A JPH07146364 A JP H07146364A
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JP
Japan
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vehicle
collision
obstacle
time
possibility
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Application number
JP5295585A
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English (en)
Inventor
Kenji Akusawa
憲司 阿久澤
Yasuhiko Fujita
泰彦 藤田
Akira Sugiyama
晃 杉山
Toshiaki Arai
敏明 新井
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自車および対照障害物間の相対運動パラメータ
を検出する相対運動パラメータ検出手段と、前記相対運
動パラメータに基づいて対照障害物との衝突の可能性を
判断する判断処理ユニットとを備える車両の衝突判断装
置において、登・降坂に応じて判断基準を変更し、車両
負荷に適合した衝突判断を可能とする。 【構成】車両の登・降坂状態を登・降坂識別手段41で
識別し、降坂状態であると識別したときに判断処理ユニ
ットCは衝突の可能性を判断するための判断基準を衝突
の可能性が高いと判断する側に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自車および対照障害物
間の相対運動パラメータを検出する相対運動パラメータ
検出手段と、前記相対運動パラメータに基づいて対照障
害物との衝突の可能性を判断する判断処理ユニットとを
備える車両の衝突判断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば特公昭61−4700号
公報で開示されるように、自車および対照障害物間の距
離を測定するとともに、自車の現在の走行速度での制動
距離を演算し、両距離の比較によりブレーキ装置を作動
せしめるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
自車および対照障害物間の相対運動パラメータに基づく
衝突の可能性の判断が、一定の判断基準に基づいてなさ
れている。ところが、車両にかかる負荷によっては制動
距離が変化し、またステアリング操作による衝突回避特
性も変化する。すなわち車両の降坂時には登坂時に比べ
て制動距離が長くなるとともにステアリング操作による
衝突回避もより難しくなるものであり、車両重量が増大
すると車両の運動性能低下により衝突回避性能および制
動性能も低下するものである。このため、上記従来のよ
うに一定の判断基準で衝突判断を行なうものでは、車両
の負荷が変化したときには適切な判断結果が得られない
ことになる。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、車両にかかる負荷に応じて判断基準を変更し
て、車両負荷に適合した衝突判断を可能とした車両の衝
突判断装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、自車および対照障害物間の
相対運動パラメータを検出する相対運動パラメータ検出
手段と、前記相対運動パラメータに基づいて対照障害物
との衝突の可能性を判断する判断処理ユニットとを備え
る車両の衝突判断装置において、車両の登・降坂状態を
識別する登・降坂識別手段を含み、判断処理ユニット
は、降坂状態であることを登・降坂識別手段が識別した
ときには衝突の可能性を判断するための判断基準を衝突
の可能性が高いと判断する側に変更することを特徴とす
る。
【0006】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、登・降坂識別手段
は、駆動トルク、走行抵抗および車両重量に基づいて平
坦路走行時を想定して算出される加・減速度と、車輪速
度に基づいて定められる車体速度の微分値との比較によ
り登・降坂状態を識別する。
【0007】請求項3記載の発明は、自車および対照障
害物間の相対運動パラメータを検出する相対運動パラメ
ータ検出手段と、前記相対運動パラメータに基づいて対
照障害物との衝突の可能性を判断する判断処理ユニット
とを備える車両の衝突判断装置において、車両重量の変
化を判定する車両重量変化判定手段を含み、判断処理ユ
ニットは、車両重量が増加したと車両重量変化判定手段
が判定したときには衝突の可能性を判断するための判断
基準を衝突の可能性が高いと判断する側に変更すること
を特徴とする。
【0008】さらに請求項4記載の発明によれば、上記
請求項3記載の発明の構成に加えて、車両重量変化判定
手段は、ブレーキ時に各車輪に与えられるトータルのブ
レーキ力を、車輪速度に基づいて定められる車体速度の
微分値のブレーキ時の値で除した値に基づいて、車両重
量の変化を判定する。
【0009】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
【0010】図1ないし図7は本発明の第1実施例を示
すものであり、図1は全体構成を示す図、図2は電動式
油圧出力手段の縦断側面図、図3は判断処理ユニットの
要部構成を示すブロック図、図4は登・降坂識別手段の
構成を示すブロック図、図5は走行路勾配に応じた設定
時間の設定マップを示す図、図6は対照障害物検出デー
タの座標展開図、図7は対照障害物の推定位置座標展開
図である。
【0011】先ず図1において、乗用車両において、左
前車輪WFLおよび右前車輪WFRには左前輪用ディスクブ
レーキBFLおよび右前輪用ディスクブレーキBFRが装着
され、左後輪WRLおよび右後輪WRRには左後輪用ディス
クブレーキBRLおよび右後輪用ディスクブレーキBRR
装着される。
【0012】またブレーキペダルPの踏込み操作に応じ
た制動油圧を出力するマスタシリンダMの出力ポート1
に連なる油路2と、各ディスクブレーキBFL,BFR,B
RL,BRRに個別に連なる油路3FL,3FR,3RL,3RR
の間には、電動式油圧出力手段Aが介設されており、こ
の電動式油圧出力手段Aは、その非作動時に油路2およ
び油路3FL,3FR,3RL,3RR間を連通させてマスタシ
リンダMからの制動油圧を各ディスクブレーキBFL,B
FR,BRL,BRRに作用させ得る状態と、作動時に油路2
および油路3FL,3FR,3RL,3RR間を遮断するととも
に電動式油圧出力手段Aが出力する油圧を各ディスクブ
レーキBFL,BFR,BRL,BRRに作用させる状態とを切
換可能である。
【0013】図2において、電動式油圧出力手段Aは、
先端側を閉塞端として有底筒状に形成されたシリンダ体
4と、該シリンダ体4の後端に同軸に連結されるガイド
筒5と、ガイド筒5に同軸に連結される支持筒6と、該
支持筒6に同軸に連結される連結筒7と、エンコーダ8
を有して前記連結筒7に同軸に連設されるモータ9と、
前記シリンダ体4の閉塞端との間に圧力室10を形成し
てシリンダ体4内に摺動自在に嵌合されるピストン11
と、軸線まわりの回転を阻止されてガイド筒5内に配置
されるとともにピストン11の後端に同軸に連結される
筒状のナット部材12と、ボールねじ13を介して前記
ナット部材12に結合されるとともにモータ9の出力軸
9aにオルダムジョイント14を介して連結される回転
軸15とを備える。
【0014】ガイド筒5の内面およびナット部材12の
外面には軸線方向に延びる複数条の溝16,17が相互
に対応して設けられており、相互に対応する溝16,1
7にボール18がそれぞれ嵌合されることにより、ナッ
ト部材12すなわちピストン11の軸線まわりの回転作
動が阻止される。また回転軸15は、一対のボールベア
リング19,20を介して支持筒6に回転自在に支承さ
れるものであり、半径方向外方に張出して回転軸15に
設けられる鍔21、ならびに回転軸15に嵌着される止
め輪22が、両ボールベアリング19,20における各
内輪の軸方向外端にそれぞれ係合することにより、回転
軸15の軸線方向移動が阻止される。
【0015】またシリンダ体4の前端には、マスタシリ
ンダMに連なる油路2に通じる弁孔23が設けられてお
り、この弁孔23を閉じ得る弁体24がピストン11に
保持される。すなわち、ピストン11の前端部には、規
制された範囲での軸方向相対移動を可能としてロッド2
5の後端部が保持され、該ロッド25の前端部に弁体2
4が設けられ、ロッド25およびピストン11間にはロ
ッド25すなわち弁体24を弁孔23側に向けて付勢す
るばね26が縮設される。
【0016】さらにシリンダ体4には、圧力室10に通
じる出力ポート27が設けられており、この出力ポート
27に、前記各ディスクブレーキBFL,BFR,BRL,B
RRにそれぞれ個別に通じる油路3FL,3FR,3RL,3RR
が接続される。
【0017】このような電動式油圧出力手段Aでは、モ
ータ9の正逆回転作動に応じてボールねじ13によりピ
ストン11が軸方向に往復作動せしめられ、ピストン1
1が前方に移動したときには弁孔23が弁体24で閉じ
られるとともに、ピストン11の前方移動量に応じた油
圧が出力室10で発生し、その油圧が各ディスクブレー
キBFL,BFR,BRL,BRRに作用することになる。
【0018】再び図1において、この乗用車両の前部に
は、自車および対照障害物間の相対運動パラメータとし
ての距離を検出する相対運動パラメータ検出手段として
の測距ユニット30が搭載される。この測距ユニット3
0は、車両から前方に向けての信号の送信ならびに対照
障害物からの反射信号の受信が可能である送・受信部2
8と、前記送信から受信までの時間に基づいて自車およ
び対照障害物間の距離を演算する演算部29とを備える
ものであり、車両の車幅方向に走査して車幅方向に一定
の範囲での対照障害物の自車からの距離を検出可能であ
る。
【0019】またブレーキペダルPには、踏力センサ3
1が付設され、各車輪にはそれらの車輪速度を個別に検
出する車輪速度センサ33FL,33FR,33RL,33RR
がそれぞれ付設される。而してそれらのセンサ31,3
FL,33FR,33RL,33 RRならびに前記測距ユニッ
ト30からの信号は、コンピュータから成る判断処理ユ
ニットCに入力される。さらに、該判断処理ユニットC
には、車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ3
4、乗用車両に搭載されたエンジンEの回転速度を検出
する回転速度センサ35、エンジンEの吸気量を制御す
るスロットル弁36の開度を検出するスロットル開度セ
ンサ37、ならびにエンジンEに連なる変速機Tのギヤ
位置を検出するギヤ位置検出器38からの信号もそれぞ
れ入力される。
【0020】前記判断処理ユニットCは、測距ユニット
30、車輪速度センサ33FL,33 FR,33RL,3
RR、ヨーレートセンサ34、回転速度センサ35、ス
ロットル開度センサ37およびギヤ位置検出器38から
の信号に基づいて電動式油圧出力手段Aの作動を制御す
るとともに警報器BZの作動を制御する。
【0021】図3において、判断処理ユニットCは、各
車輪速度センサ33FL,33FR,33RL,33RRの検出
値に基づいて車体速度を演算する車体速度演算手段40
と、登・降坂識別手段41と、第1および第2時間設定
手段42,43と、自車位置推定手段44と、障害物位
置推定手段45と、第1および第2判断手段46,47
とを備えるものである。
【0022】図4において、登・降坂識別手段41は、
駆動トルク演算回路51と、走行抵抗設定回路52と、
加え合わせ点53と、加・減速度演算回路54と、微分
回路55と、勾配判定回路56とを備える。
【0023】ところで、左、右両前輪WFL,WFRに加え
られる駆動トルクをTD 、乗用車両走行時の走行抵抗を
ρ、車両重量をM、加・減速度をαとしたときに、(T
D −ρ=M×α)が成立するものである。
【0024】而して駆動トルク演算回路51は、回転速
度センサ35で検出されたエンジン回転数NE 、スロッ
トル開度センサ37で検出されたスロットル開度θTH
ならびにギヤ位置検出器38で検出された変速機Tのギ
ヤ位置に基づいて駆動トルクTD を演算する。また走行
抵抗設定回路52は、車体速度演算手段40で得られた
車体速度Vと一定の車両重量とに基づいて、乗用車両が
平坦路を走行する際の走行抵抗ρを定めるものであり、
風抵抗は無視されている。
【0025】加え合わせ点53では、駆動トルク演算回
路51で得られた駆動トルクTD から走行抵抗ρが減算
(TD −ρ)され、次の加・減速度演算回路54では、
加え合わせ点53で得られた(TD −ρ)を一定の車両
重量Mで除す演算が実行される。すなわち平坦路走行時
を想定した加・減速度αが{(TD −ρ)/M}として
加・減速度演算回路54で得られることになる。また微
分回路55は、車体速度演算手段40で得られた車体速
度Vを微分することにより加・減速度Gを得るものであ
る。
【0026】勾配判定回路56は、駆動トルクTD 、走
行抵抗ρおよび車両重量Mに基づいて平坦路走行時を想
定して算出される加・減速度αと、車輪速度に基づいて
定められる車体速度Vの微分値Gとを比較して、走行路
面の勾配を判定するものである。
【0027】再び図3において、登・降坂識別手段41
の出力は第1および第2時間設定手段42,43にそれ
ぞれ入力される。第1時間設定手段42では、車両運転
時にステアリング操作およびブレーキ操作により前方の
対照障害物との衝突を回避し得る時間よりも短い第1の
設定時間tS1が、図5の実線で示すように、走行路面の
勾配に応じて設定されており、第2時間設定手段43で
は、第1の設定時間t s1よりも長い第2の時間ts2が、
図5の破線で示すように、走行路面の勾配に応じて設定
されている。すなわち第1および第2の設定時間ts1
s2は、降坂時の方が登坂時よりも長く、しかも降坂時
に勾配がきつくなるにつれてより長くなるように設定さ
れる。
【0028】自車位置推定手段44は、車体速度演算手
段40で得られた車体速度Vと、ヨーレートセンサ34
で検出されたヨーレートに基づいて自車ベクトルを求め
る自車ベクトル演算部58と、第1および第2自車位置
演算部59,60とを備える。
【0029】第1および第2自車位置演算部59,60
では、或る時点で制動を開始すると仮定したときに、自
車の走行速度および走行方向に基づく自車ベクトルに設
定時間を乗じて、前記制動開始時点から設定時間後の自
車位置が演算されるものである。すなわち自車走行速度
をV1 、検出から出力までに要する演算処理時間を
0 、設定時間をtS 、制動時の設定減速度をα1 とし
たときに、自車の走行方向に沿う制動開始時点から設定
時間経過までの自車走行距離L1 が、基本的には次の第
式および第式に従って、第1および第2自車位置演
算部59,60でそれぞれ得られる。
【0030】 Δt=tS −t0 … L1 =V1 ・t0 +V1 ・Δt−0.5・α1 ・Δt2 … ここで、第1自車位置演算部59では、第1時間設定手
段42で設定された第1の設定時間ts1に基づいて上記
第式および第式の演算が実行され、第2自車位置演
算部60では、第2時間設定手段43で設定された第2
の設定時間ts2に基づいて上記第式および第式の演
算が実行される。これにより制動開始時点から各設定時
間tS1,tS2経過後の自車位置がそれぞれ推定されるこ
とになる。
【0031】障害物位置推定手段45は、測距ユニット
30からの信号により対照障害物の位置をX,Y座標上
に展開するための座標展開部61と、予測演算部62
と、予測演算部62で前回予測されたデータおよび座標
展開部61で展開された今回データ間の比較を行なって
同一障害物と判断されるデータを取出す比較演算部63
と、同一障害物と判断されたデータに基づいて対照障害
物の相対速度ベクトルを算出する相対速度ベクトル演算
部64と、第1および第2障害物位置演算部65,66
とを備える。
【0032】座標展開部61では、図6で示すように、
自車位置を原点(X=0,Y=0)とするとともに車幅
方向をX軸、車両走行方向をY軸としたX,Y座標上
に、測距ユニット30からのデータが展開されるととも
に、該座標上で相互に近接している障害物データに仮ラ
ベルが、たとえばNO.1,2,3…と順次付けられ
る。たとえば図6においては、仮ラベルNO.1,2,
3が付されることになり、その仮ラベルNO.1,2,
3毎の幅(X軸方向の長さ)、前後長さ(Y軸方向の長
さ)、ならびに重心位置の座標が、表1で示すように求
められる。
【0033】
【表1】 予測演算部62は、比較演算部63で正式にラベル付け
されたデータ、ならびに相対速度ベクトル演算部64で
得られる相対速度ベクトルに基づいて、各正式ラベル毎
の予測位置を演算するものであり、たとえば表2で示す
ように、各正式ラベル毎の幅(X軸方向の長さ)、前後
長さ(Y軸方向の長さ)、ならびに重心位置が予測され
る。
【0034】
【表2】 比較演算部63では、前記表1で示される今回データ
と、表2で示される予測データとが比較され、予測デー
タの重心位置にほぼ対応する重心位置を有する今回デー
タのみが、表3で示すように正式ラベルを付されて比較
演算部63から出力される。
【0035】
【表3】 相対速度ベクトル演算部64では、比較演算部63から
出力される今回のデータと、比較演算部63から前回出
力された前回のデータとに基づいて、各正式ラベル毎の
相対速度ベクトルが算出される。すなわち、比較演算部
63からの前回のデータが表4で示すようなものである
ときに、前記表3で示した今回データの重心位置と、表
4で示す前回データの重心位置とが比較され、表5で示
すように、各正式ラベル毎のX軸およびY軸方向の重心
位置の差が算出される。
【0036】
【表4】
【0037】
【表5】 而して、表5で示される各正式ラベル毎の差をサンプリ
ング時間で除すことにより、各障害物の自車に対する相
対速度が得られ、また表5で示したX軸、Y軸方向の相
対差により移動方向が得られることになる。
【0038】第1および第2障害物位置演算部65,6
6では、或る時点で制動を開始すると仮定したときに、
相対速度ベクトル演算部63で得られた相対速度ベクト
ルに自車位置演算手段44の自車ベクトル演算部58で
得られた自車ベクトルを加算して得た対照障害物の絶対
速度ベクトルに設定時間を乗じて、前記制動開始時点か
ら設定時間後の対照障害物の位置が演算されるものであ
る。すなわち自車体速度度に相対速度を加算して得られ
る対照障害物の絶対速度をV2 、設定時間をt S 、対照
障害物の設定減速度をα2 としたときに、対照障害物の
移動方向に沿う設定時間経過後の移動距離L2 が、基本
的には次の第式に従って、第1および第2障害物位置
演算部65,66でそれぞれ求められる。
【0039】 L2 =V2 ・tS −0.5・α2 ・tS 2 … ここで、第1障害物位置演算部65では、第1時間設定
手段42で設定された第1の設定時間ts1に基づいて上
記第式の演算が実行され、第2障害物位置演算部66
では、第2時間設定手段43で設定された第2の設定時
間ts2に基づいて上記第式の演算が実行される。これ
により、各設定時間tS1,ts2経過後の障害物位置がそ
れぞれ推定され、図7で示すように各設定時間tS1,t
S2経過後の障害物の推定位置をX,Y座標上に展開可能
となる。
【0040】第1判断手段46は、自車位置推定手段4
4の第1自車位置演算部59から出力される自車位置
と、障害物位置推定手段45の第1障害物位置演算部6
5から出力される障害物位置とを比較し、それらの位置
が一致したときには電動式油圧出力手段Aを作動させる
ための作動信号を出力する。すなわち、図7で示した対
照障害物の推定位置に自車推定位置が重なったときに、
電動式油圧出力手段Aが作動せしめられることになる。
また第2判断手段47は、自車位置推定手段44の第2
自車位置演算部60から出力される自車位置と、障害物
位置推定手段45の第2障害物位置演算部66から出力
される障害物位置とを比較し、それらの位置が一致した
ときには警報器BZを作動させるための作動信号を出力
する。
【0041】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、或る時点で制動を開始すると仮定したときにその
制動開始時点から設定時間経過後の自車の位置は、自車
位置推定手段44により推定され、対照障害物の前記設
定時間経過後の位置は障害物位置推定手段45により推
定され、両推定位置の比較により警報器BZを警報作動
させたり、警報器BZおよび電動式油圧出力手段Aをと
もに作動させたりして対照障害物との衝突回避あるいは
衝突時のダメージ軽減を図ることができる。
【0042】すなわち運転者のブレーキ装置およびステ
アリング操作により対照障害物との衝突を回避し得る時
間よりも短く設定された第1の設定時間tS1よりも長い
第2の設定時間ts2が設定されており、第2の設定時間
S2に基づく演算により推定された自車位置および対照
障害物の位置が一致したときに、警報器BZが作動して
運転者に衝突の可能性があることを前もって報知するこ
とができる。また上記第1の設定時間tS1に基づく演算
により推定された自車位置および対照障害物の位置が一
致したときには、警報器BZが作動するとともに電動式
油圧出力手段Aが自動的に作動し、対照障害物との衝突
回避あるいは衝突時のダメージ軽減を図ることができ
る。
【0043】したがって、運転者のステアリング操作に
より衝突を回避し得る場合には電動式油圧出力手段Aが
作動することはなく、電動式油圧出力手段Aの作動頻度
を減少し、運転フィーリングの向上を図ることができ
る。
【0044】ところで、障害物位置推定手段39におけ
る対照障害物の位置の推定にあたって、対照障害物の絶
対ベクトル化を図ることにより、対照障害物が移動物で
あるか、停止物であるかの識別が可能であり、そのよう
な識別を行なうことにより、より精密な制御に適用する
ことが可能となる。
【0045】しかも第式および第式で明らかなよう
に、自車位置の推定にあたっては設定減速度α1 が用い
られ、対照障害物の推定にあたっては設定減速度α2
用いられており、そのような減速度α1 ,α2 を用いて
位置を推定することにより、より高精度の位置推定が可
能であり、したがって高精度の衝突判断が可能となる。
【0046】ところで、車両の降坂時には登坂時に比べ
て制動距離が長くなるとともにステアリング操作による
衝突回避もより難しくなるものであるが、登・降坂識別
手段41による登・降坂識別により、第1および第2の
設定時間ts1,ts2が降坂時にはより長くなるように設
定されている。すなわち降坂時には、衝突回避のための
電動式油圧出力手段Aおよび警報器BZの作動によって
衝突を回避し易い側に設定時間が変化せしめられること
になり、車両にかかる負荷に応じて判断基準を変更して
車両負荷に適合した衝突判断が可能となる。
【0047】しかも、登・降坂識別手段41は、駆動ト
ルク、走行抵抗および車両重量に基づいて平坦路走行時
を想定して算出される加・減速度と、車輪速度に基づい
て定められる車体速度の微分値との比較により登・降坂
状態を識別するものであり、特別の検出手段を追加する
ことなく、既存の手段により登・降坂状態を精度よく識
別することが可能となる。
【0048】さらに障害物位置推定手段45において
は、測定データのX,Y座標への座標展開、ならびに該
座標上でのラベル付けが行なわれるので、対照障害物の
数および分布を正確に把握することができ、また各ラベ
ル毎に相対速度を演算することにより複数障害物の位置
推定精度が向上する。しかも各ラベルごとの移動量は、
それらのラベル毎の重心位置の差により得るものである
ので、対照障害物の移動量演算が簡単かつ正確となり、
前回予測データおよび今回データの重心位置の比較によ
りほぼ対応するデータのみについて相対速度ベクトルを
算出するようにしたことにより、ノイズ等による測定デ
ータの急変を不感として誤判断を回避することができ
る。
【0049】図8ないし図10は本発明の第2実施例を
示すものであり、図8は判断処理ユニットの要部構成を
示すブロック図、図9は車両重量変化判定手段の構成を
示すブロック図、図10は車両重量に応じた設定時間の
設定マップを示す図である。
【0050】先ず図8において、電動式油圧出力手段A
および警報器BZの作動を制御する判断処理ユニット
C′は、車体速度を演算する車体速度演算手段40と、
車両重量変化判定手段68と、第1および第2時間設定
手段42′,43′と、自車位置推定手段44と、障害
物位置推定手段45と、第1および第2判断手段46,
47とを備えるものである。
【0051】図9において、車両重量変化判定手段68
は、各輪毎のブレーキ力を定めるブレーキ力設定回路6
FL,69FR,69RL,69RRと、全輪のブレーキ力を
定めるトータルブレーキ力設定回路70と、車体速度演
算手段40で得られた車体速度Vを微分してブレーキ時
の加・減速度Gを得る微分回路71と、トータルブレー
キ力および加・減速度Gに基づいて車両重量を推定する
車両重量推定回路72とを備える。
【0052】左、右前輪および左、右後輪のディスクブ
レーキBFL〜BRR(図1参照)に作用するブレーキ圧
は、ブレーキ圧検出器73FL,73FR,73RL,73RR
によってそれぞれ検出されるものであり、ブレーキ力設
定回路69FL,69FR,69RL,69RRは、対応するブ
レーキ圧検出器73FL〜73RRの検出値に応じて各輪毎
のブレーキ力を定める。而してトータルブレーキ力設定
回路70は、それらのブレーキ力設定回路69FL〜69
RRで設定されたブレーキ力の和を演算してトータルブレ
ーキ力を得ることになる。
【0053】ここで、トータルブレーキ力をFB とし、
車両重量をMとし、車両の加・減速度をGとしたとき
に、(FB =M×G)で表されるものであり、車両重量
推定回路72では(FB /G)なる演算により車両重量
Mが推定されることになる。
【0054】尚、上記車両重量推定回路72による車両
重量Mの推定演算は平坦路走行時に成立するものであ
り、車両の走行開始後の非ブレーキ時に第1実施例の図
4で示した登・降坂識別手段41により平坦路走行中と
判定された後の最初のブレーキ時に車両重量推定回路7
2によって車両重量Mが推定され、その推定車両重量M
は、たとえば車両のドアあるいはトランクリッドが開か
れるまで保持されることになる。
【0055】再び図8において、車両重量変化判定手段
68の出力は第1および第2時間設定手段42′,4
3′にそれぞれ入力され、第1時間設定手段42′で
は、車両運転時にステアリング操作およびブレーキ操作
により前方の対照障害物との衝突を回避し得る時間より
も短い第1の設定時間tS1′が、図10の実線で示すよ
うに、車両重量Mに応じて設定されており、第2時間設
定手段43′では、第1の設定時間ts1′よりも長い第
2の時間ts2′が、図10の破線で示すように、車両重
量Mに応じて設定されている。すなわち第1および第2
の設定時間ts1′,ts2′は、車両重量Mが大きくなる
につれて長くなるように設定される。
【0056】而して第1時間設定手段42′の出力は、
自車位置推定手段44の第1自車位置演算部59ならび
に障害物位置推定手段45の第1障害物位置演算部65
に入力され、第2時間設定手段43′の出力は、自車位
置推定手段44の第2自車位置演算部60ならびに障害
物位置推定手段45の第2障害物位置演算部66に入力
される。
【0057】次にこの第2実施例の作用について説明す
ると、車両重量Mが大となるにつれて、制動距離が長く
なるとともにステアリング操作による衝突回避もより難
しくなるものであるが、車両重量変化判定手段68によ
る車両重量変化判定により、車両重量Mが大きくなるに
つれて第1および第2の設定時間ts1′,ts2′がより
長くなるように設定されている。すなわち車両重量Mが
大であるときには、衝突回避のための電動式油圧出力手
段Aおよび警報器BZの作動によって衝突を回避し易い
側に設定時間が変化せしめられることになり、車両にか
かる負荷に応じて判断基準を変更して車両負荷に適合し
た衝突判断が可能となる。
【0058】しかも、車両重量変化判定手段68は、ブ
レーキ時に各車輪に与えられるトータルのブレーキ力
を、車輪速度に基づいて定められる車体速度の微分値の
ブレーキ時の値で除した値に基づいて、車両重量の変化
を判定するものであり、特別の検出手段を追加すること
なく、既存の手段により車両重量変化を精度よく判定す
ることが可能となる。
【0059】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0060】たとえば、上記第1実施例の登・降坂識別
にあたって用いる車両重量Mを、一定値とせずに、上記
第2実施例の車両重量推定により得られる値を用いるよ
うにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、車両の登・降坂状態を登・降坂識別手段で識別し、
降坂状態であると識別したときには衝突の可能性を判断
するための判断基準を衝突の可能性が高いと判断する側
に変更するので、車両にかかる負荷に応じて判断基準を
変更して、車両負荷に適合した衝突判断が可能となる。
【0062】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、登・降坂識別手段
は、駆動トルク、走行抵抗および車両重量に基づいて平
坦路走行時を想定して算出される加・減速度と、車輪速
度に基づいて定められる車体速度の微分値との比較によ
り登・降坂状態を識別するので、登・降坂を識別するた
めの特別の手段を新たに設けることを不要とし、既存の
手段を用いて登・降坂を的確に識別することが可能とな
る。
【0063】請求項3記載の発明によれば、車両重量の
変化を車両重量変化判定手段で判定し、車両重量が増加
したと判定したときには衝突の可能性を判断するための
判断基準を衝突の可能性が高いと判断する側に変更する
ので、車両にかかる負荷に応じて判断基準を変更して、
車両負荷に適合した衝突判断が可能となる。
【0064】さらに請求項4記載の発明によれば、上記
請求項3記載の発明の構成に加えて、車両重量変化判定
手段は、ブレーキ時に各車輪に与えられるトータルのブ
レーキ力を、車輪速度に基づいて定められる車体速度の
微分値のブレーキ時の値で除した値に基づいて、車両重
量の変化を判定するので、車両重量変化を判定するため
の特別の手段を新たに設けることを不要とし、既存の手
段を用いて車両重量の変換を的確に判定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の全体構成を示す図である。
【図2】電動式油圧出力手段の縦断側面図である。
【図3】判断処理ユニットの要部構成を示すブロック図
である。
【図4】登・降坂識別手段の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】走行路勾配に応じた設定時間の設定マップを示
す図である。
【図6】対照障害物検出データの座標展開図である。
【図7】対照障害物の推定位置座標展開図である。
【図8】第2実施例の判断処理ユニットの要部構成を示
すブロック図である。
【図9】車両重量変換判定手段の構成を示すブロック図
である。
【図10】車両重量に応じた設定時間の設定マップを示
す図である。
【符号の説明】
30 相対運動パラメータ検出手段としての測
距ユニット 41 登・降坂識別手段 68 車両重量変化判定手段 C,C′ 判断処理ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 敏明 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車および対照障害物間の相対運動パラ
    メータを検出する相対運動パラメータ検出手段(30)
    と、前記相対運動パラメータに基づいて対照障害物との
    衝突の可能性を判断する判断処理ユニット(C)とを備
    える車両の衝突判断装置において、車両の登・降坂状態
    を識別する登・降坂識別手段(41)を含み、判断処理
    ユニット(C)は、降坂状態であることを登・降坂識別
    手段(41)が識別したときには衝突の可能性を判断す
    るための判断基準を衝突の可能性が高いと判断する側に
    変更することを特徴とする車両の衝突判断装置。
  2. 【請求項2】 登・降坂識別手段(41)は、駆動トル
    ク、走行抵抗および車両重量に基づいて平坦路走行時を
    想定して算出される加・減速度と、車輪速度に基づいて
    定められる車体速度の微分値との比較により登・降坂状
    態を識別することを特徴とする請求項1記載の車両の衝
    突判断装置。
  3. 【請求項3】 自車および対照障害物間の相対運動パラ
    メータを検出する相対運動パラメータ検出手段(30)
    と、前記相対運動パラメータに基づいて対照障害物との
    衝突の可能性を判断する判断処理ユニット(C′)とを
    備える車両の衝突判断装置において、車両重量の変化を
    判定する車両重量変化判定手段(68)を含み、判断処
    理ユニット(C′)は、車両重量が増加したと車両重量
    変化判定手段(68)が判定したときには衝突の可能性
    を判断するための判断基準を衝突の可能性が高いと判断
    する側に変更することを特徴とする車両の衝突判断装
    置。
  4. 【請求項4】 車両重量変化判定手段(68)は、ブレ
    ーキ時に各車輪に与えられるトータルのブレーキ力を、
    車輪速度に基づいて定められる車体速度の微分値のブレ
    ーキ時の値で除した値に基づいて、車両重量の変化を判
    定することを特徴とする請求項3記載の車両の衝突判断
    装置。
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